JP2578738B2 - 自動選曲機能付レコ−ドプレ−ヤ - Google Patents

自動選曲機能付レコ−ドプレ−ヤ

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JP2578738B2
JP2578738B2 JP58046874A JP4687483A JP2578738B2 JP 2578738 B2 JP2578738 B2 JP 2578738B2 JP 58046874 A JP58046874 A JP 58046874A JP 4687483 A JP4687483 A JP 4687483A JP 2578738 B2 JP2578738 B2 JP 2578738B2
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ターンテーブル上に載置されるレコードの
曲間検知手段によりあらかじめ曲間検出を行ない、その
検出内容をもとにトーンアームを制御するように構成さ
れる自動選曲機能付レコードプレーヤに関するものであ
る。
背景技術とその問題点 従来、この種自動選曲機能付レコードプレーヤは、タ
ーンテーブル本体をケース内に収納するローデイング時
にターンテーブ上に載置されるレコードの曲間を検出し
て、ローデイング終了後その曲間データをもとにトーン
アームを移動させ、ターンテーブルとともに回転するレ
コードでの指定された曲の頭位置に、トーンアームの針
を降ろすことによつて自動選曲が行なわれるようになつ
ている。
しかしながら、回転しているレコードの上にトーンア
ームの針を降ろすために、レコードの偏芯や穴のがたな
どがあつたりすると例えば上記針が所定の曲の頭位置か
らずれてしまつて、曲中等に降ろしてしまうようなこと
が生ずる。
発明の目的 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、選曲動作を行
なつた場合、トーンアーム(トーンアームの針)をレコ
ード上での曲間検知手段により曲間検出された位置に降
ろすことができ、従つてレコードの偏芯や穴のがたなど
の影響を受けずに常に所定の位置にトーンアームを降る
すことができる自動選曲機能付レコードプレーヤを提供
することにある。
発明の概要 本発明による自動選曲機能付レコードプレーヤは、複
数の曲が記録されたレコードが載置されるターンテーブ
ルと、上記ターンテーブル上に載置されたレコードの曲
と曲との間の存在する無音部分から成る曲間をこのター
ンテーブルの回転停止時において検知する曲間検知手段
と、上記曲間検知手段により検知されたレコード上の上
記曲間の位置を記憶する記憶手段と、トーンアームを移
動させるトーンアーム移動手段と、上記トーンアーム移
動手段による上記トーンアームの移動位置を検出する移
動位置検出手段と、上記複数の曲のうちのいずれかの曲
を指定するための選曲用操作手段と、上記記憶手段に記
憶された上記曲間位置のうちの上記選曲用操作手段によ
り指定された曲の曲頭とその一つの前の曲の曲尾との間
に存在する所定の曲間位置と、上記移動位置検出手段に
より検出された上記トーンアームの上記移動位置とを比
較する比較手段と、上記ターンテーブルの回転位置を検
知する回転位置検知手段と、上記トーンアーム移動手段
を制御する制御手段とを備え、上記トーンアーム移動手
段は、選曲動作時に上記制御手段に制御されることによ
って、上記比較手段の比較結果に基づいて上記トーンア
ームを上記所定の曲間位置にほゞ対応する位置までレコ
ード面に対してほゞ平行な方向に移動させると共に、上
記曲間検知手段により曲間検知された上記レコード上の
位置附近に上記トーンアームを下降し終らせるために、
上記曲間検知手段による上記曲間検知時における上記タ
ーンテーブルの回転位置と上記回転位置検知手段により
検知される回転中のターンテーブルの回転位置とに基づ
いて上記トーンアームの下降を開始させるように構成さ
れていることを特徴とするものである。これによりレコ
ードの偏芯や穴のがたなどの影響を受けずに常に所定の
位置にトーンアームを降ろすことが可能となる。
実施例 次に、本発明の具体的一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第1図および第2図は全体斜視図であり、第3図は平
面図、第4図は縦断面図である。
偏平な平形のケース体(1)に対して、そのケース
(1)内に収納可能に、またそのケース体(1)に設け
られた前面開口部(2)によつてケース体(1)の内外
に水平方向に進退移動可能に、ターンテーブル(3)お
よびトーンアーム(4)等を有するターンテーブル本体
(5)が設けられている。すなわち、第1図に示される
如くターテーブル本体(5)がケース体(1)内に収納
される状態と、第2図に示される如くにターンテーブル
