JP2002033485A - Tft型液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

Tft型液晶表示装置およびその製造方法

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JP2002033485A
JP2002033485A JP2000359901A JP2000359901A JP2002033485A JP 2002033485 A JP2002033485 A JP 2002033485A JP 2000359901 A JP2000359901 A JP 2000359901A JP 2000359901 A JP2000359901 A JP 2000359901A JP 2002033485 A JP2002033485 A JP 2002033485A
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silicon film
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Kenji Mitsui
健二 三井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多結晶珪素膜を薄してもトランジスタのソー
スおよびドレイン領域の抵抗が増加することなく、トラ
ンジスタ特性を低下させることのないTFT型液晶表示
装置を提供すること。 【解決手段】 MIS型トランジスタの半導体層におい
て、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜厚が、ソー
ス電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄い構造を有
するTFT型液晶表示装置とその製造方法であって、第
1の半導体層を形成する工程と、第1の半導体層の一部
をエッチングする工程と、第1の半導体層を覆う第2の
半導体層を形成する工程とを有することを特徴とするT
FT型液晶表示装置の製造方法。また、前記半導体層の
一部を途中までエッチングすることによっても膜厚に差
を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTFT型液晶表示装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体回路の利用範囲が広がり、
例えばTFT(thin film transister)型液晶表示装置は
パーソナルコンピュータおよび電子式カメラなどに広く
使用されている。さらに、その使いやすさから使用環境
が広がり、高密度・高性能のTFT型液晶表示装置が要
求されている。また、さらなる特性向上のため、非晶質
珪素膜を用いたTFT型液晶表示装置から多結晶珪素膜
を用いたTFT型液晶表示装置へと開発が進み、近年で
は周辺回路を取り込んだNチャンネル型トランジスタと
Pチャンネル型トランジスタを併せ持つCMOS型のT
FT液晶表示装置が主流になりつつある。
【0003】以下に、図面を参照しながら、上述の多結
晶珪素膜を用いた従来のTFT型液晶表示装置の製造方
法を説明する。図3の(a)〜(c)は、従来の多結晶
珪素膜を用いたTFT型液晶表示装置の製造方法を説明
するための工程図であって、各工程におけるTFT素子
の概略断面図を表している。TFT素子の形成は、図3
の(a)に示すように、まずガラス基板1の表面に厚さ
約60nmの多結晶珪素膜2からなるパターンと厚さ約
100nmのゲート絶縁膜3を形成する。そして、図3
の(b)に示すように、厚さ約300nmのアルミニウ
ム(Al)膜からなるトランジスタのゲート配線パター
ン4を形成し、イオン注入方法でゲート絶縁膜3を通し
て多結晶珪素膜2にリン原子を約3E15個/cm2
入して、Nチャンネル型トランジスタのソース、ドレイ
ン(ソース電極部、ドレイン電極部)5を形成する。そ
の後、図3の(c)に示すように、層間絶縁膜として厚
さ約350nの二酸化珪素膜6を形成した後、配線接続
のためのコンタクトホール7と配線電極8を所定のパタ
ーンにエッチング形成する。
【0004】しかし、このような製造方法により、トラ
ンジスタの特性を向上させるために多結晶珪素膜2を薄
く形成した場合、トランジスタのソースおよびドレイン
領域の抵抗が大きくなり、逆にトランジスタ特性を低下
させるという問題があった。さらに、配線接続のための
コンタクトホール7をドライエッチングで形成すると
き、多結晶珪素膜2が薄いとエッチングされすぎてコン
タクトホールの下部の半導体層がなくなってしまうとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、多結晶珪素膜を薄くしてもトランジスタのソースお
よびドレイン領域の抵抗が増加することなく、トランジ
