JPH02258133A - 簡易型の製造方法 - Google Patents
簡易型の製造方法Info
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- JPH02258133A JPH02258133A JP11789589A JP11789589A JPH02258133A JP H02258133 A JPH02258133 A JP H02258133A JP 11789589 A JP11789589 A JP 11789589A JP 11789589 A JP11789589 A JP 11789589A JP H02258133 A JPH02258133 A JP H02258133A
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プレス加工、樹脂成形等に用いる簡易型の製
造方法に関する。
造方法に関する。
(従来の技術)
簡易型の製造法としては、従来より種々の方法があり、
例えば木型から石こう、砂型と転写したものに亜鉛系合
金(ZAS )を鋳込む汎用の鋳造法(「金属プレスJ
1978年11月 P2O,17)、あるいは板金モ
デルを溶解槽内の低融点合金溶湯中に浸漬して、そのま
〜凝固させてポンチとダイとを同時に得るデュアルフオ
ーム法(「機械と工具J 1975年6月P21〜25
)等が既に実用化されている。しかしながら、前者は、
木型より石こう、砂型とモデルを転写するため、生産性
に劣り、一方後者では、板金モデルに直接凝固させるの
で生産性に富むが、板金モデル製作時の精度出しが非常
に困難で、複雑な設計変更にも容易に対応できず、いま
−っ汎用性に乏しいという問題があった。
例えば木型から石こう、砂型と転写したものに亜鉛系合
金(ZAS )を鋳込む汎用の鋳造法(「金属プレスJ
1978年11月 P2O,17)、あるいは板金モ
デルを溶解槽内の低融点合金溶湯中に浸漬して、そのま
〜凝固させてポンチとダイとを同時に得るデュアルフオ
ーム法(「機械と工具J 1975年6月P21〜25
)等が既に実用化されている。しかしながら、前者は、
木型より石こう、砂型とモデルを転写するため、生産性
に劣り、一方後者では、板金モデルに直接凝固させるの
で生産性に富むが、板金モデル製作時の精度出しが非常
に困難で、複雑な設計変更にも容易に対応できず、いま
−っ汎用性に乏しいという問題があった。
そこで、例えば特公昭2B−6455号公報に示される
ように、母型として木型モデルを用い、この木型モデル
に直接低融点合金を鋳込んで金型な得る方法(A法)、
あるいは特開昭63−273544号公報に示されるよ
うに、木型モデルにシリコンゴム、フッ素ゴム等から成
る耐熱性ゴムシートを介して低融点合金を鋳込んで金型
を得る方法(B法)が有用となる。そしてこれらの方法
によれば、木型モデルを用いて簡便に金型を製造できる
ので、上記した諸問題を解決できるようになる。
ように、母型として木型モデルを用い、この木型モデル
に直接低融点合金を鋳込んで金型な得る方法(A法)、
あるいは特開昭63−273544号公報に示されるよ
うに、木型モデルにシリコンゴム、フッ素ゴム等から成
る耐熱性ゴムシートを介して低融点合金を鋳込んで金型
を得る方法(B法)が有用となる。そしてこれらの方法
によれば、木型モデルを用いて簡便に金型を製造できる
ので、上記した諸問題を解決できるようになる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記木型モデルに低融点合金を鋳込む方
法によれば、溶湯の熱により木型モデルから多量のガス
(主として水蒸気)が発生し、これに起因して、上記A
法ではガスの巻込みによって巣が発生し、一方上記B法
ではゴムシートと木型モデルとの間にガスが集まって表
面に凹凸が発生し、何れも鋳造品質の低下が避けられな
いようになるという問題があった。
法によれば、溶湯の熱により木型モデルから多量のガス
(主として水蒸気)が発生し、これに起因して、上記A
法ではガスの巻込みによって巣が発生し、一方上記B法
ではゴムシートと木型モデルとの間にガスが集まって表
面に凹凸が発生し、何れも鋳造品質の低下が避けられな