本体(5)がケース体(1)内から引出されてターンテ
ーブル(3)のセンタースピンドル(6)が前記開口部
(2)位置に臨む状態との間で水平方向に進退移動可能
に構成されている。
そして、第3図および第4図に示される如くにターン
テーブル本体(5)には、そのターンテーブル本体
(5)を構成するシヤーシフレーム(7)でのターンテ
ーブル本体(5)の前記水平移動方向における収納方向
側となる端部(7a)の収納方向に対する左側部にて、シ
ヤーシフレーム(7)に垂直状に設けられる支点軸
(8)の周りに回動自在なウオーム(9)が取付けられ
ている。一方、ケース体(1)の前記収納方向に対する
左側板内面には、ターンテーブル本体(5)の前記水平
移動方向に沿つてその水平移動距離に相応する長さでガ
イドトラツク(10)が固設されており、このガイドトラ
ツプ(10)は前記ウオーム(9)に常時噛合されてい
る。なお、ウオーム(9)には、シヤーシフレーム
(7)に水平状に設けられる中間軸(11)に固着されて
その中間軸(11)を中心に回動させられるウオームギヤ
(12)が常時噛合されている。そして、この中間軸(1
1)の一端側に固着されるプーリ(13)と、シヤーシフ
レーム(7)に取付けられた駆動モータ(14)の駆動軸
(15)の先端に固着されるプーリ(16)との間には、ベ
ルト(17)が巻掛けられている。したがつて、駆動モー
タ(14)の正逆転駆動によつて、ウオームギヤ(12)を
介してウオーム(9)が回転駆動され、ターンテーブル
本体(5)がケース体(1)に対して水平方向に進退移
動させられる。
なお、ケース体(1)とターンテーブル本体(5)と
の間には、ターンテーブル本体(5)の進退移動時の円
滑な移動を図るために転動ローラ等の手段が介装されて
いる。更に、ケース体(1)とターンテーブ本体(5)
との間には、ターンテーブル本体(5)のケース体
(1)に対する引出し完了を検出する引出し完了検出ス
イッチ(図示せず)および収納完了を検出する収納完了
検出スイツチ(図示せず)が設けられている。これらの
検出スイツチは、駆動モータ(14)を駆動停止されると
ともに、収納完了検出スイツチによる収納完了の検出結
果は、後述する第5図のマイクロコンピュータ(μ−CO
M)に与えられる。また、シヤーシフレーム(7)に
は、センタースピンドル(6)に取付けられるターンテ
ーブル(3)を定速で回転駆動させて、そのセンタース
ピンドル(6)を駆動軸とするスピンドルモータ(18)
が取付けられている。
しかして、シヤーシフレーム(7)に支持されるプレ
ーヤボード(19)上には、先端にピツクアツプカートリ
ツジ(20)が取付けられるトーンアーム(4)が設けら
れている。このトーンアーム(4)は、プレーヤボード
(19)の前記水平移動方向の収納方向側となる端部(19
a)上に設けられるガイドレール(21)に、その基端部
(4a)挿通支持されて取付けられている。そして、この
ガイドレール(21)に案内されることにより、トーンア
ーム(4)が水平面内でターンテーブル本体(5)の前
記水平移動方向に対して直交する方向にリニアに移動駆
動される。すなわち、トーンアーム(4)の先端に取付
けられるピツクアツプカートリツジ(20)の針が、セン
タースピンドル(6)を通つて前記水平移動方向に対し
て直交する方向にて移動軌跡を描くようにして、ピツク
アツプカートリツジ(20)がアームレスト位置とターン
テーブル(3)上に載置されるレコード(22)の最内周
位置との間でリニアに移動されるように構成されてい
る。
このトーンアーム(4)の移動駆動は、シヤースフレ
ーム(7)に取付けられるトーンアーム駆動モータ(2
3)によって行なわれ、このトーンアーム(4)の駆動
系は第3図に示される如くに構成されている。
すなわち、トーンアーム駆動モータ(23)の駆動軸
(24)の先端に固着されるプーリ(25)と、シヤーシフ
レーム(7)に水平状に設けられる中間軸(26)の一端
に固着されるプーリ(27)との間にベルト(28)が巻掛
けられている。この中間軸(26)には、その中間軸(2
6)を中心に回動させられるウオームギヤ(29)が固着
されている。また、シヤーシフレーム(7)に垂直状に
設けられる支点軸(30)の周りに回動自在に回転体(3
1)が取付けられている。この回転体(31)の上下に
は、糸掛けダイヤルプール(31A)とウオーム(31B)と
が一体的に設けられている。このウオーム(31B)は前
記ウオームギヤ(29)に常時噛合されている。
そして、回転体(31)の糸掛けダイヤルプーリ(31
A)と、ガイドレール(21)の両端近傍に設けられる一
対の糸掛けプーリ(32)(33)との間に、ガイドラ(3
4)(35)(36)によつて走行案内されるダイヤル糸(3
7)が巻掛けられている。また、巻掛けられるダイヤル
糸(37)での一対の糸掛けプーリ(32)(33)間に展張
