JPH02308643A - ディジタル変調器 - Google Patents

ディジタル変調器

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JPH02308643A
JPH02308643A JP12865189A JP12865189A JPH02308643A JP H02308643 A JPH02308643 A JP H02308643A JP 12865189 A JP12865189 A JP 12865189A JP 12865189 A JP12865189 A JP 12865189A JP H02308643 A JPH02308643 A JP H02308643A
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JP
Japan
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circuit
offset
analog signal
signal
offset correction
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JP12865189A
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Koji Ogura
浩嗣 小倉
Aya Serizawa
芹澤 綾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Amplitude Modulation (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はディジタル・アナログ変調回路を用いたディジ
タル変調器に関する。
(従来の技術) 従来、入力ディジタル信号で搬送波を変調し、IF帯域
の変調波信号を得る変調器では、アナログ信号処理手法
を用いて信号処理を行なうことが多い。
第8図はこのようなアナログ信号処理手法を用いたディ
ジタル変調器の一例を示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器はディジタル信号入力端
子101から人力されたディジタル信号をD/A変換し
てアナログ信号を生成するD/A変換器102と、この
D/A変換器102から出力されるアナログ信号から低
周波成分を通過させるローパスフィルタ104と、この
ローパスフィルタ104の出力に基づいて基準搬送波発
生器106から出力される基準搬送波を変調する乗算器
107とを備えている。
そして、ディジタル信号入力端子101にディジタル信
号が供給されたとき、このディジタル信号からアナログ
信号を生成するとともに、このアナログ信号に基づいて
基準基準搬送波発生器106から出力される基準搬送波
を変調して変調波を生成しこれを次段の回路(図示は省
略する)に供給する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来のディジタル変調器において
は次に述べるような問題があった。
まず、このようなディジタル信号をD/A変換器102
によってアナログ信号に変換するときに直流オフセット
が生じる。
これによって、本来ならば、D/A変換器102の出力
が“0”を中心とした波形になるものが、D/A変換器
102の特性によりある値を中心とした波形になってし
まい、この直流分によって基準搬送波が余分に変調され
て正しい変調波が得られないという問題があった。
特に、厳しい出力電力制限や帯域制限を持つ伝送路を使
用する通信器では、ディジタル変調器で生じる直流オフ
セット分による変調誤差が大きな問題になっていた。
そこでこのような問題を解決する手段として、第9図に
示すディジタル変調器が開発されている。
この図に示すディジタル変調器はD/A変換器102と
、ローパスフィルタ104との間に直流分カット回路1
03を介挿したものであり、この直流分カット回路10
3によってD/A変換器102の直流オフセット分を除
去する。
しかしながらこのようなディジタル変調器では、直流分
カット回路103などの調整を行なわなければならず、
製造時の調整作業が非常に難しく、多くの労力と時間と
を要し、ディジタル変調器の低価格化という要請に適さ
ないという問題があった。
また、このような直流分カット回路103に用いられて
いるオペアンプは温度特性を持っているため、回路起動
時の特性と、回路を起動してからある程度時間が経過し
