JPH0232494Y2 - - Google Patents

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JPH0232494Y2
JPH0232494Y2 JP1985079884U JP7988485U JPH0232494Y2 JP H0232494 Y2 JPH0232494 Y2 JP H0232494Y2 JP 1985079884 U JP1985079884 U JP 1985079884U JP 7988485 U JP7988485 U JP 7988485U JP H0232494 Y2 JPH0232494 Y2 JP H0232494Y2
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waterproof
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、防水型換気扇に関し、特に自動車
窓ガラス等に嵌め込まれる換気扇であつて通風開
口部に回動シヤツター装置を有する防水型換気扇
に関する。
「従来の技術」 従来の自動車の側壁面に取付けられる換気扇
は、第5図および第6図に示すようにモータ1に
フアン2を取付けて電動フアンとし、さらに外部
からの雨水の侵入を防ぐため、防雨フード3を付
けたり、防雨シヤツター4が付けられている。な
お、1aはモータ1を支持するブラケツトを示
す。しかし、防雨フード3では横後方向からの雨
や洗車時のホースの水の侵入は防止できない。ま
た、防雨フード3や防雨シヤツター4が車外へ大
きく突出し、走行中に他の物や人に突出部がぶつ
かるおそれがある。また、車両の幅が大きくなり
基準をオーバーする。室内側もモータ1が大きく
突出するので、使用上不便となる。
尚、実公昭46−34172号公報には、車輛用空気
調和装置が開示されている。この車輛用空気調和
装置は、車輛天井部に装着するもので本考案のよ
うに車輛の側壁部に取付けられるものでないが、
通風路を任意に開閉できるシヤツター機構を有
し、手動操作により内外気の遮断及び連通を可能
にしている。しかしながら、前記シヤツター機構
の遮蔽板は多数枚重合され回動自在に係止されて
いるので、シヤツター機構の開閉操作時には互い
に摺擦して回動するようになつている。このため
遮蔽板の相互に摩擦力が生じ、大きな操作力を必
要とし、円滑な開閉操作ができないばかりでなく
防水も完全ではない等の問題点があつて、防水型
換気扇のシヤツター装置として適当ではない。
「考案が解決しようとする問題点」 この考案は、防水が完全であると共に、車外お
よび室内側への突出量が少なく、操作の容易な防
水型換気扇を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための具体的手段として、
通風路を有する本体フレームに回転可能に取付け
られたフアン本体と、本体フレームとフアン本体
の間に配設された軸方向空隙型モータ機構とから
なる換気扇と、本体フレームに固定され開口部を
穿設された内側防水板と、その内側防水板と重ね
て配設され開口部を穿設されるとともに、ロツド
に連結され本体フレームに対して回動操作可能で
かつ本体フレームに軸方向で移動可能に支持した
外側防水板と、前記内側防水板の開口部の外側面
の周囲、または前記外側防水板の開口部の内側面
の周囲に防水パツキンを設け、かつ前記外側防水
板を内側防水板に向けて弾発するばねを設けると
ともに、前記ロツドの回動に伴い外側防水板を内
側防水板から離れる方向に押す斜面のあるガイド
部材とからなる回動シヤツター装置と、外側防水
板を回動するロツドに連動して操作され、軸方向
空隙型モータ機構への通電非通電を切替える手動
切替スイツチとを備える防水型換気扇が提供され
る。
「作用」 上記構成の防水型換気扇の作用は次の通りであ
る。即ち、軸方向空隙型モータ機構を本体フレー
ムとフアン本体の間に配設したことにより、室内
側への突出量を少なくすることができ、また、防
雨シヤツターを回動シヤツター装置にしているた
め車外への突出量を少なくすることができる。室
内側の手動切替スイツチをオンに操作して、換気
扇の軸方向空隙型モータに通電すると、該手動切
替スイツチと連動するロツドにより、外側防水板
が回動され回動シヤツター装置が開く。このとき
