JP4961963B2 - 光定着用の電子写真用トナー、光定着用の電子写真用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記(5)の定着方法としては、ローラ等を直接触させて、トナーを加圧、加熱、あるいはこれらの併用によって溶融させた後に固化定着させる方法、熱や光エネルギーを照射してトナーを溶融させた後に固化定着させる方法等が挙げられるが、近時、微細で高精細な画像を形成し得る点で、定着ローラによる加圧、加熱等の際に生ずるオフセット等の弊害に起因した画像解像度(再現性)の劣化に対し、光を利用した光定着やオーブン定着では、定着過程での画像劣化が少ないという利点があり、注目を集めている。
即ち、本発明は、
<1> 結着樹脂と、着色剤と、下記一般式(1)又は(2)で表される構造を有するポリアリルアミン化合物であって、含有量が0.1〜5質量%であるポリアリルアミン化合物と、を含むことを特徴とする、光定着用の電子写真用トナーである。
下記一般式(1)中、R 1 は水素原子を表し、R 2 は水素原子又は(C(=O)−OCH 3 )基を表し、nは2以上の整数を表す。
下記一般式(2)中、R 3 はメチル基を表し、nは2以上の整数を表す。
本発明の光定着用の電子写真用トナー(以下、「本発明のトナー」という場合がある。)は、結着樹脂、着色剤を含み、更にアリルアミン化合物を含むことを特徴とする。本発明のトナーは、アリルアミン化合物を含むことにより、帯電性の低下を抑制することができる。また、本発明のトナーを含む現像剤を用いて画像形成する際に光定着により定着すると、定着性が向上するという効果が得られると共に、アルデヒド等が発生しても、それを中和し、臭気の発生を抑制することができる。
ここで、本発明におけるトナーは、アリルアミン化合物の含有量が0.1〜5質量%である。また、アリルアミン化合物は、下記一般式(1)又は(2)で表される構造を有するものである。
ただし、一般式(1)中、R 1 は水素原子を表し、R 2 は水素原子又は(C(=O)−OCH 3 )基を表し、nは2以上の整数を表す。また、下記一般式(2)中、R 3 はメチル基を表し、nは2以上の整数を表す。
本発明で用いることができるアリルアミン化合物は、アミン構造を有していれば特に限定されないが、以下の一般式(1)及び(2)に示す構造を少なくとも一部に有している化合物を例示することができる。一般式(1)及び(2)において、nは2以上の整数を表し、2〜6の整数であることが好ましく、2〜4の整数であることがより好ましい。また、R1、R2及びR3は、アルキル基またはアルケニル基を表し、アルキル基、より具体的にはメチル基、エチル基が好ましい。
前記アリルアミン化合物の具体例として以下の化合物が挙げられる。尚、以下の具体例において、nは一般式(1)及び(2)におけるnと同様である。
尚、前記アリルアミン化合物の含有量は、0.2モル%の硝酸ナトリウムを0.5モルの酢酸水溶液に溶解させたものに添加し、アリルアミン化合物を抽出した後、溶媒を留去し、抽出量を全体で割ることにより測定したものである。
本発明に用いられる結着樹脂は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、ポリエステル樹脂、スチレン-アクリル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられるが、熱に対する粘度低下の速さ、すなわち紙等の記録媒体への密着性の点で、ポリエステル樹脂が好ましい。
また、前記酸成分のほかに、前記ポリエステルに架橋を形成することを目的として三価以上のカルボン酸成分を用いてもよい。前記三価以上のカルボン酸成分としては、例えば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,3,5ーベンゼントリカルボン酸、その他のポリカルボン酸、及びこれらの無水物等が挙げられる。
前記ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物としては、例えば、下記一般式(3)で表される化合物が好適に挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明に用いられる着色剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜公知のものの中から適宜選択することができ、イエロー着色剤、マゼンタ着色剤、シアン着色剤、ブラック着色剤等が挙げられる。具体的には、カーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ハンザイエロー、ローダミン6Cレーキ、クロムイエロー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、マラカイトグリーン、マラカイトグリーンヘキサレート、オイルブラック、アゾオイルブラック、ローズベンガル、ナフトール、カーミン、キナクリドン、モノアゾ系染顔料、ジスアゾ系染顔料、トリスアゾ系染顔料などが挙げられる。
前記赤外線吸収剤としては、750〜1200nmの近赤外領域に少なくとも1つ以上の強い光吸収ピークを有する材料であればよく、無機系赤外線吸収剤、有機系赤外線吸収剤のいずれであってもよい。前記無機系赤外線吸収剤としては、例えば、酸化イッテルビウム、燐酸イッテルビウム等のランタノイド化合物、インジウムチンオキサイド、酸化錫、などが挙げられる。前記有機系赤外線吸収剤としては、例えば、アミニウム化合物、ジイモニウム化合物、ナフタロシアニン系化合物、シアニン系化合物、ポリメチン系化合物、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ワックス成分の具体例としては、例えば、エステルワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ポリプロピレンやポリエチレンとポリプロピレンとの共重合物、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、カルナバワックス、サゾールワックス、モンタン酸エステルワックス、脱酸カルナバワックス、パルミチン酸、ステアリン酸、モンタン酸、ブランジン酸、エレオステアリン酸、不飽和脂肪酸、飽和アルコール、多価アルコール、脂肪酸アミド、飽和脂肪酸ビスアミド、不飽和脂肪酸アミド、芳香族系ビスアミド、脂肪酸金属塩(一般に金属石けんといわれているもの)、脂肪族炭化水素系ワックスにスチレンやアクリル酸などのビニル系モノマーを用いてグラフト化させたワックス類、ベヘニン酸モノグリセリドなどの脂肪酸と多価アルコールの部分エステル化物、植物性油脂の水素添加などによって得られるヒドロキシル基を有するメチルエステル化合物等が挙げられる。
前記飽和アルコールとしては、例えば、ステアリンアルコール、アラルキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナウビルアルコール、セリルアルコール、メリシルアルコール、及び、更に長鎖のアルキル基を有する長鎖アルキルアルコール類等が挙げられる。
前記多価アルコールとしては、例えば、ソルビトール等が挙げられる。前記脂肪酸アミドとしては、例えば、リノール酸アミド、オレイン酸アミド、及び、ラウリン酸アミド等が挙げられる。
前記不飽和脂肪酸アミドとしては、例えば、エチレンビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン酸アミド、及び、N,N’−ジオレイルセバシン酸アミド等が挙げられる。前記芳香族系ビスビスアミドとしては、例えば、m−キシレンビスステアリン酸アミド、N,N’−ジステアリルイソフタル酸アミド等が挙げられる。前記脂肪酸金属塩としては、例えば、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、及び、ステアリン酸マグネシウム等が挙げられる。これらのワックス成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
C−[CH2−O−CO−(CH2)n−CH3]4 一般式(4)
前記一般式(4)においては、nは3以上が好ましく、9以上がより好ましく、14以上が特に好ましい。
前記エステルワックスと、前記ポリエチレンワックスと、前記ポリプロピレンワックス及びポリエチレンとポリプロピレンとの共重合物ワックスの少なくともいずれか、とを3種併用すると、定着性及び耐ボイド性を高次に両立可能であり、高品質な画像が形成される点で有利である。
前記帯電制御剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができるが、例えば、カリックスアレン、ニグロシン系染料、四級アンモニウム塩、アミノ基含有のポリマー、含金属アゾ染料、サリチル酸の錯化合物、フェノール化合物、アゾクロム系化合物、アゾ亜鉛系化合物、トリフェニルメタン誘導体、ナフトーヤ酸亜鉛錯体、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができるが、例えば、流動性向上剤、クリーニング活剤、磁性材料、定着助剤、金属石鹸、界面活性剤などが挙げられる。
前記磁性材料としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができるが、例えば、鉄粉、マグネタイト、フェライト、などが挙げられる。特に、本発明の電子写真用トナーをカラートナーとする場合には、色調の点で、白色の磁性粉を用いるのが好ましい。
前記界面活性剤としては、例えば、非イオン性界面活性剤などが挙げられる。
本発明の電子写真用現像剤(以下、「本発明の現像剤」という場合がある。)は、本発明のトナーを含むこと以外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとることができる。本発明の現像剤は、本発明のトナーを、単独で用いると一成分系の現像剤となり、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の現像剤となる。近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンタ等に使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤が好ましい。また、前記電子写真用現像剤は、単色の態様、2色乃至3色の態様、4色フルカラーの態様のいずれであってもよい。
本発明の画像形成装置は、静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、既述の本発明のトナーを含む現像剤(本発明の現像剤)を用いて、前記静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前記静電潜像保持体上に形成された可視像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体に転写された転写像を定着させる定着手段と、を有することを特徴とする。また、本発明の画像形成装置を用いる画像形成方法は、静電潜像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、既述の本発明のトナーを含む現像剤(本発明の現像剤)を用いて現像して可視像を形成する現像工程と、前記静電潜像保持体上に形成された可視像を記録媒体に転写する転写工程と、記録媒体に転写された転写像を定着させる定着工程とを含む。以下、本発明の画像形成装置を本発明の画像形成装置を用いる画像形成方法と共に説明する。
ただし、本発明における画像形成装置は、記録媒体に転写された転写像を光定着させる定着手段を有するものとする。
前記静電潜像形成工程は、静電潜像保持体上に静電潜像を形成する工程である。前記静電潜像保持体(「光導電性絶縁体」、「感光体」と称することがある)としては、その材質、形状、構造、大きさ、材質等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体、などが挙げられる。これらの中でも、長寿命性の点でアモルファスシリコン等が好ましい。
前記帯電は、例えば、前記帯電器を用いて前記静電潜像保持体の表面に電圧を印加することにより行うことができる。前記帯電器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、導電性又は半導電性のロール、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接触帯電器、などが挙げられる。
前記現像工程は、前記静電潜像保持体上に形成された静電潜像を本発明のトナーを含む現像剤(本発明の現像剤)を用いて現像して可視像を形成する工程である。前記可視像の形成は、例えば、前記静電潜像を本発明のトナーを含む現像剤(本発明の現像剤)を用いて現像することにより行うことができ、前記現像手段により行うことができる。
前記現像手段は、前記電子写真用トナー乃至前記電子写真用現像剤を収容し、前記本発明のトナーを含む現像剤(本発明の現像剤)を接触又は非接触的に付与する現像器を少なくとも有する。
前記現像器内では、例えば、本発明のトナーと前記キャリアとが混合攪拌され、その際の摩擦により本発明のトナーが帯電し、回転するマグネットローラの表面に穂立ち状態で保持され、磁気ブラシが形成される。該マグネットローラは、前記静電潜像保持体(感光体)近傍に配置されているため、該マグネットローラの表面に形成された前記磁気ブラシを構成する本発明のトナーの一部は、電気的な吸引力によって該静電潜像保持体(感光体)の表面に移動する。その結果、前記静電潜像が該電子写真用トナーにより現像されて該静電潜像保持体(感光体)の表面に該電子写真用トナーによる可視像が形成される。
前記転写工程は、前記可視像を記録媒体に転写する工程である。前記転写手段は、前記静電潜像保持体(感光体)上に形成された前記可視像を前記記録媒体側へ剥離帯電させる転写器を少なくとも有する。前記転写器としては、コロナ放電によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転写ローラ、粘着転写器などが挙げられる。なお、前記記録媒体としては、特に制限はなく、公知の記録媒体(記録紙)の中から適宜選択することができる。
前記定着工程及び定着手段は、帯電性の低下を抑制するという効果が顕著となり、定着性が向上し、アルデヒド等が発生しても、それを中和するという効果も得られる点で、光定着工程及び光定着手段が好ましい。該光定着工程は、記録媒体に転写された可視像を、光定着装置を用いて、光定着させる工程である。
前記光定着の際の光エネルギー(「フラッシュエネルギー」と称することがある)としては、1〜7J/cm2が好ましく、3〜5J/cm2がより好ましい。前記光エネルギーが、1J/cm2に満たないと、良好に定着できないことがある一方、前記数値範囲を超えると、トナーボイド、用紙の焦げ等が発生することがある。
S=((1/2)×C×V2)/(u×l)/(n×f)、・・・・・式(5)
ただし、前記式(5)において、「n」はランプ本数(本)を表し、「f」は、点灯周波数(Hz)を表し、「V」は入力電圧(V)を表し、「C」はコンデンサ容量(μF)を表し、「u」はプロセス搬送速度(mm/s)を表し、「l」は印字幅(mm)を表し、「S」はエネルギー密度(J/cm2)を表す。
図1は、上記画像形成装置の一例について示す概略模式図である。図1は、シアン、マゼンタ、イエローの3色にブラックを加えたトナーによりトナー像形成を行うものを示す。
また、例えば暗号印刷用トナーとして用いられる場合には、ヒートロールにて定着することが多いが、フラッシュ定着によって定着することもできる。主に、可視印刷とともに秘密情報を印刷するのに使用される。
本発明における粒度分布測定は以下の方法で行った。
測定装置としてはコールターマルチサイザー−II型(ベックマンーコールター社製)を用い、電解液はISOTON‐II(ベックマンーコールター社製)を使用した。
測定法としては、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に測定試料を1.0mg加える。これを前記電解液100ml中に添加して試料を懸濁した電解液を作製した。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1分間分散処理を行い、前記マルチサイザー−II型により、アパーチャー径として50μmアパーチャーを用いて1〜30μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布、個数平均分布を求めた。測定する粒子数は50000であった。
本発明のキャリアの被覆樹脂の分子量分布は、以下の条件で行った。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
バインダ樹脂として、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)を83.5質量部に対し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)を0.5質量部、カーボンブラック(商品名:Regal 330 キャボット製)を12.5質量部、定着助剤としてポリプロピレンワックス(商品名:NP105 三井化学製)0.5質量部、エステルワックス(商品名:WEP−3 日本油脂製)1.0質量部を添加し、更に帯電制御剤(商品名: BONTRON E−89 オリエント化学工業製)を1.0質量部と帯電制御剤(商品名:COPY CHARGE PSY クラリアント製)1.0質量部をヘンシェルミキサーに投入し、予備混合を行った後、強く脱気しながらエクストルーダにより150℃で溶融混練、次いでハンマーミルにて粗粉砕し、ジェットミルにて微粉砕した後、気流分級機にて分級を行い、体積平均粒径(D50)が8.8±0.5μmのトナー母体を得た。このトナー母体100質量部に対して、外添剤として疎水性シリカ(HVK2150 クラリアント)0.8質量部を添加し、ヘンシェルミキサーで外添処理することによりトナー(T−1)を得た。
体積粒径70μmのフェライト100部にスチレン‐メチルメタクリレート共重合体(綜研化学社製、Mw:69000)1部、シリコーン樹脂(東レ−ダウコーニングシリコーン社製、SR2411)10部、トルエン60部をニーダ−中で混合し、90℃でトルエンを留去したのち、さらに150℃で30分加熱した。その後室温(25℃)まで冷却し、105μmの篩で篩分し、キャリアを得た。このキャリアとトナー(T−1)とを、トナー濃度が4.5質量%となるように混合して現像剤化し、現像剤(D−1)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)の添加量を83.0質量部に、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)の添加量を1.0質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−2)を得た。このトナー(T−2)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−2)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)の添加量を81.0質量部、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)の添加量を3.0質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−3)を得た。このトナー(T−3)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−3)を得た。
バインダ樹脂として、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)を84.5質量部に対し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−10S 日東紡績製)を0.5質量部、カーボンブラック(商品名:Regal 330 キャボット製)を12.5質量部、定着助剤としてポリプロピレンワックス (商品名:NP105 三井化学製)0.5質量部、エステルワックス(商品名:WEP−3 日本油脂製)1.0質量部添加、帯電制御剤(商品名:BONTRON E−89 オリエント化学工業製)を0.5質量部、帯電制御剤(商品名:COPY CHARGE PSY クラリアント製)0.5質量部をヘンシェルミキサーに投入し、予備混合を行った後、強く脱気しながらエクストルーダにより150℃で溶融混練、次いでハンマーミルにて粗粉砕し、ジェットミルにて微粉砕した後、気流分級機にて分級を行い、体積平均粒径(D50)が8.8±0.5μmのトナー母体を得た。このトナー母体100質量部に対して、外添剤として疎水性シリカ(HVK2150 クラリアント)0.8質量部を添加し、トナー(T−4)を得た。このトナーを実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−4)を得た。
実施例4において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)の添加量を84.0質量部、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−10S 日東紡績製)の添加量を1.0質量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、トナー(T−5)を得た。このトナー(T−5)を実施例4と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−5)を得た。
実施例4において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)を82.0質量部、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−10S 日東紡績)を3.0質量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、トナー(T−6)を得た。このトナー(T−6)を実施例4と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−6)を得た。
バインダ樹脂として、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)を91.0質量部に対し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−10S 日東紡績製)を3.0質量部、赤外線吸収剤(商品名:SIR−130)を0.5質量部、シアン顔料(商品名:Blue B2G ヘキスト製)を4.0質量部、定着助剤としてポリプロピレンワックス(商品名:NP105 三井化学製)0.5質量部、エステルワックス(商品名:WEP−3 日本油脂製)1.0質量部添加をヘンシェルミキサーに投入し、予備混合を行った後、強く脱気しながらエクストルーダにより150℃で溶融混練、次いでハンマーミルにて粗粉砕し、ジェットミルにて微粉砕した後、気流分級機にて分級を行い、体積平均粒径(D50)が8.8±0.5μmのトナー母体を得た。このトナー母体100質量部に対して、外添剤として疎水性シリカ(HVK2150 クラリアント)0.8質量部を添加し、トナー(T−7)を得た。このトナー(T−7)を実施例4と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−7)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王)の添加量を81.0質量部に変更し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)0.5質量部添加を、ポリアリルアミン(商品名:PAA−U5000 日東紡績)3.0質量部添加に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−8)を得た。このトナー(T−8)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−8)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)を81.0質量部に変更し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)0.5質量部添加を、ポリジアリルアミン塩酸塩(商品名:PAS−M−1 日東紡績製)3.0質量部添加に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−9)を得た。このトナー(T−9)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−9)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)の添加量を83.95質量部に、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)の添加量を0.05質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−10)を得た。このトナー(T−10)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−10)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王製)の添加量を78.0質量部に、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)の添加量を6.0質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−11)を得た。このトナー(T−11)を実施例1と同様にして現像剤を作製し、現像剤(D−11)を得た。
