JP3067625U - 折り畳みベッド - Google Patents

折り畳みベッド

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JP3067625U
JP3067625U JP1999007249U JP724999U JP3067625U JP 3067625 U JP3067625 U JP 3067625U JP 1999007249 U JP1999007249 U JP 1999007249U JP 724999 U JP724999 U JP 724999U JP 3067625 U JP3067625 U JP 3067625U
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JP
Japan
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mat body
mat
frame
covering member
bed
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Application number
JP1999007249U
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English (en)
Inventor
耕蔵 芝田
Original Assignee
有限会社天美製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】就寝時のほか寛ぐ時など手軽に使える折り畳み
式の折り畳みベッドにおいて、汗染み等のようにマット
体の上面に付きやすい汚れはもちろんのこと、食べこぼ
しなど上面以外に付着しやすい汚れでも、容易に落とす
ことができるようにし、常に衛生的で末永く使用して貰
えるような折り畳みベッドの提供。 【解決手段】折り畳み可能に連結した枠体4,4にマッ
ト体2,2を取付けて構成した折り畳みベッド1であっ
て、上記マット体2,2を、着脱可能な被覆部材3で覆
って形成するとともに、上記マット体2,2を、枠体4
から分離可能にする取付け手段18,20a,20bを
介して枠体4に取付けた折り畳みベッド1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、就寝時にはもちろんのこと、テレビを見たり本を読んだりする寛 ぎの時にも使用でき、不要なときにはコンパクトにしてしまっておけるような折 り畳みベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような折り畳みベッドはその便利さから需要が高く、上述のように様々な 面で用いられている。しかし、折り畳みベッドの構成は、折り畳み可能に連結し た枠体の上に、マット体を固定したもので、そのマット体は、綺麗な柄を有した 生地で覆われている。
【0003】 就寝時の使用に当っては、マット体に掛け布団のみを掛けて使用し、寛ぎのと きの使用に際しては、そのままで使用する。つまり、いずれにしてもマット体に 対して人体が直に接触するのである。このため、汗染みや食べこぼしの染みなど が付くことが考えられ、不衛生であるので、登録実用新案第3058313号の ような折り畳みベッドを案出した。この折り畳みベッドは、マット体の上面に取 外し可能な表地部材を設け、この表地部材を洗濯できるようにしたものである。
【0004】 しかし、この構成では、汗染みのような上面の汚れに対しては洗濯で対応でき るが、食べこぼしの汚れのようなどこに付くか分からない汚れに対しては洗濯で 対応できないことがある。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、上述の点を考慮して、どの様な汚れにも対応でき、常に衛 生的で、末永く使用して貰えるような折り畳みベッドの提供を課題とする。
【0006】 そのための手段は、折り畳み可能に連結した枠体にマット体を取付けて構成し た折り畳みベッドであって、上記マット体を、着脱可能な被覆部材で覆って形成 するとともに、上記マット体を、枠体から分離可能にする取付け手段を介して枠 体に取付けた折り畳みベッドであることを特徴とする。
【0007】 なお、前記マット体の全体を前記被覆部材で覆うとよい。
【0008】 また前記取付け手段は、例えば、前記被覆部材から延設し、枠体に対して巻き 付けて止める取付けバンドで構成するも、マット体と枠体との対向面に固定した 、相互に係脱する面ファスナで構成するもよい。
