JPH02305719A - 網体の供給・回収装置 - Google Patents

網体の供給・回収装置

Info

Publication number
JPH02305719A
JPH02305719A JP12631289A JP12631289A JPH02305719A JP H02305719 A JPH02305719 A JP H02305719A JP 12631289 A JP12631289 A JP 12631289A JP 12631289 A JP12631289 A JP 12631289A JP H02305719 A JPH02305719 A JP H02305719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
mesh body
conveyor
cement board
mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12631289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0829543B2 (ja
Inventor
Takashi Okumura
隆 奥村
Toyohiko Okihara
沖原 豊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP12631289A priority Critical patent/JPH0829543B2/ja
Publication of JPH02305719A publication Critical patent/JPH02305719A/ja
Publication of JPH0829543B2 publication Critical patent/JPH0829543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用性!I!’Fl ・この発明は、例えば硬質木片セメン+−i、インシュ
レーションボード等の製造過程において原料中の余剰水
除去等のために使用される網体の供給・回収装置に関す
るものである。
[従来の技術] 木片フレークとセメントと水等を混合し板状に成形して
得られる硬質木片セメント板は、建築物の外壁用材料と
して多く採用されている。
この硬質木片セメント板は、例えば特開昭56−140
058号公報に開示されているように、無端ベルト上に
木片フレークとセメントと水等との混合物からなる原料
を供給し、これを加熱加圧することにより硬化させて得
られる。この硬化処理時に発生する余剰の水分を除去し
ないと、硬質木片セメント板に空洞が発生したり、層割
れが起こる。
この余剰水分の除去方法としては、前記原料の上面に金
網等の網体を載せ、プレス機で加圧する際、この網体の
空隙から水分を除去することが行われている。
この原料の上面に網体を載置する作業は、網体にしわを
よらせないようにしたり、コーナーを合わせるなど比較
的に熟練を要するともに、手間が、かかった。又、余剰
水の除去後にセメント板上の網体を除去する作業も、セ
メント板に傷を付けないように静かに行わなければなら
ず比較的熟練を要し、手間もかかった。
そこで、これらの作業を自動化する装置が開発されてい
る。例えば、網体の自動回収装置には特開昭60−56
725号公報に開示されたものがあり、網体の自動供給
装置には特開昭60−56727号公報に開示されたも
のがある。上記自動回収装置においては、網体の走路上
に無端ベルトが設置され、無端ベルトに取り付けられた
フックがセメント板とともに移動する網体の一端を引っ
掛けて、網体をセメント板から剥がすように上方に持ち
上げ、この後、セメント板から取り外した網体を吊り下
げた状態で収納ラックに収容するようになっている。又
、上記網体の自動供給装置においては、セメント板原料
の搬送路の上方に無端ベルトか設けられており、この無
端ベルトに設けられたフックかその走行途中において上
述同様の収納ラックに収容された網体の一端を引っ掛け
、網体を収納う、りから引き出し、無端ベルトの下面に
添わせた状態で移動させセメント板原料のLに載置する
ようになっている。
[発明が解決しようとする課題]    −しかしなが
ら、上記従来の網体の自動回収装置や自動供給装置にお
いては、網体の一端を引っ掛けて供給、回収しているの
で、網体が大きく屈曲し、網体を傷め、その寿命を縮め
るという欠点かあった。
又、一度余剰水除去のために使用された網体にはセメン
トの滓が付着する。したがって、一度使用した網体を再
使用する場合にはセメント滓を除去する必要があり、一
般に水洗浄を行っている。
ところが、上記網体の自動回収装置と自動供給装置を使
用した場合には、自動回収装置によってせっかく網体を
収納ラックに収容しても、水洗浄をするために、収納さ
れた全部の網体を一旦収納ラツクから取り出さなければ
ならず、更に、網体を洗浄した後に再び収納ラックに収
めて自動供給装置にセットしなければならず、非常に多
くの手間がかかるという欠点があった。
この発明は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、網体を傷めず、し
かも、労力の軽減を図ることができる網体の供給・回収
