JPH0245697Y2 - - Google Patents

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JPH0245697Y2
JPH0245697Y2 JP3961186U JP3961186U JPH0245697Y2 JP H0245697 Y2 JPH0245697 Y2 JP H0245697Y2 JP 3961186 U JP3961186 U JP 3961186U JP 3961186 U JP3961186 U JP 3961186U JP H0245697 Y2 JPH0245697 Y2 JP H0245697Y2
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JP
Japan
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body frame
waterproof
inclined cam
support member
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JP3961186U
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JPS62152130U (ja
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  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は換気扇に関し、特に防水型の開閉カバ
ーを有する換気扇に関する。
〔従来の技術〕 従来の防水型換気扇には、第4図に示す様な、
多板開閉シヤツターを有する換気扇が多く用いら
れていた。中央部に回転フアン1及びフアンモー
タ2が取付けらる本体フレーム3は室の壁体4に
固定される。そして、通風路をなす前面開口5は
多板式の開閉シヤツター6により開閉される。
このような開閉シヤツター6を付けた換気扇は
開閉シヤツター6を開いた際の室外への飛び出し
量が大きくなるという問題点があつた。このた
め、自動車等の車輌の側壁には使用することがで
きなかつた。また、開閉シヤツター6を閉じた際
には、多板式のシヤツターのため隙間ができやす
く、シヤツターの密着が不充分で水洩れを起すお
それが多いという問題点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記の問題点を解決するためなされた
ものであり、換気扇を開いた際の室外への飛び出
し量が小さく、かつ、換気扇を閉じた際の防水を
確実に行うことができる防水型開閉換気扇を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案では、中央部に回転フアン及び
フアンモータが取付けられる略円筒形をした本体
フレームと、前記本体フレームの内周に嵌合し回
動可能に設けられた回動リングと、前記回動リン
グの側周に設けられた傾斜カム溝と、前記本体フ
レームの前面開口を防水的に密封可能な防水板
と、前記防水板に固着され前記回動リングと接す
る位置でもつて軸方向に突出して設けられた支持
部材と、前記支持部材を軸方向に摺動可能に案内
する前記本体フレームに設けられた案内部材と、
前記支持部材に突設され前記回動リングの前記傾
斜カム溝と係合する係合ピンとを備えることを特
徴とする防水型開閉換気扇が提供される。
〔作用〕
上記の構成によれば、回動リングを回動しその
回動位置を選択することにより、回動リングの傾
斜カム溝に係合する係合ピンがカム作用により従
動して防水板が回動リングの軸方向前後に移動
し、防水板が本体フレームに密着して閉じた状態
と本体フレームから前方に飛び出した開いた状態
とを選択することができ、開閉自在である。この
時、防水板を支持する支持部材は案内部材により
軸方向に案内されるから回動リングの回動に従動
して回転することなく前後方向にのみ移動され
る。防水板の飛び出し量は傾斜カム溝の形状によ
り自由に設定でき、換気扇を開いた際の室外への
飛び出し量を小さくすることができる。
また、防水板は一枚の板であるから、換気扇を
閉じた際に本体フレームに確実に強い力で密着さ
せることが容易であり、確実に防水を行うことが
できる。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面に従つて具体的に
説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る防水型開閉換
気扇の断面図であり、第1図は閉じた状態を、第
2図は開いた状態を示している。
概略円筒形をした本体フレーム11の中央に回
転フアン12及びフアンモータ13が設けられて
いる。本体フレーム11は室の壁をなすガラス板
14に環状の固定ブラケツト15により押し付け
られ取付られる。ガラス板14が押し付けられる
本体フレーム11外周のつば部には防水パツキン
16が固着されており、換気扇を防水的にガラス
板14に取付られるようにされている。
本体フレーム11の内周には環帯状の回動リン
グ17が嵌合され回動可能に設けられている。回
動リング17の外周にはレバー18が固着され、
本体フレーム11及び固定ブラケツト15の周上
に設けられた長孔19から外方に突出している。
そして、レバー18の先端には合成樹脂で形成さ
れた取手20が固着され、回動リング17の回動
位置を自在に操作できるようにされている。
通風路となる本体フレーム11の前面開口21
を防水的に密封可能とする円盤状の防水板22が
設けられている。一枚の板からなる防水板22の
裏面には板状の4本の支持部材23が軸方向に突
出して固着されており、この4本の支持部材23
により防水板22は回動リング17の軸方向(図
中では左右方向)に移動可能に本体フレーム11
に取付られている。そして、防水板22の裏面外
周上に環状の防水パツキン24が固着されてお
り、第1図に示す様に、防水板22が閉じた際に