位置される中途部、トーンアーム(4)の基端部(4a)
側に設けられる係出突起(38a)(38b)に係止されてい
る。
しかして、トーンアーム(4)は、トーンアーム駆動
モータ(23)の正逆転駆動により、ウオームギヤ(29)
および糸掛けダイヤルプーリ(31A)等を介してダイヤ
ル糸(37)が正逆方向に走行させられることによつて、
リニアに移動駆動させられ、リードインおよびリードア
ウト等の操作がされている。
一方、ケース体(1)の上板上面の中央部には、ター
ンテーブル本体(5)に設けられ、かつ、そのターンテ
ーブル本体(5)とともに前記水平移動方向に移動する
センタースピンドル(6)の移動軌跡上に臨むようにし
て、曲間検知体(39)が設けられている。この曲間検知
体(39)は、発光素子(39a)および受光素子(39b)等
より構成されており、発光素子(39a)から放射される
光によるターンテーブル(3)面あるいはターンテーブ
ル(3)上に載置されるレコード(22)面等からの反射
光を受光素子(39b)で受光することにより、例えばレ
コード(22)の曲を収録した音溝部の間つまり曲間およ
びレコード(22)の最外周に形成されるエツジ等を検知
している。これはレコード(22)の曲間およびエツジ
は、溝が殆んど形成されなくて光反射率が高く、受光素
子(39b)の受光量が大なることによるものである。こ
ゝで、「曲間」とは、レコードの曲と曲の間(すなわ
ち、或る曲の曲尾とその一つ後の曲の曲頭との間)に存
在する無記録部分(すなわち、無音部分)をいう。
なおターンテーブル本体(5)の前記水平移動方向の
収納方向側上面には、アルミ箔等の反射体から成るマー
カ(40)がセンタースピンドル(6)から所定距離Xを
隔てて、センタースピンドル(6)の前記移動軌跡上に
貼設されている。したがつて、ターンテーブル(3)上
にレコード(22)が載置される状態で、ケース体(1)
内にターンテーブル本体(5)が収納される場合には、
通常曲間検知体(39)つまり受光素子(39b)から順
次、マーク(40)、レコード(22)のエツジ、曲間、曲
間……………というように相当応するパルスが発生され
ることになる。ところで、相対応するパルスより多くあ
るいは少なくパルスが発生される場合には、曲間検知体
(39)の感度を切換える感度切換スイツチ(図示せず)
が設けられており、感度切換によつて正しいパルス数が
形成されるように手動で調整される。
しかして、ケース体(1)に対してターンテーブル本
体(5)を水平方向に進退移動させる駆動モータ(14)
によつて回転駆動させられるウオームギヤ(12)が固着
される中間軸(11)の他端側には、第4図に示される如
くに放射状にかつ周方向に等間隔にスリツト(41)が穿
設される回転円板(42)に固着されている。この回転円
板(42)のスリツト部分を挟むようにして相対向させて
発光素子(43)および受光素子(44)が設けられてい
る。これら回転円板(42)、発光素子(43)および受光
素子(44)等によつて、ケース体(1)に対するターン
テーブル本体(5)の移動距離を検知するターンテーブ
ル本体移動検知体(45)が構成されている。このターン
テーブル本体移動検知体(45)は、ターンテーブル本体
(5)をケース体(1)に対して水平移動させるに駆動
モータ(14)を回転駆動させることにより、中間軸(1
1)に固着された回転円板(42)が回転されることか
ら、スリツト(41)を介して間欠的に発光素子(43)か
らの放射される光が受光素子(44)が受光されてパルス
を発生させている。このパルスは、回転円板(42)に周
方向に等間隔に穿設されるスリツト(41)にもとづくも
のであるために、そのパルス数を数えることにより、タ
ーンテーブル本体(5)の移動距離が自ずと判明するこ
とになる。
また、トーンアーム(4)を移動駆動させる駆動源で
あるトーンアーム駆動モータ(23)によつて回転駆動さ
せられるウオームギヤ(29)が固着される中間軸(26)
の他端側にも、前述と同様に第3図および第4図に示さ
れる如く放射状にかつ周方向に等間隔にスリット(46)
が穿設される回転円板(47)が固着されている。そし
て、この回転円板(47)のスリツト(46)部分を挟むよ
うに相対向させて発光素子(48)および受光素子(49)
が設けられている。これらの回転円板(47)、発光素子
(48)および受光素子(49)等によりアーム移動検知体
(50)が構成されている。このアーム移動検知体(50)
は、トーンアーム(4)を移動させるにトーンアーム駆
動モータ(23)を回転駆動させることにより、前述と同
様にしてパルスが発生させられる。また、このパルス数
を数えることによつて、トーンアーム(4)の移動距離
が判明される。
なお、ターンテーブル本体移動検知体(45)によつて
発生されるパルスに相応するターンテーブル本体(5)