装置を提供しようとするところにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するためになされたもので、
その要旨は、板体搬送路の途中に原料を板体に加工する
ためのプレス成型装置が配置され、上記板体搬送路にお
けるプレス成型装置よりも上流側と下流側には、上記板
体原料の上に載置される網体の両端部に設けられた把手
部を把持して網体を両持ち状態に吊り上げ移動させる網
体着脱装置がそれぞれ配置され、これら網体着脱装置が
網体搬送装置によって連絡されており、この網体搬送装
置の途中には移動中の網体を洗浄する網体洗浄装置が配
置されていることを特徴とする網体の供給・回収装置に
ある。
[作用]〜 網体は、その両端部が把持された両持ち状態で、上流側
の網体着脱装置により吊り上げられて網体搬送装置から
板体搬送路に移動せしめられ、板体搬送路上の板体原料
に載置される。網体が両持ち状態で把持されるので、自
重によってたわむ自然な湾曲状態にとどまり、網体は傷
付かない。この後、板体原料は網体とともに板体搬送路
を移動し、その途中においてプレス成型装置によって加
工され、その際に原料中の余剰水が除去される。加工完
了後、板体上に残る網体は同じく両持ち状態で下流側の
網体着脱装置によって吊り上げられて板体から取り外さ
れ、板体搬送路上から網体搬送装置の上に移動せしめら
れる。そして、網体は網体搬送装置によって下流側の網
体着脱装置から上流側の網体着脱装置に戻されるが、そ
の途中において網体洗浄装置により洗浄が行われ、付着
していた原料滓が除去される。
このように、板体原料への網体の供給、加工段の板体か
らの網体の取り外し、網体の洗浄、板体原料への網体の
再供給という一連の網体の流れが閉ループを形成するの
で、無駄な作業がなくなり生産性が向上する。
「実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図から第9図までの図
面に基づいて説明子る。尚、この実施例における網体は
板体としての硬質木片セメント板の製造に使用されるも
のである。
網体100は、第9図に示すように長方形の柔軟な金網
101の長平方向両端に金属板からなるハンガー102
が設けられて構成されている。ノ1ンガー102の各端
部には把手部103が突出している。
第1図はこの発明の要旨である網体の供給・回収装置の
平面配置図であり、第2図はその側面図であって、網体
の供給・回収装置は、セメント板原料をプレス成型する
ホットプレス装置lと、ホットプレス装置lにセメント
板原料を搬送するとともに成型後のセメント板を送り出
すセメント仮搬送路(網体搬送路)10と、セメント仮
搬送路10と11g行に配置されその搬送方向がセメン
ト仮搬送路10の搬送方向と逆方向になっている網体搬
送装置20と、網体搬送装置20の途中に設けられた網
体洗浄装置30と、セメント板搬送路10においてホッ
トプレス装置1よりも上流側(第1図、第2図において
右側)にありセメント板搬送路IOと網体搬送装置20
の」二に架は渡された網体着脱装置50と、セメント板
搬送路lOにおいてホットプレス装置1よりも下流側(
第1図、第2図において左側)にありセメント板搬送路
10と網体搬送装置20の上に架は渡された網体着脱装
置90とから構成されている。
上記セメント板搬送路10は、ホットプレス装置1より
も上流側が第1コンベア11と第2コンベア12からな
り、ホットプレス装置1よりも下流側が第3コンベア1
3と第4コンベア14とからなっている。
又、上記網体搬送装置20は、セメント板搬送路10の
下流側から上流側へ向かって順に並ぶ第1コンベア21
、第2コンベア22.13コンベア23、第4コンベア
24から構成されており、第4コンベア24は前後に各
一対のクランプ装置24a、24bを具備している。ク
ランプ装置24 a、24 bは網体100の両ハンガ
ー102をクランプして引っ張り、金網lotの皺延ば
しをするとともに、後述する網体着脱装置50による網
体100の吊り上げ作業を容易にするためのものである
上記洗浄装置30は第2コンベア22の途中に配置され
ており、高圧ポンプユニット31と散水ユニット32か
ら構成されている。散水ユニット32は密閉室となって
おり、ここを第2コンベア22が貫いている。そして、
第2コンベア22によって搬送される網体lOOが上記
散水ユニット32の中を通過する際に、高圧ポンプユニ
ット31より送られた高圧水が散水ユニット32の上方
から噴射され、網体100を洗浄するようになっている
又、セメント仮搬送路lOの上流側に配置されている網
体着脱装置50は、上記セメン]・仮搬送路10の第1
コンベア11と網体搬送装置20の第4コンベア24に
架は渡されている。第3図は網体着脱装置50をセメン
ト板搬送路IOの下流側から見た正面図であり、第4図
は網体着脱装置50の要部側面図である。網体着脱装置
50は、正面から見て門影をなす堅牢な高架構造体51
を有しており、高架構造体51の上部にはセメント板搬
送路10の搬送方向に対して交差するように延びる一対
のレール(軌道)52か設けられている。
このレール52を可動台53が図示しないモーターによ
り駆動されて走行するようになっている。
可動台53にはアクチュエータ54が設置されており、
このアクチュエータ54によって平面視矩形に組まれた