たときの特性とが異なったり、あるいは外気温の変化な
どによっても特性が異なったりする。
そして、これらの変化に応じて直流オフセット分が変化
し、更なる調整が必要となる。
このような、調整をなくすためには、温度特性の優れた
オペアンプが必要なるが、このような特性のオペアンプ
は非常に高価であるため、通常の温度特性を有するオペ
アンプを用いたときにも無調整で直流オフセット分を取
り除くことができるディジタル変調器の開発が強く望ま
れていた。
本発明は上記の事情に鑑み、通常の温度特性を有するオ
ペアンプを使用した場合においても、直流オフセット分
を自動的に除去することができ、これによって回路の低
価格化を達成することができるディジタル変調器を提供
することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明によるディジタル変
調器は、入力されたディジタル信号をD/A変換器によ
ってアナログ信号に変換し、このアナログ信号で搬送波
を変調して変調波を得るディジタル変調器において、前
記D/A変換器の出力を量子化する量子化回路と、この
量子化回路の出力から少びくとも残留直流オフセット成
分の有無ないし極性を検出する残留オフセット検出回路
と、この残留オフセット検出回路の検出結果に基づいて
直流オフセット除去に必要な補正値を算出する補正値算
出回路と、この補正値算出回路によって得られた補正値
を前記D/A変換器に入力されるディジタル信号から減
算する減算器とを備えたことを特徴としている。
(作用) 上記の構成において、D/A変換器からアナログ信号が
出力され、これが量子化回路によって量子化されれば、
残留オフセット検出回路によって前記量子化回路の出力
から少なくとも残留直流オフセット成分の有無ないし極
性が検出されるとともに、補正値算出回路によって前記
検出結果から直流オフセット除去に必要な補正値が算出
され、減算器によって前記D/A変換器に人力されるデ
ィジタル信号から前記補正値か減算される。
(実施例) 第1図は本発明によるディジタル変調器の第1実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器は、D/A変換回路9と
、ローパスフィルタ5と周波数変換回路18とを備えて
おり、信号入力端子8を介して予め決められたnビット
のディジタル信号が入力されたとき、このディジタル信
号に対して生成されたアナログ信号を量子化回路によっ
て量子化した値と、入力信号から算出されるところの予
め決められている定数とを比較して直流オフセット補正
量を算出してこれを保持するとともに、以後次のオフセ
ット補正量算出動作までの間、この直流オフセット補正
量に基づいてアナログ信号の直流オフセット分を補正し
ながら信号入力端子8を介して入力されたディジタル信
号に基づいて得られるアナログ信号で基準搬送波を変調
して変調波を生成しこれを次段回路(図示は省略する)
に供給する。
D/A変換回路9は減算器1と、D/A変換器2と、オ
ペアンプ3と、オフセット量算出部4とを備えており、
信号入力端子8を介して予め決められたnビットのディ
ジタル信号が入力されたとき、このディジタル信号に対
して生成されたアナログ信号を量子化回路10によって
量子化した値と、人力信号によって予め決められている
定数とを比較して直流オフセット補正量を算出してこれ
を保持するとともに、以後次のオフセット補正量算出動
作までの間、この直流オフセット補正量に基づいてアナ
ログ信号の直流オフセット分を補正する。
減算器1は前記信号入力端子8を介して入力されたディ
ジタル信号とオフセット量算出部4から供給されるオフ
セット補正量との差を算出してこれをD/A変換器2に
供給する。
D/A変換器2は前記減算器1の出力をD/A変換して
アナログ信号を生成しこれをオペアンプ3に供給する。
オペアンプ3は外付は抵抗などにより予め大まかな調整
をされており、前記D/A変換器2からアナログ信号が
出力されたときこのアナログ信号の直流オフセット分を
小さくしてオフセット量算出部4と、ローパスフィルタ
5とに1共給する。
オフセット量算出部4は量子化回路10と、定数回路1
1と、減算器12と、スイッチ13と、スイッチ制御回
路14と、積分器15とを備えており、オフセット補正
量算出指令が入力される毎に、前記オペアンプ3から出
力されるアナログ信号を量子化した値と定数回路11に
設定されている定数とを比較してオフセット補正量を算
出しこれを保持するとともに、これを前記減算器1に供
給する。
量子化回路]0は前記オペアンプ3から出力されるアナ
