JP2572007Y2 - 洗髪用首あて - Google Patents
洗髪用首あてInfo
- Publication number
- JP2572007Y2 JP2572007Y2 JP1992069574U JP6957492U JP2572007Y2 JP 2572007 Y2 JP2572007 Y2 JP 2572007Y2 JP 1992069574 U JP1992069574 U JP 1992069574U JP 6957492 U JP6957492 U JP 6957492U JP 2572007 Y2 JP2572007 Y2 JP 2572007Y2
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- JP
- Japan
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- neck
- washed
- person
- pair
- cover
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、美容院や理髪店ある
いは病院における洗髪の際に、洗髪補助用品あるいは看
護用品として仰向けの姿勢で洗髪される人の首を支持す
るのに利用される洗髪用首あてに関するものである。
いは病院における洗髪の際に、洗髪補助用品あるいは看
護用品として仰向けの姿勢で洗髪される人の首を支持す
るのに利用される洗髪用首あてに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した洗髪用首あてとしては、
例えば、合成皮革製の袋体にスポンジを詰め込んだ、全
体で略鞍形状をなすものがある。
例えば、合成皮革製の袋体にスポンジを詰め込んだ、全
体で略鞍形状をなすものがある。
【0003】この洗髪用首あては、洗髪台の縁に跨がせ
て使用し、洗髪の際には、洗髪される人の首に巻き付け
た2枚合わせのシャンプークロスを洗髪台の内側と外側
に垂らしてこの洗髪用首あてに首を載せるようにしてい
る。
て使用し、洗髪の際には、洗髪される人の首に巻き付け
た2枚合わせのシャンプークロスを洗髪台の内側と外側
に垂らしてこの洗髪用首あてに首を載せるようにしてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の洗髪用首あてでは、これを使用して洗髪を行うに際
して、シャンプークロスにより洗剤や湯水が襟元から背
中側に伝わるのを防止しているとはいえ、シャンプーク
ロスを洗髪される人の首にきつく巻き付ける訳にはいか
ないことから、洗髪される人の身長や首の長さ、太さの
違いによってこの洗髪用首あてに首がフィットしない場
合には、頭部の洗剤を洗い落とすときなどに頭を持ち上
げ気味にしたり顔を横に向けさせたりすると、シャンプ
ークロスと首との間に若干の隙間ができ、この隙間から
洗剤や湯水が入ってしまう可能性があるという問題を有
していた。
来の洗髪用首あてでは、これを使用して洗髪を行うに際
して、シャンプークロスにより洗剤や湯水が襟元から背
中側に伝わるのを防止しているとはいえ、シャンプーク
ロスを洗髪される人の首にきつく巻き付ける訳にはいか
ないことから、洗髪される人の身長や首の長さ、太さの
違いによってこの洗髪用首あてに首がフィットしない場
合には、頭部の洗剤を洗い落とすときなどに頭を持ち上
げ気味にしたり顔を横に向けさせたりすると、シャンプ
ークロスと首との間に若干の隙間ができ、この隙間から
洗剤や湯水が入ってしまう可能性があるという問題を有
していた。
【0005】また、従来の洗髪用首あてを用いて洗髪を
行う際には、上記のようにしてできる隙間から洗剤や湯
水が入らないようにするため、その作業に細心の注意を
払わなくてはならないうえ、シャンプークロスの装着お
よび取り外しといった面倒な作業が伴うという問題を有
しており、これらの問題を解決することが従来の課題で
あった。
行う際には、上記のようにしてできる隙間から洗剤や湯
水が入らないようにするため、その作業に細心の注意を
払わなくてはならないうえ、シャンプークロスの装着お
よび取り外しといった面倒な作業が伴うという問題を有
しており、これらの問題を解決することが従来の課題で
あった。
【0006】
【考案の目的】この考案は、上記した従来の課題に着目
してなされたもので、仰向けの姿勢での洗髪に際して、
シャンプークロスを必要とすることなく、しかも、洗髪
される人の身長あるいは首の長さ、太さの違いや洗髪中
の頭の動きに影響されることなく、襟元から背中側に洗
剤や湯水が伝わるのを完全に防止することが可能である
洗髪用首あてを提供することを目的としている。
してなされたもので、仰向けの姿勢での洗髪に際して、