いようになるという問題があった。
なお、いわゆる鋳造用木型としては、例えば実公昭47
−27EilO号公報に示されるように、表層部にプラ
スチックの含浸硬化層を形成して経時的な寸法の狂いを
防止するようにしたもの、あるいは特公昭52−270
88号公報に示されるように、表層部にシリコン樹脂含
浸層を形成して離型持続性の改善を図ったもの等があり
、これらの技術を上記木型モデルに利用することが考え
られる。しかしながら、これら技術をそのま〜利用した
場合には、木型モデルには依然として多くの水分が含ま
れるので、鋳造に際して含浸層を破壊してガスが噴出す
る危険があり、根本的な対策とならない。
−27EilO号公報に示されるように、表層部にプラ
スチックの含浸硬化層を形成して経時的な寸法の狂いを
防止するようにしたもの、あるいは特公昭52−270
88号公報に示されるように、表層部にシリコン樹脂含
浸層を形成して離型持続性の改善を図ったもの等があり
、これらの技術を上記木型モデルに利用することが考え
られる。しかしながら、これら技術をそのま〜利用した
場合には、木型モデルには依然として多くの水分が含ま
れるので、鋳造に際して含浸層を破壊してガスが噴出す
る危険があり、根本的な対策とならない。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とするところは、木型モデル
からのガス発生を可及的に抑制し、もって鋳造品質に優
れた金型を安定して得ることができる簡易型の製造方法
を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、木型モデル
からのガス発生を可及的に抑制し、もって鋳造品質に優
れた金型を安定して得ることができる簡易型の製造方法
を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段)
本発明は、上記課題を解決するため、木型モデルまたは
その原木材を、真空中に放置または加熱炉内に保持して
、これらの内部より水分を排出した後、前記木型モデル
または前記原木材から加工した木型モデルに耐熱性塗料
を塗布して、該塗料を前記各木型モデルの表層部に含浸
させ、前記塗料を乾燥した後に前記各木型モデルを母型
として低融点合金を鋳込むように構成したことを特徴と
する。
その原木材を、真空中に放置または加熱炉内に保持して
、これらの内部より水分を排出した後、前記木型モデル
または前記原木材から加工した木型モデルに耐熱性塗料
を塗布して、該塗料を前記各木型モデルの表層部に含浸
させ、前記塗料を乾燥した後に前記各木型モデルを母型
として低融点合金を鋳込むように構成したことを特徴と
する。
本発明において、上記耐熱性塗料としては、耐熱性を有
するものであれば特にその種類を限定するものでなく、
例えばシリコーン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、フッ素
樹脂塗料、セラミ・ンクスコーティング剤等を選択する
ことができる。またこれら塗料を木型モデルに塗布する
方法も任意であり、例えばハケ塗り、吹付け、ディッピ
ング等の種々の方法を採用することができる。さらに耐
熱性塗料を塗布する部分は、木型モデルの表面全体であ
ってもかまわないが、少なくとも製品形状面に塗布する
ことが必要である。
するものであれば特にその種類を限定するものでなく、
例えばシリコーン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、フッ素
樹脂塗料、セラミ・ンクスコーティング剤等を選択する
ことができる。またこれら塗料を木型モデルに塗布する
方法も任意であり、例えばハケ塗り、吹付け、ディッピ
ング等の種々の方法を採用することができる。さらに耐
熱性塗料を塗布する部分は、木型モデルの表面全体であ
ってもかまわないが、少なくとも製品形状面に塗布する
ことが必要である。
また本発明において、特に加熱炉内に保持して木型モデ
ルまたはその原木材から水分を排出する場合、低融点合
金の注湯温度より高くかつまた木材が炭化する温度より
も低い温度であれば、特にその温度を限定するものでな
