JPH02307634A - 簡易型の製造方法 - Google Patents

簡易型の製造方法

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JPH02307634A
JPH02307634A JP13036789A JP13036789A JPH02307634A JP H02307634 A JPH02307634 A JP H02307634A JP 13036789 A JP13036789 A JP 13036789A JP 13036789 A JP13036789 A JP 13036789A JP H02307634 A JPH02307634 A JP H02307634A
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Satoru Kito
鬼頭 哲
Miyuki Kojiya
糀谷 幸
Kiyoya Nakao
中尾 清哉
Kazuyoshi Hasegawa
長谷川 和敬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低融点合金を用いて簡易に金型を製造する方
法に係り、特に樹脂成形用型に見られるようにキャビテ
ィを有する金型を簡易に製造する方法に関する。
(従来の技術) 従来、簡易型の製造法としては、一般に木型から石こう
、砂型と転写して得た鋳型に亜鉛系合金(ZAS)等の
低融点合金を鋳込む汎用の鋳造法(「金属ブレスJ I
E178年11月P16.17 )が用いられていたが
、この方法では、木型より石こう、砂型とモデルを転写
するため、工数の増加が避けられず、生産性およびコス
ト面で大きな不満が残るところなっていた。
そこで、例えば特開昭63−273544号公報、特開
昭84−18535号公報等に示されるごとき、木型、
樹脂モデル等の母型にシリコンゴム、フッ素ゴム等から
成る耐熱性ゴムシートを介して低融点合金を注湯して対
をなす型の一方を鋳造し、その後、前記型の一方を新た
な母型として、これに前記ゴムシートを介して低融点合
金を注湯して対をなす型の他方を鋳造する方法が有用と
なる。か〜る方法によれば、耐熱性ゴムシートによって
木型等が保護されるので、母型から直接金型を鋳造する
ことができるようになり、上記した転写工程が不要にな
る分、生産性の向」二とコスト低減とを達成できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記2つの公報に示された簡易型の製造
方法によれば、耐熱性ゴムシートが型クリアランスを保
証する役割りもなすので、板金用プレス型の製造には有
用となるが、該ゴムシートが均一な厚さとなるため、キ
ャビティを形成することができず、そのま〜の態様では
キャビティを必要とする樹脂成形型等の製造には適用不
可となる問題があった。もちろん、前記ゴムシートに代
えて製品形状を有するモデルを用意し、このモデルを新
たな母型の表面に配置して鋳造するようにすれば、その
利用も可能となる。しかしながら、この場合は前記モデ
ルの周りの母型の表面部分が直接低融点合金に接触する
こととなり、この部分において焼付(溶着)が発生し、
特に同種合金を組合せた場合にこの焼付は顕著となり、
実質その利用は断念せざるを得ない状況にあった。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とするところは、母型から直
接金型を鋳造するという基本態様を維持しつ\、キャビ
ティを有する金型を高能率かつ高精度に製造できる簡易
型の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するため、木型、樹脂モデル
等の母型に低融点合金を注湯して対をなす型の一方を鋳
造し、その後、前記型の上面に製品形状を有するモデル
を配置すると共に、このモデルを囲む該型の上面に耐熱
性材料から成る薄膜または板を配置し、この型を新たな
母型として、これに低融点合金を注湯して対をなす型の
他方を鋳造するように構成したことを要旨とする。
本発明において、上記対をなす型の一方を鋳造するに際
しては、何らかの方法で木型、樹脂モデル等の母型の表
面を保護するのが望ましく、例えば前出特開昭63−2
73544号公報、特開昭84−18535号公報等に
示されるように、母型の表面にシリコンゴム、フッ素ゴ
ム等から成る耐熱性ゴムシートを介在させる方法、ある
いは該母型の表面に予めシリコーン樹脂塗料、フッ素樹
脂塗料等の耐熱性塗料を塗布する方法が有効となる。
また本発明において、上記新たな母型の上面に配置゛す
るモデルは、該母型の面上で成形してそのま\配置する
ようにしても、別途成形したものを母型の上面に配置す
るようにしても良いものである。モデルを母型の上面で
成形するには、例えばパテ、石膏等の造形材を母型上に
流し込み、手仕上げする方法を採用することができる。
この場合、前記パテ材料としては、耐熱性に富みかつ成
形性が良好であるところから、シリコーン樹脂を選択す
るのが望ましい。
また本発明において、上記新たな母型の上面に配置する
耐熱性を有する薄膜または板は、新たな母型に対する低
融点合金の続刊を防止できれば、その材質を特定するも
のでないが、薄膜としてはシリコーン樹脂等の樹脂膜を
、板としては鋼板等の金属板をそれぞれ選択するのが望
ましい。そして、薄膜として樹脂膜を用いる場合は、樹
脂塗料を母型の表面に薄く塗布し、そのま\乾燥、固化
させるようにすることができる。一方板を用いる場合は
、鎖板を、そのま〜対をなす型の他方に一体化して型の
