JPH0233282Y2 - - Google Patents

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JPH0233282Y2
JPH0233282Y2 JP4010583U JP4010583U JPH0233282Y2 JP H0233282 Y2 JPH0233282 Y2 JP H0233282Y2 JP 4010583 U JP4010583 U JP 4010583U JP 4010583 U JP4010583 U JP 4010583U JP H0233282 Y2 JPH0233282 Y2 JP H0233282Y2
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turntable
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tone arm
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケース体に対してその内外に収納お
よび引出すために、ターンテーブルおよびトーン
アームを有するターンテーブル本体を水平移動可
能に構成するとともに、前記トーンアームの移動
にともないその移動量に対応するパルスを発生さ
せ、そのパルス数を計数することにより前記トー
ンアームの位置を検出してそのトーンアームの移
動を制御するように構成する自動選曲機能付きレ
コードプレヤにかかり、更に詳しくは所望の曲が
自動選曲できる自動選曲機能付きレコードプレヤ
に関するものである。
〔背景技術とその問題点〕
前述のようなレコードプレヤにおいては、自動
選曲のためのレコードに収録されている曲の頭出
し位置の検出に際しては、次のような手順が考え
られる。
(a) ケース体の所定箇所に設けられるとともに、
前記ターンテーブル上に載置されるレコードの
面に対して光を入反射させるようにして、前記
ターンテーブル本体の水平移動により前記レコ
ードに収録されている曲の曲間等を検知する曲
間検知手段、 (b) 前記ターンテーブル本体の水平移動にともな
いその移動量に対応する数のパルスを発生させ
るターンテーブル本体移動検知手段および、 (c) このターンテーブル本体移動検知手段で発生
させるパルス数を計数する計数手段 を備えて、前記曲間検知手段による曲間等の検知
における前記計数手段でもつて曲の頭出し位置を
検出する手段である。
しかしながら、このようにして検出される曲の
頭出し位置でもつて実際にトーンアームを移動さ
せるには、トーンアームのアームレスト位置から
の距離との相対位置関係があるために、曲の頭出
し位置の検出に際してアームレスト位置の距離と
の相対位置関係を解消するために基準点を設ける
必要がある。
一方、この基準点を設けるにあたつて、ターン
テーブル本体の所定位置にマーカを設け、このマ
ーカを前記曲間検知手段で検知させて、このマー
カの検知によつて前記計数手段を、所定値に設定
することで基準点とすることが考えられる。そし
て、マーカの検知後に順次検知される曲間等によ
つて曲の頭出し位置を検出するのである。
しかして、このようにマーカを設けるとして
も、マーカ位置に生ずる機械的誤差つまりバラツ
キに対して如何に解消するかが次に問題となる。
例えばマーカを移動させて調整する方法では細か
い調整が困難であり、たとえ細かな調整ができて
もその機構が複雑になりコスト高になるという問
題点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、このような実情に鑑みて考案された
ものであつて、その目的とするところは、マーカ
位置の機械的誤差に対して細かな調整が容易にで
き、コスト高につながらない自動選曲機能付きレ
コードプレヤを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案にかかる自動選曲機能付きレコードプレ
ヤは、冒頭に記したものにおいて、 (a) 前記ターンテーブル本体の所定位置に設けら
れるマーカ、 (b) 前記ケース体の所定箇所に設けられるととも
に、前記マーカおよび前記ターンテーブル上に
載置されるレコードの面に対して光を入反射さ
せるようにして、前記ターンテーブル本体の水
平移動により少なくとも前記マーカおよび前記
レコードに収録されている曲の曲間を順次検知
する曲間検知手段、 (c) 前記ターンテーブル本体の水平移動にともな
いその移動量に対応する数のパルスを発生させ
るターンテーブル本体移動検知手段、 (d) このターンテーブル本体移動検知手段で発生
されるパルス数を計数する計数手段および (e) この計数手段に初期値をプリセツトするため
の初期値設定手段、 を備え、前記曲間検知手段による前記マーカの検
知にもとづき前記初期値設定手段にて設定される
初期値を前記計数手段にプリセツトすることを特
徴とするものである。
これにより、初期値設定手段にて初期値を変え
ることにより、マーカ位置の機械的誤差をターン
テーブル本体移動検知手段によつて発生される1
パルスに相当するターンテーブル本体の移動量の
精度で修正することができることになり、マーカ
位置の誤差に対して細かな調整が容易にできると
ともにコスト高につながるということもない。
〔実施例〕
次に、本考案にかかる具体的一実施例につい
て、図面を参照しつつ説明する。
第1図および第2図は全体斜視図であり、第3
図は平面図、第4図は縦断面図である。
偏平な平形のケース体1に対して、そのケース
体1内に収納可能に、またそのケース体1に形成
される全面開口部2によつてケース体1の内外に
水平方向に進退移動可能に、ターンテーブル3お
よびトーンアーム4等を有するターンテーブル本
体5が設けられている。すなわち、第1図に示さ
れる如くにターンテーブル本体5がケース体1内
