JPH0232930Y2 - - Google Patents

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JPH0232930Y2
JPH0232930Y2 JP18832287U JP18832287U JPH0232930Y2 JP H0232930 Y2 JPH0232930 Y2 JP H0232930Y2 JP 18832287 U JP18832287 U JP 18832287U JP 18832287 U JP18832287 U JP 18832287U JP H0232930 Y2 JPH0232930 Y2 JP H0232930Y2
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shift lever
switch
push rod
operating knob
button
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車に搭載された自動変速機のシ
フトレバー装置に関する。
従来の技術 従来、自動変速機のシフトレバー装置としては
第6図に示したものが実用されている(昭和60年
9月、日産自動車(株)発行「サービス周報」第539
号(BA2−1),C−2頁参照)。すなわち図示
しない車体には、軸10を介してシフトレバー1
1が回動自在に支持されている。該シフトレバー
11の上端部には、操作用ノブ12が取り付けら
れており、該操作用ノブ12には、セレクトボタ
ン13が嵌挿され、又オーバドライブ(以下OD
と略称する)スイツチ本体14が収容配置されて
いる。該ODスイツチ本体14は、ODスイツチ
ボタン15ぎ有するとともに、前記シフトレバー
11内に配索されたハーネス16を介して図外の
自動変速機に接続されている。
かかる構造において、前記ODスイツチボタン
15が押圧操作されて退入すると、自動変速機は
ODへの自動変速機が可能な状態にセツトされ、
又再度ODスイツチボタン15が押圧操作されて
突出するとODへの自動変速がキヤンセルされる
のである。
しかしながらこのような従来の装置において、
操作用ノブ12にはODスイツチ本体14が収容
配置されていることから、図示したように操作用
ノブ12が大型化し、重量及びコスト上の不利を
伴うのみならず、前記ODスイツチ本体14に接
続されたハーネス16を管状のシフトレバー11
内部に挿通しなければならず、組付作業上の困難
性をも生じてしまう。
このため第7図に示したように、前記シフトレ
バー11の側部に配設されたデイテントプレート
17にODスイツチ本体14が取り付けられると
ともに、前記デイテントプレート17のD(ドラ
イブ)ポジシヨン下部に凹所18が設けられ、該
凹所18内にODスイツチ本体14の突子19が
突設された構造が提案されている(実公昭61−
29050号公報参照)。かかる構造において、前記セ
レクトボタン13を通常操作時より深く操作用ノ
ブ12内に退入させると、セレクトボタン13の
退入に伴つて下動するデイテントピン20が凹所
18内に侵入する。したがつて該デイテントピン
20が凹所18内の突子19に圧接することによ
つてODスイツチ本体14を開閉操作することが
できる。又この装置にあつては、ODスイツチ本
体14をデイテントプレート17に配設すること
によつて、操作用ノブ12の小型化が可能となる
とともに、シフトレバー11内部にハーネス16
を配索する必要がなく、組付作業上の困難性も解
消されるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら第7図に示た装置にあつては、図
示しない車体に固定配置されたデイテントプレー
ト17にODスイツチ本体14を配設する一方、
回動自在なシフトレバー11に設けられたデイテ
ントピン20によつてODスイツチ本体14を操
作するように構成されている。このため前記OD
スイツチ本体14をデイテントピン20によつて
作動し得るのは、シフトレバー11が所定のポジ
シヨン(前記装置ではDポジシヨン)にシフト操
作されている場合のみであつて、シフトレバー1
1が他のポジシヨン(P,R,N,2,L)にシ
フト操作されている場合には、ODスイツチ本体
14を作動し得ない。したがつてODスイツチ本
