JPH089556Y2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH089556Y2
JPH089556Y2 JP1989137901U JP13790189U JPH089556Y2 JP H089556 Y2 JPH089556 Y2 JP H089556Y2 JP 1989137901 U JP1989137901 U JP 1989137901U JP 13790189 U JP13790189 U JP 13790189U JP H089556 Y2 JPH089556 Y2 JP H089556Y2
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opening
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grill
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鉄則 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井面に取り付けられる給排用ダンパ装
置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のダンパ装置としては、第6図に示す、
空気の通路を形成する筒状の本体(1)内に空気の流れ
る方向と直交する中心線上に回動自在に支持された羽根
軸(2)と、この羽根軸を回動させるロータリソレノイ
ド(3)とを備えたものにおいて、上記ロータリソレノ
イド(3)の駆動軸(4)と羽根軸(2)との間を駆動
軸(4)の先端部および羽根軸(2)の本体(1)内側
の端部に軸装された傘歯車(5)を介して連結している
ものが知られている(例えば、実開昭63-46750号公報参
照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来のダンパ装置では、本体(1)への
羽根軸(2)装置時において羽根軸(2)を保持するも
のがなく落下しやすいとともに、壁面取付構造となって
おり、天井面に取付けダクト配管をする場合施工が困難
であり、さらに空気が真下に流れ冬期において局所的に
寒いという課題があった。
また、ロータリソレノイドを設けていることにより、
消費電力が大きく使用コストが高くなるという課題があ
った。
この考案は係る課題を解決するためになされたもの
で、本体への羽根軸の装着が安全にできるとともに、天
井面に取り付けられた場合のダクト配管等の施工が容易
で、空気が真下に流れることなく全体に広がり人体に対
し寒くなく、さらに使用コストの安価なダンパ装置を得
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るダンパ装置は、側壁にダクト接続口を
有し、下部に上記ダクト接続口と連通する下向きの開口
部を設けて空気通路を形成した本体と、この本体の開口
部に装着され、周端に下方へ突出するリブを持ち、中央
に開口部を有するグリルと、このグリルの開口部の外側
においてその開口方向に平行移動して該開口部を開閉す
るスライド板と、このスライド板が軸端にねじ付けにさ
れ本体内にスライド可能に支持されたスライド軸を突出
方向に動かしてスライド板を開放させる本体内に設けら
れた駆動モータとを備え、そのスライド板を開放時には
グリルのリブより下方に突き出すように構成するととも
に、本体とスライド板の背面との間をスライド板の開閉
を妨害しない係止部材で連結したものである。
〔作用〕
この考案においては、側壁にダクト接続口を有し、下
部に上記ダクト接続口と連通する開口部を設けて空気通
路を形成した本体と、この本体内において上記開口部を
封止するスライド板を装着したスライド軸およびこのス
ライド軸を駆動させる駆動モータとを備え、上記本体に
上記スライド板と係止される係止部材を設けたことよ
り、スライド板が係止部材にて本体に保持される。そし
て、空気の流れはスライド板の開放とグリルのリブとに
より、グリルの開口部の直下にはゆかず、天井にも沿わ
ない方向に円錐の母線状に流れる。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示す図であ
り、図において(6)は家屋等の天井、(7)はこの天
井に設けられた野縁、(8)はこの野縁に取り付けられ
た本体で、側壁(9)にダクト接続口(10)を有し、下
部に開口部(11)を設けて空気通路(12)を形成してい
る。(13)はこの本体のフランジで、木ねじ(14)によ
り上記野縁(7)に本体(8)が装着される。(15)は
