JPH0231220B2 - Pisutonringunokokanhoho - Google Patents

Pisutonringunokokanhoho

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JPH0231220B2
JPH0231220B2 JP29189987A JP29189987A JPH0231220B2 JP H0231220 B2 JPH0231220 B2 JP H0231220B2 JP 29189987 A JP29189987 A JP 29189987A JP 29189987 A JP29189987 A JP 29189987A JP H0231220 B2 JPH0231220 B2 JP H0231220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
crankcase
bearing
suspended
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP29189987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01134053A (ja
Inventor
Tomoji Abe
Katsuzo Iwazawa
Takashi Kazui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吊メタル構造の内燃機関におけるピ
ストンリングの交換方法に関するものである。
[従来の技術] 例えば船舶推進用の中・大形デイーゼル機関と
しては、台板とクランクケースをボルトで結合し
たいわゆるベツドタイプのものが一般的である
が、このような構造の機関においては、クランク
軸はクランクケース内において台板上の支持部に
回転自在に軸受されている。そしてこのような構
造の舶用機関においては、燃焼室内の掃除や弁類
の整備等はできるだけ長い時間間隔をおいて実施
し、シリンダヘツド廻りの分解という煩雑な作業
をなるべく避け、長時間(例えば4年間)シリン
ダヘツドを無開放のままで運転できるようにする
ことが望ましい。ところが、ピストンリングにつ
いては、寿命が通常2年程しかないので、シリン
ダカバを解放するよりも短いサイクルで比較的頻
繁に交換しなければならない。そしてピストンリ
ングを交換するためには、シリンダヘツドを外し
てシリンダの上端を開放し、ピストン及び連接棒
を上へ吊上げてシリンダから引き抜く必要があ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 比較的短いサイクルで複雑なシリンダヘツド廻
りの分解・点検を行うのは、手間や費用がかかる
と共に機関の稼動率を低下させることになるので
好ましくない。また、前記従来の方法によれば、
ピストン及び連接棒をシリンダの上方へ引抜くこ
とになるので、機関の全高に対して分解高さが非
常に高くなる。従つて点検時の作業スペースを確
保するために、エンジンルームの高さを高くしな
ければならず、スペースの有効利用といつた見地
からも、このような分解構造・方法には改善すべ
き問題があつた。
さて、燃費や出力等の性能向上に伴う爆発力・
慣性力の増大に対処して、クランクケースの剛性
を高めるため、近年内燃機関において吊メタル構
造が採用されている。第3図に示すように、この
構造によれば、クランクケース1は底面側が開放
されていて、その下部には、各シリンダ中心間部
においてはクランクケース1と一体に形成された
アーチ形の軸受リブ2が設けられており、又各シ
リンダ中心部においてはシリンダ10からオイル
パン18の底まで深いスペースを有している。上
記軸受リブ2に下側から係合したクランク軸3
は、クランク軸3をはさんで該軸受リブ2にボル
ト4,4で固着された軸受部材5によつて、クラ
ンクケース1内に回転自在に吊下げられている。
例えば舶用機関にこのような吊メタル構造を採用
すれば、前記ベツドタイプの機関に比してクラン
クケース1特に軸受リブ2の剛性を高くすること
ができるのでクランクケース1の側面にあるドア
6,6を大きく広げられる。従つて前述したよう
にシリンダヘツド7を外さなくても、ピストン8
を下方へ引き抜いてドア6からクランクケース1
の外へ運び出し、クランクケース1の外部でピス
トンリング9の交換作業をすることはできる。と
ころが、このような作業は煩雑であり、大形機関
ほどピストン8の重量も大きくなるから、一度外
してクランクケース1外に持出したピストン8
を、再びクランクケース1内に運び込んでシリン
ダ10内に復旧せるのには、かなりの手間がかか
る。
[発明の目的] シリンダヘツドを外すことなくピストンリング
の交換ができると共に機関上方に分解スペースを
設けないですむ吊メタル構造の機関において、ピ
ストンリングを交換した後に該ピストンを簡単に
シリンダ内に復旧させることができる作業効率の
良いピストンリングの交換方法を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するた、本発明に係るピスト
ンリングの交換方法は、軸受部の上半部をなすク
ランクケースの軸受リブに軸受部の下半部をなす
軸受部材を下側から固定してクランク軸を回動自
在に支持する吊メタル構造の内燃機関において、
シリンダヘツドの孔部からシリンダ内に導入した
吊部材でピストンを吊り、連接棒小端部(幹部)
をピストンから分解せずに、クランクケース内に
おいてピストンと一緒に吊部材で吊下げたままの
状態でピストンリングを交換することを特徴とし
