JPH02302911A - 磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH02302911A JPH02302911A JP12227189A JP12227189A JPH02302911A JP H02302911 A JPH02302911 A JP H02302911A JP 12227189 A JP12227189 A JP 12227189A JP 12227189 A JP12227189 A JP 12227189A JP H02302911 A JPH02302911 A JP H02302911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- noise
- pseudo
- magnetic
- metallic films
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 7
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract description 3
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910017082 Fe-Si Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910017133 Fe—Si Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 208000017227 ADan amyloidosis Diseases 0.000 description 1
- 201000000194 ITM2B-related cerebral amyloid angiopathy 2 Diseases 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばフロッピーディスク装置等の磁気記録
再生装置に使用されるメタルインギャップ方式の磁気ヘ
ッド装置に関する。
再生装置に使用されるメタルインギャップ方式の磁気ヘ
ッド装置に関する。
(従来の技術)
従来、例えばフロッピーディスク装置
(FDD)に使用される磁気ヘッド装置には、フェライ
トコアからなるヘッド本体のギャップ部にメタル膜が設
けられたメタルインギャップ(MIG)方式のヘッド装
置がある。このMIG方式では、メタル膜にはフェライ
トより飽和磁化の大きい金属磁性体か使用されており、
磁気記録特性における分解能及びSN比が高くなること
が知られている。
トコアからなるヘッド本体のギャップ部にメタル膜が設
けられたメタルインギャップ(MIG)方式のヘッド装
置がある。このMIG方式では、メタル膜にはフェライ
トより飽和磁化の大きい金属磁性体か使用されており、
磁気記録特性における分解能及びSN比が高くなること
が知られている。
ところで、MIG方式のヘッドでは、フェライトコアと
メタル膜との界面に、僅かな非磁性領域であるいわゆる
疑似ギャップが形成される。この疑似ギャップがあたか
も記録再生用の本来のギヤ;ツブとして作用するため、
特に記録媒体からデータを再生する場合に、再生信号波
形にノイズが影響する事態が発生することがある。具体
的には、例えば第5図に示すように、再生信号波形に対
して疑似ギャップによるノイズNが影響して、このノイ
ズNに応じたノイズパルスが発生することになる。
メタル膜との界面に、僅かな非磁性領域であるいわゆる
疑似ギャップが形成される。この疑似ギャップがあたか
も記録再生用の本来のギヤ;ツブとして作用するため、
特に記録媒体からデータを再生する場合に、再生信号波
形にノイズが影響する事態が発生することがある。具体
的には、例えば第5図に示すように、再生信号波形に対
して疑似ギャップによるノイズNが影響して、このノイ
ズNに応じたノイズパルスが発生することになる。
ここで、FDDでは、ヘッドのギャップ長を記録媒体上
の磁気記録における最短磁化反転間隔の2/3〜1/2
(最短波長の1/3〜1/4)程度に設定した場合に、
良好な再生特性を得られることが知られている。一方、
前記のように疑似ギャップによるノイズが影響するため
、そのノイズ振幅を再生信号振幅の一20dB (10
%)以下に抑制する必要がある。このため、疑似ギャッ
プの大きさ、即ちコアとメタル膜との界面の非磁性領域
の大きさを、最短磁化反転間隔の2/30〜1/20程
度にする必要がある。具体的には、例えば3.5インチ
の2MB (メガバイト)のFDDでは、最短磁化反転
間隔が約1.5μmであるため、非磁性領域の大きさを
0.1μm以下にする必要がある。
の磁気記録における最短磁化反転間隔の2/3〜1/2
(最短波長の1/3〜1/4)程度に設定した場合に、
良好な再生特性を得られることが知られている。一方、
前記のように疑似ギャップによるノイズが影響するため
、そのノイズ振幅を再生信号振幅の一20dB (10
%)以下に抑制する必要がある。このため、疑似ギャッ
プの大きさ、即ちコアとメタル膜との界面の非磁性領域
の大きさを、最短磁化反転間隔の2/30〜1/20程
度にする必要がある。具体的には、例えば3.5インチ
の2MB (メガバイト)のFDDでは、最短磁化反転
間隔が約1.5μmであるため、非磁性領域の大きさを
0.1μm以下にする必要がある。
(発明が解決しようとする課題)
従来のMIG方式のヘッドでは、非磁性領域である疑似
ギャップが形成されるため、データを再生する場合に再
生信号波形にノイズが影響する。
ギャップが形成されるため、データを再生する場合に再
生信号波形にノイズが影響する。
このような欠点を解消するためには、疑似ギャップの大
きさを最短磁化反転間隔の2/30〜1/20程度にす
る必要がある。しかしながら、疑似ギャップの大きさを
調整するには複雑な製造工程か必要となり、実際上では
困難である(製造歩留まりが低下する)。
きさを最短磁化反転間隔の2/30〜1/20程度にす
る必要がある。しかしながら、疑似ギャップの大きさを
調整するには複雑な製造工程か必要となり、実際上では
困難である(製造歩留まりが低下する)。
また、例えば3.5インチのFDDには4MBのような
高密度モードのものが開発されており、0.5MB、I
MB、2MB等のf位モードの装置に対する互換性が必
要となる。この互換性の信頼性を高めるために、MIG
方式のヘッドを使用することが提案されているが、前記
のような製造歩留まりの低下が問題となっている。
高密度モードのものが開発されており、0.5MB、I
MB、2MB等のf位モードの装置に対する互換性が必
要となる。この互換性の信頼性を高めるために、MIG
方式のヘッドを使用することが提案されているが、前記
のような製造歩留まりの低下が問題となっている。
本発明の目的は、メタルインギャップ方式において、複
雑な製造工程を必要とすることなく、疑似ギャップによ
るノイズの影響を抑制することかできる磁気記録再生装
置の磁気ヘッド装置を提供することにある。
雑な製造工程を必要とすることなく、疑似ギャップによ
るノイズの影響を抑制することかできる磁気記録再生装
置の磁気ヘッド装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段と作用)
本発明は、メタルインギャップ方式の磁気ヘッド装置に
おいて、ギャップ部に設けられるメタル膜の膜厚が最短
磁化反転間隔のほぼ1倍乃至4倍程度の範囲内に設定さ
れた装置である。
おいて、ギャップ部に設けられるメタル膜の膜厚が最短
磁化反転間隔のほぼ1倍乃至4倍程度の範囲内に設定さ
れた装置である。
このような構成により、疑似ギャップの大きさを調整す
る複雑な製造工程を必要とすることなく、疑似ギャップ
によるノイズの影響を抑制することができる。
る複雑な製造工程を必要とすることなく、疑似ギャップ
によるノイズの影響を抑制することができる。
(実施例)
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図は
同実施例に係わるFDDに使用されるMIG方式の磁気
ヘッド装置の構成を示す図である。第1図に示すように
、同実施例のヘッド装置は、ヘッド本体であるフェライ
トコアlOのギャップ部11にメタル膜12a 、 1
2bが設けられた装置である。メタル膜12a 、
12bはそれぞれ例えばセンダスト、co系アモルファ
ス、Fe系アモルファス、Fe−8i系合金、Co系合
金等からなる。
同実施例に係わるFDDに使用されるMIG方式の磁気
ヘッド装置の構成を示す図である。第1図に示すように
、同実施例のヘッド装置は、ヘッド本体であるフェライ
トコアlOのギャップ部11にメタル膜12a 、 1
2bが設けられた装置である。メタル膜12a 、
12bはそれぞれ例えばセンダスト、co系アモルファ
ス、Fe系アモルファス、Fe−8i系合金、Co系合
金等からなる。
さらに、メタル膜12a 、 12bはそれぞれの膜厚
Tが、記録媒体13上の磁気記録における最短磁化反転
間隔りの1倍乃至4倍程度に設定されている。
Tが、記録媒体13上の磁気記録における最短磁化反転
間隔りの1倍乃至4倍程度に設定されている。
ギャップ部11は、コイル14に流れる電流に応じた記
録磁界を発生し、また記録媒体13から磁気記録に応じ
た磁束をピックアップする作用をする。
録磁界を発生し、また記録媒体13から磁気記録に応じ
た磁束をピックアップする作用をする。
具体例として、記録密度が35KBPIのFDDに使用
されるヘッドにおいて、ギャップ部11のギャップ長G
が0.4μm1コア10とメタル膜12a 、 12b
との界面に形成される磁性領域である疑似ギャップが0
.04μm(−20dBに相当する量)、最短磁化反転
間隔(ビット間隔)Lが0.75μmの場合に、第3図
に示すような特性図が実験的に得られる。即ち、第3図
はデータ再生動作において、疑似ギャップにより再生信
号波形にノイズが影響して、その再生信号波形のピーク
シフト量を示している。ここで、第3図に示すように、
メタル膜12a 、 1.2bの膜厚Tが1μm〜2μ
mの場合に、ピークンフl−ffiが10%未満となる
。言替えれば、第4図に示すように、ビット間隔りに対
するメタル膜12a 、 12bの膜厚Tが1倍乃至4
倍程度の範囲内の場合に、ピークシフト量が10%未満
となる。
されるヘッドにおいて、ギャップ部11のギャップ長G
が0.4μm1コア10とメタル膜12a 、 12b
との界面に形成される磁性領域である疑似ギャップが0
.04μm(−20dBに相当する量)、最短磁化反転
間隔(ビット間隔)Lが0.75μmの場合に、第3図
に示すような特性図が実験的に得られる。即ち、第3図
はデータ再生動作において、疑似ギャップにより再生信
号波形にノイズが影響して、その再生信号波形のピーク
シフト量を示している。ここで、第3図に示すように、
メタル膜12a 、 1.2bの膜厚Tが1μm〜2μ
mの場合に、ピークンフl−ffiが10%未満となる
。言替えれば、第4図に示すように、ビット間隔りに対
するメタル膜12a 、 12bの膜厚Tが1倍乃至4
倍程度の範囲内の場合に、ピークシフト量が10%未満
となる。
したがって、第3図及び第4図の特性図から明白なよう
に、メタル膜12a 、 12bの膜厚Tが最短磁化反
転間隔(ビット間隔)Lの1倍乃至4倍程度の範囲内に
設定されると、ピークシフト量が10%未満となる。こ
れにより、ヘッドにより記録媒体13からデータを再生
する場合に、疑似ギャップよるノイズで再生信号波形に
発生するピーク、 シフト量を最小限に抑制すること
ができる。
に、メタル膜12a 、 12bの膜厚Tが最短磁化反
転間隔(ビット間隔)Lの1倍乃至4倍程度の範囲内に
設定されると、ピークシフト量が10%未満となる。こ
れにより、ヘッドにより記録媒体13からデータを再生
する場合に、疑似ギャップよるノイズで再生信号波形に
発生するピーク、 シフト量を最小限に抑制すること
ができる。
なお、第2図に示すように、ギャップ部11の一方側に
メタル膜12aを設けたヘッド装置においても、メタル
膜12aの膜厚Tを最短磁化反転間隔りの1倍乃至4倍
程度の範囲内に設定することにより、第1図に示す場合
と同様の効果をうることかできる。
メタル膜12aを設けたヘッド装置においても、メタル
膜12aの膜厚Tを最短磁化反転間隔りの1倍乃至4倍
程度の範囲内に設定することにより、第1図に示す場合
と同様の効果をうることかできる。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、フロッピーディス
ク装置等の磁気記録再生装置に使用されるメタルインギ
