JPH0232261Y2 - - Google Patents

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JPH0232261Y2
JPH0232261Y2 JP1600886U JP1600886U JPH0232261Y2 JP H0232261 Y2 JPH0232261 Y2 JP H0232261Y2 JP 1600886 U JP1600886 U JP 1600886U JP 1600886 U JP1600886 U JP 1600886U JP H0232261 Y2 JPH0232261 Y2 JP H0232261Y2
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JP
Japan
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pillow
shaft
stretcher
rotating
outer peripheral
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JP1600886U
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JPS62128528U (ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は運動機能に障害をもつ者(以下患者と
いう)を入浴させる担架に取着される枕の改良に
関する。
従来の技術 公知の従来技術としては実開昭48−33193があ
るが、この公報に示される技術は、担架の仰動後
半部の端縁に一対の平行する係止枠を設けると共
に両端に係止突部を突設した枕を前記係止枠に沿
つて移動係架せしめる一方、枕と係止枠横杆との
間隙には両端に係止突部を突設した補助枠を間隙
の幅に対応して複数個装嵌するようにしたもので
ある。
考案が解決しようとする問題点 従来技術として示した実開昭48−33193の技術
では、担架に仰臥した患者の頭及び頭髪の洗浄を
介助者が行なおうとする場合、患者の項を枕等で
支持することが望まれる。
従来技術として示した実開昭48−33193に開示
される技術では、枕を係止枠に移動係架して項に
当てることにより頭を支持することはできる。し
かし介助者が一人で枕を移動させる時には一方の
手で患者の頭を持ち上げ、他方の手で枕の移動を
せねばならず、枕を移動させる作業が複雑であり
多くの労力と気遣いを要するという問題点があつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は従来技術の問題点を解決したもので、
介助者は患者に不安や不快感を与えることなく更
に介助者自身の労力と気遣いをなくし簡単な操作
で枕の外周部を分離し垂下させ、残留する枕の中
央部で患者の項を支持する担架の回動枕を提供す
ることを目的としている。
即ち本考案は、一方面が担架1の先端面2に取
着される枕中央部5と、枕中央部5の他方面及び
左右両側端面の三方を囲繞する枕外周部6と、枕
中央部5の左右両側端面から突出し枕外周部6の
両側面を枢支する軸7と、軸7に対して回動する
枕外周部6を所定位置で軸7に固定するストツパ
ー8とからなる担架の回動枕である。
実施例 患者が仰臥した担架1の先端面2に突出された
支枠3に一部が分離して回動する回動枕4が取着
される。
前記回動枕4は、半円筒形の枕中央部5と、枕
中央部5の左右両側端面及び一側面を囲繞するコ
字形の枕外周部6と、枕中央部5を左右に貫通し
両端面から突出した軸7と、軸7に支持されて枕
中央部5の周りを回動する枕外周部6を所定位置
で固定するストツパー8とからなる。
前記ストツパー8は、枕中央部5に摺動自在に
保持される摺動棒9と、摺動棒9を軸7方向へ付
勢するバネ10とからなり、摺動棒9の先端は軸
7に穿設した凹部11に嵌合され、摺動棒9の基
端には該摺動棒9を基端方向へ引つ張る為の解除
取手13が取着される。
前記担架1は、枠体でなる基枠14の上面に適
宜な緩衝材15が載設され、先端面2から突出し
た支枠3の先端には枕中央部5を貫通しかつ固定
した軸7が取着される。
作 用 担架1の先端面2に取着する回動枕4の枕外周
部6は入浴時、身体洗浄時及び清拭時には略水平
位に保ち回動枕4の上部面積を広くしておく。回
動枕4の上部面積は広い方が患者の頭部が安定し
かつ患者にとつて頭部維持が楽である。患者の頭
及び頭髪を洗浄しようとする場合は、回動枕4の
枕外周部6を垂下位に回動させ、枕中央部5で患
者の項のみを支持しておいて頭及び頭髪を洗浄す
る作業をしやすくする。
枕外周部6を垂下させる時には回動枕4のスト
ツパー8を操作する。即ち枕外周部6の裏面に位
置する解除取手13を枕先端部12の方向へ引き
寄せて摺動棒9を枕外周部6内に摺動させる。摺
動棒9の摺動により摺動棒9の先端が軸7の凹部
11から抜ける。抜けると枕外周部6は軸7に対
して回動自在となり、該枕外周部6は軸7に垂下
状態に掛止する。
枕中央部5で項を支え、枕外周部6を垂下状態
にしておいて頭及び頭髪を洗浄する。洗浄が終る
と垂下状態にある枕外周部6を軸7を中心に回動
させながら持ち上げる。元位置の略水平位置に戻
ると軸7の凹部11に摺動棒9の先端がバネ10
に付勢されて嵌合し、枕外周部6は軸7に固定さ
れ患者の後頭部を支持する。
考案の効果 担架上に仰臥した患者の後頭部を支持する回動
枕の枕外周部を枕中央部とは分離して枕外周部の
みが回動垂下するように構成している為、患者の
頭及び頭髪を洗浄する際、解除取手を引き枕中央
部は動かさないで枕外周部のみご水平位から垂下
位に回動させるという容易な操作で頭及び頭髪を
洗浄する態勢ができる。
又、枕外周部を垂下位に回動させる時、枕中央
部が動かないので後頭部あるいは項部の皮膚を擦
つたり頭髪を巻き込んだりして患者に不安や不快
感を与えることはなく安心して回動枕の操作がで
きる。
又、枕外周部を垂下位から略水平位の元位置へ
戻す作業は、枕外周部を持ち上げ回動させれば枕
外周部が元位置に至るとバネの付勢により自動的
に元位置に固定され、介助者の手数や労力及び患
者に対する気遣いの少ない容易な操作で行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案の実施例を示しており、第
1図は担架の一部と回動枕との斜視図、第2図は
垂下位にある枕外周部を示す回動枕の斜視図、第
3図は回動枕の断面図、第4図は回動枕の平面
図、第5図は第3図のA−A断面図を表示してい
る。 1……担架、4……回動枕、5……枕中央部、
6……枕外周部、7……軸、8……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方面が担架1の先端面2に取着される枕中央
    部5と、枕中央部5の他方面及び左右両側端面の
    三方を囲繞する枕外周部6と、枕中央部5の左右
    両側端面から突出し枕外周部6の両側面を枢支す
    る軸7と、軸7に対して回動する枕外周部6を所
    定位置で軸7に固定するストツパー8とからなる
    担架の回動枕。
JP1600886U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0232261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1600886U JPH0232261Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JP1600886U JPH0232261Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS62128528U JPS62128528U (ja) 1987-08-14
JPH0232261Y2 true JPH0232261Y2 (ja) 1990-09-03

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JP1600886U Expired JPH0232261Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JPS62128528U (ja) 1987-08-14

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