JPH0231112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231112Y2 JPH0231112Y2 JP1987080136U JP8013687U JPH0231112Y2 JP H0231112 Y2 JPH0231112 Y2 JP H0231112Y2 JP 1987080136 U JP1987080136 U JP 1987080136U JP 8013687 U JP8013687 U JP 8013687U JP H0231112 Y2 JPH0231112 Y2 JP H0231112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- sewing machine
- transmitter
- cloth feeding
- driver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 49
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims description 5
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はミシンの定位置停止装置等のミシン
の作動装置を動作させるために使用されるミシン
の布端検出装置に関し、特にミシン縫合部を通つ
て布送りされる上下二枚またはそれ以上の被縫製
物において、布送り方向に前後にずらした重ね端
の段部S(布端)を超音波を利用して検出し、検
出信号を発生するミシンの布端検出装置に関す
る。
の作動装置を動作させるために使用されるミシン
の布端検出装置に関し、特にミシン縫合部を通つ
て布送りされる上下二枚またはそれ以上の被縫製
物において、布送り方向に前後にずらした重ね端
の段部S(布端)を超音波を利用して検出し、検
出信号を発生するミシンの布端検出装置に関す
る。
従来の布の段部検出において、その媒体に光を
用いており、発光体として白熱灯を常時点灯さ
せ、受光体にホトトランジスタを使用して発光体
から発射された光を受光可能とした。
用いており、発光体として白熱灯を常時点灯さ
せ、受光体にホトトランジスタを使用して発光体
から発射された光を受光可能とした。
しかしながら、検出すべく被縫物が厚く、光透
過率が低いときには、このの発光体の照度を上げ
なければならないが、この場合には発光体の発
熱、消費電力の増大が問題になり、照度を充分に
上げることができなかつた。
過率が低いときには、このの発光体の照度を上げ
なければならないが、この場合には発光体の発
熱、消費電力の増大が問題になり、照度を充分に
上げることができなかつた。
一般に被縫物の布送りは布送り歯により常時休
みなく送られるものではなく、上下する針が、多
くの場合に被縫物よりも上方の位置ある時に布送
り歯が布送り作用を開始し、針降下して被縫物を
刺す前に布送り作用が終了するものであり、間欠
的な送り操作をなしているものである。従つて、
布端検出器の作動はミシン起動中にあつて、この
布送り期間のみ行うようにすれば充分であり、非
布送り期間は布端検出器の作動を停止することに
より、布端を検出可能としつつ上記発熱等を軽減
できる。しかしながら、これでは発光体の応答性
の低さが問題になる。
みなく送られるものではなく、上下する針が、多
くの場合に被縫物よりも上方の位置ある時に布送
り歯が布送り作用を開始し、針降下して被縫物を
刺す前に布送り作用が終了するものであり、間欠
的な送り操作をなしているものである。従つて、
布端検出器の作動はミシン起動中にあつて、この
布送り期間のみ行うようにすれば充分であり、非
布送り期間は布端検出器の作動を停止することに
より、布端を検出可能としつつ上記発熱等を軽減
できる。しかしながら、これでは発光体の応答性
の低さが問題になる。
この考案は、上記問題を解決するためになされ
たものであり、布端検出装置をミシンの間欠的な
布送り期間に合わせて作動させることとし、応答
性の高い超音波振動子を高出力で用いることによ
り、布の有無の検出に加えて厚い被縫物の段部
(布端)も検出できるようにすることを目的とす
る。
たものであり、布端検出装置をミシンの間欠的な
布送り期間に合わせて作動させることとし、応答
性の高い超音波振動子を高出力で用いることによ
り、布の有無の検出に加えて厚い被縫物の段部
(布端)も検出できるようにすることを目的とす
る。
この考案は、ミシンの布送り手段の布送り期間
にのみ作用するドライバと、針板上方に離隔して
配置しドライバの作用に関連して針よりも布送り
方向手前に設けた針板の孔に向けて超音波を被縫
物を発生する送信器と、針板よりも下方向に配置
し送信器の超音波を横断通過して受信し、受信に
関連して電気信号を発生する受信器とを備えたこ
とを特徴とするミシンの布端検出装置を提案する
ものである。
にのみ作用するドライバと、針板上方に離隔して
配置しドライバの作用に関連して針よりも布送り
方向手前に設けた針板の孔に向けて超音波を被縫
物を発生する送信器と、針板よりも下方向に配置
し送信器の超音波を横断通過して受信し、受信に
関連して電気信号を発生する受信器とを備えたこ
とを特徴とするミシンの布端検出装置を提案する
ものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、ミシンベツド1の針板1a上
面には、弾性により下方へ押圧される布押え足3
により上布4と下布5とを重ねた被縫物Wを載置
し、布送り歯2の四送り運動により布送り可能と
されている。この被縫物Wは布送り方向手前にお
