JPH0231382B2 - - Google Patents

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JPH0231382B2
JPH0231382B2 JP56168137A JP16813781A JPH0231382B2 JP H0231382 B2 JPH0231382 B2 JP H0231382B2 JP 56168137 A JP56168137 A JP 56168137A JP 16813781 A JP16813781 A JP 16813781A JP H0231382 B2 JPH0231382 B2 JP H0231382B2
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toner
capsule
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capsule toner
pressure
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JP56168137A
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Masaki Kiritani
Takeshi Mikami
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB08229396A priority patent/GB2107670B/en
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Publication of JPH0231382B2 publication Critical patent/JPH0231382B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/14Polymerisation; cross-linking
    • B01J13/16Interfacial polymerisation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/093Encapsulated toner particles
    • GPHYSICS
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    • G03G9/09307Encapsulated toner particles specified by the shell material
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    • G03G9/0935Encapsulated toner particles specified by the core material
    • G03G9/09378Non-macromolecular organic compounds

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法、静電記録法、或いは静
電印刷法などに用いられるトナーに関し特に加圧
定着に適したカプセルトナーに関する。
従来電子写真法は、R.M.シエフアート著「エ
レクトロフオトグラフイー」(R.M.Schaffert、
“Electrophotography”2nd ed.、Focal Press
(1975))に記載されている如く、光導電現象を利
用して記録体に静電荷像(潜像)を形成し、さら
に着色した荷電微粒子(トナー)を静電引力で潜
像に付着させて可視像とする。電子写真法は、感
光紙に記録する方式(エレクトロフアツクス法)
と、トナー転写により普通紙に記録する方式(ゼ
ロツクス法)に大別される。ゼロツクス法は、記
録層が上層より光導電体、導体の構成のカールソ
ン(Carlson)法、及び上層より絶縁体、光導電
体、導体の構成を用いるNP法がある。
潜像をトナーを用いて可視化する方法には二成
分現像法と一成分現像法とがある。
二成分現像法とは、トナーを静電潜像まで選ぶ
手段としてキヤリア粒子を使う方式である。この
二成分現像法には例えば米国特許2618551号に記
載されているカスケード現像法、米国特許
2786439号及び同2786440号に記載されている磁気
ブラシ現像法が知られている。
キヤリア粒子を用いないで潜像を可視化する方
法が一成分現像方式である。この一成分現像方式
には、米国特許3152012号に記載されている。
潜像を可視化したトナー画像は、必要があれ
ば、普通紙などに転写されることがある。
静電的に付着したトナー粒子は、そのままでは
摩擦、振動などで飛散してしまうので、定着処理
を行つて画像として固定させる。
電子写真法におけるトナーの定着方法は、加熱
定着、溶剤定着、圧力定着の三つに大別される。
各々の定着方法にふさわしい材料が選択され、ト
ナー粒子に使用される。
トナー粒子に圧力を加えて、画像形成用支持体
にトナー粒子を定着させる圧力定着法について
は、米国特許3269626号に記載されている。熱も
溶剤も使わないですむために種々の障害や技術課
題から自由であり、アクセスタイムも速く、高速
定着にも追随可能であるなどの利点を圧力定着法
は本来的に持つている。
しかしながら圧力定着法は、加熱等による定着
と比べ、定着性が悪く、こするとはがれやすかつ
たり、相当な高い圧力を必要とするので、画像形
成用支持体、例えば、複写用紙の繊維が破壊され
て用紙が弱つたり、複写用紙の表面が過度の光沢
を持つたり、又相当な圧力が必要なので加圧ロー
ラーには最低必要な大きさがあり、この為に装置
全体の小型化に限界を生ずるなど重大な欠点があ
つた。
定着性も良く、高い圧力を必要としない圧力定
着を実現する為にカプセルトナーが圧力定着用の
トナーとして知られている。カプセルトナーは、
特公昭44−9880号に記載されているように、油性
インキのごとき液状の記録用表示材料が粉末状の
微細なカプセル内に内蔵されている構成を有して
いる。このカプセルトナーには、例えば乾式電子
写真用現像剤に要求される特性、即ち、トナーと
しての粉体特性が良く、現像性能が良く、キヤリ
ヤーや感光体表面を汚さず、圧力定着性が良く、
加圧ローラーへのオフセツト現象が起りにくいこ
となどの特性が必要である。
しかしながら従来のカプセルトナーでは、圧力
定着性の充分なものはいまだ得られていない。即
ち、画像形成用支持体上で、カプセルトナーを圧
力により破壊し定着を行なつた後でも、取りあつ
かい中のこすりにより、トナーが支持体から脱落
し、画像周辺を汚染したり、作業者の手及び衣服
を汚染するという欠点があつた。
本発明の目的は、第一に画像形成用の支持体へ
の定着が容易で、画像周辺や作業者の手及び衣服
等を汚染することのないカプセルトナーを得るこ
とにある。
さらには、現像器内での衝撃では破壊せず、圧
力定着部でのみ破壊し、感光体やキヤリアーの寿
命を落さず、オフセツト性にも優れたカプセルト
ナーを提供することである。
本発明の目的は、表示記録材料及びバインダー
を含有する芯物質と、該芯物質を覆う外殻とから
構成され、該芯物質中および外殻表面にそれぞ
れ、互いの接触により室温にて硬化が発生する関
係にある硬化性物質および硬化剤が含まれている
ことを特徴とする圧力定着用カプセルトナー により達成された。
本発明のカプセルトナーは、そのトナー粒子の
芯物質と外殻表面とに、互いの接触により室温に
て硬化が発生する関係にある硬化性物質および硬
化剤が含まれているため、通常の保存状態におい
ては、凝集塊(いわゆる、「ままこ」)の生成など
のトラブルの発生の問題はない。一方、カプセル
トナーによるトナー像の形成ののち、紙表面など
の支持体表面に定着する際に、単に紙表面上のト
ナー像を加圧ローラーにかけるなどの常温での簡
単な圧力定着操作を行なうことにより、カプセル
トナー粒子が破壊され、その時点で、芯物質中に
バインダー中に溶解もしくは分散されていた硬化
性物質と、外殻表面に存在していた硬化剤とが互
いに接触して、硬化反応がが発生し、これによ
り、カーボンブラツクなどの表示記録材料を確実
に支持体表面に固着させることが容易となる。た
だし、加圧定着操作は、必要に応じて、加熱ロー
ラーなどを用いるなどして、加熱下にても実施す
ることができることは勿論である。
芯物質中に含まれていたバインダーは、カプセ
ルトナーの破壊前は、表示記録材料と硬化性物質
とを分散もしくは溶解して、それらが局在しない
ように保持する役目を果し、一方、カプセルの破
壊後は、硬化性物質の希釈剤として、上記の硬化
反応の円滑化、非局在化などに寄与するほか、硬
化反応が充分に進む以前の予備定着に寄与するな
どの有用な作用をする。
なお、圧力定着性カプセルトナーの芯物質に硬
化剤を導入する発明は、特開昭55−70583号公報
に開示されているが、この発明では、硬化剤は、
マイクロカプセルの外殻を形成するために導入さ
れるものであり、圧力定着操作時に硬化反応を起
すものではない。また、特開昭55−166655号公報
にも、硬化剤としての作用を有する金属カチオン
含有化合物を芯物質に導入したことを特徴とする
圧力定着性カプセルトナーの発明が開示されてい
るが、この化合物は、トナーの壁材と芯物質との
分離を防止し、加圧定着操作時のトナーのローラ
ー表面への付着を防止する機能を有するものであ
り、圧力定着操作時に硬化反応を起すものではな
い。さらにまた、特開昭55−70582号公報には、
架橋剤を芯物質中に導入する発明はが開示されて
いるが、この発明では、架橋剤は、マイクロカプ
セルの外殻を形成する際に利用されるものであ
り、圧力定着操作時に硬化反応を起すものではな
い。なお、本発明において硬化剤として用いるこ
とができる金属酸化物をトナーに導入すること
は、たとえば、特開昭52−136635号公報に記載さ
れているが、この発明における金属酸化物はトナ
ー(カプセルトナーではない)の凝集防止であ
り、定着時に硬化剤として機能するものではな
い。
本発明に用いられる硬化性物質には、通常、硬
化性の接着剤として用いられるものが使用される
が、それらのうち有用なものは、ポリサルフアイ
ド、ポリエポキシド、ポリイソシアナート及び不
飽和ポリエステルなどである。
ポリイソシアナートとしては、ジフエニルメタ
ンジイソシアナートのごとき、芳香核を二つ以上
有するものや、トリレンジイソシアナート3モル
とトリメチロールプロパン1モルとの付加物およ
びヘキサメチレンジイソシアナート3モルとトリ
メチロールプロパン1モル付加物のごとき、イソ
シアナート残基を有する付加物が特に効果的であ
る。
ポリサルフアイドを用いた場合、硬化剤として
は、二酸化テルリウム、二酸化マンガン、二酸化
鉛、三酸化アンチモン等の金属酸化物が用いられ
る。エポキシ樹脂を用いた場合、硬化剤として
は、メタフエニレンジアミン等の多価アミン、無
水ピロメツト酸、無水マレイン酸等の酸無水物、
及びイミダゾール等がある。
ポリイソシアナートを用いた場合、メタフエニ
レンジアミン等の多価アミン、及びビスフエノー
ルAのごとき多価ヒドロキシ化合物等がある。不
飽和ポリエステルを用いた場合、硬化剤として
は、メチルエチルケトンパーオキサイドのごとき
過酸化物及び反応を更に促進させるため、ナフテ
ン酸コバルトのごとき金属塩が併用される。
硬化性物質をカプセル化する方法には界面重合
法(米国特許3577515号、同3429827号、英国特許
950443号、同1091077号、同1091078号)、特公昭
38−19574号、特公昭42−446号、同42−771号、
英国特許989264号、同950443号、同867797号、同
1069140号、特公昭50−22507号、特公昭44−
27257号) 内部重合法(米国特許3660304号、同3726804
号、同3796669号、同2969330号)、水溶液からの
相分離法(米国特許2800457号、同2800458号、同
3041289号、同3205175号)、外部重合法(米国特
許4087376号、同4089802号、同4100103号、同
4001140号)、融解分散冷却法(米国特許3167602
号)等があるが、通常カプセル化方法として知ら
れているその他のカプセル化方法や、これらのカ
プセル化方法の変形やこれらの組合せも使用でき
る。
これらのカプセル化方法を、前記の硬化性物質
に適用し、カプセル化を行なう具体的方法は、米
国特許3467544号、同4102800号、及びアドヘツシ
ブ エイジ(Adhesive Age)20巻(3)37頁(1977
年)等に示されている。
本発明に係る製造方法により形成される壁材に
は、例えばアラビアゴム−ゼラチン、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリスチレン、スチレン−メタ
クリレート及びスチレン−アクリレートのような
共重合体、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポ
リエチレン、ポリウレア、ポリウレタンなどがあ
る。
このうち特に好ましい壁材は、ポリウレア、ポ
リウレタンである。
本発明に用いられる硬化剤をカプセルトナーの
外殻表面に具備させるには単にカプセルトナーを
粉体化した後混合してもよいが、カプセル化の終
了から粉体化までのいずれかの工程において、こ
れらの硬化剤を溶解または分散した溶媒を添加
し、溶媒を除去してもよい。望ましくは、カプセ
ルトナー分散液をスプレードライヤー等の乾燥装
置で乾燥する直前に、硬化剤の溶液か、または分
散物を添加するのがよい。硬化剤の添加量は、硬
化性物質の1%〜200%、好ましくは5%〜130
%、最も好ましいのは20〜110%であるが、これ
らは、硬化性物質の種類や、硬化剤の種類に応じ
て、適宜調節すべきである。
カプセルトナーの流動性を阻害しないという点
で硬化剤は常温で固体のものが望ましい。
特に硬化剤として金属酸化物を用いた場合は、
カプセルトナーの流動性が改善される利点と、カ
プセルトナーの表面に導電性を与える利点があ
り、特に一成分系カプセルトナーとして利用価値
が大きい。
異種の金属によりドーピングした金属酸化物を
硬化剤として用いた場合特にすぐれた一成分系カ
プセルトナーが得られる。
本発明によるカプセルトナーの芯物質は(1)硬化
性物質、(2)着色剤、(3)バインダー、(4)添加剤(必
要により添加)より構成されている。
着色剤、その他の添加剤は必要に応じ外壁のみ
あるいは、外壁と芯物質両方に添加することが出
来る。
ここで着色剤は従来より、乾式或いは湿式トナ
ーに使用されてきた染料や顔料などすべて使用可
能であり、例えば黒色トナーには、カーボンブラ
ツク、有彩色着色剤としては、例えば 青:銅フタロシアニン、スルホンアミド誘導体染
料 黄:ジアゾイエローと総称されるベンジジン誘導
体 赤:ポリタングストリン酸、モリブデン酸とキサ
ンテン染料の複塩であるローダミンBレーキ、
アゾ系顔料のカーミン6B、キナクリドン誘導
体 などがある。
ここで芯物質中に含有されるバインダーは、着
色剤を含有する場合には、これを分散保持し、画
像形成用支持体上に固着して充分な強度を持つた
可視像を形成できることが主な機能であり、従来
よりハロゲン化銀カラー感光材料に含有させる油
溶性写真用添加剤を微細に水性媒体中に分散させ
るのに使用する高沸点有機溶剤或いは、従来より
圧力定着性カプセルトナーの芯物質に使用されて
きた重合体が使用出来る。
前者の高沸点有機溶剤としては例えば米国特許
2322027号、同2533514号、同2835579号、特公昭
46−23233号、米国特許3287134号、英国特許
958441号、特開昭47−1031、英国特許1222753号、
米国特許3936303号、特開昭51−26037号、特開昭
50−82078号、米国特許2353262号、同2852383号、
同3554755号、同3676137号、同3676142号、同
3700454号、同3748141号、同3837863号、
OLS2538889号、特開昭51−27921号、同51−
27922号、同51−26035号、同51−26036号、同50
−62632号、特公昭49−29461号、米国特許
3936303号、同256658号、などに記載されている。
本発明に更により好ましく用いられる高沸点有機
溶剤としては、エステル類(例えばフタル酸エス
テル類、リン酸エステル類、クエン酸エステル
類、安息香酸エステル類、脂肪酸エステル類、炭
酸エステルなど)など、アミド類(例えば、脂肪
酸アミド類、スルホンアミド類など)、エーテル
類(例えば、アリルエーテル類など)、アルコー
ル類、パラフイン類などが挙げられる。更に特に
好ましく用いられる高沸点有機溶剤としては、例
えばフタル酸エステル類(例えば、ジブチルフタ
レート、ジヘキシルフタレート、ジヘブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート、ジノニルフタレ
ート、ジデシルフタレート、ブチルフタリルブチ
ルグリコレート、ジブチルモノクロロフタレート
など)、リン酸エステル類(例えば、トリクレジ
ルホスフエート、トリキシレリルホスフエート、
トリス(イソプロピルフエニル)ホスフエート、
トリブチルホスフエート、トリヘキシルホスフエ
ート、トリオクチルホスフエート、トリノニルホ
スフエート、トリデシルホスフエート、トリオレ
イルホスフエート、トリス(ブトキシエチル)ホ
スフエート、トリス(クロロエチル)ホスフエー
ト、トリス(ジクロロプロピル)ホスフエートな
ど)、クエン酸エステル類(例えば、o−アセチ
ルトリエチル(又はブチル、ヘキシル、オクチ
ル、ノニル、デシル)シトレート、トリエチル
(又はブチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、デ
シル、トリデシル)シトレートなど)、安息香酸
エステル類(例えば、ブチル(又はヘキシル、ヘ
ブチル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、
トリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オク
タデシル、オレイルなど)ベンゾエート、ペンチ
ルo−メチルベンゾエート、デシルp−メチルベ
ンゾエート、オクチルo−クロロベンゾエート、
ラウリルp−クロロベンゾエート、プロピル2,
4−ジクロロベンゾエート、オクチル2,4−ジ
クロロベンゾエート、ステアリル2,4−ジクロ
ロベンゾエート、オレイル2,4−ジクロロベン
ゾエート、オクチルp−メトキシベンゾエートな
ど)、脂肪酸エステル類(例えば、ヘキサデシル、
ミリステート、ジブトキシエチルサクシネート、
ジオクチルアジペート、ジオクチルアゼレート、
デカメチレン−1,10−ジオールジアセチート、
トリアセチン、トリブチン、ベンジルカプレー
ト、ペンタエリスリトールテトラカブロネート、
イソソルバイドジカプリレートなど)、アミド類
(例えば、N,N−ジメチロラウロアミド、N,
N−ジエチルカフリルアミド、N−ブチルベンゼ
ンスルホンアミドなど)、トリオクチルトリメリ
テート、塩素化パラフインが挙げられる。
圧力定着性カプセルトナーの芯物質に含有され
る重合体としては、例えば特公昭49−1588号、特
公昭54−8104号、米国特許3893933号、特開昭55
−166655号、特開昭55−89854号、特開昭53−
118049号、特開昭53−36243号、特開昭53−1028
号、特開昭52−119937号、特開昭52−108134号、
特開昭52−98531号、特開昭51−132838号、特開
昭49−17739号、特開昭48−78931号、特開昭48−
75032号などに記載されている。ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料に含有させる油溶性写真用添加
剤を微細に水性媒体中に分散させるのに使用する
重合体も又、圧力定着性カプセルトナーの芯物質
に使用することが出来これは特公昭48−30494号
に記載されている。
本発明に更によく好ましく芯物質に用いられる
重合体は、ポリオレフイン、オレフイン重合体、
スチレン系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル脂
脂、ゴム類、ポリビニルピロリドン、ポリアミ
ド、クマロシ−インデン類、メチルビニルエーテ
ル−無水フレイン酸共重合体、マレイン酸変性フ
エノール樹脂、フエノール変性テルペン樹脂、シ
リコン樹脂、エポキシ変性フエノール樹脂、天然
樹脂変性フエノール樹脂、アミノ樹脂、シリコン
樹脂、ポリウレタン、ポリウレア、ポリエステ
ル、アクリル酸と長鎖アルキルアクリレートとの
共重合オリゴマー、アクリル酸と長鎖アルキルメ
タクリレートとの共重合オリゴマー、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニルなどであり
芯物質として重合体を使用する場合は、低分子量
のものが適当である。芯物質に用いられる高沸点
溶媒、或いは重合体は、それぞれ単独、或いは必
要に応じ複数を混合してもよく、又、高沸点溶媒
と重合体を混合使用してもよい。
次に芯物質中に添加される物質としては、加圧
定着時にカプセルが破壊された時に外部に出てき
て、芯物質や外壁が加圧ローラーに付着するのを
防止する機能を持つた離型剤があり、従来カプセ
ルトナーに用いられた離型剤が使用出来る。この
例としては例えば、特開昭55−142360号、特開昭
55−142362号明細書に記載されているフツ素樹脂
がある。
芯物質中に添加される他の物質として、磁性ト
ナーを得たい場合に使用される磁性粒子がある。
これは例えば特開昭53−118053号、特開昭53−
1028号、特開昭55−166655号などに記載されてい
る。本発明に更により好ましく用いられる磁性粒
子としては、例えばコバルト、鉄、ニツケルのよ
うな金属、アルミニウム、コバルト、銅、鉄、
鉛、マグネシウム、ニツケル、錫、亜鉛、金、
銀、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミ
ウム、カルシウム、マンガン、チタン、タングス
テン、バナジウム及びジルコニウムのような金属
の合金又は混合物、酸化アルミニウム、酸化鉄、
酸化銅、酸化ニツケル、酸化亜鉛、酸化ジルコニ
ウム、酸化チタン及び酸化マグネシウムのような
金属酸化物を含む金属化合物、窒化クロムのよう
な耐火性窒化物、炭化タングステン及び炭化シリ
カのような炭化物、強磁性フエライト及びそれら
の混合物などがある。
本発明のマイクロカプセルトナーに疎水性シリ
カのごとき、流動化剤を添加してもよい。圧力定
着装置については、特公昭44−9880号、特公昭44
−12797号、特公昭46−15876号、特開昭49−
62143号、特開昭49−77641号、特開昭50−51333
号、特開昭51−31235号、特開昭51−40351号、特
開昭52−15335号、特開昭52−102743号、特開昭
54−28636号、特開昭54−32326号、特開昭54−
41444号、特開昭54−48251号などに記載があり、
本発明によるカプセルトナーの圧力定着に使用が
可能である。
次に本発明の効果及び利点について述べる。
以上詳細に説明した本発明によるカプセルトナ
ーは、帯電特性にすぐれる。即ちガラス球や鉄粉
のごときキヤリアーとの混合、あるいは現像器内
の固定キヤリアーとの摩擦により十分な量の帯電
量がカプセルトナーに与えられ、良好な現像特性
を示し、カブリのない解像力の良い画像が得られ
る。又キヤリアー、現像スリーブ、感光体表面を
汚すいわゆるフイルミングを起さない。又現像器
内での衝撃に耐えることが出来、圧力定着部では
じめてカプセルが破壊し、画像形成用支持体へ良
好に定着される。又加圧定着時に、加圧ローラー
へのオフセツトを起さない。多数枚複写を行つて
も現像特性、圧力定着特性は安定している。又保
存中あるいは現像器内で、ブロツキングを起すこ
ともない。また流動性もよく、いわゆるままこの
ない粉末が得られる。
以下に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、これらは本発明を何等限定するものではな
い。
実施例 1 アセトン/メチレンクロライド=1/3の割合
からなる混合溶剤10gを、カーボンブラツク3g
及びマグネタイト15gを27gのジブチルフタレー
トに乳鉢で分散した分散液に相溶混和させた。こ
の分散液に、硬化性物質としてポリサルフアイド
(チオコール社製商品名 LP−3 HS−(C2H4
O−CH2−O−C2H4−S−S)o−C2H4−O−
CH2−O−C2H4−SH n=1〜25)5gを溶解
した。(1次液体) ついで、ヘキサメチレンジイソシアナートとヘ
キサントリオールの3:1モル付加物4gを添加
した。(2次液体) これらの混合液体は25℃以下の温度で調製し
た。20℃の水57gにアラビアゴム3gを溶解した
溶液中に上記一次液体を激しく撹拌しながら徐々
に注ぎ、油滴径の平均サイズ5〜15μの水中油滴
型エマルジヨンを形成した。この時、系の温度は
20℃以上にならぬように容器の周囲を冷却しなが
ら行つた。乳化終了後系の撹拌を続け、40℃の水
100gを乳化物中に添加した。系の温度を徐々に
上昇させ30分後に90℃とした。この間に、ヘキサ
メチレンジイソシアナート−ヘキサントリオール
付加物が水と反応し、ポリウレタンのカプセル壁
が形成される。
撹拌下この温度を20分間保ち、カプセル化を終
了した。その結果、カーボンブラツクとマグネタ
イトのヂブチルフタレート分散物とポリサルフア
イド溶液被包マイクロカプセルが得られた。
次にこのマイクロカプセル分散液を遠心分離
(5000rpm)により、マイクロカプセルとアラビ
アゴム水溶液とを分離し、マイクロカプセルスラ
リーを取出すことによりアラビアゴムを除去し
た。次にこのマイクロカプセルスラリーに、水を
100c.c.加え噴霧乾燥で乾燥し、粉末状のカプセル
トナーを得た。こうして得られたカプセルトナー
に二酸化テルリウム2gと三酸化アンチモン1g
