JPH02307706A - コンクリート構築物の保護膜形成方法 - Google Patents
コンクリート構築物の保護膜形成方法Info
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- JPH02307706A JPH02307706A JP12978689A JP12978689A JPH02307706A JP H02307706 A JPH02307706 A JP H02307706A JP 12978689 A JP12978689 A JP 12978689A JP 12978689 A JP12978689 A JP 12978689A JP H02307706 A JPH02307706 A JP H02307706A
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野〕
本発明は、コンクリート構築物のコン／ ＩＪ −＋−
や内部の鉄筋を保護づ′るための保護膜形成方法に関す
る３゜ ［従来の技術］ コンクリート構築物は、通常外側に型枠を組んで内部に
補強用の鉄筋を配置した後、型枠内にコンクリ−１・を
流し込んで製造される。コンクリートは、圧縮荷重に強
く、しかも内部の鉄筋が引っ張り及び曲げ荷重を受は持
つので、外力に対してはかなりの強度を発揮する反面、
天候による温度差、雨水、海水等に対する強度は不充分
で、特に湾岸や海中構築物の場合に耐久性の低下・が著
しい。
や内部の鉄筋を保護づ′るための保護膜形成方法に関す
る３゜ ［従来の技術］ コンクリート構築物は、通常外側に型枠を組んで内部に
補強用の鉄筋を配置した後、型枠内にコンクリ−１・を
流し込んで製造される。コンクリートは、圧縮荷重に強
く、しかも内部の鉄筋が引っ張り及び曲げ荷重を受は持
つので、外力に対してはかなりの強度を発揮する反面、
天候による温度差、雨水、海水等に対する強度は不充分
で、特に湾岸や海中構築物の場合に耐久性の低下・が著
しい。
この最大の原因は、コンクリートの多孔性にあり、表面
からの水分がここから浸透して内部の鉄筋を腐食させる
のである。一方、コンクリートはアルカリ性であるから
、本来であれば鉄筋の酸化腐食は抑制されるはずである
が、コンクリート内に水分が浸透すると空気中の炭酸ガ
スがコンクリートを中和させるため、この防食作用が大
きく低下する。
からの水分がここから浸透して内部の鉄筋を腐食させる
のである。一方、コンクリートはアルカリ性であるから
、本来であれば鉄筋の酸化腐食は抑制されるはずである
が、コンクリート内に水分が浸透すると空気中の炭酸ガ
スがコンクリートを中和させるため、この防食作用が大
きく低下する。
また、寒冷地にあっては、コンクリートに浸透した水分
が凍結してコンクリートを損傷させる原因となっており
、更に湾岸や海中構築物にあっては、面性の天候以外に
も潮風、波しぶき、海水の影響を受けるので、これらが
コンクリートや鉄筋の腐食を一層促進させる。
が凍結してコンクリートを損傷させる原因となっており
、更に湾岸や海中構築物にあっては、面性の天候以外に
も潮風、波しぶき、海水の影響を受けるので、これらが
コンクリートや鉄筋の腐食を一層促進させる。
これを防止するため、特公昭６３−１２９６８号の発明
では、型枠内面に耐食性の保護剤を塗布してからコンク
リートを流し込み、固化したコンクリートの表面に保護
膜を形成している。
では、型枠内面に耐食性の保護剤を塗布してからコンク
リートを流し込み、固化したコンクリートの表面に保護
膜を形成している。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、従来の保護膜形成方法にあっては、コンクリー
トの同化後に型枠のみをうまく外すには、型枠の内面に
予め離型剤を塗布する必要かあり、またコンクリートに
対する保護膜の固着力が不充分で外力によって剥離する
恐れがあり、保護膜の表面も離型剤で汚れる欠点があっ
た。
トの同化後に型枠のみをうまく外すには、型枠の内面に
予め離型剤を塗布する必要かあり、またコンクリートに
対する保護膜の固着力が不充分で外力によって剥離する
恐れがあり、保護膜の表面も離型剤で汚れる欠点があっ
た。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、離型剤を要せずに型枠を保護膜から容易に分
離できるコンクリート構築物の保護膜形成方法を提供す
ることにある。
の目的は、離型剤を要せずに型枠を保護膜から容易に分
離できるコンクリート構築物の保護膜形成方法を提供す
ることにある。
［課題を解決するだめの手段］
−に記目的を達成するため、本発明にお（）るコンクリ
