JPH0230686Y2 - - Google Patents

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JPH0230686Y2
JPH0230686Y2 JP1985090713U JP9071385U JPH0230686Y2 JP H0230686 Y2 JPH0230686 Y2 JP H0230686Y2 JP 1985090713 U JP1985090713 U JP 1985090713U JP 9071385 U JP9071385 U JP 9071385U JP H0230686 Y2 JPH0230686 Y2 JP H0230686Y2
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hot air
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air guide
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は燃焼器の燃焼排ガスを温風用送風機の
送風に合流せしめて温風吐出口から室内に放出す
るようにした室内開放型の温風暖房機に関する。
(ロ) 従来の技術 此種、従来の温風暖房機は実開昭57−157837号
公報にて開示しているように前面に温風吐出口を
背面に送風口を設けた本体ケース内に燃焼器と温
風案内筐(前記公報での名称は燃焼筒)を配設し
ている。また前記送風口には送風装置を配設して
いるが、これらの温風案内筐および送風装置を
夫々別個に本体ケースの背面にビス等を用いて止
着しているために取り付けに要する作業時間がか
かり煩わしく非常に能率の悪いものであつた。ま
た、本体ケースと温風案内筐と送風装置に三者が
重合する重合部分を設け、これらの重合部分をビ
ス等の固定手段を用いて止着するようにすれば、
固定箇所は少なくてすむが、本体ケース内外の温
風案内筐と送風装置のビス孔等の位置合わせが大
変難しくなる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述した事実に鑑みて成されたもので
あり、本体ケースと温風案内筐と送風装置に三者
が重合する重合部分を設け、これらの重合部分を
ビス等の固定手段を用いて止着するようにしたも
のにおいて、本体ケースと、本体ケース内外の温
風案内筐と送風装置とのビス等の挿入孔の位置合
わせが容易に行えるようにし、温風案内筐と送風
装置の本体ケースへの取付けが簡単に行えるよう
にすることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、前面部に温風吐出口を、背面部に
送風口を有する本体ケース内に燃焼器と温風案内
筐を設けると共に前記送風口の周縁に送風装置を
取り付けた温風暖房機において、前記送風口の周
縁には第1挿入孔と第1係合部と第2係合部とを
設け、前記温風案内筐には前記第1係合部に係合
される第1係止部と前記第1係合部と第1係止部
との係合により前記第1挿入孔と合致する第2挿
入孔とを有する取付片を設け、一方前記送風装置
には前記第2係合部に係合される第2係止部と、
前記第2係合部と第2係止部との係合により前記
第1挿入孔と合致する第3挿入孔とを有する取付
片を設け、この取付片と本体の背面部と前記送風
案内筐の取付片との三者が重合された状態でその
重合部分の挿入孔が位置合わせされ、その重合部
分が挿入孔に挿入されたビス等の固定手段で固定
されている構成である。
(ホ) 作用 温風案内筐の取付片に設けた第1係止部と送風
装置の取付片に設けた第2係止部とを送風口の周
縁に設けた第1係合部と第2係合部とにそれぞれ
係合させることにより、温風案内筐と送風装置と
が本体ケースに仮止めされるばかりでなく、これ
ら三者の重合部分の挿入孔が位置合わせされるた
め、これらの重合部分の挿入孔にビス等の固定手
段を容易に挿入でき、温風案内筐と送風装置の本
体ケースへの取付けが簡単に行えるようになる。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。1は底板2、両側面部3,4および背面部5
から成る周側板6、天板7、前面パネル8等にて
中空筐体状に形成した本体ケースで、該本体ケー
ス1の背面部5には後述するプロペラフアン37
を介在させる送風口9を開設している。前記送風
口9の周縁適所には後述する温風案内筐25に形
設した係止爪27,27を係着する第1係合部と
しての引掛け孔10,10を形設すると共に送風
装置36の爪片43,43を係着する第2係合部
としての係入孔11,11を形設している。ま
た、前記送風口9の周縁適所には後述する温風案
内筐25と送風装置36をビス等の固定手段4
4,44……にて固定するためのビス孔(第1挿
入孔)12,12……を穿設しているものであ
る。
13は前記本体ケース1の前面開口部分に着脱