回動シヤツター装置には、ロツドの回動とともに
外側防水板を内側防水板から離れる方向に押す斜
面のあるガイド部材を備えているから、内側防水
板の開口部の外側面の周囲、または外側防水板の
開口部の内側面の周囲に設けた防水パツキンを、
内側防水板または外側防水板により摺擦すること
がない。このため手動切替スイツチを軽い操作力
で操作することができる。また外側防水板を内側
防水板に向けて弾発するばねを設けているから、
回動シヤツター装置を閉じた時には前記防水パツ
キンが内側防水板または外側防水板により押圧さ
れて完全な防水効果を発揮する。
「実施例」 以下、この考案を第1図から第4図に示された
一実施例について説明する。
第1図は、この実施例の防水型換気扇を示す断
面図であり、シヤフト7は通風路30を有する本
体フレーム6と一体に作られている。複数枚の羽
根5がボス8に取付けられフアン本体をなしてお
り、ボス8は軸受11を介してシヤフト7の外周
を回転する。羽根5の根元付近にはヨーク13を
介して円環状に磁石10が取付けられている。磁
石10は、厚さ方向に着磁された多数の扇形永久
磁石を、隣り合う極性が異なるように配列する
か、または1個の環状磁石を隣り合う極性が異な
るように厚さ方向に着磁したものである。本体フ
レーム6にはヨーク12を介して断面略コ字型の
複数個の駆動用コイル9が固定されており、コイ
ル9と円環状の磁石10は僅かの空隙を保つて相
対しており、軸方向空隙型可動磁石モータ機構が
構成されている。固定側ヨーク12と回転側ヨー
ク13とは磁気回路を形成している。シヤツター
装置をなす外側防水板14と内側防水板15は、
第2図a,bに示すようにそれぞれ扇形をなす4
個の開口部24,25が穿設されており、内側防
水板15の開口部25の外側面の周囲にはスポン
ジゴム状の多孔質体からなる防水パツキン16が
取付けられ、このパツキン16を介して防水板1
4,15は対向されている。開口部24,25に
はフイルター用ネツトを設けることも自由であ
る。シヤフト7の内部は中空となつていて、外側
防水板14の中央に一体形成されたロツド23が
シヤフト7の内周に通されている。ロツド23の
後端部には、外側防水板14を開閉操作する操作
用ノブ19がねじ26で取付けられており、ノブ
19と本体フレーム6の間には圧縮スプリング2
0が取付けられている。また、ノブ19と本体フ
レーム6の間には、モータ機構のコイル9への電
力供給を入り切りするためのスイツチ接点21が
設けられている。このスイツチ接点21はロツド
23に取付けられる弾片と本体フレーム6に取付
けられる接点とによるスイツチで構成することも
できる。22は壁材またはガラス板を示す。ガラ
ス板22と換気扇の本体フレーム6の間には、ス
ポンジゴム状の防水用パツキン17が入れられて
おり、このパツキン7を介してフレーム6をガラ
ス板22に取付け、押圧リング18で締付け、固
定する。
なお、ノブ19は約40〜45゜回動することがで
きる。シヤフト7の先端には、第4図に示すよう
に凹み32,33と弧状の斜面34が設けられて
おり、外側防水板14には突起31が設けられて
いる。
この考案の換気扇は、まず、操作用ノブ19を
約40〜45゜回動させると、第3図aに示されるよ
うに外側防水板14と内側防水板15のそれぞれ
の開口部24,25が重なつてシヤツター装置が
開き、羽根5が外気と連通し通風路30を空気が
自由に流れ、換気扇として動作可能となる。この
時、ノブ19とともにロツド23を介して外側防
水板14が回動することにより、第4図a,bに
示されるように、回動する外側防水板14の突起
31がシヤフト7の凹み32から抜け出し弧状の
斜面34を滑りながら登つて第4図bのように頂
上の小さな凹み33に入つて止る。この動作によ
り、突起31が斜面34の高さと同じの距離Δd
だけ斜面34を登るため、外側防水板14は内側
防水板15から距離Δdだけ持ち上げられて離れ
る。そのため、内側防水板15の開口部25の周
囲に取付けられたパツキン16を擦することな
く、外側防水板14が回動できるので、パツキン
16が傷められない。なお、パツキン16は、外
側防水板14の開口部24の内側面の周囲に設け
られてもよい。また、密閉を一層確実にするため
に外側防水板14に突起27を設けてもよい。
操作用ノブ19には、スイツチ接点21も取付
けられているため、ノブ19を約40〜45゜回転さ