ート構築物の保護膜形成方法では、少なくとも外面に薄
いフィルムが設けられた耐食性シートの内面に接着剤を
塗布し、該耐食性シートの外面を型枠の内側に仮着し、
次いで型枠の内部にコンクリートを流し込んで固化させ
、最後に型枠を前記シートの外側フィルＪ３と共に外し
ている。
ート構築物の保護膜形成方法では、少なくとも外面に薄
いフィルムが設けられた耐食性シートの内面に接着剤を
塗布し、該耐食性シートの外面を型枠の内側に仮着し、
次いで型枠の内部にコンクリートを流し込んで固化させ
、最後に型枠を前記シートの外側フィルＪ３と共に外し
ている。
［作用］
これらの構成により、保護膜となる耐食性シートは、外
側フィルム部分が型枠の内面に仮着されているので、コ
ンクリートの固化後に型枠を外す際にはこのフィルムも
一体に剥がれ、一方耐食性シートの内側とコンクリート
は接着剤の作用で強固に密着する。
側フィルム部分が型枠の内面に仮着されているので、コ
ンクリートの固化後に型枠を外す際にはこのフィルムも
一体に剥がれ、一方耐食性シートの内側とコンクリート
は接着剤の作用で強固に密着する。
［実施例］
第１図（Ａ ）、（Ｂ ）及び第２図は、桟橋の支柱ｌ
をコンクリート被覆する場合の実施例を示したもので、
第３図は保護膜に用いられる耐食性シートの斜視図であ
る。
をコンクリート被覆する場合の実施例を示したもので、
第３図は保護膜に用いられる耐食性シートの斜視図であ
る。
桟橋は、海中に複数の鋼管支柱１を打ち込み、各支柱Ｉ
の」二部に鋼材（図示せず）を渡して」二部コンクリー
ト２が形成される。また、各支柱１の干満域及び飛沫域
は、このままではマクロ電池の作用で集中的に腐食する
ので、防食のため該部分もコンクリート被覆される。
の」二部に鋼材（図示せず）を渡して」二部コンクリー
ト２が形成される。また、各支柱１の干満域及び飛沫域
は、このままではマクロ電池の作用で集中的に腐食する
ので、防食のため該部分もコンクリート被覆される。
コンクリートの打設工事に当たっては、まず型枠の支持
や足場となる受台３が支柱１の周囲に取り付けられ、支
柱１の外側にはボルトスタッド等の鉄筋４が溶接される
。次いで木板等の型枠５を複数組み合わせて支柱１の周
囲を角筒状に被覆し、型枠５の下端を受台３で支持する
。
や足場となる受台３が支柱１の周囲に取り付けられ、支
柱１の外側にはボルトスタッド等の鉄筋４が溶接される
。次いで木板等の型枠５を複数組み合わせて支柱１の周
囲を角筒状に被覆し、型枠５の下端を受台３で支持する
。
次に第３図に示すように予め巻かれている耐食性シート
６の一端を引き出してこの内面にエポキシ系接着剤７と
充填剤８を塗布する。この実施例における耐食性ソート
６は、二枚のテトロンフィルム９ａ、９ｂ間に軟質のＦ
Ｆｊ Ｐを充填して薄く形成されたものを用いており
、またエポキシ系接着剤７には主剤と硬化剤の二液混合
型を用いている。
６の一端を引き出してこの内面にエポキシ系接着剤７と
充填剤８を塗布する。この実施例における耐食性ソート
６は、二枚のテトロンフィルム９ａ、９ｂ間に軟質のＦ
Ｆｊ Ｐを充填して薄く形成されたものを用いており
、またエポキシ系接着剤７には主剤と硬化剤の二液混合
型を用いている。
充填剤８には、エポキシ系接着剤７の接着力を高める接
着付与剤、粘度調整剤、硬化収縮抑制剤等が必要に応じ
て用いられる。
着付与剤、粘度調整剤、硬化収縮抑制剤等が必要に応じ
て用いられる。
次に前述の耐食性シート６を所定の長さにカットして第
１図（Ａ）に示すように接着剤１０により型枠５の内面
に仮着する。続いて型枠５と支柱１との間にコンクリー
ト１１を流し込んで固化させ、所定時間養生させる。
１図（Ａ）に示すように接着剤１０により型枠５の内面
に仮着する。続いて型枠５と支柱１との間にコンクリー
ト１１を流し込んで固化させ、所定時間養生させる。
最後に第１図（Ｂ）に示すように周囲の型枠５を取り外
すと、耐食性シート６の外側フィルム９ｂもこれと一体
に剥がれ、コンクリ−１・１１の表面には耐食性シー１
−６の保護膜が形成される。一方、コンクリート１１と
耐食性シート６は、エポキシ系接着剤７及び充填剤８に
より強固に密着しているので、外部からの衝撃を受けて
もシート６が容易に剥がれることはない。
すと、耐食性シート６の外側フィルム９ｂもこれと一体
に剥がれ、コンクリ−１・１１の表面には耐食性シー１
−６の保護膜が形成される。一方、コンクリート１１と
耐食性シート６は、エポキシ系接着剤７及び充填剤８に
より強固に密着しているので、外部からの衝撃を受けて
もシート６が容易に剥がれることはない。
尚、上記実施例では桟橋の支柱１をコンクリート被覆す
る場合を示したが、本発明の保護膜形成方法は、種々の
