JPH023301B2 - - Google Patents

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JPH023301B2
JPH023301B2 JP24631084A JP24631084A JPH023301B2 JP H023301 B2 JPH023301 B2 JP H023301B2 JP 24631084 A JP24631084 A JP 24631084A JP 24631084 A JP24631084 A JP 24631084A JP H023301 B2 JPH023301 B2 JP H023301B2
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JP
Japan
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insulating film
film
forming
layer
single crystal
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JP24631084A
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JPS61125150A (ja
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Kikuo Yamabe
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、3次元半導体装置の製造方法に係わ
り、特に層間接続の改良をはかつた3次元半導体
装置の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
最近、電子ビームやレーザ・アニールによつて
絶縁膜上にSi単結晶を形成する技術(所謂SOI技
術)の開発が盛んに行われている。更に、Siウエ
ハ表面に形成された素子(下層素子)上に層間絶
縁膜を形成したのち、該SOI技術によつて形成さ
れた単結晶Si層を形成する。しかるのちに、該単
結晶層に素子(上層素子)を形成し、2層素子構
造を形成することが可能となつている。
ところで、多層素子構造における層間接続は、
第2図に示すように、上下層の素子を形成したの
ちに行う方法が採られている。しかし、該接続方
法を用いると、上層素子形成後に接続用コンタク
トホール29を開孔する際に、上下素子及び層間
絶縁膜16,24のそれぞれの厚さ分の絶縁膜を
エツチングする必要がある。このように深い穴を
一度に開孔するためには、開孔面積が大きくな
り、素子面積を大きくしてしまう。また、3層・
4層とより多層化した場合、最後に一度に開孔す
ることは殆ど不可能となる。従つて、埋込み配線
技術により、各層素子と平行して、各層毎に埋込
んでゆく必要がある。
しかしながら、各層毎に埋込み配線を形成する
場合、第3図に示す如く埋込み配線18の上端が
SOI膜20と直接接触することになる。このた
め、ビームアニールによつて溶融・再結晶化する
際、前記接触部での下部への熱伝導が層間絶縁膜
16上より大きくなり、再結晶化が速く、SOI膜
の多結晶化31を引き起こす。これにより、上層
素子の特性劣化を招く虞れがあつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、層間絶縁膜上のシリコン層の
単結晶化を妨げることなく、上下層の素子間接続
のためのコンタクトホールを容易に開孔すること
ができ、集積度の向上及び上層素子の素子特性向
上等をはかり得る3次元半導体の製造方法を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、SOI膜の多結晶化の要因とな
る埋込み配線と層間絶縁膜上に堆積するシリコン
薄膜との接触を防止することにある。
即ち本発明は、半導体素子を積層してなる3次
元半導体装置の製造方法において、下層素子及び
第1の層間絶縁膜を形成したのち該絶縁膜に層間
接続のためのコンタクトホールを開孔し、このコ
ンタクトホール内に埋込み配線を形成し、次いで
全面に厚さ0.2[μm]以下の保護用絶縁膜を形成
した後該保護用絶縁膜上に単結晶シリコン層を形
成するし、次いでこの単結晶シリコン層上に上層
素子を形成した後該上層素子上に第2の層間絶縁
膜を形成し、しかるのち上記第2の層間絶縁膜及
び保護用絶縁膜に前記埋込み配線の上端部までコ
ンタクトホールを開孔し、上下層素子を配線によ
り接続するようにした方法である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各層の素子毎に埋込み配線を
形成しているので、層間接続のためのコンタクト
ホールの深さを浅く(層間絶縁膜1層分の厚さ)
することができ、その加工が容易となり集積度の
向上に有効である。さらに、多層化してもコンタ
クトホール深さは増えないので、、多層化にも十
分適合できる。また、埋込み配線の上端部がSOI
膜に直接接触していないので、SOI膜の単結晶化
に対しては、ビームアニール等による単結晶化工
程で不均一アニールが生じ、一部多結晶する等の
不都合はない。このため、上層素子の素子特性の
向上をはかり得る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図示の実施例によつて説
明する。
第1図a〜fは本発明の一実施例に係わる3次
元半導体装置の製造工程を示す断面図である。ま
ず、第1図aに示す如くP型単結晶Si基板11の
素子分離領域上にフイールド絶縁膜12を形成
し、素子形成領域上にゲート酸化膜13、ゲート
電極14及びソース・ドレイン領域15a,15
bからなるNチヤンネルMOSトランジスタ(下
層素子)を形成した。次いで、第1図bに示す如
く全面に厚さ1[μm]の第1の層間絶縁膜16を
形成し、写真蝕刻法等により1.5[μmφ]のコンタ
クトホール17を開孔した、続いて、層間接続配
線となる導電膜、例えばリン添加多結晶Siを全面
に厚さ0.8[μm]形成し、エツチバツク法等によ
り埋込み配線18を形成した。