一部として利用することを前提とし、この一体化の方法
として、例えば金属板に予めスタッドを植立して、この
スタッドを鋳ぐるむ方法を用いることができる。
(作用) 上記のように構成した簡易型の製造方法においては、モ
デルの周りとなる部分に薄膜または板を配置することに
より、木型、樹脂モデル等の母型から鋳造した一方の型
を母型として他方の型を鋳造しても、該母型の表面に低
融点合金が直接接触することがなくなり、対をなす型間
の焼付を未然に防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面も参照して説明する。
第1図と第2図は、本発明の第1の実施例を示したもの
である。水弟1の実施例は、木型1を母型として雌型2
を鋳造する第1工程(第1図)とこの雌型2を新たな母
型として雄型3を鋳造する第2工程(第2図)とから概
略構成されている。第1工程においては、先ず原木材か
ら加工した木型1を真空中に所定時間放置して、内部か
ら水分を十分に排出し、続いて該木型1をシリコーン樹
脂塗料にディッピングして、その製品形状部la側の表
層部にシリコーン樹脂を十分浸透させる。次に例えば遠
赤外線ランプを用いて木型1の表面を照射し、前記シリ
コーン樹脂塗料を十分に焼付乾燥して、木型1の製品形
状部la側の表層部に硬質のシリコーン樹脂含浸層4を
形成する。その後、木型lを、第1図に示すように」二
・下一対の鋳造枠5,6内にセットし、木型1上の空間
に低融点合金7を注湯し、そのまに冷却凝固させて雌型
2を鋳造する。この鋳造に際しては、シリコーン樹脂含
浸層4の存在により木型1の耐熱性は高まり、溶湯熱に
よって木型1が損傷することなくなるばかりか、予め真
空中に放置して木を1から水分を排出しているので、鋳
造中に多量のガスが発生することもなくなり、形状、品
質に優れた雌型2が得られるようになる。
次に、上記のようにして得た雌型2を鋳造枠5と一緒に
反転し、第2図に示すように、該雌型2の製品形状部2
a内にシリコーン樹脂から成るパテ11を流し込み、こ
のパテを手作業により成形して、製品(成形品)形状を
有するモデル12を造形する。次にこのモデル12を含
む雌型2の」二面に一様にシリコーン樹脂の塗料を塗布
し、これを乾燥固化させて、数10〜数100ルm厚さ
のシリコーン樹脂膜13を形成する。その後、鋳造枠5
上に他の鋳造枠14を重ねて配置し、この中に低融点合
金7を注湯し、そのま\冷却凝固させて雄型(3)を鋳
造する。そして鋳造後、両型2,3を離型し、モデル1
2を脱型すれば、両型2,3の間には共通のキャビティ
が形成される。
しかして、上記雄型3の鋳造に際しては、モデル12お
よびシリコーン樹脂膜13の存在により、低融点合金7
が直接雌型2に接触せず、したがって両型2,3の間に
は焼付は発生せず、形状精度に優れた金型が得られるよ
うになる。しかも、本実施例ではシリコーン樹脂パテを
用いてモデル12を造形するようにしたので、その成形
性の良さによりきわめて簡単にかつ精度良くモデルを造
形することでき、効率的な金型製造が可能になる。
第3図は、本発明の第2の実施例を示したものである。
なお、水弟2の実施例も第1、第2の2つの工程から構
成される点は、上記第1の実施例と変わりはないので、
こ\では、第2工程のみを示すこととする。水弟2の実
施例においては、第1工程で得た雌型2の製品形状部2
aに、第1の実施例と同様にシリコーン樹脂パテを用い
てモデル12を造形すると共に、このモデル12の周り
の雌型2の表面に ll1m程度の板厚を有する鋼板1
5を載置する。この鋼板15には、予め複数のスタッド
1Bを溶接により植立しておき、このスタッド16を鋳
造枠14内に臨ませるようにする。この状態のもと、鋳
造枠14内に低融点合金7を注湯し、そのま\冷却凝固
させる。
すると、得られた雄型(3)にはスタッド16が鋳ぐる
まれ、鋼板15は雄型3に一体化される。なおこめ雄型
3は、鋼板15と共に実用に供される。しかして、この
鋳造に際しては、前記鋼板15が両型2,3の焼付を防
止する役割りをなし、」−記第1の実施例と同様に形状
精度に優れた金型が得られるようになる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明にか〜る簡易型の
製造方法によれば、木型、樹脂モデル等の母型から鋳造
した一方の型を母型として他方の型を鋳造しても、該母
型の表面に配置した薄膜または板が両型の焼付を防止す
るので、キャビティを有する金型を高能率かつ高精度に
製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示す断面図
、第3図は本発明の第2実施例を示す断面図である。 1 ・・・ 木型 2 ・・・ 雌型 3 ・・・ 雄型 5、El、14  ・・・ 鋳造枠 7 ・・・ 低融点合金溶湯 12  ・・・ モデル 13  ・・・ 薄膜(シリコーン樹脂)15  ・・
・ 板(鋼板) 16  ・・・ スタッド (ほか2名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木型、樹脂モデル等の母型に低融点合金を注湯し
    て対をなす型の一方を鋳造し、その後、前記型の上面に
    製品形状を有するモデルを配置すると共に、このモデル
    の周りの該型の上面に耐熱性材料から成る薄膜または板
    を配置し、この型を新たな母型として、これに低融点合
    金を注湯して対をなす型の他方を鋳造することを特徴と
    する簡易型の製造方法。
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