JP2011174315A - 雨養生シート - Google Patents

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Abstract


【課題】 外部足場の存在を前提とせず、しかも迅速に設置や撤去を行う。
【解決手段】本発明に係る雨養生シートは、シート本体2と、該シート本体をクレーンで吊持するための吊持部材3とで構成してあり、シート本体2の裏側周縁近傍には、施工途中における建物に結び付けられる結束部材9を取り付けてある。吊持部材3は、ロープ5とその一端に取り付けられた吊持側連結部6と他端に設けられたフック掛止部7とからなり、該フック掛止部は、クレーンのフック8に掛止できるようになっている。シート本体2の中央近傍には吊持用開口4を設けてあるが、該吊持用開口にはシート側連結部32を配置してあり、該シート側連結部に吊持側連結部6をシート本体2の表側から連結できるとともに、吊持状態では、シート本体2の裏側から吊持側連結部6とシート側連結部32との連結状態を解除することができるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として木造建物、特に在来軸組構法の木造住宅を施工する際に用いられる雨養生シートに関する。
木造建物、例えば在来軸組構法の木造住宅は、基礎工事に始まり、土台、柱、胴差、桁などからなる外周部軸組の組立、管柱や梁などからなる内部軸組の組立、小屋束、垂木、棟木などからなる屋根廻りの組立(小屋組)へと工程が進んでいくが、適当な時期、例えば上棟が終わった後に外部足場が設置され、かかる外部足場を利用してサッシなどの外部造作や外壁施工などが引き続き行われる。
一方、上述した木造建物を施工するには、少なくとも数ヶ月〜半年程度が建築期間として必要になるため、その間に天候が崩れて降雨になることはやむを得ない。そのため、従来から雨養生シートが適宜用いられてきた。
特開2004−60302号公報 特開2001−182330号公報
かかる従来の雨養生シートは、建築中の建物の周囲を取り囲むように設置された外部足場に架け渡されるようになっており、かかる構成によって、施工中の建物が全体的に雨養生シートで覆われることとなり(特許文献1,2)、かくして建物内が雨で濡れるのを未然に防止するとともに、降雨時においても良好な作業空間を確保することが可能となる。
しかしながら、外部足場は、建物の周囲を取り囲むものであるため、足場間距離がかなり長くなり、結果として雨養生シート自体も大規模にならざるを得ず、設置や撤去のために時間と手間がかかるという問題を生じていた。
また、従来の雨養生シートは、外部足場の存在を前提としているため、外部足場が組み立てられていない状況では使用できないという問題や、クレーンによる資材の搬出入のために外部足場を一部解体して開口部を設ける場合にはやはり設置が難しいという問題を生じていた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、外部足場の存在を前提とせず、しかも迅速に設置や撤去が可能な雨養生シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る雨養生シートは請求項1に記載したように、施工途中における建物に結び付けられる結束部材が周縁近傍に設けられ吊持用開口が中央近傍に形成されたシート本体と、前記吊持用開口に配置されたシート側連結部に連結される吊持側連結部が一端に設けられクレーンのフックに掛止されるフック掛止部が他端に設けられた吊持部材とからなり、前記吊持側連結部は、前記シート本体の一方の側から前記シート側連結部と連結可能になっているとともにその連結状態を前記シート本体の他方の側から解除可能になっているものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記吊持側連結部を吊持側係止部で構成するとともに、前記シート側連結部を前記吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成し、該蓋体を前記シート本体の他方の側で着脱できるように構成するとともに、前記吊持側掛止部が掛止される蓋体側掛止部を前記蓋体の背面側に設けたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート側連結部を前記吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成するとともに、該蓋体を前記シート本体の他方の側で着脱できるように構成し、前記吊持側連結部を、前記蓋体の内周面に形成された雌ネジに螺合される雄ネジとしたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート側連結部を、前記吊持用開口の開口縁部に