JPH05126050A - 一体化した吸収システム - Google Patents

一体化した吸収システム

Info

Publication number
JPH05126050A
JPH05126050A JP10367692A JP10367692A JPH05126050A JP H05126050 A JPH05126050 A JP H05126050A JP 10367692 A JP10367692 A JP 10367692A JP 10367692 A JP10367692 A JP 10367692A JP H05126050 A JPH05126050 A JP H05126050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
suction
motor
cylinder head
gas flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10367692A
Other languages
English (en)
Inventor
Nelik I Dreiman
アイ.ドレイマン ネリツク
Robert D Leffingwell
デイー. レフイングウエル ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tecumseh Products Co
Original Assignee
Tecumseh Products Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tecumseh Products Co filed Critical Tecumseh Products Co
Publication of JPH05126050A publication Critical patent/JPH05126050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/06Cooling; Heating; Prevention of freezing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • F04B39/123Fluid connections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉圧縮機10のシリンダーヘッド54や内部圧
縮機部分さらには高温排出ガスによりガスフローシステ
ムが熱伝導の影響を受けないようにする。 【構成】 シリンダーヘッド10とは別に形成された吸入
チューブ58は、低熱伝導性プラスチックからなり、かつ
該シリンダーヘッド54内に収容される。シリンダーヘッ
ド54は、その中に一体に形成された排出チャンバ64,65
を含み、しかも吸入チューブ58を収容し、一方向の吸入
チューブ58は、導管90を横切って延びている吸入入口92
及び噴射管98,99を有している吸入空間90を形成する導
管90を含み、吸入入口92及び噴射管98,99は、弁プレー
ト44の方に延びており、そしてシリンダーヘッド内の開
口内を流れる冷媒が高温シリンダーヘッド54をバイパス
し、そして直接シリンダー32,33内に流れるように、シ
リンダーヘッド54内の開口に連絡している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉圧縮機に関し、そし
てさらに詳細には、密閉圧縮機に対する吸入システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】密閉圧縮機は、冷媒ガスを閉冷媒システ
ムを介して循環させるのに利用されている。作動を説明
すると、冷媒蒸気は、圧縮機を形成しているシールした
ハウジング内の吸入パイプを通り圧縮機の内部に送られ
る。冷媒ガス体は、一旦圧縮機内に入ると圧縮機シリン
ダー内に導入され、シリンダー内のピストンによって圧
縮されて温度が上昇する。排気弁を介してから流出した
冷媒ガス体は、圧縮機の排出部分に流入し、外部冷媒シ
ステムを介して圧縮機ユニットに戻るという循環を行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の慣行では、圧縮
機の設計は出来る限りコンパクトであることが要求され
る。従って、圧縮機本体内では制限されるのに利用可能
なスペースが、吸入システム体および排出要素について
も大きさがきびしく制限される。このため、内部吸入シ
ステム要素、例えば、マフラー、導管、空洞、熱を発生
し伝える近接した他の圧縮機部分を拡大する必要があ
る。
【0004】高性能圧縮機の設計ではまた、吸入工程に
より発生した騒音を減少または除去することも重要であ
る。これに関しては、いくつかの密閉モータ圧縮機は、
モータ機構の開放側端部を覆うシュラウドを使用するこ
とにより、圧縮機によって生じた圧力の脈動により発生
した吸入騒音を減衰させている。
【0005】さらに、ハウジング壁、排出システム、シ
リンダーブロックおよび油のような高温圧縮機部分から