シャンプークロスを必要とすることなく、しかも、洗髪
される人の身長あるいは首の長さ、太さの違いや洗髪中
の頭の動きに影響されることなく、襟元から背中側に洗
剤や湯水が伝わるのを完全に防止することが可能である
洗髪用首あてを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案に係わる洗髪用
首あては、洗髪台に取り付けられる装着体と、カバーに
より覆われて仰向けの姿勢で洗髪される人の首を支持す
る首支持体を備え、弾性体を介して前記装着体に首支持
体を移動可能に連結し、前記首支持体には、洗髪される
人の首の両側に位置する一対の首支持部と、洗髪される
人の首をこの首支持体に載せた状態において前記一対の
首支持部を互いに接近させて前記カバーを洗髪される人
の首に密着させると共に洗髪される人の首をこの首支持
体から離した状態において前記一対の首支持部を互いに
離間させて前記カバーを洗髪される人の首から離すカバ
ー駆動機構を設けた構成としたことを特徴としており、
このような洗髪用首あての構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としている。
首あては、洗髪台に取り付けられる装着体と、カバーに
より覆われて仰向けの姿勢で洗髪される人の首を支持す
る首支持体を備え、弾性体を介して前記装着体に首支持
体を移動可能に連結し、前記首支持体には、洗髪される
人の首の両側に位置する一対の首支持部と、洗髪される
人の首をこの首支持体に載せた状態において前記一対の
首支持部を互いに接近させて前記カバーを洗髪される人
の首に密着させると共に洗髪される人の首をこの首支持
体から離した状態において前記一対の首支持部を互いに
離間させて前記カバーを洗髪される人の首から離すカバ
ー駆動機構を設けた構成としたことを特徴としており、
このような洗髪用首あての構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としている。
【0008】そして、一実施態様において、カバー駆動
機構は、ベースと、前記ベースに回動自在にそれぞれ設
けられて各々の一端に首支持部を揺動自在にそれぞれ連
結した一対のアームと、前記一対のアームの各一端側間
に設けた密着用引き寄せ体と、前記一対のアームの各他
端側間に設けた離間用弾性体を備えている構成としてい
る。
機構は、ベースと、前記ベースに回動自在にそれぞれ設
けられて各々の一端に首支持部を揺動自在にそれぞれ連
結した一対のアームと、前記一対のアームの各一端側間
に設けた密着用引き寄せ体と、前記一対のアームの各他
端側間に設けた離間用弾性体を備えている構成としてい
る。
【0009】
【考案の作用】この考案に係わる洗髪用首あてでは上記
した構成としていることから、仰向けの姿勢での洗髪に
際して、首支持体に首を載せると、カバー駆動機構によ
り一対の首支持部が互いに接近してカバーを首に密着さ
せるうえ、首の動きに合わせて首支持体が装着体に対し
て移動するので、洗髪される人の身長あるいは首の長
さ、太さの違いや洗髪中に頭を持ち上げたり顔を横に向
けさせたりする動作に左右されることなく、襟元からの
洗剤や湯水の侵入は完全に防止されることとなる。
した構成としていることから、仰向けの姿勢での洗髪に
際して、首支持体に首を載せると、カバー駆動機構によ
り一対の首支持部が互いに接近してカバーを首に密着さ
せるうえ、首の動きに合わせて首支持体が装着体に対し
て移動するので、洗髪される人の身長あるいは首の長
さ、太さの違いや洗髪中に頭を持ち上げたり顔を横に向
けさせたりする動作に左右されることなく、襟元からの
洗剤や湯水の侵入は完全に防止されることとなる。
【0010】また、首支持体から首を離そうとする場合
には、カバー駆動機構により一対の首支持部が互いに離
間してカバーは首から離れる。
には、カバー駆動機構により一対の首支持部が互いに離
間してカバーは首から離れる。
【0011】したがって、従来必要としていた装着およ
び取り外しが煩雑なシャンプークロスを一切用いること
なく、洗髪がなされることとなるうえ、洗髪自体が細心
な注意を必要としない簡単な作業となる。
び取り外しが煩雑なシャンプークロスを一切用いること
なく、洗髪がなされることとなるうえ、洗髪自体が細心
な注意を必要としない簡単な作業となる。
【0012】
【実施例】以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図4はこの考案に係わる洗髪用
首あての一実施例を示している。
首あての一実施例を示している。
【0014】図に示す洗髪用首あて1は、洗髪台2に取
り付けられる装着体3と、仰向けの姿勢で洗髪される人
の首を支持する首支持体10を備えており、この首支持
