JP2010045792A - ディジタルーアナログ変換器における直流オフセット補正のための方法及び装置 - Google Patents

ディジタルーアナログ変換器における直流オフセット補正のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ディジタルーアナログ変換器における直流オフセット補正のための方法及び装置を提供する。
【解決手段】負のディジタル帰還ループは送信に先立ってアナログ送信信号から直流オフセットエラーを取り除くために使用される。ディジタル帰還ループは、ディジタル直流オフセット補正回路と、加算器とを含む。アナログーディジタル変換器は関連する再構成フィルタ(reconstruction filter)の出力に配置される。アナログ送信信号はディジタル化され、濾波され、オフセット補正信号を発生するために補正回路によってディジタル処理される。オフセット補正信号は、ディジタルアナログ変換に先立って入力ディジタルーべ一スバンド信号に加えられ、これによって望ましくない直流オフセットエラーを送信信号から取り除く。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディジタルーアナログ変換器に関し、そしてより詳しくはディジタルーアナログ変換器における直流オフセットエラーの補正に関する。
一般に“DACs”あるいは“D−to−A”と呼ばれるディジタルーアナログ変換器は、常に情報をディジタル領域からアナログ領域に変換していた。DACsは典型的にディジタル信号をアナログ値のレンジに変換する。DACsは対応する数の離散アナログ出力値によって限られた数の異なるディジタル入力コードを示す。既存のDACsにより調節される入力コードフォーマットの例は、単純バイナリ,2の補数バイナリ,及びバイナリコード化されたデシマルを含む。
ディジタルーアナログ変換器を実施するための幾つかの技術は周知の技術である。ディジタルーアナログ変換器はディジタル無線通信を含む広い種々様々の適用範囲で使用される。例えば、DACsはディジタル無線セルラ電話においてディジタル音声信号をベースバンドアナログ信号(即ち、直流に近い周波数の信号)に変換するために使用される。図1A及び1Bは、例示的なディジタル無線セルラ電話機900のブロック図を示し、このセルラ電話機900はディジタルコード化された音声信号を濾波されたベースバンドアナログ信号に変換するためにDACsを使用している。セルラ電話機900は、次のTIA仕様書に従って製造される。この仕様書は「デュアル・モード・ワイドバンド・スペクトラム拡散セルラーシステムのための移動局―基地局適合標準」とタイトルを付けられ、1995年5月に電気通信工業協会(TIA)によって発行されたT1A/EIA/IS−95−Aで、今後IS−95仕様書”として参照される。
図1A及び図1Bに示されるように、例示的なディジタルセルラ電話機900は、主としてユーザインターフェイス部916,移動局モデム(MSM)特定用途向け集積回路(ASIC)914,べ一スバンドーアナログASIC912,それぞれ受信用増幅器902及び送信用増幅器904・アップ変換器918電力増幅器及びドライバ920,アンテナ906、デュプレクサ908と、低雑音増幅器(LNA)及びミキサ回路910から成る。セルラ電話機900及びその構成部品は、下記の関連し共通して譲渡された出願書類により詳細が記述されており、それは米国出願番号08/789,108,表題「High DynalmicRange Variable Gain Amplifier (高ダイナミック領域可変利得増幅器)」,1997年1月27日出願で、ここに参考文献として組み込まれる。セルラ電話機900の大部分の構成部品の機能及び動作を理解することは、本発明を理解する上で必須ではなく、したがってこの中には記述されていない。しかしながら、MSM914及びベースバンドアナログASIC912の要約説明は、1つの例示的応用及び本発明の動作環境を理解するのに有用である。
MSM914は、音声コード化,復号化,インターリービング,データ変調,拡散及び濾波を含むセルラ電話機900の多様な機能を実行する。例えば、情報が電話機900からCDMA基地局に送信(逆方向リンク送信)される時、音声情報はボコーダ950によって先ずコード化され、変調器インターリーバ回路952に転送され、そこでデータがコード化,インターリーブ,変調,拡散及び濾波される。ディジタル化され変調されたデータはもっと先の処理を行うためのベースバンド・アナログASIC912(図1B)内の1対のDAC954,956に供給される。MSg914は、CDMA波形のベースバンド変調ディジタル表示をベースバンドーアナログASIC912内のDAC954,956に供給する。ベースバンド・ディジタル信号の周波数範囲は直流(即ち0Hz)と約630kHzとの間である。ベースバンド・アナログASIC912(DAC954,956の動作に大いに帰する)は、MSM914から受信された変調ディジタルデータをベースバンドアナログ信号に変換する。ベースバンドアナログASIC912は、DAC954,956により発生されたべ一スバンドーアナログ信号を濾波し、そして濾波された信号をアナログ中間周波(IF)信号に“アップ変換”する。IF信号は送信用自動利得制御(AGC)増幅器904に供給され、さらに無線基地局への最後の送信のために処理される。
DAC954,956の動作のより良い理解は、ベースバンドーアナログASIc912の送信部のより詳細な説明により得ることができる。図1BのベースバンドアナログASIC912の送信部100の1実施例が図2に示されている。図2に示されるように、送信部は主として1対の送信DAC102(各々同位相変調されたベースバンドディジタル信号(I)及び直交相変調されたベースバンド・ディジタル信号(Q)用),1対のCDMAフイルタ104、106及び送信アップ変換器回路108から成る。周知の直交位相変調スキームは図2に示された送信部100のCDMA経路内でIF周波数にアップ変換するために好適に使用される。したがって、MSM ASIC914から受信されたベースバンド・ディジタル信号のディジタルーアナログ変換を実行するために2つのDACが必要である。IDAC−10は受信したベースバンドディジタル同位相信号をベースバンド・アナログ同位相信号に変換する。
同様に、QDAC112は受信したベースバンド・ディジタル直交位相信号をベースバンド・アナログ直交位相信号に変換する。図2に示される実施例において、送信DAC102は、ベースバンド・アナログASIC912上のそのほかの場所で発生されるかも知れない外部雑音により引き起こされる有害な影響を減らすために別の出力を有する。
IチャネルCDMAフィルタ104及びQチャネルCDMAフィルタ106は、DAC110及び112によって発生される不要な雑音をそれぞれ取り除く。CDMAフィルタ104,106は送信DAC102によって発生されるベースバンド・アナログ信号に平滑機能を行う繰り返し防止(anti-alias)フィルタから構成され、それによってDAC102により持ち込まれるいかなる高周波要素も取り除く。同様に送信DAC102,CDMAフィルタ104,106は、図2に示されるように別の出力を有する。CDMAフィルタ104,106の出力は、送信アップ変換器108に入力され、送信アップ変換器108はベースバンドアナログ信号をさらに先の処理及びCDMA基地局への最後の送信のためのIF周波数に変換する。