の熱伝導により比較的冷い吸入ガスが昇温するのを制限
または除去する必要がある。すなわち、吸入ガスの昇温
により、シリンダーチャンバに入るガス量が減少し、吸
入ガスが比重低下して圧縮過程での仕事を増加させるの
で、吸入ガスは圧縮機の運転を助けるため冷い温度に保
たなければならない。
【0006】これらの問題を是正するため、モータ圧縮
機の吸入パイプを直接シリンダーヘッドの吸入マフラに
接続し、吸入マフラまたは吸入導管の吸入開口を最小距
離で吸入パイプの先端に対向するように配置したり、あ
るいはマフラーシェルおよび導管を、吸入ガスへの熱伝
導を最小にするための熱伝導性の低いプラスチックで形
成するというような種々の対策が従来技術によって行な
われてきた。吸入マフラを備えたバイパス吸入導管は、
モータシュラウドまたは吸入パイプからシリンダーヘッ
ド内の吸入空洞に吸入ガスを連続無制限に流すために流
体通路として設けられてきた。
【0007】通常、排出および吸入側双方に対するガス
流を処理する圧縮機シリンダーヘッドは、鋳鉄またはア
ルミニウムから成り、仕切壁によって分離された並設ま
たは隣接する吸入および排出空洞を備えており、さらに
これらは好ましくは、該ヘッドに制限されてはいるがガ
ス銃を利用可能なスペース内に最大吸入および排出空間
容積を可能にするべく可能な限り薄く作られている。さ
らに、シリンダーヘッド吸入空間内の吸入ガスの加熱を
抑えるためのいくつかの提案がなされ、吸入ガスへの熱
伝導を防止し、シリンダーヘッド内の吸入空間を除去
し、そして比較的薄い弁板に吸入導管を取付けた。すな
わち、低伝導性の低いプラスチック製の吸入マフラを製
造するべくチューブ状のはさみ金を熱伝導性の低いプラ
スチックで成形した。さらに他の手段としては、吸入シ
リンダーヘッドを、吸入および排出シリンダーヘッド間
の熱伝導を最小にする熱伝導性の低いプラスチック材料
で成形し、排出および吸入チャンバとして機能させるべ
く排出および吸入シリンダーヘッドを別々にしている。
【0008】しかしながら、上記従来技術の手段による
圧縮機はしばしば、圧縮機から外部パイプへの振動の伝
播が増加し、かつシリンダーヘッドの吸入空洞内の吸入
ガスの加熱防止が十分でないというような欠点を解消で
きない。さらに、上記の手段では、断面積が減少した
り、あるいは直接隣接する吸入空間が形成されていない
ので、従って騒音レベルが増大するので、吸入ポートに
おける吸入ガス流量が制限れさた。
【0009】大型冷凍もしくはおよび空気調和の単気筒
および多気筒圧縮機の場合、上記のような解決手法で構
成でありは、複雑性であれ、互いに異なる熱膨張係数を
持っているにもかかわらず吸入システムおよび排出シス
テムが大きな接触面積を有し、スペースが制限され、圧
力の脈動により吸入システム要素が振動の影響を受け、
組立が難かしく、および高コストである欠点のため受け
入れられない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機内に、
吸入ポートに適合し、一方向への吸入空間が形成されて
おり、別々の排出チャンバおよびポートを形成している
シリンダーヘッド上に配置された一体化した吸入アダプ
タを備えており、これが圧縮機ハウジング内部から吸入
ガスを吸引する。この吸入アダプタはまた、シリンダー
ブロック内の通路と連絡しており、モータの冷却を行な
うためモータ内をガスが流通可能とし、該ガスを一方向
に流す一体化した吸入アダプタ内に冷媒ガスの連絡の循
環流を与える吸入ポートを含む。
【0011】本発明は、その一つの特徴として、シリン
ダーヘッド上に配置された一体化した吸入アダプタを備
えており、この場合に、冷媒ガスの主部分は圧縮機ハウ
ジング吸入パイプの近接位置に配置された圧縮機ハウジ
ング内部に吸引されるか、あるいは吸入パイプと一体化
した吸入アダプタとの間の中間吸入マフラに吸引され
る。一方に流れる冷媒ガスの他の部分は、モータロータ
・ステータギャップを介し吸引されて、そのモータの冷
却を行なう。
【0012】この一体化した吸入アダプタは、モータの
冷却に必要なモータロータ・ステータギャップを通り冷
媒ガスの連絡的流れがあるように構成されており、そし
て冷媒ガスの主部分と結合したこの部分の冷媒ガスは、
シリンダーヘッドまたは他の部分のいかなる高温表面と
も接触することなくシリンダーの一つに送り出される。
この一体化した吸入アダプタは好ましくは、圧縮機部分
およびハウジング壁から吸入冷媒ガスへの熱伝達を減少
させるためのプラスチックから成る。一体化した吸入ア
ダプタの吸入空間の外壁に隣接するシリンダーヘッドの
排出空洞の外壁は、互いに分離されていて、追加の熱障
壁手段を構成し、そしてさらにシリンダーヘッドおよび
一体化した吸入アダプタの空洞および通路内の吸入ガス
の昇温を減少させる。O−リングが、シリンダーヘッド
の排出空洞の外壁と一体化した吸入アダプタの吸入空間
の外壁との間のスペース内の溝内に配置されていて、シ
リンダーヘッド上への一体化した吸入アダプタのしばり
ばめを可能にして、振動減衰手段を構成し、一方向シー
リングを行っている。
【0013】ガスフローシステムは、密閉排出チャンバ
を形成している壁を有している弁板上に配置されたシリ
ンダーヘッドと、モータを通り冷媒を流すことによって
モータを冷却するモータ冷却手段と、前記シリンダーヘ
ッド上に配置された吸入空間を形成しており、内部低圧
空洞に連通している吸入入口ポートを有し、細長い導管
および前記シリンダー吸入開口を通り延びておりかつシ
リンダーヘッドを貫通するため弁板(不干渉状態にあ
る)の方に延びている第1の噴射管とを含んでいる低熱
伝導吸入チューブと、前記内部低圧空洞に連絡してお
り、かつモータ冷却手段から冷媒を受取るようになって
いるモータフロースルー開口とを具備している。
【0014】従って本発明の課題は、シリンダーヘッド
内に設けられ、内部壁によって一体化した吸入アダプタ
の吸入空間、およびその中に入る冷媒ガスについて分離
されたシリコンヘッドを排出空間を有しているシリンダ
ーヘッド内の排出空洞からの熱伝導を最小にすることで
ある。
【0015】本発明のさらに他の課題は、モータを冷却
するため意図された冷媒ガスの排出と、吸入パイプの近
接端に配置された圧縮機ハウジング内部からシリンダー
吸入チャンバに送られた吸入ガスとを結合することであ
る。
【0016】本発明のなおさらに他の課題は、すべての
内部圧縮機部分から吸入ガスへの熱伝導を最小にするこ
とである。
【0017】本発明の上記のおよび他の特徴および課
題、並びにそれ等を達成する方法は、より明らかとなる
であろう、そして本発明自体は、添付図面に関連して行
った本発明の実施例の以下の説明を参照することにより
よく理解されるであろう。
【0018】
【実施例】図面、特に図1および図2を参照すると、本
発明を具体化している密閉シール型往復運動ピストン圧
縮機10が示されている。圧縮機10は、圧縮機構成部
品の残りの部分を内部に閉じ込めており、かつ内部低圧
力空洞14を形成しているシールした圧縮機ハウジング
12を含む。ハウジング12内には、クランクシャフト
18を支持しているシリンダーブロック16が配置され
ており、このクランクシャフト18は、各々が巻線を有
しているステータ22およびロータ24を含むモータ2
0によって駆動される。シリンダーブロック16および
ハウジング12に取付けられたショックマウント34
が、ハウジング12内の圧縮機構成部品を懸垂してい
る。
【0019】本発明にいかなる限定をもするものでない
が、この実施例では好ましい圧縮機の方向は、シリンダ
ーブロック16が垂直にモータ20の下に懸垂されるよ
うになっている。しかし、圧縮機構成部品の他の方向づ
けも可能であり、本発明の範囲および精神に含まれる。
【0020】それぞれ接続ロッド28および29に接続
されているクランクピン26および27が、シリンダー
ブロック16内のクランクシャフト18に取付けられて
おり、これらの接続ロッド28および29はさらに、そ
れぞれのシリンダー32および33内のピストン30お
よび31にそれぞれ接続されている。クランクシャフト
18の下部端36は、保持ボルト42によってシリンダ
ーブロック16に固定的に取付けられているアウトボー
ドベアリング40のブッシング38によって半径方向が
囲まれている。
【0021】弁板44がシリンダー32および33の端
部上に配置されており、かつシリンダーの方に動搖する
吸入および排出弁機構(図示せず)を支持している。弁
板44は、モータ20のステータ22に隣接するシリン
ダーブロック通路48に連絡している吸入開口46(図
2)を含む。弁板44はまた、シリンダー32および3
3にそれぞれ連絡しているシリンダー吸入開口43およ
び45を含む。シリンダーブロック通路48、ステータ
/ロータ空洞50およびステータ/ロータギャップ52
に連絡していて、ステータ/ロータギャップ52を通り
モータ20の冷却を行ないかつ追加の吸入源を与える連
絡吸入路を備えている。シリンダーヘッド54は、ガス
ケット56によっで分離された弁板44上に取付けられ
ている。本発明によれば、一体化した吸入アダプタ58
(以下に詳述する)が、シリンダーヘッド54に取付け
られており、かつ吸入コネクタ62によって吸入マフラ
ー60に接続されている。
【0022】図3および図4に最もよく示されているよ
うに、排出ポート66、排出マフラ67、排出チューブ
68および出口69(図1)に連絡している排出空洞6
4および65が、シリンダーヘッド54内に一体に形成
されている。シリンダーヘッド54内の過大圧力を逃が
す必要があれば、圧力リリーフ弁70がまた排出空洞6
4、65に連絡している。さらに、シリンダー吸入開口
72および73と、それぞれシリンダー状シリンダーヘ
ッド壁76、77、および78によって高圧排出空洞6
4および65から分離されたロータ/ステータフロース
ルー吸入開口74とが、シリンダーヘッド54内に一体
に形成されている。シリンダー吸入開口72および73
は、それぞれシリンダー32および33上に配置されて
おり、一方ロータ/ステータフロースルー吸入開口74
は、モータ20を通り流れる吸入ガスの流入を可能にす
るようにシリンダーブロック通路48上に配置されてい
る。それぞれシリンダー吸入開口72および73と、ロ
ータ/ステータ吸入開口74とを形成しているシリンダ
ーヘッド壁76、77および78の内側に、他の公知の
材料が使用されてもよいが、ポリテトラフルオロエチレ
ンのような冷媒用耐油性材料で作られたそれぞれO−リ
ング84、85および86を収容するように設計された
それぞれの円形溝80、81および82が形成されてい
る。さらに、シリンダーヘッド54はまた、ボルト穴8
8を含み、これらのボルト穴88内はボルト89(図1
に示された)が、シリンダーヘッド54をシリンダーブ
ロック16に固定するため収容されている。
【0023】本発明によれば、図5および図6に示すよ
うに、本発明の一体化した吸入アダプタ58が示されて
いる。一体化した吸入アダプタ58は、ハウジングの圧
縮機部分および壁からの吸入冷媒ガスへの熱伝導減少す
るため、他の公知の低熱伝導性プラスチックまたは材料
が使用されてもよいが、ナイロン(登録商標)またはバ
ロックス(登録商標)のような低熱伝導性プラスチック
から作られる。一体化した吸入アダプタ58は、吸入空
間を規定しているチューブ状導管90と一体化した吸入
コネクタ62を含む。導管90の長手方向の長さに沿っ
て、吸入コネクタ62の最も近くに、導管90から半径
方向に延びており、円形の突出する壁94によって規定
されたロータ/ステータ吸入ポート92があり、そして
これは、シリンダーヘッド54のロータ/ステータ吸入
開口74を通り収容されるようになっている。同様に、
導管90の長手方向の長さに沿って、導管90から半径
方向に延びている噴射管98および99によって規定さ
れた2つのシリンダー吸入ポート96および97があ
り、そしてこれらのポート96および97は、シリンダ
ーヘッド54のシリンダー吸入ポート72および73を
通りそれぞれ収容されるようになっている。しかしなが
ら、一体化した吸入アダプタ58は、1噴射管によって
規定された1シリンダー入口ポートのみを有することに
よって1シリンダー圧縮機に適合するように変更するこ
とができることに注目すべきである。
【0024】図3に最もよく示されているように、一体
化した吸入アダプタ58は、実質的に弁板44の表面4
9の方に、それぞれロータ/ステータ吸入開口74およ
びシリンダー吸入ポート96および97内に好ましくは
延びている(しかし干渉してはいない)半径方向に延び
ているポート92、96および97に取付け、O−リン
グ86、84および85によって所定の位置に保持され
ることによって、シリンダーヘッド54に結合される。
O−リングの弾性により、一体化した吸入アダプタ58
は、シリンダー32および33の軸線に垂直な平面内の
すべての方に僅かに変位できる。この接続の特徴はま
た、一体化した吸入アダプタ58をシリンダーヘッド開
口内に押込むことができるので組立を容易にする。O−
リングの保持特性の他に、一体化した吸入アダプタ58
はまたシリンダーヘッドを横切ってストラップ(str
ap)できる。O−リングはまた、シリンダーヘッド5
4から一体化した吸入アダプタ58の薄い壁への音およ
び振動の伝達を妨げる緩衝要素として作用する。さら
に、O−リングは、ロータ/ステータ吸入ポートおよび
シリンダー吸入ポートを内部圧縮機空洞14から分離し
ているシーリング要素して働いている。
【0025】圧縮機10の運転中、冷媒は入口パイプ1
00を通りハウジング12に入る。入口パイプ100は
ハウジング12の内部空洞14内に開いているので、図
1および図2の圧縮機10は、吸入圧力で作動する低背
圧圧縮機である。冷媒の流れの方向は、矢印によって示
されている。吸入冷媒ガスの主部分は、吸入マフラ60
内に吸引され、そしてシリンダー32および33上に配
置されておりかつシリンダーとそれぞれ流体連絡してい
るシリンダー吸入ポート96および97と流体連絡して
いる空間導管90内に吸引される。さらに、一体化した
吸入アダプタは、弁板44内の吸入開口46を経てシリ
ンダーブロック通路48に流体連絡し、そして一体化し
た吸入アダプタ58のロータ/ステータ吸入ポート72
に流体連絡しているので、冷媒ガスの1部分は、ステー
タ/ロータギャップ52を通りステータ/ロータ空洞5
0内に吸引されて、モータ20の必要な冷却を行ない、
そしてこのモータ20がまた、一体化した吸入アダプタ
58の空間導管90内への冷媒ガスの連続的流れを提供
する。
【0026】他の実施例と共に本発明の好ましい実施例
の上記の説明が、いかなる限定をもするものでない例示
のみによって提供されており、そして本発明の精神およ
び範囲から逸脱することなく例示した実施例に対して種
々の変化および変更が行なわれることは理解されるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施例に組込まれて
いる圧縮機の部分断面立面図である;
【図2】図2は、図1の2−2線に沿って切断したとき
の本発明の好ましい実施例に組込まれている圧縮機の立
面断面図である;
【図3】図3は、図4の3−3線に沿って切断したとき
の本発明のシリンダーヘッドおよび一体化した吸入アダ
プタ組立体の断面図である。
【図4】図4は、本発明のシリンダーヘッドおよび一体
化した吸入アダプタ組立体の底面図である;
【図5】図5は、本発明の一体化した吸入アダプタの底
面図である;
【図6】図6は、本発明の一体化した吸入アダプタの側
部立面図である。
【符号の説明】
10 圧縮機、 12 圧縮機ハウジング、 14 内部低圧力空洞、 16 シリンダーブロック、 20 モータ、 32、33 シリンダー、 44 弁板、 48 シリンダーブロック通路、 50 ステータ/ロータ空洞、 54 シリンダーヘッド、 58 一体化した吸入アダプタ、 60 吸入マフラ、 64,65 排出空洞。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(12)と、ハウジング(1
    2)によって形成された内部低圧空洞(14)と、シリ
    ンダーブロック(16)と、クランクシャフト(18)
    と、前記シリンダーブロック(16)上に配置された弁
    板(44)と、ロータ(24)およびステータ(22)
    を有しているモータ(20)と、前記シリンダーブロッ
    ク(16)の内部にあり、かつ軸線方向に往復運動をす
    るピストン(30)を中に有しているシリンダー(3
    2)とを含んでいる密閉往復運動ピストン圧縮機(1
    0)におけるガスフローシステムであって、シリンダー
    (32)の軸線方向外方の弁板(44)上に配置されて
    いるシリンダーヘッド(54)であって、シリンダー
    (32)に流体連絡している閉じた排出チャンバ(6
    4)および前記排出チャンバ(64)に流体連絡してい
    る排出ポート(66)を形成している壁(76、77、
    78)と、シリンダー(32)の軸線方向外方に配置さ
    れたシリンダー吸入開口(72)とを有しているシリン
    ダーヘッド(54)と;前記モータ(20)を介して冷
    媒を流すことによってモータ(20)を冷却するモータ
    冷却手段と;内部低圧空洞(14)に流体連絡している
    吸入入口(62)を有しており、前記シリンダーヘッド
    (54)上に配置された吸入空間(90)を規定してい
    る低熱伝導性吸入チューブ(58)とを有し、前記吸入
    チューブ(58)が、前記シリンダー(32)の軸線方
    向を横切って延びている導管(90)と、前記導管(9
    0)を横切って延びており、かつ前記シリンダー吸入開
    口(72)を介して延びている第1の噴射管(98)
    と、前記内部低圧空洞に連通しており、かつ前記モータ
    冷却手段から冷媒を受取るようになっているモータフロ
    ースルー開口(74)とを含み、前記第1の噴射管(9
    8)が、前記シリンダーヘッド(54)を実質的にバイ
    パスするように前記弁板(44)の方に実質的に延びて
    おり、それによって冷媒が直接シリンダー(32)に流
    入することを特徴とするガスフローシステム。
  2. 【請求項2】 前記モータ冷却手段が、ステータ(2
    2)に隣接する前記シリンダーブロック(16)内に形
    成されており、前記モータフロースルー吸入開口(7
    4)に連絡している吸入通路(48)と、並びにロータ
    (24)とステータ(22)との間のスペースによって
    形成され、内部低圧空洞(14)および前記吸入通路
    (48)の双方に連絡しているロータ/ステータギャッ
    プ(50)とを具備している請求項1に記載のガスフロ
    ーシステム。
  3. 【請求項3】 前記モータフロースルー開口(74)が
    前記シリンダーヘッド(54)内にあり、そして前記吸
    入チューブ(58)が前記導管(90)を横切って延び
    ており、さらに前記モータフロースルー開口(74)を
    通り延びている第2の噴射管(94)を具備している請
    求項1に記載のガスフローシステム。
  4. 【請求項4】 前記吸入チューブ(58)が、低熱伝導
    性プラスチックから成る請求項1に記載のガスフローシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記シリンダー吸入開口(72)および
    前記モータフロースルー吸入開口(74)を形成してい
    る前記壁(76、78)が各々、溝(80、82)を含
    む表面によって形成されており、O−リング(84、8
    6)が前記溝(80、82)内に配置されている請求項
    1に記載のガスフローシステム。
  6. 【請求項6】 ハウジング(12)と、ハウジング(1
    2)によって形成された内部低圧空洞(14)と、シリ
    ンダーブロック(16)と、クランクシャフト(18)
    と、前記シリンダーブロック(16)上に配置された弁
    板(44)と、ステータ(22)およびロータ(24)
    を有しているモータ(20)と、シリンダー内に配置さ
    れており、軸線方向に往復運動する複数のピストン(3
    0、31)を有している複数の並列のシリンダー(3
    2、33)とを含んでいる冷媒ガスのための密閉往復運
    動ピストン圧縮機(10)において、シリンダー(3
    2、33)の軸線方向外方の弁板(44)上に配置され
    ており、排出ポート(66)と、壁(76、77、7
    8)よって形成された複数の排出チャンバ(64、6
    5)とを有しているシリンダーヘッド(54)であっ
    て、前記排出チャンバ(64、65)がシリンダー数に
    対応しており、前記排出チャンバ(64、65)がシリ
    ンダー(32、33)および前記排出ポート(66)に
    連絡しており、前記壁(76、77、78)がまたシリ
    ンダー(32、33)上に軸線方向外方に配置された複
    数のシリンダー吸入開口(72、73)を形成している
    シリンダーヘッド(54)と;前記モータ(20)を通
    り冷媒を流入することによってモータ(20)を冷却す
    るモータ冷却手段と、前記シリンダーヘッド(54)上
    に配置された吸入空間を形成されており、内部低圧空洞
    (14)に流体連通している吸入入口(62)を有して
    いる低熱伝導性吸入チューブ(58)とを具備し、前記
    吸入チューブ(58)が、前記シリンダー(32、3
    3)の軸線方向を横切って伸びている細長い導管(9
    0)と、シリンダー数に対応している複数の第1の噴射
    管(98、99)とを含み、前記噴射管(98、99)
    が前記細長い導管(90)を横切って延びていて、かつ
    前記複数のシリンダー吸入開口(72、73)を通り延
    びており、前記複数の第1の噴射管(98、99)が前
    記シリンダーヘッド(54)を実質的にバイパスするた
    め前記弁板(44)の方に実質的に延びていて、それに
    よって冷媒が直接複数のシリンダー(32、33)に流
    入することを特徴とするガスフローシステム。
  7. 【請求項7】 前記吸入チューブ(58)が、低熱伝導
    性プラスチックから成る請求項6に記載のガスフローシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記吸入チューブ(58)が、前記内部
    低圧空洞(14)に連通しているモータフロースルー開
    口(74)を含み、かつ前記モータ冷却手段から冷媒を
    受取るようになっている請求項6に記載のガスフローシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記モータフロースルー開口(74)
    が、前記シリンダーヘッド(54)内にあり、そして前
    記吸入チューブ(58)がさらに、前記細長い導管(9
    0)を横切って延びていて、かつ前記モータフロースル
    ー開口(74)を介して延びている第2の噴射管(9
    4)を具備している請求項8に記載のガスフローシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記複数のシリンダー吸入開口(7
    2、73)を形成している前記壁(76、77、78)
    がその中に形成された溝(80、81、82)を含み、
    O−リング(84、85、86)が前記溝(80、8
    1、82)内に配置されている請求項6に記載のガスフ
    ローシステム。
JP10367692A 1991-03-28 1992-03-30 一体化した吸収システム Pending JPH05126050A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67695991A 1991-03-28 1991-03-28
US07/676,959 1991-03-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05126050A true JPH05126050A (ja) 1993-05-21

Family

ID=24716725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10367692A Pending JPH05126050A (ja) 1991-03-28 1992-03-30 一体化した吸収システム

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0505805B1 (ja)
JP (1) JPH05126050A (ja)
BR (1) BR9201009A (ja)
CA (1) CA2063942C (ja)
DE (1) DE69201580T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69738038T2 (de) * 1996-06-14 2008-04-30 Matsushita Refrigeration Co., Higashiosaka Hermetischer Verdichter
DE59809739D1 (de) * 1997-08-29 2003-10-30 Luk Fahrzeug Hydraulik Kolbenkompressor für kältemittel mit wärmeisolation
KR102254862B1 (ko) * 2019-10-14 2021-05-24 엘지전자 주식회사 리니어 압축기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638185B2 (ja) * 1979-05-11 1981-09-04
JPH01121575A (ja) * 1987-11-02 1989-05-15 Matsushita Refrig Co Ltd 密閉型電動圧縮機
JPH0231382B2 (ja) * 1981-10-21 1990-07-12 Fuji Photo Film Co Ltd

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2951463A1 (de) * 1979-12-20 1981-07-02 Copeland Corp., Sidney, Ohio Kompressoransaugsystem
US4487555A (en) * 1981-02-13 1984-12-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Hermetic motor compressor
JPS6073072A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 Toshiba Corp 密閉形圧縮機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638185B2 (ja) * 1979-05-11 1981-09-04
JPH0231382B2 (ja) * 1981-10-21 1990-07-12 Fuji Photo Film Co Ltd
JPH01121575A (ja) * 1987-11-02 1989-05-15 Matsushita Refrig Co Ltd 密閉型電動圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
EP0505805A2 (en) 1992-09-30
CA2063942C (en) 1996-09-10
CA2063942A1 (en) 1992-09-29
DE69201580D1 (de) 1995-04-13
DE69201580T2 (de) 1995-07-06
BR9201009A (pt) 1992-11-24
EP0505805A3 (en) 1992-11-25
EP0505805B1 (en) 1995-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5224840A (en) Integral suction system
US4911619A (en) Suction system of hermetic refrigeration compressor
US5947711A (en) Rotary screw air compressor having a separator and a cooler fan assembly
JP3978256B2 (ja) 2シリンダー式エアコンプレッサー
JP5411276B2 (ja) 密閉冷蔵圧縮機用の吸入装置
US5288212A (en) Cylinder head of hermetic reciprocating compressor
JP4464135B2 (ja) 往復動密閉圧縮機用の吸引消音器
JP2004316647A (ja) 圧縮機
KR100252593B1 (ko) 냉동 압축기(A refrigeration compressor)
US11255577B2 (en) Linear compressor
JP4652864B2 (ja) 往復動圧縮機
KR101187001B1 (ko) 냉각 압축기용 흡입 시스템
JPH05126050A (ja) 一体化した吸収システム
US11092361B2 (en) Linear compressor
JPH0123672B2 (ja)
JPS5857635B2 (ja) シリンダブロツク型多段コンプレツサ
JP4474698B2 (ja) 密閉型圧縮機
CN215333413U (zh) 压缩机、空调器
US20210108628A1 (en) Linear compressor
CN213450757U (zh) 消音器、压缩机和制冷设备
KR102225052B1 (ko) 리니어 압축기
KR200278795Y1 (ko) 압축기용흡입소음기의연결장치
CN113417850A (zh) 压缩机、空调器
KR100296581B1 (ko) 압축기의흡입머플러
TR201607681A2 (tr) Elasti̇k yapida emme susturucu i̇çeren hermeti̇k kompresör