に収納される状態と、第2図に示される如くにタ
ーンテーブル本体5がケース体1内から引出され
て、ターンテーブル3のセンタースピンドル6が
全面開口部2位置に臨む状態との間で水平方向に
進退移動可能に構成されている。
そして、第3図および第4図に示される如くに
ターンテーブル本体5には、そのターンテーブル
本体5を構成するシヤーシフレーム7でのターン
テーブル本体5の前記水平移動方向における収納
方向側となる端部7aの収納方向に対する左側部
にて、シヤーシフレーム7に垂直状に設けられる
支点軸8の周りで回動自在なウオーム9が取付け
られている。一方、ケース体1の前記収納方向に
対する左側板内面には、ターンテーブル本体5の
前記水平移動方向に沿つてその水平移動距離に相
応する長さでガイドラツク10が固設されてお
り、このガイドラツク10は前記ウオーム9に常
時噛合されている。なお、このウオーム9は、シ
ヤーシフレーム7に水平状に設けられる中間軸1
1に固着されてその中間軸11を中心に回動させ
られるウオームギヤ12に常時噛合されている。
そして、この中間軸11の一端側に固着されるプ
ーリ13と、シヤーシフレーム7に取付けられる
駆動軸モータ14の駆動軸15の先端に固着され
るプーリ16との間には、ベルト17が巻掛けら
れている。したがつて、駆動モータ14の正逆転
駆動によつて、ウオームギヤ12を介してウオー
ム9が回転駆動され、ターンテーブル本体5がケ
ース体1に対して水平方向に進退移動させられ
る。
なお、ケース体1とターンテーブル本体5との
間には、ターンテーブル本体5の進退移動時の円
滑な移動を図るために転動ローラ等の手段が介装
されている。更に、ケース体1とターンテーブル
本体5との間には、ターンテーブル本体5のケー
ス体1に対する収納完了を検出する収納完了検出
スイツチ(図示せず)と、引出し完了を検出する
引出し完了検出スイツチ(図示せず)とが設けら
れている。これらの検出スイツチは、駆動モータ
14を駆動停止させるとともに、その検出結果は
ターンテーブル本体5の収納および引出し完了信
号として、後述する演算(制御)部(OP)にも
与えられる。また、シヤーシフレーム7には、セ
ンタースピンドル6に取付けられるターンテーブ
ル3を定速で回転駆動させ、そのセンタースピン
ドル6を駆動軸とするスピンドルモータ18が取
付けられている。
しかして、シヤーシフレーム7に支持されるプ
レヤボード19上には、その先端にピツクアツプ
カートリツヂ20が取付けられるトーンアーム4
が設けられている。このトーンアーム4は、プレ
ヤボード19の前記水平移動方向の収納方向側と
なる端部19a上に設けられるガイドレール21
にて、その基端部4aが挿通支持されることによ
つて取付けられている。そして、このガイドレー
ル21に案内されることにより、トーンアーム4
は水平面内でターンテーブル本体5の前記水平移
動方向に対して直交する方向でリニアに移動駆動
される。すなわち、トーンアーム4の先端に取付
けられるピツクアツプカードリツジ20の針が、
センタースピンドル6を通つて前記水平移動方向
に対して直交する方向にて移動軌跡を描くように
して、ピツクアツプカードリツジ20がアームレ
スト位置とターンテーブル3上に載置されるレコ
ード22の最内周位置との間でリニアに移動され
るように構成されている。
このトーンアーム4の移動駆動は、シヤーシフ
レーム7に取付けられるトーンアーム駆動モータ
23によつて行なわれ、このトーンアーム4の駆
動系は第3図に示される如くに構成されている。
すなわち、トーンアーム駆動モータ23の駆動
軸24の先端に固着されるプーリ25と、シヤー
シフレーム7に水平状に設けられる中間軸26の
一端に固着されるプーリ27との間にベルト28
が巻掛けられており、この中間軸26にはその中
間軸26を中心に回動させられるウオームギヤ2
9が固着されている。また、シヤーシフレーム7
に垂直状に設けられる支点軸30の周りに回動自
在な回転体31が取付けられている。なお、この
回転体31の上下には、糸掛けダイヤルプーリ3
1Aとウオーム31Bとが一体的に設けられてお
り、このウオーム31Bは前記ウオームギヤ29
に常時噛合されている。
そして、回転体31の糸掛けダイヤルプーリ3
1Aと、ガイドレール21の両端近傍に設けられ
る一対の糸掛けプーリ32,33との間には、ガ
イドローラ34,35,36によつて走行案内さ
れるダイヤル糸37が巻掛けられている。また、
この巻掛けられるダイヤル糸37の一対の糸掛け
プーリ32,33間に展張位置される中途部は、
トーンアーム4の基端部4a側に設けられる係止
突起38a,38bに係止されている。
しかして、トーンアーム4は、トーンアーム駆
動モータ23の正逆転駆動によつて、ウオームギ
ヤ29および糸掛けダイヤルプーリ31A等を介
してダイヤル糸37が正逆方向に走行させられる
ことにより、リニアに移動駆動させられ、リード
インおよびリードアウト等の移動操作がされてい
る。
一方、ケース体1の上板上面の中央部には、タ
ーンテーブル本体5に設けられるとともにそのタ
ーンテーブル本体5とともに前記水平移動方向に
移動するセンタースピンドル6の移動軌跡を臨む
ようにして、曲間検知体39が設けられている。
この曲間検知39は、発光素子39aおよび受光
素子39b等によつて構成されるとともに、発光
素子39aから放射される光がターンテーブル3
面あるいはターンテーブル3上に載置されるレコ
ード22面等に入射されて、その反射光が受光素
子39bで受光されるように配置されている。そ
して、ターンテーブル本体の水平移動にともなつ
て水平移動するターンテーブル3上に載置される
レコード22における曲を収録した音溝部間つま
り曲間、およびレコード22の最外周に形成され
るエツヂ等を検知している。この曲間およびエツ
ヂの検知は、レコード22の曲間およびエツヂに