不都合にも、図2に示されている送信部100は、信号がセルラ電話機回路構成の残りに出力される前に関心のある送信信号の中に加えられた直流オフセットのような明白なエラー(今後、“オフセット誘発エラー(offset induced errors)と呼ぶ)を持ち込む。特に、そして図2を再び参照して、オフセット誘発エラーは、送信DAC102により、またCDMAフィルタ104と106とにおける能動構成要素により、送信信号に賦課され得る。CDMAフィルタ104及び106は比較的複雑(complex)であり得るので、誘発されたオフセットエラーは意義があるものとなり得る。不都合にも、信号路に、そして特別にミキサ114,116の入力に持ち込まれたオフセットエラーは、搬送信号を送信アップ変換回路108の出力で発生されたIF信号内に出現させることができる。ある搬送波抑圧仕様書を満たすために、送信部100によって持ち込まれたオフセット誘発エラーを減らすかまたは除去することが必要である。不幸にも、過去においてはオフセット誘発エラーを除去することは難かしいことが判明した。オフセットの大きさはベースバンドアナログASIC914の動作特性(即ち、電圧,温度等)により幅広く変化するので、エラーを除去することは困難であることが判明した。したがって、送信ミキサ114,116の入力に現われる直流オフセットエラーを減らすかまたは除去することが可能な方法及び装置が必要となる。
直流オフセットを減らすことへの従前の技術アプローチは図3に示される。従前の技術は、CDMAフィルタ104,106の出力で生ずるエラーを減らすためにヒューズベースの直流オフセットエラー補正回路120を使用している。エラー補正回路120は主として一連のヒューズと、ミキサ114,116の入力で信号にエラー調整を加えることができる比較的小さいDACとから成る。エラー補正回路は設計者が選択された名目上の(nominal)条件下でフィルタ出力での直流オフセットを測定することを可能とする。周知のヒューズ切断技術を使用し、選択された名目上の条件下で補正回路120内のヒューズがとんでエラーがゼロに減らされる。不都合にも、この技術は静的なエラー補正の解を提供する。一度ヒューズがとぶと、ASIC912の一様でない動作条件の下ではエラーは補正され得ない。例えば、ASIC912の電圧及び温度は時間の終わりまで変化するので、補正回路120の静的な設定にもかかわらず直流オフセットが持ち込まれる。ヒューズがとんだ名目上の条件下で曾て使用可能であった装置は、ある動作環境の下で使用不能になり、このようにべースバンド・アナログASIC912のイールド(yield)特性を逆に用いている。
さらに、図3に示されている従前の技術アプローチは、不都合にもASIC912の製作に付加的な製造及び試験工程を持ち込む。図3の従前の技術アプローチを使用して、ASIC912の製造業者はオフセットエラーを測定し、オフセットエラーを除去するためにヒューズを切断し、そしてヒューズが正確に切断されたことを確めるためその結果をテストしなければならない。この工程は、ASIC912の製作に追加時間を加え、そしてその結果としてASICの製造コストを増加させる。したがって、改良された直流オフセットエラー補正方法及び装置が必要であり、その方法及び装置はヒューズの使用またはヒューズ切断技術を必要としないものである。さらに、改良されたエラー補正方法及び装置は、ASIC912が動作しなければならないすべての動作条件の下で送信部100によって持ち込まれたエラーを動的にモニタし補正する要がある。
直流オフセットエラーを減らすためのもう1つの技術は図4に示されている。図4に示されているように、アナログ帰還ループ補正回路122は、CDMAフィルタ104と106の出力で生ずる直流オフセットエラーを測定して抑制するために使用される。アナログ帰還ループ122は、関心のあるアナログ信号から直流オフセットエラーを識別するアナログフイルタを含む。また帰還ループは、積分用のキャパシタを通して直流オフセットエラーを積分するために配置された積分器を含む。積分器の利得を適当に選ぶことにより、積分器はCDMAフィルタ及び送信DAC102によって信号経路に持ち込まれた望ましくない直流エラーと名目上(nominally)等しい値の直流相殺信号を発生する。直流相殺信号は送信DAC102によって発生されたアナログ信号に加えられ、それによって望ましくないフィードスルー(feed−through)な直流を除去する。この従前の技術アプローチ(受信されたRF信号経路という面で)のもっと詳しい説明は、1997年4月1日,Wilson他により発行され、そして本発明の所有者に譲渡され、これにより引用されてここに組み込まれる米国特許番号5,617,060の図9及び図10に参考として与えられている。
不都合にも、アナログ帰還ループはASIC装置内で実施することは非常に困難であることが判明した。CDMAフィルタ104,106の出力に発生された関心のあるアナログ信号は直流に非常に近いレベルを有している。したがって、フィルタのコーナー周波数は、非常に低くなるに違いない関心のある信号から直流オフセットエラーを区別するのが常である。コーナー(corner)周波数(Wpole)はキャパシタンス(C)によって割り算された相互コンダクタンス(gm)に比例するので、相互コンダクタンスgmは非常に小さく抑えられねばならないか、またはその代りにCの値は比較的大きくされねばならない。あいにく、gmの値を制御することは非常に困難であり、相互コンダクタンスをいかに小さくすることができるかには制限がある。さらに物理的及びコスト的制約は、集積回路の環境(大きいキャパシティは集積回路の大きい面積を占有し、したがって集積回路のコストを上昇させる)において、Cの値をいかに大きくなし得るかを制限する。1つの可能性のある解は、集積回路の外測に配置された構成要素を使用してCを実施することであるが、このアプローチは回路板の電流漏洩をもたらすので望ましくない。したがって、集積回路内で容易に実施される直流補正方法及び装置を供給することが望ましく、この方法及び装置はヒューズ切断の使用を要さず、直流オフセットが持ち込まれたときそれを動的に且つフレキシブルにモニタして補正することができる。本発明はこのような直流補正方法及び装置を供給するものである。
本発明は、通信装置において通信信号に賦課された直流オフセットエラーを適応するように補正するための新奇な方法及び装置である。本発明は、帰還ループ補正回路と、送信ディジタルーアナログ変換器(DACs)によって無線周波数のアナログ送信信号に賦課された直流オフセットエラーを測定して抑制するための方法と、関連するアナログ再構成フィルタとを含む。本発明に従って、負のディジタル帰還ループは送信に先立ってアナログ送信信号から直流オフセットエラーを取り除くために使用される。好ましい実施例においては、ディジタル帰還ループは1対のアナログーディジタル変換器(同位相(1)チャネル用と直交(Q)チャネル用とにそれぞれ1つ)と、1つのディジタル直流オフセット補正回路と、1対の加算器とを含む。各アナログーディジタル変換器は関連する再構成フィルタ(reconstruction filter)の出力に配置される。アナログ送信信号はディジタル化され、濾波され、そしてI及びQの両チャネル用のオフセット補正信号を発生するために補正回路によってディジタル処理される。オフセット補正信号は、送信DAC及び再構成フィルタによって信号経路内に持ち込まれた望ましくない直流オフセットエラーに名目上等しい。オフセット補正信号は、ディジタルアナログ変換に先立って入力ディジタルーべ一スバンド信号に加えられ、これによって望ましくない直流オフセットエラーを送信信号から取り除く。
