JP2003270861A - 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法

Info

Publication number
JP2003270861A
JP2003270861A JP2002077039A JP2002077039A JP2003270861A JP 2003270861 A JP2003270861 A JP 2003270861A JP 2002077039 A JP2002077039 A JP 2002077039A JP 2002077039 A JP2002077039 A JP 2002077039A JP 2003270861 A JP2003270861 A JP 2003270861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic latent
toner
latent image
image
pigment yellow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002077039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3821029B2 (ja
Inventor
Tomoaki Tanaka
知明 田中
Yasushige Nakamura
安成 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2002077039A priority Critical patent/JP3821029B2/ja
Priority to US10/265,784 priority patent/US20030190544A1/en
Publication of JP2003270861A publication Critical patent/JP2003270861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3821029B2 publication Critical patent/JP3821029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/091Azo dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08775Natural macromolecular compounds or derivatives thereof
    • G03G9/08782Waxes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0908Anthracene dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0912Indigoid; Diaryl and Triaryl methane; Oxyketone dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0914Acridine; Azine; Oxazine; Thiazine-;(Xanthene-) dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0916Quinoline; Polymethine dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0918Phthalocyanine dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/092Quinacridones
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/0922Formazane dyes; Nitro and Nitroso dyes; Quinone imides; Azomethine dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色性、耐昇華性、色再現性に優れ、画像の
滲みや印字不良が発生するおそれがない電子写真用トナ
ー等の提供。 【解決手段】 C.Iピグメントイエロー74及びC.
Iピグメントイエロー180を含有してなる電子写真用
トナーである。C.Iピグメントイエロー74及びC.
Iピグメントイエロー180の総含有量が7質量%以下
である態様、C.Iピグメントイエロー74の含有量が
5質量%以下である態様、等が好ましい。C.Iピグメ
ントイエロー74の含有量が5質量%以下である請求項
1又は2に記載の電子写真用トナー。前記電子写真用ト
ナーを含む電子写真用現像剤である。静電潜像担持体
と、該静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像
形成手段と、前記電子写真用トナーを収容し、前記静電
潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前記可視
像を転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
電子写真プリンタや静電記録装置等の複写機乃至プリン
タに好適に利用され、特に光定着により瞬時に転写材へ
定着を行う画像形成に好適に利用される電子写真用トナ
ー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成方法
及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、静電潜像担
持体(「光導電性絶縁体」、「感光体ドラム」等と称す
ることがある)に対し、帯電手段により一様に静電荷を
与え、露光手段により光像を照射することにより、前記
静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、次いで、現像手
段により該静電潜像をトナーを用いて現像して可視像を
形成し、転写手段により該可視像を紙等の記録媒体
(「転写材」等と称することがある)に転写して転写像
を形成した後、定着手段により該転写像を前記転写材に
定着させ、印刷物を得る方法が一般的に知られている。
【0003】前記定着の際、前記記録媒体上に転写され
た転写像を構成するトナーは、加圧、加熱、溶剤蒸気、
光等により溶融されて該記録媒体に固着される。ここ
で、前記トナー粒子に瞬時に強力な光を照射し、該トナ
ーを溶融させる光定着方式は、以下の理由により、他の
定着方式よりも優れており注目を集めている。即ち、前
記光定着方式の場合、(1)前記記録媒体上のトナーと
非接触に定着を行うため、定着の過程で、画像に滲みや
塵等が生じず、解像度が劣化しない。また、(2)画像
形成装置に電源投入後、待ち時間がなく、クイックスタ
ートが可能である。(3)システムダウンにより、定着
器内に転写材が詰っても発火のおそれがない。(4)糊
付き紙、プレプリント紙、厚みの異なる紙等、転写材の
材質や厚みに関係なく定着を行うことができる。
【0004】近年、前記光定着方式の中でも、光源にキ
セノンフラッシュランプを使用するフラッシュ定着法が
一般的になってきている。該フラッシュ定着法におい
て、前記トナーは、以下のようにして前記転写材に定着
される。即ち、先ず、前記トナーによる可視像が、感光
体ドラム等から前記転写材上に転写されて転写像が形成
される。この転写の時点では、該トナーによる前記転写
像は粉像のまま前記転写材に付着しているのみであるの
で、該転写像を指で擦る等すると、該転写像は崩れてし
まう。次に、前記転写像に対し、キセノンフラッシュ等
の閃光を照射する。すると、該転写像を構成するトナー
粒子は閃光の光エネルギーを吸収・昇温して軟化し、前
記転写材に密着し定着される。閃光照射後に温度が下が