は溝が殆ど形成されなくて乱反射が少なくて受光
素子39bの受光量が大となりパルスが形成され
ることにもとづくものである。
なお、ターンテーブル本体5の前記水平移動方
向の収納方向側上面には、アルミ箔等の反射体か
ら成るマーカ40がセンタースピンドル6から所
定距離Xを隔てて、センタースピンドル6の前記
移動軌跡上に貼設されている。したがつて、ター
ンテーブル3上にレコード22が載置される状態
で、ケース体1内にターンテーブル本体5が収納
されるときには、通常曲間検知体39つまり受光
素子39bから順次、マーカ40、レコード22
のエツヂ、曲間、曲間、…と言うようにして相対
応するパルスが発生されることになる。そして、
これらのパルスにともづいて、後述する曲の頭出
し位置および曲数の他、レコード22の有無や大
きさ等が検出される。ところで、これらの相対応
するパルスより多くあるいは少なくパルスが発生
されるような場合に対しては、曲間検知体39の
感度を切換える感度切換えスイツチ(図示せず)
が設けられており、感度切換えによつて正しいパ
ルス数が発生されるように手動で調整されるよう
に構成されている。
ところで、ケース体1に対してターンテーブル
本体5を水平方向に進退移動させる駆動モータ1
4により回転駆動させられるウオームギヤ12が
固着される中間軸11の他端側には、第4図に示
される如くに放射状にかつ周方向に等間隔にスリ
ツト41が穿設される回転円板42が固着されて
いる。この回転円板42のスリツト部分を挟むよ
うにして相対向させて発光素子43および受光素
子44が設けられている。これら回転円板42、
発光素子43および受光素子44等によつて、ケ
ース体1に対するターンテーブル本体5の作動を
検知するターンテーブル本体移動検知体45が構
成されている。このターンテーブル本体移動検知
体45は、ターンテーブル本体5をケース体1に
対して水平移動させるに駆動モータ14を回転駆
動させることによつて、中間軸11に固着される
回転円板42が回転させられることから、スリツ
ト41を介して間欠的に発光素子43からの放射
される光が受光素子44で受光されることでパル
スを発生させている。このパルスは、回転円板4
2に周方向に等間隔に穿設されるスリツト41に
もとづくものであるがために、そのパルス数を数
えることにより、ターンテーブル本体5の移動量
が自ずと判明することになる。
また、トーンアーム4を移動駆動させる駆動源
であるトーンアーム駆動モータ23によつて回転
駆動させられるウオームギヤ29が固着される中
間軸26の他端側にも、前述と同様に第3図およ
び第4図に示される如くに放射状にかつ周方向に
等間隔にスリツト46が穿設される回転円板47
が固着されている。そして、この回転円板47の
スリツト46部分を挟むように相対向させて発光
素子48および受光素子49が設けられている。
これら回転円板47、発光素子48および受光素
子49等によりアーム移動検知体50が構成され
ている。このアーム移動検知体50は、トーンア
ーム4を移動させるにトーンアーム駆動モータ2
3を回転駆動させることにより前述と同様にして
パルスを発生させている。また、同様にこのパル
ス数を数えることによつて、トーンアーム4の移
動量が判明される。
なお、ターンテーブル本体移動検知体45によ
つて発生される1パルスに相応するターンテーブ
ル本体5つまりターンテーブル3に載置されるレ
コード22の移動量と、アーム移動検知体50に
よつて発生される1パルスに相応するトーンアー
ム4つまりトーンアーム4に取付けられるピツク
アツプカートリツヂ20の針の移動量とは相等し
くなるように構成されている。すなわち、駆動モ
ータ14およびトーンアーム駆動モータ23夫々
に関連されるウオームギヤ12,29の回転数あ
たりのターンテーブル本体5およびトーンアーム
4の移動量が異なるような場合には、夫々の回転
円板42,47に穿設されるスリツト41,46
の数が調整され、1パルスに相応する夫々の移動
量が一致されている。
また、ターンテーブル本体5の前面側には、操
作部51Aと液晶等から成る表示部51Bとから
構成される前面パネルブロツク51が設けられて
いる。そして、第5図に示される如くに操作部5
1Aは、レコード22に収録されている曲の聞き
たい曲番順に演奏順序のRMS(Random Music
Sensor)プログラム選曲編集をするに際して曲
番を指定するための「1」から「9」までの夫々
の数字に対応する曲番を示す9つのRMSプログ
ラム選曲釦52、RMSプログラム選曲の解除を
指令する解除釦53、演奏中に曲をとばしたいと
きや聞きたい曲から頭出し演奏させるAMS
(Automatic Music Sensor)選曲の曲番をその
押圧操作回数によつて指定する場合のスキツプ釦
54、ターンテーブル本体5の引出しおよび収納
を指令する開閉釦55、演奏の開始および停止を
指令する演奏釦56、トーンアーム4の移動を指
令するアーム移動釦57およびトーンアーム4の
上げ降ろしを指令するアームリフタ釦58等から
構成されている。
また、表示部51Bは、曲ごとの演奏時間をト
ーンアーム4がレコード22に降りたときから計
数表示する位置情報表示域59と、トーンアーム
4がレコード22のどの位置にあるかつまりレコ
ード22に収録されている曲の何曲目にあたるか
を表示する曲番表示域60とから構成されてい
る。
そして、表示部51Bでは、後述する演算(制
御)部(OP)によつて、第6A図乃至第6E図
に示される如くに、5つの態様でもつて表示が行
なわれる。
(1) 第1の態様 第6A図 ターンテーブル本体5が収納され始めると曲番
表示域60にレコード22に収録されている曲数
を計数表示して、レコード22の最初の曲の演奏
が始まると表示が消える態様を示す。なお、この
間、位置情報表示域59は消えている。