コンクリート構築物に適用できる。
る場合を示したが、本発明の保護膜形成方法は、種々の
コンクリート構築物に適用できる。
［発明の効果］
以」−詳述したように本発明におけるコンクリート構築
物の保護膜形成方法では、コンクリートの固化後に型枠
を外すと耐食性ノートの外側フィルムも一体に剥がれ、
一方保護膜となるシートはコンクリート側へ強く密着し
ているので、離型剤を要せずに型枠を簡単に取り外せる
効果がある。
物の保護膜形成方法では、コンクリートの固化後に型枠
を外すと耐食性ノートの外側フィルムも一体に剥がれ、
一方保護膜となるシートはコンクリート側へ強く密着し
ているので、離型剤を要せずに型枠を簡単に取り外せる
効果がある。
第１図（Ａ）、（Ｂ）は各々本発明の保護膜形成方法を
示す施工状態図、第２図はコンクリート被覆された桟橋
用支柱の正面図、第３図は保護膜に用いられる耐食性ソ
ートの斜視図である。 ■・支柱 ３ 受台 ４ 鉄筋 ５−・・型枠 ６耐食
性シート ７・・エボキン系接着剤 ９ａ、９ｂ・テト
ロンフィルム １１ ・コンクリ−１・特許出願人 株
式会社 ダイト− 第 （Ａ） １図
示す施工状態図、第２図はコンクリート被覆された桟橋
用支柱の正面図、第３図は保護膜に用いられる耐食性ソ
ートの斜視図である。 ■・支柱 ３ 受台 ４ 鉄筋 ５−・・型枠 ６耐食
性シート ７・・エボキン系接着剤 ９ａ、９ｂ・テト
ロンフィルム １１ ・コンクリ−１・特許出願人 株
式会社 ダイト− 第 （Ａ） １図
Claims (1)
- 少なくとも外面に薄いフィルムが設けられた耐食性シー
トの内面に接着剤を塗布し、該耐食性シートの外面を型
枠の内側に仮着し、次いで型枠の内部にコンクリートを
流し込んで固化させ、最後に型枠を前記シートの外面フ
ィルムと共に外すこと、を特徴とするコンクリート構築
物の保護膜形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12978689A JPH02307706A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | コンクリート構築物の保護膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12978689A JPH02307706A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | コンクリート構築物の保護膜形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307706A true JPH02307706A (ja) | 1990-12-20 |
| JPH0536203B2 JPH0536203B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=15018195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12978689A Granted JPH02307706A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | コンクリート構築物の保護膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02307706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111576200A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-08-25 | 江苏东南结构防灾工程有限公司 | 基于严酷环境的水下桥墩复合材料重防腐加固方法 |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP12978689A patent/JPH02307706A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111576200A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-08-25 | 江苏东南结构防灾工程有限公司 | 基于严酷环境的水下桥墩复合材料重防腐加固方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0536203B2 (ja) | 1993-05-28 |
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