取り付けられた環状部材と、該環状部材に案内されるようにかつ該環状部材の材軸廻りに回転自在となるように取り付けられた筒状部材とで構成するとともに、前記筒状部材を、前記シート本体の一方の側と他方の側でそれぞれ回転操作可能となるように構成し、前記筒状部材の内面に形成された雌ネジに螺合する雄ネジを前記吊持側連結部に設けたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート側連結部を、前記吊持用開口に設けられた一対の係合爪と、該一対の係合爪を解除位置に移動又は変形させるための操作手段とで構成するとともに、前記一対の係合爪が係止される係止凹部を前記吊持側連結部に形成したものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート本体の他方の側から前記シート側連結部に接続可能な排水ホースを備えたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート本体の他方の側から前記シート側連結部に接続可能な束材を備えたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記結束部材を用いた前記建物への前記シート本体の結束の際に該シート本体の周縁と前記建物との間に介在される高さ調整材を備えたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記結束部材を、前記シート本体の他方の側であって該シート本体の周縁から前記建物の横架材の梁幅分だけ後退させた位置に取り付けたものである。
また、本発明に係る雨養生シートは、前記シート本体を矩形状に形成するとともに、その周縁のうち、互いに対向する一対の縁部にシート本体を巻き取る巻取り用ロッドをそれぞれ設けたものである。
本発明に係る雨養生シートにおいては、吊持部材の一端に吊持側連結部を設けてあるとともに、該吊持側連結部と連結されるシート側連結部がシート本体の中央近傍に形成された吊持用開口に配置してあり、天候の悪化に応じて、まず、吊持側連結部をシート本体の一方の側からシート側連結部に連結する。
シート本体は、例えばトラックの荷台や資材置き場に載置されている状況が想定されるが、シート側連結部に吊持側連結部を連結することさえできれば、シート本体は例えば折りたたまれた状態で保管されていてもかまわない。
次に、吊持部材の他端に設けられたフック掛止部をクレーンのフックに掛止する。
このようにすると、吊持部材を介してシート本体を吊上げ可能な状態となるので、該シート本体をトラックの荷台や資材置き場から吊り上げ、かかる状態のまま、クレーンブームの旋回動作や伸縮動作によって施工途中の建物の上方位置までシート本体を移動させる。
次に、吊持部材から垂れ下がっているシート本体の裾を周囲に拡げるようにしながら、その周縁近傍に設けられた結束部材を、施工途中の建物の部位であって雨養生の対象となる平面範囲の境界位置に沿った建物部位に結び付ける。
すなわち、建物全体を覆うのであれば、例えば建物外周に位置する横架材である桁や壁の上縁、あるいは垂木の先端等に結び付け、建物の一部を覆うのであれば、例えば建物外周に位置する横架材である桁と建物内側に架け渡された横架材である梁に結び付ける。
結束部材によるシート本体の結束作業は、シート本体がクレーンに吊持された状態で行なわれるため、折りたたみ状態ゆえに展開が困難になる懸念はないし、シートの重さで作業性が低下することもない。加えて、例えば軒桁に上らずとも二階仮床から結束作業を行うことができるため、作業時の安全性を確保することができる。
シート本体の周縁近傍を結束部材を介して施工途中の建物の所定部位に結び付けたならば、その状態であるいは必要に応じて吊持高さを適宜上下させた後、シート本体の他方の側から吊持側連結部とシート側連結部との連結状態を解除し、しかる後、クレーンのフック位置を上昇させて吊持部材を引き上げる。
施工途中の建物としては、小屋組の組立が未だ始まっていない場合と、小屋束、垂木等の軸組部分の組立は終了しているが野地板の施工が未了であるために雨養生が必要になる場合の2つに大別され、前者の場合においては、シート本体は、自重で中央近傍が垂れ下がった、いわばV字状に配置され、後者の場合においては、小屋組の軸組部分を覆うように逆V字状(山状)に配置されることとなるが、いずれにしろ、シート本体は、その周縁が横架材や壁の上縁といった建物部位に結び付けられるので、安定した状態で建物の全体又は建物の一部を覆い、その覆われた範囲を降雨から守る。
また、シート本体を取り付けるために外部足場を一切利用しないため、外部足場は、シート本体の設置によって何らの制限も受けることなく、組立や解体を任意の工程で自在に行うことが可能となり、例えば資材の搬出入のために一部の足場を適宜解体することも可能となる。