ャップ方式の磁気ヘッド装置において、メタル膜の膜厚
を最短磁化反転間隔のほぼ1倍乃至4倍程度の範囲内に
設定することにより、データ再生時に疑似ギャップよる
ノイズで再生信号波形に発生するピークシフト量を最小
限に抑制することができる。したがって、疑似ギャップ
の大きさを調整するような複雑な製造工程を必要とする
ことなく、疑似ギャップによるノイズの影響を抑制する
ことができるものである。
ク装置等の磁気記録再生装置に使用されるメタルインギ
ャップ方式の磁気ヘッド装置において、メタル膜の膜厚
を最短磁化反転間隔のほぼ1倍乃至4倍程度の範囲内に
設定することにより、データ再生時に疑似ギャップよる
ノイズで再生信号波形に発生するピークシフト量を最小
限に抑制することができる。したがって、疑似ギャップ
の大きさを調整するような複雑な製造工程を必要とする
ことなく、疑似ギャップによるノイズの影響を抑制する
ことができるものである。
第1図は本発明の実施例に係わる磁気ヘッド装置の構成
を示す図、第2図は同実施例の変形例を示す図、第3図
及び第4図はそれぞれ同実施例の効果を説明するための
特性図、第5図は従来技術を説明するための波形図であ
る。 10・・・フェライトコア、11・・・ギャップ部、1
2a 、 12b・・・メタル膜。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 シーへ23)五−ご τ シーへ、八r′SL@ 計
を示す図、第2図は同実施例の変形例を示す図、第3図
及び第4図はそれぞれ同実施例の効果を説明するための
特性図、第5図は従来技術を説明するための波形図であ
る。 10・・・フェライトコア、11・・・ギャップ部、1
2a 、 12b・・・メタル膜。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 シーへ23)五−ご τ シーへ、八r′SL@ 計
Claims (1)
- メタルインギャップ方式の磁気ヘッド装置において、ギ
ャップ部に設けられるメタル膜の膜厚が最短磁化反転間
隔のほぼ1倍乃至4倍程度の範囲内に設定されたことを
特徴とする磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12227189A JPH02302911A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12227189A JPH02302911A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302911A true JPH02302911A (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=14831832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12227189A Pending JPH02302911A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02302911A (ja) |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP12227189A patent/JPH02302911A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63304416A (ja) | 磁気抵抗効果型再生ヘツド | |
JP2941886B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH02302911A (ja) | 磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置 | |
JP2812542B2 (ja) | 磁気再生装置 | |
JP2818447B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0327963B2 (ja) | ||
JP2509073Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0629769Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JP3081229B2 (ja) | Mig型磁気ヘッド | |
US5117320A (en) | Magnetostrictive head with d.c. bias magnetic field | |
JPH01122004A (ja) | 磁気ヘツド装置 | |
JPS6381617A (ja) | 垂直記録用単磁極型磁気ヘツド | |
JPH0690776B2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS5939307Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0562121A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH01223606A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0152806B2 (ja) | ||
JPS59221801A (ja) | 垂直磁気記録方法 | |
JPS6174109A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0644522A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0235610A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH04245007A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH01122003A (ja) | 磁気ヘツド装置 | |
JPH0760488B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH02249110A (ja) | 磁気ヘッド |