ログ信号を取り込むとともに、これをA/D変換して減
算器12に供給する。
また、定数回路11は予め決められた定数が格納されて
おり、この定数を前記減算器コ−2に供給する。
減算器12は前記定数回路1】から供給される定数と、
前記量子化回路10から出力されるディジタル信号との
差(残留オフセット分)を求めるとともに、スイッチ1
3が閉じているときこの残留オフセット分を積分器15
に供給する。
積分器15は加算器16と、遅延回路17とを備えてお
り、前記スイッチ13を介して供給された残留オフセッ
ト分と遅延回路17の出力信号とに基づいて積分動作を
行ないながら前記出力信号をスイッチ制御回路14と、
前記減算器1とに供給する。この後、前記スイッチ13
が開かれたとき、最後に得られた値を保持するとともに
、これをオフセット補正量として前記減算器1に供給す
る。
またスイッチ制御回路14はオフセット補正量算出指令
が人力されたとき前記スイッチ13を閉じ、この後前記
積分器15から出力されるディジタル信号の値が変化し
なくなったときオフセット補正量算出動作が完了したと
判断して前記スイッチ13を開状態にするとともに、デ
ータ送信可能となったことを示すレディ信号を発生して
これを回路各部に供給する。
ローパスフィルタ5は前記オペアンプ3から出力される
アナログ信号の低周波成分を除去してこれを乗算器7に
供給する。
また、周波数変換回路18は基準搬送波発生器6と、乗
算器7とを備えており、前記D/A変換回路9からアナ
ログ信号が供給されたときこのアナログ信号に対応した
変調波を生成しこれを前記次段回路に供給する。
基準搬送波発生器6は予め設定された周波数の基準搬送
波を発生するように構成されており、発生した基準搬送
波を乗算器7に供給する。
乗算器7は前記ローパスフィルタ5から出力されるアナ
ログ信号に基づいて前記基準搬送波発生器6から出力さ
れる基準搬送波を変調して変調波を生成しこれを前記次
段回路に供給する。
このようにこの実施例においては、予め決められたnビ
ットのディジタル信号が入力されたとき、このディジタ
ル信号に対して生成されたアナログ信号を量子化した値
と、人力信号によって決定する予め決められている定数
とを比較して直流オフセット補正量を算出してこの直流
オフセット補正量に基づいてアナログ信号生成時の直流
オフセット分を取り除くようにしているので、信号入力
端子8を介して入力されたディジタル信号に対応する直
流オフセットのないアナログ信号を生成することができ
るとともに、このアナログ信号で基準搬送波を変調して
誤差を含まない正確な変調波を得ることができる。
第2図は本発明によるディジタル変調器の第2実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器が第1図に示すものと異
なる点は、量子化回路10と、定数回路11と、減算器
12とから構成される残留オフセット分算出回路に代え
て1ビット量子化回路20を用いたことである。
この場合、前記1ビット量子化回路20は量子化時のし
きい値が“0“に設定されており、オペアンプ3から出
力されるアナログ信号の値が“0”よりも大きいとき“
+1“の信号を発生し、また前記アナログ信号の値が“
0”よりも小さいとき“−1”の信号を発生する。
そして、このディジタル変調器においては、次に述べる
ようにしてオフセット補正量を算出する。
まず、オフセット補正量算出指令が出力されれば、これ
に対応してスイッチ制御回路14はスイッチ13を閉状
態にする。
この後、信号入力端子8に対して予め決められたnビッ
トの全てのビットが“0”となったディジタル信号が人
力される。
このとき、D/A変換器からの出力が直流オフセットを
含み、ことによりオペアンプ3から出力されるアナログ
信号の値が“0”よりも大きければ、1ビット量子化回
路20は“+1“の信号を発生し、また前記アナログ信
号の値が“0”よりも小さいければ、量子化回路20は
“−1”の信号を発生し、これをスイッチ13を介して
積分器15に供給して積分させる。
そして、このオフセット量算出部4aから出力されてい
るオフセット補正量が減算器12によって入力信号から
減じられる。以上の操作がオペアンプ3から出力される
アナログ信号の値が“0“になるまで繰り返えされ積分
器15の出力が安定すれば、スイッチ制御回路14がこ
れを検知してスイッチ13を開状態にして積分器15か
ら出力されるオフセット補正量の値を固定させるととも
に、データ送信可能となったことを示すレディ信号を発
生してこれを回路各部に供給する。
これによって、オフセット量算出が終了し、デ−夕の送