を加えよく混合し、導電性磁性トナーを得た。導
電性磁性トナーを一成分系磁性カプセルトナーと
して用い、通常の電子写真法により形成された静
電荷像を磁気ブラシ法により現像して可視像を得
た。
さらにこの可視像を、日立金属性の圧力定着ロ
ーラーで定着したところ、汚れやオフセツト性も
なく、定着性のよい鮮明な可視像を得た。
加圧定着後、6時間経過した後、画像部を指先
でこすつてもトナーの指先への付着は全く生じな
かつた。
比較例 1 実施例1において、ポリサルフアイド、二酸化
テルリウム及び三酸化アンチモンを用いない他
は、実施例1と同様に処理してカプセルトナーを
得た。これを一成分系磁性カプセルトナーとして
用い、実施例1と同様な処理を行なつて可視像を
得た。
このようにして得られた可視像は、いちぢるし
く不鮮明で、非画像部の汚れがみられ、また、加
圧定着から6時間後に画像部を指先でこするとト
ナーが一部指先に付着した。
実施例 2 1gのカーボンブラツクを13c.c.のトリクレジル
フオスフエートに乳鉢を用いて分散し、これに2
gのデスモジユールート(バイエル社製のトルイ
レンジイソシアナート3モルとヘキサントリオー
ル1モル付加物)を溶解した。(一次液体) 一方、ポリビニルアルコール7gを100c.c.の水
に溶解した。(2次液体) 二次液体中に、一次液体を滴下し、微小滴に乳
化し、室温で約2時間、続いて液温を80℃に調節
し、約1時間撹拌を続けると、デスモジユールL
と一部の水が反応し、カプセル壁が形成されたこ
のカプセル分散液から、実施例1と同じ方法でカ
プセルスラリーを得た。このカプセルスラリーに
下記構造のフツソ系界面活性剤 を0.2重量%、p−フエニレンジアミンを0.6%及
びビスフエノールAを0.6%含有するイソプロパ
ノール/水=1/9の混合溶媒100c.c.を加え撹拌
後、噴霧乾燥器で乾燥し、粉末状のカプセルトナ
ーを得た。次に比較資料として本発明に用いる硬
化剤p−フエニレンジアミン及びビスフエノール
Aを用いない他は全く同じ方法でカプセルトナー
を作成した。
かくして得られた本発明のカプセルトナー及び
比較用のカプセルトナーそれぞれ5部を鉄粉キヤ
リアー(同和鉄粉製)95部と混合し、振とう器で
よく混合し、現像剤とした。この現像剤を用い
て、セレンを感光体とする通常の電子写真法によ
つて形成した静電荷像を現像した後、トナー像を
転写紙上に転写した可視像を得た。この可視像を
日立金属性の圧力定着ローラーで定着し可視像を
得た。
本発明によるカプセルトナーを用いて得られた
可視像は、十分な光学濃度を持ち、かぶりもな
く、解像力の高い像であつた。圧力定着の6時間
後にこの像を指先でこすつてもトナーの指先への
付着は全く生じなかつた。またとりあつかいによ
つても画像周辺の汚染は生じなかつた。
一方比較用のカプセルトナーを用いて得られた
可視像は、圧力定着の6時間後に指先でこすると
トナーの1部が指先に付着した。またとりあつか
いにより画像周辺部に汚染が生じた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表示記録材料及びバインダーを含有する芯物
    質と、該芯物質を覆う外殻とから構成され、該芯
    物質中および外殻表面にそれぞれ、互いの接触に
    より室温にて硬化が発生する関係にある硬化性物
    質および硬化剤が含まれていることを特徴とする
    圧力定着用カプセルトナー。
JP56168137A 1981-10-21 1981-10-21 カプセルトナ− Granted JPS5868753A (ja)

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GB08229396A GB2107670B (en) 1981-10-21 1982-10-14 Electrostatographic toner material
US06/435,341 US4465755A (en) 1981-10-21 1982-10-19 Pressure fixable electrostatographic toner material comprising encapsulated particles containing curing agent

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