好ましい1実施例では、アナログーディジタル変換器は1ビットの微分比較器から成り、これは再構成フィルタによるアナログ送信信号出力のサインを表示するディジタル信号を発生する。ディジタル直流オフセット補正装置は、選択されたディジタル信号処理技術を使用して微分比較器によるディジタル信号出力を処理する。1実施例において、オフセット補正回路は“サインビット”ディジタル信号処理技術を使用し、それによって微分比較器により発生されたサインビットは連続的に積分される。この実施例では、オフセット補正回路はアナログ送信信号のサインを積分するために配置されたIチャネル積分器及びQチャネル積分器から成る。1実施例では、積分器はバイナリーアップ/ダウン・カウンタから成る。アナログ送信信号のサインはカウンタの方向(増加または減少)を制御する。所定の時間間隔の間の計数の後、カウンタは負の値(負帰還ループによる)を含み、その絶対値は送信信号に賦課された直流オフセットエラーと名目上等しい。カウンタの値は直流オフセットエラーを補償するためにディジタル・ベースバンド信号に連続的に加えられる。
本発明の好ましい実施例は、ディジタルーべ一スバンド信号と、帰還オフセット補正信号を作り出す再構成フィルタによる関連する送信信号出力との両方のサイン特性を使用する。好ましい技術は、再構成フィルタによる送信信号出力にディジタル・ベースバンド信号と非常に類似した静的な特性を持たせる。この技術に従って、積分器はベースバンド信号の立ち上がりエッジとその関連した濾波された信号の立ち上がりエリジとの間の時間遅れとして定義される立ち上がりエッジ時間遅れを測定するために配置される。同様に、ベースバンド信号の立ち下がりエッジとその関連した濾波された信号の立ち下がりエッジとの間の時間遅れとして定義される立ち下がりエッジ時間遅延も測定される。これらの“ゼロ交差”時間遅延はディジタル入力信号と濾波された信号との相関(relative)サインを分析することにより測定される。ディジタル入力信号のサインはベースバンド信号の最上位ビット(MSB)から得られる。濾波された信号のサインはアナログーディジタル変換器の出力から得られ、好ましい実施例におけるこの変換器は1ビットの微分比較器から成る。カウンタはゼロ交差時間遅れに接近した時間をカウントするために使用される。ゼロ交差時間遅れは、送信信号内に現われる直流オフセットエラーを評価するために本発明により使用される。
ディジタルコード化された音声信号を濾波されたベースバンド・アナログ信号に変換するためにディジタルーアナログ変換器を使用した例示的ディジタル無線セルラ電話機のブロック図を示す。 ディジタルコード化された音声信号を濾波されたベースバンド・アナログ信号に変換するためにディジタルーアナログ変換器を使用した例示的ディジタル無線セルラ電話機のブロック図を示す。 図1Bに示されたベースバンド・アナログASICの送信部のブロック図である。 “ヒューズ・ベース”の直流オフセットエラー補正回路を使用している図2のCDMAフィルタの出力で生じるオフセット誘発エラーを減少させるための従前の技術アプローチを示す。 アナログ直流オフセットエラー補正回路を使用している図2のCDMAフィルタの出力で生じるオフセット誘発エラーを減少させるためのもう1つの従前の技術アプローチを示す。 ディジタル直流オフセット補正回路を含む本発明の好ましい実施例のブロック図を示す。 オフセット補正信号がサインビツト−ディジタル信号処理技術を使用して発生される本発明の代わりの実施例の簡易化したブロック図を示す。 図5の直流オフセットェラー補正回路によって処理された信号の一例を示す。 オフセット補正信号がMSBディジタル信号処理技術を使用して発生される本発明の好ましい実施例の簡易化したブロック図を示す。 フィルタリング前後の例示的CDMA信号の表示を示す。 サインビット・ディジタル信号処理技術が信号内に現われる直流オフセットエラーを補正するために使用されるとき、図5の比較器によって出力されるディジタル化された信号の一例を示す。 MSBディジタル信号処理技術が信号内に現われる直流オフセットエラーを補正するために使用されるとき、図5の比較器によって出力されるディジタル化された信号の一例を示す。
本発明の特徴、対象及び長所は、その中及び至る所で確認する参照コードを有する図面に関連して、下に述べる詳細説明からもっと明白になるであろう。
この明細書の至る所に示された好ましい実施例及び諸例は、本発明に関する制限としてよりも寧ろ例として考えるべきである。本発明の好ましい実施例のブロック図は図5に示されている。図5に示されるように、本発明は送信DAC102,CDMAフィルタ104と106,及び送信アップ変換器108を含んでいる。送信DAC102,CDMAフィルタ104,106,及び送信アップ変換器108のすべての機能は図2乃至4に関して上述した通りである。図5に示されるように、ディジタル帰還ループ直流オフセット補正回路222は、図4に関して上述した従前の技術のアナログ帰還ループ補正回路122と交換された。補正回路222は、図5に示されるように、それぞれ信号線242,244を経由して1対のI及びQアナログーディジタル変換器224,226の出力にそれぞれ有効に(operatively)適切に作用するように接続される入力を含む。補正回路222の出力は、図5に示されるように、1対のI及びQチャネル加算器228,230の第1の入力にそれぞれ接続される。
図2乃至4に関して上述したように、CDMAフィルタ104,106は送信DAC102による出力である送信信号を平滑化し、それによって送信DAC102により持ち込まれた送信信号から望ましくない高周波成分及び量子化雑音を取り除く。本発明の1実施例は中間周波(IF)までの信号を送信するため周知の直交変調構成を使用する。エラーを引き起こすオフセットは送信DAC102の動作により、そしてCDMAフィルタ104及び106内の能動部品により造られる。ミキサ114,116の入力に現われる直流オフセットエラーは、送信アップ変換回路108の出力で発生されたIF信号内に再現している搬送信号を導くことができる。図5に示された本発明の好ましい実施例は、ミキサ114,116の入力で現われるオフセット誘発エラーを減らすべく新規な技術を使用している。直流オフセット補正回路222は、ある搬送波抑制基準に従うためにエラーを誘発するオフセットを取り除くか減らすかする。ディジタル帰還ループ直流オフセット補正回路222とその関連回路構成との動作及び機能は、ここでもっと詳細に記述される。
CDMAフィルタ104,106によるアナログ送信信号出力はアナログーディジタル変換器224,226によってそれぞれディジタル化され、そして信号線242,244をそれぞれ経由して補正回路222にディジタル入力として供給される。好ましい実施例において、アナログーディジタル変換器224,226は1ビット微分比較器を構成する。変換器224,226の二者択一の実施は常に本発明を実施することであり、そして本発明の範囲内にあることかもしれないが、1ビット微分比較器は実施が非常に容易であり、エラー補正ループに非常に小さい直流オフセットを持ち込むだけなので、むしろ選ばれる。1ビット比較器はCDMAフィルタ104,106によるCDMA信号出力の動的特性(dynamics)を適切に表現する。CDMA信号は特性において)本質的に対称的であり(本質的にそれらは濾波されたバイナリ波形である。したがって、それらは1ビット比較器と一緒に使用するための良い候補である。結論的に、CDMA信号の本来の特性により、非常に小さい量子化雑音が比較器224,226によって低周波で持ち込まれる。したがって、比較器224,226は、直流帰還ループに送信信号内に現われる直流オフセットエラーを測定し補正させることを可能にするために送信信号についての十分な情報を作る。
比較器224,226の出力は送信信号のサインのディジタル表示を含む。例えば、比較器224は、濾波されたI送信信号(1チャネルCDMAフィルタ104により濾波された)が正(即ち、正のサインを有する)ならば論理“1”を発生し、もし濾波されたI送信信号が負ならば論理“0”を発生する。一度ディジタル領域に変換されると、ディジタル直流補正回路222は信号を処理するために種々のディジタル技術を使用することができる。2つの例示的な技術が図6及び8を参照して下記に詳述されるが、これらのディジタル信号処理技術は、幾つかの代わりのディジタル処理手段が使用され得ることを評価するであろう。例えば、補正回路は、有限インパルス応答(F工R)フィルタ,無限インパルス応答(HB)フイルターまたは最小二乗平均法を使用した適応フィルタを代わりに使用してもよい。
補正回路222は本発明のデイジタル処理技術の1つを使用して信号線242,244経由で入力された信号を処理し、そして同位相(I)及び直交(Q)チャネルの両方のためのオフセット補正信号を発生する。I及びQオフセット補正信号はそれぞれ信号線232,234によって1対の8ビット加算器228,230の第1の入力に供給される。オフセット補正信号は送信DAC110,112により変換される前にディジタルI及びQチヤネルーベースバンド信号に加えられる。図5に示される実施例において、送信DAC102は9ビットーディジタルーアナログ変換器から成る。この実施例では、送信DAC102のレンジは従前技術の送信DAC102〈図4を参照して上述〉のレンジと比べて1ゾットだけ拡張された。この1ビットレンジ拡張は、ある場合に必要であり、信号の特性によるであろう。1ビットの拡張は、図5に示されるように8ビット・ベースバンド信号及び8ビット補正信号の両方のために認める必要がある。しかしながら、代わりの実施例において、送信DACs102は、特にベースバンド信号が7ビットまたは7.5ビットから成るときには、8ビットーディジタルーアナログ変換器を含んでもよい。
図5に示されるように、Iチャネルオフセット補正信号はI−加算器228によりIチャネルーディジタル・ベースバンド信号に加えられる。I加算器228の9ビット出力は9ビットIDAC110に入力として供給される、同様に、Qオフセット補正信号はQ加算器230によりQチャネル・ディジタル・ベースバンド信号に加えられる。Q加算器230の9ビット出力はQDAC112に入力として供給される。このようにして、入力線238(I入力)及び240(Q入力)に現われているベースバンド信号は、それぞれ1チャネルCDMAフィルタ104及びQチャネルCDMAフィルタ106によって持ち込まれた直流オフセットエラーの効果を中和するために、本質的に信号線232(Iオフセヅト)及び234(Qオフセット)にそれぞれ現われているオフセット補正信号によりシフトされる。
好都合にも本発明は、アナログ/ディジタル変換及びオフセットエラー補正の目的の両方のために同じDACllO,112を使用する。好都合にもこのDAC“再使用”はオフセットエラー補正に関連する回路構成の総量を減らす。このように、本発明の方法及び装置を使用して実行されるオフセットエラー補正は、オフセットエラー補正用にささげられたDACを使用する他のアプローチと比較してコスト及び複雑さが減少する。加えるに、信号変換及びオフセットエラー補正の両方に同一のDACを使用するので、本発明は好都合にも関連するDACミスマッチのいかなる問題も示さない。いつもディジタル補正回路222を実施するために使用される2つの例示的技術は、ここで図6乃至8を参照してより詳細に記述される。
オフセット補正信号を発生するためのサインビット・ディジタル信号処理技術
図6は本発明の代わりの実施例の簡易化したブロック図を示し、それによって図5を参照して上述したオフセット補正信号Iオフセット及びQオフセットは“サインビッドディジタル信号処理技術を使用して発生される。示されている代わりの実施例において、図5の直流オフセット補正回路222は1対の積分器246,248から成る。積分器246,248は送信信号のサインのディジタル表示を連続的に積分する。
もっと特別に、そして図5及び6を共に参照して、積分器246は1チャネルCDMAフィルタ104によって発生されたIチャネル送信信号のディジタル化されたサインを積分する。同様に、積分器248はQチャネルCDMAフィルタ106によって発生されたQチャネル送信信号のディジタル化されたサインを積分する。図5を参照して上述したように、CDMAフィルタ104,106による濾波された送信信号(1及びQの両チャネル)出力はCDMA信号であるので、それらは本質的に直流について対称的である。したがって、1ビット比較器224,226(図5)によるディジタル化されたサイン信号出力は論理0のように等しい数の論理1から成る。即ち、どのオフセット誘発エラーの欠落においても、比較器はCDMA信号の対称的性質により0と同数の1を出力する。しかしながら、上述したように、オフセット誘発エラーは送信信号内に現われ、それによって比較器224,226はわずかにバイアスされた出力(即ち、それらは直流シフトのサインにより、1よりわずかに多い0か、またはその逆を出力する)を発生する。積分器246,248はこのバイアスを検出し、そしてアナログ信号に変換される前のディジタル・ベースバンド信号からオフセットを引き去る(即ち、直流オフセットエラーの負を加える)ことにより補正する。
1実施例において、積分器246,248はバイナリーアップ/ダウン・カウンタを具備する。信号線242、244上の論理値入力はカウント方向を命令する。例えば、1実施例では、もし比較器224のディジタル化された出力が負のI−送信信号(即ち、比較器224が論理“0”を出力)を示すならば、その時は0が信号線242を経由してカウンタ246に入力され、そしてそれによってカウンタ246は次のクロックサイクルでカウントアップすることを命令されるであろう。対照的に、もし比較器224のディジタル化された出力が正のI−送信信号を示し、そしてそれによって論理1がカヴンタ246に入力されるならば、カウンタ246は次のクロックサイクルでカウントダウンするであろう。どんな便利な時計もカウンタ246、248をカウント(計時)するために使用することができる。しかしながら、帰還ループの動作は、カウンタ246,248を計時するのに使用されるクロック信号のレートに多少左右されるので、選択されたカウントはシステムの要求条件に十分に合う周波数を持たねばならない。1つの実施例では、カウンタはベースバンド信号を計時するのに使用されるIクロック(ICLK)及びQクロック(QCLK)信号を使用して計時される。代わりに、送信信号に同期しないどんなクロック信号が使用されてもよい。さらに、ICLKまたはQCLKの倍数のクロック信号がクロック信号を分割しあるいは乗る算数することにより使用されてもよい。
もしも正のオフセット誘発エラーが送信信号内に現われるならば、比較器224,226は負のサイン値よりもより正のサイン値(即ち、1以上)を生ずるであろう。カウンタは論理1を受信するとカウントダウンし、そして論理0を受信するとカウントアップする。その結果として、積分器246,248は、もしも正のオフセットエラーが送信信号内に現われるならば、カウントアップするよりももっと頻繁にカウントダゥンするであろう。したがって、カウンタは直流オフセットの負の表示値を含むであろう。これらの負の値は正の直流オフセットを補正するためにベースバンド信号に加えられる。それによって正のオフセットはカウンタ出力を減少させ(即ちカウンタは減少され)、一方で負のオフセットはカウンタ出力を増加させる(即ちカウンタは増加される)。したがって、正のオフセットエラーが検出された時、アナログ領域への変換前にはもっと少ない量が入力信号に加えられる。対照的に、負のオフセットエラーが検出された時、負の直流オフセットエラーを補正するため入力信号にもっと多い量が加えられる。
