JPH02304287A - フランジ部材による細径配管の固定方法 - Google Patents
フランジ部材による細径配管の固定方法Info
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- JPH02304287A JPH02304287A JP12334989A JP12334989A JPH02304287A JP H02304287 A JPH02304287 A JP H02304287A JP 12334989 A JP12334989 A JP 12334989A JP 12334989 A JP12334989 A JP 12334989A JP H02304287 A JPH02304287 A JP H02304287A
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は一般に自動車、或いは各種の機械、装置等に給
油、給気の供給路等として配設される管径太さ3011
1/III程度以下の比較的細径からなる金属管或いは
樹脂チューブ(以下単に配管と称す)のフランジ部材に
よる固定方法に関するものである。
油、給気の供給路等として配設される管径太さ3011
1/III程度以下の比較的細径からなる金属管或いは
樹脂チューブ(以下単に配管と称す)のフランジ部材に
よる固定方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の固定方法としては例えば第5図に示すよ
うに、フランジ体(11)に貫設した組付は孔(12)
部に配管(Po)を貫通して挿着した状態で、金属管に
あってはその孔周部とに鑞溶着(−)シて固定するか、
或いは樹脂チューブにあってはクリップ体に挟持して固
定するか(図示せず)してなる方法のものであった。
うに、フランジ体(11)に貫設した組付は孔(12)
部に配管(Po)を貫通して挿着した状態で、金属管に
あってはその孔周部とに鑞溶着(−)シて固定するか、
或いは樹脂チューブにあってはクリップ体に挟持して固
定するか(図示せず)してなる方法のものであった。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来の固定方法においては、
前者にあっては長尺の配管が貫通されて挿着した状態で
の手炙りによる加熱鑞溶着によって作業上の煩わしさを
招くばかりでなく、しばしば局部加熱に起因して鑞溶着
(縛)部附近の配管(Po)側に機械的強度の劣化を生
ぜしめて配設状態下の加振によって亀裂、破損を誘発し
、且つ、これら鑞溶着後に製品全体への耐食性等の鍍金
処理を余儀なくされること1なって著しく生産性が阻害
される問題を有し、又後者にあっては挟持の不具合によ
りしばしば配管(Po)側に軸方向への移動や円周方向
への回動によるヅレを生ぜしめ、強いては加振状態下に
あってクリップ壁での離体、脱落を招く等の問題を有す
るものであった。
前者にあっては長尺の配管が貫通されて挿着した状態で
の手炙りによる加熱鑞溶着によって作業上の煩わしさを
招くばかりでなく、しばしば局部加熱に起因して鑞溶着
(縛)部附近の配管(Po)側に機械的強度の劣化を生
ぜしめて配設状態下の加振によって亀裂、破損を誘発し
、且つ、これら鑞溶着後に製品全体への耐食性等の鍍金
処理を余儀なくされること1なって著しく生産性が阻害
される問題を有し、又後者にあっては挟持の不具合によ
りしばしば配管(Po)側に軸方向への移動や円周方向
への回動によるヅレを生ぜしめ、強いては加振状態下に
あってクリップ壁での離体、脱落を招く等の問題を有す
るものであった。
本発明は上記した従来技術の有する前記問題に鑑みてな
されたものであり、固定作業上の煩わしさを軽減し、同
時に固定部附近での配管側の機械的強度の劣化の憂いを
なくし、また、すでに鍍金処理を施した配管の使用を可
能となして固定後のこれら製品全体への鍍金処理の不要
により生産性を向上せしめ、又フランジ体に対して任意
の角度をもって配管を固定することも可能となし、且つ
確実な固定によって配管側でのヅレ、離体或いは脱落等
の憂いのない固定方法を提案することを目的とするもの
である。
されたものであり、固定作業上の煩わしさを軽減し、同
時に固定部附近での配管側の機械的強度の劣化の憂いを
なくし、また、すでに鍍金処理を施した配管の使用を可
能となして固定後のこれら製品全体への鍍金処理の不要
により生産性を向上せしめ、又フランジ体に対して任意
の角度をもって配管を固定することも可能となし、且つ
確実な固定によって配管側でのヅレ、離体或いは脱落等
の憂いのない固定方法を提案することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するため、ボルト孔による相手
基体への取付は部を有し、且つ壁面に配管の組付は孔を
設けた樹脂製による板状のフランジ体の前記組付は孔の
周縁より少くとも一方側に突出する断面欠円状又は円形
状の突壁を一体に設け、前記組付は孔部に配管を貫通状
に挿着して組付け、しかる後に前記突壁部と該突壁部附
近の配管側とに亘って熱収縮性を有する筒片部材を一括
包持して被着せしめ、更に被着部を加温処理に伴う熱収
縮によって固定せしめてなるフランジ部材による細径配
管の固定方法を要旨とするものである。
基体への取付は部を有し、且つ壁面に配管の組付は孔を
設けた樹脂製による板状のフランジ体の前記組付は孔の
周縁より少くとも一方側に突出する断面欠円状又は円形
状の突壁を一体に設け、前記組付は孔部に配管を貫通状
に挿着して組付け、しかる後に前記突壁部と該突壁部附
近の配管側とに亘って熱収縮性を有する筒片部材を一括
包持して被着せしめ、更に被着部を加温処理に伴う熱収
縮によって固定せしめてなるフランジ部材による細径配
管の固定方法を要旨とするものである。
[作用]
本発明はこのような方法により固定されてなるため、組
付は孔の周辺よりフランジ体の少くとも一方側に突出す