【0009】
【作用及び効果】
すなわち上述の構成によれば、マット体、すなわちマット体を覆う被覆部材が 汗染みや食べこぼし等で汚れたならば、まず取付け手段を解除してマット体を枠 体から外し、続いて汚れた被覆部材をマット体から外す。そして被覆部材を洗濯 する。被覆部材を洗濯している間は、被覆部材を外したマット体を天日に干し、 乾燥と殺菌を行うとよい。
【0010】 このように本考案の折り畳みベッドに対しては、座布団や枕のように衛生状態 を保つことができ、常に衛生的で、末永く使用して貰えるようにすることができ る。しかも、マット体の全体を覆う被覆部材を着脱可能にしているので、上面の みを覆う表地部材を着脱可能に取付けたのとは異なり、単なる汗染みのほか、食 べこぼしなどのようにどこに付くか分からないような汚れにも対応できる。
【0011】 請求項2のようにマット体の全体を被覆部材で覆って形成した場合には、マッ ト体全体を常に新品の状態に維持でき、効果が高い。また、例えば被覆部材をマ ット体の上から被せてマット体の下面部分でゴム紐を収縮させて取付けるように 形成した場合に比して、被覆部材が使用中にずれたりすることを抑制できる、枠 体に対する取付け手段の選択肢が多い、枠体に対する取付け状態を強固にできる 等の利点を有する。
【0012】 請求項3のように取付け手段を取付けバンドで構成した場合には、取付けバン ドを枠体に対して巻き付けてから、例えばホックや面ファスナ等の適宜の係合手 段を用いてその状態を固定すればよい。取付けバンドが枠体に対してしっかりと 位置固定されることにより張りが生まれ、安定した取付け状態を得ることができ る。
【0013】 請求項4のように取付け手段を面ファスナで構成した場合には、マット体を枠 体に対して乗せたり剥がしたりする極簡単な作業で着脱が行える。
【0014】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は、折り畳みベッド1(以下、ベッドという)の分解斜視図であり、山形 (逆V字形)に折り畳む2つ折りタイプのこのベッド1では、2枚のマット体2 ,2を着脱可能に取付けて構成し、マット体2,2の外皮である被覆部材3を取 り外して洗濯できるようにしている。
【0015】 すなわち、図2に示したように、マット体2の全体を、着脱可能な被覆部材3 で被覆して形成するとともに、枠体4に対するマット体2の取付け状態を保持す る取付け手段を設けている。
【0016】 枠体4は、U字状で、両端が中間支持脚5の上端に枢着され、反中間支持脚5 側には、門形の脚体6,7を固定している。これら脚体6,7のうちの一方の脚 体6の下端には、前後方向(ベッド1の長さ方向)のみに回転する車輪8,8を 装着するとともに、上端の左右方向の中間には折り畳んだときに上記車輪8,8 と一緒に接地する自在輪9を装着している。また、他方の脚体7の下端には、平 坦部10aと湾曲部10bとを有する接地部材10を装着するとともに、これら の上側に、折り畳んだときに接地する自在輪11,11を装着している。
【0017】 各枠体4の脚体6,7側における内側面に固定しV字状に張った2本の連結杆 12,12は、上記中間支持脚5の左右方向の中間部に固定したフック5aとの 間に引っ張りばね13を張るためのもので、この引っ張りばね13の引っ張り力 によって、ベッド1の折り畳み動作が円滑に行えるようにしている。
【0018】 また各枠体4は、そのたてなが長方形の断面における下部内周面に、マット体 2の周縁が乗る内側へ凸の段部4aを形成し、マット体2を支えられるようにし ている。上記段部4aには、桟部材4bを適宜掛け渡して、枠体4の内側部分で もマット体2を支えられるようにしている。
【0019】 マット体2は、図2に示したように、骨材14とクッション材15とよりなる 芯部材16と、被覆部材3で構成している。骨材14は、図3に示したように枠 体4の段部4aに乗る大きさに形成し、その上面には、板状の支持材14aを適 宜掛け渡している。この上に、上記クッション材15を載置固定している。この 芯部材16は、仮想線で示したようにカバー材16aで包んでおくとよい。
【0020】 上記被覆部材3は、上記芯部材16の下側を覆う本体部材3aと、この本体部 材3aの上面を開閉可能に塞ぐ蓋部材3bとで構成している。蓋部材3bの外周 縁と、本体部材3aの上端開口縁には、相互に係脱するスライドファスナ17を 装着している。スライドファスナ17のほか、例えばホックや面ファスナ、紐等 を用いるもよい。
