JPH0686683U - 背洗い用椅子 - Google Patents

背洗い用椅子

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JPH0686683U
JPH0686683U JP3555793U JP3555793U JPH0686683U JP H0686683 U JPH0686683 U JP H0686683U JP 3555793 U JP3555793 U JP 3555793U JP 3555793 U JP3555793 U JP 3555793U JP H0686683 U JPH0686683 U JP H0686683U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
moving plate
handle
cleaning member
vertical moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP3555793U
Other languages
English (en)
Inventor
正吉 藤本
Original Assignee
正吉 藤本
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Filing date
Publication date
Application filed by 正吉 藤本 filed Critical 正吉 藤本
Priority to JP3555793U priority Critical patent/JPH0686683U/ja
Publication of JPH0686683U publication Critical patent/JPH0686683U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 椅子に座ってハンドルを上下方向に操作する
のみでスポンジが背中に沿って上下動するので、背中の
全面を簡単、かつ、迅速に洗うことができるものであ
る。 【構成】 椅子1の背もたれの両側枠体1cに対して上
下動自在にガイドされた上下動板6と、該上下動板に対
して取付けられた少なくとも1段のスポンジ7b等の軟
質洗浄部材7と、椅子の座部に対して回動自在に軸支さ
れたハンドル3と、該ハンドルと前記上下動板とを連結
しハンドルを回動することにより上下動板を上下動させ
るリンク機構4とを具備したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浴室などにおいて、椅子に座りハンドルを操作することにより自分で 背中を洗うことができる背洗い用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自分で背中を洗う場合には、スポンジに石鹸水を付けて片手を背中に回 して洗うか、手拭い等の布地に石鹸を付けて背中にたすき掛けをした状態で両手 を上下に動かして洗うかの方法で行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記したスポンジを利用しての背中洗いにあっては、手のとどかな い多くの部位が生じて背中全面を洗うことはできず、また、手拭い等をたすき掛 けした背中洗いにあっては、前記スポンジを使用しての洗いよりも楽に洗うこと ができるが、しかし、この場合にあっても背骨に沿ったえぐれ部分を洗うことが 難しく、また、リューマチの人などは特に背中洗いが困難であった。
【0004】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 椅子に座ってハンドルを上下方向に操作するのみでスポンジが背中に沿って上下 動するので、背中の全面を簡単、かつ、迅速に洗うことができる背洗い用椅子を 提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の背洗い用椅子は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、 椅子の背もたれの両側枠体に対して上下動自在にガイドされた上下動板と、該上 下動板に対して取付けられた少なくとも1段のスポンジ等の軟質洗浄部材と、椅 子の座部に対して回動自在に軸支されたハンドルと、該ハンドルと前記上下動板 とを連結しハンドルを回動することにより上下動板を上下動させるリンク機構と を具備したものである。
【0006】 また、前記軟質洗浄部材を前記上下動板に対して着脱自在に取付けるようにし てもよく、さらに、前記各段毎の軟質洗浄部材は長手方向に対し直角方向に複数 に分割することが望ましい。
【0007】
【作用】
前記した如く構成した本考案の背洗い用椅子は、ハンドルを上下方向に回動す ることによりリンク機構を介して上下動板は背もたれの枠体に対して上下するの で、該上下動板に取付けられた洗浄部材は椅子に座った人の背中を上下動するこ とになる。従って、洗浄部材に石鹸水を付けておけば背中を簡単に洗うことがで きる。
【0008】 また、洗浄部材は上下動板に対し着脱自在であることから、洗浄部材を上下動 板から外して洗浄すれば、石鹸水を簡単に流すことができ、さらに、洗浄部材を 複数に分割しておけば、背中の凹凸に沿って独立して変形することから、背中の 中心窪み部分を始め背中の全面を綺麗に洗うことができるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る背洗い用椅子の一実施例を図面と共に説明する。 1は座部1aを含む基台1bと、座部1aの背面から上方に延長された一対の 背もたれ枠体1cとから構成された椅子にして、基台1bの周囲は覆板によって 覆われている。
【0010】 そして、この基台1b内には回転軸2が回転自在に軸支され、基台1bの側面 から突出している回転軸2の端部2aにはハンドル3が固定されている。4は基 台1b内の回転軸2の両端に一端が軸支固定されたリンク機構である。
【0011】 5は前記背もたれ枠体1c内に上下動自在に収納された上下動杆にして、下端 が前記リンク機構4の他端と回動自在に接続されている。6は前記背もたれ枠体 1c間に上下動自在にガイドされた上下動板にして、背もたれ枠体1c内におい て前記上下動杆5の上端と回動自在に接続されている。また、この上下動板6の 中央部には四角の孔6aが開口されている。
【0012】 7は背面板7aに対して長手方向に対して直角方向に3分割されたスポンジ7 bが固定された洗浄部材にして、背面板7aの裏面に固定された板バネ7cを利 用して前記上下動板6に着脱自在に弾性的に引っかけて取付けられる。そして、 この洗浄部材7は上下動板6の上縁と開口部の下縁に2個が着脱自在に取付けら れるようになっている。
【0013】 このように構成した本考案の背洗い用椅子は、浴室等に置いておけば浴室用椅 子として利用できると共に、背中を洗うにはスポンジ7bに石鹸水を塗って椅子 に座り、ハンドル3を握って上下動することにより回転軸2が回転してリンク機 構4を介して上下動杆5が上下動する。
【0014】 上下動杆5が上下動すると上下動板6が背もたれ枠体1cにガイドされながら 上下動するので、該上下動板6の全面に取付けられたスポンジ7bが背中に沿っ て上下動し背中を洗う。
【0015】 この上下動において、スポンジ7bが3分割されているので、分割されている スポンジ7bは独立して背中の凹凸に沿って上下動するので、特に中央に位置す るスポンジは背中の中心のえぐれた部分を良く洗う。また、上側の洗浄部材7よ り下側の洗浄部材7のスポンジ7bに大きなものを使用すれば、腰の上のえぐれ た部分も良く洗える。
【0016】 そして、背洗いが済んだ後は洗浄部材7を上下動板6より外すことにより、ス ポンジ7bに付着した石鹸を綺麗に洗い流すことができるので、常に清潔状態に しておくことが簡単に行えるものである。
【0017】
【考案の効果】
本考案は前記したように、ハンドルを上下方向に操作することで洗浄部材が上 下動して椅子に座った人の背中を洗うことができるので、体に柔軟性のない高齢 者であっても背中を簡単に、かつ、迅速に洗うことができる。
【0018】 また、洗浄部材は上下動板に対し着脱自在であることから、石鹸水を簡単に洗 い流すことができ、さらに、洗浄部材を複数に分割したことにより、背中の凹凸 に沿って独立して変形することから、背中の全面を綺麗に洗うことができる等の 効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る背洗い用椅子の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 椅子 1c 背もたれ枠体 3 ハンドル 4 リンク機構 5 上下動杆 7 洗浄部材 7b スポンジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子の背もたれの両側枠体に対して上下
    動自在にガイドされた上下動板と、該上下動板に対して
    取付けられた少なくとも1段のスポンジ等の軟質洗浄部
    材と、椅子の座部に対して回動自在に軸支されたハンド
    ルと、該ハンドルと前記上下動板とを連結しハンドルを
    回動することにより上下動板を上下動させるリンク機構
    とを具備したことを特徴とする背洗い用椅子。
  2. 【請求項2】 前記軟質洗浄部材を前記上下動板に対し
    て着脱自在に取付けるようにしたことを特徴とする前記
    請求項1記載の背洗い用椅子。
  3. 【請求項3】 前記各段毎の軟質洗浄部材を長手方向に
    対し直角方向に複数に分割したことを特徴とする前記請
    求項1記載の背洗い用椅子。
JP3555793U 1993-06-04 1993-06-04 背洗い用椅子 Pending JPH0686683U (ja)

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JPH0686683U true JPH0686683U (ja) 1994-12-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1075912A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Hidekazu Fukumoto ブラシ付き浴用椅子
KR200445641Y1 (ko) * 2008-12-09 2009-08-19 김광열 때밀이 장치
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