JPH023274Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH023274Y2 JPH023274Y2 JP8863285U JP8863285U JPH023274Y2 JP H023274 Y2 JPH023274 Y2 JP H023274Y2 JP 8863285 U JP8863285 U JP 8863285U JP 8863285 U JP8863285 U JP 8863285U JP H023274 Y2 JPH023274 Y2 JP H023274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- timer
- display device
- time
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 claims description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は電子レンジに関する。
ロ 従来の技術
マイクロ波発振装置、タイマ時間入力装置、表
示装置、前記入力装置より入力されたタイマ時間
長だけ前記発振装置を駆動制御すると共に、タイ
マ残り時間を前記表示装置で表示する制御装置を
具備する電子レンジは周知である(例えば特公昭
59−35159号参照)。
示装置、前記入力装置より入力されたタイマ時間
長だけ前記発振装置を駆動制御すると共に、タイ
マ残り時間を前記表示装置で表示する制御装置を
具備する電子レンジは周知である(例えば特公昭
59−35159号参照)。
ハ 考案が解決しようとする問題点
前記電子レンジにおいて、調理終了時の被加熱
物温度がどの程度になるのか、予め知ることがで
きれば便利である。
物温度がどの程度になるのか、予め知ることがで
きれば便利である。
ニ 問題点を解決するための手段
本考案は、前記電子レンジにおいて、更に、被
加熱物の温度を検出する温度検出装置を備え、前
記制御装置は前記温度検出装置による測温結果に
基いて仕上り温度を予測し、それを前記表示装置
で表示することを特徴とする。
加熱物の温度を検出する温度検出装置を備え、前
記制御装置は前記温度検出装置による測温結果に
基いて仕上り温度を予測し、それを前記表示装置
で表示することを特徴とする。
ホ 作用
本考案によれば、加熱途中において、仕上り温
度が表示装置で表示される。
度が表示装置で表示される。
ヘ 実施例
第1図に本実施例電子レンジのブロツク図を示
す。キーボード1から所望のタイマ時間値が入力
され、ついで開始指示が与えられると、マイクロ
コンピユータからなる制御装置2は、インタフエ
ース3を介してマイクロ波発振装置4を、入力さ
れたタイマ時間長だけ駆動制御すると共に、イン
タフエース5を介して、表示装置6の第1表示部
7でタイマ残り時間を表示する。制御装置2は、
更に、前記タイマ時間長に亘つて、温度検出装置
10から入力される被加熱物の温度を逐次表示装
置6の第2表示部8で表示する。温度検出装置1
0は赤外線センサーやサーミスタ等からなる感温
素子11と、該素子の出力するアナログ量をデジ
タル量に変換するA/D変換部12とからなる。
す。キーボード1から所望のタイマ時間値が入力
され、ついで開始指示が与えられると、マイクロ
コンピユータからなる制御装置2は、インタフエ
ース3を介してマイクロ波発振装置4を、入力さ
れたタイマ時間長だけ駆動制御すると共に、イン
タフエース5を介して、表示装置6の第1表示部
7でタイマ残り時間を表示する。制御装置2は、
更に、前記タイマ時間長に亘つて、温度検出装置
10から入力される被加熱物の温度を逐次表示装
置6の第2表示部8で表示する。温度検出装置1
0は赤外線センサーやサーミスタ等からなる感温
素子11と、該素子の出力するアナログ量をデジ
タル量に変換するA/D変換部12とからなる。
一方、制御装置2は、温度検出装置10から入
力される被加熱物の温度に基いて、調理終了時に
おける仕上り温度を予測し、それを表示装置の第
3表示部9にて表示する。
力される被加熱物の温度に基いて、調理終了時に
おける仕上り温度を予測し、それを表示装置の第
3表示部9にて表示する。
斯る予測原理を第2図にて説明する。第2図
は、加熱開始後の時間経過(横軸)に伴う被加熱
物の温度変化(縦軸)を示す。同図にて、今、入
力されたタイマ時間長をtTとし、実線Aはt1,t2
の各時間経過時点で夫々温度T1,T2に達するこ
とを示し、破線Bはその後の温度変化を示すもの
で、調理終了時点tTで被加熱物が温度Tになる
ことを表わしている。
は、加熱開始後の時間経過(横軸)に伴う被加熱
物の温度変化(縦軸)を示す。同図にて、今、入
力されたタイマ時間長をtTとし、実線Aはt1,t2