天候が回復したならば、結束部材をほどき、吊持部材の一端に設けられた吊持側連結部をシート側連結部に再び連結するとともに他端に設けられたフック掛止部をクレーンのフックに掛止し、しかる後、クレーンでシート本体を吊り上げて建物から撤去するとともに、次の使用に備えて適宜保管しておく。
吊持側連結部及びシート側連結部は、シート本体の一方の側から吊持側連結部をシート側連結部に連結することが可能であって、かつその連結状態をシート本体の他方の側から解除可能である限り、その具体的な構成は任意であり、係合爪と係合凹部を用いた連結、雌ネジと雄ネジを用いた連結、フックとそれを掛ける掛止部を用いた連結など、様々な連結形式を採用することが可能であるし、シート側連結部をシート本体に着脱自在に構成しておくか、シート本体から離脱させない構造にしておくかも任意である。
例えば、吊持側連結部を吊持側係止部で構成するとともに、シート側連結部を吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成し、該蓋体をシート本体の他方の側で着脱できるように構成するとともに、吊持側掛止部が掛止される蓋体側掛止部を蓋体の背面側に設けた構成、シート側連結部を吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成するとともに、該蓋体をシート本体の他方の側で着脱できるように構成し、吊持側連結部を、蓋体の内周面に形成された雌ネジに螺合される雄ネジとした構成、シート側連結部を、吊持用開口の開口縁部に取り付けられた環状部材と、該環状部材に案内されるようにかつ該環状部材の材軸廻りに回転自在となるように取り付けられた筒状部材とで構成するとともに、筒状部材を、シート本体の一方の側と他方の側でそれぞれ回転操作可能となるように構成し、筒状部材及び吊持側連結部のうち、一方を雄ネジ、他方をそれと螺合する雌ネジとした構成、シート側連結部を、吊持用開口に設けられた一対の係合爪と、該一対の係合爪を解除位置に移動又は変形させるための操作手段とで構成するとともに、一対の係合爪が係止される係止凹部を吊持側連結部に形成した構成などが具体的に採用可能である。
施工途中の建物をシート本体で覆う形態としては、鉛直断面で見たときにシート本体が自重でV字状に垂れ下がる場合と、シート本体が逆V字状(山状)になる場合とが考えられるが、前者は、設置が容易である反面、シート本体に降り注いだ雨水を排水するための手段が別途必要になり、後者は、雨水がシート本体の周縁から自然落下するため、吊持用開口を止水キャップで塞いておけば、排水対策を別途講じる必要はない反面、小屋組の軸組部分に掛ける場合を除き、シート本体の中央を周縁よりも高くすることによる水勾配の確保が別途必要になる。
しかし、シート本体の他方の側からシート側連結部に接続可能な排水ホースを備えるようにすれば、吊持用開口が排水口の機能も併せ持つとともに、V字状の配置形態が水勾配を形成するため、シート本体に降り注いだ雨水は、吊持用開口に集水された後、排水ホースへと流入し、かくして排水ルートの確保が可能となって前者の欠点を補うことができる。また、シート本体の他方の側からシート側連結部に接続可能な束材を備えるようにすれば、シート本体の中央が周縁よりも高くなる水勾配の確保が可能となり、後者の欠点を補うことができる。
なお、V字状の配置形態において水勾配を十分にとることが難しい場合には、結束部材を用いた建物へのシート本体の結束の際に該シート本体の周縁と建物との間に介在される高さ調整材を備えるようにすればよい。
かかる構成によれば、シート本体の周縁が高さ調整材の高さ分だけ上方に位置決めされるため、例えば建物外周位置の横架材と同じ高さで建物内側に複数の梁が配置されているために該梁の上にシート本体が載ってほぼ水平配置となる場合であっても、周縁から吊持用開口に向かう水勾配を適切に確保し、シート本体に降り注いだ雨水を速やかに排水することが可能となる。
なお、かかる解決方法に代えて、後述するように、複数の梁で仕切られた平面空間ごとにシート本体をそれぞれ配置するようにしてもかまわない。
一方、シート本体の配置形態を平面配置で見たとき、小屋組の軸組部分に掛ける場合を除き、建物の外周部に位置する横架材で囲まれた平面空間に単体のシート本体を配置する場合と、横架材で囲まれた平面空間ごとにシート本体をそれぞれ配置する場合と、横架材で囲まれた平面空間のうち、所望の平面空間だけにシート本体を配置する場合の3つに分類される。
ここで、複数のシート本体を用いる場合において、結束部材を、シート本体の他方の側であって該シート本体の周縁から建物の横架材の梁幅分だけ後退させた位置に取り付けた構成とすれば、隣り合うシート本体の周縁同士を横架材上で重ねやすくなり、継ぎ目での雨漏りを未然に防止することが可能となる。