体14を操作し得る条件が極めて限定されており
この点において操作性が悪化するのみならず、
ODスイツチ本体14を操作する際には、セレク
トボタン13を通常操作時より深く操作ノブ12
内に退入させなければならないことからセレクト
ボタン13のストローク量が大きく、この点にお
いても操作性が悪化する。しかもODスイツチ本
体14は通常のシフト操作時と同様にセレクトボ
タン13の押圧操作し伴つて下動するデイテント
ピン20により操作されることから、セレクトボ
タン13の押圧操作如何によつてODスイツチ本
体14か無作為的に開閉操作され、該作動が生ず
るおそれもあつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、シフトレバーの上端部に設けら
れた操作用ノブの小型化を図ることともに、OD
スイツチボタンの操作性を向上させ、さらには
ODスイツチの作動精度の向上をも図つた自動変
速機のシフトレバー装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本考案にあつては
回動自在に支持されたシフトレバーの上端部に操
作用ノブが設けられ、該操作用ノブにはセレクト
ボタンが設けられ、前記シフトレバーにはセレク
トボタンの押圧操作に伴つて所定方向に駆動され
るプツシユロツドが遊挿されるとともに、前記プ
ツシユロツドの端部にはデイテントピンが突設さ
れ、前記シフトレバーの側部にはデイテントピン
が選択的に係合するデイテントプレートが配設さ
れた構造において、前記操作用ノブに、押圧操作
に伴つて前記所定方向とは反対方向すなわち反所
定方向にプツシユロツドを駆動するODスイツチ
ボタンが設けられる一方、前記シフトレバーの下
部にはプツシユロツドの前記反所定方向への動き
に応じて開閉作動するODスイツチ本体が配設さ
れている。
作 用 前記構成において、ODスイツチ本体はシフト
レバーの下部に配設されており操作用ノブには
ODスイツチボタンがセレクトボタンとともに設
けられているのみであることから、操作用ノブの
外部形状は小型化するとともに、ODスイツチボ
タンとODスイツチ本体とは既設の部材であるプ
ツシユロツドを有効利用して連係作動される。又
前記ODスイツチボタンを押圧操作することによ
り、シフトレバーが適宜の回動位置に操作されて
いても、プツシユロツドの駆動が伴つてODスイ
ツチは開閉される。このときプツシユロツドはセ
レクトボタンを押圧操作した場合とは逆方向であ
る反所定方向に駆動されてODスイツチ本体と開
閉作動することから、セレクトボタンを押圧操作
してもODスイツチ本体が誤作動することはな
く、前記ODスイツチボタンと適宜のストローク
量をもつて押圧操作することによりODスイツチ
本体は開閉作動する。
実施例 以下本考案の一実施例について図面に従つて説
明する。すなわち第1,2図に示したように車体
21には1対のブラケツト22,22が取り付け
られており、該ブラケツト22,22間には、回
動軸23が回転自在に架設されている。該回動軸
23にはシフトレバー24の下端部が固着されて
おり、該シフトレバー24は中空状であつて上端
外周部には、操作用ノブ25が嵌着されている。
該操作用ノブ25の周部には凹部26が形成され
ているとともに、内部には前記シフトレバー24
の上端開口部と連通する隔室27が成形されてい
る。前記凹部26には、上部側に位置するセレク
トボタン28と下部側に位置するODスイツチボ
タン29とが一体に成形された操作子30がピン
31により枢支されており、該操作子30の中央
部にはシフトレバー24内部に突出する連係片3
2が設けられている。前記隔室27内には第1リ
ターンスプリング33と、該第1リターンスプリ
ング33の下端部に当接し、かつ前記シフトレバ
ー24の上部開口部より大径状のストツパプレー
ト34が弾持されている。該ストツパプレート3
4にはシフトレバー11内に遊挿されたプツシユ
ロツド35に設けられたボス部36が当接してお
り、該ボス部36には前記連係片32を拘持する
ホルダ孔37が形成されている。前記プツシユロ
ツド35の下端部には、スライドブロツク38が
固着されており、該スライドブロツク38と前記
回動軸23間には前記第1リターンスプリング3
3よりばね定数の小さい第2リターンスプリング
39が介挿されている。又前記スライドブロツク
