JPH0232492A - 硬貨入出金機の開閉機構 - Google Patents
硬貨入出金機の開閉機構Info
- Publication number
- JPH0232492A JPH0232492A JP63183273A JP18327388A JPH0232492A JP H0232492 A JPH0232492 A JP H0232492A JP 63183273 A JP63183273 A JP 63183273A JP 18327388 A JP18327388 A JP 18327388A JP H0232492 A JPH0232492 A JP H0232492A
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- JP
- Japan
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- coins
- opening
- coin
- dispensing
- plate
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- Granted
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、銀行等で用いられる硬貨入出金機に係り、特
に、メンテナンス時、あるいはジャム(硬貨詰り)発生
時に作業かし易い硬貨入出金機の開閉機構に関する。
に、メンテナンス時、あるいはジャム(硬貨詰り)発生
時に作業かし易い硬貨入出金機の開閉機構に関する。
「従来の技術」
従来、この種の硬貨入出金機としては、入金取引におい
て、判別計数部で判別計数された硬貨を、該判別結果か
ら金種別に一時保留する機構と、各金種に対応して出金
硬貨として集積させ、払い出す機構とが上下に対をなし
て配置されたものが知られている(特開昭61−601
95号公報、特開昭62−6396号公報参照)。
て、判別計数部で判別計数された硬貨を、該判別結果か
ら金種別に一時保留する機構と、各金種に対応して出金
硬貨として集積させ、払い出す機構とが上下に対をなし
て配置されたものが知られている(特開昭61−601
95号公報、特開昭62−6396号公報参照)。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、上記従来の硬貨入出金機にあっては、硬
貨を金種別に一時保留する機構と、この機構内のl1i
2貨を受け入れて出金硬貨として払い出す機構とを上下
に配置しているために、機体の高さが高くなるという不
具合や、この機体の高さを低くしようとすると、硬貨の
収容量が少なくなるという問題があった。そして、これ
らの課題は卓上型として使用される硬貨入出金機におい
て顕著に現れ、硬貨の収容量が多く、しかも機体の高さ
が高くならない卓上型の硬貨入出金機の開発が望まれて
いた。
貨を金種別に一時保留する機構と、この機構内のl1i
2貨を受け入れて出金硬貨として払い出す機構とを上下
に配置しているために、機体の高さが高くなるという不
具合や、この機体の高さを低くしようとすると、硬貨の
収容量が少なくなるという問題があった。そして、これ
らの課題は卓上型として使用される硬貨入出金機におい
て顕著に現れ、硬貨の収容量が多く、しかも機体の高さ
が高くならない卓上型の硬貨入出金機の開発が望まれて
いた。
また、上記卓上型の硬貨入出金機の開発にあたっては、
メンテナンス時、あるいはジャム発生時に作業を行ない
易い構成が望まれている。この点に関しては、例えば、
循環式硬貨入出金機の硬貨集積筒で硬貨のジャムが発生
した場合に、容易に硬貨集積筒からジャム硬貨を排除で
きる硬貨集積筒着脱機構を本出願人が提案している(実
願昭61179330号参照)が、この技術を単にその
まま転用できるものではない。
メンテナンス時、あるいはジャム発生時に作業を行ない
易い構成が望まれている。この点に関しては、例えば、
循環式硬貨入出金機の硬貨集積筒で硬貨のジャムが発生
した場合に、容易に硬貨集積筒からジャム硬貨を排除で
きる硬貨集積筒着脱機構を本出願人が提案している(実
願昭61179330号参照)が、この技術を単にその
まま転用できるものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、メンテナンスあるいはジャム排除を容
易に行なうことができる上に、硬貨の収容量が多く、し
かも機体の高さを低く抑制できる硬貨入出金機の開閉機
構を提供することにある。
とするところは、メンテナンスあるいはジャム排除を容
易に行なうことができる上に、硬貨の収容量が多く、し
かも機体の高さを低く抑制できる硬貨入出金機の開閉機
構を提供することにある。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、金種
別に選別された硬貨を上方から受け入れて集積状態とす
る一時貯留部と、該一時貯留部内の硬貨が繰出機構によ
って供給される出金部とが水平面内において並んで設け
られ、上記出金部に、上記一時貯留部が、機体カバーに
回動自在に設けられた開閉扉に連動して、開閉軸を中心
にして開放可能に設けられたものである。
別に選別された硬貨を上方から受け入れて集積状態とす
る一時貯留部と、該一時貯留部内の硬貨が繰出機構によ
って供給される出金部とが水平面内において並んで設け
られ、上記出金部に、上記一時貯留部が、機体カバーに
回動自在に設けられた開閉扉に連動して、開閉軸を中心
にして開放可能に設けられたものである。
また、本発明の請求項2は、上記構成に加えて、一時貯
留部に、該一時貯留部内の硬貨を支持する垂直方向昇降
可能な支持体が設けられ、さらに、上記出金部に、該支
持体に下方から当接し揺動可能な支持体移動手段が設け
られ、開放中の上記一時貯留部上方で、上記支持体を係
止可能で、かつ、該一時貯留部が閉塞すると、上記係止
を解除する係止手段が設けられたものである。
留部に、該一時貯留部内の硬貨を支持する垂直方向昇降
可能な支持体が設けられ、さらに、上記出金部に、該支
持体に下方から当接し揺動可能な支持体移動手段が設け
られ、開放中の上記一時貯留部上方で、上記支持体を係
止可能で、かつ、該一時貯留部が閉塞すると、上記係止
を解除する係止手段が設けられたものである。
「作用」
本発明の硬貨入出金機の開閉機構にあっては、機体カバ
ーに回動自在に設けられた開閉扉を開放することによっ
て、この開閉扉に連動して、一時貯留部を開閉軸を中心
にして回動して、出金部から離し、一時貯留部及び出金
部のメンテナンスを行ない易くする。
ーに回動自在に設けられた開閉扉を開放することによっ
て、この開閉扉に連動して、一時貯留部を開閉軸を中心
にして回動して、出金部から離し、一時貯留部及び出金
部のメンテナンスを行ない易くする。
また、一時貯留部の開放中に、一時貯留部内の硬貨を支
持する支持体を一時貯留部上方において係止手段によっ
て係止しておくことにより、一時貯留部を閉塞させる場
合、支持体の係止が自動的に解除されるため、支持体の
下方から当接し揺動可能な出金部に設けられる支持体移
動手段に対して上方から確実にセットされる。
持する支持体を一時貯留部上方において係止手段によっ
て係止しておくことにより、一時貯留部を閉塞させる場
合、支持体の係止が自動的に解除されるため、支持体の
下方から当接し揺動可能な出金部に設けられる支持体移
動手段に対して上方から確実にセットされる。
「実施例」
以下、第1図ないし第14図に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
第1図は本発明の硬貨入出金機の一例を示す側面構成概
略図であり、この硬貨入出金機は、上部機体lにおおわ
れ上方に開放可能な上部機構部2と、この上部機構部2
の下方であって前方側に開放可能に設けられ、かつ前面
扉3及び機体4におおわれた前部機構部5と、上記上部
機構部2の下方であって前部機構部5の後方及び側方に
設けられた後部・側部機構部7と、この後部・側部機構
部7の後方に設けられ、かつこれらの機構部25.7に
給電すると共に、これらの機構部2,5゜7の制御を行
なう制御・電源機構部8とから構成されている。
略図であり、この硬貨入出金機は、上部機体lにおおわ
れ上方に開放可能な上部機構部2と、この上部機構部2
の下方であって前方側に開放可能に設けられ、かつ前面
扉3及び機体4におおわれた前部機構部5と、上記上部
機構部2の下方であって前部機構部5の後方及び側方に
設けられた後部・側部機構部7と、この後部・側部機構
部7の後方に設けられ、かつこれらの機構部25.7に
給電すると共に、これらの機構部2,5゜7の制御を行
なう制御・電源機構部8とから構成されている。
上記上部機構部2は、第3図に示すように、入金口20
から投入された硬貨を一枚ずつ分離して送出する硬貨分
離供給機構21と、この硬貨分離供給機構21から分離
供給された硬貨を移送するために、両側を一対のガイド
ブレート23で案内され、かつ直角に折曲された判別計
数通路22と、この判別計数通路22の入口端と湾曲部
との間に設けられ、かつ上記硬貨の金種判別及び計数を
行なう判別計数センサ24と、上記判別計数通路22の
湾曲部と出口端との間において、該判別計数通路22の
両側部に設けられ、かつ移動中の硬貨を検出する一対の
ニアフィードセンサ25と、これらのニアフィードセン
サ25から所定距離離間して上記判別計数通路22の出
口端寄りの両側部に設けられ、かつ硬貨を検出する一対
のタイミングセンサ26と、上記判別計数通路22の出
口端に隣接して設けられ、かつ上記両センサ25.26
の硬貨検出信号に応じて、ゲート27aを開閉するゲー
ト開閉機構27と、このゲート開閉機構27に隣接して
設けられ、かつ硬貨を直角に方向転換できるように、両
側を一対のガイドプレート28aで案内されると共に、
湾曲して形成された選別貯留通路28と、上記各通路2
2.28の上方に設けられ、かつ各通路22.28上の
硬貨を搬送する上方搬送体29(第4図参照)とを主体
として構成されている。
から投入された硬貨を一枚ずつ分離して送出する硬貨分
離供給機構21と、この硬貨分離供給機構21から分離
供給された硬貨を移送するために、両側を一対のガイド
ブレート23で案内され、かつ直角に折曲された判別計
数通路22と、この判別計数通路22の入口端と湾曲部
との間に設けられ、かつ上記硬貨の金種判別及び計数を
行なう判別計数センサ24と、上記判別計数通路22の
湾曲部と出口端との間において、該判別計数通路22の
両側部に設けられ、かつ移動中の硬貨を検出する一対の