可能に取付けている前面パネル8の下部に設けた
横長矩形状の温風吐出口であり、該温風吐出口1
3には上下方向に間隔を存して多数のルーバ横羽
根14,14……を横架した横長方形状のルーバ
枠15が取付けてある。
16は底板2上の略中央部に固定せるバーナス
タンドで、該バーナスタンド16上には本体ケー
ス1内の下部に配置されるべく断熱材16′を介
して気化式の燃焼器17がビス止め固定されてい
る。該燃焼器17は気化用電気ヒータにて予熱さ
れ、内部の気化室に燃料タンク36から電磁ポン
プ37等を介して供給された石油燃料を気化する
と共に、この気化ガスと給気装置18から空気ノ
ズル19を介して供給される燃焼空気とを予混合
し、該予混合ガスを上部の炎口部20にて青火燃
焼させるものである。21は炎口部20の周側方
に形成された青火燃焼炎であり、22は燃焼空気
の吸気口部に設けたフイルター、38は前記燃料
タンク36に液体燃料を供給する補助タンクであ
る。
23は燃焼器17と共に前記バーナスタンド1
6上に固定したバーナケースで、燃焼器17の周
囲を間隔を存して囲うように上部を開放した有底
筒状を呈し、且つ上端開放部分にはフランジ部2
4が形設されている。
25は前記バーナケース23の上方に位置して
本体ケース1内の中央部に設けた温風案内筐で、
該温風案内筐25は前端下部を前記温風吐出口1
3に連通すると共に後端を前記送風口9に連通し
ている。また、前記温風案内筐25の後端の周縁
適所には外方に向けて一体に止持片(取付片)2
6,26を折曲形成し、左右の止持片(取付片)
26′,26′の上部には第1係止部としての係止
爪27,27を形設すると共に上下の止持片2
6″,26″にはビス孔(第2挿入孔)28,28
……を形設している。29は温風案内筐25の下
面板で、その略中央部には前記燃焼器17の上部
を貫通させる中央開口29′が開設されると共に、
後部には前記バーナケース23内に後述する温風
吐出用の送風装置36の送風の一部を導入して燃
焼二次空気とする通気孔29″が穿設してあり、
又この下面板29はシール材30を介して前記バ
ーナケース23のフランジ部24上に載置されて
いる。31は前記温風案内筐25の前面板で、該
前面板31は上面板32の前端から前記温風吐出
口13に向つて傾斜しており、温風案内筐25の
熱が前面パネル8に伝導しにくいように上部が前
面パネル8から大きく離間している。
33は取付片34,34によつて前記前面板3
1に間隔を存して固着された送風ガイド板で、前
面板31と平行に傾斜した前方傾斜部33aと水
平部33bと後方傾斜部33cから成り、この送
風ガイド板33は温風案内筐25の上部に冷却用
送風路Aを形成するものである。この冷却用送風
路Aは、後述する送風装置36からの送風の一部
を分流して前記燃焼器17の燃焼排ガスと合流さ
せずに温風吐出口13の上端部に直接導びくよう
にその出口Bを温風吐出口13に対向せしめてあ
る。
34は内部下方に前記燃焼器17の炎口部20
を臨ませた中空筒状の燃焼筒で、その下端は前記
下面板29上にスポツト溶接にて固着され、前記
温風案内筐25の内部に立設されている。35は
燃焼筒34上部の排ガス流出口34aに装備せる
浄化触媒である。
36は前記温風吐出口13から温風を送出する
送風装置で、該送風装置36は本体ケース1の後
面部5の略中央に開設した送風口9に介在させた
プロペラフアン37と周面に多数の通気口38
a,38a……を開設したフアンガード38に支
持され前記プロペラフアン37を回転せるフアン
モータ39とからなり、前記フアンガード38の
内面側にはフイルターとなる金網40を張設して
ある。また前記フアンガード38の上部周縁と下
部周縁には夫々取付片41,41を一体に折曲形
成しており、該取付片41,41には夫々ビス孔
(第3挿入孔)42,42……を穿設すると共に
上部周縁に形成した取付片41には前述せる係入
孔11,11に係着する第2係止部としての爪片
43,43を形設している。
本考案は上述する構成であり、以下温風案内筐
25と送風装置36の取付けについて説明する。
先ず、温風案内筐25の止持片26′,26′に形
設した係止爪27,27を本体1の背面部5に設
けた引掛け孔10,10に係入係着させると共に
送風装置36の取付片41に形設している爪片4
3,43を背面部5に設けた係入孔11,11に
係入係着させる。この状態において送風装置36
の取付片41,41と背面部5と温風案内筐25
の止持片26との3者が重合する部分に夫々穿設
しているビス孔42,42……12,12……2
8,28にビスやリベツト等から成る固定手段4
4,44……を止着して取付けが終了する。
このように、温風案内筐25の止持片に設けた
係止爪27,27と本体ケース1の背面部に設け
た引掛け孔10,10との係合、並びに送風装置
36の取付片41に設けた爪片43,43と本体
ケース1の背面部に設けた係入孔11,11との
係合により、温風案内筐25と送風装置36とが