つまりターンテーブル(3)に載置されるレコード(2
2)の移動距離と、アーム移動検知体(50)によつて発
生されるパルスに相応するトーンアーム(4)つまりト
ーンアーム(4)に取付けられるピツクアツプカートリ
ツジ(20)の針の移動距離とは等しくなるように構成さ
れている。すなわち、駆動モータ(14)およびトーンア
ーム駆動モータ(23)夫々に関連されるウオームギヤ
(12)(29)の回転数あたりのターンテーブル本体
(5)およびトーンアーム(4)の移動量が異なる場合
には、夫々の回転円板(42)(47)に穿設されるスリツ
ト(41)(46)の数が調整されて、1パルスに相応する
夫夫の移動量が一致されている。
また、ターンテーブル本体(5)の前面側には、ター
ンテーブル本体(5)のケース体(1)に対する引出し
又は収納操作の指令を出す引出し指令スイツチ釦(51
A)、収納指令スイツチ釦(51B)や選曲用プログラムス
イツチ群(51C)などが設けられる操作部(51)と液晶
等から成る表示部(52)とから構成される前面パネルブ
ロツク(53)が設けられている。
次に第5図に示されるブロツク回路を説明する。
曲間検知体(39)で発生されるパルスは、波形整形回
路(61)により波形が整形された後に、、曲間パルス信
号としてマイクロコンピユータ(μ−COM)の計数制御
部(62)に与えられる。この波形整形回路(61)では曲
間検知体(39)からのマーカ(40)に相対応して発生さ
れるパルスがそのマーク(40)による光反射率が高いた
めに大きくなり、そのままでレコード(22)のエツジ、
曲間に相対応して発生されるパルスと同様にして整形す
るならばパルス巾が広くなり、マーカ(40)位置を正確
に捕えられないことから、パルス整形のスレツシヨルド
レベルを異ならせることによつてパルス巾を狭くしてい
る。なお曲間検知体(39)がターンテーブル本体(5)
上のマーカ(40)を検出して波形整形回路(61)を介し
て発生されるパルス信号によりマイクロコンピユータ
(μ−COM)の計数制御部(62)のカウント値が零にリ
セツトされ、計数メモリ部(63)に零(0番地)が記憶
される。
また、同様にターンテーブル本体移動検知体(45)お
よびアーム移動検知体(50)で発生されるパルスは、夫
々波形整形回路(64)(65)により波形整形された後
に、ローデイングパルス信号およびアーム移動パルス信
号として夫々マイクロコンピユータ(μ−COM)の計数
制御部(62)および計数部(66)に与えられる。計数制
御部(62)は波形整形回路(64)からのローデイングパ
ルス信号をカウントしており、そのカウント値(番地)
を前記曲間検知体(39)によつて得られるパルス列のパ
ルス信号によつて計数メモリ部(63)に順次記憶させ
る。この結果、レコードのエッジ、複数の曲間の位置に
対応した番地が計数メモリ部(63)に順次記憶される。
ターンテーブル本体(5)がケース体(1)内に完全
に収納された状態で、図示しない収納完了検出スイツチ
が動作し、収納完了信号がマイクロコンピユータ(μ−
COM)に与えられる。これによりマイクロコンピユータ
(μ−COM)はアーム駆動信号を出力させる。
トーンアーム(4)が基準ポイントに対する所定位置
にトーンアーム(4)の針先が来たときパルス信号が波
形整形回路(65)より計数部(66)に与えられ、番地を
カウントし始める。そして、このカウントした番地信号
とプログラムスイツチ群(51C)で指定した曲の番地信
号(計数メモリ部(63)に予めメモリされた番地)とが
演算部(70)で比較され、これらの信号が一致したとき
演算部(70)は出力を送出し、これにもとづきマイクロ
コンピユータ(μ−COM)はトーンアーム(4)を下降
させるためのプランジヤに下降させるための駆動信号
(以下、ノーマルキツク信号)とホールド信号(トーン
アーム(4)を下降させた位置に保持させておく信号)
とを、夫々出力端子O3およびO2より出力する。
さらに第6図によりターンテーブル(3)上に載置さ
れるレコード(22)の偏心や穴のがたによる影響を受け
ずにトーンアーム(4)を常に所定の曲の頭位置に降ろ
す回路の構成を説明する。
第4図で示されるスピンドルモータ(18)は8極のマ
グネツトを利用したもので、各極は等間隔(45゜間隔)
に配置されている。そして、このスピンドルモータ(1
8)と対向してホールセンサ(71)が、所定の位置、こ
こでは曲間検知方向の奥行き側に固定されている。ホー
ルセンサ(71)からの検出出力は増巾器(72)で増巾さ
れ、波形整形回路(73)で波形整形される。波形整形回
路(73)の出力をクロツク信号として8進のシフトレジ
スタ(74)へ与えられる。シフトレジスタ(74)の各レ
ジスタの出力端は夫々Q1〜Q8に対応している。シフトレ
ジスタ(74)にクロツク信号が与えられる毎にシフトレ