信が開始される。
このようにこの実施例においては、1ビット量子化回路
20を用いて残留オフセット分の有無および極性を判定
し、この判定結果に基づいて積分器15から出力される
オフセット補正量を修正するようにしているので、部品
点数を少なくしながらオフセット補正量の修正を行なう
ことができる。
第3図は本発明によるディジタル変調器の第3実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器が第1図に示すものと異
なる点は、積分器15から出力されるオフセット補正量
を記憶するメモリ21と、複数のスイッチ22a〜22
dとを設けるとともに、スイッチ13を省略したことで
ある。
そして、このディジタル変調器においては、次に述べる
ようにしてオフセット補正量を算出する。
まず、オフセット補正量算出指令が出力されれば、スイ
ッチ制御回路14cはスイッチ22b122dを閉状態
にするとともに、スイッチ22a122cを開状態にす
る。
この後、信号入力端子8に予め決められているnビット
のディジタル信号が入力される。
これによって、上述した第1実施例と同様な動作が行わ
れて、オペアンプ3から出力されるアナログ信号の残留
オフセット分が“0”になるまで積分器15から出力さ
れるオフセット補正量の修正が行われる。
そして、積分器15から出力されるオフセット補正量の
値が変化しなくなれば、スイッチ制御回路14cがこれ
を検知してスイッチ22b、22dを開状態にするとと
もに、スイッチ22cを閉状態にし、更にこのときデー
タ送信可能となったことを示すレディ信号を発生してこ
れを回路各部に供給する。
これによって、積分器15から出力されていたオフセッ
ト補正量の最終値がメモリ21に記憶されるとともに、
この最終値がオフセット補正量として減算器1に供給さ
れ、次のオフセット補正量算出動作まで、このオフセッ
ト補正量で信号入力端子8に入力されるディジタル信号
に対応して生成されるアナログ信号のオフセット分が補
正される。
、この後、次のオフセット補正量算出指令が入力された
ときには、スイッチ制御回路14cはまず、スイッチ2
2aを閉状、聾にして前回のオフセット補正量を積分器
15にセットする。
次いで、上述した動作と同じ動作が繰り返されてメモリ
21に今回得られたオフセット補正量が記憶されるとと
もに、次のオフセット補正量算出時までこのオフセット
補正量に基づいてオペアンプ3から出力されるアナログ
信号のオフセット分が補正される。
このようにこの実施例においては、オフセット補正量算
出動作によって得られたオフセット補正量をメモリ21
に記憶させて、次のオフセット補正量算出動作までの間
、メモリ21に記憶されているオフセット補正量を使用
してオペアンプ3から出力されるアナログ信号のオフセ
ット分を補償するようにしたので、データ送信中、量子
化回路10やlt4算器12、積分器15の動作を停止
させることかできる。
第4図は本発明によるディジタル変調器の第4実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器が第1図に示すものと異
なる点は、ROM23と、このROM23と積分器15
とを接続するスイッチ24とを設けたことである。
そして、このディジタル変調器においては、製造時など
において、信号入力端子8を介して予め決められたnビ
ットのディジタル信号を入力し、このディジタル信号に
対して生成されたアナログ信号と、予め決められている
定数とを比較して直流オフセット補正量が得られたとき
、スイッチ制御回路14dによってこれを検知させてス
イッチ24を閉じさせ、ROM23に前記直流オフセッ
ト補正量を書き込ませる。
そして、ディジタル変調器の使用時において、オフセッ
ト補正量の修正が必要なときには、オフセット補正量算
出指令によってスイッチ制御回路14dを動作させてス
イッチ24を閉状態にし、ROM23に格納されている
オフセット補正量を初期値として積分器15に供給して
この後スイッチ制御回路14dによってスイッチ13を
閉状態にさせるとともに、信号入力端子8に予め決めら
れているnビットのディジタル信号を入力させる。
これによって、オペアンプ3から出力されるアナログ信
号の残留オフセット分に基づいて積分器15から出力さ
れるオフセット補正量が修正され、この修正動作が完了
したとき、スイッチ制御回路14によってこれが検知さ
れてスイッチ13が開かれるとともに、データ送信可能
となったことを示すレディ信号が出力されてこれが回路
各部に供給される。