【0021】 上記本体部材3aの外周面には、取付け手段としての取付けバンド8の一端を 固定し、この取付けバンド18の先端には、ホックのような係合具の一方19a を装着している。図3に示したように、この取付けバンド18を枠体4に対して 上から引っ掛け、巻き付けるようにしてマット体2の下面に伸ばしたときに上記 係合具の一方19aが係合する係合具の他方19bを、本体部材3aの下面に装 着している。
【0022】 このように構成したベッド1では、マット体2、すなわちマット体2を覆う被 覆部材3が汗染みや食べこぼし等で汚れたならば、まず取付けバンド18の係合 を外してマット体2を枠体4から外し、続いて汚れた被覆部材3をマット体2か ら外す。そして被覆部材3を洗濯する。被覆部材3を洗濯している間は、被覆部 材3を外したマット体2を天日に干し、乾燥と殺菌を行うとよい。
【0023】 また、被覆部材3は、上述のような形の本体部材3aと蓋部材3bとで構成し たので、必ずしも洗濯のたびにマット体2を外さずとも、汚れやすい蓋部材3b のみを外して洗濯することもできる。
【0024】 このようにベッド1に対しては、座布団や枕のように衛生状態を保つことがで き、常に衛生的で、末永く使用して貰えるようにすることができる。しかも、マ ット体2の全体を覆う被覆部材3を着脱可能にしているので、上面のみを覆う部 材を着脱可能にしたのとは異なり、単なる汗染みのほか、食べこぼしなどのよう にどこに付くか分からないような汚れにも対応できる。
【0025】 しかも、マット体2の全体を被覆部材で覆って形成しているので、マット体2 全体を常に新品の状態に維持でき、効果が高い。
【0026】 また、枠体4に対するマット体2の取付けを取付けバンド18で行うようにし たので、取付けバンド18が枠体4に対してしっかりと位置固定されることによ り張りが生まれ、安定した取付け状態を得ることができる。
【0027】 図4は他の例を示し、この実施例では、取付け手段として面ファスナ20a, 20bを用いている。すなわち、マット体2と枠体4との対向面、具体的には、 枠体4の段部4aの上面と桟部材4bの上面、それに、マット体2におけるそれ らの部位に対応する位置に、相互に係脱する面ファスナの一方20aと他方20 bを固定している。この構成によれば、マット体2を枠体4に対して乗せたり剥 がしたりする極簡単な作業で着脱が行える。またマット体2が不測にずれない強 固な取付け状態が得られる。このため、リクライニング機構を内蔵したマット体 2を取付ける場合には、起伏しない部分のみに面ファスナ20a,20bを取付 ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折り畳みベッドの分解斜視図。
【図2】 マット体の分解斜視図。
【図3】 作用状態の断面図。
【図4】 他の例を説明する断面図。
【符号の説明】
1…折り畳みベッド 2…マット体 3…被覆部材 4…枠体 18…取付けバンド(取付け手段) 20a,20b…面ファスナ(取付け手段)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り畳み可能に連結した枠体にマット体を
    取付けて構成した折り畳みベッドであって、上記マット
    体を、着脱可能な被覆部材で覆って形成するとともに、
    上記マット体を、枠体から分離可能にする取付け手段を
    介して枠体に取付けた折り畳みベッド。
  2. 【請求項2】前記マット体の全体を前記被覆部材で覆っ
    た請求項1に記載の折り畳みベッド。
  3. 【請求項3】前記取付け手段を、前記被覆部材から延設
    し、枠体に対して巻き付けて止める取付けバンドで構成
    した請求項1または請求項2に記載の折り畳みベッド。
  4. 【請求項4】前記取付け手段を、マット体と枠体との対
    向面に固定した、相互に係脱する面ファスナで構成した
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の折
    り畳みベッド。
JP1999007249U 1999-09-22 1999-09-22 折り畳みベッド Expired - Lifetime JP3067625U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7440971B1 (ja) 2023-06-22 2024-02-29 恒盛株式会社 マット支持台及びマット支持台を有する脚付マットレス

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