シート本体を吊り降ろす際、該シート本体を垂れ下げた状態で吊り降ろす方法に代えて、シート本体を矩形状に形成するとともに、その周縁のうち、互いに対向する一対の縁部にシート本体を巻取る巻取り用ロッドをそれぞれ設けた構成を採用することができる。
かかる構成においては、各巻取り用ロッドにシート本体が半分ずつ巻き取られた状態で該シート本体を吊持し、次いで、この状態で建物の中央近傍に吊り降ろした後、該建物の横架材や壁の上で各巻取り用ロッドを転がすようにしてシート本体を水平2方向に展開し、次いで、シート本体の周縁近傍に設けられた結束部材を建物の横架材や壁の上縁に結び付ける。
このようにすれば、小屋組の組立を未だ開始していない場合、シート本体をより効率よく配置することが可能となる。
本実施形態に係る雨養生シートの図であり、(a)は雨養生シートを構成するシート本体2の平面図、(b)はシート本体2の背面図、(c)は雨養生シートを構成する吊持部材3の全体図。 結束部材9を用いてシート本体2の周縁を軒桁21に結び付ける様子を示した図であり、(a)は鉛直断面図、(b)はB−B線方向から見た矢視図(見上げ図)。 シート側連結部32とそれに連結される吊持側連結部6及び排水ホース39を示した詳細鉛直断面図。 シート本体2の設置手順を示す全体鉛直断面図。 設置が完了したシート本体2を示す図であり、(a)は平面図、(b)は鉛直断面図。 シート本体2の別の設置形態を示した鉛直断面図。 同じくシート本体2の別の設置形態を示した鉛直断面図。 シート本体2,2の重なり箇所を示した図であり、(a)は鉛直詳細断面図、(b)は斜視図。 シート本体2の周縁を立ち上げる場合の様子を示した鉛直断面図。 シート本体2の別の設置形態を示した鉛直断面図。 別の手順でシート本体2を設置する様子を示した鉛直断面図。 シート側連結部及び吊持側連結部の変形例を示した鉛直断面図。 シート側連結部及び吊持側連結部の別の変形例を示した鉛直断面図。 シート側連結部及び吊持側連結部の別の変形例を示した鉛直断面図。
以下、本発明に係る雨養生シートの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る雨養生シートを示した図である。同図でわかるように、本実施形態に係る雨養生シートは、シート本体2と、該シート本体をクレーンで吊持するための吊持部材3とで構成してある。
シート本体2は、同図(a)、(b)でよくわかるように全体が矩形状をなし、耐水性を有する材料、例えばポリエチレンで製造するとともに、雨養生の対象範囲に応じて、例えば10m×10m程度に形成してある。
シート本体2のうち、施工途中の建物に配置したときに下を向く側(他方の側。以下、裏側と呼ぶ。)には、同図(b)に示すように、結束部材9を周縁近傍に複数箇所取り付けてある。
結束部材9は図2に示すように、基端側がシート本体2の裏側の面に固着されたベルト22,22で構成してあり、該ベルトは、施工途中における建物の横架材、例えば軒桁21の天端にシート本体2の周縁を載せた状態で該横架材の両側方からそれぞれ廻した上、それらの先端同士を軒桁21の下面側で結ぶことで、シート本体2の周縁を軒桁21に結び付けることができるようになっている。
ベルト22,22は同図(b)に示すように、軒桁21の梁幅Wよりも若干大きい距離W′だけ、シート本体2の周縁から後退させた位置にその基端側を固着してあり、後述するようにシート本体2,2の周縁を重ねて配置することもできるようになっている。
吊持部材3は図1(c)に示すように、ロープ5とその一端に取り付けられた吊持側連結部6と他端に設けられたフック掛止部7とからなり、該フック掛止部は、クレーンのフック8に掛止できるようになっている。
一方、シート本体2の中央近傍には吊持用開口4を設けてあるが、該吊持用開口には図3に示すようにシート側連結部32が配置してあり、吊持側連結部6は、シート本体2のうち、建物に配置したときに上を向く側(一方の側。以下、表側と呼ぶ。)からシート側連結部32に連結できるようになっている。
シート側連結部32は、吊持用開口4の開口縁部に取り付けられた環状部材31と、該環状部材を挟み込む鍔34,34が周面に設けられた筒状部材としてのスリーブ33とから構成してあり、該スリーブは、環状部材31に案内されるようにしてその材軸廻りに回転できるようになっているとともに、シート本体2の表側及び裏側に突出された部分41,42を廻すことにより、シート本体2の両側で回転操作できるようになっている。
また、スリーブ33の内面には雌ネジ36を形成してあるとともに、該雌ネジに螺合する雄ネジ35を吊持側連結部6に設けてあり、シート本体2の表側からスリーブ33の突出部分41を廻すことにより、吊持側連結部6の雄ネジ35をスリーブ33に螺合するとともに、シート本体2がクレーンで吊持された状態においては、シート本体2の裏側からスリーブ33の突出部分42を廻すことにより、吊持側連結部6の雄ネジ35とスリーブ33との螺合状態を解除し、吊持部材3をシート本体2から取り外すことができるようになっている。