の各時間経過時点で夫々温度T1,T2に達するこ
とを示し、破線Bはその後の温度変化を示すもの
で、調理終了時点tTで被加熱物が温度Tになる
ことを表わしている。
従つて、t1,t2の各時間で温度測定となせば、
t2時間経過時点で、仕上り温度Tは、 T=T2−T1/t2−t1・t0+T2 の演算により予測される。但し、t0はt2時間経過
時点でのタイマ残り時間長を表わす。
t2時間経過時点で、仕上り温度Tは、 T=T2−T1/t2−t1・t0+T2 の演算により予測される。但し、t0はt2時間経過
時点でのタイマ残り時間長を表わす。
第3図は、加熱開始時の、制御装置2の制御プ
ログラムを示し、以下、該プログラムに従つて制
御装置2の動作を説明する。尚、このプログラム
は制御装置2内に内蔵されたものである。
ログラムを示し、以下、該プログラムに従つて制
御装置2の動作を説明する。尚、このプログラム
は制御装置2内に内蔵されたものである。
マイクロ波発振開始後、t1時間が経過するま
で、被加熱物の温度測定とその測定値の表示、及
びタイマ残り時間表示をくり返し行う。尚、t1時
間は入力されたタイマ時間長tTに固定値a(0<
a<0.3)を乗じたものとするか、あるいは例え
ば加熱開始後10秒経過時点となす。
で、被加熱物の温度測定とその測定値の表示、及
びタイマ残り時間表示をくり返し行う。尚、t1時
間は入力されたタイマ時間長tTに固定値a(0<
a<0.3)を乗じたものとするか、あるいは例え
ば加熱開始後10秒経過時点となす。
t1時間経過すると、その時点の温度測定値を記
憶部T1Rに格納し、次いで、t2時間が経過するま
で、同様に温度測定とその測定値の表示、及びタ
イマ残り時間表示をくり返す。t2時間は、前記t1
時間の設定に対応して、入力されたタイマ時間長
tTに固定値b(a<b<0.5)を乗じたものとする
か、あるいは、加熱開始後30秒経過時点となす。
憶部T1Rに格納し、次いで、t2時間が経過するま
で、同様に温度測定とその測定値の表示、及びタ
イマ残り時間表示をくり返す。t2時間は、前記t1
時間の設定に対応して、入力されたタイマ時間長
tTに固定値b(a<b<0.5)を乗じたものとする
か、あるいは、加熱開始後30秒経過時点となす。
t2時間経過すると、その時点に温度測定値を記
憶部T2Rに格納すると共に、これら記憶部T1R,
T2Rの内容(T1,T2)及びタイマ残り時間を用
い、前出の演算式に従つて仕上り温度Tを算出す
る。
憶部T2Rに格納すると共に、これら記憶部T1R,
T2Rの内容(T1,T2)及びタイマ残り時間を用
い、前出の演算式に従つて仕上り温度Tを算出す
る。
以後、タイマ残り時間が零になるまで、前記仕
上り温度を表示し、又温度測定とその測定値の表
示、及びタイマ残り時間をくり返し行う。タイマ
残り時間が経過するとマイクロ波発振を停止し、
調理終了となる。
上り温度を表示し、又温度測定とその測定値の表
示、及びタイマ残り時間をくり返し行う。タイマ
残り時間が経過するとマイクロ波発振を停止し、
調理終了となる。
ト 考案の効果
本考案によれば、タイマ調理途中に、仕上がり
温度が表示装置で表示されるので、下記に示すよ
うに便利である。
温度が表示装置で表示されるので、下記に示すよ
うに便利である。
即ち、タイマ調理に際しては所望タイマ時間値
を設定するのであるが、斯るタイマ時間値は一般
に正確なものでなく凡そのものであり、時として
不適切となり、タイマ調理途中で所望タイマ時間
値を設定し直す必要がある。而して、斯る点に鑑
みて、本考案においては、タイマ調理途中に、斯
る調理に基づいた仕上がり温度を予測して表示で
きるように構成したものであり、そして斯る構成
の下に、表示される予測仕上がり温度が調理者の
思つている所望温度領域にあるか否かにより、設
定した所望タイマ時間値が適切であるか否かを判
断でき、不適切である場合に直ちにタイマ時間値
を設定し直すことができるのであり、従つて電子
レンジの便利性を向上できるのである。
を設定するのであるが、斯るタイマ時間値は一般
に正確なものでなく凡そのものであり、時として
不適切となり、タイマ調理途中で所望タイマ時間
値を設定し直す必要がある。而して、斯る点に鑑
みて、本考案においては、タイマ調理途中に、斯
る調理に基づいた仕上がり温度を予測して表示で
きるように構成したものであり、そして斯る構成
の下に、表示される予測仕上がり温度が調理者の
思つている所望温度領域にあるか否かにより、設
定した所望タイマ時間値が適切であるか否かを判
断でき、不適切である場合に直ちにタイマ時間値
を設定し直すことができるのであり、従つて電子
レンジの便利性を向上できるのである。
図は本考案実施例を示し、第1図はブロツク回
路図、第2図は温度変化図、第3図はフローチヤ
ートである。 2……制御装置、4……マイクロ波発振装置、