(2) 第2の態様 第6B図 「1」から「9」までの夫々の数字に対応する
曲番を示す9つのRMSプログラム選曲釦52に
よつて、レコード22に収録されている曲の聞き
たい曲番順に押圧操作がされることにより、位置
情報表示域59および曲番表示域60に亘つて曲
数の数字が最大8つの押圧操作された順に表示さ
れ、RMSプログラム選曲編集内容が表示される
態様を示す。
ターンテーブル本体5が収納され始めると
RMSプログラム選曲編集内容の表示が一時的に
消されターンテーブル本体5が収納されるとレコ
ードに収録された曲数が表示された後に再び表示
され、トーンアーム4が演奏する曲に向かつて移
動するときには演奏する曲番の数字のみが早く点
滅されるとともに、演奏が始まるとその数字が遅
く点滅される。
(3) 第3の態様 第6C図 スキツプ釦54によるAMS選曲時に、曲番表
示域60にスキツプ釦54の押圧操作回数が計数
表示され、つまり押圧操作回数に応じた曲番が選
曲されて表示される態様を示す。なお、ターンテ
ーブル本体5が収納され始めるとレコードに収録
された曲数が曲番表示域60に表示され、ターン
テーブル本体5が収納されると再びAMS選曲さ
れた曲番が表示され、トーンアーム4が選曲され
た曲に向かつて移動するときには選曲された曲番
を示す数字が速く点滅されるとともに、演奏が始
まるとその数字の点滅が停止されて点灯し、同時
に位置情報表示域59に演奏時間が計数表示され
て後述の第4の態様になる。また、演奏時間が計
数表示されるまでは、位置情報表示域59には
「0.00」の表示が点灯されたままである。
(4) 第4の態様 第6D図 前述のRMSプログラム選曲、更にはAMS選曲
されるまでを除く通常の演奏(アーム移動釦57
によるトーンアーム4の移動時およびアームリフ
タ釦58によるトーンアーム4の上げ降ろし時を
含む。)において、位置情報表示域59に曲ごと
の演奏時間が計数表示され(但し、トーンアーム
4の移動等時は「0.00」)、また曲番表示域60に
アーム位置が表示される態様。
(5) 第5の態様 第6E図 レコード22に収録されない曲のみがRMSプ
ログラム選曲で曲番指定された場合、あるいはレ
コード22に収録されない曲がAMS選曲で曲番
指定された場合等においてターンテーブル本体5
が収納されるとこの収納過程でレコードに収録さ
れた曲数をカウントした結果に応じて、選曲され
た曲が無いことを示す為に位置情報表示域59に
エラーを示す「E」を点滅表示される態様を示
す。
次に、第7図に示されるブロツク回路を説明す
る。
曲間検知体39で発生されるパルスは、波形整
形回路部61により波形が整形された後に、曲間
パルス信号として演算(制御)部(OP)に与え
られる。この波形整形回路部61では、曲間検知
体39からのマーカ40によつて発生されるパル
スがそのマーカ40による光反射率が高いために
大きくなり、そのままでレコード22のエツヂ、
曲間によつて発生されるパルスと同様にして整形
するならばパルス巾が広くなり、マーカ40位置
を正確に捕えられないことから、パルス整形のス
レツシヨルドレベルを異ならせることによつてパ
ルス巾を狭くしている。
また、同様にターンテーブル本体移動検知体4
5およびアーム移動検知体50で発生されるパル
スは、夫々波形整形回路部62,63により波形
が整形された後に、ローデイングパルス信号およ
びアーム移動パルス信号として演算(制御)部
(OP)に与えられる。
また、演算(制御)部(OP)には、ロータリ
スイツチ等で構成される初期値設定回路部64で
設定される初期値信号が与えられる。この初期値
設定回路部64は、センタースピンドル6と、ト
ーンアーム4詳しくはトーンアーム4に取付けら
れるピツクアツプカートリツヂ20の針のアーム
レスト位置との水平面内での第3図に示される距
離Yでの、センタースピンドル6と正確にマーカ
40が取付けられているときのマーカ40との距
離Xとの第3図に示される差距離Y−Xをトーン
アーム4がアームレスト位置から移動するときに
発生されるアーム移動パルス信号のパルス数(所
定値)に対して、後述される演算(制御)部
(OP)で計数されるローデイングパルス信号のマ
ーカ40位置でのパルス数とがマーカの取付位置
の誤差等により一致しない場合があるので、製品
の製造後の検査工程でオートリードインの操作等
を行い、その時の針のドロツプポイントを確認し
て、ロータリスイツチ等を操作して初期値設定回
路部64の初期値を変更することによつて、前記
マーカ40を基準とするレコードの曲間等の位置
情報と前記トーンアームの位置情報とを同期させ
る。これにより、マーカ40位置の機械的誤差、
逆に言えばトーンアーム4のアームレスト位置の
機械的誤差がローデイングパルス信号(アーム移
動パルス信号)の1パルスに相当するターンテー
ブル本体5(トーンアーム4)の移動量を単位と
する精度でもつて修正(補正)できることにな
る。
演算(制御)部(OP)には、曲間パルス信号、
ローデイングパルス信号、アーム移動パルス信
号、前記引出しおよび収納完了検出スイツチから
のターンテーブル本体5の引出しおよび収納完了
信号、初期値信号、更には前記前面パネルブロツ
ク51の操作部51Aからの各種指令信号等が与
えられる。そして、演算(制御)部(OP)では、
これらのパルス信号および初期値信号等によつて
前記各種指令信号等およびプログラムにもとづき
記憶を含む演算、制御処理が行なわれて、前面パ
ネルブロツク51の表示部に51Bに前記所定態
様の表示をさせるとともに、アーム駆動制御信号
等の各種制御信号を出力させている。また、演算
(制御)部(OP)は、記憶のための専用メモリ部
(M)を有しており、このメモリ部(M)には前
記プログラムおよび演算処理一時結果等が記憶さ
れる。
次に、第8A図乃至第8C図に示されるフロー
チヤート図にもとづいて、メモリ部(M)を含む
演算(制御)部(OP)での処理過程を説明する。
第1ステツプ 101 開閉釦50が押圧操作され、ターンテーブル本
体5のケース体1からの引出し指令がされたか否
かを判断する。
第2ステツプ 102 第1ステツプ101の判断にもとづき引出し指令
がされている場合は、ターンテーブル本体5をケ
ース体1から引出す。
第3ステツプ 103 ターンテーブル本体5がケース体1から引出さ
れたか否かを引出し完了検出スイツチからの引出
し完了信号によつて判断する。
第4ステツプ 104 第3ステツプ103の判断にもとづき引出されて
いる場合には、レコード22に収録されている曲
数を記憶する曲数メモリA、レコード22に収録
されている曲の頭出し位置を記憶する曲間メモリ
B、RMSプログラム選曲による曲番を記憶する
本実施例では8曲分夫々のRMSメモリCo(o-1〜8)
AMS選曲による曲番を記憶するAMSメモリD、
RMSプログラム選曲により指定される曲数を記
憶するRMS曲数メモリE、RMSプログラム選曲
により指定された曲のうちで何曲目にあたるかを
計数するRMS計数メモリFに記憶される数を
「0」にクリアする。
第5ステツプ 105 RMS曲数メモリEに記憶される数が「9」で
あるか否かを判断する。「9」である場合には、
第11ステツプ111に飛ぶ。
第6ステツプ 106 第5ステツプ105の判断にもとづき「9」でな
い場合には、RMSプログラム選曲釦52が押圧
操作され、RMSプログラム選曲がされたか否か
を判断する。RMSプログラム選曲がされていな
い場合には、第9ステツプ109に飛ぶ。
第7ステツプ 107 第6ステツプ106の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲がされている場合には、RMS曲数メモ
リEに記憶される数に「1」を加えて増加させ
る。
第8ステツプ 108 RMS曲数メモリEに記憶される数に対応する
RMSメモリCo-Eに、「1」から「9」までの夫々
の数字に対応する曲番を示す9つのRMSプログ
ラム選曲釦52のうち押圧操作された曲番の数を
記憶させる。
第9ステツプ 109 スキツプ釦54が押圧操作され、AMS選曲が
された否かを判断する。AMS選曲がされていな
い場合には、第11ステツプ111に飛ぶ。
第10ステツプ 110 第9ステツプ109の判断にもとづきAMS選曲さ
れている場合には、AMSメモリDに記憶される
数に「1」を加えて増加させる。
第11ステツプ 111 演奏釦56が押圧操作され、演奏指令がされた
か否かを判断する。演奏指令がされていない場合
には、第5ステツプ105に戻り繰返す。
第12ステツプ 112 第11ステツプ111の判断にもとづき演奏指令が
されている場合には、ターンテーブル本体5をケ
ース体1に収納する。この収納時に、ターンテー
ブル本体5の水平移動にともない、その移動量に
対応する数のローデイングパルスがターンテーブ
ル本体移動検知手段45によつて発生される。ま
た、このときに前記ターンテーブル本体5の所定
位置に設けられるマーカ40、レコード22のエ
ツヂ、曲間、曲間、…が曲間検知体39により順
次検出され、前述したような曲間検出パルスが発
生される。
第13ステツプ 113 ローデイングパルス信号の有無を判断する。
第14ステツプ 114 第13ステツプ113の判断にもとづきローデイン
グパルス信号が無い場合には、ターンテーブル本
体5がケース体1に収納されたか否かを収納完了
検出スイツチからの収納完了信号によつて判断す
る。収納されていない場合には、第13ステツプ
113に戻り繰返す。
第15ステツプ 115 第13ステツプ113の判断にもとづきローデイン
グパルス信号が有る場合には、ローデイングパル
スを計数する計数手段によりこれをカウントし、
レジスタLORDの内容を1つ増加する。
第16ステツプ 116 曲間パルス信号の有無を判断する。曲間パルス
信号が無い場合には、第14ステツプ114に飛ぶ。
第17ステツプ 117 第16ステツプ116の判断にもとづき曲間パルス
信号が有る場合には、その曲間パルス信号がマー
カ40によつたものであるか否かを判断する。
第18ステツプ 118 第17ステツプ117の判断にもとづきマーカ40
によるものである場合には、レジスタLORDに初
期値設定回路部64からの初期値信号により初期
値をプリセツトする。そして、第14ステツプ114
に飛ぶ。
第19ステツプ 119 第17ステツプ117の判断にもとづきマーカ40
のものでない場合には、曲数メモリAに記憶され
る数に「1」を加え増加させ、曲数を計数する。
第20ステツプ 120 曲数メモリAに記憶される数を表示部51Bに
よつて前記第1の態様で表示させる。
第21ステツプ 121 レジスタLORDの内容を曲間メモリBに記憶さ
せる。これにより、曲間位置、即ち、1つの曲の
頭出し位置が定まる。そして、第14ステツプ114
に飛ぶ。
このように、ケース体1内に収納されるときに
ターンテーブル本体5が水平移動されることを利
用して、第13ステツプ113から第21ステツプ121ま
での曲間検出処理を行なう。したがつて、ターン
テーブル本体5上に載置されるレコード22に関
する各種情報、例えば曲数や各曲の頭出し位置等
の情報を、ケース体1の所定箇所に取り付けた曲
間検知体39により検出することができる。ま
た、曲数を検出するごとにそれを遂次表示部51
Bに表示するので、曲間検知体39により曲間等
がどのように検知されているか確認できる。した
がつて、検知状態が悪い場合はそれを直ぐに知る
ことができるので、前記感度切換えスイツチを切
換えることにより、容易に正しい検知をさせるこ
とができるとともに曲の頭出し位置を確実に検出
させることができる。
第22ステツプ 122 第14ステツプ114の判断にもとづき収納されて
いる場合には、RMSプログラム選曲された否か
を判断する。RMSプログラム選曲されていない
場合には、第32ステツプ132に飛ぶ。
次の第23ステツプ123から第31ステツプ131まで
は、自動RMSプログラム選曲編集処理である。
第23ステツプ 123 第22ステツプ122の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲されている場合には、レジスタGの内容
を「1」にする。
第24ステツプ 124 レジスタGの内容に対応するRMSメモリCo-G
に記憶される曲番になる数が、曲数メモリAに記
憶される曲数になる数と同じもしくは小であるか
否かを比較判断する。
第25ステツプ 125 第24ステツプ124の比較判断にもとづき同じく
もしくは小でない場合には、RMSメモリCo-G+1
からRMSメモリO8までの内容を、RMSメモリ
Co-GからRMSメモリO7にシフトする。
第26ステツプ 126 RMSメモリCo-Gの内容がブランクであるか否
かを判断する。ブランクでない場合には、第24ス
テツプ124に戻り繰返す。
第27ステツプ 127 第26ステツプ126の判断にもとづきブランクで
ある場合には、レジスタGの内容が「1」である
か否かを判断する。「1」でない場合には、第31
ステツプ131に飛ぶ。
第28ステツプ 128 第27ステツプ127の判断にもとづき「1」であ
る場合には、表示部51Bによつてエラー表示を
前記第5の態様で表示させる。
第29ステツプ 129 第24ステツプ124の比較判断にもとづき同じも
しくは小である場合には、レジスタGの内容を1
つ増加する。
第30ステツプ 130 レジスタGの内容が「9」であるか否かを判断
する。「9」でない場合には、第24ステツプ124に
戻り繰返す。
第31ステツプ 131 第30ステツプ130の判断にもとづいて「9」で
ある場合には、RMSメモリC1に記憶される曲番
でもつて、曲間メモリBに記憶される曲の頭出し
位置によりトーンアーム4つまりピツクアツプカ
ートリツヂ20の針のドロツプポイントDPを設
定するとともに、RMS計数メモリFに「1」を
記憶させる。
このようにして、自動RMSプログラム選曲編
集がされて、RMSプログラム選曲が無効となる
レコード22に収録されている曲数を超える曲番
の指定が解除され再編集されることから、RMS
プログラム選曲が可能な範囲で無効となることな
く行われることになり、容易・簡単にRMSプロ
グラム選曲編集ができる。
第32ステツプ 132 第22ステツプ122の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲されていない場合には、AMS選曲され
た否かを判断する。AMS選曲されていない場合
には、第36ステツプ136に飛ぶ。
次の第33ステツプ133から第35ステツプ135まで
は自動AMS編集処理である。
第33ステツプ 133 AMSメモリDに記憶される曲番になる数が、
曲数メモリAに記憶される曲数になる数と同じも
しくは小であるか否かを比較判断する。
第34ステツプ 134 第33ステツプ133の比較判断にもとづき同じも
しくは小でない場合には、表示部51Bによつて
エラー表示を前記第5の態様で表示させる。
第35ステツプ 135 第33ステツプ133の比較判断にもとづき同じも
しくは小である場合には、AMSメモリDに記憶
される曲番でもつて、曲間メモリBに記憶される
曲の頭出し位置によりピツクアツプカートリツジ
20の針のドロツプポイントDPを設定する。
次の第36ステツプ136から第38ステツプ138まで
は通常のオート演奏によるオートリードイン処理
である。なお、リードインとは、曲を演奏するに
際してトーンアーム4つまりピツクアツプカート
リツジ20が選曲指定された曲に向かつてレコー
ド22の内周側へ移動操作されることである。
第36ステツプ 136 第32ステツプ132の判断にもとづきAMS選曲さ
れていない場合には、曲数メモリAに記憶される
数が「1」と同じもしくは大であるか否かを比較
判断する。
第37ステツプ 137 第36ステツプ136の比較判断にもとづき「1」
と同じもしくは大でない場合には、表示部51B
によつてエラー表示を前記第5の態様で表示させ
る。
第38ステツプ 138 第36ステツプ136の比較判断にもとづき「1」
と同じもしくは大である場合には、曲間メモリB
に記憶される曲の頭出し位置によつてピツクアツ
プカートリツジ20の針のドロツプポイントDP
をレコード22に収録されている曲の1曲目の頭
出し位置に設定する。
なお、1曲目の頭出し位置は、レコード22の
エツヂによる曲間パルス信号でもつて検出される
とともに、この頭出し位置はレコード22の大き
さの検出ともなる。
第39ステツプ 139 第31ステツプ131、第35ステツプ135および第38
ステツプ138によりドロツプポイントDPが設定さ
れたところで、ターンテーブル3を回転させると
ともに、トーンアーム4をリードインさせる。ト
ーンアーム4が移動を開始すると、その移動量に
対応する数のパルスをアーム移動検知手段50が
発生させる。
第40ステツプ 140 アーム移動パルス信号の有無を判断する。
第41ステツプ 141 第40ステツプ140の判断にもとづきアーム移動
パルス信号が有る場合には、アーム移動パルス信
号を計数する計数手段(演算制御部)によりこれ
を計数し、その計数値に基づいて、トーンアーム
4がアームレスト位置から遠ざかる方向FWDに
駆動されているか否かを判断する。遠ざかる方向
FWDに駆動されていない場合には、第46ステツ
プ146に飛ぶ。
第42ステツプ 142 第41ステツプ141の判断にもとづき遠ざかる方
向FWDに移動している場合には、アーム移動パ
ルス信号を計数するレジスタARMの内容をアー
ム移動パルス毎に1つずつ増加する。
第43ステツプ 143 トーンアーム4の移動がリードイン操作である
か否かを判断る。リードイン操作でない場合に
は、第66ステツプ166に飛ぶ。
第44ステツプ 144 第43ステツプ143の判断にもとづきリードイン
操作である場合には、前記曲位置検出手段によつ
て検出される曲位置と、前記アーム位置検出手段
によつて検出されるアーム位置とを比較判断手段
により判断する。この場合はドロツプポイントが
設定されているので、レジスタARMの内容と設
定されたドロツプポイントDPとが一致するか否
かを比較判断する。一致しない場合には、第51ス
テツプ151に飛ぶ。
第45ステツプ 145 第44ステツプ144の比較判断にもとづき一致す
る場合には、トーンアーム4を降ろす。
第46ステツプ 146 第41ステツプ141の判断にもとづき遠ざかる方
向FWDに駆動されていない場合には、トーンア
ーム4が降ろされているか否かを判断する。降ろ
されている場合には、第54ステツプ154に飛ぶ。
第47ステツプ 147 第46ステツプ146の判断にもとづき降ろされて
いない場合には、つまりトーンアーム4がアーム
レスト位置に近づく方向に駆動されている場合に
は、レジスタARMの内容をアーム移動パルス毎
に1つずつ減少する。
第48ステツプ 148 トーンアーム4の移動がリードアウト操作であ
るか否かを判断する。リードアウト操作でない場
合には、第66ステツプ166に飛ぶ。なお、リード
アウトとは、リードインとは逆で曲を演奏するに
際してピツクアツプカートリツジ20が選曲指定
された曲に向かつてレコードの外周側へ移動操作
されることである。
第49ステツプ 149 第48ステツプ148の判断にもとづきリードアウ
ト操作である場合には、レジスタARMの内容と
設定されたドロツプポイントDPから所定数αを
差引いたものとが一致するか否かを比較判断す
る。一致しない場合には、第51ステツプ151に飛
ぶ。
第50ステツプ 150 第49ステツプ149の比較判断にもとづき一致す
る場合には、トーンアーム4をリードインさせ
る。
したがつて、トーンアーム4つまりピツクアツ
プカートリツジ20の針をレコード22に降ろす
には、リードイン操作から常に降ろすようにな
る。
第51ステツプ 151 RMSプログラム選曲であるか否かを到断する。
第52ステツプ 152 第51ステツプ151の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲である場合には、表示部51Bによつて
演奏される曲の曲番が速く点滅するRMS表示を
前記第2の態様で表示させる。そして、第40ステ
ツプ140に戻り繰返す。
第53ステツプ 153 第51ステツプ151の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲でない場合つまりAMS選曲である場合
には、表示部51Bによつて演奏される曲の曲番
が速く点滅するAMS表示を前記第3の態様で表
示させる。そして、第40ステツプ140に戻り繰返
す。
第54ステツプ 154 第46ステツプ146の判断にもとづき降ろされて
いる場合には、レジスタARMの内容を1つ増加
する。
第55ステツプ 155 RMSプログラム選曲であるか否かを判断する。
RMSプログラム選曲でない場合には、第64ステ
ツプ164に飛ぶ。
第56ステツプ 156 第55ステツプ155の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲である場合には、レジスタARMの内容
と、曲間メモリBに記憶される曲の頭出し位置の
曲の終わり位置であること等によつて定まる演奏
されている曲の終わり位置の設定されるピツクア
ツプカートリツジ20の針のアツプポイントUP
とが一致するか否かを比較判断する。一致しない
場合には、第61ステツプ161に飛ぶ。
第57ステツプ 157 第56ステツプ156の比較判断にもとづいて一致
する場合には、RMS曲数メモリEに記憶される
数とRMS計数メモリFに記憶される数とが一致
するか否かを判断する。一致する場合には、第62
ステツプ162に飛ぶ。
第58ステツプ 158 第57ステツプ157の比較判断にもとづき一致し
ない場合には、RMS計数メモリFに記憶される
数に「1」を加えて増加させる。
第59ステツプ 159 RMS計数メモリFに記憶される曲目と、RMS
メモリCoに記憶される曲番とでもつて、曲間メ
モリBに記憶される曲の頭出し位置により次の曲
のピツクアツプカートリツジ20の針のドロツプ
ポイントDPを設定する。
第60ステツプ 160 トーンアーム4を上げて次の演奏する曲にリー
ドインあるいはリードアウトさせる。そして、第
52ステツプ152に飛ぶ。
第61ステツプ 表示部51Bによつて演奏される曲の曲番が遅
く点滅されるRMS表示を前記第2の態様で表示
させる。そして、第40ステツプ140に戻り繰返す。
第62ステツプ 162 トーンアーム4を上げてアームレスト位置に戻
す。
第63ステツプ 表示部51BによつてRMS表示を前記第2の
態様で表示させる。そして第40ステツプ140に戻
り繰返す。
第64ステツプ 164 第55ステツプ155の判断にもとづきRMSプログ
ラム選曲でない場合には、レジスタARMの内容
とレコード22のエツヂによる曲間パルス信号に
もとづき検出されるレコード22の大きさから定
められるトーンアーム4のアームレスト位置への
リターンポイントRPとが一致するか否かを比較
判断する。一致しない場合には、第66ステツプ
166に飛ぶ。
第65ステツプ 165 第64ステツプ164の判断にもとづき一致する場
合には、トーンアーム4を上げてアームレスト位
置に戻す。
第66ステツプ 166 レジスタHの内容を曲数メモリAに記憶される
数にするとともに、レジスタIの内容を「0」に
する。