実施例1において、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王)の添加量を84.0質量部に変更し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−3S 日東紡績製)を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、トナー(T−12)を得た。このトナー(T−12)を実施例1と同様に現像剤を作製して、現像剤(D−12)を得た。
実施例7において対して、市販ポリエステル樹脂(商品名 FP126 花王)の添加量を92.0質量部に変更し、ポリアリルアミン塩酸塩(商品名:PAA−HCl−10S 日東紡)を添加しなかったこと以外は、実施例7と同様にして、トナー(T−13)を得た。このトナー(T−13)を実施例7と同様に現像剤を作製して、現像剤(D−131)を得た。
更に、得られた現像剤について以下の評価を実施した。
−画像形成、及び、アセトアルデヒドの定量方法−
上記各現像剤をそれぞれ樹脂フィルム製54m3チャンバー内に設置した商品番号PS2400Aのプリンタ(富士通)に搭載し、700〜1500nmの波長範囲に高い発光強度を有するキセノンフラッシュ光を照射して普通紙(NIP−1500LT、小林記録紙)に定着させ印刷画像を得た。
その際に、チャンバー内空気を、10分間、DNPH(2,4−ジニトロフェニルヒドラジン)吸着管に捕集した。捕集したアルデヒドを溶媒で溶出後、その溶出液を高速液体クロマトグラフ(HPLC)で測定し、アセトアルデヒドを定量化した。その結果を表2に示す。また、判定基準は、以下の通りである。
○:5.0mg/unit/h未満
△:5.0mg/unit/h以上〜10mg/unit/h未満
×:10mg/unit/h以上
−定着性試験方法(テープ剥離)−
まず、トナー像が定着させられた普通紙上の画像ステータスA濃度を測定した。次いで、普通紙のトナー像上に剥離テープ(商品名「スコッチメディングテープ」(住友3M社))を粘着させた後に剥離テープを剥離し、剥離後の普通紙上のステータス濃度を測定した。そして、剥離前の普通紙上の画像印字濃度を100とした場合、剥離後の普通紙上の画像印字濃度をパーセンテージで表し、これをトナー定着率として評価した。その結果を表2に示す。なお、カラー濃度の測定には、938 Spectrodentitometer(X−Rite社)を用いた。また、判定基準は、以下の通りである。
◎:トナー定着率が95%以上
○:トナー定着率が85%以上95%未満
△:トナー定着率が80%以上85%未満
×:トナー定着率が80%未満
−帯電量測定方法−
前述のプリンタPS2400Aを用い、白ベタ印刷(印字率0%)にて連続稼動を行い、所定時間毎に現像剤をサンプリングし、ブローオフ帯電量測定機(TB‐200:東芝ケミカル製)を用いて、最大帯電量と60分連続稼動したときの帯電量の測定を行った。その結果を表2に示す。また、帯電安定性の判定基準は、以下の通りである。
○:帯電量の減衰量(最大帯電量と60分連続稼動したときの帯電量との差、以下同様) が5μC/g未満
△:帯電量の減衰量が5μC/g以上〜10μC/g未満
×:帯電量の減衰量が10μC/g以上
2a,2b,2c,2d 露光手段
3a,3b,3c,3d 感光体
4a,4b,4c,4d 現像手段
10 記録用紙(記録媒体)
20 シアン現像ユニット
30 マゼンタ現像ユニット
40 イエロー現像ユニット
50 ブラック現像ユニット
70a,70b,70c,70d 転写手段
71,72 ロール
80 転写電圧供給手段
90 光定着器(定着手段)
Claims (6)
- 前記アリルアミン化合物が塩構造を有することを特徴とする請求項1に記載の光定着用の電子写真用トナー。
- 請求項1又は2に記載の光定着用の電子写真用トナーを含むことを特徴とする光定着用の電子写真用現像剤。
- 請求項1又は2に記載の光定着用の電子写真用トナーを含む現像剤を収納し、画像形成装置本体に脱着自在であることを特徴とする現像剤カートリッジ。
- 静電潜像保持体と、請求項1又は2に記載の光定着用の電子写真用トナーを含む現像剤を用いて、前記静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、を有し、画像形成装置本体に脱着自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、請求項1又は2に記載の光定着用の電子写真用トナーを含む現像剤を用いて、前記静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像して可視像を形成する現像手段と、前記静電潜像保持体上に形成された可視像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体に転写された転写像を光定着させる定着手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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