スタ特性を低下させることのないTFT型液晶表示装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決すべ
く、本発明は、MIS型トランジスタの半導体層におい
て、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜厚が、ソー
ス電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄い構造を有
することを特徴とするTFT型液晶表示装置を提供す
る。かかる本発明のTFT型液晶表示装置は、第1の半
導体層を形成する工程と、MIS型トランジスタの半導
体層において、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜
厚が、ソース電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄
い構造を有するTFT型液晶表示装置の製造方法であっ
て、第1の半導体層を形成する工程と、第1の半導体層
の一部をエッチングする工程と、第1の半導体層を覆う
第2の半導体層を形成する工程とを有する製造方法によ
り製造することができる。すなわち、2段階の工程で半
導体層を形成することにより、薄い部分と厚い部分とを
有する半導体層を得るのである。この場合、第1の半導
体層および第2の半導体層として多結晶珪素膜を形成す
るのが好ましい。
【0007】また、前記TFT型液晶表示装置は、第1
の半導体層として非晶質珪素膜を形成する工程と、第1
の半導体層を所定のパターンに形成する工程と、第1の
半導体層を覆う第2の半導体層として非晶質珪素膜を形
成する工程と、レーザの照射によって第1および第2の
半導体層を構成する非晶質珪素を多結晶珪素に転化させ
る工程とにより製造するのも好ましい。また、第1の半
導体層として多結晶珪素膜を形成する工程と、第1の半
導体層を所定のパターンに形成する工程と、第1の半導
体層を覆う第2の半導体層として多結晶珪素膜を形成す
る工程とによりTFT型液晶表示装置を製造するのも好
ましい。
【0008】さらに、前記TFT型液晶表示装置は、第
1の半導体層として非晶質珪素膜を形成する工程と、レ
ーザの照射によって第1の半導体層を構成する非晶質珪
素を多結晶珪素に転化させながら、第1の半導体層を所
定のパターンに形成する工程と、第1の半導体層を覆う
第2の半導体層として非晶質珪素膜を形成する工程と、
レーザの照射によって第2の半導体層を構成する非晶質
珪素を多結晶珪素に転化させる工程とにより製造するの
も好ましい。
【0009】また、前TFT型液晶表示装置は、半導体
層を形成する工程と、前記半導体層の一部を途中までエ
ッチングして前記半導体層の厚さに差を設ける工程とを
有する製造方法によっても製造することができる。なか
でも、半導体層として非晶質珪素膜を形成する工程と、
前記半導体層上に所定のパターンに形成する工程と、前
記半導体層の一部を途中までエッチングして前記半導体
層の厚さに差を設ける工程と、前記非晶質半珪素膜を多
結晶珪素膜に転化させる工程とによりTFT型液晶表示
装置の製造するのが好ましい。
【0010】また、半導体層として多結晶珪素膜を形成
する工程と、前記半導体層上に所定のパターンに形成す
る工程と、前記半導体の途中までエッチングして前記半
導体層の厚さに差を設ける工程とによって製造すること
もできる。この場合、半導体層として非晶質珪素膜を形
成した後、前記非晶質珪素膜を多結晶珪素膜に転化して
もよい。
【0011】
【発明の実施の形態】上述のように、本発明のTFT型
液晶表示装置は、MIS型トランジスタの半導体層にお
いて、ゲート電極に相対するチャンネル部とソース電極
部およびドレイン電極部の膜厚を変えることを特徴とす
る。そのために、MIS型トランジスタの第1の半導体
層を形成する工程と、その第1の半導体層の一部をエッ
チングする工程と、第1の半導体層を覆う第2の半導体
層を形成する工程とを備えた製造方法により製造するの
である(実施の形態1)。また、前記TFT型液晶表示
装置は、半導体層を形成する工程と、この半導体層の一
部を厚さ方向において途中までエッチングする工程とを
備えた製造方法によっても製造することができる(実施
の形態2)。
【0012】本発明のTFT型液晶表示装置は、上記し
た構成によって、ゲート電極に相対する部分の半導体層
を薄く形成することにより、MIS型トランジスタの特
性を向上させることができ、トランジスタのソースおよ
びドレイン領域の半導体層を厚く形成することにより、
抵抗値が大きくなることを防止し、さらに配線接続のた
めのコンタクトホールをドライエッチングで形成すると
き、多結晶珪素膜がエッチングされすぎてコンタクトホ
ール下部の半導体層が薄くなったり失われたりすること
を防ぐことができる。以下に、本発明に係るTFT型液
晶表示装置の構造および製造方法について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】実施の形態1 図1の(a)〜(c)は、本発明に係るTFT型液晶表
