JPH03182152A - 画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電話回線を介して画像の送受信を行う画像伝
送装置、特に自動通報により画像送信を行う画像伝送装
置に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、各種画像伝送装置が提案されており、公衆回
線を利用する静止画像伝送装置が普及されつつある。こ
の種の静止画像伝送装置は、例えば特開昭６２−５６０
５３号公報、雑誌「テレビ技術Ｊ１９８８年９月号など
に示されている。

そして、この種の静止画像伝送装置により、他の機器に
連動して画像伝送する場合は、その機器を静止画伝送装
置の周辺機器に位置付けし、その機器からの作動信号を
受信後、自動通報する構成が採用されることになると考
えられる。

また、周辺機器を静止画伝送装置の専用化とすることや
、既設の機器等を改造して連動させることが困難な場合
は、常に回線をオンライン（接続した状態）にして画像
を送信するか、受信側から画像要求指令信号を受信した
時に送信する構成がとられていた。

例えば、センサーや非常用スイッチ等に連動（て自動通
報する場合は、使用できるセンサーのＬカ接点等の指定
を行えばよいが、銀行のＣＤ（金行自動支払機）やＡＴ
Ｍ　（現金自動類は払い機）コーナー内のインターホン
と連動させる場合は、インターホンから作動信号を受信
するために該づンターホン等を改造する必要があるが、
既設の１ンターホン改造は他の工事を伴うばかりでなく
、実際不可能である。

しかも、営業中はＣＤ？ＡＴＭコーナー内のインターホ
ンは店内と接続されており、客がインターホンを取り上
げると、店内の銀行員が対応するシステムになっている
ため、必ずしもインターオンの操作で自動通報する必要
がない。

従って、営業終了後、インターホンをセンターとの接続
可能な状態に切替えた後、そのインターホンを作動状態
とすると、センター側では呼び出しを受けた後に着信し
、音声通話中に必要に応じて画像要求を行っていた。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の静止画伝送装置は以上のように構成されているの
で、周辺機器を含めてシステムを新規に導入するか、既
に保有している機器の改造や工事を新設する必要があり
、設備投資等の経費負担が大きい。また、既にシステム
が構成されている場合は静止画伝送装置の機能が必要に
もかかわらず、工事やシステム変更等により導入できな
いなどの問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消することを課題
になされたもので、既に保有している電話機が休日や営
業終了後、センターと接続状態になっている場合、特別
な工事や電話機を改造することなく、電話機の通話操作
に連動して自動的に送画できる画像伝送装置を得ること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明にかかる画像伝送装置は通話目的の通信回線の
接続状態を検出する回線状態検出部と、画像信号を供給
するイメージコントロールプロセッサ部と、前記回線状
態検出部からの回線接続状態の検出信号に基づいて画像
伝送目的の通信回線から相手先に自動通報を行い、相手
先からの応答を判断して前記イメージコントロールプロ
セッサ部を介して画像信号を該画像伝送目的の通信回線
から自動的に送出する制御部とを具備したものである。

［作用］ この発明における画像伝送装置は、既に保有している電
話機等の回線の接続状態を検出し、この検出信号を起動
信号として画像伝送目的の相手先に自動通報を行なわせ
、相手先からの応答を判断して自動的に送画することに
より、例えば休日や営業終了後にセンターに切替え接続
されたインターホン、電話機等を取上げることにより、
ビデオカメラを設置した場所の様子が離れた場所のセン
ター内で自動的に確認することができ、適切な指令やサ
ービスの向上を実行することを可能とする。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は、この発明のシステム構成図、第２図は、この発明
装置の内部構成のブロック図である。図において、（１
）は画像伝送装置本体（以下、装置本体と略称する）、
（２）は装置本体（１）に設けられた電話機接続端子、
（３）は装置本体（１）に設けられた回線接続端子、（
４）は回線接続端子（３）に接続された画像伝送目的の
電話回線、（５）は装置本体（１）に設けられた回線接
続端子、（６）は回線接続端子（５）に接続された通話
目的の電話回線、（７）は自動発信機能を有するオート
ホンであり、このオートホン（７）は電話機接続端子（
２）に接続された外！！　（８）とセンター（図示せず
）に接続された内Ｉｎ　（９）とにＣＤやＡＴＭコーナ
ー内のインターホン（１０）を切換え接続する。（１１
）は装置本体（１）に接続されたビデオカメラ、（１２
）は装置本体（１）に接続されたモニターテレビ、（１
３）は制御部としての中央処理部、（１４）は電話機接
続端子（２）と回線接続端子（５）間の接続状態を検出
する回線状態検出部であり、この回線状態検出部（１４
）は回線直流ループの検知、呼出し信号の検知、回線極
性の検知を行う回線に直列に送入されたフォトカプラ等
で構成されている。（１５）は回線接続端子（３）に接
続された回線１／Ｆ部であり、電話回線（４）を介して
通話相手にダイヤル信号を送出したり、網制御を行った
り、画像信号の変復調を行ったりする。

（１６）はビデオカメラ（１１）からのビデオ信号を受
信処理するビデオ信号入力部、（１７）はモニターテレ
ビ（１２）にビデオ信号を送信処理するビデオ信号出力
部、（１８）はビデオ信号入力部（１６）で受信したビ
デオ信号を処理しビデオ出力部（１７）に出力するイメ
ージコントロールプロセッサ部である。

次に上記一実施例の動作を説明する。オートホン（７）
が接点ａ側、すなわち内線（９）側に切換えられている
時に、例えば、利用者がインターホン（１０）を取り上
げると、店内の銀行員と対応することができる。このと
き、ビデオカメラ（１１）で撮影された画像は、ビデオ
信号としてビデオ信号入力部（１６）からイメージコン
トロールプロセッサ部（１８）に入力される。イメージ
コントロールプロセッサ部（１８）は入力されたビデオ
信号を処理し、ビデオ信号出力部（１７）を介してモニ
ターテレビ（１２）に出力する。この結果、ビデオカメ
ラ（１１）で撮影された画像をモニターテレビ（１２）
で見ることができる。

一方、休日、営業終了後にオートホンが接点す側、すな
わち、外線（８）側に切換えられている時に、例えば、
利用者がインターホン（１０）を取り上げると、インタ
ーホン（１０）はオートホン（７）、電話機接続端子（
２）、回線状態検出部（１４）、回線接続端子（５）を
介して通話目的の電話回線（６）に接続され、オートホ
ン（７）は予め設定されている外線番号にダイヤル信号
（選択信号）を送出する。

このとき、ダイヤル信号を送出するためにループオン動
作が行われ、それ以降もしダイヤル信号がダイヤルパル
スの場合は短時間のループオフ／ループオン動作がダイ
ヤル信号送出中繰り返される。このループオン動作後、
ループオフ／ループオン動作の出力は、回線状態検出部
（１４）から中央処理部（１３）へ入力される。

中央処理部（１３）は上記ループオフ／ループオンのシ
ーケンスによってダイヤル動作中を判断すると回線Ｉ／
Ｆ部（１５）の網制御部を制御して、画像伝送目的の電
話回線（４）にダイヤル信号を送出するべく直流回路を
閉じた後、ダイヤル信号（選択信号）を送出する。ダイ
ヤル信号退出後、相手着信したことを回線Ｉ／Ｆ部（１
５）が検出し、その検出結果を中央処理部（１３）へ送
出する。

中央処理部（１３）では相手の応答があったと判断して
、イメージコントロールプロセッサ部（１８）で処理し
モニターテレビ（１２）で表示しているビデオカメラ（
１１）で撮影した映像のビデオ信号を、イメージコント
ロールプロセッサ部（１８）から回線！／Ｆ部（１５）
、回線接続端子（３）を介して電話回線（４）に送信す
るものである。

上記電話回線（４）の着信の場合には、回線１７１部（
１５）が呼出し信号の検知を行い、中央処理部（１３）
へ信号を送り、自動着信を行う。

しかし、電話回線（６）の着信の場合には、中央処理部
（１３）が呼出し信号の検知を行い、自動通報を行わな
いものである。

なお、上記一実施例ではインターホン（１０）とオート
ホン（７）との組合せで接続していたが、通常の電話機
とオートホン（７）との組合せで接続しても同様の回線
ループオンの検出が行えるものである。

なお、送られる画像は静止画であっても動画であっても
良い。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、通話目的の通信回線
の接続状態を検出し、この検出信号を起動信号として画
像伝送目的の電話回線を介して相手先に自動通報を行な
わせ、相手先からの応答を判断して自動的に送画するよ
うに構成したので、ＣＤやＡＴＭコーナー等の無人の場
所でのトラブル時、利用者がインターホンや電話機等を
取上げることで、その場所の様子を撮影したビデオカメ
ラの画像が自動的に離れたセンター等に送画される。こ
の結果、送画された画像を確認しながら、適切な指令を
迅速に行うことができ、サービスの向上が図るという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像伝送装置を示す
システム構成図、第２図はその画像伝送装置の内部構成
を示すブロック図である。 図において、（１）は装置本体（画像伝送装置本体）、
（２）は電話機接続端子、（３）、（５）は回線接続端
子、（４）は画像伝送目的の電話回線、（６）は通話目
的の電話回線、（７）はオートホン、（８）は外線、（
９）は内線、（１０）はインターホン（電話機等）、（
１１）はビデオカメラ、（１２）はモニターテレビ、（
１３）は制御部（中央処理部）、（１４）は回線状態検
出部、（１５）は回線１／Ｆ部、（１８）はイメージコ
ントロールプロセッサ部である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像伝送目的の通信回線が接続される第１の回線接続端
   子と、 通話目的の通信回線が接続される第２の回線接続端子と
   、 前記第２の回線接続端子に接続され、通話目的の通信回
   線の接続状態を検出する回線状態検出部と、 前記第１の回線接続端子に画像信号を供給するイメージ
   コントロールプロセッサ部と、 前記回線状態検出部からの回線接続状態の検出出力に基
   づいて前記第１の回線接続端子から相手先に自動通報を
   行い、相手先からの応答を判断して前記イメージコント
   ロールプロセッサ部を介して画像信号を第１の回線接続
   端子から自動的に送出する制御部とを備えた画像伝送装
   置。