体10はゴム,厚手のビニールなどの軟質材よりなる取
替え可能なカバー11で覆われるようになっている。
り付けられる装着体3と、仰向けの姿勢で洗髪される人
の首を支持する首支持体10を備えており、この首支持
体10はゴム,厚手のビニールなどの軟質材よりなる取
替え可能なカバー11で覆われるようになっている。
【0015】前記装着体3は、軟鋼線材を折り曲げて形
成したものであり、洗髪台2の縁に設けられた凹部2a
の内側に中央湾曲部3aを引っ掛けると共に洗髪台2の
外側面に両脚部3b,3bを各々圧接させて取り付けら
れるようになっている。
成したものであり、洗髪台2の縁に設けられた凹部2a
の内側に中央湾曲部3aを引っ掛けると共に洗髪台2の
外側面に両脚部3b,3bを各々圧接させて取り付けら
れるようになっている。
【0016】前記首支持体10は、洗髪される人の首N
(図1および図2に仮想線で示す)の両側に位置する一
対の首支持部12,12と、これらの一対の首支持部1
2,12を互いに接近・離間させてカバー11を洗髪さ
れる人の首Nに密着・離間させるカバー駆動機構20を
備えており、首支持部12は円筒状をなしていると共に
各々の対向する面にはリング状のクッション12aが設
けてある。
(図1および図2に仮想線で示す)の両側に位置する一
対の首支持部12,12と、これらの一対の首支持部1
2,12を互いに接近・離間させてカバー11を洗髪さ
れる人の首Nに密着・離間させるカバー駆動機構20を
備えており、首支持部12は円筒状をなしていると共に
各々の対向する面にはリング状のクッション12aが設
けてある。
【0017】このカバー駆動機構20は、装着体3と同
様に軟鋼線材よりなるベース21と、一対のアーム2
2,22を具備しており、このアーム22は軟鋼線材よ
りなるアーム本体23とこのアーム本体23の基端に固
定した連結部24とからなっている。このアーム22
は、連結部24を貫通させた連結ピン25がベース21
の上向き端部に設けたピン孔21aを貫通するようにな
すと共に連結ピン25にストップリング25aを嵌め込
むことによって、ベース21に対して回動自在に連結し
てあり、アーム本体23,23の互いに内側を向く各々
の先端に前記首支持部12の先端面をピン12bを介し
て各々揺動自在に連結している。
様に軟鋼線材よりなるベース21と、一対のアーム2
2,22を具備しており、このアーム22は軟鋼線材よ
りなるアーム本体23とこのアーム本体23の基端に固
定した連結部24とからなっている。このアーム22
は、連結部24を貫通させた連結ピン25がベース21
の上向き端部に設けたピン孔21aを貫通するようにな
すと共に連結ピン25にストップリング25aを嵌め込
むことによって、ベース21に対して回動自在に連結し
てあり、アーム本体23,23の互いに内側を向く各々
の先端に前記首支持部12の先端面をピン12bを介し
て各々揺動自在に連結している。
【0018】また、カバー駆動機構20は、一対のアー
ム22,22の各一端側(図示上端側)の間、すなわ
ち、アーム本体23,23の各先端側の間に掛け渡した
密着用引き寄せ体としての紐部材26を備えている。ゴ
ムチューブ26aで中間部分が覆われたこの紐部材26
は、洗髪される人の首Nをこの首支持体10のカバー1
1に載せた状態において、図1に示すように首Nにその
中央部分が押されてアーム本体23,23の各先端同士
を引き寄せることにより、一対の首支持部12,12を
互いに接近させるものとしてあり、これによって、カバ
ー11を洗髪される人の首Nに密着させることができる
ようにしてある。この場合、一対の首支持部12,12
の間には、コイルばね13が弛ませた状態で掛け渡して
あり、このコイルばね13の中間部分を紐部材26に繋
げることにより、洗髪される人の首Nをこの首支持体1
0のカバー11に載せた際に、一対の首支持部12,1
2の各先端を首Nの両側面に向けさせることができるよ
うにしてある。
ム22,22の各一端側(図示上端側)の間、すなわ
ち、アーム本体23,23の各先端側の間に掛け渡した
密着用引き寄せ体としての紐部材26を備えている。ゴ
ムチューブ26aで中間部分が覆われたこの紐部材26
は、洗髪される人の首Nをこの首支持体10のカバー1
1に載せた状態において、図1に示すように首Nにその
中央部分が押されてアーム本体23,23の各先端同士
を引き寄せることにより、一対の首支持部12,12を
互いに接近させるものとしてあり、これによって、カバ
ー11を洗髪される人の首Nに密着させることができる
ようにしてある。この場合、一対の首支持部12,12
の間には、コイルばね13が弛ませた状態で掛け渡して
あり、このコイルばね13の中間部分を紐部材26に繋