ると、前記転写材上の転写像は溶融固化して定着像が形
成される。
【0005】前記光定着方式において、一般的に用いら
れるキセノンフラッシュランプは、図1に示すように紫
外から赤外まで広い領域にわたって発光分布を有してい
る。特に発光強度が強いのは、800〜1000nmの
近赤外線領域であるため、定着性能が高いトナーを得る
ためには、この領域における光エネルギーを効率よく吸
収する技術が必要とされる。近年、カラー印刷物の需要
が高まっているが、カラートナーに用いられる着色剤
は、可視光領域の吸収はあるものの近赤外線領域での光
吸収効率は低いものが多い。このため、光定着方式で良
好な定着性が得られるカラートナーの開発が望まれてい
る。
【0006】そこで、従来においては、近赤外領域に光
吸収能力を有する化合物を赤外線吸収剤として用い、こ
れをトナー中に含有させておくことが提案されている。
例えば、特開平7−191492号、特開平10−39
535号、及び特開平11−65167号の各公報にお
いては、近赤外領域に光吸収能力を有する化合物とし
て、例えば、アミニウム塩、酸化インジウム系金属酸化
物、酸化スズ系金属酸化物、酸化亜鉛系金属酸化物、ス
ズ酸カドミウム、特定のアミド化合物等を赤外線吸収剤
として用い、これらをトナー中に含有させておき、フラ
ッシュ光吸収能力を高めることが提案されている。
【0007】しかしながら、前記赤外線吸収剤には有色
のものが多く、これを用いるとトナーの色調や発色性に
影響するため、使用可能なものが高発色性のものに限ら
れるという問題があった。また、前記光定着方式の場
合、トナーに瞬時に高エネルギーを加えて定着を行う
が、該高エネルギーを加えた瞬間の該トナーの表面温度
は500℃にもなるため、該トナー中の顔料成分が分解
したり、昇華により滲み等の印字不良が生じたり、色相
が変化してしまう等の問題があった。したがって、高発
色性であることと耐昇華性に優れることとは、トレード
オフの関係にあり、双方を高レベルに達成し得る技術が
強く望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記要望に
応え、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成
することを課題とする。即ち、本発明は、発色性、耐昇
華性、色再現性に優れ、画像の滲みや印字不良を生ずる
ことのない電子写真用トナー、電子写真用現像剤、画像
形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、以下の通りである。 <1> C.Iピグメントイエロー74及びC.Iピグ
メントイエロー180を含有してなることを特徴とする
電子写真用トナーである。前記C.Iピグメントイエロ
ー74は、発色性に優れたイエロー顔料である。前記
C.Iピグメントイエロー180は、耐熱分解性や耐昇
華性に優れたイエロー顔料である。これらのイエロー顔
料は、混合比率による色相角の変動が少ないため、これ
らを併用した前記電子写真用トナーにおいては、2次色
である赤、緑のカラーバランスを崩すことなく、耐昇華
性及び高発色性の両性能をバランスよく高次に実現し、
色再現性にも優れ、滲みや印字不良が生ずるおそれがな
く、高品質の画像を形成可能である。 <2> C.Iピグメントイエロー74及びC.Iピグ
メントイエロー180の総含有量が7質量%以下である
前記<1>に記載の電子写真用トナーである。前記総含
有量の範囲内で前記C.Iピグメントイエロー74及び
前記C.Iピグメントイエロー180の含有比を適宜変
更するだけで、該電子写真用トナーは、定着温度の異な
るシステムにも容易に対応できる。また、定着性及び耐
昇華性が同等である従来のトナーに比し色再現域の低下
が少ないことから、顔料の添加量を抑えることができ
る。 <3> C.Iピグメントイエロー74の含有量が5質
量%以下である前記<1>又は<2>に記載の電子写真
用トナーである。 <4> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の電子
写真用トナーを含むことを特徴とする電子写真用現像剤
である。 <5> 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に静電
潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記<1>から<
3>のいずれかに記載の電子写真用トナーを収容し、前
記静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前
記可視像を転写材に転写する転写手段とを有することを
特徴とする画像形成装置である。前記<5>に記載の画
像形成装置においては、前記静電潜像形成手段が前記静
電潜担持体上に静電潜像を形成する。前記現像手段が、
前記電子写真用現像剤を収容し、前記静電潜像を現像し
て可視像を形成する。前記転写手段が、該可視像を転写
材に転写して転写像を形成する。 <6> 静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜
像形成工程と、前記静電潜像を前記<1>から<3>の
いずれかに記載の電子写真用トナーを用いて現像して可
視像を形成する現像工程と、前記可視像を転写材に転写
する転写工程とを含むことを特徴とする画像形成方法で
ある。前記<6>に記載の画像形成方法においては、静
電潜像形成工程において、静電潜像担持体上に静電潜像
が形成される。前記現像工程において、前記静電潜像が
前記電子写真用トナーにより現像され、可視像が形成さ
れる。前記転写工程において、前記可視像が転写材に転
写される。
【0010】
【発明の実施の形態】(電子写真用トナー)本発明の電
子写真用トナーは、C.Iピグメントイエロー74及び
C.Iピグメントイエロー180を含有してなり、着色
剤、結着樹脂、赤外線吸収剤、帯電制御剤等を含有して
なる。
【0011】前記C.Iピグメントイエロー74は、発
色性に優れるイエロー顔料である。前記C.Iピグメン
トイエロー74の含有量としては、特に制限はなく、目
的に応じて適宜選択することができるが、5質量%以下
であるのが好ましく、4質量%以下であるのがより好ま
しい。前記含有量が、5質量%を超えると、耐昇華性が
充分でなく、画像の滲みや印字不良が発生することがあ
る。
【0012】前記C.Iピグメントイエロー180は、
耐熱分解性、耐昇華性等に優れるイエロー顔料である。
前記C.Iピグメントイエロー180の含有量として
は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することが
できるが、5質量%以下であるのが好ましく、4質量%
以下であるのがより好ましい。前記含有量が5質量%を
超えると、原料の分散性が悪化するため、彩度が下がる
ことがある。
【0013】前記C.Iピグメントイエロー74及び前
記C.Iピグメントイエロー180の総含有量として
は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することが
できるが、7質量%以下が好ましく、5質量部以下がよ
り好ましい。前記総含有量が7質量%を超えると、発色
性及び耐昇華性をバランスよく高次に実現した電子写真
用トナーが得られないことがある。
【0014】前記C.Iピグメントイエロー74及び前
記C.Iピグメントイエロー180以外の着色剤として
は、特に制限はなく目的に応じて適宜選択することがで
きるが、黒色、赤色、黄色、青色、緑色等の公知の染
料、顔料等の中から適宜選択することができる。
【0015】前記黒色の着色剤としては、例えば、サー
マルブラック法、アセチレンブラック法、チャンネルブ
ラック法、ランプブラック法等により得られる各種カー
ボンブラック、カーボンブラック表面を樹脂で被覆した