ジスタ(74)の内容“1"が順次シフトしていく。切換ス
イツチ(75)はレコード(22)の例えば33回転および45
回転スピードに応じて、出力端子Q5〜Q7の出力を選択で
きるようになつており、ここではたとえばLPレコードが
33回転とし、出力端子Q6側に切換スイツチ(75)を切換
えている。フリツプフロツプ(76)のリセツト端子Rは
シフトレジスタ(74)の出力端Q3に接続され、フリツプ
フロツプ(76)のセツト端子Sは抵抗(77)、切換スイ
ツチ(75)を介してシフトレジスタ(74)の出力端Q6
接続されている。またフリツプフロツプ(76)のセツト
端子Sはダイオード(78)を介してマイクロコンピユー
タ(μ−COM)の出力端子O2に接続されている。またフ
リツプフロツプ(76)の出力端はダイオード(79)を介
してフリツプフロツプ(80)のセツト端子Sに接続され
ている。またフリツプフロツプ(80)の出力端はダイオ
ード(81)を介してフリツプフロツプ(80)のセツト端
子Sに接続されている。またフリツプフロツプ(80)の
リセツト端子Rはインバータ(82)を介してマクロコン
ピユータ(μ−COM)の出力端子O2に接続されている。
またフリツプフロツプ(83)のリセツト端子Rは微粉回
路を構成する抵抗(84)、コンデンサ(85)を介してイ
ンバータ(82)の一端に接続されている。またフリツプ
フロツプ(83)のリセツト側出力端(86)はダイオード
(87)を介してマイクロコンピユータ(μ−COM)の出
力端子O3に接続されている。また出力端子O3はダイオー
ド(88)を介して出力端子OUTに接続されている。また
フリツプフロツプ(76)の出力端は抵抗(89)、ダイオ
ード(90)を介して出力端子OUTに接続されている。ま
たフリツプフロツプ(83)のセツト端子Sはマクロコン
ピユータ(μ−COM)の出力端子O4に接続されており、
フリツプフロツプ(83)のセツト側出力端(91)はダイ
オード(92)を介して抵抗(89)とダイオード(90)の
接続点に接続されている。ここで、フリツプフロツプ
(76)は出力としてトーンアーム(4)を下降させるプ
ランジヤを駆動させる駆動信号(以下、自動キツク信号
という)を作る回路である。またフリツプフロツプ(8
0)はマイクロコンピュータ(μ−COM)の出力端子O2
らのホールド信号が“H"になつてから、最初の1回のみ
シフトレジスタ(74)の出力端Q6の出力でフリツプフロ
ツプ(76)をセツトさせるための回路である。フリツプ
フロツプ(83)は、手動操作の場合トーンアーム(4)
の上げ下げを行うべくアツプ・ダウンキーが押されたと
き、前記フリツプフロツプ(76)の出力信号である自動
キツク信号に代つてマイクロコンピユータ(μ−COM)
で予め設定されたノーマルキツク信号を出力端子OUTよ
り送出させるための回路である。なおシフトレジスタ
(74)は収納完了信号にもとづくマイクロコンピユータ
(μ−COM)の出力端子O1からのローデイング終了信号
によりリセツトされる。
以上のように構成されたレコードプレーヤの自動選曲
動作を第5図、第6図に従つて具体的に説明する。
まず、ターンテーブル本体(5)がケース体(1)よ
り引出されていて、第2図の状態にあるとき、ターンテ
ーブル(3)上にレコード(22)を載置し、開きたい曲
の曲番を、プログララムスイッチ群(51C)の中から選
定して操作指定する。続いて演奏を開始すべく収納指令
スイツチ釦(51B)をオンさせ、ターンテーブル本体
(5)を駆動モータ(14)によつてケース体(1)内に
収納させる。この収納動作の過程において、曲間検知体
(39)はマーカ(40)を検知し波形整形回路(61)から
のパルス信号で計数制御部(62)のカウント値を零にリ
セツトし、このカウント値零(0番地)が計数メモリ部
(63)に記憶される。続いて、曲間検知体(39)がレコ
ード(22)のエツジ、曲間、曲間、……の如く順次検知
し、波形整形回路(61)からパルス信号が順次取り出さ
れ、このパルス列は計数制御部(62)に与えられる。こ
のターンテーブル本体(5)のケース体(1)への引込
み動作中、駆動モータ(14)が駆動されることによりタ
ーンテーブル本体移動検知体(45)から発生されるパル
スは波形整形回路(64)で波形整形された後、この整形
パルスを計数制御部(62)で順次カウントし、そのカウ
ント値(番地)を曲間検知体(39)の出力にもとづく波
形整形回路(61)からのパルス列のパルス信号によつて
抽出して計数メモリ部(63)に順次記憶する。この場
合、この記憶されるカウント値は、後に識別できるよう
にアドレスが付されて計数メモリ部(63)に順次記憶さ
れる。なお、このアドレスは、レコードのエッジ、複数
の曲間を指標するものであって、そのいずれかをプログ
ラムスイッチ群(51C)により指定することができる。
そして、ターンテーブル本体(5)が完全に収納され
て収納完了検出スイッチ(図示せず)が動作した時点
で、この収納完了検出スイッチから収納完了信号がマイ
クロコンピュータ(μ−COM)に与えられる。したがっ
て、このマイクロコンピュータ(μ−COM)からローデ
ィング終了信号がシフトレジスタ(74)に与えられるの
で、このシフトレジスタ(74)はリセットされてその出
力Q1、Q2、……、Q8がそれぞれ1、0、……、0にな
る。そして、このリセットの後にターンテーブル(3)
を回転させるためにスピンドルモータ(18)が回転し始
めると、このスピンドルモータ(18)の回転に同期した
波形整形回路(73)からのクロックによりシフトレジス
タ(74)のQ1の内容“1"が、Q1→Q2→Q3→……Q6→Q7
Q8→Q1→Q2→……と順次シフトされる。従って、シフト
レジスタ(74)のQ1が“1"であるときをターンテーブル
(3)の回転方向の基準位置として、シフトレジスタ
(74)のQ1〜Q8のいづれに内容“1"が存在するかを検知
すれば、ターンテーブル(3)の基準位置からの回転角
度を45゜単位で認識できる。また、上述のように、収納
完了検出スイッチから収納完了信号がマイクロコンピュ
ータ(μ−COM)に与えられると、マイクロコンピュー
タ(μ−COM)からトーンアーム(4)を駆動させるた
めのアーム駆動信号が出力され、このために、トーンア
ーム駆動モータ(23)が回転駆動されてトーンアーム
(4)が水平移動する。そして、アーム移動検知体(5
0)は、この水平移動中のトーンアーム(4)の移動距
離を検知して、基準ポイントに対する所定位置にトーン
アーム(4)の針先が来たときにパルス信号を出力し、
このパルス信号は波形整形回路(65)で整形されてから
計数部(66)により番地信号としてカウントされる。そ
してこのカウントした番地信号とプログラムスイツチ群
(51C)で指定した曲の番地信号とが演算部(70)で比
較され、これらの信号が一致したとき、演算部(70)か
らの一致出力にもとづき、トーンアーム駆動モータ(2
3)を停止させる。このトーンアーム駆動モータ(23)
の停止にもとづきマイクロコンピユータ(μ−COM)は
出力端子O3およびO2より夫々ノーマルキツク信号および
ホールド信号を送出する。しかし、アツプ−ダウンキー
は操作していないので、フリツプフロツプ(83)のセツ
ト端子Sは“L"レベルであり、またインバータ(82)に
よりフリツプフロツプ(83)のリセツト端子Rが“L"レ
ベルとなる。このためフリツプフロツプ(83)の出力端
(86)は“L"レベルとなるので、ノーマルキツク信号は
ダイオード(88)を介して出力端子OUTより出力されな
い。
一方、前述したようにターンテーブル本体(5)がケ
ース体(1)内に完全に収納され、図示しない収納完了
検出スイツチの動作によりトーンアーム(4)が水平移
動するとともにスピンドルモータ(18)が回転駆動され
る。いま、スピンドルモータ(18)が回転し始める位置
ではホールセンサ(71)に対向してスピンドルモータ
(18)の8極のマグネツトのうちのある一つの極のマグ
ネツトがあるものとして以下説明する。従つてスピンド
ルモータ(18)が回転するにつれて、スピンドルモータ
(18)の極が次々にホールセンサ(71)の対向箇所を通
るので、その度毎にホールセンサ(71)は出力を増巾器
(72)、波形整形回路(73)を介してクロツクとしてシ
フトレジスタ(14)へ与えられ、Q1の“1"がQ2→Q3→…
…→Q5→Q6→Q7→Q8→Q1→Q2→Q3→Q4→……というよう
に循環的に順次シフトされる。そして前述したホールド
信号が出力端子O2より出力されてから、シフトレジスタ
(74)のQn(n=1,2,……,8)ここではQ6(このときが
トーンアーム(4)を下降させると、トーンアーム
(4)の針がレコード(22)上の曲間検知された位置に
降りるポイントとする。)が“1"となつたとき始めて、
フリツプフロツプ(76)のセツト端子Sに論理“1"が与
えられ、フリツプフロツプ(76)がセツトされる。そし
て、フリツプフロツプ(76)より自動キツク信号が作ら
れ、出力端子OUTより取り出され、プランジヤを駆動し
てトーンアーム(4)を下降させる。なお、フリツプフ
ロツプ(76)は、トーンアーム(4)の下降動作状態に
なつた最初の1回のみセツトされることにより、このフ
リツプフロツプ(76)の出力であるキツク信号(自動キ
ツク信号)でフリツプフロツプ(80)をセツトし、この
フリツプフロツプ(80)がリセツトされるまではフリツ
プフロツプ(80)の出力でフリツプフロツプ(76)は再
セツトされない。このフリツプフロツプ(80)のリセツ
トはアツプ信号(トーンアーム(4)を上げる信号)、
即ち (“L"レベル)で行なう。またターンテーブル(3)が
回転していてもホールド信号(“H"レベル)がマイクロ