本体ケース1に仮止めされるばかりでなく、これ
ら三者の重合部分のビス孔が位置合わせされるた
め、これらの重合部分のビス孔にビス等の固定手
段を容易に挿入でき、温風案内筐25と送風装置
36の本体ケース1への取付けが簡単に行うこと
ができる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上説明したように、前面部に温風吐
出口を、背面部に送風口を有する本体ケース内に
燃焼器と温風案内筐を設けると共に前記送風口の
周縁に送風装置を取り付けた温風暖房機におい
て、前記送風口の周縁には第1挿入孔と第1係合
部と第2係合部とを設け、前記温風案内筐には前
記第1係合部に係合される第1係止部と前記第1
係合部と第1係止部との係合により前記第1挿入
孔と合致する第2挿入孔とを有する取付片を設
け、一方前記送風装置には前記第2係合部に係合
される第2係止部と、前記第2係合部と第2係止
部との係合により前記第1挿入孔と合致する第3
挿入孔とを有する取付片を設け、この取付片と本
体の背面部と前記送風案内筐の取付片との三者が
重合された状態でその重合部分の挿入孔が位置合
わせされ、その重合部分が挿入孔に挿入されたビ
ス等の固定手段で固定されている構成であるか
ら、温風案内筐と送風装置とを本体ケースに仮止
めできるばかりでなく、これら三者の重合部分の
挿入孔が位置合わせされるため、これらの重合部
分の挿入孔にビス等の固定手段を容易に挿入する
ことができると共に、前述する三者の重合部分を
固定手段により固定する事で温風案内筐と送風装
置を簡単に且つ強固に同時に固定することができ
非常に作業性が良い。また、前述する三者が重合
する事によつて本体の変形等を防止する等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は温風暖房機を側面から観た時の縦断
面図、第2図は前面パネルを取り外した正面図、
第3図は温風案内筐と本体の背面部との分解斜視
図、第4図は送風装置と本体の背面部との分解斜
視図、第5図は第2図中A−A′の断面図、第6
図は温風暖房機の背面を示す外観斜視図である。 1……本体ケース、9……送風口、10……引
掛け孔(第1係合部)、11……係入孔(第2係
合部)、12……ビス孔(第1挿入孔)、13……
温風吐出口、17……燃焼器、25……温風案内
筐、26……止持片(取付片)、27……係止爪
(第1係止部)、28……ビス孔(第2挿入孔)、
36……送風装置、41……取付片、42……ビ
ス孔(第3挿入孔)、43……爪片(第2係止
部)、44……固定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面部に温風吐出口を、背面部に送風口を有す
    る本体ケース内に燃焼器と温風案内筐を設けると
    共に前記送風口の周縁に送風装置を取り付けた温
    風暖房機において、前記送風口の周縁には第1挿
    入孔と第1係合部と第2係合部とを設け、前記温
    風案内筐には前記第1係合部に係合される第1係
    止部と前記第1係合部と第1係止部との係合によ
    り前記第1挿入孔と合致する第2挿入孔とを有す
    る取付片を設け、一方前記送風装置には前記第2
    係合部に係合される第2係止部と、前記第2係合
    部と第2係止部との係合により前記第1挿入孔と
    合致する第3挿入孔とを有する取付片を設け、こ
    の取付片と本体の背面部と前記送風案内筐の取付
    片との三者が重合された状態でその重合部分の挿
    入孔が位置合わせされ、その重合部分が挿入孔に
    挿入されたビス等の固定手段で固定されているこ
    とを特徴とする温風暖房機。
JP1985090713U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0230686Y2 (ja)

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JPS61205357U JPS61205357U (ja) 1986-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2607151B2 (ja) * 1989-08-09 1997-05-07 三菱電機株式会社 空気清浄器付石油暖房機
JP2014052096A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60156315U (ja) * 1984-03-28 1985-10-18 松下電器産業株式会社 空気調和機

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JPS61205357U (ja) 1986-12-25

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