積分器248は積分器246と全く同じ機能を果たし、ディジタル化されたQ送信信号を積分する。カウンタ出力は信号線232(Iオフセット)及び234(Qオフセット)上に供給される。図5を参照して上述したように、1チャネルオフセット補正信号(積分器246による出力)は1チャネル・ディジタルーベースバンド信号に加えられる。同様に、Qチャネルオフセット補正信号(積分器248による出力)はQチャネル・ディジタル・ベースバンド信号に加えられる。このようにして、入力線238(1入力)及び240(Q入力)上に現われているディジタル・ベースバンド信号は、それによってオフセット誘発エラーを埋め合わせているそれらそれぞれの積分器の出力によって補正される。
1実施例において、積分器246,248のz変換型は、次のz変換方程式に従って作られる積分器から成る:(2-n)/1−Z-1。本質的に図6に示されている直流オフセット補正回路222はアナログ積分器回路のディジタル類似物である。不都合にも、図6に示されている直流オフセット補正回路222の実施に関して2,3の問題点がある。第1に、コーナー周波数1は非常に低く押さえられねばならない。さらに、送信信号は比較的長時間に渡って積分されねばならない。その結果として、積分器246,248を実施するために使用されるカウンタは比較的大きくなければならない。図6の補正回路を使用している図5の帰還ループは非直線手法における入力ベースバンド信号の低周波成分に従うことを試みるので、それはCDMA信号を直流に近いものにゆがめ、壊す傾向にある。したがって、直流オフセット補正信号を発生するための改良された方法及び装置が望まれ、図7及び8を参照して以下に記述される。
オフセット補正信号を発生するためのMSBディジタル信号処理技術一本発明の望ましい実施例
直流オフセット補正信号を発生するための望ましい装置及び方法は、図7及び8を参照して以下に記述される。要するに、好ましい技術は、信号線238(1入力)及び240(Q入力)(図5)上のベースバンド信号入力のサイン特性と、帰還オフセット補正信号を作り出すためにCDMAフィルタ104,106による(そしてそれぞれ比較器224,226によってディジタル化された)関連する送信信号出力のサイン特性とを使用する。その技術は、ミキサ114,116への入力として準備された送信信号に、加算器228,230への入力として準備されたディジタル・ベースバンド信号と非常に類似した静特性を持たせる。図7は図5の直流補正回路によって処理された信号の一例を示す。図7に示されている信号は説明のみの目的のために簡略化されている。
図7に示されているように、送信DAC102(図5)への入力である例示的な信号は正弦波として示される。この信号は“原”信号400(即ち、原信号はCDMAフィルタ104または106により濾波される前に現われる信号と同じである)に当てはまる。CDMAフィルタ(104または106)によって濾波された後、原信号400は濾波された信号402として図7に示されるように、シフトされ、そして遅延される。濾波された信号402の振幅は、上述したようにCDMAフィルタ104,106によって持ち込まれる直流オフセット404によりシフトされる。本直流オフセット補正方法及び装置の好ましい実施例は、直流オフセット404が原信号400及び濾波された信号402のゼロ交差時間遅れ(zero crossing time delays)の立上がりエッジと立下がりエッジとの間の差を測定することによって評価され得るという観察の長所を獲得する。ゼロ交差時間遅れの立上がりエッジと立下がりエッジとの間の差は、原信号400上に賦課された直流オフセットエラー404に比例する。
したがって、原信号400と濾波された信号402との立上がりエッジ間の時間遅れ(図7に立上がりエッジ遅れ406として示された),及び濾波された信号402と原信号400との立下がりエッジ間の時間遅れ(図7に立下がりエッジ遅れ408として示された)を測定することにより、直流オフセットエラーは測定され、そしてその後補正されることが可能である。図8を参照してさらに詳細に後述するように、時間遅れ406、408は異なる時間時点で原信号400及び濾波された信号402の相関(relative)サインを解析することによって測定される。
例えば、立上がりエッジ・ゼロ交差時間遅れ406は、原信号400がサインを負から正に変更する時の第1の瞬間(即ち、信号400が立上がりエッジでゼロ交差する瞬間)にカウンタをスタートさせ、そしてその後濾波された信号402がサインを負から正に変更する時の第2の瞬間(即ち、信号402が立上がりエッジでゼロ交差する瞬間)にカウンタを停止することにより測定することができる。同様に、立下がりエッジ・ゼロ交差時間遅れ408は、濾波された信号402がサインを正から負に変更する時の第3の瞬間(即ち、信号402が立下がりエッジでゼロ交差する瞬間)にカウンタをスタートさせ、そしてその後原信号400がサインを正から負に変更する時の第4の瞬間(即ち、信号400が立下がりエッジでゼロ交差する瞬間)にカウンタを停止することにより測定することができる。立上がりエッジ遅れ406は正の直流オフセットによって短かくされ、負の直流オフセットによって長くされる(図7に示された例では遅延406は長くされている)。対照的に、立下がりエッジ遅れ408は正の直流オフセットによって長くされ、負の直流オフセットによって短かくされる(即ち、濾波された信号402の立下がりエッジは、直流オフセットが増加されるような信号400のそれの後に現われるであろう)。好ましい補正技術は、送信信号内に現われる直流オフセツトエラーを決定するためにゼロ交差時間遅れ間の差を測定する。
本発明の好ましい実施例においては、図6の直流補正回路222は、図7を参照して上述した観察の長所を獲得するために修正され得る。本発明の好ましい実施倒の簡略化されたブロック図は図8に示される。図8に示されるように、図6の補正回路222は、1チャネル決定ブロック250及びQチャネル決定ブロック252を含むべく修正された。決定ブロック250,252は、信号線238、240(図5)上でベースバンド信号入力のサインをCDMAフィルタ104,106による送信信号出力のサインとそれぞれ比較する。ベースバンドと送信信号との相関サインにより、決定ブロック250,252は積分器246,248にカウントアップまたはカウントダウン、あるいはまた何もしないことを命令するために出力を発生する。1実施例では、積分器246,248はバイナリーアップ/ダウン・カウンタから成る。したがって決定ブロック250,252は、それらのそれぞれのIチャネル及びQチャネルのための次の直流オフセット補正アルゴリズムを実行する: ・もし、ベースバンド信号及び送信信号が同じサインを有するならば一何もしない。 ・もし、ベースバンド信号が正で、そして送信信号が負であれば一カウソトアツプー ・もし、ベースバンド信号が負で、そして送信信号が正であれば一カウントダウン よって、好ましい実施例では、決定ブロック250,252は次の真理表に従って実行される:
Figure 2010045792
このように、決定ブロックはカウンタ246,248にそれらの関連するベースバンド信号及び送信信号のゼロ交差の間だけ計数命令(即ち、カウントアップまたはカウントダウン)を発行する。カウンタ246,248はベースバンド信号及び濾波された送信信号のゼロ交差の間の時間遅れをカウントするためにこの手法において使用される。大部分に対して(即ち、ベースバンド信号及び濾波された信号が共に同じサイン,共に正または共に負を有する時)決定ブロックはカウンタに何もしないこと(即ち、決定ブロックによる“エラー信号”出力が“0”に等しい)を命令する。しかしながら、ゼロ交差の間、カウンタは直流オフセットエラーの方向により、カウントアップまたはダウンのいずれかをするよう命令される。
図7を参照して上述したように、ゼロ交差時間遅れはこれによって送信信号内に現われる直流オフセットエラーを評価するのに使用される。もし送信信号内にオフセット誘発エラーが現われるならば、カウンタはオフセットエラーによって送信信号上に賦課されたゼロ交差時間遅れを突き止めるであろう。したがって、カウンタは直流オフセットエラーの表示である値を含む。これらの値はベースバンド信号内に現われる直流オフセツトを補正するためにベースバンド信号に連続的に加えられる。このように、入力線238(I入力)及び240(Q入力)上に現われるディジタルーべ一スバンド信号はそれらのそれぞれのカウンタ232,234の出力によって補正され、それによってオフセット誘発エラーを埋め合わせている。
選択されたベースバンド信号のどの与えられた瞬間でのサインも、関連する加算器への入力である選ばれたディジタル・ベースバンド信号の最上位ビット(MSB)を監視することにより獲得される。例えば、加算器228(図5)への入力であるIチャネル・ベースバンド信号のMSBは、Iチャネル・ベースバンド信号のサインのディジタル化された表示を供給する。Iチャネルベースバンド信号のMSBは信号線254を経由してIチャネル決定ブロック252の第1の入力に供給される。同様に、Qチャネル・ベースバンド信号のMSBは、信号線256を経由してQチャネル決定ブロック252の第1の入力に供給される。
図5及び6を参照して上述したように、選択された送信信号のサインは選択された比較器から得られる。例えば、CDMAフィルタ104による出力であるIチャネル送信信号のサインは比較器224から得られる比較器224はIチャネル送信信号のサインのディジタル化された表示を発生する。したがって、Iチャネル送信信号のサインは信号線242を経由してIチャネル決定ブロック250の第2の入力に供給される。同様に、Qチャネル送信信号のサインは信号線244を経由してQチャネル決定ブロック252の第2の入力に供給される。
決定ブロック250,252の包含(inclusion)以上に、図8の補正回路222は、図6を参照して上述した補正回路222と同様の動作を行う。その結果として、補正回路222の両例を実施するのに同じハードウェアを使用することができる。好都合にも、両例はそれによって同じ集積回路内で実施可能であり、そしてシステムのオフセットエラー補正動作の要求条件を満たすために有効(operatively)に作用するように選ばれることが可能である。図8に示された補正方法及び装置は、図6の方法及び装置以上の確かな利点を有する。例えば、カウンタ246,248は大部分の時間働かないので(ベースバンド及び送信信号のサインが大部分の時間同じであるので)、図8の好ましい装置は図6の補正回路が必要とするよりも少ない電力でよい。同様に、図8の装置はベースバンド信号及び送信信号のゼロ交差時間遅れをカウントするだけ(それは通常非常に小さい)なので、カウンタ246,248は図6のカウンタと比較して小さい。図6を参照した上述のアプローチとは対照的に、好ましいアプローチは関心のある信号が直流であるかまたは直流に近い時にオフセットエラーを測定する。したがってく積分器246,248を実施するのに使用されるカウンタは比較的小さくすることができる。その結果として、本発明が集積回路内で実施される時に、補正回路222が占有を必要とする表面積は減少する。それにより関連する製造コストも減少される。
さらに、図8の好ましい補正アプローチは、図6のアプローチよりも非常に少ない帰還ループ内の雑音及びひずみを持ち込む。図6に示される補正回路と対照して、図8の補正回路はベースバンド信号の直流特性については何の前提も設けない。図6の最初のアプローチは、ベースバンド信号が少しの直流成分も含まないと仮定している。実際に図6のアプローチは、ベースバンド信号を間接に分析するだけである。これと対照して、図8の回路は入力ベースバンド信号の直流の内容についていかなる仮定も設けず、そしてこれらの信号を直接分析する。結論として、図8のアプローチはベースバンド信号をもっと正確に追跡し、そして濾波する。直流補正は送信DAC及びCDMAフィルタ104,106によって持ち込まれる直流オフセットにのみ適用される。好都合にも、図8のアプローチを使用することにより、直流補正は、もしそのような成分があるならば、ベースバンド信号内にある直流成分には適用されない。
一度補正がベースバンド信号になされると、図8の直流補正回路222の出力は新しい直流オフセットエラーが検出されるまで相対的に静止のままである。これとは対照的に、図6の回路222は静止ではなく、補正点の周りに集中する(converge)ことを連続的に試みるであろう。その結果として、図8の直流オフセット補正回路は図6のそれが持ち込むよりも少ない雑音とひずみとをシステムに持ち込む。
図5の直流オフセットループ(即ち加算器228,230,送信DAC102,CDMAフィルタ104,106,比較器224,226,及び直流オフセット補正回路222から構成されている帰還“ループ”)の数学的解析は、本発明の好ましい実施例及び代わりの実施例の動作をもっと完全に記述するために以下に準備される。
直流オフセットループ解析
図5の直流オフセットループは、帰還経路内への1ビット比較器224,226の使用により高度に非直線性である。したがって、あるループ特性(例えば、ループ時間定数)は信号次第であり、そして必然的に量を測定することは困難である。次の解析は、図6及び図8の補正回路を共に使用した時オフセットループのループ時間定数を予言するためにCDMA信号の特性を使用する。
図9は濾波前600及び濾波後602の例示的CDMA信号の見本を示す。図9の例示的信号600に示されているように、CDMA信号は本質的に濾波された任意ビットの流れである。これは信号値が大きな正値または大きな負値のいずれであるかに大部分の時間を費やすであろうことを意味する。二つの間の移行(ゼロ交差)は、直流オフセットループに対しCDMA送信フィルタ104,106によって持ち込まれた直流オフセットを測定するための唯一の機会を与える。解析を扱い易くするため、信号の勾配はゼロ交差を通過するように一定であると仮定する。この仮定は厳密には正確ではないが、しかしほどよい近似である。したがってゼロ交差での勾配は次のように計算することができる:
もし、V=A?cos(ω?t) なら、
dV/dt =−A?ω?sin(ω?t)
および │dV/dt│=A?ωMAX
信号はCDMA信号であるので、それは630kHzに帯域制限される。したがって、ωMAX=2?π?630?103。振幅Aを見積るため、予め濾波された信号は半分のスケール(士64最下位ビット(LSB))であり、そして最大レート630kHzに留まる(toggle)。その結果として、
Figure 2010045792
したがって:送信クロ1ツクは約5MHzで走るので、
Figure 2010045792