この後、次のオフセット補正量算出時までこのオフセッ
ト補正量に基づいてオペアンプ3から出力されるアナロ
グ信号のオフセット分が補正される。
このようにこの実施例においては、ディジタル変調器の
製造時に回路のオフセット補正量算出動作を行ない、こ
れによって得られたオフセット補正量をROM23に書
き込んで、使用時においてオフセット補正量の修正が必
要なときROM2Bに格納されているオフセット補正量
を積分器15に初期値として与えるようにしたので、積
分器15から出力されるオフセット補正量を早く収束さ
せることができる。
第5図は本発明によるディジタル変調器の第5実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器が第1図に示すものと異
なる点は、書込み可能なEEPROM25と、このEE
PROM25と積分器15とを接続するスイッチ26と
を設けたことである。
使用中はオフセットが無い状態(オフセット補正値が一
定の状態)であるから、スイッチOFFのときにそのオ
フセット補正値をEEPROMに注意するだけで良い。
そして、このディジタル変調器においては、スイッチ制
御回路14eを動作させてスイッチ13を閉状態にさせ
るとともに、信号入力端子8を介して予め決められたn
ビットのディジタル信号を入力し、このディジタル信号
に対して生成されたアナログ信号と、予め決められてい
る定数とを比較して直流オフセット補正量を算出させる
この後、メインスイッチなどをオフさせる時にスイッチ
制御回路14eによってスイッチ26を閉じさせ、EE
PROM25に前記直流オフセット補正量を書き込ませ
る。
そして、前記メインスイッチが再度、オンされたとき、
スイッチ制御回路14eを動作させてスイッチ26を閉
状態にしてEEPROM25に書き込まれている前回の
オフセット補正量を初期値として積分器15に供給し、
この後スイッチ制御回路14eによってスイッチ13を
閉状態にさせるとともに、信号入力端子8に予め決めら
れているnビットのディジタル信号を入力させる。。
これによって、オペアンプ3から出力されるアナログ信
号の残留オフセット分に基づいて積分器15から出力さ
れるオフセット補正量が修正され、この修正動作が完了
したとき、スイッチ制御回路14eによってこれが検知
されてスイッチ13が開かれるとともに、データ送信可
能となったことを示すレディ信号が出力されてこれが回
路各部に供給される。
この後、前記メインスイッチがオフされるまでこのオフ
セット補正量に基づいてオペアンプ3から出力されるア
ナログ信号のオフセット分が補正される。
このようにこの実施例においては、メインスイッチなど
をオフするとき、回路のオフセット補正量算出動作を行
ない、これによって得られたオフセット補正量をEEP
ROM25に書き込んで、前記メインスイッチがオンさ
れるときEEPROM25に格納されているオフセット
補正量を積分器15に初期値として与えるようにしたの
で、積分器15から出力されるオフセット補正量を早く
収束させることができる。
これによって、ディジタル変調器の製造時に回路のオフ
セット補正量算出作業を行なうことなく上述した第4実
施例と同様な効果を得ることができるとともに、素子の
温度特性の変化などの理由て季節毎に残留オフセット量
が変化した場合にも、積分器15を早く収束させてその
ときの残留オフセット量に対応したオフセット補正量を
即座に算出させることができる。
第6図は本発明によるディジタル変調器の第6実施例を
示すブロック図である。
この図に示すディジタル変調器が第1図に示すものと異
なる点は、オペアンプ3を省略してD/A変換器2の出
力を直接、オフセ・ソト量算出部4fの量子化回路10
と、ローパスフィルタ5とに供給するようにしたことで
ある。
このようにしても、D/A変換器2から出力されるアナ
ログ信号のオフセット量が小さい場合、例えば量子化回
路10の量子化範囲を越えない場合には、第1一実施例
と同様な処理手順でD/A変換器2から出力されるアナ
ログ信号のオフセ・ソト分を補正するオフセット補正量
を算出することができる。
また上述した各実施例においては、ロー、<スフィルタ
5と、基準搬送波発生器6と、乗算器7によってD/A
変換回路9の出力に対応した変調波を生成するようにし
ているが、第7図に示す如く上述した各実施例で使用し
たD/A変換回路9を2つ用いてこれらの各出力を変調
回路30によって直交変調するようにしても良い。
この場合、変調回路30は基準搬送波を発生する1つの
基準搬送波発生器31と、ローパスフィルタ28から出