フレーム55がガイドロッド60に案内されて昇降可能
に吊り下げられている。フレーム55の長平方向はセメ
ント板搬送路10の搬送方向と一致している。このフレ
ーム55の長毛方向各端部にはそれぞれシャフト56か
、その軸心を可動台53の移動方向と平行に位置させて
支持されている。各/セット56はフレーム55に固定
されたアクチュエータ57により駆動され回動するよう
になっている。各シャフト56の両端部には下方に延び
る揺動アーム58.58が固定されており、6対をなす
揺動アーム58.58の先端は連結部材59によって連
結されている。
連結部材59の各端部には、第5図及び第6図に示すよ
うに、チャック取付台61が支持ロッド62及びガイド
ロッド63を介して昇降可能に吊り下げられている。チ
ャック取付台61の支持ブロック部61aには平面視コ
字形をなす支持アーム64が可動台53の移動方向と同
方向に水平移動可能に支持されている。即ち、支持ブロ
ック部61aには、軸心を水平にして上下平行に配置さ
れた二本の支持ロッド65,65が水平移動可能に貫通
しており、両支持ロッド65,65の両端が上記支持ア
ーム64の開放側両端部に固定されている。又、支持ブ
ロック部61aの両側には支持アーム64との間にスプ
リング66が介装されており、このスプリング66によ
って支持ブロック部61aが支持アーム64の中央に位
置するように付勢されている。この機構により、網体1
00の把手部103.103の離間寸法に若干の製作誤
差かあ、っても、網体100を吊り上げる際の問題とな
ることはない。
上記支持アーム64の内側にはアクチュエータ68が固
定されている。このアクチュエータ68は、下方に位置
する一対のチャック支持ブロック67.67を第5図矢
印の如く接近離反させるためのものである。尚、チャッ
ク支持ブロック67゜67の移動方向は可動台53の移
動方向と同方向になっている。上記各チャック支持ブロ
ック67には、回転軸69aを可動台53の移動方向と
平行に位置させたチャック69が回動可能に支持されて
おり、各チャック69の爪部69bは互いに対向して位
置している。上記一対のチャック支持ブロック67.6
7を接近させることによって、第7図に示すように、網
体100の把手部103を各チャック69の爪部69b
で挟持することができるようになっている。
又、上記支持アーム64の外側にはハンガー上押え70
が昇降可能に支持されており、スプリング71によって
下方に付勢されている。このノ\ンガー上押え70は、
前記網体搬送装置20の第4コンベア24に設けられた
図示しないノ1ンカー下押えと協働して網体100のハ
ンガー102を挟持するものである。
尚、網体搬送装置20の第4コンベア24はこの高架構
造体51の下部はぼ中央に位置しており、第4コンベア
24を間にしてセメント板搬送路lOと反対側には運転
開始時に網体lOOを積載してお(ための台車80が用
意されている。
一方、セメント板搬送路10の下流側に配置されている
網体着脱装置90は、上記台車80を収容するスペース
がない分、高架構造体の長さが短い以外は、構造上およ
び機能上共に上記上流側の網体着脱装置50と基本的に
は何ら変わるところはない。よって、その説明は省略し
、以下の説明において網体着脱装置90の各構成部分の
符号は網体着脱装置50における構成部分の符号を援用
するものとする。
上記網体の供給・回収装置は例えば次のように運転され
る。
初めに、所定数の網体100を積載した台車80を網体
着脱装置50の下方所定位置にセットし、その上方に可
動台53を移動させる。この時、網体lOOの長手方向
をセメント板搬送路10の搬送方向に対して平行にする
次に、各揺動アーム58を真下に向かせ、且つ、各チャ
ック69を水平な姿勢に保って、フレーム55を降下さ
せる。各チャック69が網体100の把手部lO゛3を
挟持できる高さに達するとフレーム55は停止する。そ
して、各アクチユエータ68によって各チ′ヤック69
が閉じられ、網体100の四つの把手部103を挟持す
る。
6チヤツク69で各把手部103を挟持した後、フレー
ム55が上昇し網体100を吊り上げる。
その際、網体100の金網101はその自重によりたわ
み、湾曲していく。一方、フレーム55の上昇開始と同
時に、第4図において想像線で示すように各揺動アーム
58が各アクチュエータ57に駆動されて先端を徐々に
内側に向けるように所定角度まで回転するとともに、谷
チャック69が第8図に示すようにチャック支持ブロッ
ク67に対して自由回転する。上記揺動アーム58の回
転速度は金網101の自重による網体lOOの自然な湾
曲姿勢に無理なく対応するように設定されており、その
結果、網体100は非常に無理のない姿勢で吊り上げら
れることとなる。特に、各チャック69も回転するよう
になっているので、網体100が金網101とハンガー
102との連結部で折れ曲がることもない。
次に、網体100を吊り上げた状態で可動台53がセメ
ント板搬送路10の真上に平行移動する。
そして、フレーム53が徐々に下降し、第1コンベアl
l上の所定位置に載置された型板上のセメント板原料A
の上に網体lOOを静かに降ろす。
この時、網体100はちょうど吊り上げた時と逆の形に
、即ち、湾曲姿勢から徐々に水平な平坦な姿勢へと変化
