JPH0233006Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0233006Y2
JPH0233006Y2 JP8766785U JP8766785U JPH0233006Y2 JP H0233006 Y2 JPH0233006 Y2 JP H0233006Y2 JP 8766785 U JP8766785 U JP 8766785U JP 8766785 U JP8766785 U JP 8766785U JP H0233006 Y2 JPH0233006 Y2 JP H0233006Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bathtub
air supply
blower
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8766785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61204158U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8766785U priority Critical patent/JPH0233006Y2/ja
Publication of JPS61204158U publication Critical patent/JPS61204158U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0233006Y2 publication Critical patent/JPH0233006Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は強制給排気式風呂釜の浸水安全装置、
さらに詳述すれば、浴槽と連結した強制給排気式
風呂釜は、浴室の流し場の排水口が異物等により
つまりを生じ、汚水が風呂釜の器体底部から所定
水位まで浸水した場合、送気検出器の検圧口を水
没させ、電気的安全制御装置に配線した風圧スイ
ツチをOFFさせて電気回路を切ることによつて
電磁弁を閉弁し、ガスバーナが異常燃焼を起す前
に燃焼を停止させるようにした強制給排気式風呂
釜の浸水安全装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近来のガス風呂釜は、従来の浴室内に排気煙導
を露出させた自然排気式のCF型風呂釜に代つて
所謂強制給排気式風呂釜(以下FF型風呂釜とい
う)が開発され、シヤワーのない不便な浴室から
シヤワーつきの浴室へグレードアツプがなされ実
用化されている。この種のFF型風呂釜は、第4
図に示すように、密閉した匣体mの内部に自然循
環式の風呂釜用熱交換器aおよび湯沸器用熱交換
器bを併設し、この両熱交換器a,bの下方に各
ガスバーナc,dをそれぞれ配設し、両ガスバー
ナc,dのノズル部c′,d′にガス電磁弁eの制御
機器などを介装したガス導管fで分岐接続すると
共に、湯沸器用熱交換器bの上流側で給水管gに
は水量調節弁、水圧応動弁、流水スイツチなどの
水系制御機器hを順次介装し、かつ、この湯沸器
用熱交換器bの下流側は匣体m上に設けた給湯
(水)栓iに接続している。更に匣体m内の下部
には送風機jと、これと関連動作してガス電磁弁
eを開閉させるための風圧スイツチkなどの電装
部材と、これらを操作させる電気制御ボツクスn
を装備していると共に、送風機jの回動により屋
外に突設したターミナルにより燃焼に必要な空気
を匣体m内に取り入れるための給気筒oと、燃焼
後の排気ガスを排出させる排気筒pを内蔵するも
のである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の技術の項で述べた手段によつてガス・水
系制御機器を動作させ、燃焼および給・排気を行
なわせるFF型風呂釜を浴槽と併設させるべく浴
室の落し込み流し場に設置した場合、流し場の排
水口が石鹸片、湯垢、脂肪垢、脱毛などの異物に
よりつまりを生じ、汚水により底部が冠水した場
合、底板の接合間隙部より汚水が器体の内部に浸
水してたまる。このため、内部たまつた汚水が送
気の通路を塞いだり、燃焼中に蒸発して器体内の
燃焼に必要な空気と混合して火炎が赤火炎となつ
て一酸化炭素濃度を増して不完全燃焼を起すこと
がある。そして、この汚水の量が多くなると、ガ
スバーナの空気吸入部にも浸水してガスの噴出を
妨害するため、炎が熱交換器内からあふれ出るよ
うな異常燃焼を起し、内部の電装部材は勿論のこ
と、ガス・水系制御機器の損焼を招き、FF型風
呂釜の寿命を縮めたり、延いては火災に至らしめ
る惧れがある。
〔考案の目的〕
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
するため、FF型風呂釜が浴室内の流し場の排水
口のつまり等によつて器体が冠水してバーナが正
常燃焼する使用範囲を越える浸水に対して、燃料
の供給を停止し、未然に異常燃焼や火災を防ぐ強
制給排気式風呂釜の浸水安全装置を提供すること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成せんがため、
燃焼用の新鮮な空気を送る送風機の吐出筒を器体
底部の所定位置に配設すると共に、ガス電磁弁を
電気的に開閉制御させるための風圧スイツチの作
用室と接続された送気検出器を前記吐出筒内に送
風機の負圧を検知するように該送気検出器の検圧
口の位置をガスバーナの混合管部に対設したノズ
ルよりも下方になるように、器体の底面から離間
距離を保つように挿設することにより、排水口の
つまり等によつて器体が冠水してバーナが正常に
燃焼する使用範囲を越える浸水に対して、前記送
気検出器の検圧口を水没させ、電気的安全制御回
路に配線させた風圧スイツチの作用室に圧力伝播
させずに風圧スイツチをOFFさせてガス電磁弁
を閉弁させ、ガスバーナの異常燃焼を未然に防ぐ
ように構成したものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の一実施例を第1図乃至第3図によ
り説明する。
第1図乃至第3図において、、以下説明する以
外の符号で第4図に示すものと同一符号は同一部
分を示すものとする。
1は強制給排気式風呂釜本体(以下器体とい
う)、2は前記器体1と循環パイプ3を介して連
結されている浴槽で、ともに浴室A内の排水口D
を埋設した落し込み部Bに設置されている。器体
1内には、ガスバーナc,d、ガス電磁弁e、水
系制御機器hおよび給気筒o、排気筒pなどをも
つ風呂,給湯器用の熱交換器a,bを内蔵してお
り、その器体1内の風呂釜用熱交換器aの下部所
定位置に送風機jを設けている。4は前記送風機
jの吐出筒5の上部に設けた送風検出器で、該送
風検出器4の先端開口部である検圧口6は前記吐
出筒5内へ器体1の底面から所定寸法lの離間距
離を保つように垂下状に取付けている。しかもこ
の離間距離lは、第4図に示すノズル部c′と器体
1の底面までの高さよりも必らず低く保つことに
している。7は通気管は、前記器体1内の所要位
置に設けた風圧スイツチkの作用室側の取付け口
より前記送気検出器4に接続している。8は前記
器体1の底板1aに設けた小径の排水孔で、例え
ば日本工業規格JISS2131「都市ガス用バーナ付ふ
ろがま」における第3項性能の中の「気密構成部
の気密」の項目で規定する漏れ量が合格する範囲
内の孔径が開口している。
第3図は強制給排気式風呂釜に用いられる公知
の電気的安全制御装置の電気回路を示すもので、
10は制御回路で、該制御回路10からの信号で
リレー11が励磁されて常開スイツチ12の接点
がONするように電気的に接続され、該常開スイ
ツチ12と送風機jは直列に結線すると共に、前
記風圧スイツチkと電磁弁eも直列に結線し、こ
これらの制御回路10,送風機j,電磁弁eは電
源9に対してそれぞれ並列に配線されている。
本考案の強制給排気式風呂釜の浸水安全装置は
上記のように構成されているので、常態において
は、送風機jの回動による送風圧力を送気検出器
4および通気管7を介して風圧スイツチkをON
にし、これにより電磁弁eが開成され、ガスバー
ナc(またはd)が適宜の点火手段(図示せず)
により着火し燃焼する。
次に、入浴中または入浴後に浴槽2内の湯を排
出したときに、排水口Dが異物などによりつまつ
て落し込み部Bに排水がたまり、器体1内に汚水
が浸入して送気検出器4の下端開口部の検圧口6
が冠水すると、風圧スイツチkが送気検出器4か
らの送気圧力が感知できなくなるのでOFFにな
り、これにより電磁弁eを閉塞し、ガスバーナc
(またはd)へのガスの流れが遮断されて燃焼は
停止し、器具の使用はできなくなる。このような
場合には、排水口Dを掃除して異物を取り除き、
検圧口6の冠水を底板1aに開口した排水孔8よ
り流出させれば前述の常態に復帰して、器具を正
常に使い得るようになる。
〔考案の効果〕
このように、本考案の強制給排気式風呂釜の浸
水安全装置は、排水口Dが何らかの原因でつまつ
て落し込み部Bに汚水がたまり、器体1内に汚水
が浸水した状態で燃焼させると燃焼用空気が不足
気味で異常燃焼を起し、延いては火災をまねく惧
れがある場合には、それ以前に送風検出器4の検
圧口6を冠水させ、風圧スイツチkをOFFさせ
て電磁弁eを閉塞させて異常燃焼を未然に防ぐこ
とができ、このため、異常燃焼等による器体1の
損燃や耐久性の低下も生じない。また、器体1内
に浸水した汚水をガスバーナcが正常に燃焼でき
る位置まで排水させれば、浸水安全装置は自動復
帰して正常な燃焼が再現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の浸水安全装置を装備した強制
給排気式風呂釜の一部切欠断面図、第2図は本考
案の浸水安全装置を示す第1図のS部分拡大図、
第3図は本考案に用いる電気的安全制御装置の電
気回路図、第4図は強制給排気式風呂釜の概略構
成図である。 1…強制給排気式風呂釜本体(器体)、1a…
底板、2…浴槽、3…循環パイプ、4…送気検出
器、5…吐出筒、6…検圧口、7…通気管、8…
排水孔、9…電源、10…制御回路、11…リレ
ー、12…スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機の送風圧力を風圧スイツチで検知して燃
    料の給停を行なう形式の電気的安全制御装置を装
    備した強制給排気式風呂釜において、前記送風機
    の吐出路を風呂釜の器体底部の所定位置に配設
    し、かつ前記風圧スイツチの作用室に接続して負
    圧を検知すべくなした送気検出器を前記吐出路内
    に所要寸法突出するように挿設したことを特徴と
    する強制給排気式風呂釜の浸水安全装置。
JP8766785U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0233006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8766785U JPH0233006Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8766785U JPH0233006Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61204158U JPS61204158U (ja) 1986-12-23
JPH0233006Y2 true JPH0233006Y2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=30640102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8766785U Expired JPH0233006Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0233006Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61204158U (ja) 1986-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0233006Y2 (ja)
JPS58140556A (ja) 風呂釜兼用給湯装置
JPS6243242Y2 (ja)
JPS5818055A (ja) 貯湯式給湯機の水漏れ防止装置
KR200176948Y1 (ko) 가스보일러용 응축수받이의 배기가스 차단장치
JPH0224027Y2 (ja)
JPS62119359A (ja) 温水器の制御装置
JPH1194194A (ja) 空気調和装置のドレン排出用ドラムトラップ自動給水 装置
JPS6011373Y2 (ja) ガス湯沸装置における真空破壊弁兼水抜き用自動吸気弁装置
JPH0720512Y2 (ja) 自動湯張り機能付バランス型風呂釜
JPS6133401Y2 (ja)
JPS6034998Y2 (ja) 給湯機における安全装置
JPH0737093Y2 (ja) 風呂給湯装置
JPH0230678Y2 (ja)
JPH0380007B2 (ja)
KR200184830Y1 (ko) 상향식 대기개방형 가스보일러
JPS6142023Y2 (ja)
JPS6240282Y2 (ja)
JPS6126748Y2 (ja)
JPH04143513A (ja) 燃焼器具からの排ガスの屋内流出による危険防止方法
JPH0422223Y2 (ja)
KR19980016052A (ko) 양방향 순환펌프를 이용한 가스보일러의 난방배관폐쇄시 과압토출구조
KR940005176Y1 (ko) 순간온수기
JPS6038830Y2 (ja) 瞬間湯沸器
JPS6018900B2 (ja) 浴湯循環・給湯器の加熱制御装置