ている。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図及び第2図によつて
説明する。
本実施例に係る内燃機関は吊メタル構造であ
り、その基本的構造は前述した通りである。ま
た、この内燃機関の上方には特に分解のためのス
ペースは設けていない。
(1) まず、シリンダヘツド7に貫通して設けられ
た孔部としての取付孔11から、燃料弁を取外
す。
(2) 直線部の長いアイボルト19を前記取付孔1
1からシリンダ10内に導入し、ピストン8の
頂部中央に設けられた取付ねじ部8aにねじ込
んで固定し、取付孔の径より小さいアイボルト
19の頭にワイヤ12を通す。第1図に示すよ
うに、このワイヤ12をシリンダヘツド7の上
方に設けた滑車12aを介して水平横方向に延
設し、その基端を機関の外部に設置した図示し
ない駆動手段に連動連結する。この駆動手段を
操作することにより、吊下げられたピストン8
は必要に応じて自在に上げ下げできるようにな
る。
(3) 次に第1図に想像線と矢印で示すように、連
接棒キヤツプ13を取外す。
(4) クランク軸3を回転させながらピストン8及
び連接棒14を下に降ろし、第2図で示すよう
に、クランクアーム15を略斜下位置に移動さ
せると共に連接棒14はクランクピン16から
かわした位置におく。
(5) 第2図に示すように、略斜下状態にあるクラ
ンクアーム15の上にピストン8を隙間δをあ
けた状態で、その位置に止める。
(6) 次にピストン8をワイヤ12で吊下げた状態
のままでピストンリング9を交換する。ピスト
ンリング9は、広げてピストン8のリング溝9
cから外した後、ピストンの外周にそつて下に
ずらし、連接棒幹部14aを通して、連接棒大
端部14bより外へ外す。
(7) ピストンリング9の交換後、吊られた状態に
あるピストン8とクランク軸3に対して連接棒
14を取付けるが、その手順は前述の分解手順
を逆にすればよい。ピストン8はワイヤ12で
吊られたままなので、ピストン8を引上げて直
ちにシリンダ10内に装入することができるの
で、連接棒14の復旧は速やかに行うことがで
きる。
[発明の効果] 本発明に係るピストンリングの交換方法によれ
ば、吊メタル構造の内燃機関において、ピストン
をクランクケース内に吊下げたままの状態でピス
トンリングの交換を行う構成とされている。従つ
て本発明によれば、シリンダヘツドを外すことな
くピストンリングの交換ができ、機関の上方に分
解作業のためのスペースを設ける必要もない。ま
た各部の分解及び分解した部品の搬出入等の作業
を最小限にすることができるので、ピストンリン
グの交換及び各部品の復旧に要する時間を大幅に
短縮し、作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す図
であつて、吊メタル構造の内燃機関におけるピス
トンリングの一交換手順を示す各断面図、第3図
は一般的な吊メタル構造の内燃機関を示す断面図
である。 1……クランクケース、2……軸受リブ、3…
…クランク軸、5……軸受部材、6……ドア、7
……シリンダヘツド、8……ピストン、9……ピ
ストンリング、9a……圧縮リング、9b……オ
イルリング、9c……ピストンのリング溝、10
……シリンダ、11……孔部としての取付孔、1
2……吊部材としてのワイヤ、14……連接棒、
14a……連接棒小端部(幹部)、14b……連
接棒大端部、19……アイボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸受部の上半部をなすクランクケースの軸受
    リブに軸受部の下半部をなす軸受部材を下側から
    固定してクランク軸を回動自在に支持する吊メタ
    ル構造の内燃機関において、シリンダヘツドの孔
    部からシリンダ内に導入した吊部材でピストンを
    吊り、連接棒小端部(幹部)をピストンから分解
    せずに、クランクケース内でピストンを吊下げた
    状態で、ピストンリングを交換することを特徴と
    するピストンリングの交換方法。
JP29189987A 1987-11-20 1987-11-20 Pisutonringunokokanhoho Expired - Lifetime JPH0231220B2 (ja)

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JPH01134053A JPH01134053A (ja) 1989-05-26
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DK0887536T3 (da) * 1997-06-25 2003-02-24 Waertsilae Nsd Schweiz Ag Fremgangsmåde til inspektion af en lejepande og fremgangsmåde til demontering til demontering af en plejlstang i store dieselmotorer, værktøjssæt hertil, samt stor dieselmotor med indbygget værktøjssæt
JP2003026174A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Pioneer Kogyo Kk ポリエステル樹脂製ボトルの首部側部の吊り具及び提げ手
CN114109642B (zh) * 2021-11-08 2022-09-30 国能龙源环保有限公司 一种方便更换活塞环的气缸检修结构及其使用方法

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