る突壁と該突壁部附近の配管側とに亘る一括包持して被
着した筒片部材による低温での加熱処理に伴う熱収縮に
より密合した状態をもって固定することとなり、従って
固定作業上の傾わしさを極度に軽減し、同時に固定部附
近の配管側での機械的強度の劣化の憂いがなく、また、
すでに鍍金処理を施した配管の使用を可能となして固定
後の鍍金処理の不要により著しく生産性を向上すること
ができ、且つ確実な固定によって配役状態下の加振にあ
っても配管側でのヅレ、離体或いは脱落等の憂いをなく
すことができるのである。
付は孔の周辺よりフランジ体の少くとも一方側に突出す
る突壁と該突壁部附近の配管側とに亘る一括包持して被
着した筒片部材による低温での加熱処理に伴う熱収縮に
より密合した状態をもって固定することとなり、従って
固定作業上の傾わしさを極度に軽減し、同時に固定部附
近の配管側での機械的強度の劣化の憂いがなく、また、
すでに鍍金処理を施した配管の使用を可能となして固定
後の鍍金処理の不要により著しく生産性を向上すること
ができ、且つ確実な固定によって配役状態下の加振にあ
っても配管側でのヅレ、離体或いは脱落等の憂いをなく
すことができるのである。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
1図は本発明のフランジ部材による細径配管の固定方法
によって固定された平面図、第2図は第1図の一部切欠
きによる縦断面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実
施例を示す第2図相当図であって、(1)は相手基体へ
のボルト孔(3)による取付は部を有する板状のフラン
ジ体であり、その壁面より突出する一体の突壁(4)に
よる配管(P)の組付は孔(2)を設けて該組付は孔部
に前記配管(P)を貫通状に挿着して組付けてなるもの
である。尚前記突壁(4)としてはフランジ体の両側に
突出する断面円形に形成したり(第1図及び第2図参照
)、フランジ体の一方側に設は断面欠円状に設けてもよ
く(第3図参照)、更に所望に応じて突壁(4)部に複
数からなる軸方向へのスリット部を設けて(図示せず)
後述する熱収縮に際して配管(P)への固定を一層確実
となすようにすることもできる。更に又第4図のように
フランジ体(1)に対して鋭角又は鈍角をなすよう任意
の角度をもって配管(P)を組付けることもできるもの
である。(5)は架橋ポリオレフィン樹脂のような熱収
縮性樹脂、或いはTi−Ni系のような非可逆性形状記
憶合金等からなる筒片部材であり、前記組付けた状態に
突壁(4)部と該突壁部附近の配管(P)側とに亘って
一括包持して被着せしめ、かかる状態で好ましくは13
0℃程度以下の比較的低温で炉中通過等による加熱処理
を施して筒片部材(5)に熱収縮を生ぜしめて置台状に
固定せしめるのである。
1図は本発明のフランジ部材による細径配管の固定方法
によって固定された平面図、第2図は第1図の一部切欠
きによる縦断面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実
施例を示す第2図相当図であって、(1)は相手基体へ
のボルト孔(3)による取付は部を有する板状のフラン
ジ体であり、その壁面より突出する一体の突壁(4)に
よる配管(P)の組付は孔(2)を設けて該組付は孔部
に前記配管(P)を貫通状に挿着して組付けてなるもの
である。尚前記突壁(4)としてはフランジ体の両側に
突出する断面円形に形成したり(第1図及び第2図参照
)、フランジ体の一方側に設は断面欠円状に設けてもよ
く(第3図参照)、更に所望に応じて突壁(4)部に複
数からなる軸方向へのスリット部を設けて(図示せず)
後述する熱収縮に際して配管(P)への固定を一層確実
となすようにすることもできる。更に又第4図のように
フランジ体(1)に対して鋭角又は鈍角をなすよう任意
の角度をもって配管(P)を組付けることもできるもの
である。(5)は架橋ポリオレフィン樹脂のような熱収
縮性樹脂、或いはTi−Ni系のような非可逆性形状記
憶合金等からなる筒片部材であり、前記組付けた状態に
突壁(4)部と該突壁部附近の配管(P)側とに亘って
一括包持して被着せしめ、かかる状態で好ましくは13
0℃程度以下の比較的低温で炉中通過等による加熱処理
を施して筒片部材(5)に熱収縮を生ぜしめて置台状に
固定せしめるのである。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によるフランジ部材による細
径配管の固定方法は、フランジ体(1)側の組付は孔(
2)部の周辺よりフランジ体の少くとも一方側に突出す
る一体に設けた所望の長さを有する突壁(4)部を配管
(P)側とに亘って前記熱収縮性を有する筒片部材(5
)によって一括包持して被着せしめ、加熱処理に件う熱
収縮により密合状に固定せしめてなるため、前記低温で
の加温処理によって、簡易に固定することができてこれ
ら固定作業上の煩わしさを軽減することができ、同時に
固定部附近での機械的強度の劣化の憂いがなく、また、
すでに耐食性等の鍍金処理を施した配管(P)の使用を
可能となしてこれら固定後の鍍金処理の不要により著し
く生産性を向上することができ、又フランジ体(1)に
対して任意角度をもって配管(P)の固定を可能となし
、且つ突壁(4)での配管(P)の組付けにより取付は
角度の精度を保持すると共に、当接面積の増加による密
合した取付けによって確実に固定すること−なり、配設
状態下での加振にあっても配管(P)側でのヅレ、離体
或いは脱落等の憂いをなくすことができる等、極めて有
用なフランジ部材による細径配管の固定方法である。
径配管の固定方法は、フランジ体(1)側の組付は孔(
2)部の周辺よりフランジ体の少くとも一方側に突出す
る一体に設けた所望の長さを有する突壁(4)部を配管
(P)側とに亘って前記熱収縮性を有する筒片部材(5
)によって一括包持して被着せしめ、加熱処理に件う熱
