JPH02305697A - 自動製図機等におけるカーソルのコード処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動製図機等におけるカーソルのコード処理装
置に関する。

〔従来の技術〕

此種のコード処理装置には、実開昭６０−１０４９５８
号公報に示す如く、コードガイドを取り付けた移動体を
カーソルとは別体にレールに対して移動自在に設け、こ
の移動体を動滑車の原理で、カーソルの移動量に対して
１／２の割合で移動するように、ロープとロープブーり
の機構により。

バランスウェイトに連結している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、移動体をレールにカーソルとは別体に移
動自在に設け、この移動体をバランスウェイトに連結す
ると、構造が複雑となり、また、ローププーリにテンシ
ョンを存して掛は渡す操作が煩わしかった０本発明は上
記欠陥を除去することを目的とするものである。

〔問題点を解決する手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、レール２と該レー
ル２に沿って移動可能なカーソル６とを備えた装置にお
いて、前記カーソル６にコードガイド部材１４を前記レ
ール２の長手方向と平行な方向にスライド自在に支承し
、前記カーソル６に前記レール２の長手方向に対して直
角な軸線を中心として互いに連動するように一対の円周
比が２＝１に設定された回転体１８．２０を回転自在に
支承し、一方の径の大きな回転体１８を前記レール２と
平行なガイドレール２２に係合し、他方の径の小さな回
転体２０を前記コードガイド部材１４に設けたガイドレ
ール２４に係合し、該コードガイド部材１４の先端にコ
ードガイド２８を設け、該コードガイド２８に、一方を
前記レール２の一端近傍に取り付けたコード３０を掛け
、該コード３０の他方を前記カーソル６に取り付けたも
のである。

〔作用〕

上記した構成において、カーソル６がレール２に沿って
移動すると、大径な回転体１８がカーソル６の移動に伴
って所定の方向に回転する。この回転体１８の回転と連
動して小径な回転体２０が回転し、該回転体２０との係
合により、コードガイド部材１４がカーソル６に対して
駆動され、カーソル６の移動に伴うコード３ｏの折り返
しわん曲部のレール２に対する移動量と同量、コードガ
イド部材１４先端のコードガイド２８がレールに対して
、カーソル６の移動方向に移動し、コードガイド２８に
掛けられたコード３ｏの弛みが防止される。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。

２は自動製図機あるいは自在平行定規等の横レール又は
縦レールから成るレールであり、帯板状のベース４に固
設されている。前記レール２にはカーソル６がコロ８を
介して移動自在に連結している。前記カーソル６の側部
下面には一対の支持板１０．１２が固設され、該支持Ｆ
ｉ１０．１２に形成されたガイド溝にはコードガイド部
材１４が。

前記ベース４に対して水平な平面内で且つ該ベース４の
長手方向に沿ってスライド自在に嵌合している。前記支
持板１０．１２には、前記ベース４の長手方向に対して
直角方向に軸体１６が回転自在に支承され、該軸体１６
に、歯車から成る回転体１８．２０が互いに連動して回
転するように固設されている。前記回転体１８は、前記
ベース４の上面に、その長手方向全長に亘って配設され
たラックギアから成るガイドレール２２に噛み合ってい
る。前記回転体２０は、前記コードガイド部材１４の上
面に、その長手方向略全長に亘って固設されたラックギ
アから成るガイドレール２４に噛み合っている。前記回
転体１８と２０のギア比即ち円周比は２：１に設定され
ている。前記カーソル６は、前記カーソルガイドレール
２に沿って、モータ駆動により自動的にあるいは１手動
によって、移動されるように構成されている。前記コー
ドガイド部材１４の先端にはコロホルダー２６が固設さ
れ、該コロホルダー２６にコロから成るコードガイド２
８が回転自在に支承されている。

３０は前記ガイド２８に掛けられた市販のテープ電線等
から成るコードであり、これの一方は、ベース４の一端
に固定具を介して固定され、他方は、固定具を介して前
記カーソル６に固定されている。

次に本実施例の作用について説明する。

前記コード３０は、弛みがないように適宜なテンション
を存して、コードガイド２８に掛は渡されている。カー
ソル６をベース４に沿って移動すると、回転体１８が回
転し、この回転体１８の回転は軸体１６を介して回転体
２０に伝達され１回転体２０が回転する。この回転体２
０の回転により。

コードガイド部材１４は、カーソル６に対して駆動され
る。カーソル６がベース４に沿って、距離り移動すると
、コードガイド部材１４は、同方向にベース４に対して
距離Ｌ／２移動する。コード３０の折り返しわん曲部３
０ａは、コード３ｏがＵ字形に保持された状態において
、カーソル６の移動に伴ってカーソル６の移動距離に対
して１／２の割り合いでベース４に対して同方向に移動
するが、このｂん曲部３０ａの移動量とコードガイド２
８の移動量が共に、カーソル６の移動量に対して１／２
で同一である。従って、コード３０は、カーソル６の移
動によって弛むことなく、コードガイド２８に支持され
る。尚、本実施例では、回転体１８．２０として歯車を
用いたが円周比が２：１のプーリを用いても良く、この
プーリとガイドレールとの摩擦によっても歯車とラック
との係合と同様な動力伝達作用を得ることができる。

〔効果〕

本発明は上述の如く、コード処理のためにある程度テン
ションを保有させたロープとローププーリの構造が不要
なため、構造が簡単となり、しかもロープテンションの
調整が不要なため、組み立てを容易に行うことができる
等の効果が存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は外観図、第２図は正面図、第３図は説明側面図
である。 ２・・・カーソルガイドレール、４・・・ベース５６・
・・カーソル、８・・・コ０．１０，１２・・・支持板
、１４・・・コードガイド部材、１６・・・軸体、１８
．２０・・・回転体、２２・・・ガイドレール、２４・
・・ガイドレール、２６・・・コロホルダー、２８・・
・コードガイド、３゜・・・コード、３２・・・固定具
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レール２と該レール２に沿って移動可能なカーソ
   ル６とを備えた装置において、前記カーソル６にコード
   ガイド部材１４を前記レール２の長手方向と平行な方向
   にスライド自在に支承し、前記カーソル６に前記レール
   ２の長手方向に対して直角な軸線を中心として互いに連
   動するように一対の円周比が２：１に設定された回転体
   １８、２０を回転自在に支承し、一方の径の大きな回転
   体１８を前記レール２と平行なガイドレール２２に係合
   し、他方の径の小さな回転体２０を前記コードガイド部
   材１４に設けたガイドレール２４に係合し、該コードガ
   イド部材１４の先端にコードガイド２８を設け、該コー
   ドガイド２８に、一方を前記レール２の一端近傍に取り
   付けたコード３０を掛け、該コード３０の他方を前記カ
   ーソル６に取り付けたことを特徴とする自動製図機等に
   おけるカーソルのコード処理装置。