JPH0232209Y2 - - Google Patents

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JPH0232209Y2
JPH0232209Y2 JP17095284U JP17095284U JPH0232209Y2 JP H0232209 Y2 JPH0232209 Y2 JP H0232209Y2 JP 17095284 U JP17095284 U JP 17095284U JP 17095284 U JP17095284 U JP 17095284U JP H0232209 Y2 JPH0232209 Y2 JP H0232209Y2
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bearing
side wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、蓋体の内部に付属品の収納室を設
けた電気掃除機に関するものである。
[従来の技術] 従来、電気掃除機の本体51の上面に、付属品
の収納部を設けたものとしては、第12図、第1
3図に示すように、収納ケース50を本体51の
上面開口部に載置するようにしたものがある。
(実願昭44−53551号)。
これは、第12図に示すように、電気掃除機の
不使用時には、収納ケース50内には、丸ブラシ
やツル口等の付属品52が収納されており、この
収納ケース50の上面開口部に、本体51を載置
するとともに、クランプ金具53により収納ケー
ス50と本体51とを着脱自在に係合している。
本体51の上面には凸部54が形成されてお
り、この凸部54に対向する収納ケース50に
は、凸部54と嵌合する凹部55が形成され、電
気掃除機の使用時には、第13図に示すように、
本体51の上面に収納ケース50を載置した状態
で使用している。56は排気孔である。
[考案の解決しようとする問題点] このような構成であるから、電気掃除機の使用
時には、付属品52を収納している収納ケース5
0が、本体51の上面に載置されているので、電
気掃除機全体が高くなるとともに、重心が上方向
に移動する。従つて、走行時に不安定であるとと
もに、床面の凹凸筒所を移動しつつ掃除する際
に、転倒して収納ケース50内の付属品が散乱す
る等の問題があつた。
[問題を解決するための手段] この考案は、電気掃除機の本体と、この本体の
いずれか一方の側壁上端部に軸支部により軸支さ
れるとともに、本体に設けた被係合部と係合する
係合部を有し、本体の上面部を開閉する蓋体とか
らなる電気掃除機において、本体の上面に、ホー
ス収納部を設けるとともに、軸支部を、本体の一
方の側壁に設けられ、この側壁の上端部から下端
部まで連通した長溝状の軸穴を開設した軸受部
と、軸受部を設けた本体の側壁に対向する一方の
蓋体の側部に設けられ、軸受部に回動自在に、且
つこの軸受部の軸穴に案内されて上下動自在に摺
動する軸部とにより構成して、本体の上面部の開
放時に、蓋体を本体の側壁に沿つて保持し、一
方、蓋体の内部に付属品の収納室を設けるととも
に、軸部を設けた側部に対向する他方の側部に、
付属品を出入する開口部を設けることにより、蓋
体の開閉が容易であるとともに、走行時の安定性
が良く、又、蓋体を開閉する際、本体の背面方向
に余分なスペースも必要とせず、その上、常に付
属品が本体とともにあるので、付属品の交換が容
易であるようにしたものである。
[考案の実施例] この考案の実施例を、第1図〜第11図に基づ
いて詳細に説明する。
第1図〜第4図において、1は電気掃除機の本
体で、内部には、電動送風機2や集塵室3等が収
納されており、上面部にはホース4を着脱自在に
挿入する吸込口5が設けられているとともに、ホ
ース収納部6が設けられている。ホース収納部6
の上面部は、本体1の一端に軸支部により軸支さ
れている蓋体7により開閉自在に覆われている。
この軸支部は本体1に設けられている軸受部8と
蓋体7に設けられている軸部11とにより構成さ
れている。
軸受部8は本体1の側壁1aに沿つて上端部か
ら下端部に向けて長く設けられており、この軸受
部8の互いに対向する面と反対方向の面には、本
体1の側壁1aの上端部から下端部まで連通する
長溝状の軸穴9が凹設されている。
10は蓋体7に設けられている軸部11を挿入
するためのスリツトで、第2図、第5図に示すよ
うに、軸穴9方向からの軸受部8の表面方向に傾
斜しているとともに、端部は半円状に形成されて
おり、軸部11を軸受部8の軸穴9に挿入する際
に、容易に挿入出来るように形成されている。
12は本体1の側壁1aの上端部両側に設けら
れているL型のバネ体で、一端部は、第6図、第
7図に示すように、本体1の側壁1aの上端部に
ネジ39により固定されており、他端部は蓋体7
の側部7aに当接可能に突出して設けられてお
り、蓋体7の側部7aと当接して蓋体7を開放す
る方向に付勢している。
13は本体1の側壁1bに形成されている被係
合部である。
本体1の側壁1aに対向する蓋体7の側部7a
には、第8図に示すように、軸受部8の軸穴9に
回動自在に、且つ、軸穴9に案内されて上下方向
に摺動自在に支持される軸部11が互いに対向し
た状態で設けられており、軸部11と軸部11と
の間には間隙14が設けられている。この間隙1
4は、蓋体7を開放した時、軸受部8が摺動自在
に嵌入するためのものである。蓋体7の側部7c
には、本体1の被係合部13と係合する係合部1
5が設けられている。なお、被係合部13と係合
部15とは、本体1と蓋体7とを係止可能な箇所
であればいかなる箇所でもよく、あるいは複数箇
所に設けてもよい。
蓋体7の内部には、第4図に示すように、内部
を2分割するように隔壁16が設けられて、付属
品を収納する収納室17と本体1からの排気風が
通過する排気室18とが形成されている。励の隔
壁16には蓋体7の間隙14に連通して軸受部8
が通過する第2の間隙19が設けられている。
20,21は、それぞれ丸ブラシ22とツル口
23とを保持する保持部で、同一形状に形成され
ており、第9図に示すように、丸ブラシ22とツ
ルロ23との端部をそれぞれ弾性的に挟持する円
形状の腕部20aと端部を保持する保持部20b
とが形成されている。
24は集塵袋25の収納部で、隔壁16から立
設されており、上面には、第10図に示すよう
に、ゴミの入つた使用済みの集塵袋26を載置可
能なリブ24aが延設されているとともに、この
収納部24の上方には、使用済みの集塵袋26を
一時的にリブ24a上に載置可能なスペースが設
けられている。
27は床ブラシ28をツル口23や丸ブラシ2
2と交換する際、一時的に載置する床ブラシ保持
部で、隔壁16から立設されている。
29は排気室18からの排気風を外部に排気す
る排気用スリツトで、排気室18の両側に設けら
れている。30はフイルターで、排気用スリツト
29に対向する排気室18の内壁に貼着されてい
る。31は防臭剤で、蓋体7を開放した時、本体
1の排気孔32からの排気風が直接当るように、
排気孔32の対向する排気室18の正面に貼着さ
れている。
33は開口部で、蓋体7の側部7aに対向する
他方の側部7bに開設されており、蓋体7の内部
に収納されている付属品を出し入れするためのも
のである。
34は集塵ケースで、第3図に示すように、本
体1に設けられている集塵室3に出入自由となつ
ており、内部には集塵袋25が着脱自在に装着さ
れている。
35は蓋体7の表面に設けられている第1のハ
ンドル、36は本体1の上面のホース収納部6に
設けられている第2のハンドル、37はキヤスタ
ー、38は後車輪である。
なお、この考案は上記実施例に限定されること
なく、例えば、軸受部8は上記実施例のように本
体1の排気孔32が設けられている側壁1aに設
ける必要はなく、いずれの側壁に設けてもよく、
この場合には、蓋体7には排気用スリツト29も
排気室18も設ける必要もなく、蓋体7の内部全
体を付属品の収納部とすることが出来、同様な作
用効果が得られる。
次に、作用動作につい説明する。
まず、電気掃除機の不使用状態では、第4図に
示すように、保持部20,21にそれぞれ丸ブラ
シ22とツル口23とを保持させ、収納部24に
集塵袋25を、床ブラシ保持部27に床ブラシ2
8をそれぞれ収納するとともに、第2図に示すよ
うに、ホース収納部6にホース4を収納した後、
第3図に示すように、上面部を蓋体7で閉鎖した
状態となつている。この状態では、蓋体7の軸部
11は、軸受部8の上端部に軸支されているとと
もに、被係合部13は係合部15と係合してい
る。バネ体12は、第11図に示すように、蓋体
7の側部7aに当接して弾性変形して伸張した状
態となつている。
次ぎに、電気掃除機を使用する場合には、ま
ず、被係合部13と係合部15との係合を解除し
て、蓋体7を開放すると、バネ体12の弾性によ
り、蓋体7は、軸受部8の上端部で反時計方向に
回動して開口した状態となる。そこで、さらに手
で略90度まで回動すると、軸部11が軸穴9内
を、上端部から下端部に向けて摺動し、第1図に
示すように、軸受部8の下端部に到達した状態と
なり、本体1の上面は開口される。この際、蓋体
7は、間隙14と間隙14との間に設けられてい
る側片7dが本体1の側壁1aの下端部と当接し
ているので、蓋体7が後方向に傾斜することはな
く、本体1の側壁1aに沿つて平行な状態に保持
されている。
この状態で、電気掃除機を始動すると、排気孔
32からの排気風は排気室18内に排気される。
この際、排気風は、一旦防臭剤31に吹き付けら
れた後、両側のフイルター30を通過して排気用
スリツト29から外部に排気されるので、騒音が
軽減されるとともに、臭気や微細なゴミもそれぞ
れ防臭剤31とフイルター30とにより除去され
る。
又、すべての付属品は本体1とともに移動する
ので、任意の箇所で付属品を交換することが出
来、便利である。使用済みの集塵袋26は、収納
部24の上方向にスペースがあるので、リブ24
a上に一時的に載置出来、従来のように、他所ま
で捨てにいく必要もなく、効率良く掃除が出来
る。
電気掃除機を使用した後は、各付属品をそれぞ
れ収納室17の所定の箇所に収納した後、蓋体7
を閉鎖するが、この際、蓋体7を持つて軸受部8
の上端部まで上方向に引きあげた後、本体1の上
面部を閉鎖する方向、即ち、時計方向に回動して
上面部を閉鎖し、被係合部13と係合部15とを
係合して本体1と蓋体7とを固定する。
[考案の効果] この考案は、電気掃除機の本体と、この本体の
いずれか一方の側壁上端部に軸支部により軸支さ
れるとともに、本体に設けた被係合部に係合する
係合部を有し、本体の上面部を開閉する蓋体とか
らなる電気掃除機において、本体の上面にホース
収納部を設けるとともに、軸支部を、本体のいず
れか一方の側壁に設けられ、この側壁の上端部か
ら下端部まで連通した長溝状の軸穴を開設した軸
受部と、軸受部を設けた本体の側壁に対向する蓋
体の一方の側部に設けられ、軸受部に回動自在
に、且つ軸受部の軸穴に案内されて上下動自在に
摺動する軸部とにより構成して、本体の上面部の
開放時に、蓋体を本体の側壁に沿つて保持し、一
方、蓋体の内部に付属品の収納室を設けるととも
に、蓋体の軸部を設けた側部に対向する他方の側
部に付属品を出入する開口部を設けたので、蓋体
の開閉が容易であるとともに、蓋体の開閉に伴な
う本体の背面方向のスペースを取ることもない。
又、蓋体の内部に付属品の収納室を設けたの
で、掃除する際、蓋体は常に本体と一体となつて
移動するから、付属品の交換が容易であるととも
に、交換した付属品はすぐに蓋体内部のそれぞれ
の保持部、収納部に収納出来るから、床面に載置
したり、手で持つて移動したりする必要もなく能
率が良くなるとともに、電気掃除機の使用時に
は、本体の側壁に沿つて蓋体が保持されているの
で、走行時の安定性が良く、又、蓋体の他方の側
部に付属品を出入する開口部を設けたので、内部
に収納されている付属品の出入が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は、この考案の実施例を示す
もので、第1図は蓋体7を開放した状態を示す電
気掃除機の斜視図、第2図は本体1の斜視図、第
3図は蓋体7を閉鎖した状態を示す一部展開斜視
図、第4図は蓋体7の斜視図、第5図は本体1に
蓋体7を取付ける状態を示す要部斜視図、第6
図、第7図はバネ体12の取付状態を示示す要部
斜視図、第8図は蓋体7の要部斜視図、第9図は
保持部20,21の斜視図、第10図は集塵袋2
5の収納部24の要部斜視図、第11図は蓋体7
を閉鎖した時のバネ体12の状態を示す要部斜視
図、第12図、第13図は従来例を示すもので、
第12図は断面図、第13図は斜視図である。 1……本体、1a……本体1の側壁、2……電
動送風機、3……集塵室、5……吸込口、6……
ホース収納部、7……蓋体、7a……蓋体7の側
部、7b……側部7aに対向する側部、8……軸
受部、9……軸穴、11……軸部、12……バネ
体、13……被係合部、15……係合部、17…
……収納室、33……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動送風機や集塵室等を内臓するとともに、上
    面部に吸込口を備えた本体と、 この本体のいずれか一方の側壁上端部に、軸支
    部により軸支されるとともに、前記本体に設けた
    被係合部に係合する係合部を有し、前記本体の上
    面部を開閉する蓋体と、 からなる電気掃除機において、 前記本体の上面部にホース収納部を設けるとと
    もに、 前記軸支部を、前記本体の一方の側壁の上端部
    から下端部まで連通した長溝状の軸穴を開設した
    軸受部と、前記軸受部を設けた側壁に対向する前
    記蓋体の一方の側部に設けられ、前記軸受部に回
    動自在に、且つこの軸受部の軸穴に案内されて上
    下動自在に摺動する軸部とにより構成して、前記
    本体の上面部の開放時に、前記蓋体を本体の側壁
    に沿つて保持し、 前記蓋体の内部に付属品の収納室を形成すると
    ともに、前記軸受部を設けた側部に対向する他方
    の側部に前記付属品を出入する開口部を設けた ことを特徴とする電気掃除機。
JP17095284U 1984-11-10 1984-11-10 Expired JPH0232209Y2 (ja)

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JP17095284U JPH0232209Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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JP17095284U JPH0232209Y2 (ja) 1984-11-10 1984-11-10

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Publication Number Publication Date
JPS6186151U JPS6186151U (ja) 1986-06-06
JPH0232209Y2 true JPH0232209Y2 (ja) 1990-08-31

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