力されるアナログ信号に基づいて前記基準搬送波発生器
31から出力される基準搬送波を変調して■チャネル側
の変調波を生成する乗算器32と、前記基準搬送波発生
器31から出力される基準搬送波の位相を90度ずらす
90度移相器33と、ローパスフィルタ29から出力さ
れるアナログ信号に基づいて前記90度移相器33から
出力される基準搬送波を変調してQチャネル側の変調波
を生成する乗算器34と、これら各乗算器32.34か
ら出力される各変調波を合成する乗算器35とを備えて
いる。
そして、各D/A変換回路9に送信対象となるデータが
入力されたとき、変調回路30によってこれらに対応し
たIチャネル側の変調波と、Qチャネル側の変調波とを
生成するとともに、これらを合成して直交変調波を生成
しこれを次段回路に供給する。
このように上述した各実施例においては、ディジタル信
号からアナログ信号を生成するときに発生する残留オフ
セット量を測定し、この残留オフセットを取り除くのに
必要なオフセット補正量を算出して、このオフセット補
正量を用いてアナログ信号から残留オフセットを取り除
くようにしたので、通常の温度特性を有するオペアンプ
3を使用した場合においても、残留オフセ・ソトを自動
的に除去することができ、これによって回路の低価格化
を達成することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、通常の温度特性を
有するオペアンプを使用した場合においても、直流オフ
セット分を自動的に除去することができ、これによって
回路の低価格化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるディジタル変調器の第1実施例を
示すブロック図、第2図は本発明によるディジタル変調
器の第2実施例を示すブロック図、第3図は本発明によ
るディジタル変調器の第3実施例を示すブロック図、第
4図は本発明によるディジタル変調器の第4実施例を示
すブロック図、第5図は本発明によるディジタル変調器
の第5実施例を示すブロック図、第6図は本発明による
ディジタル変調器の第6実施例を示すブロック図、第7
図は本発明によるディジタル変調器の第7実施例を示す
ブロック図、第8図は従来から知られているディジタル
変調器の一例を示すブロック図、第9図は従来から知ら
れているディジタル変調器の他の一例を示すブロック図
である。 1・・・減算器 2・・・D/A変換器 10・・・量子化回路 12・・・残留オフセット検出回路(減算器)15・・
・補正値算出回路、累積加算器(積分器)18・・・周
波数変換回路 20・・・1ビット量子化回路 21・・・記憶回路(メモリ) 23・・・記憶回路(ROM)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力されたディジタル信号をD/A変換器によっ
    てアナログ信号に変換し、このアナログ信号で搬送波を
    変調して変調波を得るディジタル変調器において、 前記D/A変換器の出力を量子化する量子化回路と、 この量子化回路の出力から少なくとも残留直流オフセッ
    ト成分の有無ないし極性を検出する残留オフセット検出
    回路と、 この残留オフセット検出回路の検出結果に基づいて直流
    オフセット除去に必要な補正値を算出する補正値算出回
    路と、 この補正値算出回路によって得られた補正値を前記D/
    A変換器に入力されるディジタル信号から減算する減算
    器と、 を備えたことを特徴とするディジタル変調器。
  2. (2)前記残留オフセット検出回路として1ビット量子
    化回路を用い、前記補正値算出回路として前記1ビット
    量子化回路の出力を累積加算して補正値を算出する累積
    加算器を用いた請求項1記載のディジタル変調器。
  3. (3)予め入力されている補正値を初期値として前記補
    正値算出回路に与える記憶回路を持つ請求項1または2
    記載のディジタル変調器。
JP12865189A 1989-05-24 1989-05-24 ディジタル変調器 Pending JPH02308643A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045792A (ja) * 1998-06-30 2010-02-25 Qualcomm Inc ディジタルーアナログ変換器における直流オフセット補正のための方法及び装置

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