もし直流オフセットエラーが送信DAC102またはCDMAフィルタ104、106のどちらかによって持ち込まれるならば、エラーは出力送信信号に加えられて現われるであろう。エラーはゼロ交差を遅らせる(または進ませる)であろう。オフセットが小さいと仮定すれば、この遅れは次のように計算することができる:
Figure 2010045792
ここで△VはLSBにおける直流オフセットエラーである。この遅れは図6乃至8を参照して上述した2つの直流オフセット補正技術の観点から、今試験することができる。図10は、上述したサインビット・ディジタル信号処理技術が信号内に現われる直流オフセットエラーを補正するために使用される時、比較器(224または226,図5)により出力されるディジタル化された信号の1例を示す。図6を参照して上述したサインビット技術が使用される時、正の直流オフセットは比較器出力信号を、より長い時間間隔の間は+1のままにさせ、より短かい時間間隔の間は一1のままにさせる。図6を参照して上述したように、サインビット技術は比較器の出力を積分する。1信号サイクル(即ち、2ゼロ交差)を超えると、積分器は T+2△Tに等しい時間間隔の間はカウントダウンし、そしてそれは T−2△Tに等しい時間間隔の間はカウントアップする。ここでTはサイクルの周期である。このように積分器の出力における変化は次のように計算することができる:
Figure 2010045792
積分器の出力は、2ゼロ交差(“ZC”)ごとに直流オフセットエラーに比例する値を変更する。
図11は、上述したMSBディジタル信号処理技術が信号内に現われる直流オフセットエラーを補正するために使用される時、比較器(224または226,図5)により出力されるディジタル化された信号の1例を示す。図7、8を参照して上述したMSB技術が使用される時、積分器(例えば、図8のカウンタ246)はゼロ交差ごとに2△tよりもむしろ1△tをカウントするだけなので、2つの相違点の要因がある。一般に:
Figure 2010045792
ここで“USE MSB”はMSB技術用には1、そしてサインビット技術用には0である。
クロックサイクルごとのゼロ交差数は今決定され得る。好ましい1実施例では、クロックはナイキスト・レート(Nyquist rate)の2倍の周波数、またはCDMA通信システム内で使用される時は「チップ」レートの4倍の周波数で走る。CDMA信号はランダム・データ信号から成る。その結果として、チップ間で起こっているゼロ交差の確率は である。したがつて、平均では、ゼロ交差は2チップごとに起こり、そしてこのように8クロックサイクルごとに起こる。結論として:
Figure 2010045792
帰還は負であり、そして直流オフセットエラーに比例する。積分器の出力における変化が直流オフセット中の変化と同じであるとすると、以下になる:
Figure 2010045792
これは容易に解くことができる1次微分方程式である。解は次の形態を有する:
Figure 2010045792
上の方程式から関心項目は時間定数τである。これはTclk/αに等しい。したがって、オフセットループのループ時間定数は次のように表わすことができる:
Figure 2010045792
本発明の装置は、なるべくなら図1A及び1Bを参照して前述したものと同様のディジタル・セルラ電話機におい使用されるASIC内で実施されるのがよい。あるいはまた、この発明は関心のある信号に賦課された直流オフセットエラーを除去することが望ましい装置またはシステムにおいて使用することが可能である。本発明の直流オフセット補正方法及び装置は、ハードウェア(即ち“ハードワイヤされた(hardMred)”において実施されてもよく、あるいはそれは移動局におけるマイクロプロセッサまたは他のデータ処理装置により実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。あるいはまた、この方法はステートマシーン(state machihe)、現状態一次状態(present-next state)のディスクリート(discrete)論理,またはフィールド・プログラム可能ゲートアレイ(field programmable gate array)装置のようないずれかの便宜的な又は望ましい連続した装置を使用して実施されることができる。
要約して、この発明は関心のある信号内に現われる直流オフセットエラーを検出し、測定し、そして補正する手段を含んでいる。本発明は好都合にも1枚のASIC内で容易に実施され、従前の技術の直流オフセット補正アプローチで必要としたようなヒューズ切断を必要とせず、そして関心のある信号に持ち込まれるような直流オフセットエラーを動的に且つ柔軟にモニタし補正する。本発明はCDMAシステムのような広帯域無線ディジタル通信システムにおいて特に有用であり、しかしながらそれはPCS及び他のディジタルセルラ通信システムにおいても効用を見つける。
本発明の多くの実施例が記述された。にもかかわらず、種々の変更が本発明の精神及び範囲から逸脱すること無しになされてもよいことは理解されるであろう。例えば、図5のCDMAフィルタ104,106によって出力される送信信号を変換する手段は、代わりの実施例において,1ビットよりも大きい分解能(resolution)を有するアナログーディジタル変換器を含んでもよい。しかしながら、直流オフセット補正の実行に加えられた価値は、高い分解能のA/D変換器の使用に関連する複雑さ及びコストの増加によってたぶん正当化されない。したがって、上述したように、好ましいA/D変換器は1ビット比較器から成る。
さらに、直流オフセット補正回路222(図6及び8)における変換された送信信号をディジタル処理するための手段は、代わりの実施例においては、システムの望ましい集中特性により比較的複雑なディジタル信号処理技術を含むかもしれない。例えば、複数段階の積分を含むもっと複雑な積分器が使用され得る。同様に、幾つかの代わりの実施例では、帰還信号(即ち)CDMAフィルタによる送信信号出力はCDMAフィルタの多数の段階でタップにつなぐことができる。CDMAフィルタ104、106はフィルタチェーンの1っ以上の段階でタップにつなぐことが可能な多段アクティブーフィルタから成る。したがって、本発明の1つの代わりの実施例においては、サイン情報は直流補正回路222によってCDMAフィルタチェーンの多数の点でサンプリングされる。必然的に、この代わりの直流補正回路は一サイン情報タップの増加数と一致する増加数の入力を含む。
もう1つの代わりの実施例では、図6及び8のカウンタ246,248は、カウンタがIチャネル(ICLK)(またはQチャネル(QCLK))信号クロックを使用して計時する時に起こり得る潜在的バイアス問題を小さくするために、少なくとも2つの選択的計時技術を使用して計時される。時間を越えて、クロック信号(ICLKまたはQCLK)はディジタル・ベースバンド信号とクロック信号変化との間の相関性によりバイアスされたものになるかもしれない。このバイアスはカウンタ246,248をミスカウントさせ、必然的に入力ベースバンド信号のゼロ交差とそれに関連する出力送信信号との間の時間遅れの測定を不正確にさせる。このように、本発明の1つの代わりの実施例に従って、カウンタ246,248は1チャネルクロックとQチャネルクロックを任意に交換して計時される。カウンタクロック信号を(CDMAディジタル−ベ一スバンド信号を使用して)任意に選択することにより、クロック信号はランダム化され、そしてバイアスが起こり得る間隔は2のファクターにより減少される。