グラフト化カーボンブラック、フェライト、鉄黒、マグ
ネタイト等の無機顔料、有彩色の染料・有機顔料、ニグ
ロシン染料、アゾ染料、などが挙げられる。
【0016】前記赤色の着色剤としては、例えば、アン
トラキノン、キナクリドン、ビスアゾ系染料、モノアゾ
系染料、などが挙げられる。前記黄色の着色剤として
は、例えば、アニライド化合物、ベンジジン、ベンズイ
ミダゾロン、ビスアゾ系染料、などが挙げられる。前記
青色の着色剤としては、例えば、フタロシアニン、など
が挙げられる。前記緑色の着色剤としては、例えば、ハ
ロゲン化フタロシアニン、などが挙げられる。これらの
着色剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併
用してもよい。
【0017】前記着色剤の前記電子写真用トナーにおけ
る含有量としては、特に制限はないが、0.1〜10質
量%が好ましく、2〜5質量%がより好ましい。前記含
有量が、0.1質量%未満であると、転写材等の転写材
(記録媒体)に定着された画像の着色度が悪化すること
があり、10質量%を超えると、トナーにおける帯電安
定性等の諸特性が劣化し、原材料がコスト高となること
がある。
【0018】前記結着樹脂としては、特に制限はなく、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、天然高
分子、合成高分子等の熱可塑性樹脂などが挙げられ、具
体的には、エポキシ樹脂、スチレン−アクリル樹脂、ポ
リアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、及び、ポリブタジ
エン樹脂、などが好適に挙げられる。これらの中でも、
定着性と樹脂強度の点でポリエステル樹脂が好ましい。
前記結着樹脂の重量平均分子量及び融点としては、特に
制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる
が、例えば、重量平均分子量が4000〜10万程度、
融点が90〜150℃程度であるのが好ましい。
【0019】前記結着樹脂の前記電子写真用トナーにお
ける含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適
宜選択することができるが、帯電性等の点で、50質量
%以上が好ましく、50〜95質量%であるがより好ま
しい。
【0020】前記赤外線吸収剤は、前記電子写真用トナ
ーを光定着用トナーとして用いる場合に好適に使用する
ことができる。前記赤外光吸収剤としては、特に制限は
なく、公知の赤外光吸収剤の中から適宜選択することが
できるが、例えば、アミニウム化合物、ジイモニウム化
合物、シアニン化合物、ポリメチン系化合物、ニッケル
錯体化合物、フタロシアニン系化合物、酸化インジウム
系金属酸化物、酸化スズ等の酸化スズ系金属酸化物、酸
化亜鉛系金属酸化物、ランタノイド化合物、スズ酸カド
ミウム、特定のアミド化合物、などが挙げられる。
【0021】前記赤外線吸収剤の前記電子写真用トナー
における含有量としては、例えば、0.1〜20質量%
が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましい。前記含
有量が、0.1質量%未満であると、電子写真用トナー
の近赤外領域における光エネルギー吸収性能が低下し、
定着不良を招くことがある一方、20質量%を超える
と、定着性能は良好であるものの、帯電不良や色相変化
等の不具合が生ずることがある。
【0022】前記帯電制御剤は、前記電子写真用トナー
の帯電量を所望の範囲内に制御する目的で前記結着樹脂
中に分散される。前記帯電制御剤は、前記結着樹脂をプ
ラスに帯電させるかマイナスに帯電させるかによって、
正極性帯電制御剤と負極性帯電制御剤とが適宜使い分け
られる。前記正極性帯電制御剤としては、例えば、ニグ
ロシン染料(黒色)、第4級アンモニウム塩(無色)、
トリフェニルメタン誘導体(青色)、などが挙げられ
る。また、前記負極性帯電制御剤としては、例えば、含
金属アゾ錯体、ナフトール酸亜鉛錯体(無色)、サリチ
ル酸亜鉛錯体(無色)、カリクッスアレーン系化合物、
ホウ素化合物、などが挙げられる。これらは、1種単独
で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。前記
帯電制御剤の色としては、特に制限はなく、目的に応じ
て適宜選択することができるが、前記電子写真用トナー
の色相に与える影響が小さい点で、無色や淡色のものが
好ましい。
【0023】前記帯電制御剤の前記電子写真用トナーに
おける含有量としては、例えば、5質量%以下が好まし
く、3質量%以下がより好ましい。
【0024】前記電子写真用トナーは、更に目的に応じ
て適宜選択したその他の成分を含有していてもよく、該
その他の成分としては、例えば、定着助剤、流動化剤、
などが好適に挙げられる。
【0025】前記定着助剤としては、例えば、ワックス
類、金属石鹸、界面活性剤などが挙げられる。前記ワッ
クス類としては、例えば、ポリエチレンワックスやポリ
プロピレンワックス等のポリオレフィンワックス、脂肪
酸エステルワックス、パラフィンワックス、カルナウバ
ワックス、アミド系ワックス、酸変成ポリエチレンワッ
クスなどの公知のワックスが総て好適に挙げられる。こ
れらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用し
てもよい。これらのワックスの中でも、軟化温度が15
0℃以下であるのが好ましく、特に、結着樹脂の溶融軟
化温度より低い軟化温度を示すものが好ましい。前記金
属石鹸としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、などが挙
げられる。前記界面活性剤としては、例えば、非イオン
性界面活性剤などが挙げられる。
【0026】前記流動化剤としては、特に制限はなく、
目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、無
機微粒子、樹脂粒子などが好適に挙げられる。前記無機
微粒子は、前記電子写真用トナーに外添して用いるのが
好ましい。前記無機微粒子の粒子径としては、一次粒子
径(数平均粒子径(D50))で5nm〜2μmである
のが好ましく、5nm〜500nmであるのがより好ま
しい。前記無機微粒子のBET法による比表面積として
は、20〜500m/gが好ましい。前記無機微粒子
としては、例えば、シリカ微粉末、アルミナ、酸化チタ
ン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン
酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、ケ
イ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロ
ム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化
マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸
バリウム、炭酸カルシウム、炭化硅素、及び、窒化硅
素、などが挙げられる。これらの中でも、シリカ微粉末
が特に好ましい。これらは、1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。前記樹脂粒子として
は、例えば、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)、及び、メラミン樹脂、などが挙げられ
る。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を
併用してもよい。
【0027】前記流動化剤の前記電子写真用トナーへの
添加(外添)量としては、前記電子写真用トナー(流動
化剤外添分を除く)における100質量部に対し、0.
