JPH0232664A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、コードレス電話を内蔵したファクシミリ装
置に関する。

〈従来の技術〉 ファクシミリは手書きの原稿や図面、イラスト等を簡単
に扱うことができ、急速な低価格化、小型化により、従
来のビジネスユースからパーソナルユースへと市場が拡
大してきている。ビジネスユースにおいてはファクシミ
リのために電話回線を用意することも可能であるが、パ
ーソナルユースおよび小規模なビジネスユースにおいて
はファクシミリのために既にある電話回線とは別に新た
に電話回線を用意することはほとんどなく、従来の電話
回線を電話とファクシミリで共用するのが普通である。

このような背景をふまえて、最近のファクシミリは電話
機を内蔵したものが多く出回っている。ところで、電話
機に関しては電波法の改正によりコードレス電話機が自
由化され、普及の兆しを見せており、ファクシミリとコ
ードレス電話が一体化された装置が現れるのも時間の問
題である。

〈発明が解決しようとする課題〉 このような装置の場合、ファクシミリ装置本体はある一
定の場所に設置されるが、通話のためのハンドセットは
いろいろな場所に移動し、ファクシミリ装置本体とは離
れた場所で通話を行うことも多々あると考えられる。こ
の様な場合において、外部のファクシミリからの着信に
ハンドセットで応答してしまった場合や、通話中に相手
から続けてファクシミリを送る旨を伝えられた場合、フ
ァクシミリ通信に切り換えるためにはファクシミリの設
置しである場所まで行き、ボタン操作等を行う必要があ
る。

そこで、この発明の目的は、コードレス電話の特性を生
かし、ファクシミリ通信に切り換えるためにわざわざフ
ァクシミリの所まで行くことなく、手元にあるハンドセ
ットの操作により切り換えることができるファクシミリ
装置を搗供することにある。

〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明は、電話回線に接続
された本体部と、上記本体部と無線で通信するハンドセ
ットとから成り、上記本体部には、画素データの通信を
行うファクシミリ通信手段と、音声による通話を行うた
めの通話部と、上記電話回線を上記ファクシミリ通信手
段と上記通話部に切り換え接続する切換接続手段を備え
たファクシミリ装置であって、上記ハンドセットに、上
記切換接続手段を上記通話部側から上記ファクシミリ通
信手段側に切換えることを要求するための切換信号を送
出する切換信号送出手段を設け、上記本体部に、上記通
話部が上記電話回線を捕捉していることを検出する捕捉
検出手段と、上記切換信号送出手段が送出した切換信号
を検出する切換信号検出手段と、上記通話部が上記電話
回線を捕捉していることを上記捕捉検出手段が検出して
いる状態において、・上記切換信号検出手段が上記切換
信号を検出した場合に、上記切換接続手段を上記ファク
シミリ通信手段側に切り換える制御手段とを備えたこと
を特徴としている。

く作用〉 オペレータが、外部のファクシミリからの着信にハンド
セットで応答したのち、ファクシミリ通信に切換える場
合や、ハンドセットにより通話を行ったあとでファクシ
ミリ通信に切換る場合、切換信号送出手段により、切換
接続手段を通話部側からファクシミリ通信手段側に切り
換えることを要求するための切換信号を送出する。そし
て、本体部に設けられた切換信号送出手段が上記切換信
号を検出し、制御手段が、上記通話部が上記電話回線を
捕捉していることを捕捉検出手段が検出していれば、上
記切換接続手段をファクシミリ通信手段側に切り換える
。

このように、オペレータが離れたところから手元にある
ハンドセットで電話回線を通話部からファクシミリ通信
手段に切換えることができ、わざわざ本体部のある所ま
で行く必要がない。

〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明のファクシミリ装置の一実施例の概略
構成を示すブロック図である。

第１図において、ｌは電話回線、２は電話回線ｌに接続
された本装置の本体部、３は上記本体部２と無線で通信
するハンドセットである。

上記電話回線ｌは上記本体部２に設けられた回線捕捉・
解放検出部４を介して網制御部５に接続されている。こ
の網制御部５は上記電話回線ｌを通話部６とファクシミ
リ通信部７に切り換え接続する切換スイッチと、直流閉
結部と、呼出音検出部と、極性反転検出部と、２線−４
線変換部等から構成されている。通話部６は変復調部等
を有し、上記ハンドセット３から無線で送られてきた音
声信号を電話回線ｌに送出する一方、電話回線１から送
られてきた音声信号を上記ハンドセット３に無線で送信
する。また、ファクシミリ通信部７は、画素データの入
出力を行う読取・記録部と、画素データの圧縮・伸長を
行う符号化・復号化部と、符号化されたデータの変復調
を行う変復調部等を有し、ファクシミリ通信を行う。そ
して、上記音声通信やファクシミリ通信等についての本
装置全体の制御を制御部８が行なうようになっており、
この制御信号の流れを図中の破線で示す。

ハンドセット３は、上記切換スイッチを上記通話部６か
らファクシミリ通信部７に切り換えることを要求するた
めの切換信号を送出する切換信号送出部９を有している
。この切換信号送出部９はハンドセットの所定のボタン
操作により動作するようになっている。そして、この切
換信号送出部９が送出した切換信号を本体部２に設けら
れた切換信号検出部ｌＯが検出するようになっている。

また、上記制御部８は、通話部６が電話回線ｌを捕捉し
ていることを検出する捕捉検出部（図示せず）を備えて
おり、通話部６が電話回線１を捕捉していることをこの
捕捉検出部が検出している状態において、上記切換信号
検出部１０が上記切換信号を検出した場合に、切換スイ
ッチをファクシミリ通信部７側に切換えるようになって
いる。

そして、オペレータが、外部のファクシミリからの着信
にハンドセット３で応答したのち、ファクシミリ通信に
切り換える場合や、ハンドセット３により通話を行った
あとでファクシミリ通信に切換える場合、ハンドセット
の所定のボタンを操作して切換信号送出部９を動作させ
る。この切換信号送出部９が切換え信号を送出し、切換
信号検出部１０がこの切換信号を検出した場合の制御部
８の動作を第２図のフローチャートに従って説明する。

切換信号の検出を知らされた制御部８は、ステップＳｌ
において、回線捕捉検出部４の状態を調べ電話回線ｌを
捕捉しているかどうかを調べ、捕捉していなければ電話
回線ｌを切り換えることは無意味なので何もせずに終了
する。捕捉している場合はステップＳ２に進み電話回線
ｌを捕捉しているのは通話部６であるのかファクシミリ
通信部７であるのかを網制御部５の切り換えスイッチの
状態を調べることによって判断する。ファクシミリ通信
部７が電話回線ｌを捕捉している場合はファクシミリ通
信中と判断し、何もしないで終了する。

通話部６が電話回線ｌを捕捉している場合はステップＳ
３に進み網制御部５の切り換えスイッチを通話部６側か
らファクシミリ通信部７側に切り換える。そして、ステ
ップＳ４でファクシミリ通信を起動し終了する。

このように、オペレータがハンドセットに設けた切換信
号送出部を動作させることにより電話回線を通話部６側
からファクシミリ通信部７側に切換えることができるの
で、わざわざ本体部２のあるところまで行って切換える
必要がない。

〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明のファクシミリ装置
は、本体部と無線で通信するハンドセットに設けた切換
信号送出手段が、電話回線を音声による通話を行うため
の通話部とファクシミリ通信手段に切換接続する切換接
続手段をファクシミリ通信手段側に切換えることを要求
するための切換信号を送出し、本体部に設けた制御手段
が、上記通話部が上記電話回線を捕捉していることを捕
捉検出手段が検出している状態において、切換信号検出
手段が上記切換信号を検出した場合に、上記切換接続手
段を上記ファクシミリ通信手段側に切り換えるようにし
ているので、オペレータが、外部のファクシミリからの
着信にハンドセットで応答したのち、ファクシミリ通信
に切り換える場合や、ハンドセットにより通話を行った
あとでファクシミリ通信に切り換える場合に、本体部の
ところまで行くことなく、離れた場所からでも切り換え
ることができ、相手を待たせることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のファクシミリ装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第２図は上記実施例における電話回
線をファクシミリ通信部側に切換えろ動作を示すフロー
チャートである。 し・・電話回線、２・・・本体部、３・・・ハンドセッ
ト、４・・・回線捕捉・解放検出部、５・・・網制御部
、６・・・通話部、７・・・ファクシミリ通信部、８・
・・制御部、９・・・切換信号送出部、ｌＯ・・・切換
信号検出部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話回線に接続された本体部と、上記本体部と無
   線で通信するハンドセットとから成り、上記本体部には
   、画素データの通信を行うファクシミリ通信手段と、音
   声による通話を行うための通話部と、上記電話回線を上
   記ファクシミリ通信手段と上記通話部に切り換え接続す
   る切換接続手段を備えたファクシミリ装置であって、 上記ハンドセットに、上記切換接続手段を上記通話部側
   から上記ファクシミリ通信手段側に切換えることを要求
   するための切換信号を送出する切換信号送出手段を設け
   、 上記本体部に、上記通話部が上記電話回線を捕捉してい
   ることを検出する捕捉検出手段と、上記切換信号送出手
   段が送出した切換信号を検出する切換信号検出手段と、
   上記通話部が上記電話回線を捕捉していることを上記捕
   捉検出手段が検出している状態において、上記切換信号
   検出手段が上記切換信号を検出した場合に、上記切換接
   続手段を上記ファクシミリ通信手段側に切り換える制御
   手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。