JPH0238254Y2 - - Google Patents

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JPH0238254Y2
JPH0238254Y2 JP12533287U JP12533287U JPH0238254Y2 JP H0238254 Y2 JPH0238254 Y2 JP H0238254Y2 JP 12533287 U JP12533287 U JP 12533287U JP 12533287 U JP12533287 U JP 12533287U JP H0238254 Y2 JPH0238254 Y2 JP H0238254Y2
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JP
Japan
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lens
latching
support frame
lens case
elastic member
Prior art date
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Expired
Application number
JP12533287U
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English (en)
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JPS6430527U (ja
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Priority to JP12533287U priority Critical patent/JPH0238254Y2/ja
Publication of JPS6430527U publication Critical patent/JPS6430527U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はルーペにおける展開機構に関する。
(従来の技術) 従来より、物体の拡大像を見るためにルーペが
用いられている。この種のルーペとしては、レン
ズと、レンズの支持枠と、レンズを保護するため
のレンズケースとから構成されるものがある。こ
のルーペでは、支持枠がレンズケースに回動自在
に取付けられ、従つて支持枠を回動させることに
よつて、収納されているレンズがレンズケースの
外側に展開され或は又レンズがレンズケース内に
収納される。収納されたレンズの保護はレンズを
レンズケースで覆うことによつて行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来のルーペにおいて
レンズを展開する場合、レンズケースを一方の手
で及び支持枠を他方の手でそれぞれ掴んだ状態で
レンズをレンズケースの内から外に引き出さなけ
ればならず、従つて一方の手が塞がつている場合
は片手でレンズを展開出来ないという不便があつ
た。
この考案の目的は上述した従来の問題点を解決
するため、片手でレンズを展開出来る構造のルー
ペにおける展開機構を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この考案のルーペ
における展開機構によれば、レンズと、このレン
ズの支持枠と、この支持枠が回動自在に取付けら
れるレンズケースと、これら支持枠及びレンズケ
ースの間に設けられ、レンズケース内に収納され
るレンズをレンズケースの外側に展開するための
レンズ展開用の弾性部材と、支持枠に設けられる
第一掛止部と、レンズケースに設けられる第二掛
止部とを備え、レンズの収納時にこれら掛止部の
いずれか一方をスライドすることによつてこれら
掛止部の掛止状態を解除することを特徴とする。
この考案の実施に当り、第二掛止部を摺動自在
に前記レンズケースに設け、この第二掛止部の一
方の端部及びレンズケースの間に掛止状態保持用
の弾性部材を設け、第二掛止部を他方の端部から
一方の端部の側へスライドすることによつて掛止
状態を解除するのが好適である。
(作用) このような構成のルーペにおける展開機構によ
れば、第一及び第二掛止部のいずれか一方をスラ
イドすることによつて掛止状態を解除すると、レ
ンズ展開用の弾性部材の弾性力が、支持枠をレン
ズケースの内から外へ向う方向へ回転させるよう
に作用する。その結果、支持枠に支持されるレン
ズを、レンズケースの外側へ展開出来る。
掛止状態の解除は、第一及び第二掛止部のいず
れか一方をスライドすることによつて行なえるの
で、片手で簡単容易に行なえる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例につき
説明する。尚、図面はこの考案が理解出来る程度
に概略的に示しているにすぎず、従つて各構成成
分の寸法、形状及び配置関係は図示例に限定され
るものではない。
第1図はこの考案の実施例の構成を概略的に示
す平面図であり、第一及び第二掛止部の掛止状態
が解除されている状態を示す。
同図において、10はレンズ、12はレンズの
