JPH02300355A - 織機におけるクロスロール搬送制御方法 - Google Patents

織機におけるクロスロール搬送制御方法

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JPH02300355A
JPH02300355A JP11544589A JP11544589A JPH02300355A JP H02300355 A JPH02300355 A JP H02300355A JP 11544589 A JP11544589 A JP 11544589A JP 11544589 A JP11544589 A JP 11544589A JP H02300355 A JPH02300355 A JP H02300355A
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cross
roll
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Toshiharu Miwa
三輪 敏治
Akio Arakawa
荒川 明生
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は織機におけるクロスロールを搬送するための制
御方法に関するものである。
[従来の技術] クロスロールを搬送するシステムが特開昭62−215
403号公報に開示されている。この搬送制御システム
では織機から切り卸されたクロスロールがクロスロール
搬送車によって移載され、自動制御によって分類整理さ
れてストッカに格納されるようになっている。
又、特開昭64−52851号公報及び特開昭64−5
285.2号公報にもこの種の制御システムが開示され
ている。この制御システムでは搬送車減速及び指令、ク
ロスロールの識別指標及びストックアドレスの伝達、移
載作業完了等の伝達が行われ、呼び出し織機への搬送車
の到着、移載作業の遂行、呼び出し織機からスト7カへ
の発進、行き先ストッカへの到着等の搬送及び移載の自
動化が図られている。
[発明が解決しようとする課B] 各公報ではいずれも経糸切れ、緯糸切れあるいは緯入れ
ミス等の織機毎のクロスデータを収集する管理コンピュ
ータがクロスデータに基づいて巻き上げ完了したクロス
ロールの行き先、即ちストックアドレスを決定するよう
になっており、巻き上げ完了したクロスロールを搭載し
たクロスロール搬送車はこの決定されたストックアドレ
スのストッカへ向かう。
特開昭62−215403号公報ではクロスロールを搭
載した搬送車がストッカ制御部からストックアドレスを
受信するようになっているが、例えば通信機能障害等に
よって搬送車が呼び出し織機以外の織機へ到着停止して
しまったような場合にはクロスロールが目的外のストッ
カへ搬送されてしまうという問題がある。
特開昭64−52851号公報及び特開昭64−528
52号公報では織機とクロスロール搬送車との間で織機
番号の照合を行なった後にクロスロールの移載開始及び
織機側から搬送車側へのストックアドレス送信が同時に
行われるため、クロスロールが目的外のストッカへ搬送
されてしまうおそれはない。しかしながら、移載が完了
する前にストックアドレスを搬送車に送信する方式では
移載開始キャンセル、あるいは移載動作異常等による移
載中止が生じた場合には搬送車はクロスロールを搭載し
ない状態で指定されたストッカへ向かってしまうことに
なり、搬送効率が低下する。
本発明は、巻き上げ完了したクロスロールの本来の行き
先に間違えることなく搬送し得ると共に、搬送効率の低
下を回避し得る搬送制御方法を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、織機に対する到着停止位置に存
在するクロスロール搬送車の搬送車制御コンピュータと
織機制御コンピュータとの間に通信手段を介在し、織機
制御コンピュータで収集されるクロスデータに基づいて
決定される巻き上げ完了状態のクロスロールの行き先情
報を発進許可情報に含ませると共に、前記通信手段を介
して織機制御コンピュータから搬送車制御コンピュータ
へ前記発進許可情報を転送するようにした。
[作用] 呼び出し織機上の巻き上げ完了したクロスロールがクロ
スロール搬送車側に移載された後、織機制御コンピュー
タは巻き上げ完了状態のクロスロールのクロスデータに
基づいて決定された行き先ストッカ番号を含む発進許可
情報を前記通信手段経由で搬送車制御コンピュータへ送
信する。搬送車制御コンピュータは発進許可情報に含ま
れる行き先情報に基づいて指定された行き先番号のスト
7カへ向けて発進する。発進許可情報の送信はクロスロ
ール移載完了後に行われるため、移載開始キャンセルと
いった場合にもクロスロール搬送車がクロスロールを搭
載しない状態でストッカに向けて発進するといった無駄
な搬送の回避も可能となる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように製織室R1内には多数の織機1.1
Aが配列設置されており、機台前側の織機列間及び織機
列の端部の床上にはクロスロール搬送車2の搬送を誘導
する誘導線Ll、L2が敷設されている。誘導線L1.