げることにより、洗髪される人の首Nをこの首支持体1
0のカバー11に載せた際に、一対の首支持部12,1
2の各先端を首Nの両側面に向けさせることができるよ
うにしてある。
【0019】さらに、カバー駆動機構20は、一対のア
ーム22,22の各他端側(図示下端側)の間、すなわ
ち、連結部24,24の各先端側の間に掛け渡した離間
用弾性体としての引張りコイルばね27を備えている。
この引張りコイルばね27は、洗髪される人の首Nをこ
の首支持体10のカバー11から離した状態において、
図3に示すようにその引張力により連結部24,24の
各先端同士を引き寄せることにより、一対の首支持部1
2,12を互いに遠ざけるものとしてあり、これによっ
て、カバー11を洗髪される人の首Nから迅速に離すこ
とができるようにしてある。また、この引張りコイルば
ね27は、首Nを首支持体10に載せている場合に紐部
材26が弛むのを防止すると共に、首Nを首支持体10
に載せていない場合に紐部材26を緊張させて首支持体
10の形を保つ機能も有している。
ーム22,22の各他端側(図示下端側)の間、すなわ
ち、連結部24,24の各先端側の間に掛け渡した離間
用弾性体としての引張りコイルばね27を備えている。
この引張りコイルばね27は、洗髪される人の首Nをこ
の首支持体10のカバー11から離した状態において、
図3に示すようにその引張力により連結部24,24の
各先端同士を引き寄せることにより、一対の首支持部1
2,12を互いに遠ざけるものとしてあり、これによっ
て、カバー11を洗髪される人の首Nから迅速に離すこ
とができるようにしてある。また、この引張りコイルば
ね27は、首Nを首支持体10に載せている場合に紐部
材26が弛むのを防止すると共に、首Nを首支持体10
に載せていない場合に紐部材26を緊張させて首支持体
10の形を保つ機能も有している。
【0020】さらにまた、カバー駆動機構20は、一端
が図1右側の連結部24における連結ピン25の上方で
ピン28を介して回動自在に連結され、かつ他端が図1
左側の連結部24における連結ピン25の下方で同じく
ピン28を介して回動自在に連結されるリンク29を備
えており、これにより、一対のアーム22,22の偏れ
動作を防止するようにしている。
が図1右側の連結部24における連結ピン25の上方で
ピン28を介して回動自在に連結され、かつ他端が図1
左側の連結部24における連結ピン25の下方で同じく
ピン28を介して回動自在に連結されるリンク29を備
えており、これにより、一対のアーム22,22の偏れ
動作を防止するようにしている。
【0021】そして、この首支持体10は、装着体3の
中央湾曲部3aにおける図1左右対称位置に各々の一端
を引っ掛けた2個の連結用引張りコイルばね(弾性体)
30,30の各々の他端を図2に示すように、一対のア
ーム22,22の連結ピン25,25にそれぞれ引っ掛
けることにより、装着体3に対して主に上下方向および
前後方向(図2左右方向)に移動可能に連結してあり、
この際、洗髪台2の内側面に沿って移動可能なローラ1
4をベース21の中間部分に設けることによって、首支
持体10の装着体3に対する上下方向および前後方向な
らびにねじれ方向への移動をスムーズに、そして洗髪台
2に傷付けることなく行わせることができるようにして
ある。
中央湾曲部3aにおける図1左右対称位置に各々の一端
を引っ掛けた2個の連結用引張りコイルばね(弾性体)
30,30の各々の他端を図2に示すように、一対のア
ーム22,22の連結ピン25,25にそれぞれ引っ掛
けることにより、装着体3に対して主に上下方向および
前後方向(図2左右方向)に移動可能に連結してあり、
この際、洗髪台2の内側面に沿って移動可能なローラ1
4をベース21の中間部分に設けることによって、首支
持体10の装着体3に対する上下方向および前後方向な
らびにねじれ方向への移動をスムーズに、そして洗髪台
2に傷付けることなく行わせることができるようにして
ある。
【0022】なお、図における符号31はピンであり、
紐部材26の端部に設けた輪の部分を適宜選択してこの
ピン31に引っ掛けることによって、紐部材26の長さ
を調節するものとしてある。
紐部材26の端部に設けた輪の部分を適宜選択してこの
ピン31に引っ掛けることによって、紐部材26の長さ
を調節するものとしてある。
【0023】上記した構成の洗髪用首あて1を用いて仰
向けの姿勢での洗髪を行う場合、首支持体10の上端部
分に首Nを載せると、図1および図2に示すように、首
Nにカバー駆動機構20の紐部材26の中央部分が押さ
れてアーム本体23,23の各先端同士が引き寄せられ
る。
向けの姿勢での洗髪を行う場合、首支持体10の上端部
分に首Nを載せると、図1および図2に示すように、首
