JPH02304009A - 抗菌剤の製造方法 - Google Patents

抗菌剤の製造方法

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JPH02304009A
JPH02304009A JP1124800A JP12480089A JPH02304009A JP H02304009 A JPH02304009 A JP H02304009A JP 1124800 A JP1124800 A JP 1124800A JP 12480089 A JP12480089 A JP 12480089A JP H02304009 A JPH02304009 A JP H02304009A
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北田 好男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗菌剤の製造方法に関し、更に詳しくは、皮膚
外用剤に好ましく用いられるような抗菌剤の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧料などの皮膚外用剤に用いられる抗菌剤に、
トリブロムサラン、イルガサン、ヘキサクロロフェン、
ヒビテン、パラベンなどが知られれ、これらの抗菌剤を
得るための各種の製造方法もいろいろ知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記の従来の各種の製造方法から製造される
抗菌剤、例えば、トリブロムサラン、イルガサンあるい
は、ヘキサクロロフェンは、殊に光を受けると化学変化
し、肌に害毒をもたらすという問題点があった。
ヒビテンは、比較的肌に刺激がないにから、広く使用さ
れているが、水系の製品例えば化粧水、ヘヤートニック
などのローション類の中では沈殿したり凝集したりし、
効果的な抗菌作用が得られないという問題点があった。
また、パラベンは安全性が高く非常に広く用いられてい
るが、抗菌作用が弱いという問題点があった。
=3= とうした問題点を背景に、強力で、しかも皿しこ害が無
く、安全性の高い抗菌剤を製造するにのできる方法の実
現が強く望まれていた。
細菌類は、化粧品などの中で繁殖すると、変色や変臭あ
るいは成分分離などの品質劣化を起こすなどの重大な影
響をもたらす。このため、このような細菌類に対して抗
菌力のある抗菌剤を製造するにのできる方法の実現がこ
れまでも強く望まれていた。
ところで、しそ科植物のセージあるいはローズマリーか
ら、ある種の抗酸化剤を抽出分画する方法には、第2図
に工程図で示すような方法として特公昭57−5710
9号にも開示されている。
この方法によって得られる物質には、確かにある種の抗
酸化性は認められるが、実質的に抗菌性はほとんど認め
られない。
本発明は、上記のような従来の問題点を考慮し、広い範
囲の細菌類に対し、十分な抗菌性があり、とりわけダラ
ム陽性菌には強力な抗菌性を発揮し、しかも、人体に無
害で、場合によれは食品にも十公使用可能で、特に化粧
料などの皮膚外用剤には安全に用いるにができる抗菌剤
を製造するにのできる方法を提供するにを技術的課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、本発明の抗菌剤の第
1の製造方法は、しそ科植物を、40〜60体積%低級
アルキルアルコール水溶液の中で加熱して、しそ科植物
中の含有成分をそのアルコール中に抽出し、次いで、ア
ルコール濃度が15〜35体積%に低下するまで水を加
え、生じる沈殿物を除去し、得られた液状成分に、低級
アルキルアルコールを加えてアルコール)震度を75〜
95体積%に調整し、再び析出する沈殿物を除去して再
度液状成分を回収して抗菌剤とする。
本発明の抗菌剤の第2の製造方法は、しそ科植物を、4
0〜60体積%低級アルキルアルコール水溶液の中で加
熱して、しそ科植物中の含有成分をそのアルコール水溶
液中に抽出し、次いで、更に低級アルキルアルコールを
加えてアルコール濃度を75〜95体積%に調整し、析
出する沈殿物を除去し、得られた液状成分に、アルコー
ル濃度が15〜35体積%に低下するまで水を加え、再
び析出する沈殿物を除去して再度液状成分を回収して抗
菌剤とする。
なお、再度得られた液状成分に活性炭を加えてかくはん