いて下布5の上方に上布4の布端が配置してあ
り、布の段部Sが形成されている。針6よりも布
送り方向手前に近接する位置において、被縫物W
上方に離隔して対向配置し、超音波を下方に向け
て垂直に発生する超音波振動子を固定した周知の
送信器7をミシン頭部に装着する。また、前記針
板2の孔8よりも下方に受信器9を配置し、送信
器7から発せられた超音波が被縫物Wを減衰しな
がら通過し、孔8を通じて受信できるように構成
され、プリアンプ9aによりCPU11に受信し
た超音波に関連して電気信号を入力するものであ
る。
面には、弾性により下方へ押圧される布押え足3
により上布4と下布5とを重ねた被縫物Wを載置
し、布送り歯2の四送り運動により布送り可能と
されている。この被縫物Wは布送り方向手前にお
いて下布5の上方に上布4の布端が配置してあ
り、布の段部Sが形成されている。針6よりも布
送り方向手前に近接する位置において、被縫物W
上方に離隔して対向配置し、超音波を下方に向け
て垂直に発生する超音波振動子を固定した周知の
送信器7をミシン頭部に装着する。また、前記針
板2の孔8よりも下方に受信器9を配置し、送信
器7から発せられた超音波が被縫物Wを減衰しな
がら通過し、孔8を通じて受信できるように構成
され、プリアンプ9aによりCPU11に受信し
た超音波に関連して電気信号を入力するものであ
る。
10は送信器7から超音波を発生させるドライ
バであり、CPU11の駆動信号によつてON,
OFFされる。12はミシンを起動させるために
作業者が足踏みするペダルスイツチ、13はミシ
ンモータ14を駆動するモータ駆動回路、15は
ミシン主軸16に軸着して主軸一回転あたり16
0のクロツクパルスCP及び主軸180゜回転毎に出
力するインデツクスパルスIPを発する主軸パル
ス発生器である。布送り歯2の布送り期間は、イ
ンデツクスパルスのONを基準にしてクロツクパ
ルスが所定数A出力された時に始まり、インデツ
クスパルスがOFFした後クロツクパルスが所定
数B出力された時に終了するものである。なお、
17はRAM.18は制御プログラムを記憶した
ROMである。
バであり、CPU11の駆動信号によつてON,
OFFされる。12はミシンを起動させるために
作業者が足踏みするペダルスイツチ、13はミシ
ンモータ14を駆動するモータ駆動回路、15は
ミシン主軸16に軸着して主軸一回転あたり16
0のクロツクパルスCP及び主軸180゜回転毎に出
力するインデツクスパルスIPを発する主軸パル
ス発生器である。布送り歯2の布送り期間は、イ
ンデツクスパルスのONを基準にしてクロツクパ
ルスが所定数A出力された時に始まり、インデツ
クスパルスがOFFした後クロツクパルスが所定
数B出力された時に終了するものである。なお、
17はRAM.18は制御プログラムを記憶した
ROMである。
次に動作を第2図に示すフローチヤートに基づ
いて説明する。
いて説明する。
作業者がペダルスイツチ12を足踏みして
CPU11にミシンの起動信号を入力すると、モ
ータ駆動回路13が駆動されモータ14が起動し
てミシン主軸16を回転させ、針6を上下に移動
させるとともに、針6が被縫物Wよりも上方に位
置する期間において布送り歯2により被縫物Wを
布送り方向に一縫目長さづつ間欠的に移動させ
る。
CPU11にミシンの起動信号を入力すると、モ
ータ駆動回路13が駆動されモータ14が起動し
てミシン主軸16を回転させ、針6を上下に移動
させるとともに、針6が被縫物Wよりも上方に位
置する期間において布送り歯2により被縫物Wを
布送り方向に一縫目長さづつ間欠的に移動させ
る。
CPU11はインデツクスパルスIP出力後のク
ロツクパルスCPのセンサONパルス数Aと、同じ
くセンサOFFパルススウBをレジスタにセツト
し、カウンタをリセツトするS1。インデツクスパ
ルスIPがONするとS2、クロツクパルスをカウン
トしS3,4、センサONパルス数Aに達した時に
S5、布送り歯2が被縫物Wの布送りを開始したと
してドライバ10により送器7から超音波を発生
させS6、被縫物Wを通過した超音波を受信する受
信器から出力される電気信号をプリアンプaを通
じてCPU11に入力する。CPU11はこの入力
信号について布段部Sの通過に伴なう増減の有無
を判別し、布段部Sを検出した時には、例えばミ
シンの定位置停止装置等を作動させる。
ロツクパルスCPのセンサONパルス数Aと、同じ
くセンサOFFパルススウBをレジスタにセツト
し、カウンタをリセツトするS1。インデツクスパ
ルスIPがONするとS2、クロツクパルスをカウン
トしS3,4、センサONパルス数Aに達した時に
S5、布送り歯2が被縫物Wの布送りを開始したと
してドライバ10により送器7から超音波を発生
させS6、被縫物Wを通過した超音波を受信する受
信器から出力される電気信号をプリアンプaを通
じてCPU11に入力する。CPU11はこの入力
信号について布段部Sの通過に伴なう増減の有無
を判別し、布段部Sを検出した時には、例えばミ
シンの定位置停止装置等を作動させる。
この超音波を発生させた後に、主軸16が回転
を増してインデツクスパルスIPがOFFするとS7、
カウンタをリセツトしてS8、再びクロツクパルス
CPをカウントしS9,10、センサOFFパルス数Bに
達した時にS11、布送りを終了したとしてドライ
バ10をOFFし、送信器7への通電を停止して
その作動を中止するS12。ペダルスイツチ12が
ONされたままのときには再度インデツクスパル
スIPを待機し、OFFされているときにはミシン
停止として、その作動を停止する。S13。
を増してインデツクスパルスIPがOFFするとS7、