いが、低融点合金の注湯温度よりもわずか高い温度を選
択するのが望ましい。またこの場合、加熱炉内を真空雰
囲気として水分の排出を促進するようにしても良い。
ルまたはその原木材から水分を排出する場合、低融点合
金の注湯温度より高くかつまた木材が炭化する温度より
も低い温度であれば、特にその温度を限定するものでな
いが、低融点合金の注湯温度よりもわずか高い温度を選
択するのが望ましい。またこの場合、加熱炉内を真空雰
囲気として水分の排出を促進するようにしても良い。
また本発明において、上記低融点合金の種類も限定する
ものでなく 、Bi、PbJ:d、Sn、Sb、In等
の2種以上から成る合金、例えばB1−9n、B1−P
b。
ものでなく 、Bi、PbJ:d、Sn、Sb、In等
の2種以上から成る合金、例えばB1−9n、B1−P
b。
5n−In、B1−5b−Sn等の合金を用いることが
できる。
できる。
(作用)
上記のように構成した簡易型の製造方法においては、予
め木型モデルまたはその原木材を真空中に放置または加
熱炉内に保持して水分を排出することにより、低融点合
金を鋳込んだ際、多量のガスが発生することがなくなり
、しかも耐熱性塗料の含浸層により木型モデル中の残留
水分のガス化が抑制され、鋳造は安定する。
め木型モデルまたはその原木材を真空中に放置または加
熱炉内に保持して水分を排出することにより、低融点合
金を鋳込んだ際、多量のガスが発生することがなくなり
、しかも耐熱性塗料の含浸層により木型モデル中の残留
水分のガス化が抑制され、鋳造は安定する。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面も参照して説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示したものである。本
第1実施例においては、予め原木材を加工して製品形状
面2を有する木型モデル1を製作する。そして先ず、こ
の木型モデルlを真空中に所定時間放置し、該木型モデ
ルの内部から水分を十分に排出させ、その後に木型モデ
ルlをシリコーン樹脂塗料にディッピングして、その製
品形状面2側の表層部にシリコーン樹脂を十分浸透させ
る。次に、照射エネルキーの大きなランプ、例えば遠赤
外線ランプを用いて木型モデル1の表面を照射し、前記
シリコーン樹脂塗料を十分に焼付乾燥して、木型モデル
1の製品形状面2側の表層部に硬質のシリコーン樹脂含
浸層3を形成する。その後、前記のようにして準備した
木型モデルlを、第1図に示すように、上・下鋳造枠4
.5内にセットし、木型モデルl上の鋳造空間6に低融
点合金7を注湯し、そのま〜冷却凝固させて金型を鋳造
する。
第1実施例においては、予め原木材を加工して製品形状
面2を有する木型モデル1を製作する。そして先ず、こ
の木型モデルlを真空中に所定時間放置し、該木型モデ
ルの内部から水分を十分に排出させ、その後に木型モデ
ルlをシリコーン樹脂塗料にディッピングして、その製
品形状面2側の表層部にシリコーン樹脂を十分浸透させ
る。次に、照射エネルキーの大きなランプ、例えば遠赤
外線ランプを用いて木型モデル1の表面を照射し、前記
シリコーン樹脂塗料を十分に焼付乾燥して、木型モデル
1の製品形状面2側の表層部に硬質のシリコーン樹脂含
浸層3を形成する。その後、前記のようにして準備した
木型モデルlを、第1図に示すように、上・下鋳造枠4
.5内にセットし、木型モデルl上の鋳造空間6に低融
点合金7を注湯し、そのま〜冷却凝固させて金型を鋳造
する。
しかして、上記鋳造に際しては、予め真空中に放置して
木型モデル1から水分を排出しているので、鋳込み中に
多量のガスが発生することがなくなり、加えてシリコー
ン樹脂含浸層3にによって、木型モデル1に残留する水
分のカス化が抑制され、結果として、金型中にはガス巻
込みによる巣の発生はほどんどなくなる。
木型モデル1から水分を排出しているので、鋳込み中に
多量のガスが発生することがなくなり、加えてシリコー
ン樹脂含浸層3にによって、木型モデル1に残留する水
分のカス化が抑制され、結果として、金型中にはガス巻
込みによる巣の発生はほどんどなくなる。
第2図は、本発明の第2実施例を示したものである。本