01〜5質量部が好ましく、0.01〜2.0質量部が
より好ましい。
【0028】前記電子写真用トナーの製造方法として
は、特に制限はなく、目的に応じて公知の方法の中から
適宜選択することができるが、例えば、粉砕法、重合法
などが挙げられる。前記粉砕法としては、以下のような
方法が挙げられる。例えば、前記結着樹脂、前記赤外線
吸収剤、前記定着助剤、前記着色剤、前記帯電制御剤、
及び、前記その他の成分、などを、ヘンシェルミキサー
等の混合装置を用いて混合後、ニーダー、押し出し機な
どの混練装置を用いて溶融混練し、粗粉砕した後、ジェ
ットミル等の粉砕装置を用いて微粉砕し、風力分級機等
により所望の粒径に分級した後、外添剤を添加して製造
する機械的粉砕法が挙げられる。
【0029】前記粉砕法としては、懸濁重合法、乳化重
合法等が挙げられる。前記懸濁重合法としては、以下の
ような方法が挙げられる。例えば、スチレン、ブチルア
クリレート、及び、2−エチルヘキシルアクリレートな
どのモノマー、ジビニルベンゼンなどの架橋剤、ドデシ
ルメルカプタンなどの連鎖移動剤、前記着色剤、前記帯
電制御剤、前記赤外線吸収剤、前記定着助剤、及び、重
合開始剤等を混合し、モノマー組成物を作製する。その
後、リン酸三カルシウム、ポリビニルアルコール等の懸
濁安定剤、界面活性剤が入った水相中に、前記モノマー
組成物を投入し、ローターステータ式乳化機、高圧式乳
化機、及び、超音波式乳化機等を用いてエマルションを
作製した後、加熱によりモノマーの重合を行う。重合終
了後、粒子の洗浄、乾燥を行い、適宜外添剤を添加し最
終的なトナー粒子を得る方法等が挙げられる。
【0030】前記乳化重合法としては、以下のような方
法等が挙げられる。例えば、過硫酸カリウム等の水溶性
重合開始剤を溶解させた水中に、スチレン、ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート等のモノマ
ー、必要に応じてドレシル硫酸ナトリウム等の界面活性
剤を添加し、攪拌を行いながら過熱、重合を行い、樹脂
粒子を得る。その後、前記赤外線吸収剤、前記着色剤、
前記帯電制御剤、前記定着助剤等の粉末を、樹脂粒子が
分散したサスペンジョン中に添加し、サスペンジョンの
pH、攪拌強度、及び、温度等を調整することにより、
樹脂粒子及び赤外線吸収剤粉末等をヘテロ凝集させる。
更に、含まれる樹脂のガラス転移温度以上に加熱し、ヘ
テロ凝集体を融着させトナー粒子を得、その後、該トナ
ー粒子の洗浄・乾燥を行い、適宜外添剤を添加して最終
的なトナー粒子を得る方法等が挙げられる。
【0031】本発明の電子写真用トナーは、上述のよう
に、発色性、耐昇華性、色再現性に優れ、画像の滲みや
印字不良が生ずるおそれがなく、高品質な画像を形成す
ることができるので、各種分野において好適に使用する
ことができるが、以下の本発明の電子写真用現像剤、画
像形成装置及び画像形成方法に好適に使用することがで
きる。
【0032】(電子写真用現像剤)本発明の電子写真用
現像剤は、本発明の電子写真用トナーを少なくとも含有
してなり、適宜選択したその他の成分を含有してなる。
前記電子写真用現像剤は、前記電子写真用トナーからな
る一成分現像剤であってもよいし、前記電子写真用トナ
ーとキャリアとを含む二成分現像剤であってもよいが、
近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンタ等に
使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤
が好ましい。
【0033】前記キャリアとしては、特に制限はなく、
目的に応じて適宜選択することができるが、芯材と、該
芯材を被覆する樹脂層とを有するものが好ましい。
【0034】前記芯材の材料としては、例えば、50〜
90emu/gのマンガン−ストロンチウム(Mn−S
r)系材料、マンガン−マグネシウム(Mn−Mg)系
材料などが好ましく、画像濃度の確保の点では、鉄粉
(100emu/g以上)、マグネタイト(75〜12
0emu/g)等の高磁化材料が好ましく、トナーが穂
立ち状態となっている感光体への当りを弱くでき高画質
化に有利である点で、銅−ジンク(Cu−Zn)系(3
0〜80emu/g)等の弱磁化材料が好ましい。これ
らは、1種単独で使用してもよい、2種以上を併用して
もよい。
【0035】前記芯材の粒径としては、平均粒径(体積
平均粒径(D50))で、10〜150μmが好まし
く、40〜100μmがより好ましい。前記平均粒径
(体積平均粒径(D50))が、10μm未満である
と、キャリア粒子の分布において、微粉系が多くなり、
1粒子当たりの磁化が低くなってキャリア飛散を生じる
ことがあり、150μmを超えると、比表面積が低下
し、トナーの飛散が生じることがあり、ベタ部分の多い
フルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなることがあ
る。
【0036】前記樹脂層の材料としては、特に制限はな
く、目的に応じて適宜公知の材料の中から選択すること
ができるが、耐久性、長寿命性等の点で、例えばシリコ
ーン樹脂、アクリル変性シリコーン系樹脂、フッ素変性
シリコーン樹脂等のシリコーン樹脂類が好適に挙げられ
る。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上
を併用してもよい。前記樹脂層は、例えば、前記シリコ
ーン樹脂等を溶剤に溶解させて塗布溶液を調製した後、
該塗布溶液を前記芯材の表面に公知の塗布方法、例えば
浸漬法、スプレー法、ハケ塗り法等により均一に塗布
し、乾燥した後、焼付を行なうこと等により形成するこ
とができる。
【0037】前記溶剤としては、特に制限はなく、目的
に応じて適宜選択することができるが、例えば、トルエ
ン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、及び、セルソルブチルアセテート、などが挙げ
られる。前記焼付としては、外部加熱方式であってもよ
いし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電
気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉
等を用いる方法、マイクロウエーブを用いる方法、など
が挙げられる。
【0038】前記樹脂層の前記キャリアにおける割合
(樹脂被覆量)としては、前記キャリア総量に対し、
0.01〜5.0質量%が好ましい。前記割合(樹脂被
覆量)が、0.01質量%未満であると、前記芯材の表
面に均一な前記樹脂層を形成することができないことが
あり、5.0質量%を超えると、前記樹脂層が厚くなり
過ぎキャリア同士の造粒が発生し、均一なキャリア粒子
が得られないことがある。
【0039】前記電子写真用現像剤が前記二成分現像剤
である場合、前記キャリアの前記二成分現像剤における
含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選
択することができるが、例えば、90〜98質量%が好
ましく、93〜97質量%がより好ましい。
【0040】本発明の電子写真用現像剤は、本発明の前
記電子写真用トナーを含有しているので、発色性、耐昇
華性、色再現性に優れ、画像の滲みや印字不良が発生す
るおそれがなく、高画質な画像を安定に形成することが
できる。本発明の電子写真用現像剤は、磁性一成分現像
方法、非磁性一成分現像方法、二成分現像方法等の公知
の各種電子写真法による画像形成に好適に用いることが
でき、以下の本発明の画像形成装置及び画像形成方法に
特に好適に用いることができる。
【0041】(画像形成方法及び画像形成装置)本発明
の画像形成方法は、静電潜像形成工程と、現像工程と、
転写工程とを少なくとも含み、定着工程を更に含むのが
好ましく、必要に応じて適宜選択したその他の工程、例
えば除電工程、クリーニング工程、リサイクル工程、制
御工程、などを含んでいてもよい。本発明の画像形成装
置は、静電潜像担持体と、静電潜像形成手段と、現像手
段と、転写手段とを少なくとも有してなり、定着手段を
更に有してなるのが好ましく、必要に応じて適宜選択し
たその他の手段、例えば除電手段、クリーニング手段、
リサイクル手段、制御手段、などを有していてもよい。
【0042】本発明の画像形成方法は、本発明の画像形
成装置により好適に実施することができ、前記静電潜像
形成工程は前記静電潜像形成手段により行うことがで
き、前記現像工程は前記現像手段により行うことがで
き、前記転写工程は前記転写手段により行うことがで
き、前記定着工程は前記定着手段により行うことがで
き、前記その他の工程は前記その他の手段により行うこ
とができる。
【0043】−静電潜像形成工程及び静電潜像形成手段
− 前記静電潜像形成工程は、静電潜像担持体上に静電潜像
を形成する工程である。前記静電潜像担持体(「光導電
性絶縁体」、「感光体」と称することがある)として
は、その材質、形状、構造、大きさ、材質等について特
に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することが
できるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げら
れ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、
セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロシアニン等
の有機感光体、などが挙げられる。
【0044】前記静電潜像の形成は、例えば、前記静電
潜像担持体の表面を一様に帯電させた後、像様に露光す
ることにより行うことができ、前記静電潜像形成手段に
より行うことができる。前記静電潜像形成手段は、前記
静電潜像担持体の表面を一様に帯電させる帯電器と、前
記静電潜像担持体の表面を像様に露光する露光器とを少
なくとも備える。
【0045】前記帯電は、例えば、前記帯電器を用いて
前記静電潜像担持体の表面に電圧を印加することにより
行うことができる。前記帯電器としては、特に制限はな
く、目的に応じて適宜選択することができるが、例え
ば、導電性又は半導電性のロール、ブラシ、フィルム、
ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コ
ロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接
触帯電器、などが挙げられる。
【0046】前記露光は、例えば、前記露光器を用いて
前記静電潜像担持体の表面を像様に露光することにより
行うことができる。前記露光器としては、前記帯電器に
より帯電された前記静電潜像担持体の表面に、形成すべ
き像様に露光を行うことができる限り特に制限はなく、
目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、複
写光学系、ロッドレンズアレイ系、レーザー光学系、液
晶シャッタ光学系、などの各種露光器が挙げられる。な
お、本発明においては、前記静電潜像担持体の裏面側か
ら像様に露光を行う光背面方式を採用してもよい。
【0047】−現像工程及び現像手段− 前記現像工程は、前記静電潜像を電子写真用現像剤を用
いて現像して可視像を形成する工程である。前記可視像
の形成は、例えば、前記静電潜像を電子写真用現像剤を
用いて現像することにより行うことができ、前記現像手
段により行うことができる。前記現像手段は、電子写真
用現像剤を収容し、前記静電潜像に前記電子写真用現像
剤を接触又は非接触的に付与する現像器を少なくとも有
する。
【0048】前記現像器は、乾式現像方式のものであっ
てもよいし、湿式現像方式のものであってもよく、ま
た、単色用現像器であってもよいし、多色用現像器であ
ってもよいが、例えば、前記電子写真用現像剤を摩擦攪
拌させて帯電させる攪拌器と、回転可能なマグネットロ
ーラとを有してなるものなどが好適に挙げられる。
【0049】前記現像器内では、例えば、前記電子写真
用トナーと前記キャリアとが混合攪拌され、その際の摩
擦により該電子写真用トナーが帯電し、回転するマグネ
ットローラの表面に穂立ち状態で保持され、磁気ブラシ
が形成される。該マグネットローラは、前記静電潜像担
持体(感光体)近傍に配置されているため、該マグネッ
トローラの表面に形成された前記磁気ブラシを構成する
前記電子写真用トナーの一部は、電気的な吸引力によっ
て該静電潜像担持体(感光体)の表面に移動する。その
結果、前記静電潜像が該電子写真用トナーにより現像さ
れて該静電潜像担持体(感光体)の表面にトナーによる
可視像が形成される。
【0050】前記現像器に収容させる現像剤は、本発明
の前記電子写真用現像剤であるが、該電子写真用現像剤
としては一成分現像剤であってもよいし、二成分現像剤
であってもよい。該電子写真用現像剤に含まれるトナー
は、C.Iピグメントイエロー74及びC.Iピグメン
トイエロー180を含有する本発明の電子写真用トナー
であり、多色用現像の場合には、更にブラックトナー、
マゼンタトナー及びシアントナーから選択される有彩色
トナーを適宜併用することができる。フルカラーの場合
には、イエロートナー、ブラックトナー、マゼンタトナ
ー、及び、シアントナーを用いる。
【0051】−転写工程及び転写手段− 前記転写工程は前記可視像を転写材に転写する工程であ
る。前記転写は、例えば、前記可視像を前記電子写真用
トナーと逆極性の転写帯電器を用いることにより行うこ
とができ、前記転写手段により行うことができる。前記
転写手段は、前記静電潜像担持体(感光体)上に形成さ
れた前記可視像を前記転写材側へ剥離帯電させる転写器
を少なくとも有する。前記転写器としては、コロナ放電
によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転
写ローラ、粘着転写器、などが挙げられる。なお、前記
転写材としては、特に制限はなく、公知の記録媒体(転
写材)の中から適宜選択することができる。
【0052】−定着工程及び定着手段− 前記定着工程は、転写材に転写された転写像を定着装置
を用いて定着させる工程である。前記定着は、例えば、
前記転写材に転写された前記転写像に対し、熱定着ロー
ラを用いて行う加熱加圧定着であってもよいが、光定着
が好ましく、前記定着手段により行うことができる。前
記光定着は、例えば、前記転写材に転写された前記転写
像に対し光定着器を用いて光照射することにより行うこ
とができ、前記光定着手段により行うことができる。前
記光定着手段は、赤外線を照射するフラッシュランプを
少なくとも有する。前記フラッシュランプとしては、特
に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる
が、例えば、赤外線ランプ、キセノンランプなどが好適
に挙げられる。これらの中でも、700〜1000nm
の波長範囲に高い発光強度を有するキセノンフラッシュ
ランプが特に好ましい。前記光定着におけるフラッシュ
エネルギーとしては、1〜3J/cm程度が好まし
い。前記フラッシュエネルギーが、1J/cm未満で
あると、良好に定着できないことがある一方、3J/c
を超えると、トナーボイド、用紙の焦げ等が発生す
ることがある。
【0053】前記除電工程は、前記静電潜像担持体に対
し、全面露光又は除電バイアスの印加を行って除電を行
う工程であり、除電手段により好適に行うことができ
る。前記除電手段としては、特に制限はなく、前記静電
潜像担持体に対し、露光又は除電バイアスの印加を行う
ことができればよく、公知の除電器の中から適宜選択す
ることができる。
【0054】前記クリーニング工程は、前記静電潜像担
持体上に残留する前記電子写真トナーを除去する工程で
あり、クリーニング手段により好適に行うことができ
る。前記クリーニング手段としては、特に制限はなく、
前記静電潜像担持体上に残留する前記電子写真トナーを
除去することができればよく、公知のクリーナの中から
適宜選択することができ、例えば、磁気ブラシクリー
ナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、ブレー
ドクリーナ、ブラシクリーナ、ウエブクリーナ等が好適
に挙げられる。
【0055】前記リサイクル工程は、前記クリーニング
工程により除去した前記電子写真用トナーを前記現像手
段にリサイクルさせる工程であり、リサイクル手段によ
り好適に行うことができる。前記リサイクル手段として
は、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
【0056】前記制御手段としては、前記各手段の動き
を制御することができる限り特に制限はなく、目的に応
じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサ
ー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
【0057】本発明の画像形成方法においては、前記静
電潜像形成工程において、静電潜像担持体上に静電潜像
が形成される。前記現像工程において、前記静電潜像が
前記電子写真用現像剤により現像されて可視像が形成さ
れる。前記転写工程において、前記可視像が転写材に転
写される。前記定着工程において、前記転写材に転写さ
れた転写像が定着される。その結果、前記転写材上に画
像が形成される。その結果、前記転写材上に画像が極め
て高速に定着され形成される。また、本発明の画像形成
装置においては、前記静電潜像形成手段が静電潜像担持
体上に静電潜像を形成する。前記現像手段が、前記電子
写真用現像剤を収容し、前記静電潜像を現像して可視像
を形成する。前記転写手段が、前記可視像を転写材に転
写する。前記定着手段が、転写材に転写された転写像を
定着させる。その結果、前記転写材上に画像が極めて高
速に定着され形成される。この画像形成装置及び画像形
成方法によると、前記電子写真用現像剤として本発明の
電子写真用トナーを含有する本発明の電子写真用現像剤
を使用するので、発色性、耐昇華性、色再現性に優れ、
画像の滲みや印字不良が発生するおそれがなく、高品質
な画像が形成することができる。
【0058】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0059】(実施例1〜実施例10及び比較例1〜
9) −電子写真用トナー(光定着用トナー)の作製− 結着樹脂として、テレフタル酸、ビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物、及び、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフォン酸を必須構成モノマーとするスル
フォン酸変成ポリエステル樹脂(酸価;30mg/KO
H、軟化温度;104℃)を用い、この結着樹脂に、
C.Iピグメントイエロー74(IRGALITE Y
ELLOW GO;チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
社製)、及び、C.Iピグメントイエロー180(No
voperm P−HG;クラリアント・ジャパン社
製)を、各々、表1及び2で示す組成にて添加し、カリ
ックスアレン化合物(E−89、オリエント社製)3質
量%、ナフタロシニンYKR−5010(山本化成社
製)0.65質量%、及び、酸化イッテルビウムUU−
HP(信越化学社製)0.40質量%を添加した後、溶
融混練し、更に粉砕分級することにより体積平均粒径
(D50)が9μmのトナー母体を得た。このトナー母
体100質量部に対し、外添剤として疎水性シリカ(H
−2000、クラリアント社製)を0.35質量部添加
し、実施例1〜10及び比較例1〜9の電子写真用トナ
ーを得た。
【0060】得られた電子写真用トナーを、プリンタ
(商品番号;PS2160、富士通(株)社製)の改造
機に搭載し、700〜1000nmの波長範囲において
高い発光強度を有するキセノンフラッシュ光を照射し、
普通紙(NIP−1500LT、小林転写材(株)製)
に定着させ、1インチ×1インチのベタ濃度画像を含む
印刷画像を得た。得られたベタ画像と画像近傍の背景
(非印字)部とを、色度計(X−Rite938)を用
いて、色調(発色性)及び滲み・印字汚れ濃度(耐昇華
性)を測定し、以下の基準にて評価した。評価結果を表
1及び2に示した。
【0061】−滲み・印字汚れ濃度(耐昇華性)の評価
− 印字部近傍の滲み汚れ濃度を、標準用紙(L*=89.
20、a*=−0.28、b*=0.73)を基準とし
た時の色差(ΔE)により、下記評価基準により評価し
た。 色差(ΔE)が5以上である場合・・・・・・◎ 色差(ΔE)が5超20未満である場合・・・○ 色差(ΔE)が20以上である場合・・・・・・×
【0062】−色調(発色性)の評価− 印字サンプルの彩度C=((a*)+(b*)
1/2を測定し、下記評価基準により評価した。 彩度Cが70以上である場合・・・・・・◎ 彩度Cが60超70未満である場合・・・○ 彩度Cが60以下である場合・・・・・・×
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】表1及び2に示す結果から以下のことが明
らかである。即ち、耐昇華性は、C.Iピグメントイエ
ロー74の含有量に依存し、5質量%を超える(実施例
10)と悪くなる傾向が観られ、8質量%(比較例6)
の場合には、普通紙上に顔料による滲み汚れが観られ
た。また、C.Iピグメントイエロー180について
は、その含有量が11質量%の場合(比較例1)にも滲
み汚れ等は観られなかった。しかし、C.Iピグメント
イエロー180の場合、5質量%(実施例3)を超える
と、彩度の変動が大きくなり、彩度も低下し、8質量%
(比較例4)では彩度が60以下にまで低下し発色性が
十分でなく印字不良が観られた。
【0066】実施例5で得られた電子写真用トナー及び
実施例9で得られた電子写真用トナーを用い、定着エネ
ルギー(J/cm)に対する、滲み・印字汚れ濃度
(耐昇華性)と色調(発色性)との関係を、色度計(X
−Rite938)を用いて測定し評価した。評価結果
を表3に示した。
【0067】
【表3】
【0068】表3に示す結果から以下の点が明らかであ
る。即ち、定着エネルギーが2J/cm未満である
と、トナーの定着性が低下し、充分な表面平滑性が得ら
れないために色調が低下する傾向が観られた。また、定
着エネルギーが5J/cmを超えると、普通紙上に顔
料による滲み汚れが発生する傾向が観られた。
【0069】以上より、フラッシュ定着時の定着エネル
ギーが2〜5J/cmであり、C.Iピグメントイエ
ロー74の含有量が5質量%以下である場合に、発色性
と耐昇華性とが特に優れることが判る。また、C.Iピ
グメントイエロー180の含有量は、耐昇華性に影響を
与えることはないが、良好な色調・彩度を得るために
は、7質量%以下であるのが好ましく、特に定着エネル
ギー3J/cmにおいて、C.Iピグメントイエロー
74及びC.Iピグメントイエロー180の総含有量が
5質量%以下であるのが好ましいことが判る。
【0070】ここで、本発明の好ましい態様を付記する
と、以下の通りである。 (付記1) C.Iピグメントイエロー74及びC.I
ピグメントイエロー180を含有してなることを特徴と
する電子写真用トナー。 (付記2) C.Iピグメントイエロー74及びC.I
ピグメントイエロー180の総含有量が7質量%以下で
ある付記1に記載の電子写真用トナー。 (付記3) C.Iピグメントイエロー74の含有量が
5質量%以下である付記1又は2に記載の電子写真用ト
ナー。 (付記4) C.Iピグメントイエロー180の含有量
が5質量%以下である付記1から3のいずれかに記載の
電子写真用トナー。 (付記5) 赤外線吸収剤を含有する付記1から4のい
ずれかに記載の電子写真用トナー。 (付記6) 赤外線吸収剤の含有量が0.1〜20質量
%である付記5に記載の電子写真用トナー。 (付記7) 帯電制御剤を含有する付記1から6のいず
れかに記載の電子写真用トナー。 (付記8) 帯電制御剤が無色又は淡色である付記7に
記載の電子写真用トナー。 (付記9) 軟化温度が150℃以下のワックス類を含
有する付記1から8のいずれかに記載の電子写真用トナ
ー。 (付記10) 付記1から9のいずれかに記載の電子写
真用トナーを含むことを特徴とする電子写真用現像剤。 (付記11) 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上
に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、付記1から
9のいずれかに記載の電子写真用トナーを収容し、前記
静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前記
可視像を転写材に転写する転写手段と、を有することを
特徴とする画像形成装置。 (付記12) 光定着手段を有する付記11に記載の画
像形成装置。 (付記13) 光定着手段が、700〜1000nmの
波長範囲に高い発光強度を示す付記12に記載の画像形
成装置。 (付記14) 光定着手段がキセノンフラッシュランプ
である付記12又は13に記載の画像形成装置。 (付記15) 静電潜像担持体上に静電潜像を形成する
静電潜像形成工程と、前記静電潜像を付記1から9のい
ずれかに記載の電子写真用トナーを用いて現像して可視
像を形成する現像工程と、前記可視像を転写材に転写す
る転写工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。 (付記16) 転写材に転写した可視像を光定着する光
定着工程を含む付記15に記載の画像形成方法。 (付記17) 光定着の定着エネルギーが2〜5J/c
である付記16に記載の画像形成方法。
【0071】
【発明の効果】本発明によると、従来における前記諸問
題を解決することができ、発色性及び耐昇華性に優れ、
高発色で色再現性に優れると共に、画像の滲みや印字不
良が発生しない電子写真用トナー、電子写真用現像剤、
画像形成装置及び画像形成方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、キセノンフラッシュランプの発光スペ
クトルの一例を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA06 AA21 CA21 DA04 DA10 EA07 2H033 AA02 BA58 BC08 2H077 AD06 DB14 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C.Iピグメントイエロー74及びC.