38には、デイテントピン40が貫通配置されて
おり、該デイテントピン40はシフトレバーの相
対向する側面に設けられたスライド孔41,41
を介してシフトレバー24外部に突設されてい
る。
前記シフトレバー24の側部には、一方のブラ
ケツト22に固定されたデイテントプレート42
が配設されており、該デイテントプレート42に
は第3図に示したようにP(パーキングロツク)、
R(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライ
ブ)、2(セカンド)、1(フアースト)が設定され
た位置決め孔43が成形されている。前記Nポジ
シヨンとDポジシヨンには図示した仮想線より下
部の通常使用領域αと仮想線より上部のOD使用
領域βとが設けられており、前記デイテントピン
41はこの位置決め孔43内に第2リターンスプ
リング39により弾持されている。
一方前記シフトレバー24の下部であつてスラ
イド孔41より上部外周面には、ODスイツチ本
体14が装着されている。該ODスイツチ本体1
4には前記スライド孔41の上端部よりやや下方
に突出する突子19が退入可能に突設されてお
り、ODスイツチ本体14は前記突子19の退入
毎にON、あるいはOFFを繰り返すように構成さ
れている。
以上の構成に係る本実施例において、ODスイ
ツチ本体14は、シフトレバー24の下部に配設
されていることから、ODスイツチ本体14が操
作用ノブ25内部に配設された場合のように、該
操作用ノブ25が大型化してしまうようなことは
なく、又ODスイツチ本体14に接続されるハー
ネス16(第6図)をシフトレバー24内に配索
する必要もない。よつて操作用ノブ25を小型化
して、重量及びコストの低減を図ることが可能と
なるとともに、前記ハーネス16のシフトレバー
24内への配索を不要にして組付作業の容易化を
図ることができる。
そして通常のシフト操作時において、例えばP
ポジシヨンから他のポジシヨンへシフトチエンジ
を行う際にはセレクトボタン28を手指により押
圧する。すると操作子30はピン31を中心に下
方に回動し、該操作子31に設けられている連係
片32も同方向に回動する。したがつて該連係片
32を拘持するボス部36は下方に変位し、該ボ
ス部36が設けられているプツシユロツド35
は、所定方向である下方(矢示A方向)に駆動さ
れる。このためプツシユロツド35の下端部に突
設されたデイテントピン40はPポジシヨンから
遊離し、この状態でシフトレバー24と所望のポ
ジシヨンに回動した後、セレクトボタン28から
手指を離すと、第2リターンスプリング39の反
力によつて、第3図に仮想的に示したようにデイ
テントピン40は、各ポジシヨンに弾持される。
このときN又はDポジシヨンにおいては、第2リ
ターンスプリング39のばね定数が第1リターン
スプリング33より小さい値に設定されているこ
とから、第2リターンスプリング39の反力によ
つてボス部36がストツパプレート34に当接し
ても、該ストツパプレート34が第1リターンス
プリング33に抗して隔室27内に退入すること
はない。したがつてプツシユロツド35はボス部
36がストツパプレート34に当接した時点で上
動を阻止され、デイテントピン40はN又はDポ
ジシヨンにおいては、前記通常使用領域αに定位
する。
次にODスイツチ本体14をON(閉)作動させ
る場合には、シフトレバーがN又Dポジシヨンに
ある状態でODスイツチボタン29を手指により
押圧する。すると操作子30はピン31を中心に
上方に回動し、該操作子30に設けられている連
係片32も同方向に回動する。したがつて前述し
たシフトチエンジの際とは逆に、プツシユロツド
35はボス部36をストツパプレート34に圧接
させつつ、反所定方向である上方(矢示B方向)
に、第1リターンスプリング33に抗して移動す
る。これによつてデイテントピン40も上方に移
動してOD使用領域β内に侵入するとともに、
ODスイツチ本体14の突子19に圧接し、該突
子19をODスイツチ本体14内部に退入させ
る。しかる後にODスイツチボタン29より手指
を離すと、第1リターンスプリング33の反力に
より、プツシユロツド35はデイテントピン40
とともに下方に移動し、前記突子19は再び突出
状態となる。この突子19の入出により、ODス
イツチ本体14はONとなり、図外の自動変速機
はODへの自動変速機が可能な状態にセツトされ