支持枠及び14は支持枠が回動自在に取付けられ
るレンズケースを示す。この実施例のレンズケー
ス14は、レンズ10を収納保護するため、一方
の側部に開口及び他方の側部に側壁16を有する
箱状の部材から成る。さらにこの実施例では、支
持枠12の一方の側にレンズ10を固定し及び支
持枠12の他方の側を例えば連結部材18を介し
てレンズケース14と回動自在に連結する。従つ
て連結部材18を回動軸として支持枠12を回動
することによつて、レンズ10をレンズケース1
4内に収納し或はレンズケース14の外側に展開
することが出来る。
20は支持枠及びレンズケースの間に設けら
れ、レンズケース内に収納されるレンズをレンズ
ケースの外側に展開するためのレンズ展開用の弾
性部材を示す。この実施例では、例えば弾性部材
20としてつる巻きばねを用い、この弾性部材2
0の一方の端部aを支持枠12に及び他方の端部
bをレンズケース14にそれぞれ係止する。レン
ズ10の収納状態では、弾性部材20に弾性力が
蓄えられ、従つてレンズ10の展開時には弾性部
材20に蓄えられた弾性力を利用することによつ
て支持枠12を回動させることが出来る。尚、弾
性部材20としてつる巻ばねを用いる場合、ばね
の巻方向は左右いずれでも良いが、図示例では巻
方向を左巻とした。
22は支持枠に設けられる第一掛止部及び24
はレンズケースに設けられる第二掛止部を示し、
レンズ10の収納時にこれら掛止部22,24の
掛止状態を保持し、またレンズ10の展開時にこ
れら掛止部22,24のいずれか一方をスライド
することによつてこれら掛止部22,24の掛止
状態を解除する。
25はスライド部材を示し、この実施例ではス
ライド部材25をレンズケース14に摺動自在に
設け、このスライド部材25を第二掛止部24に
係止する。従つてこの実施例では、スライド部材
25を介して第二掛止部24をスライドすること
によつて掛止状態を解除出来る。
第2図はこの実施例の構成を概略的に示す縦断
面図である。同図は第一及び第二掛止部の掛止状
態が保持されているときに、第3図における−
線に沿つて取つた実施例の縦断面を示す。
第1図及び第2図において、26は掛止状態保
持用の弾性部材例えばコイルばねを示す。この実
施例では、これら図にも示すように、第二掛止部
24を摺動自在にレンズケース14を設け、この
第二掛止部24の一方の端部及びレンズケース1
4の間に弾性部材26を設ける。この実施例のレ
ンズケース14は第二掛止部24を摺動案内する
ための案内部27例えば穴を備え、この案内部2
7によつて第二掛止部24及び弾性部材26をそ
れぞれ位置決め支持されている。
これと共にこの実施例では、第一掛止部22を
支持枠12に設けられる例えば凹部を以つて構成
する。この第一掛止部22の一部に第二掛止部2
4の他方の端部が当接されて引つ掛り、これら掛
止部22,24の掛止状態が形成される。
上述したようにレンズ10の収納時、第一掛止
部22と第二掛止部24とは互いに掛止される。
このとき第一及び第二掛止部22及び24の間の
当接力を高めるように、弾性部材26が第二掛止
部24を一方の端部から他方の端部に向う方向に
沿つて第二掛止部24を押し、よつてこれら掛止
部22,24の掛止状態が保持される。逆に他方
から一方の端部の側に向う方向に沿つて第二掛止
部24をスライドすると、これら掛止部22,2
4の掛止状態が解除され、よつてレンズ10が展
開される(第1図参照)。
レンズ10の収納時に、レンズ10を展開させ
るためではなく誤つて第二掛止部24をスライド
させるような力が作用したとしても、第二掛止部
24は一方の側から他方の端部の側に押されてい
るので、掛止状態が解除される確率を低減出来
る。
また28はレンズ展開用弾性部材の端部を係止
するためにレンズケースに備わる係止部を示す。
尚、32は蓋を示し、連結部材18の両端部がそ
れぞれレンズケース14に固着される蓋32によ
つて覆い隠される。
第3図はこの実施例の構成を概略的に示す横断
面図である。同図において、30はレンズ展開用
弾性部材の端部を係止するために支持枠に備わる
係止部を示す。
第2図及び第3図に示すように、支持枠12及
びレンズケース14を回動自在に連結する連結部
材18を、弾性部材26に挿通させるように設
け、この弾性部材20の一方の端部aを係止部3
0に及び他方の端部bを係止部28に係止する。
この実施例では、係止部28及び30をいずれも
溝を以つて形成し、端部a,bをそれぞれ係止部
30,28に嵌め込むことによつて係止する。
第4図はこの実施例におけるレンズ展開時のレ
ンズ展開用弾性部材の状態を示す横断面図であ
り、第3図と同様の断面で示されている。
この実施例では、レンズ10の収納時に弾性部
材20が巻方向に巻上げられた状態と成るので、
弾性部材20に弾性力が蓄えられる(第3図参
照)。この状態から掛止部22,24の掛止状態
が解除されると、弾性部材20が巻方向と逆の方
向に巻戻るので、レンズ10がレンズケース14
の外側に展開される。掛止状態の解除はスライド
部材25を介して第二掛止部24をスライドする
だけで良く、従つて片手で簡単容易にしかも瞬時
のうちにレンズ10を展開出来る。レンズ10を
収納する際には、支持枠12を回転させてレンズ