カウンタをリセツトしてS8、再びクロツクパルス
CPをカウントしS9,10、センサOFFパルス数Bに
達した時にS11、布送りを終了したとしてドライ
バ10をOFFし、送信器7への通電を停止して
その作動を中止するS12。ペダルスイツチ12が
ONされたままのときには再度インデツクスパル
スIPを待機し、OFFされているときにはミシン
停止として、その作動を停止する。S13。
上記実施例ではミシンの主軸パルス発生器15
から出力される信号を基にして布送り歯の布送り
期間を検出し、ドライバを作用または不作用とし
たが、他のミシンの布送り手段、例えば送り歯の
布送りを直接に検出したり、送り歯の水平送り駆
動するリンク装置の移動を検出して布送り期間を
検出したり、また、針送り装置、ローラ送り装置
等の布送り手段に対して布送り期間を検出して送
信器を作用または不作用としてもよい。
から出力される信号を基にして布送り歯の布送り
期間を検出し、ドライバを作用または不作用とし
たが、他のミシンの布送り手段、例えば送り歯の
布送りを直接に検出したり、送り歯の水平送り駆
動するリンク装置の移動を検出して布送り期間を
検出したり、また、針送り装置、ローラ送り装置
等の布送り手段に対して布送り期間を検出して送
信器を作用または不作用としてもよい。
本考案は以上の構成、作用によるものであり、
超音波送信器をミシンの布送り手段の布送り期間
のみ作用させ、非布送り期間は不作用としたの
で、送信器の発熱を軽減することができるととも
に、超音波送信器にかける電力を大きくすること
ができ、布の段部の検出精度を上げることができ
る。
超音波送信器をミシンの布送り手段の布送り期間
のみ作用させ、非布送り期間は不作用としたの
で、送信器の発熱を軽減することができるととも
に、超音波送信器にかける電力を大きくすること
ができ、布の段部の検出精度を上げることができ
る。
第1図は本考案の構成の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は制御フローチヤートである。 2……布送り歯、7……送信器、9……受信
器、15……主軸パルス発生器。
ク図、第2図は制御フローチヤートである。 2……布送り歯、7……送信器、9……受信
器、15……主軸パルス発生器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミシンの布送り手段の布送り期間にのみ作用す
るドライバと、 針板上方に離隔して配置しドライバの作用に関
連して針よりも布送り方向手前に設けた針板の溝
孔に向けて超音波を発生する送信器と、 針板の孔よりも下方向に配置し送信器の超音波
を被縫物を横断通過して受信し、受信に関連して
電気信号を発生する受信器とを備えたことを特徴
とするミシンの布端検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080136U JPH0231112Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080136U JPH0231112Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414382U JPS6414382U (ja) | 1989-01-25 |
JPH0231112Y2 true JPH0231112Y2 (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=31304978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987080136U Expired JPH0231112Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231112Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019554A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-01 | ||
JPS5743960A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | Drill stem with excellent heat resistance, corrosion resistance and abrasion resistance |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP1987080136U patent/JPH0231112Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019554A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-03-01 | ||
JPS5743960A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | Drill stem with excellent heat resistance, corrosion resistance and abrasion resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414382U (ja) | 1989-01-25 |
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