    Iピグメントイエロー180を含有してなることを特徴
    とする電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 C.Iピグメントイエロー74及びC.
    Iピグメントイエロー180の総含有量が7質量%以下
    である請求項1に記載の電子写真用トナー。
  3. 【請求項3】 C.Iピグメントイエロー74の含有量
    が5質量%以下である請求項1又は2に記載の電子写真
    用トナー。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の電子
    写真用トナーを含むことを特徴とする電子写真用現像
    剤。
  5. 【請求項5】 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上
    に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、請求項1か
    ら3のいずれかに記載の電子写真用トナーを収容し、前
    記静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前
    記可視像を転写材に転写する転写手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
JP2002077039A 2002-03-19 2002-03-19 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法 Expired - Fee Related JP3821029B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077039A JP3821029B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法
US10/265,784 US20030190544A1 (en) 2002-03-19 2002-10-08 Toner for electrophotography and developer for electrophotography using the same, apparatus for forming image, and method for forming image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077039A JP3821029B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003270861A true JP2003270861A (ja) 2003-09-25
JP3821029B2 JP3821029B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=28671631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002077039A Expired - Fee Related JP3821029B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20030190544A1 (ja)
JP (1) JP3821029B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100667791B1 (ko) 2005-01-13 2007-01-11 삼성전자주식회사 전자사진 화상형성장치용 토너
JP2012068523A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd イエロートナー、現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP2017138481A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 コニカミノルタ株式会社 静電荷像現像用トナー

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084413A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Fuji Xerox Co Ltd 光定着用イエロートナー、並びに、これを用いた電子写真用現像剤および画像形成方法
JP4333510B2 (ja) * 2004-07-22 2009-09-16 富士ゼロックス株式会社 赤外線吸収剤、電子写真用トナーとそれを用いた画像形成装置
JP4518143B2 (ja) * 2007-12-25 2010-08-04 富士ゼロックス株式会社 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5526822B2 (ja) * 2010-02-01 2014-06-18 富士ゼロックス株式会社 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US9164410B2 (en) * 2013-06-28 2015-10-20 Xerox Corporation Toner compositions for single component development system
JP6065149B1 (ja) * 2016-06-01 2017-01-25 コニカミノルタ株式会社 静電荷像現像用トナー

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5432035A (en) * 1992-12-18 1995-07-11 Fujitsu Limited Flash fixing color toner and process for producing the same
US5736291A (en) * 1996-10-09 1998-04-07 Xerox Corporation Process for the preparation of colored toner and developer compositions
US6268103B1 (en) * 2000-08-24 2001-07-31 Xerox Corporation Toner processes
JP3680752B2 (ja) * 2001-03-30 2005-08-10 富士ゼロックス株式会社 フラッシュ定着用のカラートナー
JP2003005552A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100667791B1 (ko) 2005-01-13 2007-01-11 삼성전자주식회사 전자사진 화상형성장치용 토너
JP2012068523A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd イエロートナー、現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP2017138481A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 コニカミノルタ株式会社 静電荷像現像用トナー

Also Published As

Publication number Publication date
US20030190544A1 (en) 2003-10-09
JP3821029B2 (ja) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7556904B2 (en) Toner for electrostatic development, developer, image forming method, image-forming apparatus and process for cartridge using the same
JP3818185B2 (ja) 電子写真用カラートナー並びにそれを用いた電子写真用電子写真用カラートナーセット、電子写真用カラー現像剤、カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JP2003186246A (ja) 電子写真用カラートナー並びにそれを用いた電子写真用カラートナーセット、電子写真用カラー現像剤、カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JP3531620B2 (ja) 電子写真用カラートナー、カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JP3821029B2 (ja) 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法
JP4449516B2 (ja) カラー画像形成用現像剤、画像形成方法および画像形成装置
JP4961963B2 (ja) 光定着用の電子写真用トナー、光定着用の電子写真用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003345058A (ja) 電子写真用カラートナー並びにそれを用いた電子写真用カラー現像剤、トナーカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法
JP4784519B2 (ja) 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2009222896A (ja) 正帯電二成分現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JP2006163300A (ja) フラッシュ定着用カラートナー及び画像形成方法
JP2003186236A (ja) 電子写真用トナー並びにそれを用いた電子写真用現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JP2010060824A (ja) 電子写真用トナー及びその製造方法、二成分現像剤、画像形成方法、画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP3769987B2 (ja) 電子写真用フラッシュ定着カラートナー
JP4607389B2 (ja) 現像剤及び画像形成装置
JP2010134261A (ja) 静電荷像現像用トナー用樹脂組成物、静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2005084608A (ja) 静電荷像現像用トナー、画像形成装置、画像形成方法、及び静電荷像現像用トナーの製造方法
JP2006243403A (ja) 光定着カラートナー、電子写真用現像剤、及び画像形成方法
JPH0895287A (ja) 画像形成方法
JP2006184857A (ja) レッドトナー及び画像形成装置
JP3979163B2 (ja) 静電荷像現像用乾式カラートナー及びその製造方法
JP4303352B2 (ja) 金属錯体を用いた電子写真用トナー
JP3148934B2 (ja) カラー画像形成方法
JP2003302785A (ja) 電子写真用トナー及び電子写真用フラッシュ定着装置
JPH06258871A (ja) 静電荷像現像用トナ−

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees