JPH0230327Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0230327Y2
JPH0230327Y2 JP1984064555U JP6455584U JPH0230327Y2 JP H0230327 Y2 JPH0230327 Y2 JP H0230327Y2 JP 1984064555 U JP1984064555 U JP 1984064555U JP 6455584 U JP6455584 U JP 6455584U JP H0230327 Y2 JPH0230327 Y2 JP H0230327Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visor
molding
piece
door
sash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984064555U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60175712U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6455584U priority Critical patent/JPS60175712U/ja
Publication of JPS60175712U publication Critical patent/JPS60175712U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0230327Y2 publication Critical patent/JPH0230327Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は車両のドア窓部側部に配設されるドア
バイザ装置の改良に関するものである。
(背景技術) 車両のドア窓部は昇降により開閉される窓ガラ
スが設けられ、窓ガラス上端を支持するサツシユ
に窓ガラス上部開放時の雨除けの庇として機能す
るバイザを取り付けることが行われる。
従来のバイザの取付は第7図に示される如く
で、ドア71の窓部枠体をなす外枠72の下部内
側に逆チヤンネル状のサツシユ73を設け、サツ
シユ73の溝74内にゴム等からなるランチヤン
ネル75を嵌装し、外枠下端部はこれを内外側か
ら挟むモール76を係着し、バイザ77は基部に
サツシユ73の溝74に嵌合する取付用凹状部7
8を設け、バイザ77の取り付けはランチヤネル
75を溝から外して凹状部78を溝74に嵌合
し、凹状部78に爾後ランチヤンネル75を嵌装
する。
以上の従来構造は、バイザ77をサツシユ73
に取付支持せしめるにさいし、バイザ基部の凹状
部78をランチヤンネル75の内側に嵌装するた
めこれの肉厚相当分ランチヤンネル75の幅が狭
くなり、窓ガラス79の昇降性が悪化する虞れが
あること、又これにより昇降不良が発生する虞れ
があること、次にバイザ77はドアサツシユの上
部外側に庇状に突出するため往々にして手で押し
下げたりすることがあり、これにより変形は凹状
部78に迄波及し、これの変形をも招来し、窓ガ
ラス昇降性悪化、昇降不良を更に助長させる虞れ
があること、更にモール76とバイザ基部との間
に隙間が発生して外観性の点で好ましくなく、前
記変形によるとこれが助長されること、以上の他
サツシユ73の溝74にセツトされた状態でガラ
ス79との間でシールを行うように設定されたラ
ンチヤンネル75がバイザ凹状部78を介装によ
り変形し、ランチヤンネル75のシール性を悪化
させること等の不都合がある。
以上に代わるものとして実開昭57−76125号が
提案され、これは凹型のバイザ取付体をサツシユ
に既述のモールの如く下から挟み込んで取り付け
るものであるが、これによれば取付体の一側がサ
ツシユの一側の内側に臨むためランチヤンネルに
干渉し、前記と同様の不都合は解消されない。
(考案の目的) 本考案は以上を改善すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、バイザをガラス昇降機能に直
接関与するランチヤンネルに全く関係なく取付支
持せしめ、且つ取付支持が確実であり、前記した
ランチヤンネルの幅減少、変形に起因する前記不
都合をなくし、所期のシール性を維持しつつガラ
ス昇降性の確保を図り、又バイザを手で押し下げ
たりしてもランチヤンネルを含むガラス昇降機能
への波及を排除することができ、更に取付の容易
性、取付状態での外観性向上等を企図することが
可能となつた車両用ドアバイザ装置を提供するに
ある。
(考案の構成) 従つて本発明は、ドア上部の窓枠部内方を開閉
する昇降自在な窓ガラスを有し、前記窓枠部内側
