JP2514844B2 - 折畳み式ハウス - Google Patents

折畳み式ハウス

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JP2514844B2
JP2514844B2 JP1095167A JP9516789A JP2514844B2 JP 2514844 B2 JP2514844 B2 JP 2514844B2 JP 1095167 A JP1095167 A JP 1095167A JP 9516789 A JP9516789 A JP 9516789A JP 2514844 B2 JP2514844 B2 JP 2514844B2
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金男 渋谷
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、工事現場やキャンプ場等の場所で仮設し
て家屋として利用される折畳み式ハウスに関するもので
あり、特に、拡張組立時の作業性を改善した折畳み式ハ
ウスに係るものである。
<従来技術> 仮設場所に設置される臨時家屋としては、第1図に示
されるような折畳み式ハウスが従来より多用されてき
た。図において、折畳み式ハウスは固定部たる基軸本体
(1)と、これに対して折畳み可能な拡張部(5)とか
ら成る。拡張部(5)の床部(6)、屋根部(7)及び
側壁部(8)、それぞれ基軸本体(1)の床部(2)、
屋根部(3)及び側壁部(4)に対して回動自在に連結
されている。
かかる折畳み式ハウスは運搬時や収納時には拡張部
(5)を基軸本体(1)に対して折畳んだ状態にされて
おり、組立て時に床部(6)、屋根部(7)、側壁部
(8)を回動拡張するものである。なお、拡張時に開放
されている前方には、図示しない適宜の前壁部が取り付
けられるものであり、該前壁部は独立した壁部材を取付
けてもよいし、あるいは側壁部(8)に回動自在に連結
しておいてもよい。
<発明が解決せんとする問題点> 上記従来技術においては、拡張部(5)の床部
(6)、屋根部(7)及び側壁部(8)は基軸本体に対
して折畳まれて収納されるものであるが、その構造上か
ら、折畳まれる順序は、先ず側壁部(8)が折畳まれ、
次いで床部(6)を上方に回動して折畳み、最後に屋根
部(7)を下方に回動して折畳むことが普通である。屋
根部(7)を最後に折畳む理由は、折畳まれた状態で下
方に垂下する屋根部(7)が最も外側に位置することが
最も安定した収納状態となるからである。
従って、拡張にあたっては必然的に、屋根部(7)の
上方回動A→床部(6)の下方回動B→側壁部(8)の
水平回動Cの順になる。
ところで、上記の拡張時には、屋根部(7)の上方回
動は、図示しないクレーンによってその自由先端を持ち
上げることによって行うものであるが、床部(6)の下
方回動にあたっては、先に上方回動されている屋根部
(7)が邪魔になってクレーンを用いることができず、
結局、入手によって支えて序々に下方に降ろしていくこ
とが行われていた。かかる入手による作業は人数を要す
るとともに、手間がかかって非能率なうえに、大変危険
を伴う作業となるという問題点があった。
このような問題は、ハウスの大型化に応じて極めて深
刻なものとなり、特に、2階建て以上の複層階にすると
きは、より一層の問題となり、これがネックのひとつと
なって複層階ハウスの実現が困難であった。
<問題点を解決するための手段> この発明は、上記従来技術に基づく折畳み式ハウスの
構造上の制約による床部の回動動作における問題点に鑑
み、基軸本体内部にウインチと滑車を取外し可能に取付
け、該ウインチの索条を滑車を介して拡張部の床部の先
端に取外し可能に連結することにより、前記問題点を解
消した。
<作 用> 上記構成を有するこの発明は、拡張部の拡張にあたっ
ては、クレーンによって屋根部を上方に回動した後、ウ
インチを操作して床部を下方回動し、その後、側壁部を
水平回動するものであり、下方回動を人手によらず、迅
速かつ安全に行え、しかもウインチ及び滑車が風雨にさ
らされことがないので、作動不良や故障及び劣化などが
生じることがなく、その上、滑車や索条を取外すことに
より居住時にこれが邪魔になることがないように作用す
るものである。
<実施例> 次に、この発明の実施例を第2図以下の図面に基づい
て説明すれば以下の通りである。
図において、基軸本体(1)の床部(2)の奥部にウ
インチ(13)が据え付けられており、一方、屋根部
(3)の前部に滑車(14)が取外し可能に取り付けられ
ており、ウインチ(13)からの索条(15)が滑車(14)
を介して、拡張部(5)の床部(6)の自由先端部(6
a)の係合環(16)に取外し可能に連結されている。な
お、(17)は拡張部(5)の屋根部(7)の先端部の係
合環である。
なお、(10)(10′)は、基軸本体(1)及び拡張部
(5)の床部(2)、(6)の下部に設けられた雌ジョ
イントであり、(11)(11′)は屋根部(3)(7)の
上部に設けられた雄ジョイントであって、これらの雌雄
ジョイント(10)(10′)(11)(11′)は互いに係合
可能であり、図の折畳み式ハウスの上部に他の同一形状
の折畳みハウスを載置して2階建てとするときに、上記
両ジョイント(10)(10′)(11)(11′)を係合させ
て固定するものである。
上記構成において、拡張部(5)の拡張にあたって
は、第3図及び第4図の折畳まれた状態から、第5図に
示すように、屋根部(7)の先端係合環(17)に図示し
ないクレーンのフックまたは該フックに係止したワイヤ
ーロープを連結して、屋根部(7)を上方に回動して展
開する。次いで、ウインチ(13)を作動して床部(6)
を下方に回動して展開するものであって、最後に両側壁
(4)を水平に回動して拡張を完了するものである。
そして、拡張部(5)の拡張後には、索条(15)を床
部(6)の係合環(16)から外すとともに、滑車(14)
を屋根部(3)から取り外して、索条(15)をウインチ
(13)に巻取っておくものである。
なお、上記において、ウインチ(13)と滑車(14)の
配置関係は図示したものに限られるものではなく、ウイ
ンチ(13)が床部(2)の前部側であってもよいし、滑
車(14)の取付け位置が屋根部(3)の奥部側であって
もよい。更には、ウインチ(13)は中央部1つに限ら
ず、床部(2)の両側部に一対配置するものであっても
よく、ウインチ(13)の種類も手動でも電動等動力駆動
のものでもよい。そして、ウインチ(13)を床部(2)
の内部に形成した収納凹所内に配置し、索条(15)を巻
取った状態では凹所を蓋体で閉じておくようにすること
もでき、こうすることによってウインチ(13)が全く邪
魔になることがない。
<効 果> 上記のようにこの発明によれば、基軸本体と拡張部と
から成る折畳み式ハウスにおいて、基軸本体の床部にウ
インチを取付け、屋根部に滑車を取付けるとともに、ウ
インチからの索条を該滑車を介して拡張部の回動自在な
床部の自由先端部に連結する構成としたことにより、拡
張部の床部の回動展開及び折畳み格納作業をウインチの
操作によって多数の入手に頼ることなく、一人で容易に
且つ迅速にそして安全に行うことができるという優れた
効果がある。
そして、上記利点は、2階建て以上の複層階のときに
より一層効果的なものとなる。
更に、ウインチを基軸本体の床部に、滑車を屋根部の
下面に、即ち基軸本体の内部に設けたので、ハウスの運
搬時や設置後にこれらが風雨に曝されることがなく、作
動不良や故障及び劣化などを生ずるがないという効果が
ある。
そして、その取付け位置も基軸本体内部の任意の場所
に選択でき、その設置箇所の選定範囲が広くなり、しか
も、実施例として図示したようにウインチを一個所に設
ける場合には、基軸本体の幅方向の中央部に設置するこ
とにより、拡張部床部の拡張・折畳み時に、該床部がバ
ランスを崩して一方向に偏寄りするようなことがなく、
作業がスムースに行われる。
加えて、滑車を外し可能にしてあるので、床部の拡張
後には該滑車を屋根部から取外し、更に索条を拡張した
床部から外して、ウインチに巻き取っておくことによ
り、居住時にこれらが邪魔になることがないという効果
もある。
また、ウインチを床部内に収納可能としたことによっ
て、該ウインチを前記巻取った索条ごと床部内に収納す
ることにより、居住性が一層改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の斜視図、第2図以下はこの発明の実
施例を示すものであり、第2図は全斜視図、第3図は側
断面図、第4図は平面断面図、第5図は拡張時の作動説
明図である。 (1)……基軸本体 (2)……床部 (3)……屋根部 (4)……側壁部 (5)……拡張部 (6)……床部 (7)……屋根部 (8)……側壁部 (10)(10′)……雌ジョイント (11)(11′)……雄ジョイント (13)……ウインチ (14)……滑車 (15)……索条

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基軸本体(1)と、該基軸本体(1)の床
    部(2)、屋根部(3)及び側壁部(4)にそれぞれ回
    動自在に連結されて折畳みかつ拡張可能な床部(6)、
    屋根部(7)及び側壁部(8)とから成る拡張部(5)
    とを備えた折畳み式ハウスにおいて、前記基軸本体
    (1)の床部(2)にウインチ(13)を取付け、屋根部
    (3)の下面に滑車(14)を取外し可能に取付けるとと
    もに、ウインチ(13)からの索条(15)を該滑車(14)
    を介して前記拡張部(5)の床部(6)の自由先端部
    (6a)に取外し可能に連結したことを特徴とする折畳み
    式ハウス。
  2. 【請求項2】前記ウインチ(13)が基軸本体(1)の床
    部(2)内に収納されていることを特徴とする請求項1
    に記載の折畳み式ハウス。
  3. 【請求項3】前記基軸本体(1)及び拡張部(5)の床
    部(2)(6)の下部には雌ジョイント(10)(10′)
    を設け、屋根部(3)(7)の上部には該雌ジョイント
    (10)(10′)に係合しうる雄ジョイント(11)(1
    1′)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の折畳み式ハウス。
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