し、含まれていた不純物を更に除去すると好ましい。
〔作用〕
本発明の製造方法の正確な原理は不明である。
本発明から、しそ利植物に含まれる抗菌性物質には、極
めて低温度のアルコール水溶液にも、極めて高)震度の
アルコール水)容液にも溶解するという性質のあるごと
が推定される。
すなわち、しそ科植物を、40〜60体積%低級アルキ
ルアルコール水溶液で加熱するにで、アルコール水溶液
中に抗菌性物質を含む多くの成分が抽出されると考えら
れる。次いで、アルコール濃度が15〜35体積%にま
で低下するにで非水溶性の非極性不純物が沈殿し、これ
らの非極性不純物が分離除去されると考えられる。一方
、アルコール濃度を75〜95体積%に調整するにで、
高濃度のアルコールに溶けない極性不純物が沈殿し、こ
れらの極性不純物が分離除去されると考えられる。
また、このように製造されて得られる抗菌剤がどうして
抗菌性を発揮するかも、必ずしも依然明確ではないが、
本発明者によって、特にダラム陽性菌などの細菌類の発
生と成長を抑えるという点で、極めて著しい効果のある
にが分かった。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
〈第1の製造方法〉 本発明の抗菌剤の第1の製造方法では、しそ科植物を、
低級アルキルアルコール水溶液で加熱し、植物体の中に
含有されていた成分をアルコール水溶液中に抽出する。
本発明の第1の製造方法で好ましく用いられ、低級アル
キルアルコール水溶液に成分が抽出されるしそ科植物と
しては、例えは、セージ、ローズマリー、メリッサ、セ
イボリー、ヒソップ、タイム、マジコラム、ペパーミン
ト、夏枯草、黄苓、(きん)、丹参、香需、延命草など
が挙げられる。
その中でも特にセージが好ましい。また、効能に優れて
いる部分は植物の地上部分、あるいは、地下部分、それ
ぞれ種類によって相違するが、セージの場合には特に全
草を用いるとよい。
本発明でセージを用いる場合、セージの全草を採取後、
天日乾燥などの必要処理を行うと有効成分の抽出効率が
良くなって好ましい。
しそ科植物中の成分の抽出には低級アルキルアルコール
水溶液が用いられる。本発明で用いられる低級アルキル
アルコールとしては、例えは、メタノール、エタノール
、n−プロパツール、イソプロパツール、t−ブタノー
ルなどが挙げられる。
抽出に用いられる低級アルキルアルコールはこの中から
単独で任意に選択されて用いられてもよく、絹み合わさ
れて任意に選択されて用いられてもよい。好ましくはメ
タノール又は、エタノールがよい。
抽出に用いられる低級アルキルアルコールの濃度は、4
0〜60体積%が望ましい。アルコール−〇− の温度が40%未満であると、得られる抗菌剤の収率が
下がって好ましくない。アルコールの濃度が60%を超
えると、同様に収率が下がって好ましくない。
なお、低級アルキルアルコールの溶媒となる水は、蒸留
水であると、製造して得られる抗菌剤中に毒性物質など
が混入するおそれがなくなり好ましい。
しそ科植物の成分を抽出するアルコール水溶液の割合は
、加熱しようとするしそ科植物の全質量の5〜20倍量
が好ましい。
抽出温度は60〜90℃、好ましくは75〜85℃が望
ましい。抽出温度が60℃未満であると、抽′出効率が
悪くなり好ましくない。抽出温度が90℃を超えると、
得られる抽出液に不溶物が混在するようになり、操作性
が悪くなって好ましくない。また、抽出圧力は常圧でよ
い。抽出時間は2〜4時間が望ましい。
具体的な抽出方法としては、例えば、セージの全草を投
入したアルコール水溶液を連続的に加熱還流させながら
行うなどの方法が挙げられる。
次いで、このようにして得られた抽出液を濾過するとよ
い。抽出液を濾過すると、非水溶性の固形物質が除かれ
る。
次いで、アルコール濃度が15〜35体積%、好ましく
は20〜30体積%に低下するまで水を加える。アルコ
ール潤度変化は、例えば、比重計でも測定できる・ 次いで、とうして得られるアルコール希薄溶液を15時
間以上、好ましくは24時間以上静置するとよい。15
時間以上の静置により、クロロフィルなどの不純物が比
較的粒径の大きい第1の不溶物となって低濃度アルコニ
ル水溶液中に効率よく生じ、沈殿する。なお、静置の際
の温度は15〜25℃がよい。
次いで、このようにして生じた第1の不溶物を液状成分
と分離して液状成分を回収する。具体的には例えば炉別
するとよい。′;濾過温度は常温でよい。
次いで、このように第1の沈殿物を除去し、再度得られ
る′/PMにアルコールを加え、アルコール)震度を7
5〜95体積%に調整するが、その前に、再度得られる
’/P Mから水分をいったん留去して濃縮するとよい
。具体的には15〜35…mHg、好ましくは15〜2
5mmt(gの圧力下で、>P液を減圧蒸留により水分
を留去するとよい。留去温度は50℃以下がよい。なお
、内容物の体積が50〜15%、好ましくは40〜20
%にまで減少した段階で留去を停止させるとよい。
このようにして水分を留去した′P液に、次いで、更に
低級アルキルアルコールを加えてアルコール濃度を75
〜95体積%に調整する。
水分を留去した溶液に加えられる低級アルキルアルコー
ルは、しそ科植物中の成分の抽出に用いられる低級アル
キルアルコールとして既に上記した低級アルキルアルコ
ールの中から選択して使用するとよい。このアルコール
はしそ科植物の成分抽出に既に用いた低級アルキルアル
コールと同一でもよく、異なっていてもよい。
次いで、再度濾過し、このようにアルコールを加えた′
S/P液を、好ましくは1時間以上、毎分50〜100
回転でかくはんするとよい。このようにするにによって
多くの色素などでなる不純物が第2の不溶物となって高
濃度アルコール水溶液中に効率よく生じる。次いで、こ
のようにして再度の′lP液中に生じる沈殿物を更に液
状成分と分離して液状成分を回収する。具体的ζこは、
例えは濾過するとよい。濾過により3度目の′P液を得
る。
通常、上記のような製造方法で、アルコール潤度75〜
95体積%のアルコール性濃縮抗菌剤を得るにができる
なお、好ましくは、このようにして得られるアルコール
性濃縮抗菌剤を、史に活性炭を用いて精製するとよい。
精製に用いられるとよい活性炭の使用割合はアルコール
性濃縮抗菌剤100重量部に対し0.2〜5重量部、好
ましくは0.3〜1重#部が望ましい。
アルコール性濃縮抗菌剤の精製は、3度目のア液と活性
炭とを毎分50〜100回転で、60〜120分間程度
かくはんし、かくはんを停止させた後かくはん液を静置
し、活性炭と戸別すれはよい。
アルコール性濃縮抗菌剤の活性炭による精製で、たとえ
は、水溶性の褐色成分などが除去される。
色素が除去され、アルコールの割合が75〜95体積%
のアルコール性濃縮抗菌剤は透明で、より多くの化粧料
などの中に好ましく安全に利用できるようになる。
なお、活性炭を炉別して得られた透明なアルコール性濃
縮抗菌剤は、アルコール性のままで使用されてもよいが
、さらに脱アルコールされて使用されてもよい。脱アル
コールの具体的な方法としては、減圧蒸留などの方法が
挙げられる。減圧度は40 mmHg以下、好ましくは
25 mm11gLu下が望ましい。蒸留温度は40℃
以下でよい。
このようにして脱溶媒すると、淡褐色の抗菌剤が得られ
る。
く第2の製造方法〉 一方、本発明の抗菌剤の製造方法では、しそ科植物の成
分の抽出液にアルコールを加え、先に、高濃度のアルコ
ール水溶液でいったん沈殿物を析出させて除去し、得ら
れた液状成分に水を加え、アルコール希薄水溶)夜で再
度析出する沈殿物を、後に、除去してもよい。
すなわち、本発明の第2の製造方法は次のとおりである
第1の製造方法と同様の方法により、40〜60体積%
低級アルキルアルコール水溶液でセージの全草を加熱し
、低級アルキルアルコール水溶液中にしそ科植物の成分
を抽出する。
低級アルキルアルコールで成分を抽出するしそ科植物は
、第1の製造方法で既に記載したしそ利植物の中から任
意に選択され、例えばセージであれは既に記載した必要
な処理がなされて用いられるとよい。 ・ 第2の製造方法でしそ科植物の成分抽出に用いられる低
級アルキルアルコールも、第1の製造方法で既に記載し
た低級アルキルアルコールの中から任意に選択されてよ
い。
第1の製造方法で既に記載した条件と同じ条件で加熱し
、抽出液を得て、好ましくは第1の製造方法の中で好ま
しい例として記載しであるように)濾過し)戸ン夜を得
る。
次いで、得られるろ液にアルコールを加えてアルコール
濃度を高くするが、その前に、得られる’;P Mから
水分などをいったん留去して濃縮するとよい。
具体的には15〜35…mHg、好ましくは15〜25
mmHgの圧力下で′IP液を減圧蒸留により水分を留
去するとよい。留去温度は50℃以下がよい。