6……表示装置、10……温度検出装置。
路図、第2図は温度変化図、第3図はフローチヤ
ートである。 2……制御装置、4……マイクロ波発振装置、
6……表示装置、10……温度検出装置。
Claims (1)
- マイクロ波発振装置、タイマ時間入力装置、表
示装置、前記入力装置より入力されたタイマ時間
長だけ前記発振装置を駆動制御すると共に、タイ
マ残り時間を前記表示装置で表示する制御装置を
具備する電子レンジであつて、更に、被加熱物の
温度を検出する温度検出装置を備え、前記制御装
置は前記温度検出装置による測温結果に基いて仕
上り温度を予測し、それを前記表示装置で表示す
ることを特徴とする電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8863285U JPH023274Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8863285U JPH023274Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204396U JPS61204396U (ja) | 1986-12-23 |
JPH023274Y2 true JPH023274Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=30641953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8863285U Expired JPH023274Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023274Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1047687A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理装置 |
JPH10132288A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱装置 |
JP3938181B2 (ja) * | 2000-04-17 | 2007-06-27 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP8863285U patent/JPH023274Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61204396U (ja) | 1986-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6299921B1 (en) | Cooking device and a method for individually guiding a cooking process | |
JPH023274Y2 (ja) | ||
JPH01210726A (ja) | 電子料理レンジの自動料理制御方法 | |
JPS6234166Y2 (ja) | ||
JPH0137928B2 (ja) | ||
JPH0565817B2 (ja) | ||
JPH0810185B2 (ja) | 赤外線水分計における予測水分率測定方法および装置 | |
JPH0124483Y2 (ja) | ||
JP2605398B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0755205B2 (ja) | 電気ポット | |
JPS60215204A (ja) | Pid制御装置 | |
JPS6039519A (ja) | 電子体温計 | |
JPS6161517B2 (ja) | ||
JPS60215210A (ja) | Pid制御装置 | |
JP2856943B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2002209737A (ja) | 電気炊飯器 | |
JPH05264362A (ja) | 電子体温計 | |
JPS60215209A (ja) | Pid制御装置 | |
JP3154216B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS6122596A (ja) | 複合加熱調理器の制御装置 | |
JPS6161516B2 (ja) | ||
JPS642857B2 (ja) | ||
JPS60215207A (ja) | Pid制御装置 | |
JPS6023677Y2 (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
JPS587791A (ja) | 電子レンジ |