ニアフィードセンサ25と、これらのニアフィードセン
サ25から所定距離離間して上記判別計数通路22の出
口端寄りの両側部に設けられ、かつ硬貨を検出する一対
のタイミングセンサ26と、上記判別計数通路22の出
口端に隣接して設けられ、かつ上記両センサ25.26
の硬貨検出信号に応じて、ゲート27aを開閉するゲー
ト開閉機構27と、このゲート開閉機構27に隣接して
設けられ、かつ硬貨を直角に方向転換できるように、両
側を一対のガイドプレート28aで案内されると共に、
湾曲して形成された選別貯留通路28と、上記各通路2
2.28の上方に設けられ、かつ各通路22.28上の
硬貨を搬送する上方搬送体29(第4図参照)とを主体
として構成されている。
そして、上記硬貨分離供給機構21は、中央開口部が入
金口20とされているホッパーライナー21aの下方に
回転円盤21bが設置されたもので、この回転円盤2I
b上に投下された硬貨が回転円盤21bと取込みローラ
29aとの回転により一枚ずつ分離されて上記判別計数
通路22上に送出されるようになっている。また、上記
ゲート開閉機構27は、第3図と第11図と第12図に
示すように、上記両通路22.28の間にジュードロ2
7bが設けられ、このジュードロ27bを開閉する上記
ゲート27aが、上記判別計数通路22の出口端の下方
に回動自在に設けた軸27cに支持され、かつこの軸2
7cの一端にゲート回動レバー27dが連絡されると共
に、このゲート回動レバー27dにリンク27eを介し
て開閉ソレノイド27rのプランジャがピン結合により
連結される一方、上記ゲート27aの自由端の下方にシ
ュート27gが設けられたものである。上記ゲート27
aは、内部を硬貨通路とする角筒状に構成され、かつゲ
ート27aの上部中央には、上記上方搬送体29の二次
加速ベルト29eを回避するために移送方向に沿って切
欠27hが形成されている。そして、上記ゲート27a
は、上記開閉ソレノイド27fの操作によって、上記両
通路22.28と同一高さにある硬貨通路(内面)を、
水平状態から移送方向に向かって下方に傾斜させるよう
に構成されて−てる。
金口20とされているホッパーライナー21aの下方に
回転円盤21bが設置されたもので、この回転円盤2I
b上に投下された硬貨が回転円盤21bと取込みローラ
29aとの回転により一枚ずつ分離されて上記判別計数
通路22上に送出されるようになっている。また、上記
ゲート開閉機構27は、第3図と第11図と第12図に
示すように、上記両通路22.28の間にジュードロ2
7bが設けられ、このジュードロ27bを開閉する上記
ゲート27aが、上記判別計数通路22の出口端の下方
に回動自在に設けた軸27cに支持され、かつこの軸2
7cの一端にゲート回動レバー27dが連絡されると共
に、このゲート回動レバー27dにリンク27eを介し
て開閉ソレノイド27rのプランジャがピン結合により
連結される一方、上記ゲート27aの自由端の下方にシ
ュート27gが設けられたものである。上記ゲート27
aは、内部を硬貨通路とする角筒状に構成され、かつゲ
ート27aの上部中央には、上記上方搬送体29の二次
加速ベルト29eを回避するために移送方向に沿って切
欠27hが形成されている。そして、上記ゲート27a
は、上記開閉ソレノイド27fの操作によって、上記両
通路22.28と同一高さにある硬貨通路(内面)を、
水平状態から移送方向に向かって下方に傾斜させるよう
に構成されて−てる。
さらに、上記選別貯留通路28には、硬貨を径の小さい
順に落とし込むための複数(第3図において6個)の選
別口28bが一方の側部(第3図において下方の側部)
に寄った状態でそれぞれ形成されている。また、上記上
方搬送体29は、上記硬貨分離供給機構21から送り出
された硬貨を判別計数通路22側に引き込む上記取込み
ローラ29aと、該判別計数通路22の入口端から湾曲
部にかけて硬貨を加速して搬送するために、プーリ29
bに巻き掛けられた一次加速ベルト29cと、判別計数
通路22の湾曲部からゲート開閉機構27を介して選別
貯留通路28の人口端にかけて硬貨をさらに加速して搬
送するために、プーリ29dに巻き掛けられた二次加速
ベルト29eと、選別貯留通路28の直線部において、
硬貨を一方の(第3図において下方の)ガイドプレート
28a側に押し付けながら搬送するために、プーリ29
fに巻き掛けられた選別ベルト群29gとから構成され
ている。
順に落とし込むための複数(第3図において6個)の選
別口28bが一方の側部(第3図において下方の側部)
に寄った状態でそれぞれ形成されている。また、上記上
方搬送体29は、上記硬貨分離供給機構21から送り出
された硬貨を判別計数通路22側に引き込む上記取込み
ローラ29aと、該判別計数通路22の入口端から湾曲
部にかけて硬貨を加速して搬送するために、プーリ29
bに巻き掛けられた一次加速ベルト29cと、判別計数
通路22の湾曲部からゲート開閉機構27を介して選別
貯留通路28の人口端にかけて硬貨をさらに加速して搬
送するために、プーリ29dに巻き掛けられた二次加速
ベルト29eと、選別貯留通路28の直線部において、
硬貨を一方の(第3図において下方の)ガイドプレート
28a側に押し付けながら搬送するために、プーリ29
fに巻き掛けられた選別ベルト群29gとから構成され
ている。
なお、上記ゲート開閉機構27にあっては、第12図に
示すように、ゲート27aが下方に傾斜した状態におい
て、ゲート27aの上部内面と上記二次加速ベル)−2
9eとの交差位置と、ゲート傾斜開始位置(ゲート基端
位置)との距離dが少なくとも搬送硬貨の最大直径より
大きく設定されている。
示すように、ゲート27aが下方に傾斜した状態におい
て、ゲート27aの上部内面と上記二次加速ベル)−2
9eとの交差位置と、ゲート傾斜開始位置(ゲート基端
位置)との距離dが少なくとも搬送硬貨の最大直径より
大きく設定されている。
上記前部機構部5は、第5図と第9図に示すように、所
定距離離間して互いに平行に配置された一対の前部側板
50と、これらの前部側板50間にさし渡された第1フ
レーム51と、上記各選別口28bの下方にそれぞれ設
けられた選別シュート52と、これらの選別シュート5
2に対向して配置され、かつ上記第1フレーム5Iに係
止された一時貯留簡53と、これらの−時貯留筒53内
の硬貨を支持し、上昇させる硬貨支持機構54と、上記
各−時貯留筒53の上方にあって、上記両前部側板50
に回転自在に設けたローラ回動軸55にそれぞれ取付け
られた繰出ローラ56と、上記第1フレーム51の下方
に設けられた取付板57及び第1フレーム51の上方(
こおいて前部側板50間にさし渡された取付板58にそ
れぞれ取付けられた各一対のフォトセンサ59.60と
、上記第1フレーム51の上方にそれぞれ設けられ、か
つ上記後部・側部機構部7の出金筒70cを押え付ける
板バネ61と、同じく第1フレーム51の上方にそれぞ
れ設けられ、かつ該出金筒70c内に硬貨を案内するコ
インガイド板62と、上記−時貯留筒53の前方におい
て、上記両前部側板50間にさし渡され、かつ上記−時
貯留筒53の環状のM 53 cの前部に嵌合して一時
貯留筒53を支える第2フレーム63と、この第2フレ
ーム63の上部に取付けられた第1返却ツユ−トロ4と
、上記硬貨支持機構54の昇降軸54I11と係合して
該昇降軸54111を上端位置に停止させる係止機構6
5とを主体として構成されている。そして、上記−時貯
留筒53の上部には、上記ローラ回動軸55に平行に一
対の透過孔53aが形成されており、これらの透過孔5
3a間を結ぶ延長線上において上記前部側板50を貫通
して一対のフル検知センサ66.67が設けられている
。該フル検知センサ6667は、−時貯留筒53のいず
れかが上端まで一杯になった異常状態を検知するもので
ある。
定距離離間して互いに平行に配置された一対の前部側板
50と、これらの前部側板50間にさし渡された第1フ
レーム51と、上記各選別口28bの下方にそれぞれ設
けられた選別シュート52と、これらの選別シュート5
2に対向して配置され、かつ上記第1フレーム5Iに係
止された一時貯留簡53と、これらの−時貯留筒53内
の硬貨を支持し、上昇させる硬貨支持機構54と、上記
各−時貯留筒53の上方にあって、上記両前部側板50
に回転自在に設けたローラ回動軸55にそれぞれ取付け
られた繰出ローラ56と、上記第1フレーム51の下方
に設けられた取付板57及び第1フレーム51の上方(
こおいて前部側板50間にさし渡された取付板58にそ
れぞれ取付けられた各一対のフォトセンサ59.60と
、上記第1フレーム51の上方にそれぞれ設けられ、か
つ上記後部・側部機構部7の出金筒70cを押え付ける
板バネ61と、同じく第1フレーム51の上方にそれぞ
れ設けられ、かつ該出金筒70c内に硬貨を案内するコ
インガイド板62と、上記−時貯留筒53の前方におい
て、上記両前部側板50間にさし渡され、かつ上記−時
貯留筒53の環状のM 53 cの前部に嵌合して一時
貯留筒53を支える第2フレーム63と、この第2フレ
ーム63の上部に取付けられた第1返却ツユ−トロ4と
、上記硬貨支持機構54の昇降軸54I11と係合して
該昇降軸54111を上端位置に停止させる係止機構6
5とを主体として構成されている。そして、上記−時貯
留筒53の上部には、上記ローラ回動軸55に平行に一
対の透過孔53aが形成されており、これらの透過孔5
3a間を結ぶ延長線上において上記前部側板50を貫通
して一対のフル検知センサ66.67が設けられている
。該フル検知センサ6667は、−時貯留筒53のいず
れかが上端まで一杯になった異常状態を検知するもので
ある。
また、上記硬貨支持機構54は、上記−時貯留筒53内
を昇降する支持板54aと、この支持板54aを支え、
かつ−時貯留筒53に形成したアームスリット53bに
沿って上下動する支持板アーム54bと、この支持板ア
ーム54bの平面視り字状の下部に取付けられ、かつ上
記第2フレーム63の上下部間に立設した固定軸54c
に嵌合された昇降ブロック54dと、上記支持板アーム
54bのL字状の下部前面に取付けられ、かつ上記第2
フレーム63に形成したポストスリット63aに沿って
昇降するブロックボスト54eと、これらのブロックボ
スト54eによって下方から支えられ、かつ上記第2フ
レーム63の前方側に配置された昇降板54fと、上記
支持板アーム54bに回転自在に設けられたプーリ5i
と、上記支持板アーム54bに取付けられたブロックビ
ン54hと、上記昇降板54rに取付けられ、かつ上記
第2フレーム63のビンスリット63bを挿通して支持