上記ダクト接続口(10)に装着されたダクト、(16)は
上記本体(8)内上部に設けられた端子ボックスで、速
結端子(17)を有し、端子カバー(18)にて覆われる。
(19)は上記速結端子(17)に接続される電源コード
で、本体(6)に設けられたコードブッシュ(20)を介
して本体(8)内へ入力される。(21)は上記本体
(8)下部に内設された内部フランジ、(22)はこの内
部フランジに装着される駆動機構で、後述される仕切板
に装着される各部品からなり、仕切板の着脱にて駆動機
構が着脱自在となり図示されない換気扇等と接続されて
連動される。(23)はこの駆動機構のベースとなる仕切
板で、本体(8)と後述されるストッパー板との隙間を
封止し、ねじ(24)により上記内部フランジ(21)に装
着される。(25)はこの仕切板の中央に設けられた軸受
で、内部に上記仕切板(23)に穿設された軸穴(図示せ
ず)と連通している。(26)はこの軸受に貫通され、仕
切板(23)より下部方向へ突設されたスライド軸で、上
端にワイヤ取付部(27)を設け、下部にねじ(28)が螺
合されている。(29)はプーリで、上記軸受(25)と仕
切板(23)との間に挾持されたプーリ取付板(30)に回
動可能に装着されて、上記スライド軸(26)の下部側に
位置する。(31)はこのプーリ取付板の下部に設けられ
た落下防止板、(32)は係止部材で、例えばくさりより
なり上記落下防止板(31)と上記内部フランジ(21)お
よび内部フランジ(21)と後述されるスライド板とそれ
ぞれ係止しており、いずれも駆動機構(22)、スライド
板装着時の落下防止をなす。(33)はモータ取付板で、
上記仕切板(23)と本体(8)内壁とにねじ止めされて
いる。(34)はこのモータ取付板に設けられた駆動モー
タで、例えば消費電力の小さいギャードモータよりな
り、この駆動モータの電源用コード(35)がコネクタ
(36)を介して上記速結端子(17)に接続されている。
(37)はこの駆動モータの回転軸(図示せず)に装着さ
れたモータプーリで、外周に凸部(38)を有する。(3
9)は上記モータ取付板(33)に装着されたリミットス
イッチで、図示されない関連機器へ100V用信号を出力す
るように構成され、上記凸部(38)よりONされる。(4
0)はワイヤで、一端が上記ワイヤ取付部(27)に接続
され、上記プーリ(29)に係止して張架された後、モー
タプーリ(37)に巻き付けられており、モータプーリ
(37)が回転することにより巻き上げられスライド軸
(26)を下方へスライドさせる。(41)はスプリングカ
バーで、スライド軸(26)を上方から覆い、ゴミ、塵等
の付着防止をなす。(42)は上記スライド軸(26)の下
端にねじ(28)により接合されたスライド板で、球形か
らなる平板状にて形成され、中央に上記ねじ(28)が埋
設される凹部(43)を有し、この凹部にはキヤップ(4
4)が嵌合される。(45)はこのスライド板の内側に設
けられた断熱材で、例えば樹脂よりなりスライド板(4
2)の結露防止をなす。(46)はスプリングで、上記ス
ライド軸(26)のワイヤ取付部(27)と軸受(25)との
間に巻回されたもので、スライド軸(26)のスライド作
用により変形圧縮され、その復帰力によりスライド軸
(26)の戻り作用を作る。(47)は上記仕切板(23)の
下部に一端が固着された下部フランジで、下方へ延設さ
れ他端が外方へ折曲された折曲部(48)を有し、この折
曲部に上記スライド板(42)が当接される。(49)は上
記折曲部(48)に装着されたパッキンで、上記スライド
板(42)と折曲部(48)との当接箇所の空気漏れを防止
する。(50)は上記下部フランジ(47)にねじ止めされ
たグリル取付板で、例えば弾性部材にて形成され第5図
に示すように一端が折曲角αが約85°〜88°の範囲の鋭
角に設定されている。(51)は天井(6)面とスライド
板(42)との隙間を覆うグリルで、中央に上記スライド
板(42)が挿着される開口部を有し、天井(6)面とス
ライド板(42)と美観的にマッチして、上記グリル取付
板(50)の折曲角αの関係より天井(6)面側へ引っ張
られている。(52)は本体(8)と天井(6)面との当
板、(53)は天井板、(54)は本体(8)内に装着され
た本体段熱材、(55)はクラッチコイル、(56)はギア
ードモータスイッチである。(57)は上記グリル(51)
の周端に突設されたリブで、室内への空気の流れが天井
に沿わないように方向付けるためのものである。
上記のように構成されたダンパ装置において、その取
付けは天井(6)面の本体(8)取付箇所に野縁(7)
