JPH0230587Y2 - - Google Patents

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JPH0230587Y2
JPH0230587Y2 JP16521585U JP16521585U JPH0230587Y2 JP H0230587 Y2 JPH0230587 Y2 JP H0230587Y2 JP 16521585 U JP16521585 U JP 16521585U JP 16521585 U JP16521585 U JP 16521585U JP H0230587 Y2 JPH0230587 Y2 JP H0230587Y2
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enlarged
floor
expanded
winch
latching
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JP16521585U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は拡大部を有するシエルタにおける拡大
床部の展開・収納装置に関する。
「従来の技術」、「考案が解決しようとする問題
点」 第6図および第7図に示す如く、シエルタ本体
Aの側面に開口部Bを形成し、該開口部Bに拡大
部Cを構成する側壁部材D、床部材Eおよび天井
部材F等の各部材を展開拡張、折畳み収納可能に
設けたシエルタにあつては、一般に側壁部材D、
床部材E、天井部材Fの順に折畳み収納するよう
構成されており、その内、側壁部材Dおよび床部
材Eはシエルタ本体A内に収納され、天井部材F
によりシール材(図示せず)を介して密閉状に開
口部Bを閉鎖し、折畳み、収納状態におけるシエ
ルタ本体A内への風雨の浸入を防止するよう構成
されている。
したがつて、今、折畳み収納状態にある拡大部
Cを展開拡張せしめる場合には、先ず、天井部材
Fを展開し、次に、床部材Eを展開し、最後に側
壁部材Dを引き出すよう展開せしめることによつ
て拡大部Cは展開拡張される。また、展開拡張状
態にある拡大部Cを折畳み収納する場合には、前
記展開拡張時の逆に各部材を折畳むことによつて
拡大部Cの各部材は折畳み収納される。
しかし、従来の拡大部Cを有するシエルタにあ
つては、外側に折畳むよう設けられた天井部材F
は、天井部材Fの両側端とシエルタ本体Aの両端
面部間にそれぞれ装着されたダンパGを介して回
動するよう構成されているため、容易に展開、ま
たは折畳むことができるが、特に、天井部材Fの
内側に折畳むよう設けられた他部材に比して重量
が最も重い床部材Eは、シエルタ本体A内に収納
されるよう設けられているため、床部材Eとシエ
ルタ本体A間にはダンパを設けることができず、
したがつて、この床部材Eの回動操作は人力によ
つてなされていた。しかし、一人の作業員によつ
て操作することはできず、操作には複数の作業員
が必要なために作業性が悪く、かつ作業時、危険
が伴なう等の問題点を有していた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述の事情に鑑み、上記従来の問題点
を解決すべくなされたものであつて、シエルタ本
体の一方の端面部における拡大部を設けてなる一
側部にウインチを設け、該ウインチの上方位置に
プーリを設け、かつ収納状態における拡大床部の
前記シエルタ本体の一方の端面部側における前面
端部に掛止金具を設け、該掛止金具の掛止部に掛
脱可能に構成された掛止部材を先端に装着し、前
記ウインチに捲回されたワイヤロープの先端部を
プーリを経て掛け渡すと共に、掛止部材を前記掛
止金具の掛止部に掛止し、前記ウインチを操作す
ることによつて前記拡大床部を展開・収納するよ
うしたものである。
「作用」 今、折畳み収納状態に在る拡大床部を展開拡張
する際には、拡大天井部を展開せしめた後、収納
状態を保持している拡大床部の掛止金具の掛止部
に掛止部材を掛止、次に、拡大床部の収納状態を
保持するための係止手段を解除し、ウインチをワ
イヤロープが繰り出されるよう操作することによ
つて拡大床部は展開拡張され、ジヤツキ等によつ
て展開拡張状態を支持せしめた後、掛止部材の掛
止状態を解除せしめることにより拡大床部は展開
拡張状態を保持される。また、展開拡張状態に在
る拡大床部を折畳み収納する際には、前記と逆に
操作することによつて拡大床部は折畳み収納され
その状態を保持される。したがつて、一人の作業
員によつて容易、かつ安全に拡大床部の展開・収
納作業を行なうことができる。
「実施例」 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図乃至第4図において、1はシエルタ、2
はシエルタ1の本体、3は本体2の一方の側面に
側面全面が開口するよう形成された開口部、4は
この開口部3に展開拡張・折畳み収納可能に設け
られた拡大部であり、この拡大部4は、以下の如
く構成されている。すなわち、5,5は本体2の
内法高さと略同一高さを有し、かつ、その幅は展
開状態において、後述の展開状態における拡大床
部7の先端と略一致する幅に形成された拡大端面
部であり、これらの拡大端面部5,5は中央部で
互いに内側方向に折畳めるよう構成されていると
共に、それらの基端部は本体2の端面部2aにお
ける開口部3の近傍内側面に回動可能に蝶着され
ている。6は拡大側面部であり、この拡大側面部
6は拡大端面部5と同一高さに形成されていると
共に、その幅は本体2の内法幅と略同一幅に形成
されており、その両端部は拡大端面部5,5のそ
れぞれの先端部に展開・折畳み可能に蝶着されて
いる。7は拡大床部であり、この拡大床部7は本
体2の内法幅、高さと略同一大きさを有し、その
長手方向基端は本体2の床部2bの先端に回動可
能に蝶着されており、収納状態において、本体2
内における折畳み収納状態の拡大側面部6の外側
に折畳み収納されるよう構成されている。8は拡
大天井部であり、この拡大天井部8は本体2の開
口部3を覆う大きさ形成されており、その基端を
本体2の天井部2cの端部に回動可能に蝶着し、
折畳み収納状態において本体2の開口部3をシー
ル材(図示せず)を介して密閉状に閉鎖するよう
構成されている。なお、9は拡大天井部8の両端
部と本体2の端面部2a間に装着されたダンパで
ある。
10はシエルタ1の一方の端面部側に設けられ
た拡大床部7の展開・収納装置であり、この展
開・収納装置10は、以下の如く構成されてい
る。すなわち、本体2の一方の端面部2aにおけ
る拡大部4を設けた側部下方位置に設けられたウ
インチ11と、このウインチ11の上方位置に設
けられたプーリ12と、折畳み収納状態における
拡大床部7の一方の端面部2a側の前面端部に設
けられた、前端部を閉鎖し、後端が開口された蟻
溝14aをその長手方向に沿つて形成し、拡大床
部7に固着されたホルダ部14と、基端部に蟻溝
14aに係合する係合部15aを有し、かつ上部
先端に突設された掛止孔15bを有する掛止片1
5cを備え、ホルダ部14に係脱可能に構成され
ていると共に、係合状態において、掛止片15c
の先端部が拡大床部7の側端より突出して位置す
るよう構成された掛止部15とからなる掛止金具
13と、掛止孔15bに掛脱可能なフツク、ジヤ
ツクル等の掛止部材16を先端に装着したウイン
チ11に捲回されたワイヤロープ17とからなつ
ている。
上述の実施例における掛止金具13は、ホルダ
部14と掛止部15とが係脱可能に構成されてお
り、取外し状態においてはホルダ部14が拡大床
部7の面上に突出するのみのため、ホルダ部14
の厚さを折畳み収納状態における拡大床部7と拡
大天井部8間の間〓以下に設定することによりホ
ルダ部14が干渉して開口部3に間〓が生じ風雨
が浸入する等の事故が生ずることはない。
また、例えば、折畳み収納状態に在る拡大部4
を展開拡張する際、拡大天井部8を展開拡張せし
め、次に拡大床部7を展開拡張する場合、本体2
内に折畳み収納され、適宜係止手段(図示せず)
によりその状態を保持させている拡大床部7の外
側面に設けられたホルダ部14の蟻溝14aに掛
止部15の係合部15aを嵌入するのみによつて
掛止部15はホルダ部14に係合されると共に、
係合状態において、掛止片15cが突出して位置
するため、掛止部材16を容易に掛止孔15bに
掛止することが可能であり、よつて、掛止部材1
6を掛止した後、適宜係止手段を解除し、ウイン
チ11を操作して拡大床部7を展開拡張すること
が可能なため、一人の作業員により極めて容易、
かつ安全にその作業を行なうことができる。ま
た、拡大床部7を折畳み収納する際には、上記と
逆に各操作を行なうことにより、この場合も一人
の作業員によつて容易、かつ安全に作業すること
ができる。
なお、拡大部4を構成する拡大床部4、拡大天
井部8の取付構造によつて、折畳み収納状態にお
ける両部材7,8間に間〓を有しない場合には、
拡大床部7の取付面に掛止部15の係脱に支障を
来たさない長さを有する凹部を形成し、該凹部の
先端部にホルダ部14を埋設するようすればよ
い。
上述の実施例においては、ホルダ部14と、こ
のホルダ部14に係脱可能に構成された掛止部1
5とからなる掛止金具13について説明したが、
掛止金具の構成は実施例に限定されるものではな
く、例えば、第5図に示す如く、ホルダ部24の
先端に掛止部25の一端を回動可能に枢着し、拡
大部4の収納時折畳み、拡張時張出すよう構成し
た掛止金具23を用いてもよい。
「考案の効果」 以上、詳述した如く本考案に係る拡大部を有す
るシエルタにおける拡大床部の展開・収納装置に
よれば、簡単な構造にかかわらず、一人の作業員
の簡単な操作によつて、極めて容易、かつ安全に
拡大床部の展開・収納作業を行なうことが可能と
なつたため、作業能率および安全性の著しい向上
を図ることが可能となり、優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は要部の平面図、第2図は同じく正面
図、第3図は掛止金具の一部破断側面図、第4図
は第3図の〜線に沿う断面図、第5図は掛止
金具の他の実施例の側面図、第6図および第7図
は従来の拡大部を有するシエルタのそれぞれ正面
図および平面図である。 図中1はシエルタ、2は本体、3は開口部、4
は拡大部、5は拡大端面部、6は拡大側面部、7
は拡大床部、8は拡大天井部、9はダンパ、10
は拡大床部の展開・収納装置、11はウインチ、
12はプーリ、13,23は掛止金具、14,2
4はホルダ部、15,25は掛止部、16は掛止
部材、17はワイヤロープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シエルタ本体の一方の端面部における拡大部を
    設けてなる一側部にウインチを設け、該ウインチ
    の上方位置にプーリを設け、かつ収納状態におけ
    る拡大床部の前記シエルタ本体の一方の端面部側
    における前面端部に掛止金具を設け、該掛止金具
    の掛止部に掛脱可能に構成された掛止部材を先端
    に装着し、前記ウインチに捲回されたワイヤロー
    プの先端部を前記プーリを経て掛け渡すと共に、
    掛止部材を前記掛止金具の掛止部に掛止し、前記
    ウインチを操作することによつて前記拡大床部を
    展開・収納するよう構成してなることを特徴とす
    る拡大部を有するシエルタにおける拡大床部の展
    開・収納装置。
JP16521585U 1985-10-29 1985-10-29 Expired JPH0230587Y2 (ja)

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JP16521585U JPH0230587Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

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JP16521585U JPH0230587Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

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JPS6273051U JPS6273051U (ja) 1987-05-11
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JP2514844B2 (ja) * 1989-04-17 1996-07-10 株式会社大町モータース 折畳み式ハウス

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