は防水パツキン24が本体フレーム11のフラン
ジ部に密着し防水的に前面開口21を密封できる
様にされている。
第3図は防水板22を支持する支持部材23と
回動リング17との係合を模式的に示す一部斜視
図である。
4本の支持部材23は、本体フレーム11から
内径方向に突出して設けられた案内部材25によ
り回動リング17の軸方向にのみ摺動可能に案内
されている。そして、支持部材23は回動リング
17の内周に摺接する位置に設けられている。
回動リング17側周の案内部材25に対応する
それぞれの位置には傾斜カム溝26が設けられて
いる。傾斜カム溝26は高さの異なる両端の平担
部を傾斜部で連絡する形状をなしている。そし
て、支持部材23の先端付近に外周方向に突出す
る係合ピン27が固着され、その係合ピン27が
傾斜カム溝26に係合している。係合ピン27は
カムフオロワとして回動リング17の回動に従動
し上下動する。
以上の構成に基き作動について説明する。取手
20を手指で操作し回動リング17を回動する
と、傾斜カム溝26のカム作用により係合ピン2
7が従動し、支持部材23に支持された防水板2
2が回動リング17の軸方向に移動する。そし
て、回動リング17の回動位置を選択することに
より、第1図に示す防水板22が本体フレーム1
1に密着した閉じた状態と、第2図に示す防水板
22が前方に飛び出した開いた状態とを選択する
ことができる。開いた状態では、第2図中矢印で
示す様に、防水板22と本体フレーム11との間
隙を通風路として側方に送風される。
開いた状態での防水板22の飛び出し量は傾斜
カム溝26のカム高さで決定される。また、防水
板22の周囲全周が開放されるから、小さな飛び
出し量で充分な風量を得ることができる。
閉じた状態では、傾斜カム溝26のカム作用に
より充分な押圧力でもつて防水板22及び防水パ
ツキン24を本体フレーム11に押し付けること
ができ、確実に防水することができる。しかも、
防水板22は円盤形状をしているから、唯一の環
状の防水パツキン24でシールすることができ、
水洩れの生ずるおそれが殆んどないという利点を
有する。
以上述べた様に本実施例は、取手20の簡単な
操作により防水板22の開放、密閉を行うことが
でき、かつ、構造が極く簡単であるという利点が
ある。また、本実施例では開閉機能についてのみ
述べたが、レバー18に連動するスイツチを設
け、防水板22の開閉に応じて自動的にフアンモ
ータ13の回転停止を行うようにすることも勿論
可能である。
〔考案の効果〕
以上述べた様に本考案は、上記の構成を有し傾
斜カム溝のカム作用により一枚の防水板を開閉す
るものであるから、換気扇を開いた際の部材の室
外への飛び出し量を小さくすることができ、ま
た、換気扇を閉じた際の防水を確実にすることが
でき、かつ、構造が簡単であるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は閉じた状態を示す断面図、第2図は開いた
状態を示す断面図、第3図は要部を示す斜視図で
あり、第4図は従来の換気扇を示す断面図であ
る。 11…本体フレーム、12…回転フアン、17
…回動リング、20…取手、22…防水板、23
…支持部材、24…防水パツキン、25…案内部
材、26…傾斜カム溝、27…係合ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中央部に回転フアン及びフアンモータが取付
    られる略円筒形をした本体フレームと、 前記本体フレームの内周に嵌合し回動可能に
    設けられた回動リングと、 前記回動リングの側周に設けられた傾斜カム
    溝と、 前記本体フレームの前面開口を防水的に密封
    可能な防水板と、 前記防水板に固着され前記回動リングと接す
    る位置でもつて軸方向に突出して設けられた支
    持部材と、 前記支持部材を軸方向に摺動可能に案内する
    前記本体フレームに設けられた案内部材と、 前記支持部材に突設され前記回動リングの前
    記傾斜カム溝と係合する係合ピンと、 を備えることを特徴とする防水型開閉換気扇。 2 前記傾斜カム溝は前記回動リングに複数個設
    けられ、前記支持部材は前記各傾斜カム溝に対
    応する位置にそれぞれ設けられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    防水型開閉換気扇。
JP3961186U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0245697Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3961186U JPH0245697Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP3961186U JPH0245697Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JPS62152130U JPS62152130U (ja) 1987-09-26
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JP5264557B2 (ja) * 2008-02-29 2013-08-14 三菱電機株式会社 換気ユニット
JP6112943B2 (ja) * 2013-04-04 2017-04-12 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置
CN104421187B (zh) * 2013-08-20 2018-05-08 台达电子工业股份有限公司 换气风扇

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JPS62152130U (ja) 1987-09-26

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