第2実施例においては、予め木型モデル用の原木材を加
熱炉に装入して約250°Cの温度で 時間保持し、該
原木材の内部から水分を十分に排出させ、その後に前記
原木材から木型モデル11を加工する。そして、前記加
工した木型モデル11の製品形状面12にシリコーン樹
脂塗料をスプレーにて塗布し、その製品形状面12側の
表層部にシリコーン樹脂を十分浸透させる。その後、シ
リコーン樹脂を良く乾燥し、さらに製品形状面12に2
〜3度シリコーン樹脂塗料を重ね塗りした後、木型モデ
ル11の表面を加熱(250°C)乾燥して、その製品
形状面12側の表層部に硬質のシリコーン樹脂含浸層1
3を形成する。なお、この木型モデル11にはエア通路
14を設けておく。
第2実施例においては、予め木型モデル用の原木材を加
熱炉に装入して約250°Cの温度で 時間保持し、該
原木材の内部から水分を十分に排出させ、その後に前記
原木材から木型モデル11を加工する。そして、前記加
工した木型モデル11の製品形状面12にシリコーン樹
脂塗料をスプレーにて塗布し、その製品形状面12側の
表層部にシリコーン樹脂を十分浸透させる。その後、シ
リコーン樹脂を良く乾燥し、さらに製品形状面12に2
〜3度シリコーン樹脂塗料を重ね塗りした後、木型モデ
ル11の表面を加熱(250°C)乾燥して、その製品
形状面12側の表層部に硬質のシリコーン樹脂含浸層1
3を形成する。なお、この木型モデル11にはエア通路
14を設けておく。
次に、上記のようにして準備した木型モデル11を、同
じく第2図に示すように、耐熱性ゴムシート(シリコン
ゴム)15と共にダイ鋳造枠16にセットし、さらに木
型モデル11の背部をポンチ鋳造枠17で囲み、このポ
ンチ鋳造枠17内へ真空ポンプ18の作動により負圧を
供給する。この負圧供給により、木型モデル11の製品
形状面12とゴムシート15との間のエアはエア通路1
4を通じて外部へ排出され、ゴムシート15は木型モデ
ル11に密着する。ダイ鋳造枠16内には予め低融点合
金溶湯20が保持されており、ダイ鋳造枠16に連通ず
るリザーバ18内へ配管21を通じて圧縮エアを供給す
ると、ダイ鋳造枠16内の低融点合金溶湯20は押し上
げられて木型モデル11に接触し、そのま〜冷却、凝固
すれば、ダイか鋳造される。しかして、このダイの鋳造
に際しては、予め原木材から熱処理により水分を排出し
ているので、上記実施例1と同様に鋳込み中に木型モデ
ル11からのガス発生が抑えられ、木型モデル11とゴ
ムシート15との間にガスが集まることがなくなり、得
られたダイの面品質は著しく向上するようになる。
じく第2図に示すように、耐熱性ゴムシート(シリコン
ゴム)15と共にダイ鋳造枠16にセットし、さらに木
型モデル11の背部をポンチ鋳造枠17で囲み、このポ
ンチ鋳造枠17内へ真空ポンプ18の作動により負圧を
供給する。この負圧供給により、木型モデル11の製品
形状面12とゴムシート15との間のエアはエア通路1
4を通じて外部へ排出され、ゴムシート15は木型モデ
ル11に密着する。ダイ鋳造枠16内には予め低融点合
金溶湯20が保持されており、ダイ鋳造枠16に連通ず
るリザーバ18内へ配管21を通じて圧縮エアを供給す
ると、ダイ鋳造枠16内の低融点合金溶湯20は押し上
げられて木型モデル11に接触し、そのま〜冷却、凝固
すれば、ダイか鋳造される。しかして、このダイの鋳造
に際しては、予め原木材から熱処理により水分を排出し
ているので、上記実施例1と同様に鋳込み中に木型モデ
ル11からのガス発生が抑えられ、木型モデル11とゴ
ムシート15との間にガスが集まることがなくなり、得
られたダイの面品質は著しく向上するようになる。
上記第2実施例においては特に、原木材の段階で水分を
排出してから木型モデル11を加工するようにしたので
、鋳造に際して木型モデル11の収縮が抑えられ、ダイ
の寸法精度も向上するようになる。因みに、木型モデル
の収縮率を測定した結果、木本型モデル11の板目方向
の収縮率は約0.2%であるのに対し、水分排出処理を
全く行わない従来の木型モデルの収縮率は約1゜1%で
あり、本木型モデル11の寸法安定性の著しく大きいこ
とが確認できた。
排出してから木型モデル11を加工するようにしたので
、鋳造に際して木型モデル11の収縮が抑えられ、ダイ
の寸法精度も向上するようになる。因みに、木型モデル
の収縮率を測定した結果、木本型モデル11の板目方向
の収縮率は約0.2%であるのに対し、水分排出処理を
全く行わない従来の木型モデルの収縮率は約1゜1%で
あり、本木型モデル11の寸法安定性の著しく大きいこ
とが確認できた。
なお、上記ダイ鋳造後は、木型モデル11を脱型し、タ
イを新たな母型としてポンチ鋳造枠17内に低融点合金
を注湯し、そのま\冷却凝固させれば、ポンチを鋳造す
ることができ、このようにして得られたダイとポンチと
の型クリアランスは、前記ゴムシート15により保証さ
れる。
イを新たな母型としてポンチ鋳造枠17内に低融点合金
を注湯し、そのま\冷却凝固させれば、ポンチを鋳造す
ることができ、このようにして得られたダイとポンチと
の型クリアランスは、前記ゴムシート15により保証さ
れる。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明にか覧る簡易型の
製造方法によれば、事前に木型モデルまたその原木材か
ら水分を排出すると共に木型モデルの表層部に耐熱性塗
料を含浸させたので、木型モデルからのガス発生を抑え
て安定した鋳造を行うことができるようになり、鋳造品
質に優れた金型を得ることができる効果がある。
製造方法によれば、事前に木型モデルまたその原木材か
ら水分を排出すると共に木型モデルの表層部に耐熱性塗
料を含浸させたので、木型モデルからのガス発生を抑え
て安定した鋳造を行うことができるようになり、鋳造品
質に優れた金型を得ることができる効果がある。
第1図は、本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は
、本発明の第2実施例を示す断面図である。 1.11 ・・・ 木型モデル 2.12 ・・・ 製品形状面 3.13 ・・・ 含浸層 5.8.16.17・・・ 鋳造枠 15 ・・・ ゴムシート
、本発明の第2実施例を示す断面図である。 1.11 ・・・ 木型モデル 2.12 ・・・ 製品形状面 3.13 ・・・ 含浸層 5.8.16.17・・・ 鋳造枠 15 ・・・ ゴムシート
Claims (1)
- (1)木型モデルまたはその原木材を、真空中に放置ま
たは加熱炉内に保持して、これらの内部より水分を排出
した後、前記木型モデルまたは前記原木材から加工した
木型モデルに耐熱性塗料を塗布して、該塗料を前記各木
型モデルの表層部に含浸させ、前記塗料を乾燥した後に
前記各木型モデルを母型として低融点合金を鋳込むこと
を特徴とする簡易型の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-306512 | 1988-12-03 | ||
JP30651288 | 1988-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02258133A true JPH02258133A (ja) | 1990-10-18 |
JPH0440096B2 JPH0440096B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=17957918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11789589A Granted JPH02258133A (ja) | 1988-12-03 | 1989-05-11 | 簡易型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02258133A (ja) |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11789589A patent/JPH02258133A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440096B2 (ja) | 1992-07-01 |
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