板アーム54b側に突出した昇降板54iと、これらの
ビン54h、54i間に取付けられ、かつ上記プーリ5
4gに巻き掛けられたコイルスプリング54jと、上記
昇降板54「の両端にそれぞれ取付けられたl7字状の
ローラ取付板54にと、該両ローラ取付板54にの内方
側に回転自在に設けられ、かつ上記両前部側板50に形
成したローラガイドスリット50aに沿って上下動する
上下−対ずつの昇降ガイドローラ54Qと、上記各ロー
ラ取付板54にの外方側にそれぞれ設けられ、かつ上記
後部・側部機構部7の昇降レバー73jと係合する上記
昇降軸54mとから構成されている。
を昇降する支持板54aと、この支持板54aを支え、
かつ−時貯留筒53に形成したアームスリット53bに
沿って上下動する支持板アーム54bと、この支持板ア
ーム54bの平面視り字状の下部に取付けられ、かつ上
記第2フレーム63の上下部間に立設した固定軸54c
に嵌合された昇降ブロック54dと、上記支持板アーム
54bのL字状の下部前面に取付けられ、かつ上記第2
フレーム63に形成したポストスリット63aに沿って
昇降するブロックボスト54eと、これらのブロックボ
スト54eによって下方から支えられ、かつ上記第2フ
レーム63の前方側に配置された昇降板54fと、上記
支持板アーム54bに回転自在に設けられたプーリ5i
と、上記支持板アーム54bに取付けられたブロックビ
ン54hと、上記昇降板54rに取付けられ、かつ上記
第2フレーム63のビンスリット63bを挿通して支持
板アーム54b側に突出した昇降板54iと、これらの
ビン54h、54i間に取付けられ、かつ上記プーリ5
4gに巻き掛けられたコイルスプリング54jと、上記
昇降板54「の両端にそれぞれ取付けられたl7字状の
ローラ取付板54にと、該両ローラ取付板54にの内方
側に回転自在に設けられ、かつ上記両前部側板50に形
成したローラガイドスリット50aに沿って上下動する
上下−対ずつの昇降ガイドローラ54Qと、上記各ロー
ラ取付板54にの外方側にそれぞれ設けられ、かつ上記
後部・側部機構部7の昇降レバー73jと係合する上記
昇降軸54mとから構成されている。
そして、上記支持板54aには、第9図と第14図に示
すように、上端位置用透過孔54n及び下端位置用透過
孔54pが所定距離離間して形成されている。なお、こ
れらの透過孔54n、54pは、第9図において、6個
並んで配置された支持板54aのうち右側の5個につい
てはU字形の切欠状に形成され、かつ、左側の1個の支
持板54aについては丸孔状に形成されている。さらに
、上記各)すトセンサ59.60は、上記支持板54a
が上端位置にある場合の上端位置用透過孔54nと、支
持板54aが下端位置にある場合の下端位置用透過孔5
4pとを結んだ直線上に設置されており、その先軸は鉛
直方向に対して所定角度傾斜して配置されている。さら
にまた、上記前面扉3は、その下端に設けた軸30を上
記機体4の軸孔に装着することにより、この軸30を中
心にして上下方向に回動自在に設けられており、かつ前
面扉3の内部には、上下に第2返却シユート32及び第
3返却シユート32がそれぞれ配設されている。そして
、上記第t、第2.第3返却ンユート64.31.32
により、上記−時貯留筒53の上方から出金口10に至
る第1返却通路11が構成されている。また、上記前面
扉3と前部側板50の上部との間には、く字状の連結板
68がビン結合に上り回動自在に連結されている。
すように、上端位置用透過孔54n及び下端位置用透過
孔54pが所定距離離間して形成されている。なお、こ
れらの透過孔54n、54pは、第9図において、6個
並んで配置された支持板54aのうち右側の5個につい
てはU字形の切欠状に形成され、かつ、左側の1個の支
持板54aについては丸孔状に形成されている。さらに
、上記各)すトセンサ59.60は、上記支持板54a
が上端位置にある場合の上端位置用透過孔54nと、支
持板54aが下端位置にある場合の下端位置用透過孔5
4pとを結んだ直線上に設置されており、その先軸は鉛
直方向に対して所定角度傾斜して配置されている。さら
にまた、上記前面扉3は、その下端に設けた軸30を上
記機体4の軸孔に装着することにより、この軸30を中
心にして上下方向に回動自在に設けられており、かつ前
面扉3の内部には、上下に第2返却シユート32及び第
3返却シユート32がそれぞれ配設されている。そして
、上記第t、第2.第3返却ンユート64.31.32
により、上記−時貯留筒53の上方から出金口10に至
る第1返却通路11が構成されている。また、上記前面
扉3と前部側板50の上部との間には、く字状の連結板
68がビン結合に上り回動自在に連結されている。
上記係止機構65は、ロックプレート65aに一対の長
孔状のガイドスリット65bが形成され、かつこれらの
ガイドスリット65bに、上記各前部側板50に取付け
た一対のガイド軸65cが装着されることにより、上記
ロックプレート65aが各前部側板50に水平方向に所
定範囲内移動自在に設けられると共に、上記ロックプレ
ート65aの下部フック65dを上記前部側板50のロ
ーラガイドスリット50a側に突出させるロックバネ6
5eが上記前部側板50とロックプレート65aとの間
に設けられる一方、上記ロックプレート65aを前方側
(前面17tla側)に押し出すロックオープナ−65
rが、該ロックプレート65aに対向して上記後部・側
部機構部7側に設けられたものである。そして、通常時
(運転時)には、上記ロックオープナ−65fがロック
プレート65aをロックバネ65eの付勢力に抗して前
方側に押し出すことにより、ロックプレート65aの下
部フック65dが上記前部側板50のローラガイドスリ
ット50aから退避すると共に、後述の前部機構部5の
開放時には、上記ロックバネ65eによってロックプレ
ート65aの下部フック65dが上記ローラガイドスリ
ット50a側に突出して、上記硬貨支持機構54の昇降
軸54mに係合し得るようになっている。
孔状のガイドスリット65bが形成され、かつこれらの
ガイドスリット65bに、上記各前部側板50に取付け
た一対のガイド軸65cが装着されることにより、上記
ロックプレート65aが各前部側板50に水平方向に所
定範囲内移動自在に設けられると共に、上記ロックプレ
ート65aの下部フック65dを上記前部側板50のロ
ーラガイドスリット50a側に突出させるロックバネ6
5eが上記前部側板50とロックプレート65aとの間
に設けられる一方、上記ロックプレート65aを前方側
(前面17tla側)に押し出すロックオープナ−65
rが、該ロックプレート65aに対向して上記後部・側
部機構部7側に設けられたものである。そして、通常時
(運転時)には、上記ロックオープナ−65fがロック
プレート65aをロックバネ65eの付勢力に抗して前
方側に押し出すことにより、ロックプレート65aの下
部フック65dが上記前部側板50のローラガイドスリ
ット50aから退避すると共に、後述の前部機構部5の
開放時には、上記ロックバネ65eによってロックプレ
ート65aの下部フック65dが上記ローラガイドスリ
ット50a側に突出して、上記硬貨支持機構54の昇降
軸54mに係合し得るようになっている。
上記後部・側部機構部7は、上記−時貯留筒53内の硬
貨を受け入れて、必要に応じて払い出す出金機構70と
、上記前部機構部5との間に設けられ、かっこの前部機
構部5を回動自在に支持する連結機構71と、上記ゲー
ト開閉機構27のジュードロ27bから投入された硬貨
を一括貯留する一括貯留機構72と、上記前部機構部5
の繰出ローラ56、支持板54及び−括貯留機構72の
一括貯留バスケット72aをそれぞれ作動させる駆動機
構73とを備えたものである。
貨を受け入れて、必要に応じて払い出す出金機構70と
、上記前部機構部5との間に設けられ、かっこの前部機
構部5を回動自在に支持する連結機構71と、上記ゲー
ト開閉機構27のジュードロ27bから投入された硬貨
を一括貯留する一括貯留機構72と、上記前部機構部5
の繰出ローラ56、支持板54及び−括貯留機構72の
一括貯留バスケット72aをそれぞれ作動させる駆動機
構73とを備えたものである。
上記出金機構70にあっては、上記両前部側板50の後
方であって、所定距離離間して互いに平行に配置された
一対の後部側板70a間に、複数(第9図において6個
)の角形の出金筒ベース70bが一列状に並んで設けら
れている。これらの出金筒ベース70b上には、円筒状
の筒本体70sが、上記各−時貯留簡53の後方におい
て嵌着され出金筒70cが構成されている。そして、各
出金筒70cの下方には、底板ベース70dに支持され
た一対の底板70eが取付けられており、かつこれらの
底板70eと出金筒70との間には、硬貨の投出ロア0
rが形成されていると共に、この投出口?’Ofから一
枚ずつ硬貨を前部下方の出金口10に払い出す払出装置
74が上記出金筒ベース70bに付設されている。また
、上記各出金筒ベース70bには、各金種別に異なる位
置にセットピン70gが取付けられている一方、上記雨
後部側板70a間に取付けられたセット軸70hには、
上記各セットピン70gに対応する位置にそれぞれセッ
ト溝70iが形成されており、上記各セットピン70g
とセット溝70iとによって、各出金筒70Cが金種別
に誤りなく所定位置に機体上方から着脱可能にセットさ
れるようになっている。さらに、上記投出装rI!、7
4は、第5図に示すように、ソレノイド取付板74aに
固定されたソレノイド74bと、このソレノイド74b
のプランジャにピン結合によって連結されたリンク74
cと、このリンク74cにピン結合によって連結された
押出板保持具74dと、この押出板保持具74dに形成
した長孔74eに嵌め込まれた一対のビン74fを有し
、かつ上記押出板保持具74dに水平方向に移動自在に
支持された硬貨押出板74gと、上記硬貨押出板74g
の下部を押し出す特記74hを備え、かつ回動軸74i
に支持された押出板進退カム74jと、上記硬貨押出板
74gの前方側のビン74fと押出板保持具74dのビ
ン74にとの間に設けられ、かつ上記硬貨押出板74g
を後方側に戻すスプリング74Qと、上記押出板保持具
74dの下端とバネベース74mとの間に設けられ、該
押出仮保持具74dを下方に付勢する下方付勢用バネ7
4nとを具備し、かつ、投出駆動源74pとその駆動軸
74qに装着された駆動プーリ74rとプーリ74Sと
上記回動輪74iに装着された伝達プーリ74tとベル
ト74uとによって、該回動軸74iを中心にして上記
押出板進退カム743を第5図において反時計回りに回