示装置の製造方法を説明するための工程図であって、各
工程におけるTFT素子の概略断面図を示している。T
FT素子の形成は、図1の(a)に示すように、まずガ
ラス基板1の表面に第1の半導体層12として、例えば
プラズマCVD方法で非晶質珪素膜(例えば、厚さ約4
0nm)を形成する。ついで、フォトリソグラフィー手
法でレジストパターンを形成し、ドライエッチングによ
って第1の半導体層を所定のパターンに形成したあと、
例えばプラズマCVD方法で第2の半導体層22として
非晶質珪素膜(例えば、厚さ約50nm)を形成する。
【0014】その後、真空排気しながら、例えば約45
0℃、1時間の熱処理を行って非晶質珪素膜からなる第
1の半導体層12および第2の半導体層22中に含まれ
ている水素の量を減少させる。なお、熱処理の条件は、
非晶質珪素の状態でプロセス全体のバランスを損なわ
ず、脱水素を行うことのできる範囲で適宜選択すること
が可能である。そして、エキシマレーザを照射して第1
の半導体層12および第2の半導体層22を構成する非
晶質珪素を多結晶珪素膜に転化させる(図1の
(a))。
【0015】また、レーザを照射して非晶質珪素を多結
晶珪素に転化させてから、同時に第1の半導体層を所定
のパターンに形成してもよい。具体的には、まずガラス
基板1の表面に第1の半導体層12として、例えばプラ
ズマCVD方法で非晶質珪素膜(例えば厚さ約40n
m)を形成する。ついで、真空排気しながら、例えば約
450℃で1時間の熱処理を行って非晶質珪素膜からな
る第1の半導体層に含まれている水素の量を減少させ
る。そして、エキシマレーザを照射して第1の半導体層
12を多結晶珪素膜に転化させる。そのあと、フォトリ
ソグラフィー方法でレジストパターンを形成し、ドライ
エッチングによって第1の半導体層12を所定のパター
ンに形成したあと、例えばプラズマCVD方法で第2の
半導体層22を形成して、前記第1の半導体層12を多
結晶化およびパターン形成した方法と同じ手順で形成す
る。
【0016】つぎに、第2の半導体層22をエッチング
によって所定のパターンに形成し、二酸化珪素膜からな
るゲート絶縁膜(例えば、厚さ約100nm)13を形
成した後、アルミニウム(Al)膜(例えば、厚さ約3
00nm)で第1の半導体層12の開口部14の部分を
覆うようにトランジスタのゲート配線パターン16を形
成し、イオン注入法でゲート絶縁膜13を通して第1の
半導体層12および第2の半導体層22を構成する多結
晶珪素膜にリン原子(その他、ホウ素原子などでもよ
い。)を、例えば約3E15個/cm2注入して、Nチ
ャンネルトランジスタのソースおよびドレイン25を形
成する(図1の(b))。その後、層間絶縁膜として、
二酸化珪素膜26(例えば、厚さ約350nm)を形成
し、配線接続のためのコンタクトホール27と配線電極
28を所定のパターンにエッチング形成する(図1の
(c))。
【0017】以上のように構成されたTFT型液晶表示
装置について、その動作を説明する。まず図1の(b)
は、本実施の形態の方法により形成されるTFT型液晶
表示装置の主要工程におけるトランジスタ素子の断面を
示すものである。上記した構成によって、ゲート配線パ
ターン16に相対する部分の半導体層12を薄く形成す
ることにより、MIS型トランジスタの特性を向上させ
ることができ、トランジスタのソースおよびドレイン領
域の半導体層12を厚く形成することにより、抵抗値が
大きくなることを防止し、さらに配線接続のためのコン
タクトホール27をドライエッチングで形成するとき、
多結晶珪素膜がエッチングされすぎてコンタクトホール
下部の半導体層12が薄くなったり失われたりすること
を防止することができる。
【0018】なお、本実施の形態において、第1の半導
体層12の開口部14の部分を覆うようにトランジスタ
のゲート配線パターン16を形成したが、ゲート配線パ
ターンが開口部14を覆わなくても効果は同じである。
また、トップゲート型のMOSトランジスタ構造で、第
1および第2の半導体層をプラズマCVD方で非晶質珪
素膜を形成後、エキシマレーザ等により多結晶化した
が、これに限定されるものではなく、ボトムゲート型の
MOSトランジスタ構造であってもよい。また、第1の
半導体層と第2の半導体層をそれぞれ多結晶化しても、
多結晶珪素膜を直接形成しても、得られるTFT型液晶
表示装置の効果は同じであり、2層でなく3層以上の複
数の半導体層で形成しても同様である。さらに、ゲート
配線の材料も上述のアルミニウムに限定されるものでは
なく、他の金属膜であってもよい。また、注入されるホ
ウ素およびリンなどの不純物の種類ならびに注入量も特
に限定されるものではない。
【0019】実施の形態2 図2の(a)〜(c)は、本発明に係る他のTFT型液
晶表示装置の製造方法を説明するための工程図であっ
て、各工程におけるTFT素子の概略断面図を示してい
る。TFT素子の形成は、図2の(a)に示すように、
まずガラス基板1の表面に半導体層30として、例えば
プラズマCVD法で非晶質珪素膜(例えば、厚さ約10
0nm)を形成する。ついで、所定のパターン31を形
成したあと、ドライエッチングで約50nmエッチング
し、所定の部分の半導体層の途中までエッチングし、そ
の部分の厚さを例えば約50nmにする。
【0020】その後、真空排気しながら、例えば約45
0℃、1時間の熱処理を行って半導体層30中に含まれ
ている水素の量を減少させる。このとき、上記実施の形
態1と同様に、熱処理の条件は、非晶質珪素の状態でプ
ロセス全体のバランスを損なわず、脱水素を行うことの
できる範囲で適宜選択することが可能である。そして、
エキシマレーザを照射して半導体層30を構成する非晶
質珪素膜を多結晶珪素膜に転化させる(図2の
(a))。
【0021】ついで、半導体層30を所定のパターンに
形成し、二酸化珪素膜でゲート絶縁膜33(例えば、約
100nm)を形成する。その後、アルミニウム(A
l)膜(例えば、約300nm)で、半導体層30の薄
く形成した部分32にトランジスタのゲート配線パター
ン34を形成し、イオン注入法でゲート絶縁膜33を通
して多結晶珪素膜にリン原子(その他、ホウ素原子など
でもよい。)を、例えば約3E15個/cm2注入し
て、Nチャンネルトランジスタのソースおよびドレイン
35を形成する(図2の(b))。その後、層間絶縁膜
として、二酸化珪素膜36(例えば、厚さ約350n
m)を形成し、配線接続のためのコンタクトホール37
と配線電極38を所定のパターンにエッチング形成する
(図2の(c))。
【0022】以上のように構成されたTFT型液晶表示
装置について、その動作を説明する。まず図2の(a)
は、本発明の方法により形成されるTFT型液晶表示装
置の主要工程におけるトランジスタ素子の断面を示すも
のである。上記した構成によって、ゲート配線パターン
34に相対する部分の半導体層30を薄く形成すること
により、MIS型トランジスタの特性を向上させること
ができ、トランジスタのソースおよびドレイン領域の半
導体層30を厚く形成することにより、抵抗値が大きく
なることを防止し、さらに配線接続のためのコンタクト
ホール37をドライエッチングで形成するとき、多結晶
珪素膜がエッチングされすぎてコンタクト下部の半導体
層30が薄くなったり失われたりすることを防止するこ
とができる。
【0023】なお、本実施の形態において、トップゲー
ト型のMOSトランジスタ構造で、半導体層30をプラ
ズマCVD方法で非晶質珪素膜を形成後、エキシマレー
ザなどにより多結晶化できるが、これに限定されるもの
ではなく、工程の形成順を逆にして形成したボトムゲー
ト型のMISトランジスタ構造であってもよく、半導体
層として多結晶珪素膜を直接形成しても効果は同じであ
り、また非晶質珪素膜を多結晶化してから半導体層の一
部をエッチングして厚さの差を形成しても同様である。
さらに、半導体層の厚さも所望する特性に合わせて形成
すればよく、これに限定されるものではない。また、ゲ
ート配線の材料をAl膜としたが、これに限定されるも
のではなく、他の金属膜であっても効果は同じであり、
ゲートパターンの形成も、半導体層を薄く形成した部分
を覆わないようにしても効果は同じである。また、注入
される硼素及び燐等の不純物および注入量も限定される
ものではない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は上記した構成によ
って、ゲート電極に相対する部分の半導体層を薄く形成
することにより、MIS型トランジスタの特性を向上さ
せることができ、トランジスタのソースおよびドレイン
領域の半導体層を厚く形成することにより、抵抗値が大
きくなることを防止し、さらに配線接続のためのコンタ
クトホールをドライエッチングで形成するとき、多結晶
珪素膜がエッチングされすぎてコンタクトホール下部の
半導体層が薄くなったり失われたりすることを防ぎ、信
頼性の高いTFT型液晶表示装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるTFT型液晶表
示装置の製造方法の説明図
【図2】本発明の一実施の形態におけるTFT型液晶表
示装置の製造方法の説明図
【図3】従来のTFT型液晶表示装置の製造方法の説明
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 多結晶珪素膜 3、13 ゲート絶縁膜 4、16 ゲート配線パターン 5、25 Nチャンネル型トランジスタのソース、ドレ
イン (ソース電極部、ドレイン電極部) 6、26 二酸化珪素膜 7、27 コンタクトホール 8、28 配線電極 12 第1の半導体層 14 開口部 22 第2の半導体層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MIS型トランジスタの半導体層におい
    て、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜厚が、ソー
    ス電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄い構造を有
    することを特徴とするTFT型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 MIS型トランジスタの半導体層におい
    て、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜厚が、ソー
    ス電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄い構造を有
    するTFT型液晶表示装置の製造方法であって、第1の
    半導体層を形成する工程と、第1の半導体層の一部をエ
    ッチングする工程と、第1の半導体層を覆う第2の半導
    体層を形成する工程とを有することを特徴とするTFT
    型液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の半導体層および第2の半導体層と
    して多結晶珪素膜を形成することを特徴とする請求項2
    記載のTFT型液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1の半導体層として非晶質珪素膜を形
    成する工程と、第1の半導体層を所定のパターンに形成
    する工程と、第1の半導体層を覆う第2の半導体層とし
    て非晶質珪素膜を形成する工程と、レーザの照射によっ
    て第1および第2の半導体層を構成する非晶質珪素を多
    結晶珪素に転化させる工程とを有することを特徴とする
    請求項2記載のTFT型液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1の半導体層として多結晶珪素膜を形
    成する工程と、第1の半導体層を所定のパターンに形成
    する工程と、第1の半導体層を覆う第2の半導体層とし
    て多結晶珪素膜を形成する工程とを有することを特徴と
    する請求項2記載のTFT型液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1の半導体層として非晶質珪素膜を形
    成する工程と、レーザの照射によって第1の半導体層を
    構成する非晶質珪素を多結晶珪素に転化させて、第1の
    半導体層を所定のパターンに形成する工程と、第1の半
    導体層を覆う第2の半導体層として非晶質珪素膜を形成
    する工程と、レーザの照射によって第2の半導体層を構
    成する非晶質珪素を多結晶珪素に転化させる工程とを有
    することを特徴とする請求項2記載のTFT型液晶表示
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 MIS型トランジスタの半導体層におい
    て、ゲート電極に相対するチャンネル部の膜厚が、ソー
    ス電極部およびドレイン電極部の膜厚より薄い構造を有
    するTFT型液晶表示装置の製造方法であって、半導体
    層を形成する工程と、前記半導体層の一部を途中までエ
    ッチングして前記半導体層の厚さに差を設ける工程とを
    有することを特徴とするTFT型液晶表示装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体層として非晶質珪素膜を形成する
    工程と、前記半導体層上に所定のパターンに形成する工
    程と、前記半導体層の一部を途中までエッチングして前
    記半導体層の厚さに差を設ける工程と、前記非晶質半珪
    素膜を多結晶珪素膜に転化させる工程とを有することを
    特徴とする請求項7記載のTFT型液晶表示装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 半導体層として多結晶珪素膜を形成する
    工程と、前記半導体層上に所定のパターンに形成する工
    程と、前記半導体の途中までエッチングして前記半導体
    層の厚さに差を設ける工程とを有することを特徴とする
    請求項7記載のTFT型液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体層として非晶質珪素膜を形成し
    た後、前記非晶質珪素膜を多結晶珪素膜に転化させる工
    程と、前記半導体層上に所定のパターンに形成する工程
    と、前記半導体の途中までエッチングして前記半導体層
    の厚さに差を設ける工程とを有することを特徴とする請
    求項9記載のTFT型液晶表示装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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