コンピユータ(μ−COM)の出力端子O2から出力されな
い間は、フリツプフロツプ(76)のセツト端子Sは“L"
レベルにあるので、シフトレジスタ(74)のQ6から“1"
(“H"レベル)出力が出てもフリツプフロツプ(76)は
ホールド信号が出力されてからでないとセツトされるこ
とはない。
スピンドルモータ(18)の回転につれて、ホールセン
サ(71)から次々に送出される出力にもとづきシフトレ
ジスタ(74)が順次シフトされ、Qn+a(Qnよりa回シ
フトさせた位置のレジスタ出力)、ここではQ3が“1"と
なつたとき、フリツプフロツプ(76)をリセツトする。
これによりフリツプフロツプ(76)からの自動キツク信
号は送出されなくなる。そしてトーンアーム(4)の針
はレコード(22)上の曲間検知体(39)により曲間検知
された位置で、しかも所定の曲の頭位置に降り、このト
ーンアーム(4)の状態が保持される。このようにして
自動選曲が可能になる。
なお、上記トーンアーム(4)を下降保持させるプラ
ンジヤの駆動信号は、キツク信号(自動キツク信号又は
手動操作の場合のノーマルキツク信号)とホールド信号
の2つを用い、トーンアーム(4)の下降駆動はキツク
信号で前記プランジヤに高い電圧を加えて前記プランジ
ヤを動作させ、トーンアーム(4)の針がレコード(2
2)の曲間検知位置に降りた後は、前記ホールド信号に
もとづく低い電圧でもつて前記プランジヤをその状態に
保持している。またキツク信号はシフトレジスタ(74)
のQ6からQ3に至る間(この間に5回シフトされている)
出力されたので、その時間は(ターンテーブル(3)の
1回転に要する時間)×5/8である。
以上の本実施例から判るように、ローデイング時にレ
コード(22)上の曲間検知体(39)により曲間検知され
た位置にトーンアーム(4)の針が降りるようにするた
めに、そのトーンアーム(4)が下降に要する時間に回
転する距離を、トーンアーム(4)の針が降りるレコー
ド(22)上の位置(曲間検知位置)より引いた位置が、
ターンテーブル(3)、即ちレコード(22)のどの位置
にあるかを調べ、その位置にレコード(22)上での曲間
検知された位置が回転して来たときに、トーンアーム
(4)を下降動作させる。これにより、トーンアーム
(4)の針が降りたレコード(22)上の位置は曲間を検
知した位置となつている。そして、ここではシフトレジ
スタ(74)で、レコード(22)上での曲間検知された位
置をレコード(22)の回転中記憶しておく。つまり“1"
がQ1〜Q8のどこに現在あるかでレコード(22)の回転中
における曲間検知された位置が判る。“1"がQ1から順次
Q2,Q3,……,Q8へとシフトし、再びQ1に来たとき、レコ
ード(22)も1回転するように、たとえば8極のスピン
ドルモータ(18)と8進のシフトレジスタ(74)を用い
ることにより、対応させてある。従つて、レコード(2
2)の所定の曲の頭位置でトーンアーム(4)の水平移
動を停止させ、トーンアーム(4)を降ろす場合、Q6
“1"が来たとき自動キツク信号にもとづきトーンアーム
(4)に下降動作を開始させる。なお、自動キツク信号
はQ3に“1"が来たときフリツプフロツプ(76)がリセツ
トされるために、送出されなくなる。また、トーンアー
ム(4)の針はレコード(22)上の曲間検知された曲の
頭位置に降りるように、予めトーンアーム(4)の下降
に要する時間とスピンドルモータ(18)の回転速度(タ
ーンテーブル(3)の回転速度)とが判つていることか
ら、たとえばフリツプフロツプ(76)のセツト信号をQ6
から、リセツト信号をQ3からとるべく設定してある。
なお、レコード(22)の回転速度が変れば、たとえば
毎分45回転のものになれば、それに合せてスピンドルモ
ータ(18)の速度も変わつてくるので、ターンテーブル
(3)が1回転に要する時間が変つてくる。このため第
6図の切換スイツチ(75)をたとえばQ6からQ5へ切換え
るなどして、Q5からQ3に至るまでの時間とトーンアーム
(4)の下降に要する時間とが一致するように調整して
やる。
また手動操作でトーンアーム(4)を曲の頭位置に下
降させる場合には、第6図でアツプ−ダウンキーを押し
て得られる出力端子Q4からのキー信号(“H"レベル)に
より、フリツプフロツプ(83)がセツトされ、出力端
(91)が“L"レベルとなるので、前述のフリツプフロツ
プ(76)の出力である自動キツク信号はダイオード(9
2)がオンするため出力端子OUTから出力されない。これ
に代つてノーマルキツク信号がダイオード(88)を介し
て出力端子OUTより取り出される。そしてこのマイクロ
コンピユータ(μ−COM)からのノーマルキツク信号と
ホールド信号とで、トーンアーム(4)を下降保持させ
るプランジヤを駆動制御することになる。
また本実施例においては、スピンドルモータ(18)の