Nにカバー駆動機構20の紐部材26の中央部分が押さ
れてアーム本体23,23の各先端同士が引き寄せられ
る。
【0024】そして、紐部材26の中間部分に繋げたコ
イルばね13により、一対の首支持部12,12は各々
の先端を首Nの両側面に向けた状態で互いに接近するの
で、カバー11は一対の首支持部12,12、コイルば
ね13および紐部材26に押されて洗髪される人の首N
に密着することとなり、加えて、首支持体10が首Nの
動きに合わせて装着体3に対して移動するので、洗髪さ
れる人の身長あるいは首Nの長さ、太さの違いや洗髪中
に頭を持ち上げたり顔を横に向けさせたりする動作に影
響されることなく、襟元からの洗剤や湯水の侵入は完全
に防止されることとなる。
イルばね13により、一対の首支持部12,12は各々
の先端を首Nの両側面に向けた状態で互いに接近するの
で、カバー11は一対の首支持部12,12、コイルば
ね13および紐部材26に押されて洗髪される人の首N
に密着することとなり、加えて、首支持体10が首Nの
動きに合わせて装着体3に対して移動するので、洗髪さ
れる人の身長あるいは首Nの長さ、太さの違いや洗髪中
に頭を持ち上げたり顔を横に向けさせたりする動作に影
響されることなく、襟元からの洗剤や湯水の侵入は完全
に防止されることとなる。
【0025】また、首Nを上げて首支持体10から首N
を離そうとする場合には、首支持体10それ自体が上に
移動したのちカバー駆動機構20の引張りコイルばね2
7の引張力により、図3に示すように、連結部24,2
4の各先端同士が引き寄せられることから、一対の首支
持部12,12は互いに遠ざかることとなり、これによ
って、カバー11は首Nから迅速に離れることとなる。
を離そうとする場合には、首支持体10それ自体が上に
移動したのちカバー駆動機構20の引張りコイルばね2
7の引張力により、図3に示すように、連結部24,2
4の各先端同士が引き寄せられることから、一対の首支
持部12,12は互いに遠ざかることとなり、これによ
って、カバー11は首Nから迅速に離れることとなる。
【0026】したがって、この洗髪の間、シャンプーク
ロスを一切必要としないため、従来感じていたシャンプ
ークロスの装着および取り外し時の煩雑さが一掃される
こととなるのに加えて、首Nの部分から洗剤や湯水が入
らないように細心の注意を払うなどといったことが不要
となるので、洗髪作業自体が非常に簡単なものとなる。
ロスを一切必要としないため、従来感じていたシャンプ
ークロスの装着および取り外し時の煩雑さが一掃される
こととなるのに加えて、首Nの部分から洗剤や湯水が入
らないように細心の注意を払うなどといったことが不要
となるので、洗髪作業自体が非常に簡単なものとなる。
【0027】上記した実施例では、ベース21と、この
ベース21に回動自在にそれぞれ設けられて各々の一端
に首支持部12を揺動自在にそれぞれ連結した一対のア
ーム22,22と、一対のアーム22,22の各一端側
間に設けた紐部材26と、一対のアーム22,22の各
他端側間に設けた引張りコイルばね27によりカバー駆
動機構20を構成しているうえ、一対のアーム22,2
2の間にはリンク29が設けてあるため、強度的に優れ
ており、重ねて使用しても上記機能が薄れることはな
い。
ベース21に回動自在にそれぞれ設けられて各々の一端
に首支持部12を揺動自在にそれぞれ連結した一対のア
ーム22,22と、一対のアーム22,22の各一端側
間に設けた紐部材26と、一対のアーム22,22の各
他端側間に設けた引張りコイルばね27によりカバー駆
動機構20を構成しているうえ、一対のアーム22,2
2の間にはリンク29が設けてあるため、強度的に優れ
ており、重ねて使用しても上記機能が薄れることはな
い。
【0028】また、この実施例における洗髪用首あて1
を使用するにあたって、洗髪中の頭の動きにより、首N
が洗髪台2の縁の凹部2aに接触することもあるので、
図2に仮想線で示すように、この凹部2aをタオルTな
どで覆っておくことが望ましい。
を使用するにあたって、洗髪中の頭の動きにより、首N
が洗髪台2の縁の凹部2aに接触することもあるので、
図2に仮想線で示すように、この凹部2aをタオルTな
どで覆っておくことが望ましい。
【0029】なお、この考案に係わる洗髪用首あての詳
細な構成は上記した実施例に限定されるものではない。
細な構成は上記した実施例に限定されるものではない。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係わる
洗髪用首あてでは、上記した構成としたため、シャンプ
ークロスを全く使用することなく仰向けの姿勢での洗髪
を行うことができ、しかも、洗髪される人の身長あるい
は首の長さ、太さの違いに関係なくそして洗髪中の頭の
動きに影響されることなく、襟元から背中側に洗剤や湯
水が伝わるのを完全に防ぐことが可能であり、洗髪作業
それ自体も簡単になるという実用的価値の高い効果がも
たらされる。
洗髪用首あてでは、上記した構成としたため、シャンプ
ークロスを全く使用することなく仰向けの姿勢での洗髪
を行うことができ、しかも、洗髪される人の身長あるい
は首の長さ、太さの違いに関係なくそして洗髪中の頭の
動きに影響されることなく、襟元から背中側に洗剤や湯
水が伝わるのを完全に防ぐことが可能であり、洗髪作業
それ自体も簡単になるという実用的価値の高い効果がも
たらされる。
【図1】この考案に係わる洗髪用首あての一実施例を示
す正面側からの使用状態説明図である。
す正面側からの使用状態説明図である。
【図2】図1に示した洗髪用首あての中央縦断面説明図
である。
である。
【図3】図1の洗髪用首あての使用前の状態を示す正面
説明図である。
説明図である。
【図4】図3に示した洗髪用首あての中央縦断面説明図
である。
である。
1 洗髪用首あて 2 洗髪台 3 装着体 10 首支持体 11 カバー 12 首支持部 20 カバー駆動機構 21 ベース(カバー駆動機構) 22 アーム(カバー駆動機構) 26 紐部材(密着用引き寄せ体;カバー駆動機構) 27 引張りコイルばね(離間用弾性体;カバー駆動機
構) 30 連結用引張りコイルばね(弾性体) N 首
構) 30 連結用引張りコイルばね(弾性体) N 首
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 19/00 A45D 19/02 A45D 19/04
Claims (2)
- 【請求項1】 洗髪台に取り付けられる装着体と、カバ
ーにより覆われて仰向けの姿勢で洗髪される人の首を支
持する首支持体を備え、弾性体を介して前記装着体に首
支持体を移動可能に連結し、前記首支持体には、洗髪さ
れる人の首の両側に位置する一対の首支持部と、洗髪さ
れる人の首をこの首支持体に載せた状態において前記一
対の首支持部を互いに接近させて前記カバーを洗髪され
る人の首に密着させると共に洗髪される人の首をこの首
支持体から離した状態において前記一対の首支持部を互
いに離間させて前記カバーを洗髪される人の首から離す
カバー駆動機構を設けたことを特徴とする洗髪用首あ
て。 - 【請求項2】 カバー駆動機構は、ベースと、前記ベー
スに回動自在にそれぞれ設けられて各々の一端に首支持
部を揺動自在にそれぞれ連結した一対のアームと、前記
一対のアームの各一端側間に設けた密着用引き寄せ体
と、前記一対のアームの各他端側間に設けた離間用弾性
体を備えている請求項1に記載の洗髪用首あて。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069574U JP2572007Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 洗髪用首あて |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069574U JP2572007Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 洗髪用首あて |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631603U JPH0631603U (ja) | 1994-04-26 |
JP2572007Y2 true JP2572007Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13406701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992069574U Expired - Fee Related JP2572007Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 洗髪用首あて |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020096620A (ko) * | 2001-06-21 | 2002-12-31 | 이원종 | 자동 세발장치 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP1992069574U patent/JP2572007Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631603U (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |