JPH023218Y2 - - Google Patents

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JPH023218Y2
JPH023218Y2 JP4613780U JP4613780U JPH023218Y2 JP H023218 Y2 JPH023218 Y2 JP H023218Y2 JP 4613780 U JP4613780 U JP 4613780U JP 4613780 U JP4613780 U JP 4613780U JP H023218 Y2 JPH023218 Y2 JP H023218Y2
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piece
bulb
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electrode piece
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、灯具ユニツトに関し、更に詳しく述
べれば灯具ユニツトの外部コネクタと、バルブの
「−」電極片とを「−」端子片を用いて接続する
ことにより、接触不良を防止すると共にバルブの
後部寸法を小さくすることができ、また部品点数
の削減により組立性の向上を計ることができるよ
うにした灯具ユニツトに関するものである。
従来、バルブ例えばH1型ハロゲンバルブを使
用した場合における灯具ユニツトの構造は、通常
第1図に示すように構成されている。すなわち、
同図において、灯具ユニツト1は、灯具リフレク
タ2の背面に例えばピン等により固定的に取付け
られる絶縁性のバルブベース3を有し、このバル
ブベース3の中央に設けられた挿通孔3a内には
H1型ハロゲンバルブ4が挿通されている。前記
バルブベース3は略円盤状に形成され、前記挿通
孔3aの両側には1対のフツク部3bおよび後述
する係止部材3cを固定するピン穴3dが対向し
て設けられる。
前記H1型ハロゲンバルブ4は、その後端寄り
の位置にフランジ部41が設けられ、このフラン
ジ部41は一方の外被電極5(「−」電極片)と
電気的に導通され、前記挿通孔3aより大なる径
に形成されている。また、前記H1型ハロゲンバ
ルブ4の後端部には、後方に突出されて他方の極
を構成する後端電極6(「+」電極片)が形成さ
れている。
前記挿通孔3a内に灯具リフレクタ2の後方か
らその先端が挿通されるH1型ハロゲンバルブ4
は、フランジ部41がバルブベース3に当接され
る状態においてばね材7により固定される。すな
わち、このばね材7は略コ字状に折曲加工された
導電性の線材からなり、折曲部分7aが前記フツ
ク部3bに引掛けられ、中央部分7bが前記フラ
ンジ部41の上面に当接される。そして、前記バ
ルブベース3にピン8等により固定される係止部
材3cの両袖部3eにその他端部7cが引掛けら
れることにより、前記ばね材7は蓄勢されてその
反撥力が前記H1型ハロゲンバルブ4の押圧支持
力とされる。前記係止部材3cは導電性部材から
形成され、その中央には固着された際に前記後端
電極6と並列位置される電極相当部3fが設けら
れている。
以上述べたように組立てられた灯具ユニツト1
には、絶縁性を有するゴム製のカバー体9が被冠
され、このカバー体9に形成された一対の挿通孔
9aから前記後端電極6および係止部材3cの電
極相当部3fのみが突出される構造となつてい
る。
しかしながら、以上のような構造においては
H1型ハロゲンバルブ4の外被電極5をばね材7
および係止部材3cを介して外部コネクタ(図示
せず)に接続しているため、前記外被電極5とば
ね材7およびばね材7と係止部材3cとの間の接
触不良が起り易く、また、これらの部品は導電性
の良い材料で形成される必要があるので、コスト
が高くつき、また部品点数も多く、したがつてそ
の取付けが面倒で作業工数が増加するなどの不都
合があつた。さらに、係止部材3cはバルブベー
ス3に固定されるため、バルブの後部寸法が大き
くなり、装置の大型化をまねくなどの欠点もあつ
た。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、灯具リフレクタ10の背面に設けられたバ
ルブ挿通孔111bより同リフレクタ内に挿入配
置されるバルブ13と、このバルブ13の後端に
軸線方向に向かつて突設された「+」電極片13
2およびこの「+」電極片132の基部を囲繞す
る「−」電極片133と、この「−」電極片13
3に対して着脱自在に接続される「−」端子片1
45と、この「−」端子片145と前記「+」電
極片132が挿通される挿通孔9aを有して前記
灯具リフレクタ10の背面に着脱自在に取り付け
られ、前記バルブ挿通孔111bを被うカバー体
9とを具備してなり、前記「−」端子片145
を、前記バルブ13の軸線方向と直交する方向よ
り前記「−」電極片133を弾性的に挾持する一
対の接触子部145a,145aと、前記軸線方
向に延在し外部コネクタに接続される布線端子部
145bとで構成するという極めて簡単な構成に
より、部品点数が少なく安価に製造でき、しかも
コンパクト化することができ、また接触不良を防
止し得るようにした灯具ユニツトを提供するもの
である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第2図は本考案に係る灯具ユニツトの一実施例
を示す分解斜視図で、同図において符号10で示
すものは金属製の灯具リフレクタ、11はこの灯
具リフレクタ10の後端開口部周縁にかしめ付け
固定された円筒状の金属製バルブベースで、この
バルブベース11の基部111の中央部111a
は略円盤状に隆起形成されており、この中央部1
11aにはバルブ挿通孔111bおよび位置決め
用孔111cが穿設されている。また、バルブベ
ース11の周面部112の対向する位置には、差
し込み孔112aと係合孔112bが穿設されて
おり、この差し込み孔112aにはプレートスプ
リング12の差し込み片121が挿入され、また
前記係合孔112bにはプレートスプリング12
の係合片122が係合するごとく構成されてい
る。13はH1型ハロゲンバルブであつて、この
H1型ハロゲンバルブ13の後端部寄りの周面に
はフランジ部131が嵌合固定されており、この
フランジ部131の裏面には前記位置決め用孔1
11c内に係入する位置決め突起(図示せず)が
突設されている。また、H1型ハロゲンバルブ1
3の後端面および後端部周面には、「+」電極片
132と「−」電極片133とが設けられてお
り、これら「+」電極片132と「−」電極片1
33間には絶縁材134が充填されており、絶縁
状態を保持されている。
「+」電極片132はハロゲンバルブ13の軸
線方向に沿つて後方に向つて突設され、「−」電
極片133は前記「+」電極片132の基部を囲
繞するように設けられ、後述する「−」端子片1
45が着脱自在に取付けられている。
前記プレートスプリング12はH1型ハロゲン
バルブ13を前記バルブベース11の中央部11
1aに固定するために用いられるもので、このた
め図に示す如くH1型ハロゲンバルブ13の後端
部が貫通される孔123aを有し、かつこの孔1
23aの周縁両側部にはH1型ハロゲンバルブ1
3のフランジ部131をバルブベース11の中央
部111aに押圧する下方に折曲形成された一対
の押え片123bを一体に有する枠状の本体部1
23と、この本体部123の一側部に連設され、
かつその先端部近傍には前記差し込み孔112a
の周縁部に係合するストツパ片121aを有する
前記差し込み片121と、この差し込み片121
と対向する本体部123の一側部に連設されかつ
その途中位置が略波状に屈曲されることによつて
弾性を付与された前記係合片122とから構成さ
れている。
前記「−」端子片145は良導体によつてほぼ
クランク状に形成されて、その下端両側にはそれ
ぞれ略「C」字状に屈曲されることにより弾性を
有する1対の接触子部145aが形成され、これ
ら接触子部145aによつて前記H1型ハロゲン
バルブ13の「−」電極片133を該バルブ13
の軸線方向と直交する方向より弾性的に挾持して
いる。また、「−」端子片145の中央には図示
しないアダプタのストツパ溝内に係合されるスト
ツパ片143が切起されており、そして上端部1
45bはカバー体9を貫通して車体側コネクタ
(図示せず)と接続する布線側端子部を構成して
いる。
前記カバー体9は前記バルブベース11に被冠
され、前記H1型ハロゲンバルブ13、プレート
スプリング12、「−」端子片145等を被うも
ので、前記「+」電極片132と「−」端子片1
45の先端部がそれぞれ挿通される一対の挿通孔
9aと、空気抜き孔9bを有している。
次に以上のように構成された灯具ユニツトの組
立て作業について説明するに、まず、バルブベー
ス11を灯具リフレクタ10の後端開口部周縁に
かしめ付ける。そして、次にこのバルブベース1
1にH1型ハロゲンバルブ13を位置決めした後、
バルブベース11の中央部111aに設けられた
バルブ挿通孔111bから灯具リフレクタ10内
にその光源13aが臨むごとく挿入する。このと
き、H1型ハロゲンバルブ13のフランジ部13
1の裏面に設けられた位置決め突起はバルブベー
ス11の位置決め用孔111cに嵌入し、これに
よつてH1型ハロゲンバルブ13の回転が規制さ
れる。次に、プレートスプリング12の差し込み
片121をバルブベース11の差し込み孔112
aに差し込むと同時に、本体部123の孔123
aをH1型ハロゲンバルブ13の後端部に嵌入さ
せ、しかる後係合片122を屈曲せしめてその先
端部を係合孔112b内へ係入させれば、前記プ
レートスプリング12は蓄勢されてその反撥力が
H1型ハロゲンバルブ13の押圧支持力となる。
これによつて、H1型ハロゲンバルブ13の灯具
リフレクタ10への固定作業は完了する。次に、
H1型ハロゲンバルブ13の「−」電極片133
を「−」端子片145の接触子部145aを挾持
するごとく前記「−」端子片145を「−」電極
片133に取付け、しかる後バルブベース11,
H1型ハロゲンバルブ13およびプレートスプリ
ング12を覆うごとくカバー体9を取りつける。
このとき、ハロゲンバルブ13の「+」電極片1
32と前記「−」端子片145の布線側端子部1
45bはカバー体9の挿通孔9aより外方に突出
され、これら突出部に図示しない車体側コネクタ
が接続される。
なお、上記実施例はH1型ハロゲンバルブに適
用した場合について説明したが、これに何ら限定
されるものではなく、各種のバルブに実施し得る
ことは勿論である。
また、「−」端子片145の接触部145aは
「C」字状に限らず、弾性を有する形状であれば
適宜な形状にすることできる。
以上説明したように本考案による灯具ユニツト
によればバルブの「−」電極片を「−」端子片に
一体に設けた1対の弾性を有する接触子部で弾性
的に挾持しているので、従来の第1図に示したば
ね材と係止部材のようにプレートスプリングと
「−」端子片の導通を計る必要がなく、したがつ
て接触不良の発生が少なく、またプレートスプリ
ングの材質的制約がなくなるので、安価な材料を
使用することができる。更に「−」端子片はバル
ブに対して着脱自在で、組付けが簡単であるため
組立て工数および止めねじ等の部品点数を削減で
き、安価に製造できる。また、「−」端子片はバ
ルブのフランジ部131上に位置されるので、第
1図の係止部材に比較して「−」端子片の高さ寸
法を少なくとも前記フランジ部の板厚程度は低く
することができ、このためハロゲンバルブの後部
寸法を小さくできるなど、その効果は非常に大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の灯具ユニツトの分解斜視図、第
2図は本考案に係る灯具ユニツトの一実施例を示
す分解斜視図である。 9……カバー体、9a……挿通孔、10……灯
具リフレクタ、11……バルブベース、12……
プレートスプリング、13……H1型ハロゲンバ
ルブ、132……「+」電極片、133……
「−」電極片、145……「−」端子片、145
b……布線側端子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具リフレクタ10の背面に設けられたバルブ
    挿通孔111bより同リフレクタ内に挿入配置さ
    れるバルブ13と、このバルブ13の後端に軸線
    方向に向かつて突設された「+」電極片132お
    よびこの「+」電極片132の基部を囲繞する
    「−」電極片133と、この「−」電極片133
    に対して着脱自在に接続される「−」端子片14
    5と、この「−」端子片145と前記「+」電極
    片132が挿通される挿通孔9aを有して前記灯
    具リフレクタ10の背面に着脱自在に取り付けら
    れ、前記バルブ挿通孔111bを被うカバー体9
    とを具備してなり、前記「−」端子片145は、
    前記バルブ13の軸線方向と直交する方向より前
    記「−」電極片133を弾性的に挾持する一対の
    接触子部145a,145aと、前記軸線方向に
    延在し外部コネクタに接続される布線端子部14
    5bとで構成されていることを特徴とする灯具ユ
    ニツト。
JP4613780U 1980-04-04 1980-04-04 Expired JPH023218Y2 (ja)

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