を組む。次に本体(8)内の内部フランジ(21)より仕
切板(23)を外すことにて駆動機構(22)が外され、こ
の本体(8)を野縁(7)に木ねじ(14)で固定し、ダ
クト接続口(10)にダクト(15)を配管する。端子ボッ
クス(16)内の速結端子(17)へ電源コード(19)が接
続され電気配線等がなされた後、野縁(7)を含む天井
(6)面を部材(図示せず)により仕上げる。そして、
駆動モータ(34)のコード(35)をコネクタ(36)に接
続し、係止部材(32)を内部フランジ(21)に係合させ
ながら、駆動機構(22)を有する仕切板(23)を下方よ
り内部フランジ(21)にねじ止めする。その後、内部フ
ランジ(21)に係止部材(32)にて保持されたスライド
板(42)がねじ(28)によりスライド軸(26)装着さ
れ、このねじ(28)を覆うようにキャップ(44)がスラ
イド板(42)に装着されてなる。次に、連動されるよう
に設けられた換気扇に電源が入力されると、駆動機構
(22)にも通電がなされ、駆動モータ(34)が回転す
る。これによってモータプーリ(37)が回転してワイヤ
(40)を巻き上げ、スライド軸(26)が下方へスライド
してスライド板(42)が開方向へ押されて開く。そし
て、モータプーリ(37)に停止する前にモータプーリ
(37)の凸部(38)がリミットスイッチ(39)を押圧
し、リミットスイッチ(39)が作動100Vの信号が外部出
力用として発信され、例えばスライド板(42)の開表示
等のランプ(図示せず)が点灯できる。駆動モータ(3
4)がギャードモータスイッチ(56)によって停止され
た場合、クラッチコイル(55)が通電状態である為、モ
ータプーリ(37)はその位置で停止しておりスライド板
(42)の開状態は保持される。さらに、換気扇がOFFさ
れることにより駆動機構(22)への通電もOFFとなりク
ラッチが外れ、スプリング(46)の復帰力によりスライ
ド軸(26)が元へ戻り、スライド板(42)が閉じられ
る。空気の流れはスライド板(42)の開放とグリル(5
1)のリブ(57)とにより、グリル(51)の開口部の直
下にはゆかず、天井にも沿わない方向に円錐の母線状に
流れて全体に広がり、利用者に集中的に当ることがな
い。
〔考案の効果〕
この考案は以上発明したとおり、天井部においてダク
ト配管が側壁である為、ダクト配管が容易にでき施工性
が簡単になるとともに、スライド板が係止部材により本
体に保持されスライド軸への装着作業において落下する
ことがなく作業を簡単に、より安全に出来るとともに、
空気の流れが、グリルの開口部の直下にはゆかず、天井
にも沿わない方向に円錐の母線状に流れて全体に広が
り、利用者に集中的に当ることがないので快適性が増
す。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側部断面図、第2図
は同じく本体断面図、第3図は同じく駆動部断面図、第
4図は同じく結線図、第5図は同じくグリル取付板の断
面図、第6図は従来のダンパ装置の断面図である。 なお、(8)は本体、(9)は側壁、(10)はダクト接
続口、(11)は開口部、(12)は空気通路、(26)はス
ライド軸、(32)は係止部材、(34)は駆動モータ、
(42)はスライド板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁にダクト接続口を有し、下部に上記ダ
    クト接続口と連通する下向きの開口部を設けて空気通路
    を形成した本体と、この本体の上記開口部に装着され、
    周端に下方へ突出するリブを持ち、中央に開口部を有す
    るグリルと、このグリルの開口部の外側においてその開
    口方向に平行移動して該開口部を開閉するスライド板
    と、このスライド板が軸端にねじ付けにされ上記本体内
    にスライド可能に支持されたスライド軸を突出方向に動
    かして上記スライド板を開放させる上記本体内に設けら
    れた駆動モータとを備え、上記スライド板を開放時には
    上記グリルのリブより下方に突き出すように構成すると
    ともに、上記本体と上記スライド板の背面との間をスラ
    イド板の開閉を妨害しない係止部材で連結したことを特
    徴とするダンパ装置。
JP1989137901U 1989-11-28 1989-11-28 ダンパ装置 Expired - Lifetime JPH089556Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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