10をレンズケース14内に収め掛止部22,2
4を互いに掛止すれば良い。
この考案は上述した実施例にのみ限定されるも
のではなく、各構成成分の形状、構成、寸法及び
配置関係その他を任意好適に変更出来る。
例えば第一及び第二掛止部の形状及び配設位置
を任意好適に変更して良い。
また上述した実施例では、スライド部材を介し
て第二掛止部をスライドさせたが、第二掛止部の
一部をレンズケースの外側へ延出させ、この延出
部分を以つて第二掛止部をスライドさせるように
しても良い。
またレンズ展開用或は掛止状態保持用の弾性部
材としてつる巻ばね、板ばねその他の任意好適な
弾性部材を用いて良いし、これら弾性部材の配設
位置を任意好適に変更出来る。例えばレンズ展開
用の弾性部材として板ばねを用いる場合、板ばね
の一方の端部をレンズケースの任意箇所例えば側
壁に固定し及び他方の端部を自由端とし、この他
方の端部と支持枠とが当接可能に板ばねを配置す
る。この場合、他方の端部を支持枠に当接させ板
ばねの弾性力によつて、支持枠をレンズケースの
外側方向へ押し出せば良い。
またレンズケース及び支持枠の形状は上述した
実施例に限定されず、任意好適に変更出来る。
(考案の効果) 上述した説明からも明らかなように、この考案
のルーペにおける展開機構によれば、第一及び第
二掛止部のいずれか一方をスライドすることによ
つて掛止状態を解除すると、レンズ展開用の弾性
部材の弾性力が、支持枠とレンズケースの内から
外へ向う方向へ回転させるように作用する。その
結果、支持枠に支持されるレンズを、レンズケー
スの外側へ展開出来る。
掛止状態の解除は、第一及び第二掛止部のいず
れか一方をスライドすることによつて行なえるの
で、片手で簡単容易に行なえる。従つて一方の手
が塞がつていたとしても、レンズを片方の手だけ
で簡単容易にレンズケースの外側へ展開させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の構成を概略的に示
す平面図、第2図はこの実施例の構成を概略的に
示す縦断面図、第3図はこの実施例の構成を概略
的に示す横断面図を示す。第4図はこの実施例に
おけるレンズ展開時のレンズ展開用弾性部材の状
態を示す横断面図である。 10……レンズ、12……支持枠、14……レ
ンズケース、20……レンズ展開用の弾性部材、
22……第一掛止部、24……第二掛止部、26
……掛止状態保持用の弾性部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レンズと、 該レンズの支持枠と、 該支持枠が回動自在に取付けられるレンズケ
    ースと、 前記支持枠及びレンズケースの間に設けら
    れ、前記レンズケース内に収納される前記レン
    ズを前記レンズケースの外側に展開するための
    レンズ展開用の弾性部材と、 前記支持枠に設けられる第一掛止部と、 前記レンズケースに設けられる第二掛止部と
    を備え、 前記レンズの収納時にこれら掛止部の掛止状
    態を保持し、 前記レンズの展開時にこれら掛止部のいずれ
    か一方をスライドすることによつてこれら掛止
    部の掛止状態を解除することを特徴とするルー
    ペにおける展開機構。 (2) 前記第二掛止部を摺動自在に前記レンズケー
    スに設け、 該第二掛止部の一方の端部及び前記レンズケ
    ースの間に掛止状態保持用の弾性部材を設け、 前記第二掛止部を他方の端部から一方の端部
    の側へスライドすることによつて前記掛止状態
    を解除することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載のルーペにおける展開機
    構。
JP12533287U 1987-08-18 1987-08-18 Expired JPH0238254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12533287U JPH0238254Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12533287U JPH0238254Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6430527U JPS6430527U (ja) 1989-02-23
JPH0238254Y2 true JPH0238254Y2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=31375844

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12533287U Expired JPH0238254Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

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JPS6430527U (ja) 1989-02-23

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