る。そして、再度ODスイツチボタン29を押圧
すれば、前述と同様にしてODスイツチ本体14
の突子19が入出し、これによつてODスイツチ
本体14がOFF(開)となつて、前記自動変速機
のオーバードライブが解除される。
したがつてこのようにODスイツチ本体14の
ON,OFFは、シフトレバー24がDポジシヨン
にある場合のみならず、Nポジシヨンにある場合
にも可能となり、この点において操作性を向上し
得るとともに、ODスイツチボタン29のストロ
ーク量は、デイテントピン40の上方移動によつ
て突子19を上動させ得る範囲に設定すれば良
く、前記ストローク量を微少にすることが可能と
なつてこの点においても操作性を向上し得る。
しかもプツシユロツド35はセレクトボタン2
8を押圧操作した場合とは逆方向である上方に駆
動されてODスイツチ本体14をON,OFFする
ことから、セレクトボタン28を押圧操作しても
ODスイツチ本体14が誤作動することはなく、
該ODスイツチ本体14を精度よく手動操作する
ことが可能となるのである。
第4図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、セレクトボタン44は隔室27の上壁に成形
された開口45を隔室27に遊挿され、ストツパ
プレート34に固着されている。一方ODスイツ
チボタン46は、前記セレクトボタン44とは別
体に成形されている。このODスイツチボタン4
6は、操作用ノブ25の周部に成形された凹部2
6内に配設され、上端部46aをピン31によつ
て枢支されているとともに、ホルダ孔37に拘持
された連係片32が設けられている。
かかる第2実施例においては、矢示したように
セレクトボタン44を上方から押圧することによ
りプツシユロツド35を下方に移動し得るととも
に、ODスイツチボタン46の下端部46bを押
圧することによりプツシユロツド35を上方に移
動し得る。したがつてセレクトボタン44とOD
スイツチボタン46の操作方向が異なるととも
に、両者が別体であつて取付部位も異なることか
ら両ボタン44,46の識別をより明瞭にするこ
とができる。
第5図は本考案の第3実施例を示すものであ
り、デイテントプレート42には、前記OD使用
領域βに亘つてストツパプレート47が配設され
ている。該ストツパプレート47の両側には上下
方向に延在する長孔48,48が設けられてお
り、該長孔48,48にはデイテントプレート4
2に突設されたピン49,49が遊挿され、これ
によつてストツパプレート47は上下動可能に支
持されている。又デイテントプレート42の上縁
には1対の爪50,50が設けられており、該爪
50,50とストツパプレート47の上縁間には
前記第2リターンスプリング29(第1,2図)
よりばね定数の大きい第1リターンスプリング5
1,51弾挿されている。
以上の構成に係る第3実施例において、通常の
シフト操作時にデイテントピンがN又はDポジシ
ヨンにある状態では、該デイテントピン40はス
トツパプレート47の下縁に当接して位置決めさ
れる。このとき第1リターンスプリング51,5
1は第2リターンスプリング39よりばね定数が
大きいことから、第2リターンスプリング39の
反力によつてデイテントピン40がストツパプレ
ート47に当接しても該ストツパプレート47が
第1リターンスプリング51,51に抗して上方
に移動することはない。
そしてプツシユロツド35とともにデイテント
ピン40を上動させること、該デイテントピン4
1は第1リターンスプリング51,51に抗して
ストツパプレート47を押し上げつつ前記突子1
9を押圧し、これによつてODスイツチ本体14
ON,OFFがなされるのである。
かかる第3実施例においては、第1リターンス
プリング51及びストツパプレート47をデイテ
ントプレート42に付設するようにしたことか
ら、第1実施例のように操作用ノブ25に第1リ
ターンスプリング33やストツパプレート34を
設ける必要はなく、よつて操作用ノブ25を一層
小型化することを可能にするものである。
なお前記実施例においては、NポジシヨンとD
ポジシヨンとにOD使用領域βに設けて、N,D
両ポジシヨンにてODスイツチ本体14のON,
OFFを行い得るようにしたが、他のポジシヨン
にもOD使用領域βを設けることにより、いずれ
のポジシヨンであつてもODスイツチ本体14を
操作し得る構造とすることが可能である。
又前記実施例においてはデイテントピンによつ
てスイツチ本体14の突子19を押圧操作する構
造としたが、プツシユロツド35に他のピンを突
設し、該ピンによりプツシユロツド35の上方へ
の動きに応じてODスイツチ本体14をON,
OFFする構成とすることも可能である。
さらに前記実施例におけるODスイツチを同様
にシフトレバーに配設される四輪駆動車の四輪駆
動と二輪駆動とを切換える4WDスイツチと等価
的に置換え得ることは当然であつて、よつてOD
スイツチと4WDスイツチとが置換技術として均
等であることは勿論である。
考案の効果 以上説明したように本考案は、シフトレバーの
下部にODスイツチ本体が配設され、該ODスイ
ツチ本体をシフトレバー内に遊挿されたプツシユ
ロツドの働きに応じて開閉作動させるようにし
た。よつてODスイツチ本体がシフトレバー上端
部の操作用ノブ内に配設された従来の装置のよう
に、該操作用ノブが大型化してしまうようなこと
はなく、操作用ノブを小型化して重量及びコスト
の低減を図ることが可能となるとともに、前記
ODスイツチ本体に接続されるハーネスのシフト
レバー内へ配索を不要にして組付作業の容易化を
図ることができる。
又前記ODスイツチ本体は、前記プツシユロツ
ドが遊挿された回動自在なシフトレバーに配設さ
れていることから、車体に固定されているデイテ
ントプレートにODスイツチ本体が配設された従
来の装置のように、シフトレバーの回動位置との
関係において、ODスイツチを開閉し得る条件が
限定されてしまうようなことはない。よつてシフ
トレバーの回動位置にかかわらずODスイツチ本
体を開閉することが可能となり、この点において
操作性の向上を図ることができる。さらに前記
ODスイツチボタンはセレクトボタン操作時にお
ける所定方向とは逆の反所定方向にプツシユロツ
ドを駆動するように構成されていることから、プ
ツシユロツドを前記所定方向のみ駆動する従来装
置のように、プツシユロツドを駆動する際のスト
ローク量が長尺化することはない。よつてプツシ
ユロツドを駆動する際のODスイツチボタンのス
トローク量を減少させてこの点からも操作性の向
上を図ることができる。しかもこのようにプツシ
ユロツドの反対方向の動きに応じてプツシユロツ
ドの下端部に設けられたデイテントピンの操作
と、前記ODスイツチ本体の開閉作動とを行うこ
とから、ODスイツチ本体の誤動作を防止するこ
とができ、ODスイツチの作動精度をを向上し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面側面
図、第2図は同実施例の正面断面図、第3図は同
実施例に係るデイテントプレートの正面図、第4
図は本考案の第2実施例を示す断面図、第5図は
本考案の第3実施例を示す平面図、第6図は第1
の従来構造を示す正面図、第7図は第2の従来構
造を示す正面図である。 14……ODスイツチ本体、24……シフトレ
バー、25……操作用ノブ、28,44……セレ
クトボタン、29,46……ODスイツチボタ
ン、35……プツシユロツド、40……デイテン
トピン、42……デイテントプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に支持されたシフトレバーの上端部に
    操作用ノブが設けられ、該操作用ノブに、押圧操
    作に伴つて前記シフトレバー内に遊挿されたプツ
    シユロツドを所定方向に駆動するセレクトボタン
    が設けられ、前記プツシユロツドの端部に、前記
    シフトレバーの側部に配設されたデイテントプレ
    ートに係合するデイテントピンが突設された構造
    において、前記操作用ノブに、押圧操作に伴つて
    前記プツシユロツドを反所定方向に駆動するオー
    バドライブスイツチボタンが設けられる一方、前
    記シフトレバーの下部にはプツシユロツドの反所
    定方向への動きに応じて開閉作動するオーバドラ
    イブスイツチ本体が配設されたことを特徴とする
    自動変速機のシフトレバー装置。
JP18832287U 1987-12-11 1987-12-11 Expired JPH0232930Y2 (ja)

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