極をホールセンサ(71)で検出しているけれども、本発
明はこれに限定されることなく、たとえばスピンドルモ
ータ(18)と同期して回転している回転体たとえばター
ンテーブル(3)などの周縁部に沿つて等間隔で磁石を
配置し、これをホールセンサ(71)で回転検出するよう
に構成してもよい。
また本実施例においては、ホールセンサ(71)と8極
使用のスピンドルモータ(18)の一つの極とが回転開始
時対向配置にあるものとして説明したが、一般にはレコ
ード(22)上での曲間検知位置とトーンアーム(4)の
針の降りる位置との偏差は(ターンテーブル(3)の1
回転に要する時間)×1/8の範囲内におさまるものであ
り、この範囲内であればレコード(22)の偏芯や穴のが
たがあつても実際上問題とならない。さらにスピンドル
モータ(18)の極数を増やしてn極とし、これに合せて
n進のシフトレジスタ(74)とすれば一層上記偏差を少
なくすることができる。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の応用および変形が考える。
発明の効果 本発明は上述の如く、選曲動作を行なつた場合、トー
ンアーム(トーンアームの針)をレコード上の曲間検知
手段により曲間検出された位置附近に自動的にかつ確実
に下降し終らせることができ、従って、レコードの偏芯
や穴のがたなどの影響を受けずに常に所定の曲間位置に
トーンアームを自動的にかつ確実に降ろすことができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第6図は本発明にかかる自動選曲機能付レコー
ドプレーヤを説明するための図面であつて、第1図およ
び第2図はターンテーブル本体の収納および引出された
状態の概略斜視図、第3図および第4図は夫々ターンテ
ーブル本体の収納された状態の概略平面図および概略縦
断面図、第5図および第6図は夫々制御回路のブロツク
図である。 なお図面に用いられている符号において、 (3)……ターンテーブル (4)……トーンアーム (22)……レコード (39)……曲間検知体 (74)……シフトレジスタ (76)(80)……フリツプフロツプ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の曲が記録されたレコードが載置され
    るターンテーブルと、 上記ターンテーブル上に載置されたレコードの曲と曲と
    の間の存在する無音部分から成る曲間をこのターンテー
    ブルの回転停止時において検知する曲間検知手段と、 上記曲間検知手段により検知されたレコード上の上記曲
    間の位置を記憶する記憶手段と、 トーンアームを移動させるトールアーム移動手段と、 上記トーンアーム移動手段による上記トーンアームの移
    動位置を検出する移動位置検出手段と、 上記複数の曲のうちいずれかの曲を指定するための選曲
    用操作手段と、 上記記憶手段に記憶された上記曲間位置のうちの上記選
    曲用操作手段により指定された曲の曲頭とその一つの前
    の曲の曲尾との間に存在する所定の曲間位置と、上記移
    動位置検出手段により検出された上記トーンアームの上
    記移動位置とを比較する比較手段と、 上記ターンテーブルの回転位置を検知する回転位置検知
    手段と、 上記トーンアーム移動手段を制御する制御手段とを備
    え、 上記トーンアーム移動手段は、選曲動作時に上記制御手
    段に制御されることによって、上記比較手段の比較結果
    に基づいて上記トーンアームを上記所定の曲間位置にほ
    ゞ対応する位置までレコード面に対してはほゞ平行な方
    向に移動させると共に、上記曲間検知手段により曲間検
    知された上記レコード上の位置附近に上記トーンアーム
    を下降し終らせるために、上記曲間検知手段による上記
    曲間検知時における上記ターンテーブルの回転位置と上
    記回転位置検知手段により検知される回転中のターンテ
    ーブルの回転位置とに基づいて上記トーンアームの下降
    を開始させるように構成されていることを特徴とする自
    動選曲機能付レコードプレーヤ。
JP58046874A 1983-03-19 1983-03-19 自動選曲機能付レコ−ドプレ−ヤ Expired - Lifetime JP2578738B2 (ja)

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GB08407045A GB2148042B (en) 1983-03-19 1984-03-19 A record player with an automatic music search
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