第67ステツプ 167 レジスタARMの内容が、レジスタHの内容と
レジスタIの内容との差になる曲目の曲間メモリ
Bに記憶される曲の頭出し位置と同じもしくは大
であるか否かを比較判断する。
第68ステツプ 168 第67ステツプ167の比較判断にもとづき同じも
しくは大である場合には、レジスタKの内容をレ
ジスタHの内容とレジスタIの内容の差とする。
第69ステツプ 169 第67ステツプ167の比較判断にもとづき同じも
しくは大でない場合には、レジスタIの内容を1
つ増加する。
第70ステツプ 170 レジスタIの内容とレジスタHの内容とが一致
するか否かを比較判断する。一致しない場合に
は、第67ステツプ167に戻り繰返す。
第71ステツプ 171 第70ステツプ170の比較判断にもとづき一致す
る場合には、レジスタKの内容を「0」にする。
第72ステツプ 172 レジスタKの内容を表示部51Bによつて現在
位置表示として前記第4の態様で表示させる。そ
して、第40ステツプ140に戻り繰返す。
なお、前記第66ステツプ166から第72ステツプ
172までは、トーンアーム4の現在位置を表示す
る表示手段によつて行なわれる現在位置表示処理
である。
このようにして、RMSプログラム選曲、およ
びAMS選曲されるまでを除く通常の、アーム移
動釦57によるトーンアーム4の移動時等を含む
演奏において、表示部51Bにアーム位置の現在
位置が表示されることから、ピツクアツプカート
リツジ20の針が現在レコード22の何曲目にあ
るかが一目でわかり、アーム移動釦57によるト
ーンアーム4の移動が簡単に操作できる。
〔考案の効果〕
本考案は、次のような利点を有するものであ
る。
曲間検知手段によるマーカの検知にもとづき
初期値設定手段にて設定される初期値を、ター
ンテーブル本体移動検知手段で発生されるパル
ス数を計数する計数手段にプリセツトすること
から、初期値設定手段にて初期値を変えること
により、マーカ位置の機械的誤差、逆に言えば
トーンアームのアームレスト位置の機械的誤差
を、ターンテーブル本体移動検知手段によつて
発生される1パルスに相当するターンテーブル
本体の精度で修正することができる。したがつ
て、マーカ位置の誤差に対して細かな調整が容
易にできるとともにコスト高につながることも
ない。
ターンテーブル本体がケース体の内外に水平
移動可能に構成されることを利用して、ケース
体の所定箇所に設けられる曲間検知手段によ
り、ターンテーブル本体の収納もしくは引出し
の水平移動時に曲間を検知することから、曲間
検知手段をピツクアツプカートリツジに設けて
カートリツジの互換性を損い使い勝手が悪くな
るということもなく、また曲間検知のためにア
ームを余分に必要とせずコスト高になるという
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8C図は本考案にかかる自動選曲
機能付きレコードプレヤを説明するための図面で
あつて、第1図および第2図はターンテーブル本
体の収納および引出された状態の概略斜視図、第
3図および第4図夫々はターンテーブル本体の収
納された状態の概略平面図および概略断面図、第
5図は前面パネルブロツクの拡大図、第6A図乃
至第6E図は表示部の態様を示す図、第7図はブ
ロツク回路図、第8A図乃至第8C図はフローチ
ヤート図である。 なお、図面中に用いられている符号において、
1……ケース体、3……ターンテーブル、4……
トーンアーム、5……ターンテーブル本体、22
……レコード、39……曲間検知体、40……マ
ーカ、45……ターンテーブル本体移動検知体、
64……初期値設定回路部、OP……演算(制御)
部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース体に対してその内外に収納および引出す
    ために、ターンテーブルおよびトーンアームを有
    するターンテーブル本体を水平移動可能に構成す
    るとともに、前記トーンアームの移動にともない
    その移動量に対応するアーム移動パルスを発生さ
    せ、そのパルス数を計数することにより前記トー
    ンアームの位置を検出してそのトーンアームの移
    動を制御するように構成する自動選曲機能付きレ
    コードプレヤにおいて、 (a) 前記ターンテーブル本体の所定位置に設けら
    れるマーカ、 (b) 前記ケース体の所定箇所に設けられるととも
    に、前記マーカおよび前記ターンテーブル上に
    載置されるレコードの面に対して光を入反射さ
    せるようにして、前記ターンテーブル本体の水
    平移動により少なくとも前記マーカおよび前記
    レコードに収録されている曲の曲間を順次検知
    する曲間検知手段、 (c) 前記ターンテーブル本体の水平移動にともな
    いその移動量に対応する数のパルスを発生させ
    るターンテーブル本体移動検知手段、 (d) このターンテーブル本体移動検知手段で発生
    されるローデイングパルス数を計数する計数手
    段および、 (e) この計数手段に初期値をプリセツトするため
    のロータリースイツチ等から成る初期値設定手
    段、 を備え、前記曲間検知手段による前記マーカの検
    知にもとづき前記初期値設定手段にて設定される
    初期値を前記計数手段にプリセツトすることによ
    り前記マーカを基準とするレコードの曲間等の位
    置情報と前記トーンアームの位置情報とが同期す
    るようになしたことを特徴とする自動選曲機能付
    きレコードプレヤ。
JP4010583U 1983-03-19 1983-03-19 自動選曲機能付きレコ−ドプレヤ Granted JPS59145745U (ja)

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