次に、第1図Cに示す如く全面に厚さ0.2[μm]
のCVD―SiO2膜(保護用絶縁膜)19を形成し、
このSiO2膜19上にSOI用多結晶Si膜20を厚さ
0.6[μm]に形成した。次いで、この多結晶Si膜
20を電子ビームアニール若しくはレーザアニー
ル等により単結晶化した。ここで、上記多結晶Si
膜20が前記埋込み配線18と接触していないの
で、均一アニールを行うことができ、良質の単結
晶Si層20′を得ることができた。
次に、第1図dに示す如く単結晶Si膜20′上
にゲート酸化膜21、ゲート電極22及びソー
ス・ドレイン領域23a,23bを形成してPチ
ヤンネルMOSトランジスタ(上層素子)を形成
した。次いで、第1図eに示す如く全面に厚さ
1.2[μm]のCVD―SiO2膜(第2の層間絶縁膜)
24を形成し、表面平坦化を行つた。続いて、
RIE(リアクテイブ・イオン・エツチング)法等
を用いてコンタクトホール25を開孔した。その
後、第1図fに示す如くリン添加多結晶Si等から
なる配線層26を形成し、上下層の素子間接続を
行うことによつて3次元半導体装置が完成するこ
とになる。
かくして本実施例方法によれば、第1図cに示
す工程において、埋込み配線18の上端が多結晶
Si膜20接触していないので、多結晶Si膜20の
単結晶化を効果的に行うことができ、良質の単結
晶Si膜20′を形成することができる。このため、
該単結晶Si膜20′上に形成する上層素子の素子
特性向上をはかり得る。さらに、コンタクトホー
ルの開孔に際しては、層間絶縁膜16,24の1
層の深さエツチングすればよいので、コンタクト
ホールの開孔面積を小さくすることができる。こ
のため、集積度の向上にも有効である。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記埋込み配線層はリン添
加多結晶シリコンに限るものではなく、コンタク
トホールを埋込める技術であれば高融点金属或い
は多層膜でもよい。また、上下層の配線接続には
埋込み配線とAlによる平面配線を用いることも
できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で、種々の変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜fは本発明の一実施例方法に係わる
3次元半導体装置の製造工程を示す断面図、第2
図は従来装置の概略構造を示す断面図、第3図は
従来の問題点を説明するための模式図である。 11……単結晶Si基板、12……フイールド絶
縁膜、13……下層ゲート酸化膜、14……下層
ゲート電極、15a,15b……下層ソース・ド
レイン領域、16……第1の層間絶縁膜、17,
25……コンタクトホール、18……埋込み配線
層、19……保護用絶縁膜、20……多結晶Si
膜、20′……単結晶Si膜(SOI膜)、21……上
層ゲート電極、22……上層ゲート電極、23
a,23b……上層ソース・ドレイン領域、24
……第2の層間絶縁膜、26……配線層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体素子を積層してなる3次元半導体装置
    の製造方法において、下層素子及び第1の層間絶
    縁膜を形成したのち該絶縁膜に層間接続のための
    コンタクトホールを開孔する工程と、上記コンタ
    クトホール内に埋込み配線を形成する工程と、次
    いで全面に厚さ0.2[μm]以下の保護用絶縁膜を
    形成する工程と、上記保護用絶縁膜上に単結晶シ
    リコン層を形成する工程と、上記単結晶シリコン
    層に上層素子を形成する工程と、上記上層素子上
    に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、上記第2
    の層間絶縁膜及び保護用絶縁膜に前記埋込み配線
    の上端部までコンタクトホールを開孔し上下層素
    子を配線により接続する工程とを含むことを特徴
    とする3次元半導体装置の製造方法 2 前記保護用絶縁膜上に単結晶シリコン層を形
    成する工程として、前記保護用絶縁膜及び第1の
    層間絶縁膜に結晶方位制御のための開孔部を形成
    したのち、全面に多結晶若しくは非晶質のシリコ
    ン薄膜を堆積し、次いでこのシリコン膜を電子ビ
    ームアニール若しくはレーザアニールにより単結
    晶化することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の3次元半導体装置の製造方法。
JP24631084A 1984-11-22 1984-11-22 3次元半導体装置の製造方法 Granted JPS61125150A (ja)

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JPS61125150A JPS61125150A (ja) 1986-06-12
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US5489554A (en) * 1992-07-21 1996-02-06 Hughes Aircraft Company Method of making a 3-dimensional circuit assembly having electrical contacts that extend through the IC layer
TW335503B (en) 1996-02-23 1998-07-01 Semiconductor Energy Lab Kk Semiconductor thin film and manufacturing method and semiconductor device and its manufacturing method

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JPS61125150A (ja) 1986-06-12

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