あるいは、各ディジタル・ベースバンド信号チャネルは反対側の信号チャネルを使用して混乱される(dithered)。このように、入力ディジタルーベースバンド信号が直流に接近する点はランダム化される。この代わりの実施例では、1チャネルーベースバンド信号の何%かがQチャネルーベースバンド信号に加えられる(例えば、1実施例では、Iチャネル・ベースバンド信号の10%がQチャネル・ベースバンド信号に加えられる)。同様に、Qチャネル・ベースバンド信号の何%かがIチャネル・ベースバンド信号に加えられる(例えば、1実施例では、Qチャネル・ベースバンド信号の10%がIチャネル・ベースバンド信号に加えられる)。この代わりの実施例を使用して、CDMAフィルタによるその結果としての送信信号出力は、たとえIチャネル及びQチャネルーベースバンド信号が直流オフセットエラーを含むとしても、ゼロに集中するであろう。実際問題として、QCLK,ICLKのクロック変化とそれらに関連するそれぞれの信号のゼロ交差に従って、関心のある信号に関して望ましくないバイアスを示すことからクロック信号を保護するために、十分なランダム性が現れるので、これら代わりのアプローチはいずれも不必要である。
よって、この発明は特定の例示された実施例によっては制限されず、しかし付加された請求範囲によってのみ制限されることは理解されるべきである。

Claims (18)

  1. 下記を具備する、通信装置においてベースバンド送信信号から直流オフセットエラーを取り除くための直流オフセット補正回路、該装置はディジタル・べ一スバンド入力信号を受信し、該入力信号は送信ディジタルーアナログ変換器によってアナログ信号に変換され、そして該アナログ信号はベースバンド送信信号を生成するために再構成フィルタにより濾波される:
    a)送信信号をディジタル帰還信号に変換するために配置されたアナログーディジタル(A/D)変換器、
    b)A/D変換器に有効に作用するように結合された少なくとも1つの入力を有する直流オフセット補正ディジタル信号処理ブロック、該オフセット補正ブロックは直流オフセットエラーと名目上等しい直流オフセット補正信号を生成するためにディジタル帰還信号を処理する、及び
    c)オフセット補正ブロックに有効に作用するように連結された加算器、該加算器は入力信号を受信するための第1の入力とオフセット補正信号を受信するための第2の入力とを有し、該補正信号は入力信号に加えられ、それにより送信信号から直流オフセットエラーを取り除く。
  2. 該A/D変換器は1ビヅト微分比較器を具備する、請求項1の直流オフセット補正回路。
  3. 該比較器は送信信号のサインのディジタル化された表示を含むディジタル帰還信号を発生する、請求項2の直流オフセット補正回路。
  4. 該オフセット補正ディジタル信号処理ブロックは送信信号のサインを積分するための手段を具備する、請求項3の直流オフセット補正回路。
  5. 該積分するための手段はバイナリーアップ/ダウン・カウンタを具備する、請求項4の直流オフセット補正回路。
  6. 該オフセット補正ディジタル信号処理ブロヅクは下記を具備する、請求項3の直流オフセット補正回路:
    d)入力信号及び送信信号に答えるエラー信号を発生するための決定ブロック、該エラー信号はいかなる与えられた瞬間でも入力信号と送信信号との相関的サインを表示する、及び
    e)エラー信号を積分するための積分器手段。
  7. 該決定ブロックは下記真理表を実行する論理装置を具備し、
    Figure 2010045792
    そして該エラー信号は積分器手段への入力として供給される、請求項6の直流オフセット補正回路。
  8. 該積分器手段はバイナリ・アップ/ダウン・カウンタを具備し、及び該カウンタはエラー信号が正の時は増加され、及び該カウンタはエラー信号が負の時は減少される、請求項7の直流オフセット補正回路。
  9. 該加算器は8ビットディジタル加算器を具備する、請求項1の直流オフセット補正回路。
  10. 該補正回路はソフトウェア命令を実行することが可能で、ゼロ交差時間遅延カウンタを有するプロセッサを具備し、及び該ソフトウェア命令は与えられた瞬間に入力信号のサインを送信信号のサインと比較し、及び該プロセッサ増加,減少は該比較結果に基づく時間遅延カウンタに影響を及ぼさない、請求項1の直流オフセット補正回路。
  11. 下記手段を具備する、通信装置においてベースバンド送信信号から直流オフセットエラーを取り除くための直流オフセット補正回路、該装置はディジタル・ベースバンド入力信号を受信し、該入力信号は送信D/A変換器によりアナログ信号に変換され、及び該アナログ信号は送信信号を形成するために再構成フィルタによって濾波される:
    f)送信信号をディジタル帰還信号に変換するための変換手段、
    g)直流オフセットエラーに名目上等しい直流オフセット補正信号を作るために、ディジタル帰還信号をディジタル処理するための、変換手段に連結された、オフセット補正手段、
    h)オフセット補正手段に連結された加算器手段、該加算器手段は入力信号を受信するための第1の入力とオフセット補正信号を受信するための第2の入力とを有し、該補正信号は入力信号に加えられ、それによって送信信号から直流オフセットエラーを取り除く。
  12. 該オフセット補正手段は下記手段を具備する、請求項11の直流オフセット補正回路:
    i)入力信号及び送信信号に答えるエラー信号を発生するための決定手段、該エラー信号はいかなる与えられた瞬間でも入力信号と送信信号との相関サインの表示である、及びエラー信号を積分するための、決定手段に連結された、積分器手段。
  13. 下記工程を含む、入力信号を受信する通信装置において送信信号に賦課された直流オフセットエラーを取り除くための方法、該入力信号はアナログ信号に変換され、続いて送信信号を作る装置内で濾波される、
    i)送信信号をディジタル帰還信号に変換する、
    j)直流オフセットエラーと名目上等しい直流オフセット補正信号を形成するためにディジタル帰還信号を処理する;及び直流オフセット補正信号を入力信号に加え、それによって直流オフセットエラーを送信信号から取り除く。
  14. 該処理工程(b)は時間の終わりまでディジタル帰還信号を積分する工程を具備する、請求項13の方法。
  15. 該処理工程(b)は下記工程を具備する、請求項13の方法、
    k)入力信号の最上位ビットを受信する、
    l) ディジタル帰還信号を受信する、
    m)入力信号の最上位ビットをデイジタル帰還信号と比較する、及び
    n)比較工程(C)の結果に基づいてカウンタを計時する。
  16. 下記を具備する、通信装置において汎用プロセッサーで実行するコンピュータプログラム、該装置はディジタル入力信号を受信し、入力信号をアナログ信号に変換し、そして送信信号を作るためにアナログ信号を濾波し、及び該装置は直流オフセットエラーを送信信号に導入する、
    o)送信信号をディジタル帰還信号に変換するための第1の命令セット、
    p)直流オフセットエラーと名目上等しい直流オフセット補正信号を形成するためにディジタル帰還信号を処理するための第2の命令セット、及び直流オフセット補正信号を入力信号に加え、それによって直流オフセットエラーを送信信号から取り除くための第3の命令セット。
  17. 該プログラムは通信装置における特定用途向け集積回路により実行される、請求項16のコンピュータ・プログラム。
  18. 該プログラムはフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ装置により実行される、請求項16のコンピュータ・プログラム。
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