収縮により密合状に固定せしめてなるため、前記低温で
の加温処理によって、簡易に固定することができてこれ
ら固定作業上の煩わしさを軽減することができ、同時に
固定部附近での機械的強度の劣化の憂いがなく、また、
すでに耐食性等の鍍金処理を施した配管(P)の使用を
可能となしてこれら固定後の鍍金処理の不要により著し
く生産性を向上することができ、又フランジ体(1)に
対して任意角度をもって配管(P)の固定を可能となし
、且つ突壁(4)での配管(P)の組付けにより取付は
角度の精度を保持すると共に、当接面積の増加による密
合した取付けによって確実に固定すること−なり、配設
状態下での加振にあっても配管(P)側でのヅレ、離体
或いは脱落等の憂いをなくすことができる等、極めて有
用なフランジ部材による細径配管の固定方法である。
第1図は本発明の一実施例を示すフランジ部材による細
径配管の固定方法により固定された平面図、第2図は第
1図の一部切欠きによる縦断面図、第3図及び第4図は
それぞれ他の実施例を示す第2図相当図、第5図は従来
例を示す固定方法による固定部の一部切欠き縦断面図で
ある。 (1)・・・フランジ体、(2)・・・組付は孔、(3
)・・・ボルト孔、(4)・・・突壁、(5)・・・筒
片部材、(P)・・・配管特許出願人 臼井国際産業
株式会社 代理人 押 EEl 良 久11′5羽11ト− 第1図 第2図 第4図 第5図 ro“°匡官
径配管の固定方法により固定された平面図、第2図は第
1図の一部切欠きによる縦断面図、第3図及び第4図は
それぞれ他の実施例を示す第2図相当図、第5図は従来
例を示す固定方法による固定部の一部切欠き縦断面図で
ある。 (1)・・・フランジ体、(2)・・・組付は孔、(3
)・・・ボルト孔、(4)・・・突壁、(5)・・・筒
片部材、(P)・・・配管特許出願人 臼井国際産業
株式会社 代理人 押 EEl 良 久11′5羽11ト− 第1図 第2図 第4図 第5図 ro“°匡官
Claims (1)
- (1)相手基体への取付け部を有し、且つ壁面に配管(
P)の組付け孔(2)を設けた樹脂製による板状のフラ
ンジ体(1)の前記組付け孔の周縁より少くとも一方側
に突出する断面欠円状又は円形状の突壁(4)を一体に
設け、前記組付け孔部に配管(P)を貫通状に挿着して
組付け、しかる後に前記突壁(4)部と該突壁部附近の
配管(P)側とに亘って熱収縮性を有する筒片部材(5
)を一括包持して被着せしめ、更に被着部を加温処理に
伴う熱収縮によって固定せしめてなることを特徴とする
フランジ部材による細径配管の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123349A JP2882810B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | フランジ部材による細径配管の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123349A JP2882810B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | フランジ部材による細径配管の固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02304287A true JPH02304287A (ja) | 1990-12-18 |
JP2882810B2 JP2882810B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=14858369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1123349A Expired - Fee Related JP2882810B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | フランジ部材による細径配管の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882810B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765215A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-20 | Sumitomo Electric Industries | Calbe conduit port water preventing device |
JPS6162692A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-31 | 豊田合成株式会社 | ホ−ス用係合金具 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1123349A patent/JP2882810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765215A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-20 | Sumitomo Electric Industries | Calbe conduit port water preventing device |
JPS6162692A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-31 | 豊田合成株式会社 | ホ−ス用係合金具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2882810B2 (ja) | 1999-04-12 |
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