のサツシユ部内にランチヤンネルを嵌装し、前記
窓枠部の少なくとも上部に、前記サツシユ部外側
を覆うモールを介して外側へ庇状のドアバイザを
設けるようにした車両において、前記サツシユ部
内の前記ランチヤンネル外側面の下部に下方へ開
放する凹状段部を形成し、この凹状段部内に前記
モールの内側片を挿入して前記ドアバイザを取り
付けたことを特徴とする。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付図面を参照し
つつ詳述する。
第1図は本考案の第1実施例に係るバイザ装置
を備えたドアサツシユ部の縦断端面図で第2図1
−1線の拡大断面図、第2図はドアの外観側面
図、第3図は同第2実施例の縦断端面図、第4図
は同第3実施例の縦断端面図、第5図は同変更実
施例の同様の図、第6図は同第4実施例の縦断端
面図、第7図は従来例の縦断端面図を示す。
先ず図に従つて第1実施例を説明する。
1は車両のドアを示し、ドア1は既知の如く
内・外板の接合構造体からなり、上部に左右方向
に開放された窓開口部101を備え、ドア本体1
02の上縁前後部から上方に起設され、起設部の
上部間をつないで窓開口部を囲む窓枠103が形
成され、この部分の詳細は第1図に示す如くであ
る。
窓枠103の上部は細幅の外板部104とこれ
の内側に湾曲した下半部105の内側に臨む下向
きに開放された溝106を備えるサツシユ部10
7と、これの外側部の上方に起設された片108
と外板部104の上部内側とをつなぐ連結片10
9等からなり、サツシユ部107の内・外の脚状
の外片110は外板部104の下半部105と接
合一体化し、窓枠103の上部103aを形成
し、この断面は上記から前下傾した前部103b
も同様である。外片110、頂片111及び内片
112で囲まれる下向き開設の溝106にはゴム
等で形成されたランチヤンネル120を嵌装し、
ランチヤンネル120は外片121、頂片12
2、内片123からなる溝状をなし、夫々の内側
にシールリツプ124…を備え、内片123の外
面に設けた係止リツプ125をサツシユ部107
の内片112に設けた段部113に係止させ、外
片121はこれの下半部外面に段部126を設け
て後述する断面U字型のモール130の起立せる
内片132でサツシユ部107の溝106内に保
持されるべく係止されている。
窓枠103の外板部104の下半部105と、
これと内・外に重ね合わされて接合されるサツシ
ユ部107の外片110とを挟持する如く断面U
字型のモール130を配設する。モール130は
外片131が上下方向の寸法が大きく、内片13
2が短く、この間を湾曲した底片133でつな
ぎ、内面に係止用のゴム等からなる摩擦部材13
4が貼設され、既述の如くランチヤンネル120
の外片下部の段部126に内片132が係合して
ランチヤンネルの保持を行い、併せて外板部下部
を挟持し、外板部内周縁にモール130は保持さ
れている。
以上のモール130にバイザ140を基部を連
結して取付支持せしめ、具体的には庇状のバイザ
本体141の基部に略L型の取付片142を設
け、取付片142の縦片部143はモール130
の外片131外側面に重なり、下端から内側に折
曲された横片部144をモール底片133の下に
臨ませる。そして縦片部143とモール130の
外片131とをリベツト15で結合一体化する。
以上の如くバイザ140はドア開口部内周、就
中サツシユ部をなす上部に外方に突出する如く取
り付けるさい、バイザ基部をランチヤンネル12
0に干渉することなく固定のモール130を利用
して取付支持し、従つてランチヤネンル120が
変形して幅が狭くなり、ガラスの昇降機能に悪影
響を及ぼしたり、変形によるシール機能の低下等
の発生を防止し、ランチヤンネル120は所期の
設定通りのシール性及びガラス昇降機能を維持す
ることができる。そしてバイザ140に押圧力等
が加わつてもこれら力はモール130に伝わるだ
けでランチヤンネル120に伝わることがなく、
ランチヤンネル120の変形はない。更にモール
130の外側面にバイザ基部を取付支持するた
め、モール130の素材とバイザ140の素材と
を一致させたり、着色を同一とすることにより外
観上一体感が得られ、外観性の点で好ましい。
以上本実施例はモールとバイザとをを鋲着した
がネジ止め結合でも良い。
第3図は本考案の第2実施例を示す。
本実施例でもドア、サツシユ部及びモールの構
造は前記と同様で図中204はドア外板、205
はこれの下半部、207はサツシユ部、220は
ランチヤンネル、230はモールを示す。
ランチヤンネル220の外片221は前記と同
様にその段部226をモール230の内片232
で係止し、バイザ240の本体241基部に折曲
垂下された支持片242を外板204の下半部2
05外側面とモール230の外片231の摩擦部
材234内側面間に挟入し、モール230の下半
部205、サツシユ部外片210を挟在保持する
作用で併せてバイザ240の基部の支持片242
を挟持し、バイザ240を保持する。
本実施例に従えば既述と同様の利点があり、且
つ鋲着、ネジ止め等の結合手段を必要としない。
第4図は本考案の第3実施例を示す。
図は一部を示し、304はドア外板、305は
下半部、307はサツシユ部、310はこれの外
片、320はランチヤンネル、330はモール
で、モール330の内片332をランチヤンネル
320の段部326に係止し、これを支持し、且
つ内・外片332,331でドア外板下半部30
5とサツシユ部外片310を挟持し、モール33
0は保持されている。バイザ340の本体341
の基部には一体に湾曲したL型の取付片342を
設け、取付片342はモール330の外片331
の外側面と重なる縦片部343と底片333と重
なる折曲された横片部345を備え、これらを外
片331、底片333の外側面に重ねて接着剤を
介して取付片342をモール330に接着する。
バイザ340は実施例では合成樹脂としたが金属
製のものでも良い。
本実施例に従えば前記と同様の利点があり、結
合が接着のため穿孔、タツプ立て等を必要としな
い。
第5図は前記接着の他の実施例を示し、前記と
同一部分には同一符合を付し、説明は省略する。
バイザ340aの本体基部に上方に起立せる取
付片342を設け、これの内側面をモール330
の外片331外側面に接着し、取付支持したもの
である。
第6図は本考案の第4実施例を示す。
図中404は外板、405はこれの下半部、4
07はサツシユ部、410は下半部と接合された
外片、420はランチヤンネル426は係止用段
部である。
バイザ440は本体441を先端部442で折
曲した上下の板材443,444の重ね合せ一体
化構造体からなる。本体441を構成する上下の
板材443,444の基部によりモール部445
を形成し、具体的には上側板材443の基部を上
方に折曲起立せしめて外片部446を、又下側板
材444の基部を若干下方且つ上方に湾曲成形し
てモール部445の底片447及び内片448を
形成する。そして内片、外片の内面に摩擦部材4
49を貼設する。これによりバイザ440の基部
にモール部445が一体に設けられたこととな
り、モール部445の内・外片448,446間
で下半部405、内片410の接合部を挟み、内
片448をランチヤンネル420の段部426に
係合し、ランチヤンネル420を係止する。かく
してモールを取り付けつつバイザがこれと一体の
ためバイザも取り付けられることとなる。
本実施例に従えば上記利点の他バイザ単体の取
付を必要とせず、モールの取り付け作業のみでバ
イザも同時に取り付けることができ、作業が簡易
化する。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、バイザを
取り付けるにさいしシール部材にバイザ取付部が
干渉することがなく、ランチヤンネルの変形によ
る幅の減少、これに起因する昇降性能の低下等の
悪影響を防止し、又変形によるシール性の低下等
の発生を防止し、ランチヤンネルの所期の設定通
りのシール性及びガラス昇降機能を発揮させるこ
とができ、バイザに押圧力が働いてもランチヤン
ネルに全く影響することがなく、バイザ押圧力作
用時においても上記と同様の効果が得られる。又
バイザの取り付けにさいしモールに基部を支持さ
せるようにしたため、狭いランチヤンネルとサツ
シユの溝間への挿入作業を廃し、作業が容易であ
り、着脱に便利であるとともに、バイザを鋲着、
接着、一体等によりモールと一体化することで違
和感がなく、外観上向上の点でも優れる。
本考案は以上の如き利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るバイザ装置
を備えたドアサツシユ部の縦断端面図で第2図1
−1線の拡大断面図、第2図はドアの外観側面
図、第3図は同第2実施例の縦断端面図、第4図
は同第3実施例の縦断端面図、第5図は同変更実
施例の同様の図、第6図は同第4実施例の縦断端
面図、第7図は従来例の縦断端面図である。 尚図面中1はドア、103は窓枠部、130,
230,330,445はモール、140,24
0,340,440はバイザである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドア上部の窓枠部内方を開閉する昇降自在な窓
    ガラスを有し、前記窓枠部内側のサツシユ部内に
    ランチヤンネルを嵌装し、前記窓枠部の少なくと
    も上部に、前記サツシユ部外側を覆うモールを介
    して外側へ庇状のドアバイザを設けるようにした
    車両において、 前記サツシユ部内の前記ランチヤンネル外側面
    の下部に下方へ開放する凹状段部を形成し、この
    凹状段部内に前記モールの内側片を挿入して前記
    ドアバイザを取り付けたことを特徴とする車両用
    ドアバイザ装置。
JP6455584U 1984-05-01 1984-05-01 車両用ドアバイザ装置 Granted JPS60175712U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6455584U JPS60175712U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 車両用ドアバイザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6455584U JPS60175712U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 車両用ドアバイザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175712U JPS60175712U (ja) 1985-11-21
JPH0230327Y2 true JPH0230327Y2 (ja) 1990-08-15

Family

ID=30595750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6455584U Granted JPS60175712U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 車両用ドアバイザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60175712U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651621B2 (ja) * 1975-11-13 1981-12-07
JPS5845928U (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 株式会社小松製作所 エンジン駆動ヒ−トポンプの制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607212Y2 (ja) * 1979-09-28 1985-03-11 田村プラスチツク製品株式会社 自動車用サイドバイザ−

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651621B2 (ja) * 1975-11-13 1981-12-07
JPS5845928U (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 株式会社小松製作所 エンジン駆動ヒ−トポンプの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175712U (ja) 1985-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5267415A (en) Waist belt with semi-flush belt weatherstrip
JPH11334367A (ja) ドアフレームモール取付構造
JPH0230327Y2 (ja)
JPS6111067Y2 (ja)
JPH065958Y2 (ja) 車輌用ウィンドウ構造
JPS6126104Y2 (ja)
JPH0620667Y2 (ja) 車両用観音開き扉のシ−ル構造
JPH0650255Y2 (ja) 車両のドア構造
JP3201186B2 (ja) ウエザストリップの取付構造
JPH0215714Y2 (ja)
JP2579592Y2 (ja) 自動車のドア
JPH0528084Y2 (ja)
JPS6012735Y2 (ja) 自動車用サイドドアのコ−ナ−ブラケット構造
JPS6132810Y2 (ja)
JPH065957Y2 (ja) 車輌用ウィンドウ構造
JPH0213210Y2 (ja)
JPH0448966Y2 (ja)
JP2590782Y2 (ja) ウェザストリップの取付け構造
JPS59230823A (ja) ガラスランの取付構造
JPS5939056Y2 (ja) 車両用ドアウインドウ
JPH054523A (ja) 自動車のサンルーフリツド
JPH0247363B2 (ja)
JPH0224326Y2 (ja)
JPS6012736Y2 (ja) 自動車用サイドドアのコ−ナ−ブラケット取付構造
JPH058176Y2 (ja)