する。一方、金網101の中央部がセメント板原料Aに
接すると同時に、各揺動アーム58か各アクチュエータ
57に駆動されて先端を徐々に外側に向けるように回転
するとともに、6チヤツク69がチャック支持ブロック
67に対して回転する。その結果、上記網体100の姿
勢変化は極めて無理なく行われることとなる。
そして、網体lOOがセメント板原料Aの上に載置され
て平坦な状態になったところで、揺動アーム58が鉛直
方向を向くとともに、各チャック69か水平姿勢になる
ようにされており、これと同時に揺動アーム58は回転
を停止する。この後、各チャック69が各アクチュエー
タ68によって開かれ、上流側網体着脱装置50から網
体100か解放される。尚、網体100をセメント板原
料Aの上に載置する上述の作業は、第1コンベア11が
停止状態の下で行われる。
そして、各チャック69から網体100を離脱させた後
、フレーム55は上昇し、可動台53は再び台車80の
上に平行移動する。そして、上述同様の手順によって順
次、網体100を第1コンベア11の上のセメント板原
料への上に載置していく。台車80から所定数の網体1
00をセメント板搬送路lOに運んだ後においては、上
記上流側の網体着脱装置50は網体搬送装置20の上で
停止するようになる。
一方、セメント板原料Aの上に網体100が載置される
と、セメント板搬送路lOの第1コンベア11は運転を
開始し、セメント板原料Aは第2コンベア12を介して
ホットプレス装置lに送られる。このホットプレス装置
ff lによって、セメント板原料Aは加熱加圧されて
硬化せしめられる。
その際にセメント板原料へに含まれていた余剰水か除去
される。
加工されたセメント板A′は第3コンベア13を介して
第4コンベア14に送られ、セメント板A′が下流側の
網体着脱装置90の真下に位置したところで第4コンベ
ア14が停止する。この時、網体着脱装置90の可動台
53はセメント板搬送路10上に位置しており、上流側
の網体着脱装置50と同様に作動して、セメント板A′
の上に載置された網体lOOを吊り上げる。そして、上
記網体着脱装置90の可動台53が網体搬送装置20の
上に平行移動して停止し、この網体100を停止してい
る第1コンベア21の上に降ろす。
網体lOOが載置されると第1コンベア21は運転を開
始し、網体100を第2コンベア22に送り込む。網体
100は第2コンベア22によって搬送される間に、洗
浄装置30の散水ユニット32を通過する。散水ユニッ
ト32内において網体100に高圧水が噴射され、網体
100に付着したセメント滓か洗い流される。
洗浄された網体lOOは第2コンベア22から第3コン
ベア23を介して第4コンベア24に送られ、網体10
0が上流側の網体着脱装置50の真下に位置したところ
で第4コンベア24が停止する。ここで、網体lOOの
両ハンガー102かそれぞれクランプ装置2.4 a 
、 24 bによってクランプされるとともに長手方向
に引っ張られる。
次に、揺動アーム58を鉛直下方に向けた状態にした網
体着脱装置50のフレーム53が降下する。そして、各
ハンガー上押え70が網体lOOのハンガー102に接
触し、ハンガー上押え(図示せず。)と協働してスプリ
ング71の弾性力によりハンガー102の把手部103
近傍を水平姿勢に押える。尚、個々の網体lOOの反り
返り状態か相違する等によってハンガー102の高さ位
置がばらついていても、チャック取付台61が連結部材
59に対して昇降可能に支持されているので上記ばらつ
きが吸収され、ハンガー102は常にスプリング71の
一定な弾性力で押えられることになる。
この後は、前述動作と同様にして各チャック69か閉じ
、ハンガー102の把手部103がチャック69によっ
て挟持された後、網体lOOは湾曲姿勢にされて吊り上
げられ、セメント板搬送路10の第1コンベア11の上
のセメント板原料Aの上に載置される。以後、セメント
板原料Aへの網体lOOの供給と、加工後のセメント板
A′からの網体100の取り外しと、網体100の洗浄
と、セメント板原料Aへの網体100の再供給という一
連の網体lOOの流れが閉ループとなる。
したがって、無駄な作業かなく、生産性が非常に高い。
この発明Jこよる網体の供給・回収装置は、セメント板
の製造だけでなく、インシュレージコンボード等の製造
にも使用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、網体を傷める
ことがなく、しかも、板体原料への網体の供給、加工後
の板体からの網体の取り外し、網体の洗浄、板体原料へ
の網体の再供給という一連の網体の流れが閑ループにな
っているので、無駄な作業がなく生産性が極めて向上す
るという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図までの図面はこの発明の一実施例を示
すものであり、第1図は網体の供給・回収装置の平面配
置図、第2図は同側面配置図、第3図は網体着脱装置の
正面図、第4図は同側面図、第5図は非クランプ状態の
チャック部を示した拡大正面図、第6図は同拡大側面図
、第7図はクランプ状態のチャック正面図、第8図は網
体を吊り上げた時にチャックが回動した状態を示すチャ
ック部の側面図、第9図は網体の平面図である。 l・・・ホットプレス装置(プレス成型装置)、lO・
・・セメント板搬送路(板体搬送路)、20・・・網体
搬送装置、 30・・・網体洗浄装置、50.90・・
・網体着脱装置、 100・・・網体、  103・・・把手部、7〜・・
セメント板原料(板体原料)、A′・・セメント板(板
体)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板体搬送路の途中に原料を板体に加工するための
    プレス成型装置が配置され、上記板体搬送路におけるプ
    レス成型装置よりも上流側と下流側には、上記板体原料
    の上に載置される網体の両端部に設けられた把手部を把
    持して網体を両持ち状態に吊り上げ移動させる網体着脱
    装置がそれぞれ配置され、これら網体着脱装置が網体搬
    送装置によって連絡されており、この網体搬送装置の途
    中には移動中の網体を洗浄する網体洗浄装置が配置され
    ていることを特徴とする網体の供給・回収装置。
  2. (2)上記網体洗浄装置が水を吹き付けて洗浄するもの
    であることを特徴とする第1請求項記載の網体の供給・
    回収装置。
JP12631289A 1989-05-18 1989-05-18 網体の供給・回収装置 Expired - Lifetime JPH0829543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631289A JPH0829543B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 網体の供給・回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12631289A JPH0829543B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 網体の供給・回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02305719A true JPH02305719A (ja) 1990-12-19
JPH0829543B2 JPH0829543B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=14932069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12631289A Expired - Lifetime JPH0829543B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 網体の供給・回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829543B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108217180A (zh) * 2018-01-11 2018-06-29 海宁市豪派新材料科技有限公司 一种竹纤维板加工自动投料装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108217180A (zh) * 2018-01-11 2018-06-29 海宁市豪派新材料科技有限公司 一种竹纤维板加工自动投料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0829543B2 (ja) 1996-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02305719A (ja) 網体の供給・回収装置
JPH02305720A (ja) 網体着脱装置
TWI690251B (zh) 垂直式吊架投收板機
JP2597662B2 (ja) 容器内の食品片を洗浄するための装置
JP2005066419A (ja) 塗装乾燥ライン装置
JPH0825196B2 (ja) 整列台への補強筋篭の移載方法とその装置
JP3531054B2 (ja) 基板乾燥装置
JPS6082512A (ja) 自動洗浄装置の板状ワ−ク保持搬送方法及び装置
KR200292667Y1 (ko) 내화성 패널 가공 장치
JPS58502153A (ja) 電極から吊り下げバ−を分離するための方法および装置
JP4049790B2 (ja) 天ぷら製造装置
JPS6056727A (ja) 網体の供給装置
JPS6012428B2 (ja) 防錆前処理装置
CN216736430U (zh) 一种座框海绵垫的粘接运输装置
JPH0482663A (ja) ウェーハ貼付用プレートの洗浄装置
JPH0320480B2 (ja)
JPH0930772A (ja) 被施釉物用移載装置
JPH09254128A (ja) 鉄筋マット自動組付装置
JP3592214B2 (ja) 長尺物の水圧転写方法及び水圧転写装置
JP3081151B2 (ja) ピン抜取装置
JPS5850141B2 (ja) パイプ内面塗装装置
JPS6093030A (ja) 自動洗浄装置の板状ワ−ク保持搬送装置
JPS6056725A (ja) 網体の回収装置
JP3254784B2 (ja) 孔あきパネル積込方法及び装置
JPH0348263B2 (ja)