転させることにより、上記硬貨押出板74gが上記両底
板70eの間を通って前方側に突き出されるようになっ
ている。
方であって、所定距離離間して互いに平行に配置された
一対の後部側板70a間に、複数(第9図において6個
)の角形の出金筒ベース70bが一列状に並んで設けら
れている。これらの出金筒ベース70b上には、円筒状
の筒本体70sが、上記各−時貯留簡53の後方におい
て嵌着され出金筒70cが構成されている。そして、各
出金筒70cの下方には、底板ベース70dに支持され
た一対の底板70eが取付けられており、かつこれらの
底板70eと出金筒70との間には、硬貨の投出ロア0
rが形成されていると共に、この投出口?’Ofから一
枚ずつ硬貨を前部下方の出金口10に払い出す払出装置
74が上記出金筒ベース70bに付設されている。また
、上記各出金筒ベース70bには、各金種別に異なる位
置にセットピン70gが取付けられている一方、上記雨
後部側板70a間に取付けられたセット軸70hには、
上記各セットピン70gに対応する位置にそれぞれセッ
ト溝70iが形成されており、上記各セットピン70g
とセット溝70iとによって、各出金筒70Cが金種別
に誤りなく所定位置に機体上方から着脱可能にセットさ
れるようになっている。さらに、上記投出装rI!、7
4は、第5図に示すように、ソレノイド取付板74aに
固定されたソレノイド74bと、このソレノイド74b
のプランジャにピン結合によって連結されたリンク74
cと、このリンク74cにピン結合によって連結された
押出板保持具74dと、この押出板保持具74dに形成
した長孔74eに嵌め込まれた一対のビン74fを有し
、かつ上記押出板保持具74dに水平方向に移動自在に
支持された硬貨押出板74gと、上記硬貨押出板74g
の下部を押し出す特記74hを備え、かつ回動軸74i
に支持された押出板進退カム74jと、上記硬貨押出板
74gの前方側のビン74fと押出板保持具74dのビ
ン74にとの間に設けられ、かつ上記硬貨押出板74g
を後方側に戻すスプリング74Qと、上記押出板保持具
74dの下端とバネベース74mとの間に設けられ、該
押出仮保持具74dを下方に付勢する下方付勢用バネ7
4nとを具備し、かつ、投出駆動源74pとその駆動軸
74qに装着された駆動プーリ74rとプーリ74Sと
上記回動輪74iに装着された伝達プーリ74tとベル
ト74uとによって、該回動軸74iを中心にして上記
押出板進退カム743を第5図において反時計回りに回
転させることにより、上記硬貨押出板74gが上記両底
板70eの間を通って前方側に突き出されるようになっ
ている。
また、上記ソレノイド取付板74aとセンサ取付板70
jとには、出金筒70c内の硬貨残量が少なくなったこ
とを検知する一対のニアエンド検知センサ70に、70
Qが互いに対向して設けられており、これらのニアエン
ド検知センサ70に、70Q間を結ぶ光軸は、上記出金
筒ベース70bに対向配置された一対の透過孔70I1
1及び底板ベース70dを透過するように設定されてい
る。さらに、上記センサ取付板70jには、投出硬貨を
計数する投出計数センサ70nが取付けられている。さ
らにまた、上記各出金筒70cの上部には、上記セット
軸70hに平行に一対の透過孔70pが形成されており
、これらの透過孔709間を結ぶ延長線上において、上
記後部側板70aを貫通して一対のフル検知センサ70
q、70rが設けられている。該フル検知曵ンサ70q
、70rは、上記出金筒70cのうちいずれかが上端ま
で一杯になった異常状態を検知するものである。
jとには、出金筒70c内の硬貨残量が少なくなったこ
とを検知する一対のニアエンド検知センサ70に、70
Qが互いに対向して設けられており、これらのニアエン
ド検知センサ70に、70Q間を結ぶ光軸は、上記出金
筒ベース70bに対向配置された一対の透過孔70I1
1及び底板ベース70dを透過するように設定されてい
る。さらに、上記センサ取付板70jには、投出硬貨を
計数する投出計数センサ70nが取付けられている。さ
らにまた、上記各出金筒70cの上部には、上記セット
軸70hに平行に一対の透過孔70pが形成されており
、これらの透過孔709間を結ぶ延長線上において、上
記後部側板70aを貫通して一対のフル検知センサ70
q、70rが設けられている。該フル検知曵ンサ70q
、70rは、上記出金筒70cのうちいずれかが上端ま
で一杯になった異常状態を検知するものである。
上記連結機構71は、第7図と第8図に示すように、雨
後部側板70aにそれぞれ一対の軸受板71aがビス止
めされ、これらの軸受板71aに、上記各前部側板50
を支持する開閉軸71bが回動自在に設けられ、かつ上
記各側板50,70aの上部間に、菱形状の突起71c
とこの突起71cに係合する凹所71dとからなるロー
ラキャッチ機構71eが設けられると共に、第8図に示
すように、一方の後部側板70aに取付けられた軸71
rを長孔の一端に回動自在に装着した開放ストッパー7
1gが、上記前部側板50に取付けられた軸71hを上
記長孔に沿って摺動自在に設けた状態で、上記両側板7
0a、50間に設けられたもので、上記ローラキャッチ
機構71eの係止状態を解除すると、前部側板50は、
上記開閉軸71bを中心にして、上記開放ストッパー7
1gの長孔に沿って上記軸71hが該長孔の他端に達す
るまでの範囲において、前方側に開放(回動)されるよ
うになっている。
後部側板70aにそれぞれ一対の軸受板71aがビス止
めされ、これらの軸受板71aに、上記各前部側板50
を支持する開閉軸71bが回動自在に設けられ、かつ上
記各側板50,70aの上部間に、菱形状の突起71c
とこの突起71cに係合する凹所71dとからなるロー
ラキャッチ機構71eが設けられると共に、第8図に示
すように、一方の後部側板70aに取付けられた軸71
rを長孔の一端に回動自在に装着した開放ストッパー7
1gが、上記前部側板50に取付けられた軸71hを上
記長孔に沿って摺動自在に設けた状態で、上記両側板7
0a、50間に設けられたもので、上記ローラキャッチ
機構71eの係止状態を解除すると、前部側板50は、
上記開閉軸71bを中心にして、上記開放ストッパー7
1gの長孔に沿って上記軸71hが該長孔の他端に達す
るまでの範囲において、前方側に開放(回動)されるよ
うになっている。
上記−括貯留機構72は、第13図に示すように、上記
上部機構部2のシュート27gの下方において回動輪7
2bに支持された上記−括貯留バスケット72aと、こ
の−括貯留バスケット72aの左下方に設けられ、かつ
−括貯留バスケット72a内の硬貨を出金口IOに導く
第4返却ンユート(第2返却通路)72cと、上記−括
貯留バスケット72aの一右下方に載置され、かっガイ
ド板72dに案内された一括貯留バスケット72a内の
硬貨を収納すると共に、ロックユニット72eを備えた
着脱式金庫72「とから構成されている。
上部機構部2のシュート27gの下方において回動輪7
2bに支持された上記−括貯留バスケット72aと、こ
の−括貯留バスケット72aの左下方に設けられ、かつ
−括貯留バスケット72a内の硬貨を出金口IOに導く
第4返却ンユート(第2返却通路)72cと、上記−括
貯留バスケット72aの一右下方に載置され、かっガイ
ド板72dに案内された一括貯留バスケット72a内の
硬貨を収納すると共に、ロックユニット72eを備えた
着脱式金庫72「とから構成されている。
上記駆動機構73は、第7図と第8図に示すように、機
体4内に載置された主駆動源73aの駆動軸73bに駆
動ギア73cが装着され、この駆動ギア73cに伝達ギ
ア73dが噛合されている。そして、この伝達ギア73
dの軸に装着されたプーリ73eと上記一方の前部側板
50(第7図参照)の下部に回転自在に支持されたプー
リ50bとの間にベルト73fが巻き掛けられており、
このプーリ50bの軸に装着されたプーリ50cと上記
ローラ回動軸55に装着されたプーリ50dとの間にベ
ルト50eが巻き掛けられている。また、上記伝達ギア
73dには変速ギア群73gが連結され、この変速ギア
群73gの出力軸73hには一対の昇降レバーカム73
iが装着されている。これらの昇降レバーカム73iは
、第8図に示すように、線対称な上下一対のカム面を有
するものであり、このカム面に、く字状の上記昇降レバ
ー73jの一端に設けたコロ73kが当接されている。
体4内に載置された主駆動源73aの駆動軸73bに駆
動ギア73cが装着され、この駆動ギア73cに伝達ギ
ア73dが噛合されている。そして、この伝達ギア73
dの軸に装着されたプーリ73eと上記一方の前部側板
50(第7図参照)の下部に回転自在に支持されたプー
リ50bとの間にベルト73fが巻き掛けられており、
このプーリ50bの軸に装着されたプーリ50cと上記
ローラ回動軸55に装着されたプーリ50dとの間にベ
ルト50eが巻き掛けられている。また、上記伝達ギア
73dには変速ギア群73gが連結され、この変速ギア
群73gの出力軸73hには一対の昇降レバーカム73
iが装着されている。これらの昇降レバーカム73iは
、第8図に示すように、線対称な上下一対のカム面を有
するものであり、このカム面に、く字状の上記昇降レバ
ー73jの一端に設けたコロ73kが当接されている。
そして、昇降レバー73jの他端は上記硬貨支持機構5
4の昇降軸54mを下方から支えると共に、上記各後部
側板70aに各々取付けたレバー軸73Qに、上記昇降
レバー73jの折曲部が上下方向に回動自在に設けられ
ている。
4の昇降軸54mを下方から支えると共に、上記各後部
側板70aに各々取付けたレバー軸73Qに、上記昇降
レバー73jの折曲部が上下方向に回動自在に設けられ
ている。
さらに、上記出力軸73hには、第8図に示すように、
伝達ギア73mが装着されており、この伝達ギア73m
には、伝達ギア73nを介して、伝達ギア73pが連結
されている。そして、伝達ギア73pの軸に装着された
ベベルギア73qには、ベベルギア73rが噛合されて
おり、このベベルギア73rの軸に装着されたバスケッ
ト回動ギア73sには、第13図に示すように、上記−
括貯留2<ユヶット?2aの回動輪72bに装着された
ギア72gが噛合されている。
伝達ギア73mが装着されており、この伝達ギア73m
には、伝達ギア73nを介して、伝達ギア73pが連結
されている。そして、伝達ギア73pの軸に装着された
ベベルギア73qには、ベベルギア73rが噛合されて
おり、このベベルギア73rの軸に装着されたバスケッ
ト回動ギア73sには、第13図に示すように、上記−
括貯留2<ユヶット?2aの回動輪72bに装着された
ギア72gが噛合されている。
上記のように構成された硬貨入出金機を用いて入金処理
を行なう場合には、まず、ホッパーライナー21aの中
央部の入金口20から硬貨を回転円盤2Ib上に投下す
る。これにより、回転円盤2Ib上の硬貨は、回転円盤
21bの回転により一枚ずつ分離されて判別計数通路2
2側に送出され、取込みローラ29aによって判別計数
通路22上に引き込まれた後、−次加速ベルト29Cに
よって加速搬送される。
を行なう場合には、まず、ホッパーライナー21aの中
央部の入金口20から硬貨を回転円盤2Ib上に投下す
る。これにより、回転円盤2Ib上の硬貨は、回転円盤
21bの回転により一枚ずつ分離されて判別計数通路2
2側に送出され、取込みローラ29aによって判別計数
通路22上に引き込まれた後、−次加速ベルト29Cに
よって加速搬送される。
そして、上記硬貨が判別計数通路22上の判別計数セン
サ24の設置位置まで達すると、該判別計数センサ24
によって金種判別及び計数が行なわれる。次いで、上記
硬貨が上記−次加速ベルト29cによって判別計数通路
22の湾曲部まで至ると、後続の硬貨との距離を引き離
すために、二次加速ベルト29eによってさらに加速さ
れながら、出口端に向かって搬送された後、上記判別計
数結果に基づいて、上記硬貨を、ゲート開閉機構27の
ジュードロ27bから落とし込むか、あるいは選別貯留
通路28上に送るかの操作が行なわれる。
サ24の設置位置まで達すると、該判別計数センサ24
によって金種判別及び計数が行なわれる。次いで、上記
硬貨が上記−次加速ベルト29cによって判別計数通路
22の湾曲部まで至ると、後続の硬貨との距離を引き離
すために、二次加速ベルト29eによってさらに加速さ
れながら、出口端に向かって搬送された後、上記判別計
数結果に基づいて、上記硬貨を、ゲート開閉機構27の
ジュードロ27bから落とし込むか、あるいは選別貯留
通路28上に送るかの操作が行なわれる。
この操作は、一対ずつのニアフィードセンサ25及びタ
イミングセンサ26と、ゲート27aの開閉動作とによ
って行なうものである。すなわち、上記硬貨の金種にお
いて、−時貯留簡53内にまだ所定枚数貯留されていな
い上に、−時貯留簡53内の硬貨枚数と出金筒70c内
に収納された硬貨枚数とを加えたものがまだ該出金筒7
0c内の収納許容枚数に達していない場合には、上記硬
貨がタイミングセンサ26に検出された時点で、開閉ソ
レノイド27rを作動させることにより、リンク27e
1ゲート回動レバー27dを介して、軸27cを中心に
してゲート27aを回動させ、水平状態にする。これに
よって、上記硬貨はゲート27aの内面を通って選別貯
留通路28内に円滑に移送される。この際、上記硬貨が
タイミングセンサ26に検出された時点で、後続の硬貨
が、ニアフィードセンサ25によって検出されていた場
合には、両硬貨間の距離が所定値以下にニアフィード状
態)と判定される。そして、この後続の硬貨の金種にお
いて、−時貯留筒53内に所定枚数の硬貨が収納されて
いて、収納する余裕がない場合、あるいは−時貯留筒5
3内の貯留硬貨を加えた出金筒70c内の硬貨枚数が許
容枚数に達しており、収納する余裕がない場合には、上
記後続の硬貨を確実にジュードロ27bから落とし込む
必要があるため、上記先行する硬貨もジュードロ27b
から落とし込む操作を行なう。従って、この場合には、
上記先行する硬貨がタイミングセンサ26に検出された
時点(後続の硬貨がニアフィードセンサ25に検出され
ていた場合)において、開閉ソレノイド27fを作動さ
せることにより、ゲート27aを軸27cを中心にして
下方に傾斜させる。
イミングセンサ26と、ゲート27aの開閉動作とによ
って行なうものである。すなわち、上記硬貨の金種にお
いて、−時貯留簡53内にまだ所定枚数貯留されていな
い上に、−時貯留簡53内の硬貨枚数と出金筒70c内
に収納された硬貨枚数とを加えたものがまだ該出金筒7
0c内の収納許容枚数に達していない場合には、上記硬
貨がタイミングセンサ26に検出された時点で、開閉ソ
レノイド27rを作動させることにより、リンク27e
1ゲート回動レバー27dを介して、軸27cを中心に
してゲート27aを回動させ、水平状態にする。これに
よって、上記硬貨はゲート27aの内面を通って選別貯
留通路28内に円滑に移送される。この際、上記硬貨が
タイミングセンサ26に検出された時点で、後続の硬貨
が、ニアフィードセンサ25によって検出されていた場
合には、両硬貨間の距離が所定値以下にニアフィード状
態)と判定される。そして、この後続の硬貨の金種にお
いて、−時貯留筒53内に所定枚数の硬貨が収納されて
いて、収納する余裕がない場合、あるいは−時貯留筒5
3内の貯留硬貨を加えた出金筒70c内の硬貨枚数が許
容枚数に達しており、収納する余裕がない場合には、上
記後続の硬貨を確実にジュードロ27bから落とし込む
必要があるため、上記先行する硬貨もジュードロ27b
から落とし込む操作を行なう。従って、この場合には、
上記先行する硬貨がタイミングセンサ26に検出された
時点(後続の硬貨がニアフィードセンサ25に検出され
ていた場合)において、開閉ソレノイド27fを作動さ
せることにより、ゲート27aを軸27cを中心にして
下方に傾斜させる。
この結果、上記二枚の硬貨は、筒状のゲート27aの下
部内面に沿って円滑に落下し、ンユートロ27bから落
下する。ここで、上記ゲート27aはその上部中央に硬
貨の移送方向に沿って切欠27hが形成されているから
、ゲート27aの開閉動作にかかわらず、二次加速ベル
ト29eは上記切欠27h内を移動し、従って、ゲート
27aと二次加速ベルト29eとが接触干渉することが
ない。また、上記先行する硬貨は、すでに、選別貯留通
路28側に移送されたものとして制御部において計数記
憶されているため、ジュードロ27bから落とし込んだ
段階で上記記憶枚数を一枚減じておく。
部内面に沿って円滑に落下し、ンユートロ27bから落
下する。ここで、上記ゲート27aはその上部中央に硬
貨の移送方向に沿って切欠27hが形成されているから
、ゲート27aの開閉動作にかかわらず、二次加速ベル
ト29eは上記切欠27h内を移動し、従って、ゲート
27aと二次加速ベルト29eとが接触干渉することが
ない。また、上記先行する硬貨は、すでに、選別貯留通
路28側に移送されたものとして制御部において計数記
憶されているため、ジュードロ27bから落とし込んだ
段階で上記記憶枚数を一枚減じておく。
一方、先行する硬貨の金種において、−時貯留簡53内
に収納する余裕がない場合、あるいは出金筒70c内に
収納する余裕がない場合には、当該硬貨がタイミングセ
ンサ26に検出された時点で、開閉ソレノイド27rに
よってゲート27aが下方に傾斜して、この硬貨はジュ
ードロ27bから落とし込まれる。この場合、上記時点
において、後続の硬貨がニアフィードセンサ25に検出
されていると、ニアフィード状態と判定され、この後続
の硬貨が選別貯留通路28上に送られる予定のものであ
っても、先行する硬貨と同様ジュードロ27bから落と
し込まれる。これは、ニアフィード状態において、ゲー
ト27aを水平状態に戻そうとすると、後続の硬貨の移
送が円滑にいかず、ジャムが発生するおそれがあるため
である。また、この際、上記硬貨が本来選別貯留通路2
8上に送られるものであった場合には、すでに制御部に
おいて選別貯留通路28側に送られたものとして計数記
憶されているため、ジュードロ27bから落とし込んだ
段階で、上記記憶枚数を一枚減じておく。
に収納する余裕がない場合、あるいは出金筒70c内に
収納する余裕がない場合には、当該硬貨がタイミングセ
ンサ26に検出された時点で、開閉ソレノイド27rに
よってゲート27aが下方に傾斜して、この硬貨はジュ
ードロ27bから落とし込まれる。この場合、上記時点
において、後続の硬貨がニアフィードセンサ25に検出
されていると、ニアフィード状態と判定され、この後続
の硬貨が選別貯留通路28上に送られる予定のものであ
っても、先行する硬貨と同様ジュードロ27bから落と
し込まれる。これは、ニアフィード状態において、ゲー
ト27aを水平状態に戻そうとすると、後続の硬貨の移
送が円滑にいかず、ジャムが発生するおそれがあるため
である。また、この際、上記硬貨が本来選別貯留通路2
8上に送られるものであった場合には、すでに制御部に
おいて選別貯留通路28側に送られたものとして計数記
憶されているため、ジュードロ27bから落とし込んだ
段階で、上記記憶枚数を一枚減じておく。
ここで、上記ゲート開閉機構27においては、ゲート2
7aが下方に傾斜した状態で(第12図参照)、ゲー)
27aの上部内面と二次加速ベルト29eとの交差位置
と、ゲート傾斜開始位置(ゲート基端位置)との距離d
が少なくとも搬送硬貨の最大直径よりも大きく設定され
ているから、ゲート27aの下部内面に沿って滑動する
硬貨は、二次加速ヘルド29eとゲート27aとの間に
挾まれることがなく、円滑に移動して、ンユートロ27
bから落下し、シュート27gに導かれて一括貯留バス
ケット72a内に収納される。また、ゲート27aが水
平状態にされている場合には、二次加速ベルト29eに
よって加速搬送されている硬貨は、ゲート27aの内面
上を移送されて、確実に選別貯留通路28上に送り出さ
れ、ジュードロ27bから落下することはない。
7aが下方に傾斜した状態で(第12図参照)、ゲー)
27aの上部内面と二次加速ベルト29eとの交差位置
と、ゲート傾斜開始位置(ゲート基端位置)との距離d
が少なくとも搬送硬貨の最大直径よりも大きく設定され
ているから、ゲート27aの下部内面に沿って滑動する
硬貨は、二次加速ヘルド29eとゲート27aとの間に
挾まれることがなく、円滑に移動して、ンユートロ27
bから落下し、シュート27gに導かれて一括貯留バス
ケット72a内に収納される。また、ゲート27aが水
平状態にされている場合には、二次加速ベルト29eに
よって加速搬送されている硬貨は、ゲート27aの内面
上を移送されて、確実に選別貯留通路28上に送り出さ
れ、ジュードロ27bから落下することはない。
次いで、上記選別貯留通路28上に送られた硬貨は、選
別ベルト群29gによって、選別貯留通路28の直線部
において、一方の(第3図において、下方の)ガイドプ
レート28a側に押し付けられながら移送されていく。
別ベルト群29gによって、選別貯留通路28の直線部
において、一方の(第3図において、下方の)ガイドプ
レート28a側に押し付けられながら移送されていく。
従って、上記硬貨は、上記直線部において、一方の側部
に寄った状態で、順次、幅が広くなるように形成された
6個の選別口28bを通貨するにつれて、該硬貨の直径
に対応する選別口28b内に落とし込まれ、この選別口
28bの下方に設けられた選別ンユート52に導かれて
、−時貯留筒53内に収納される。
に寄った状態で、順次、幅が広くなるように形成された
6個の選別口28bを通貨するにつれて、該硬貨の直径
に対応する選別口28b内に落とし込まれ、この選別口
28bの下方に設けられた選別ンユート52に導かれて
、−時貯留筒53内に収納される。
このようにして、入金口20から投入された全ての硬貨
は、判別計数センサ24によって金種判別、及び計数が
行なわれた後、各金種とも一時貯留筒53内に収納可能
でかつ出金筒70c内に収納可能な枚数だけ選別貯留通
路28上から各−時貯留簡53内に収納されると共に、
残りの硬貨は全て一括貯留バスケット72a内に収納さ
れるから、必要な枚数だけが選別貯留通路28上に送ら
れ、従2て、選別時のジャム、誤選別等の不具合の発生
が極力抑制される。
は、判別計数センサ24によって金種判別、及び計数が
行なわれた後、各金種とも一時貯留筒53内に収納可能
でかつ出金筒70c内に収納可能な枚数だけ選別貯留通
路28上から各−時貯留簡53内に収納されると共に、
残りの硬貨は全て一括貯留バスケット72a内に収納さ
れるから、必要な枚数だけが選別貯留通路28上に送ら
れ、従2て、選別時のジャム、誤選別等の不具合の発生
が極力抑制される。
続いて、全ての入金硬貨が一時貯留簡53あるいは一括
貯留バスケット72aに収納された状態で、この入金取
引が承認された場合には、各−時貯留筒53内の硬貨を
それぞれ出金筒70c内に移すと共に、−括貯留バスケ
ット72a内の硬貨を着脱式金庫72r内に収納する。
貯留バスケット72aに収納された状態で、この入金取
引が承認された場合には、各−時貯留筒53内の硬貨を
それぞれ出金筒70c内に移すと共に、−括貯留バスケ
ット72a内の硬貨を着脱式金庫72r内に収納する。
すなわち、第7図において、主駆動Wfi 73 aを
駆動して、駆動軸73bを駆動ギア73cとともに反時
計回りに回転させると、伝達ギア73d1プーリ73e
1ベルト73「、プーリ50b、50c、ベルト50e
1プーリ50dを介して、ローラ回動軸55及び繰出ロ
ーラ56が時計回りに回転する。一方、上記伝達ギア7
3dが時計回りに回転することにより、変速ギア群73
gを介して、出力軸73hが時計回りに回転するから、
出ツノ軸73hに装着された一対の昇降レバーカム73
iがそれぞれ同方向に回転する(第7図において時計回
りに、かつ第8図において反時計回りに回転する)。こ
の結果、上記各昇降レバーカム73iのカム面にコロ7
3kを介して接触している一対の昇降レバー73jがレ
バー軸73gを中心にして回動して、各昇降レバー73
jの他端が昇降軸54mを上方に持ち上げていく。これ
により、ローラ取付板54には、一対の昇降ガイドロー
ラ54Qを前部側板50のローラガイドスリット50a
に沿って移動させながら上昇していき、これらのローラ
取付板54にの上昇に伴って、昇降板54rが上昇して
いく。従って、この昇降板54rの昇降板ピン54iに
固定されたコイルスプリング54jの端部が上方に引き
上げられるから、該昇降板ピン54iとブロックピン5
4hとの間においてプーリ54gに巻きかけられたコイ
ルスプリング54jがプーリ54gを持ち上げ、これに
よって、プーリ54gとともに支持板アーム54b1昇
降ブロック54d1ブロックボスト54eが一体となっ
て固定軸54cに沿って上昇していき、上記支持板アー
ム54bに支持された支持板54aも、−時貯留筒53
内を上昇していく。
駆動して、駆動軸73bを駆動ギア73cとともに反時
計回りに回転させると、伝達ギア73d1プーリ73e
1ベルト73「、プーリ50b、50c、ベルト50e
1プーリ50dを介して、ローラ回動軸55及び繰出ロ
ーラ56が時計回りに回転する。一方、上記伝達ギア7
3dが時計回りに回転することにより、変速ギア群73
gを介して、出力軸73hが時計回りに回転するから、
出ツノ軸73hに装着された一対の昇降レバーカム73
iがそれぞれ同方向に回転する(第7図において時計回
りに、かつ第8図において反時計回りに回転する)。こ
の結果、上記各昇降レバーカム73iのカム面にコロ7
3kを介して接触している一対の昇降レバー73jがレ
バー軸73gを中心にして回動して、各昇降レバー73
jの他端が昇降軸54mを上方に持ち上げていく。これ
により、ローラ取付板54には、一対の昇降ガイドロー
ラ54Qを前部側板50のローラガイドスリット50a
に沿って移動させながら上昇していき、これらのローラ
取付板54にの上昇に伴って、昇降板54rが上昇して
いく。従って、この昇降板54rの昇降板ピン54iに
固定されたコイルスプリング54jの端部が上方に引き
上げられるから、該昇降板ピン54iとブロックピン5
4hとの間においてプーリ54gに巻きかけられたコイ
ルスプリング54jがプーリ54gを持ち上げ、これに
よって、プーリ54gとともに支持板アーム54b1昇
降ブロック54d1ブロックボスト54eが一体となっ
て固定軸54cに沿って上昇していき、上記支持板アー
ム54bに支持された支持板54aも、−時貯留筒53
内を上昇していく。
以上のように、上記繰出ローラ56が、第5図において
、反時計回りに回転すると共に、−時貯留筒53内を支
持板54aが上昇することにより、−時貯留筒53内に
収納されていた硬貨は順次押し上げられて、右方に送ら
れ、コインガイド板62に案内されながら出金筒70c
内に収納される。
、反時計回りに回転すると共に、−時貯留筒53内を支
持板54aが上昇することにより、−時貯留筒53内に
収納されていた硬貨は順次押し上げられて、右方に送ら
れ、コインガイド板62に案内されながら出金筒70c
内に収納される。
この場合、硬貨が一枚ずつ一時貯留筒53内から出金筒
?Oc内に移されるにつれて、−時貯留筒53内の硬貨
が上下方向に振動するが、この振動は、上記プーリ54
gに巻き掛けられたコイルスプリング54jによって吸
収されるから、硬貨の移動はスムーズに行なわれる。
?Oc内に移されるにつれて、−時貯留筒53内の硬貨
が上下方向に振動するが、この振動は、上記プーリ54
gに巻き掛けられたコイルスプリング54jによって吸
収されるから、硬貨の移動はスムーズに行なわれる。
また、上記出力軸73hが、第8図において反時計回り
に回転するにつれて、伝達ギア73m、73n、73p
、ベベルギア73q、73rを介して、バスケット回動
ギア73sが、第13図において反時計回りに回転する
から、ギア72gを介して回動輪72bが時計回りに回
動して、−括貯留バスケット72aが右方に傾き、−括
貯留バスケット72a内の硬貨が着脱式金庫72f内に
収納される。
に回転するにつれて、伝達ギア73m、73n、73p
、ベベルギア73q、73rを介して、バスケット回動
ギア73sが、第13図において反時計回りに回転する
から、ギア72gを介して回動輪72bが時計回りに回
動して、−括貯留バスケット72aが右方に傾き、−括
貯留バスケット72a内の硬貨が着脱式金庫72f内に
収納される。
さらに、全ての入金硬貨が一時貯留簡53あるいは一括
貯留バスケット72aに収納された状態で、この入金取
引が承認されなかった場合には、上記主駆動源73aを
駆動して、第7図において、駆動軸73bを駆動ギア7
3cとともに時計回りに回転させる。これにより、上述
した承認された場合と逆に、−括貯留バスケット72a
が第13図において反時計回りに回動して、−括貯留バ
スケット72a内の硬貨を第4返却シユート72C上に
払い出すから、この硬貨は第4返却シユート72cを介
して出金口10に載置されているカルトンI2内に収容
される。これと共に、繰出ローラ56が第5図において
時計回りに回転する一方、各昇降レバーカム73iが、
第7図において反時計回り(第8図において時計回り)
に回転する。この場合、上記各昇降し゛バーカム73i
には、線対称に一対のカム面が形成されているから、上
述した承認された場合のカム面とは反対側のカム、面に
昇降レバーカム73iのコロ73kが当接することによ
り、同様にして、昇降レバー73jの他端が、昇降軸5
4mとともにローラ取付板54kを持ち上げる。従って
、上記繰出ローラ56が、第5図において時計回りに回
転すると共に、支持板54a/+(−時貯留筒53内を
上昇するから、−時貯留筒53内の硬貨は、順次繰り出
されて、第1返却ンユート64を介して、萌面扉3内の
第2返却シユート31、第3返却シユート32を通って
、出金口10のカルトン12内に収容される。
貯留バスケット72aに収納された状態で、この入金取
引が承認されなかった場合には、上記主駆動源73aを
駆動して、第7図において、駆動軸73bを駆動ギア7
3cとともに時計回りに回転させる。これにより、上述
した承認された場合と逆に、−括貯留バスケット72a
が第13図において反時計回りに回動して、−括貯留バ
スケット72a内の硬貨を第4返却シユート72C上に
払い出すから、この硬貨は第4返却シユート72cを介
して出金口10に載置されているカルトンI2内に収容
される。これと共に、繰出ローラ56が第5図において
時計回りに回転する一方、各昇降レバーカム73iが、
第7図において反時計回り(第8図において時計回り)
に回転する。この場合、上記各昇降し゛バーカム73i
には、線対称に一対のカム面が形成されているから、上
述した承認された場合のカム面とは反対側のカム、面に
昇降レバーカム73iのコロ73kが当接することによ
り、同様にして、昇降レバー73jの他端が、昇降軸5
4mとともにローラ取付板54kを持ち上げる。従って
、上記繰出ローラ56が、第5図において時計回りに回
転すると共に、支持板54a/+(−時貯留筒53内を
上昇するから、−時貯留筒53内の硬貨は、順次繰り出
されて、第1返却ンユート64を介して、萌面扉3内の
第2返却シユート31、第3返却シユート32を通って
、出金口10のカルトン12内に収容される。
このようにして、一つの主駆動源73aを用いてこの駆
動軸73bを正逆回転することにより、−時貯留筒53
からの出金筒70cあるいは第1返却通路11への払い
出し及び−括貯留バスケット72aからの着脱式金庫7
2fあるいは第2返却通路72cへの送出操作か同時に
かつ確実に行なわれる。また、−時貯留筒53と出金筒
70cとを前後に並べて配置したから、硬貨入出金機の
高さを低くすることができる上に、−時貯留筒53と出
金筒70cへの硬貨の収容量を十分に確保することがで
き、卓上型として取り扱い易い。さらに、−時貯留筒5
3からの硬貨の繰り出し操作に際して、−時貯留筒53
内の支持板54aが昇降するが、この支持板54aが下
端位置にある場合に、鉛直方向に対して斜めに傾いて配
置された上下一対のフォトセンサ59,60の光軸が、
上記支持板54aの下端位置用透過孔54pを透過する
ことにより、−時貯留筒53内に硬貨がないことが検知
され、−時貯留筒53への硬貨の投入準備が完了したこ
とが検出される。次いで、−時貯留筒53内に硬貨が投
入されると、上記光軸が硬貨によって遮ぎられる。そし
て、上述したように、−時貯留筒53内の硬貨を全て払
い出すために支持板54aが上昇していき、上端位置ま
で達すると、支持板54a上の硬貨が全て繰り出され、
しかも上記光軸が支持板54aの上端位置用透過孔54
nを通過するから、全ての硬貨が払い出されたことが上
記フォトセンサ59.60によって検出される。なお、
−時貯留筒53内において硬貨が詰まったり、あるいは
繰り出し時に立ったりするなどの異常状態が発生した場
合には、支持板54aが所定の上端位置に到達しない。
動軸73bを正逆回転することにより、−時貯留筒53
からの出金筒70cあるいは第1返却通路11への払い
出し及び−括貯留バスケット72aからの着脱式金庫7
2fあるいは第2返却通路72cへの送出操作か同時に
かつ確実に行なわれる。また、−時貯留筒53と出金筒
70cとを前後に並べて配置したから、硬貨入出金機の
高さを低くすることができる上に、−時貯留筒53と出
金筒70cへの硬貨の収容量を十分に確保することがで
き、卓上型として取り扱い易い。さらに、−時貯留筒5
3からの硬貨の繰り出し操作に際して、−時貯留筒53
内の支持板54aが昇降するが、この支持板54aが下
端位置にある場合に、鉛直方向に対して斜めに傾いて配
置された上下一対のフォトセンサ59,60の光軸が、
上記支持板54aの下端位置用透過孔54pを透過する
ことにより、−時貯留筒53内に硬貨がないことが検知
され、−時貯留筒53への硬貨の投入準備が完了したこ
とが検出される。次いで、−時貯留筒53内に硬貨が投
入されると、上記光軸が硬貨によって遮ぎられる。そし
て、上述したように、−時貯留筒53内の硬貨を全て払
い出すために支持板54aが上昇していき、上端位置ま
で達すると、支持板54a上の硬貨が全て繰り出され、
しかも上記光軸が支持板54aの上端位置用透過孔54
nを通過するから、全ての硬貨が払い出されたことが上
記フォトセンサ59.60によって検出される。なお、
−時貯留筒53内において硬貨が詰まったり、あるいは
繰り出し時に立ったりするなどの異常状態が発生した場
合には、支持板54aが所定の上端位置に到達しない。
この場合、支持板54aによって上記光軸が遮ぎられる
から、支持板54aが上端位置にないことが確実に検出
される。
から、支持板54aが上端位置にないことが確実に検出
される。
さらにまた、繰り出し操作が完了して上端位置にある支
持板54aを下降させる場合には、上記主駆動源73a
を駆動して、昇降レバーカム73iを回動させ、この昇
降レバーカム73iの最大径部に接触している昇降レバ
ー73jのコロ73kを最小径部に戻す。これにより、
レバー軸73Qを中心にして昇降レバー73jが回動し
て、昇降レバー73jの他端が下降するから、この昇降
レバー73jに支えられていた昇降軸54mがローラ取
付板54k及び昇降板54fとともに降下していき、コ
イルスプリング54j1プーリ54g1昇降ブロック5
4d1ブロックボスト54e及び支持板アーム54bも
固定軸54cに沿って下降していく。このため、支持板
アーム54bに支えられた支持板54aは一時貯留簡5
3内を円滑に下端位置まで降下する。
持板54aを下降させる場合には、上記主駆動源73a
を駆動して、昇降レバーカム73iを回動させ、この昇
降レバーカム73iの最大径部に接触している昇降レバ
ー73jのコロ73kを最小径部に戻す。これにより、
レバー軸73Qを中心にして昇降レバー73jが回動し
て、昇降レバー73jの他端が下降するから、この昇降
レバー73jに支えられていた昇降軸54mがローラ取
付板54k及び昇降板54fとともに降下していき、コ
イルスプリング54j1プーリ54g1昇降ブロック5
4d1ブロックボスト54e及び支持板アーム54bも
固定軸54cに沿って下降していく。このため、支持板
アーム54bに支えられた支持板54aは一時貯留簡5
3内を円滑に下端位置まで降下する。
また、出金筒70c内に貯留された出金硬貨を払い出す
場合には、投出駆動源74pによって、第5図において
、回動軸74iを押出板進退カム74jとともに反時計
回りに回転させる一方、この押出板進退カム74jの突
起74hが硬貨押出板74gに接触して該硬貨押出板7
4gをスプリング74Qのバネ力に抗して前方側に押し
出す際に、ソレノイド74bのプランジャを上昇させて
、押出板保持具74dを略硬貨−枚分だけ上昇させる。
場合には、投出駆動源74pによって、第5図において
、回動軸74iを押出板進退カム74jとともに反時計
回りに回転させる一方、この押出板進退カム74jの突
起74hが硬貨押出板74gに接触して該硬貨押出板7
4gをスプリング74Qのバネ力に抗して前方側に押し
出す際に、ソレノイド74bのプランジャを上昇させて
、押出板保持具74dを略硬貨−枚分だけ上昇させる。
これによって、押出板、保持具74dに水平方向に所定
距離移動自在に支持された上記硬貨押出板74gが出金
筒70cの一対の底板70eの間から略硬貨−枚分だけ
上昇するから、この硬貨押出板74gが前方側に移動す
ることにより、出金筒70cの投出ロア0rから硬貨が
一枚出金口10のカルトン12上に投出される。次いで
、上記硬貨押出板74gを押し出していた突起74hが
下方に退避すると、上記スプリング74Qのバネ力によ
り上記硬貨押出板74gが水平方向に引き戻されると共
に、ソレノイド74bのプランジャを下降させることに
より、上記硬貨押出板74gを支持している押出板保持
具74dが下方付勢用バネ74nの付勢力によって下方
に硬貨−枚分だけ移動せしめられるから、上記硬貨押出
板74gは上記両底板700間に没した状態で引き戻さ
れる。このようにして、円滑に所定金種の硬貨が所要枚
数払い出される。
距離移動自在に支持された上記硬貨押出板74gが出金
筒70cの一対の底板70eの間から略硬貨−枚分だけ
上昇するから、この硬貨押出板74gが前方側に移動す
ることにより、出金筒70cの投出ロア0rから硬貨が
一枚出金口10のカルトン12上に投出される。次いで
、上記硬貨押出板74gを押し出していた突起74hが
下方に退避すると、上記スプリング74Qのバネ力によ
り上記硬貨押出板74gが水平方向に引き戻されると共
に、ソレノイド74bのプランジャを下降させることに
より、上記硬貨押出板74gを支持している押出板保持
具74dが下方付勢用バネ74nの付勢力によって下方
に硬貨−枚分だけ移動せしめられるから、上記硬貨押出
板74gは上記両底板700間に没した状態で引き戻さ
れる。このようにして、円滑に所定金種の硬貨が所要枚
数払い出される。
次に、メンテナンス時、あるいはジャム発生時に、前部
機構部5を前面扉3とともに前方側に弓き出す場合につ
いて説明する。
機構部5を前面扉3とともに前方側に弓き出す場合につ
いて説明する。
この場合、まず、上部機体l及び上部機構部2を上方に
開放し、機体4の上方に退避させた後に、前面扉3を軸
30を中心にして前方側に回動させる。これにより、前
面扉3が前方側に引き出されるにつれて、連結板68を
介して前部側板50が前方側に引っ張られるため、ロー
ラキャッチ機構71eの突起71cと凹所71dとの係
合状態が解除される。これにより、前部側板50は、開
閉軸71bを中心にして後部側板70aに対して前方側
に回動し、この後部側板70aに取付けられた軸71r
を中心にして開閉ストッパー71gが回動すると共に、
この開閉ストッパー71gの長孔に沿って上記前部側板
50に取付けた軸71hが移動する。そして、この軸7
thが開閉ストッパー71gの長孔の端部に達すると、
前部側板50の回動が停止し、前部側板50は、開閉ス
トッパー71gに支持された状態で前方側に所定角度傾
斜した状態で静止する。この場合、係止機構65のロッ
クプレート65aの下部フック65dは、ロックオープ
ナ−6fMによってロックバネ65eの付勢力に抗して
前部側板50のローラガイドスリット50a上から退避
していた状態(前部機構部5閉止状態)から、上記前部
側板50が前方側に開放されることにより、ロックバネ
65eの付勢力で上記ローラガイドスリット50a上に
突出して、上記昇降輪54mと係止し得る状態となる。
開放し、機体4の上方に退避させた後に、前面扉3を軸
30を中心にして前方側に回動させる。これにより、前
面扉3が前方側に引き出されるにつれて、連結板68を
介して前部側板50が前方側に引っ張られるため、ロー
ラキャッチ機構71eの突起71cと凹所71dとの係
合状態が解除される。これにより、前部側板50は、開
閉軸71bを中心にして後部側板70aに対して前方側
に回動し、この後部側板70aに取付けられた軸71r
を中心にして開閉ストッパー71gが回動すると共に、
この開閉ストッパー71gの長孔に沿って上記前部側板
50に取付けた軸71hが移動する。そして、この軸7
thが開閉ストッパー71gの長孔の端部に達すると、
前部側板50の回動が停止し、前部側板50は、開閉ス
トッパー71gに支持された状態で前方側に所定角度傾
斜した状態で静止する。この場合、係止機構65のロッ
クプレート65aの下部フック65dは、ロックオープ
ナ−6fMによってロックバネ65eの付勢力に抗して
前部側板50のローラガイドスリット50a上から退避
していた状態(前部機構部5閉止状態)から、上記前部
側板50が前方側に開放されることにより、ロックバネ
65eの付勢力で上記ローラガイドスリット50a上に
突出して、上記昇降輪54mと係止し得る状態となる。
また、上記面部側板50の開放動作とともに、第1.第
27し−ム51,63、選別ンユート52、−時貯留筒
53、硬貨支持機構54、繰出ローラ56、フォトセン
サ59.60、板バネ61、コインガイド板62、第1
返却シユート64、係止機構65及びフル検知センサ6
6.67等も開閉軸71bを中心にして所定角度前方側
に傾斜する。この結果、−時貯留筒53の上部が露出す
るから、該−時貯留筒53の内部あるいはその周囲のメ
ンテナンス及びジャム排除が容易に行なわれると共に、
出金筒7C1cにおいても、その上方から板バネ61、
コインガイド板62が退避するから、メンテナンスが行
ない易くなる。
27し−ム51,63、選別ンユート52、−時貯留筒
53、硬貨支持機構54、繰出ローラ56、フォトセン
サ59.60、板バネ61、コインガイド板62、第1
返却シユート64、係止機構65及びフル検知センサ6
6.67等も開閉軸71bを中心にして所定角度前方側
に傾斜する。この結果、−時貯留筒53の上部が露出す
るから、該−時貯留筒53の内部あるいはその周囲のメ
ンテナンス及びジャム排除が容易に行なわれると共に、
出金筒7C1cにおいても、その上方から板バネ61、
コインガイド板62が退避するから、メンテナンスが行
ない易くなる。
さらに、−時貯留筒53内に硬貨が残留している場合に
は、手動にて、支持板54aを上昇させつつ、繰出ロー
ラ56を回転させることにより、−時貯留筒53内の硬
貨は、第10図に示すように、第1返却シユート64か
ら、第2返却シユート31の裏面側を通って、第3返却
シユート32を介して出金口lOのカルトン12内に回
収される。さらにまた、前部側板50を前方側に開放し
た状態において、昇降軸54巾を上端位置まで引き上げ
て上記係止機構65のロックプレート65aの下部フッ
ク65dに係合させておけば、メンテナンスあるいはジ
ャム排除後に、そのまま、前面扉3及び前部機構部5を
元の状態に戻した場合に、昇降軸54I11を、必ず、
昇降レバー73jの他端の上方に位置させることができ
、従って、上記ロックプレート65aがロックオープナ
−65fに接触して下部フック65dと昇降軸54mと
の係合状態が解除されると、上記昇降軸54mが下降し
て昇降レバー73jの他端によって支持される状態にな
り、自動的に運転可能状態になる。このようにして、メ
ンテナンス時の作業性の向上及び運転可能状態への迅速
な復帰を実現できる。
は、手動にて、支持板54aを上昇させつつ、繰出ロー
ラ56を回転させることにより、−時貯留筒53内の硬
貨は、第10図に示すように、第1返却シユート64か
ら、第2返却シユート31の裏面側を通って、第3返却
シユート32を介して出金口lOのカルトン12内に回
収される。さらにまた、前部側板50を前方側に開放し
た状態において、昇降軸54巾を上端位置まで引き上げ
て上記係止機構65のロックプレート65aの下部フッ
ク65dに係合させておけば、メンテナンスあるいはジ
ャム排除後に、そのまま、前面扉3及び前部機構部5を
元の状態に戻した場合に、昇降軸54I11を、必ず、
昇降レバー73jの他端の上方に位置させることができ
、従って、上記ロックプレート65aがロックオープナ
−65fに接触して下部フック65dと昇降軸54mと
の係合状態が解除されると、上記昇降軸54mが下降し
て昇降レバー73jの他端によって支持される状態にな
り、自動的に運転可能状態になる。このようにして、メ
ンテナンス時の作業性の向上及び運転可能状態への迅速
な復帰を実現できる。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、機体カバーに回
動自在に設けられた開閉扉を開放することによって、こ
の開閉扉に連動して、一時貯留部を開閉軸を中心にして
回動して、出金部から離すことにより、一時貯留部及び
出金部のメンテナンスあるいはジャム排除処理を容易に
行なうことができる。また、上記一時貯留部と出金部と
を水平面内において並んで設けたものであるから、一時
貯留部及び出金部に収容できる硬貨虫を従来装置に比べ
て多くとれると共に、装置全体としての高さを低く抑制
できて、特に、卓上型として使用する場合に取り扱い易
い。
動自在に設けられた開閉扉を開放することによって、こ
の開閉扉に連動して、一時貯留部を開閉軸を中心にして
回動して、出金部から離すことにより、一時貯留部及び
出金部のメンテナンスあるいはジャム排除処理を容易に
行なうことができる。また、上記一時貯留部と出金部と
を水平面内において並んで設けたものであるから、一時
貯留部及び出金部に収容できる硬貨虫を従来装置に比べ
て多くとれると共に、装置全体としての高さを低く抑制
できて、特に、卓上型として使用する場合に取り扱い易
い。
また、一時貯留部の開放中に、一時貯留部内の硬貨を支
持する支持体を一時貯留部上方において係止手段によっ
て係止しておくことにより、一時貯留部を閉塞させる場
合、支持体の係止が自動的に解除されるため、支持体移
動手段に確実にセットされ、運転可能状態への迅速な復
帰を実現できるという効果を有する。
持する支持体を一時貯留部上方において係止手段によっ
て係止しておくことにより、一時貯留部を閉塞させる場
合、支持体の係止が自動的に解除されるため、支持体移
動手段に確実にセットされ、運転可能状態への迅速な復
帰を実現できるという効果を有する。
第1図ないし第14図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図は側面構成概略図、第2図は正面構成概略図、
第3図は平面構成概略図、第4図は斜視図、第5図は第
2図の■−■線に沿う要部断面図、第6図は貯留繰出機
構部を左から透視した透視図、第7図は同機構部を左か
らみた側面図、第8図は同機構部を右からみた側面図、
第9図は同機構部の要部平面図、第1O図は前部機構部
の開放状態を説明する説明図、第11図はゲート開閉機
構の側面図、第12図は同機構のゲートが下方に傾斜し
た状態の断面図、第13図は一括貯留機構の概略図、第
14図は一時貯留簡の周辺を説明する説明図である。 3・・・・・・面面扉(開閉扉)、4・・・・・・機体
(機体カバー)、53・・・・・・−時貯留筒(一時貯
留部)、54・・・・・・硬貨支持機構(支持体)、5
6・・・・・・繰出ローラ(繰出機構)、65・・・・
・・係止機構(係止手段)、70c・・・・・・出金筒
(出金部)、71b・・・・・・開閉軸、73j・・・
・・・昇降レバー(支持体移動手段)。
、第1図は側面構成概略図、第2図は正面構成概略図、
第3図は平面構成概略図、第4図は斜視図、第5図は第
2図の■−■線に沿う要部断面図、第6図は貯留繰出機
構部を左から透視した透視図、第7図は同機構部を左か
らみた側面図、第8図は同機構部を右からみた側面図、
第9図は同機構部の要部平面図、第1O図は前部機構部
の開放状態を説明する説明図、第11図はゲート開閉機
構の側面図、第12図は同機構のゲートが下方に傾斜し
た状態の断面図、第13図は一括貯留機構の概略図、第
14図は一時貯留簡の周辺を説明する説明図である。 3・・・・・・面面扉(開閉扉)、4・・・・・・機体
(機体カバー)、53・・・・・・−時貯留筒(一時貯
留部)、54・・・・・・硬貨支持機構(支持体)、5
6・・・・・・繰出ローラ(繰出機構)、65・・・・
・・係止機構(係止手段)、70c・・・・・・出金筒
(出金部)、71b・・・・・・開閉軸、73j・・・
・・・昇降レバー(支持体移動手段)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)金種別に選別された硬貨を上方から受け入れて集積
状態にする一時貯留部と、該一時貯留部内の硬貨が繰出
機構によって供給される出金部とが水平面内において並
んで設けられ、上記出金部に、上記一時貯留部が、機体
カバーに回動自在に設けられた開閉扉に連動して、開閉
軸を中心にして開放可能に設けられたことを特徴とする
硬貨入出金機の開閉機構。 2)一時貯留部に、該一時貯留部内の硬貨を支持する垂
直方向昇降可能な支持体が設けられ、さらに、上記出金
部に、該支持体に下方から当接し揺動可能な支持体移動
手段が設けられ、開放中の上記一時貯留部上方で、上記
支持体を係止可能で、かつ、該一時貯留部が閉塞すると
、上記係止を解除する係止手段が設けられたことを特徴
とする請求項1記載の硬貨入出金機の開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183273A JPH0769977B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 硬貨入出金機の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63183273A JPH0769977B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 硬貨入出金機の開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232492A true JPH0232492A (ja) | 1990-02-02 |
JPH0769977B2 JPH0769977B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16132771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183273A Expired - Fee Related JPH0769977B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 硬貨入出金機の開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769977B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220001602A (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | (주)에이텍티앤 | 유지보수가 편리한 환류식 동전처리장치 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP63183273A patent/JPH0769977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220001602A (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | (주)에이텍티앤 | 유지보수가 편리한 환류식 동전처리장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0769977B2 (ja) | 1995-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |