JPH02305509A - 仏壇の扉用開閉装置 - Google Patents

仏壇の扉用開閉装置

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JPH02305509A
JPH02305509A JP12809789A JP12809789A JPH02305509A JP H02305509 A JPH02305509 A JP H02305509A JP 12809789 A JP12809789 A JP 12809789A JP 12809789 A JP12809789 A JP 12809789A JP H02305509 A JPH02305509 A JP H02305509A
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JP
Japan
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door
crank
connecting rod
opening
buddhist altar
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JP12809789A
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English (en)
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Katsuji Norizuki
法月 勝治
Hideo Kudo
秀男 工藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は仏壇の扉を自動的に開閉させる装置。詳しくは
、仏壇における箱体の左右一対の扉体に連杆とクランク
を取付け、該クランクを駆動手段により操作してこれを
回動することにより、前記扉体を簡単で円滑に開閉する
ことができ、しかも、摩擦接手により手の力でも容易に
扉体を開は閉めできる仏壇の扉用開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来、仏壇の扉を自動的に開閉させる装置は、特公昭6
2−44925号等により知られている。
このものは、仏壇における厨子の前側開口に折戸状の一
対の扉体を蝶着し、該扉体を開閉する駆動装置はスライ
ド片を有する2条のレール部材と、スライド片に結合さ
れる無端連紐と、この無端連紐を連係した回転体の電動
機とにより構成され、この電動機への給電により前記扉
体を開閉していた。
(発明が解決しようとする課題) 前記した仏壇の扉用開閉装置は、構成する部品点数が多
くて、かつ、それぞれの連係が複雑なため、装置全体が
大掛かりとなって製造コストが高騰すると共に、扉を開
閉させる部材の横移動範囲が大きく、そのためスライド
、ガイド等が横長に延長されるから、これら装置を設置
する仏壇の横幅が、必要以上に大きくなって狭い部屋で
は利用できないのでその載置場所が限られる。
装置が複雑なため故障し易く、しかも、スライド部材が
多いためそれらの摺動抵抗が多く、扉の開閉が円滑に行
なわれ難(て、電動機が大型となってその駆動装置の消
費電力が大きい。
また、無端連紐の伸び等によりこれら扉体の開閉角度に
僅かな狂いを生じると、左右の扉体の開閉がアンバラン
スとなって体裁が悪い。
無端連紐の切れによる故障が多い。
停電や駆動手段の故障等により駆動手段が使用できない
ときは、扉体が駆動手段により回動を妨げてしまうので
、この扉体を手の力で開閉することが困難である。
等の問題点を有する。
本発明は前記した問題点を解決するためになされたもの
で、仏壇における箱体の左右一対の扉体に連杆とクラン
クを取付け、該クランクを駆動手段により操作してこれ
を回動することにより、前記扉体を簡単で円滑に開閉す
ることができ、しかも、摩擦接手により手の力でも容易
に扉体を開は閉めできる仏壇の扉用開閉装置を提供する
ことを目的としているものである。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 内扉と外扉とを内折り自在に蝶着して一体とし、該外扉
を箱体の開口部へ開閉自在に取付けた左右一対の扉体と
、前記左右一対の内扉に設けて前記箱体の天板または底
板に穿設したガイド溝に係合する突軸と、一端を該突軸
に取付け、他端を駆動手段に連係したクランクに枢着す
る連杆とを備えさせた仏壇の扉用開閉装置と、 各クランクと駆動手段とを摩擦接手によって連係させた
仏壇の扉用開閉装置の構成にある。
(作  用) 前記のように構成される本発明の装置は次のような作用
を奏する。
左右一対の扉体は仏壇の前側または厨子前部の開口部へ
回動軸または蝶番により、開閉自在に取付けられて中央
から側方へ両開きされる。
該開口部の閉塞状態において、クランクとその先端に枢
着した連杆がなす交角が90”以下になるように規制さ
れているので、駆動手段を操作するとこれに連係したク
ランクが回動して、先端に枢着した連杆に外方即ち扉体
を開放する方向への押圧力が与えられる。
すると、前記連杆はこの端部に枢着した扉体の突軸を、
ガイド溝に沿わせて移動させるから、扉体は外側へ向か
って徐々に開き始める。
そして、該突軸が前記ガイド溝の終端へ達すると扉体が
全開される。
このとき、扉はガイドの形状に合わせた移動軌跡となる
また、扉の開放状態において、前記駆動手段を操作しこ
れに連係したクランクが回動すると、クランクと連杆の
なす交角が180°以下になるように規制されているの
で、先端に枢着しだ連杆とクランクは開放するときの逆
の軌跡をたどりながら、内方即ち扉体を閉塞する方向へ
の牽引力が与えられる。
すると、該連杆はこの端部に枢着した扉体の突軸をガイ
ド溝に沿わせながら引っ張って移動させるから、扉体は
内側へ向かって徐々に閉じ始める。
そして、該突軸が前記ガイド溝の終端へ達すると扉体が
全閉される。
このように駆動手段によりクランクを正逆に回動させる
だけで、簡単で円滑に仏壇の扉体を開閉することができ
る。
また、駆動手段は摩擦接手を介してクランクへ伝達され
るため、予め設定した所定トルク以上の力が回転軸へ掛
かった場合は、駆動手段とクランクとの伝達が前記摩擦
接手において分離されるので、扉体を手により引いたり
押したりすると、簡単に扉体を開閉することができる。
(実 施 例) 次に本発明に関する仏壇の扉用開閉装置の一実施例を図
面に基づいて説明する。
第4図において1は仏壇で、天部a、底部す、背板C1
両側板d、dにより箱形に形成して、この箱形の内部に
は天板イ、底板口、両側板ハ、へとにより厨子二を形成
して、この厨子二の前部を位牌や仏具等の安置が外側よ
り行なえる様に大きく開口させである。
また、前記仏壇1の最前側には両開き罪la、laを軸
1b着しである。
2.2は前記厨子二の開口へ開閉自在に取付けて、京時
は該開口全体を閉塞する左右一対の扉体で、内R2eと
外n2fとに分割して内扉2eが若干外側へ張出すよう
にした複、数枚構成として、これら内ffl 2 eと
外扉2fとを蝶3:Wして内方に折り畳まる所謂折戸状
としてあり、外f12fの端部を前記側板ハへ蝶番4よ
りそれぞれの扉体2,2を回動自在に取付けである。
第1図において5.5は厨子二における天板イの穿設し
たガイド溝で、厨子二の開口部に対応する部分はほぼ直
線状に形成し、該開口部を外れる部分から徐々に手前ヘ
カーブする曲線状に形成して、前記扉体2,2における
内扉2eの上端縁に立設させた突軸 6.6を摺動自在に係合すると共に、その上端を天板イ
より突出させである。
なお、このガイド溝5.5は厨子二における底板口に穿
設しても良い。
7.7は前記突軸6,6にその一端を回動自在に取付け
た連杆で、他端をクランク8゜8の先端に軸9.9@し
である。
この連杆7とクランク8とによるリンク装置はこれらの
取付けられた関係位置が、常に該力の伝達作用が確実に
行なわれる角度で連結される、所謂、このリンク装置に
おいて上死点および下死点到達前に扉体2の開閉が終了
することが条件である。即ち、クランク8と連杆7とが
なす交角X(第1図において実線で示す状態)が、扉体
2の全閉状態で9゜°以下に、また、クランク8と連杆
7とがなす交角y(第1図において鎖線で示す状態)が
、扉体2の全開状態で180 ”以下となるように連結
する。
10、10は天板イヘ取付片11.11により取付けた
駆動手段で、公知の減速機12.12付きモータを用い
るもので、摩擦接手13.13を介してその回転軸14
.14へ前記クランク8゜8の他端を固定して、該クラ
ンク8,8を所定角度の範囲を正逆に回動させることに
より、扉体2,2を開閉させる。
前記摩擦接手13は減速機12から突出した回転軸14
に設けるもので、該回転軸14に伝達板15を軸着し、
この伝達板15に摩擦板16を挾んで受圧板17を遊嵌
して、この回転軸14に外装した加圧ばね18により弾
圧的に当接させてあり、前記加圧ばね18の外側には該
回転軸14のねじ部に螺合させた調整ナツトlaaによ
り、受圧板■7の摩擦力を任意に調整できるようにしで
ある。(第3図参照) 19、20は前記駆動手段10.10の近傍において天
板イ上に設けたリミットスイッチ等の検出器で、その検
出子にクランク8,8の一側端が当接したとき、即ち、
lF!2が全開となったとき検出器15を操作し、又、
外17g2fが全開となったとき、即ち、クランク8,
8の一側端が当接したとき検出器16を操作してモータ
10.10の回転を停止させ、扉体2,2の開閉を止め
る。
第5図において22は駆動手段lOにイイ設した回転駆
動の中継部材で、駆動手段lOの回転軸14に取付けた
駆動歯車23へ、中間軸24に取付けた第1歯車25を
噛合させ、同軸に取付けた第2歯車26を摩擦接手13
を介して前記第1歯車25へ並設し、該第2歯車26を
クランク8の回動軸14aに取付けた受動歯車27へ噛
合させることにより、前記駆動手段lOの回転をクラン
ク80回動軸14aへ伝達させる。
そして、前記歯車23.27は同径に形成し、歯車25
.26は歯車23.27より大径例えば2〜3倍に形成
したものを用いる。
この中継部材22は駆動歯車23より大径の第1.2歯
車25.26を設けることにより、摩擦接手13におけ
る駆動面と受動面との面積が大きくなり、低加圧力の加
圧ばね18でも十分にトルクの伝達が行なえると共に、
調整ナツト18aによる伝達トルクの調整が容易になる
また、伝達時の滑動による発熱や摩擦板16の摩耗を軽
減させることができる。
なお、前記した本発明の装置は、厨子二の開口を開閉す
る扉体2,2へ用いたが、仏壇の前部開口を開閉する扉
体1a、laに用いることができるのは勿論であり、本
実施例においての同様な作用効果を奏するものであるか
ら、その詳細な説明は省略する。
(発明の効果) 前述したように本発明の装置は、クランクとこの先端に
軸着した連杆によって、折戸の開閉をする装置であるの
で、比較的自由に開閉軌跡を設定することができ、仏壇
の扉の開閉に要求される荘厳さ、見映えを容易に達成す
ることができる。
クランクの一定角度の回動による開閉であるから、その
移動スペースが短く済み、しかも、その構造が簡単なた
め、装置全体がコンパクトに形成されるから、小型の仏
壇にも応用することができる。
部品点数が少ないので、仏壇への取付けが簡単で、製作
コストの低減を計ることができる。
クランクと駆動手段とを摩擦接手を介して連係しである
ので、停電や駆動手段の故障等により駆動手段を作動さ
せることができないときは、扉体を手によって開閉する
ことが簡単にできる。また、左右の扉の同期に狂いが生
じたときは簡単に手で調整することができる。
等の格別の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関する装置の一実施例を示す平面図。 第2図は同上の一方の扉体を示す正面図。第3図は摩擦
接手を示す断面図。第4図は本装置を用いた仏壇の正面
図。第5図は回転駆動の中継部材を示す正面図である。 図において1は仏壇、イは天板2口は底板。 2.2は扉体、2eは内ff!、2fは外扉、3および
4は蝶番、6は突軸、7は連杆、8はクランク、 10
は駆動手段、 13は摩擦接手である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内扉と外扉とを内折り自在に蝶着して一体とし、
    該外扉を箱体の前側開口部へ開閉自在に取付けた左右一
    対の扉体と、前記左右一対の内扉に設けて前記仏壇の天
    板または底板に穿設したガイド溝に係合する突軸と、一
    端を該突軸に取付け、他端を駆動手段に連係したクラン
    クに枢着する連杆とを備えさせたことを特徴とする仏壇
    の扉用開閉装置。
  2. (2)各クランクと駆動手段とを摩擦接手によって連係
    させたことを特徴とする請求項(1)記載の仏壇の扉用
    開閉装置。
JP12809789A 1989-05-22 1989-05-22 仏壇の扉用開閉装置 Pending JPH02305509A (ja)

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