せたとき同時にスイツチ接点21がオンとなり、
図示しない制御回路を介して電流が複数(図では
2個)の駆動用コイル9に交互に流され、羽根5
が回転して空気が流れ、内外側防水板14,15
の重なつた開口24,25を通して送風する。羽
根5の回転方向を切替えることにより、吸気およ
び排気を行なうことができる。
送風を止める場合には、操作用ノブ19を先回
の反対方向へ約40〜45゜回動させると、スイツチ
接点21がオフして電流が止り、羽根5の回転も
止まる。また、ノブ19の回動により外側防水板
14も第3図b図示のように元へ戻る。そのた
め、開口部24,25の重なりが解消し、圧縮ス
プリング20がノブ19を押す力により、ロツド
23を介して外側防水板14が強く引かれ、パツ
キン16を強く押付けるので、防水性も確実とな
る。
上記の実施例によれば、モータ機構をなすコイ
ル9と磁石10の軸方向長さが羽根5の軸方向長
さと殆んど同じであるため、偏平な換気扇を構成
することができ、車室内外への突出量が少なくな
るという利点がある。防水性についても、内外側
防水板をパツキンを介してスプリングを使つて押
し付けてあるので極めて良好となる。操作も、操
作用ノブを約40〜45゜回動させるだけでよい、な
どの利点がある。
「その他の実施例」 モータ機構は、上記実施例による可動磁石型モ
ータに限ることなく、銅板片の可動コイルにブラ
シを軸方向から摺接する軸方向空隙型コアレスモ
ータを用いて構成することも可能である。また、
斜面34は内側防水板15の外側面に設けること
もできる。
「効果」 以上述べた如く、この考案は上記の構成を有す
るから、防水が完全であるとともに、車外および
室内側への突出量が少ない防水型換気扇を提供す
ることができ、しかも手動切替スイツチの操作に
より、回動シヤツター装置を開閉する場合には、
外側防水板は斜面のあるガイド部材により持ち上
げられ、該外側防水板で防水パツキンを摺擦する
ことがないから、防水パツキンを傷つけることな
く操作力も軽くてよい。さらに手動操作による換
気扇であるため構造が堅牢であり安価であるなど
の数々の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による防水型換気
扇を示す断面図、第2図a,bは内側防水板およ
び外側防水板を示す正面図、第3図a,bは内外
側防水板の開閉状態を示す展開断面図、第4図
a,bはシヤフトの先端に対する外側防水板の相
対回動を示す展開断面図、第4図cはシヤフトの
先端形状を示す斜視図、第5図および第6図は従
来例を示す断面図であり、第6図はシヤツターを
開いた状態を示している。 5……羽根、6……本体フレーム、7……シヤ
フト、8……ボス、9……駆動用コイル、10…
…磁石、12……固定側ヨーク、13……回転側
ヨーク、14……外側防水板、15……内側防水
板、16……防水パツキン、19……操作用ノ
ブ、20………圧縮スプリング、21……スイツ
チ接点、23……ロツド、24,25……開口
部、30……通風路、34……斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通風路を有する本体フレームに回転可能に取付
    けられたフアン本体と、本体フレームとフアン本
    体の間に配設された軸方向空隙型モータ機構とか
    らなる換気扇と、 本体フレームに固定され開口部を穿設された内
    側防水板と、その内側防水板と重ねて配設され開
    口部を穿設されるとともに、ロツドに連結され本
    体フレームに対して回動操作可能でかつ本体フレ
    ームに軸方向へ移動可能に支持した外側防水板
    と、前記内側防水板の開口部の外側面の周囲、ま
    たは前記外側防水板の開口部の内側面の周囲に防
    水パツキンを設け、かつ前記外側防水板を内側防
    水板に向けて弾発するばねを設けるとともに、前
    記ロツドの回動に伴い外側防水板を内側防水板か
    ら離れる方向に押す斜面のあるガイド部材とから
    なる回動シヤツター装置と、 外側防水板を回動するロツドに連動して操作さ
    れ、軸方向空隙型モータ機構への通電非通電を切
    替える手動切替スイツチと、 を備える防水型換気扇。
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