なお、内容物の体積が50〜15%、好ましくは40〜
20%にまで減少した段階で留去を停止させるとよい。
アルコール濃度は溶液の比重変化で観察してもよい。
このようにして水分を留去して得られた溶液に、次いで
、更に低級アルキルアルコールを加えて溶液中のアルコ
ール濃度を75〜95体積%に調整する。
加えられる低級アルキルアルコールは、しそ科植物中の
成分の抽出に用いられる低級アルキルアルコールとして
既に記載した低級アルキルアルコールの中から選択され
るとよい。このアルコールはしそ科植物の成分抽出に既
に用いた低級アルキルアルコールと同一でもよく、異な
っていてもよい。
次いで、このようにアルコールを加えた)戸ン夜を、好
ましくは1時間以上、毎分50〜100回転でかくはん
するとよい。このようにするにによって多くの色素など
で形成される不純物が第1の不溶物となって高濃度アル
コール溶液中に効率よく生じる。次いで、このようにし
てろ液中に生じる沈殿物を除去し、再度の液状成分を回
収する。具体的には例えばfi液を得るとよい。
次いで、このようにして得られたろ液に、水を加えてア
ルコール濃度を低くするが、その前に脱アルコールし、
アルコール濃度を40〜60体積%に調整するとよい。
具体的な脱アルコール方法としては、減圧蒸留などの方
法が挙げられる。脱アルコールする減圧蒸留の減圧度は
35■11g以下、好ましくは25m…Hg以下が望ま
しい。
次いで、アルコール濃度が15.〜35体積%、好まし
くは20〜30体積%に低下するまで水を加える。
次いで、こうして得られるアルコール希薄溶液を15時
間以上、好ましくは24時間以上静置するとよい。15
時間以上の静置により、クロロフィルなどの不純物が比
較的粒径の大きい第2の不溶物となって低温度アルコー
ル水溶液中に効率よく生じ、沈殿する。なお、静置の際
の温度は15〜25℃がよい。
次いで、このようにして再度の’tP t’M中に生じ
る沈殿物を更に液状成分と分離して液状成分を回収する
。具体的には、例えば′;濾過するとよい。濾過により
3度目の′、P?夜を得る。
通常、上記のような製造方法で、水性濃縮抗菌剤を得る
乙とができる。
なお好ましくは、第1の製造方法でも既に述べたように
、更に活性炭を用いて精製するとよい。
水溶性濃縮抗菌剤の精製に用いる活性炭の使用割合は′
P液100重量部に対し0.2〜5重量部、好ましくは
0.3〜1重量部が望ましい。
3度目の’;P f’Fiと活性炭とを毎分50〜10
0回転で、60〜120分間程度かくはんし、かくはん
を停止させた後かくはん液を静置し、活性炭と炉別ずれ
はよい。
/P液の精製によって、第1の製造方法で既に述べた効
果と同様の効果を得るにができる。
なお、活性炭を炉別して得られた透明な水性濃縮抗菌剤
は、水性濃縮抗菌剤のままで使用されてもよいが、更に
脱水されて使用されてもよい。脱水の具体的な方法とし
ては、減圧蒸留などの方法が挙げられる。減圧度は35
 mmHg以下、好ましくは25mmHg以下が望まし
い。蒸留温度は50℃以下でよい。
上記のような第1の製造方法、あるいは第2の製造方法
によって得られた抗菌剤は、主として化粧品、その中で
もクリーム、乳液、ローションなどに特に好ましく用い
るにができる。
もっとも使用範囲は上記のような化粧品に限る必要はな
い。例えは、医薬品、歯磨き、口腔剤、食品など化粧品
以外の化学工業製品にも同様に幅広く用いるにができる
本発明の製造方法によって製造された抗菌剤を上記のよ
うな化粧品あるいはその他の化学工業製品に用いるには
、具体的には、それぞれの化学工業製品の中に直接添加
すれはよい。
使用しようとする工業製品が粉体あるいは、固形化学製
品若しくは練り状化学製品の場合には、脱溶媒させた抗
菌剤を用い、分散させるとよい。
油性あるいはアルコール性化学製品の場合には第1の製
造方法で得られるアルコール性濃縮抗菌剤を直接用いる
とよい。水性化学製品の場合には第2の製造方法で得ら
れる水性濃縮抗菌剤を直接混合して用いるとよい。
更に、適当な基剤に懸濁あるいは溶解させ、乳化剤、浸
透剤、角質軟化剤、展着剤、その他の添加剤とともに製
剤化し、散剤、チンキ剤、ローション剤エマルジョン、
サスペンション、軟膏などの中の1成分として使用して
もよい。
抗菌剤の使用割合は化学工業製品100重量部に対し次
のようにするとよい。脱溶媒ざぜた抗菌剤の場合は0.
3X10−2〜I X 10−2重量部、アルコール性
淵縮抗菌剤を用いる場合は1×10−2〜3X10−2
重量部、水性濃縮抗菌剤を用いる場合はlX10−2〜
3X10−”重量部の7f11合で使用するとよい。
本発明の製造方法によって製造された抗菌剤を上記のよ
うな化粧品あるいはその他の化学工業製品に用いると、
特にダラム陽性菌などの繁殖を極めて効果的に抑制し、
使用された化学製品の長期保存を可能にする。ダラム陽
性菌には、たとえはスブチリス、あるいは、スタフィロ
コッカス オーレウスなどが含まれる。
〔実施例〕
以下本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉 第1図に工程図で示すように、セージの全草を採取し、
それを天日乾燥した後約3cmの長さに裁断し、IKg
の試料を得た。
得られた試料の全量を、冷却器を備えた還流フラスコ中
に入れ、続いて、50体積%エタノール水溶?=20Q
をそのフラスコの中に注入した。
このようにしてエタノール水溶液と試料とを入れた還流
フラスコをマントルヒーターで加熱し、フラスコ内の温
度を80℃にして成分の抽出を行った。抽出時間は2時
間とした。
抽出を停止させた後、濾過してろ液を得た。得られた′
;P液に蒸留水10Qを加えて1時間かくはんした。
室温で1日放置後、″IP液中に生じた沈殿物を濾過し
て再度ろ液を得た。再度得られた′P?(2をロータリ
ーエバポレーターを用い、減圧度25mn+Hgで減圧
蒸留によりフラスコ内の液分を除去しつづけ、フラスコ
内の内容物をIOQまで濃縮した。
次いで、このようにして得られたIOUの内容物にエタ
ノール90Qを加え、1時間かくはん後に溶液中に生じ
た沈殿物を′fi過して3度目の>P液を得た。
次いで、得られた3度目のろ液に活性炭IKgを入れ、
毎分100回転で1時間かくはんし、かくはんを停止さ
せた後活性炭を炉別した。
次いで、更にロータリーエバポレーターを用い、減圧度
25mmHgで減圧蒸留し、高温度の抗菌剤淵縮液30
Qを得た。
〈実施例2〉 実施例1に準じ、セージ1 i(gに40体積%メタノ
ール水溶ta 1o Qを加え;3時間還流抽出し、得
られた抽出液を′濾過して)戸ン夜を得た。
一方、濾過して得られた残査に1(lの40体積%メタ
ノール水溶液を加え3時間還流抽出し得られた抽出液を
先に得られた′:IP液に加えた。このようにしてメタ
ノール水溶液で抽出して得られた漬液に蒸留水20Ωを
加えて1時間かくはんした。
室温で1夜放置後、ろ液中に生じた沈殿物を濾過して再
度ろ液を得た。このようにして再度得られた)漬液をフ
ラスコ内に戻し、ロータリーエバポレーターを用い、減
圧度25mmHgで、減圧蒸留によりフラスコ内の液分
を除去しつづけ、フラスコ内の内容物を10Qまで濃縮
した。
次いで、このようにして得られたIOQの内容物にメタ
ノール90Qを加え、1時間かくはん後に溶液中に生じ
た沈殿物を濾過して3度目の′P液を得た。
次いで、得られた3度目の′;P液に活性炭500gを
入れ、毎分50回転で2時間かくはんし、かくはんを停
止させた後活性炭を炉別した。
次いで、更にロータリーエバポレーターを用い、減圧度
25……Hgで減圧蒸留して溶媒を完全に留去し、淡褐
色の抗菌剤75gを得た。
〈実施例3〉 実施例1に準じ、セージIKgに50体積%エタノール
水溶?a i o Qを加え3時間還流抽出し、得られ
た抽出液を濾過して′IP液を得た。一方、濾過して得
られた残査を更に2回、同様に還流抽出を行い得られた
抽出液を先に得られたろ液に加えた。このようにして得
られたろ液に蒸留水15Qを加えて1時間かくはんした
冷暗所に1夜放置後、’zP液中に生じた沈殿物を濾過
して再度’;P ?aを得た。次いで、再度得られた5
/”klをフラスコ内に戻し、ロータリーエバポレータ
ーを用い、減圧度20mm11g″′Q減圧蒸留により
フラスコ内の液分を除去しつづけ、フラスコ内の内容物
を59まで濃縮した。
次いで、このようにして得られた5Qの内容物に15体
積%のエタノール水溶液100Qを加え、2時間かくは
ん後に溶液中に生じた沈殿物を濾過して3度目の′/P
液を得た。
次いで、得られた3度目のろ液に活性炭500gを入れ
、毎分70回転で4時間かくはんし、かくはんを停止さ
せた後活性炭を炉別した。
次いで、更にロータリーエバポレーターを用い、減圧度
20 +++n+Hgで溶媒を完全に留去し抗菌剤70
gを得た。
〈実施例4〉 実施例1と同様の方法によりフラスコ内のエタノール水
溶液にセージの成分を抽出した抽出液を得た。
抽出を停止させた後、濾過してろ液な得た。得られたろ
液をフラスコ内に戻し、更にロータリーエバポレーター
を用い、減圧度20…mHgで減圧蒸留によりフラスコ
内の液分を除去しつづけ、フラスコ内の内容物を10Q
まで濃縮した。
次いで、このようにして得られたIOWの内容物にエタ
ノール90Qを加え、2時間かくはんし、つづいて、エ
タノール中に生じた沈殿物を濾過して再度’;P ?(
?を得た。次いで、再度の′P液をフラスコ内に戻し、
更にロータリーエバポレーターを用い、減圧度20mn
IHgで減圧蒸留し、内容物を159に濃縮した。
得られた濃縮液に蒸留水10Qを加えて2時間かくはん
した。
室温で1日放置後、′IP液中に生じた沈殿物を濾過し
て3度目の′P液を得た。得られた3度目のろ液をフラ
スコ内に戻し、更にロータリーエバポレーターを用い、
減圧度20mmHgで、減圧蒸留によりフラスコ内の液
分を除去しつづけ、フラスコ内の内容物を15Rまで濃
縮し、高濃度の抗菌剤濃縮液15Qを得た。
(抗菌性試験液並びに菌液の調製) 第1表に示すような、実施例1並びに実施例4で得られ
た濃縮抗菌剤並びに従来の抗菌剤及び、20%エタノー
ル水溶液を用いて抗菌性試験)夜を調製した。
第1表 上記第1表に示す各試料A、 B、 D、  Eを20
体積%エタノール水溶液に別々に溶解し、抗菌剤濃度が
各0.05重量%の4種類の試験液をそれぞれ調製した
。また、試料Cを20体積%エタノール水溶液に溶解し
、抗菌剤)震度が0.01重量%となる試験液を調製し
た。試料Fはそのまま用いた。
次いで、0.005重量%のジオクチルスルホコハク酸
ナトリウム水溶液中に、第2表に示す試験菌1,2を1
07個/ m Qの温度で混入した2種類の菌液を用意
した。また、0.85重量%の塩化すトリウム水溶液中
に、第2表に示す試験菌3〜Gを107個/mQcD濃
度で混入した4種類の菌液を用意した。次いで、内径9
cmで高さ1 cmの6個のそれぞれのシャーレの中に
上記の菌液を別々に注入し、注入したその菌液の上に、
それぞれ寒天培地20mQを更に流し込み、それぞれに
ふたをして寒天培地と菌液とを十分に)■和し、6個の
培地を得た。
第2表 (抗菌性試験1) このようにして得られた6個の培地の中に、外径8mm
、内径6mm、高さ10mmの、ステンレスでできた上
下開口の小円筒状カップを立てた。
次いで、このように小円筒状カップを立てた培地のその
カップ内に試料Aについての試験液を注入し、菌1〜3
については培養温度を30℃として2日間細菌類の培養
を試み、菌4〜Gについては培養温度を37℃として1
日間それぞれ細菌類の培養を試み小円筒状カップ周囲に
透明な阻止円か発生するのを確認した。
発生した阻止円の直径を表3に示す。
(抗菌性試験2〜6ツ 試料B−Fを用いた以外は抗菌性試験1と同様にした。
発生した阻止円の直径を表3に示す。
(以下、余白) 第3表 単位: cm −30= 上記の結果から次のようなにが分かった。すなわち、本
発明による試料A、試料Bは強い抗菌性があり、その中
でも特に、試験菌4のバシリススブチリス、あるいは、
試験菌5のスタフィロコッカス オーレウスなどのダラ
ム陽性菌には強い活性を示している。したがって、例え
は皮膚外用剤に本発明の抗菌剤を配合した場合に、非常
ζこ幅広い多種類の細菌類、その中でも特にダラム陽性
菌の繁殖を極めて効果的に抑制するというにが分かった
(最小発育阻止濃度試験1〜3) 第2表に示す菌類1〜6を用い、液体培地希釈法に従っ
て試料A、試料B、試料りのそれぞれについての最小発
育阻止潤度を測定した。
結果を第4衷に示す。
(以下、余白) 第4表 単位μg/mΩ 上記の結果から、本発明の抗菌剤は、従来の抗菌剤メチ
ルパラベンと比較して、同様に最小発育阻止活性が極め
て高いにが分かった。
(急性毒性試験) アラビヤゴム2重量%を含む生理食塩水0. 2111
に実施例1で得られた抗菌剤1〜5mgを溶解した複数
の試験液を調製し、体重25gのICR雄マウマウス1
群10匹腔投与した。マウスに対すし、L D52:2
00mg/kg以上であるにが分かった。
上記、最小発育阻止濃度試験並びに急性毒性試験の結果
から本発明は極めて毒性が低く生体に使用しても極めて
安全であるにが分かった。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成で形成されているにから、広
い範囲の細菌類に対し、十分な抗菌性があり、とりわけ
ダラム陽性菌に強力な抗菌性を発揮し、しかも、人体に
無害で、場合によれば食品にも十分使用可能で、特に化
粧料などの皮膚外用剤乙こ安全に用いるととができる抗
菌剤を製造するにができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の工程図、第2図は特公
昭57−57109号の抗酸化剤を抽出分離する方法の
工程図である 特許出願人      ポーラ化成工業株式会社第1図 残査    ア1佼 第2図 セージ ■

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)しそ科植物を、40〜60体積%低級アルキルア
    ルコール水溶液の中で加熱して、しそ科植物中の含有成
    分をそのアルコール水溶液中に抽出し、次いで、アルコ
    ール濃度が15〜35体積%に低下するまで水を加え、
    生じる沈殿物を除去し、得られた液状成分に、低級アル
    キルアルコールを加えてアルコール濃度を75〜95体
    積%に調整し、再び析出する沈殿物を除去して再度液状
    成分を回収して抗菌剤とする抗菌剤の製造方法。
  2. (2)しそ科植物を、40〜60体積%低級アルキルア
    ルコール水溶液の中で加熱して、しそ科植物中の含有成
    分をそのアルコール水溶液中に抽出し、次いで、更に低
    級アルキルアルコールを加えてアルコール濃度を75〜
    95体積%に調整し、析出する沈殿物を除去し、得られ
    た液状成分に、アルコール濃度が15〜35体積%に低
    下するまで水を加え、再び析出する沈殿物を除去して再
    度液状成分を回収して抗菌剤とする抗菌剤の製造方法。
  3. (3)再度得られた液状成分に活性炭を加えてかくはん
    し、活性炭を分離して液状成分を回収する請求項第1項
    又は第2項に記載の抗菌剤の製造方法。
  4. (4)しそ科植物が、セージ、ローズマリー、メリッサ
    、セイボリー、ヒソップ、タイム、マジョラム、ペパー
    ミント、夏枯草、黄苓、丹参、香需、延命草で構成され
    る群から選択される請求項第1〜3項のいずれかに記載
    の抗菌剤の製造方法。
  5. (5)低級アルキルアルコールが、メタノール又はエタ
    ノールである請求項第1〜4項のいずれかに記載の抗菌
    剤の製造方法。
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