一方、雨養生シートは、スリーブ33の雌ネジ36に螺合可能な雄ネジ40が先端に設けられた排水ホース39を備えており、該排水ホースは、吊持部材3を取り外した後、雄ネジ40をスリーブ33に差し込むとともに該スリーブの裏側突出部分42を廻すことで、シート側連結部32に接続されるとともに、スリープ33のうち、表側突出部分41に形成された透水孔38から流入した雨水を排水できるようになっている。
すなわち、シート本体2に形成された吊持用開口4は、該シート本体を吊持するためのシート側連結部32を設置するために用いられるだけではなく、該シート側連結部に接続された排水ホース39に雨水を導くための排水口としても機能する。
本実施形態に係る雨養生シートを用いて施工途中の建物を降雨から保護するには、天候の悪化に応じて、まず、吊持部材3の吊持側連結部6に設けられた雄ネジ35をシート本体2の吊持用開口4に配置されたシート側連結部32のスリーブ33にシート本体2の表側から差し込み、かかる状態でスリーブ33の表側突出部分41を掴んで廻すことにより、雄ネジ35をスリーブ33に螺合して吊持側連結部6をシート側連結部32に連結する。
次に、吊持部材3の他端に設けられたフック掛止部7をクレーンのフック8に掛止する。
このようにすると、吊持部材3を介してシート本体2を吊上げ可能な状態となるので、該シート本体をトラックの荷台や資材置き場から吊り上げ、かかる状態のまま、クレーンブームの旋回動作や伸縮動作によって施工途中の建物の上方位置までシート本体2を移動させる。
次に、図4に示すように、吊持部材3から垂れ下がっているシート本体2の裾を周囲に拡げるようにしながら、その周縁近傍に設けられた結束部材9を、施工途中の建物51の外周位置に配置された横架材である軒桁21及びそれに直交する妻梁53に結び付ける(図2参照)。
ここで、結束部材9によるシート本体2の結束作業は、シート本体2がクレーンに吊持された状態で行なわれるため、折りたたみ状態ゆえに展開が困難になる懸念はないし、シートの重さで作業性が低下することもない。さらに、軒桁21に上る必要はなく、二階の作業床から行うことができるため、安全性の確保も可能である。
シート本体2の周縁近傍を結束部材9を介して建物51の軒桁21に結び付けたならば、必要に応じて吊持高さを適宜上下させて調整し、しかる後、シート本体2の裏側からスリーブ33を廻すことによって、吊持側連結部6とシート側連結部32との連結状態を解除し、次いで、クレーンワイヤーを巻き上げ、吊持部材3だけを引上げ撤去する。
また、吊持部材3が撤去された後、シート本体2の裏側からシート側連結部32に排水ホース39を差し込んでスリーブ33の裏側突出部分33を廻すことにより、排水ホース39をシート側連結部32に連結する。
かかる状況では、シート本体2は図5に示すように、自重により、建物51に対してシート本体2がV字状に配置された状態となり、吊持用開口4に向かう水勾配が形成されるので、シート本体2に降った雨水は、吊持用開口4に集水された後、シート側連結部32を介して排水ホース39へと流れ込む。
天候が回復したならば、吊持部材3の吊持側連結部6をシート本体2に配置されたシート側連結部32に再び連結するとともに、他端に設けられたフック掛止部7をクレーンのフック8に掛止し、結束部材9をほどいた状態でクレーンでシート本体2を吊り上げ、建物51から撤去するとともに、次の使用に備えて適宜保管しておけばよい。
以上説明したように、本実施形態に係る雨養生シートによれば、結束部材9によるシート本体2の結束作業を、シート本体2がクレーンに吊持された状態で行うことができるため、煩わしいシートの展開作業やシートの重さによる作業性の低下がなくなり、かくして天候の変化に対し、設置や撤去を迅速に行うことが可能となる。加えて、軒桁21に上らずとも二階作業床から結束作業ができるので、安全性も高い。
また、本実施形態に係る雨養生シートによれば、シート側連結部32に排水ホース39を連結するようにしたので、図5に示すV字状の配置形態においては、シート本体2に降り注いだ雨水は、中央近傍に位置する吊持用開口4に向かって流れ、さらに該吊持用開口に配置されたシート側連結部32のスリーブ33に形成された透水孔38から流入し、排水ホース39へと導かれるため、シート本体2に降り注いだ雨水をスムーズに排水することが可能となる。
また、本実施形態に係る雨養生シートによれば、シート本体2を取り付けるために外部足場を一切利用しないため、外部足場は、シート本体2の設置によって何らの制限も受けることなく、組立や解体を任意の工程で自在に行うことが可能となり、例えば図5(b)に示すように、資材の搬出入のために一部が解体された状態で外部足場52を組むことが可能となる。
本実施形態では、結束部材9を建物51の軒桁21に結び付けるようにしたが、これは在来軸組構法による建物を想定したものであって、例えばツーバイフォー工法の建物であれば、壁の上縁に結束部材9を結び付けるようにすればよい。
また、本実施形態では、小屋組の組立が開始されていないことを前提としたが、小屋組の軸組部分が既に施工済みの場合には、図6のように小屋組を覆うように逆V字状にシート本体2を配置し、例えば垂木61の先端に結束部材9を結び付けるとともに、吊持用開口4に止水キャップを取り付けておけばよい。かかる構成においては、シート本体2に降り注いだ雨水は、該シート本体の周縁から自然落下する。
また、本実施形態では、建物外周位置の横架材である軒桁21,21及び妻梁53,53で囲まれた矩形領域に他の横架材が存在しないことを想定したが、例えば図7(a)に示すように建物外周位置の横架材のうち、互いに対向する軒桁21,21間に複数の梁72が直交方向に架け渡されている場合(手前側の軒桁21は図示せず)、単体のシート本体2をその周縁が外周部の軒桁21,21及び妻梁53,53に固定されるように配置する形態では、梁72が邪魔になってシート本体2が垂れ下がらず、水勾配の確保が難しくなる。
かかる場合の解決策としては、同図に示すように軒桁21,21及びそれに直交する妻梁53,53の上に高さ調整材73を重ねて配置し、該高さ調整材の天端にシート本体2の周縁が位置する状態で結束部材9を軒桁21及び高さ調整材73あるいは妻梁53及び高さ調整材73に結び付けるようにすればよい。
かかる構成によれば、シート本体2の周縁が高さ調整材73の高さ分だけ上方に位置決めされることとなり、吊持用開口4に向かう水勾配を適切に確保してシート本体2に降り注いだ雨水を排水ホース39を介して速やかに排水することが可能となる。
別の解決策としては、図7(b)に示すように、梁72で仕切られた平面空間ごとにシート本体2を配置する方法を採用することができる。
このように複数のシート本体2を建物に配置するにあたっては、図8に示すように、隣り合うシート本体2,2の各周縁を梁72の上で重ねるとともに、該シート本体の裏側に設けられた結束部材9,9を梁72にそれぞれ結び付ける。
ここで、結束部材9は図2で説明したと同様、梁72の梁幅Wよりも若干大きい距離W′だけ、シート本体2,2の周縁から後退させた位置に取り付けてあるため、図8に示すように梁軸方向に結束位置をずらすようにすれば、シート本体2,2の各周縁を重ねた状態であっても、互いに干渉することなく、それぞれの結束部材9,9を梁72に結び付けることが可能となる。
また、本実施形態では特に言及しなかったが、このような結束部材9の偏心配置は、図9に示すように、シート本体2の周縁が柱91と干渉する場合、例えば下屋への設置にも有効であり、該周縁を柱91に沿って立ち上げるようにすることで、結束部材9による梁92への結束が可能となる。
また、本実施形態では、シート本体2がその自重で垂れ下がるように建物に配置した例を説明したが、小屋組とは関係なく、逆V字状(山状)になるようにシート本体2を建物に設置してもかまわない。
図10(a)は、吊持用開口4に設けられたシート側連結部32に連結される束材101を示したものである。同図でわかるように、束材101は、ベースプレート102と該ベースプレートから立設された伸縮自在な束本体103と該束本体の先端に設けられた雄ネジ104とで構成してあり、該雄ネジは、シート側連結部32のスリーブ33の内面に形成された雌ネジ36に螺合するようになっている。
同図(b)は、梁72の中間位置に束材101を立設するとともに、該束材の先端に設けられた雄ネジ104をシート側連結部32に連結することで、シート本体2を逆V字状に配置した様子を示したものであり、かかる構成によれば、排水手段を設ける必要がなくなる。ちなみに、吊持用開口4は、束材101の先端で塞がれるため、止水キャップは不要である。
また、本実施形態では、シート本体2を吊り降ろす際、該シート本体を垂れ下げた状態で吊り降ろすようにしたが、これに代えて、図11に示すようにシート本体2の周縁のうち、互いに対向する一対の縁部にシート本体2を巻取る巻取り用ロッド111,111をそれぞれ設けるようにしてもよい。
かかる構成においては、各縁部から半分ずつ巻取り用ロッド111,111に巻き取られたシート本体2を吊持し、次いで、巻取り状態のまま建物51の中央近傍に吊り降ろした後、該建物の軒桁21,21の上で巻取り用ロッド111,111を転がすようにして該巻取り用ロッドに巻き取られたシート本体2を水平二方向に展開して拡げ、次いで、シート本体2の周縁近傍に設けられた結束部材9を建物51の軒桁21及び妻梁53,53に結び付ける。
このようにすれば、小屋組の組立を未だ開始していない場合において、シート本体2をより効率よく配置することが可能となる。
また、本実施形態では、吊持用開口4の開口縁部に取り付けられた環状部材31と、該環状部材を挟み込む鍔34,34が周面に設けられた筒状部材としてのスリーブ33とからなるシート側連結部32とそれに連結される吊持側連結部6とで本発明のシート側連結部及び吊持側連結部を構成した例を説明したが、本発明に係るシート側連結部及び吊持側連結部は、かかる構成に限定されるものではない。
図12は、吊持用開口4に固定配置された鍔付き円筒スリーブ120、該鍔付き円筒スリーブの鍔部分に貫通配置された一対の係合爪123,123及び該一対の係合爪を解除位置に移動させるための操作手段であるプッシュボタン124,124からなるシート側連結部125と、一対の係合爪123,123が係止される係止凹部121,121を設けてなる吊持側連結部122とで本発明に係るシート側連結部及び吊持側連結部をそれぞれ構成した例であり、係止爪123,123は、図示しないバネで係合位置に付勢されている。
かかる構成において、吊持側連結部122をシート側連結部125に連結するには、シート本体2の表側から吊持用開口4に向けて吊持側連結部122を押し込む。このようにすると、係止爪123,123がバネの弾性力に逆らいながら、解除位置、同図では離間距離が狭くなる方向へと前進し、係止凹部121のところで後退し、該係止凹部で係止されて両者が連結される。
次に、この係止状態を解除するには、シート本体2の裏側からプッシュボタン124,124を指で挟み込む。このようにすると、係止爪123,123がバネの弾性力に逆らいながら、解除位置へと前進しするので、その状態でシート側連結部125を引っ張るようにすれば、係止爪123,123が係止凹部121,121から外れ、両者の連結が解除される。
なお、連結解除後は、鍔付き円筒スリーブ120の内周面に形成された雌ネジ36を利用して、排水ホース39を連結することができる。
図13は、吊持用開口4に固定配置された鍔付き円筒台座128及び該鍔付き円筒台座の外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジが内周面に形成された蓋体127とからなるシート側連結部130と、吊持側掛止部131からなる吊持側連結部129とで本発明に係るシート側連結部及び吊持側連結部をそれぞれ構成した例であり、蓋体127の背面側には、吊持側掛止部131に係止される蓋体側掛止部126を立設してある。
蓋体側掛止部126は、例えば外れ止めが付いたフックで構成すればよい。
かかる構成において、吊持側連結部129をシート側連結部130に連結するには、鍔付き円筒台座128に予め蓋体127を取り付けておき、かかる状態でシート本体2の表側から吊持側連結部129を構成する吊持側掛止部131を蓋体側掛止部126に掛止する。
次に、この係止状態を解除するには、シート本体2の裏側で蓋体127を鍔付き円筒台座128から取り外す操作を行い、しかる後、吊持側掛止部131を蓋体側掛止部126から取り外せばよい。
なお、連結解除後は、鍔付き円筒台座128の外周面に形成された雄ネジを利用して、排水ホースを連結することができるとともに、シート本体を逆V字状に配置する場合には、蓋体130を止水キャップとしてそのまま利用することができる。なお、この場合に用いる排水ホースは、排水ホース39の雄ネジ40を、鍔付き円筒台座128の外周面に形成された雄ネジに螺合可能な雌ネジに置き換えたものとすればよい。
図14は、吊持用開口4に固定配置された鍔付き円筒台座128及び該鍔付き円筒台座の外周面に形成された雄ネジに螺合される雌ネジが内周面に形成された蓋体132とからなるシート側連結部133と、雄ネジ35からなる吊持側連結部6とで本発明に係るシート側連結部及び吊持側連結部をそれぞれ構成した例であり、蓋体132の内側には、上述した鍔付き円筒台座128の雄ネジに螺合される雌ネジに加えて、雄ネジ35に螺合される雌ネジ134が二段形成してある。
かかる構成において、吊持側連結部6をシート側連結部133に連結するには、鍔付き円筒台座128に予め蓋体132を取り付けておき、かかる状態でシート本体2の表側から吊持側連結部6を構成する雄ネジ35を蓋体132の雌ネジ134に螺合する。
次に、この螺合状態を解除するには、シート本体2の裏側で蓋体132を鍔付き円筒台座128から取り外す操作を行い、しかる後、雄ネジ35を蓋体132の雌ネジ134から取り外せばよい。
なお、連結解除後は、鍔付き円筒台座128の外周面に形成された雄ネジを利用して、排水ホースを連結することができるとともに、シート本体を逆V字状に配置する場合には、蓋体132を止水キャップとしてそのまま利用することができる。なお、この場合に用いる排水ホースも上述した変形例と同様、排水ホース39の雄ネジ40を、鍔付き円筒台座128の外周面に形成された雄ネジに螺合可能な雌ネジに置き換えたものとすればよい。
また、本実施形態及び上述した各変形例では、排水ホース39の雄ネジ40をスリーブ33や鍔付き円筒スリーブ120の雌ネジに螺合し、又は排水ホース39の雄ネジ40を雌ネジに置換した上、該雌ネジを、鍔付き円筒台座128の雄ネジに螺合することで、排水ホースをシート側連結部に接続するようにしたが、本発明に係る排水ホースとシート側連結部との接続構造は、このような螺合方式に限定されるものではなく、係合や嵌合を含む様々な接続方式から任意に選択することが可能であって、ワンタッチジョイントと一般に呼ばれている接続構造も当然採用することが可能である。
2 シート本体(雨養生シート)
3 吊持部材(雨養生シート)
4 吊持用開口
6 吊持側連結部
7 フック掛止部
9 結束部材
21 軒桁(横架材)
31 環状部材
32 シート側連結部
33 円筒スリープ(筒状部材)
36 雌ネジ
39 排水ホース
51 施工途中の建物
53 妻梁(横架材)
72 梁(横架材)
73 高さ調整材
101 束材
111 巻取り用ロッド
121 係止凹部
122,129 吊持側連結部
123 係止爪
125,130,133 シート側連結部
126 蓋体側掛止部
127,132 蓋体
131 吊持側掛止部
134 雌ネジ

Claims (10)

  1. 施工途中における建物に結び付けられる結束部材が周縁近傍に設けられ吊持用開口が中央近傍に形成されたシート本体と、前記吊持用開口に配置されたシート側連結部に連結される吊持側連結部が一端に設けられクレーンのフックに掛止されるフック掛止部が他端に設けられた吊持部材とからなり、前記吊持側連結部は、前記シート本体の一方の側から前記シート側連結部と連結可能になっているとともにその連結状態を前記シート本体の他方の側から解除可能になっていることを特徴とする雨養生シート。
  2. 前記吊持側連結部を吊持側係止部で構成するとともに、前記シート側連結部を前記吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成し、該蓋体を前記シート本体の他方の側で着脱できるように構成するとともに、前記吊持側掛止部が掛止される蓋体側掛止部を前記蓋体の背面側に設けた請求項1記載の雨養生シート。
  3. 前記シート側連結部を前記吊持用開口に取り付けられる蓋体で構成するとともに、該蓋体を前記シート本体の他方の側で着脱できるように構成し、前記吊持側連結部を、前記蓋体の内周面に形成された雌ネジに螺合される雄ネジとした請求項1記載の雨養生シート。
  4. 前記シート側連結部を、前記吊持用開口の開口縁部に取り付けられた環状部材と、該環状部材に案内されるようにかつ該環状部材の材軸廻りに回転自在となるように取り付けられた筒状部材とで構成するとともに、前記筒状部材を、前記シート本体の一方の側と他方の側でそれぞれ回転操作可能となるように構成し、前記筒状部材の内面に形成された雌ネジに螺合する雄ネジを前記吊持側連結部に設けた請求項1記載の雨養生シート。
  5. 前記シート側連結部を、前記吊持用開口に設けられた一対の係合爪と、該一対の係合爪を解除位置に移動又は変形させるための操作手段とで構成するとともに、前記一対の係合爪が係止される係止凹部を前記吊持側連結部に形成した請求項1記載の雨養生シート。
  6. 前記シート本体の他方の側から前記シート側連結部に接続可能な排水ホースを備えた請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の雨養生シート。
  7. 前記シート本体の他方の側から前記シート側連結部に接続可能な束材を備えた請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の雨養生シート。
  8. 前記結束部材を用いた前記建物への前記シート本体の結束の際に該シート本体の周縁と前記建物との間に介在される高さ調整材を備えた請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の雨養生シート。
  9. 前記結束部材を、前記シート本体の他方の側であって該シート本体の周縁から前記建物の横架材の梁幅分だけ後退させた位置に取り付けた請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の雨養生シート。
  10. 前記シート本体を矩形状に形成するとともに、その周縁のうち、互いに対向する一対の縁部にシート本体を巻き取る巻取り用ロッドをそれぞれ設けた請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の雨養生シート。
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JP6691260B1 (ja) * 2019-11-15 2020-04-28 株式会社チャンピオン 屋根棟専用養生シート

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