JPH0230857Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0230857Y2
JPH0230857Y2 JP7913184U JP7913184U JPH0230857Y2 JP H0230857 Y2 JPH0230857 Y2 JP H0230857Y2 JP 7913184 U JP7913184 U JP 7913184U JP 7913184 U JP7913184 U JP 7913184U JP H0230857 Y2 JPH0230857 Y2 JP H0230857Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
case
elastic member
perforated elastic
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP7913184U
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English (en)
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JPS60190076U (ja
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Publication date
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Priority to JP7913184U priority Critical patent/JPS60190076U/ja
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Publication of JPH0230857Y2 publication Critical patent/JPH0230857Y2/ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ケース内に振動を嫌う部品が収納
されている場合、例えば電子部品を取付けた配線
基板が収納されている場合に適用するのに好適な
ケース支持構造に関するものである。
(従来技術) 従来のケース支持構造としては、例えば第5
図、第6図に示す構造のものがある。
第5図において、1はケース、2はこのケース
1にビスあるいは溶接等により固定したステイで
ある。また、第6図は、前記ステイ2の穴2aに
グロメツト3を嵌合し、ベース4にボルト5とナ
ツト6で固定した状態を示す図である。
前記グロメツト3は、ゴム3aとゴム3aを一
定量締付けるための金具3bから成り、ベース4
にボルト5とナツト6で固定してあつて、ベース
4の振動がグロメツト3aで吸収され、ケース1
内に収納されている電子部品等に伝達されないよ
うになつている。
しかしながら、このような従来の場合には、グ
ロメツト3を用いるとしても振動の激しい場所で
使用した場合には、この振動がケース1に伝達さ
れやすく、ケース1に収納している電子部品等が
損傷しやすいという問題があつた。
(考案の目的) この考案は、上述したような従来の問題点に着
目してなされたもので、ケース内に収納した電子
部品等に振動が伝わらず、電子部品を損傷しない
ようにしたケース支持構造を提供することを目的
としている。
(考案の構成) この考案によるケース支持構造の構成は、ケー
スに、互いに向合う一対の金具係止爪と前記両金
具係止爪の間に位置する金具係合用突部を設ける
と共に、前記両金具係止爪間に、位置規制用の穴
と中空状の穴あき弾性部材とを設けた金具を嵌入
してこの金具の穴と前記金具係合用突部とを係合
した状態にし、且つ前記穴あき弾性部材の穴にケ
ース支持金具を嵌合することにより、前記ケース
支持金具で穴あき弾性部材および金具を介してケ
ースを支持して成ることを特徴としている。
(実施例) 第1図、第2図、第3図および第4図はこの考
案の一実施例を示す図である。
図において、11はケース、12はケース11
の側面に設けた互いに向合う一対の金具係止爪、
13は前記両金具係止爪12のほぼ中間部分に形
成した金具係合用突部である。また、14はケー
ス11を支持する金具であつて、第4図に示すよ
うに、中心部に位置規制用の穴14aが設けてあ
り、底辺部分の左右に金具ストツパー14bが設
けてある。さらに、15は前記金具14に接続し
た穴あき弾性部材であつて、両端に連通する穴1
5aにより中空状を成している。さらにまた、1
6は両端に折曲片16aを形成したケース支持金
具である。
次に、上記した構成のケース支持構造によつ
て、ケース11を支持する要領について説明す
る。
まず、ケース11の側面に設けた一対の金具係
止爪12の間に、あらかじめ接着剤によつて穴あ
き弾性部材15を取り付けた金具14を第1図の
上方向に移動させて嵌入し、金具14の穴14a
と金具係合用突部13とを係合させると共に、金
具係止爪12の底辺に金具ストツパー14bを当
てた状態とする。次いで、前記穴あき弾性部材1
5の穴15aに、例えばあらかじめ基盤17にス
ポツト溶接18により固定しておいたケース支持
金具16の両折曲片16aを挿し込んで、ケース
11を基盤17に取り付ける。このようにして、
ケース11は、ケース支持金具16により、穴あ
き弾性部材15および金具14を介して支持され
る。
したがつて、このようなケース11の支持構造
とすれば、前記金具係合用突部13が金具14の
穴14aと係合しているので、ケース11から金
具14が外れることはない。
また、この実施例では、前記金具14に接着し
てある穴あき弾性部材15の下方部分はケース1
1より突出しているので、ケース支持金具16と
弾性部材15とを嵌合して車体などに直接取付け
たときでも、ケース11は車体よりも浮き上つた
状態で固定されて車体には触れないので、車体の
振動がケース11に伝わることは少なくなり、ケ
ース11内に収納した例えば電子部品を保護する
ことができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案によるケー
ス支持構造では、ケースに、互いに向合う一対の
金具係止爪と前記両金具係止爪の間に位置する金
具係合用突部を設けると共に、前記両金具係止爪
間に、位置規制用の穴と中空状の穴あき弾性部材
とを設けた金具を嵌入してこの金具の穴と前記金
具係合用突部とを係合した状態にし、且つ前記穴
あき弾性部材の穴にケース支持金具を嵌合するこ
とにより、前記ケース支持金具で穴あき弾性部材
および金具を介してケースを支持して成る構成と
したため、振動の激しい場所に取付けたときで
も、ケースに振動が伝わるのを有効に防ぐことが
可能であり、これによつてケース内に収納してい
る電子部品等を保護することができる。そして、
とくに自動車の場合に従来においては電子部品を
保護するために振動が比較的少ない室内に取付け
ていたものが、この考案では電子部品で制御する
機械の近くに取付けることができるようになり、
配線を短くすることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるケース支持
構造を示す分解斜視説明図、第2図は第1図を組
合わせた状態を示す部分断面説明図、第3図a,
bはケースの各々部分上面図および正面図、第4
図a,bは金具の正面図および断面説明図、第5
図は従来のケース支持構造を示す斜視図、第6図
は第5図の拡大断面説明図である。 11……ケース、12……金具係止爪、13…
…金具係合用突部、14……金具、14a……位
置規制用の穴、15……穴あき弾性部材、15a
……穴あき弾性部材の穴、16……ケース支持金
具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケースに、互いに向合う一対の金具係止爪と
    前記両金具係止爪の間に位置する金具係合用突
    部を設けると共に、前記両金具係止爪間に、位
    置規制用の穴と中空状の穴あき弾性部材とを設
    けた金具を嵌入してこの金具の穴と前記金具係
    合用突部とを係合した状態にし、且つ前記穴あ
    き弾性部材の穴にケース支持金具を嵌合するこ
    とにより、前記ケース支持金具で穴あき弾性部
    材および金具を介してケースを支持して成るこ
    とを特徴とするケース支持構造。 (2) 穴あき弾性部材をケースより突出させた実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載のケース支持構
    造。
JP7913184U 1984-05-29 1984-05-29 ケ−ス支持構造 Granted JPS60190076U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7913184U JPS60190076U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 ケ−ス支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7913184U JPS60190076U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 ケ−ス支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190076U JPS60190076U (ja) 1985-12-16
JPH0230857Y2 true JPH0230857Y2 (ja) 1990-08-20

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ID=30623754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7913184U Granted JPS60190076U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 ケ−ス支持構造

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JP2007177841A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kokusan Denki Co Ltd コントロールユニット

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JPS60190076U (ja) 1985-12-16

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