JP3014578U

JP3014578U - 垢擦り付きの風呂椅子

Info

Publication number: JP3014578U
Application number: JP1994014155U
Authority: JP
Inventors: 忍日高
Original assignee: 忍日高
Priority date: 1994-10-11
Filing date: 1994-10-11
Publication date: 1995-08-15
Anticipated expiration: 2000-10-11

Abstract

(57)【要約】【目的】特に意識してお尻を擦らなくても、石鹸を塗
っておくだけでお尻の皮膚がきれいに洗える風呂椅子を
提供する。【構成】椅子（３）の腰掛け面（１）の全体に、砂地
状の凹凸あるいは多数の小孔（２）を設けたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、風呂で身体を洗うときに腰をおろして使用する椅子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、樹脂製の箱型をした風呂椅子があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。（イ）椅子に腰をおろして身体を洗う場合、お尻の皮膚は腰掛け面に接触しているため擦りにくく、不潔になりがちであった。本考案は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

椅子（３）の腰掛け面（１）に、砂地状の凹凸を設ける。または、椅子（３）の腰掛け面（１）に、複数の小孔（２）を設ける。本考案は、以上のような構成よりなる垢擦り付きの風呂椅子である。

【０００５】

【作用】

裸になって椅子（３）に腰をおろす。そして、お尻に石鹸を塗る。すると、身体の他の部分を擦っているときの揺れで、お尻の皮膚と腰掛け面（１）が擦れあい、お尻の垢が取れる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。図１に本考案の第一の実施例を示す。（イ）椅子（３）の腰掛け面（１）の全体に、砂地状の凹凸を設ける。第一の実施例は以上のような構成で、これを使用するときは、裸になって椅子（３）に腰をおろす。タオルに石鹸を塗り込み、そのタオルでお尻を数回擦る。すると、身体の他の部分を擦っているときの身体の揺れで、お尻の皮膚と腰掛け面（１）が互いに擦れあう。腰掛け面（１）には、お尻との摩擦力を増すための砂地状の凹凸があり、平坦な場合に較べて、お尻と腰掛け面（１）がよく擦れあう。腰掛け面（１）には、砂地状の凹凸の代わりに多数の小突起を設けてもよい。腰掛け面（１）がざらざらになって、お尻との摩擦力を増し、しかも安全なものであればよい。図２に本考案の第二の実施例を示す。（イ）椅子（３）の腰掛け面（１）に、満遍なく多数の小孔（２）を設ける。第二の実施例は以上のような構成で、これの使用方法は第一の実施例と同様である。腰掛け面（１）には、お尻との摩擦力を増すための小孔（２）が多数設けあり、小孔のエッジ部がお尻とよく擦れあう。なお、腰掛け面（１）の中央部には、従来のものと同様に、水抜き用の穴（４）が設けてある。

【０００７】

【考案の効果】

椅子に腰をおろしていても、お尻の皮膚がきれいに洗えるようになり、出来物などの発生を予防できる。特に意識してお尻を擦らなくてもお尻の皮膚を清潔に保つことができ、たいへん有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第一の実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の第二の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１腰掛け面２小孔３椅子４水抜き用の穴

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】腰掛け面（１）に、砂地状の凹凸を設け
たことを特徴とする垢擦り付きの風呂椅子。
【請求項２】腰掛け面（１）に、複数の小孔（２）を
設けたことを特徴とする垢擦り付きの風呂椅子。