L2はクロスロールストック室R2内の積み込み位置に
対応する誘導vAL3に接続しており、クロスロール搬
送車2により誘導線L3へ搬送されたクロスロールが移
動チェーン及び同チェーンに配列された多数の吊下スト
ック単位からなるストッカ3,4.5のいずれかに移載
吊下されるようになっている。ストッカ3,4の後側に
は検反解反機6.7が設置されていると共に、ストッカ
5の後側には解反機8が設置されている。即ち、ストフ
カ3.4には検反を要するクロスロールがストックされ
、ストッカ5には検反不要のクロスロールがストックさ
れる。
各織機1.1Aには織機制御コンピュータCm。
Ca1が各々設置されており、各織機制御コンピュータ
CI、Calは、経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス、緯
入れ回数の製織情報、及び機仕掛は作業(新たなワープ
ビームを織機に装着して織布側に経糸を通す作業)、ク
ロス切り卸゛し等に伴う機台停止等の情報を取り込み記
憶する。この取り込まれた情報はモニタリングシステム
を構成するスキャン機能を備えたマルチプレクサ型の中
継機9を介して管理コンピュータCに取り込まれ、管理
コンピュータCはこの取り込まれた情報〔以下、M(モ
ニタリング)データという〕のプリントアウトをプリン
タ10に定期的に指令すると共に、織りきず発生のおそ
れのある経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス等の情報に識
別指標を割り付は登録する。なお、13はディスプレイ
用のCRTである。
中継機9は多数台の織機のうち特定の織itの織機制御
コンピュータC1と管理コンピュータCとを接続するモ
ニタリング信号線!上に介在されていると共に、中41
69にはクロスロール搬送車制御盤11が接続されてお
り、特定の織機1の織機制御コンピュータC1と他の織
機の織機制御コンピュータC1,Calとがモニタリン
グ信号線β1により直列接続されている。
第1,4図に示すように各m機1.IAの前側、即ち誘
導線t、iの敷設側には減速停止指令ボスト12が設置
されており、減速停止指令ボスト12には光通信器12
a、光電スイッチからなる減速指令発信器12b及び常
時ON状態にある停止指令発信器12cが並設されてい
る。光通信器12a、減速指令受信器!2b及び停止指
令発信器12cはクロスロール搬送車2の光通信器2a
、光電センサからなる減速指令受信器2b及び光電セン
サからなる停止指令受信器2Cとそれぞれ対向可能であ
る。クロスロール搬送車2の搬送車制御コンピュータC
2は、減速指令発信器12bから発せられる光を減速指
令受信器2bで受信することによってクロスロール搬送
車2の減速制御を行い、減速指令発信位置の織機の隣の
織機の停止指令発信器12cと停止指令受信器2Cとの
光軸−敗に基づいてこの織機と対向するようにクロスロ
ール搬送車2の停止制御を行なう。
クロスロールスト・ツク室R2の出口にはホームステー
ション14が設置されている。第2図に示すようにホー
ムステーション14は光通信器14a及び光電スイッチ
形式の停止指令発信器14bからなり、クロスロール搬
送車制御盤11とクロスロール搬送車2との間の情報授
受を仲介する。ホームステーション14及び中継機9と
接続するクロスロール搬送車制御盤11はストフカ3,
4゜5の停止指令機能及び通信機能を備えた通信ボスト
15に並列接続されている。
織機の後側における織機列間の床上にはクロスロール搬
送車2の搬送を誘導する誘導線L4が敷設されている。
誘導線L4は準備室R3内の誘導線Loに接続しており
、誘導線t、oに沿ってホームステーションt e 、
帰着ステーション17、空ワープビーム搬送専用のワー
プビーム搬送車18Aの待機ステーション19、フルワ
ープビーム搬送専用のワープビーム搬送車18Bの待機
ステーション20及びメインテナンスステージジン21
(これら各ステーションは光通信指令器及び停止指令発
信器から構成されている)が設定されていると共に、空
ワープビーム支持専用の受台22A及びフルワープビー
ム支持保管専用の受台22Bが設置されている。
中継機9にはワープビーム搬送車制御盤23が接続され
ており、各織機1.IAの後側、即ち誘導線L4の敷設
側には減速停止指令ボス)12と同様の減速停止指令ポ
スト24が設置されている。
ワープビーム搬送車18A、18Bはこの減速停止指令
ポスト24を介してクロスロール搬送車2と同様に情報
授受を行ない、かつ減速停止制御を受ける。ホームステ
ージジン16は光通信器及び光電スイッチ形式の停止指
令発信器からなり、ワープビーム搬送車制御盤23の指
令操作によりその指令情報がホームステーション16か
ら発信されるようになっている。ホームステーション1
6及び中継機9と接続するワープビーム搬送車制御盤2
3は帰着ステーション17、待機ステーショア19.2
0.メインテナンスステーション21及び受台22A、
22Bの通信ポスト22aに並列接続されており、ワー
プビーム搬送車18A。
18Bの搬送制御が中継機9、ワープビーム搬送車制御
盤23及、び織機制御コンピュータcトCa、1からな
るシステムによって行われる。
第4図に示すように織機1.IAの前側には仮置台車2
5が設置されており、常には鎖線で示す切り卸し待機位
軍に配置されている。織機IA上の織布Wから切断分離
されるクロスロール36は待機位置の仮置台車25上に
載せられ、クロスロール36を載せた仮置台車25は実
線で示す移載待機位置に移動配置される。仮置台車25
の前後進は織機制御コンピュータC1□ Cal上の前
進用指令ボタン37及び後進用指令ボタン38のON操
作によって行われる。
第7図は管理コンピュータC1中継機9、織機1、IA
、クロスロール搬送車制御盤11及びクロスロール搬送
車2の各機能動作及び相互間の関係を示すフローチャー
トであり、第6図は織機制御コンピュータCt、Cat
、中継機9及びクロスロール搬送車2の搬送車制御コン
ピュータC2における搬送制御プログラムを表すフロー
チャートであり、以下、両フローチャートに従ってクロ
スロールの搬送制御を説明する。なお、第6.7図及び
以下の説明における記号“内の文章は各制御部(9,1
1,C,CI、Qal、C2,C3)に予め設定又は各
制御部(9,I L C,CI 。
Ca1.C2,CB)内にて生成される情報を表す。
さて、中継機9は各織機を順次スキャンして織機制御コ
ンピュータc1.ca、内に取り込まれている経糸切れ
、緯糸切れ、緯入れミス等の織りきず発生に関連する機
台停止あるいは緯入れ回数等の“Mデータ”を一旦格納
し、次いで管理コンピュータCに転送する。
ある織機(例、えばIA)にてクロスロール36が巻き
上げ完了状態になると、織機制御コンピュータCalは
図示しないクロスカウンタ(クロスロール巻き上げ量を
検出するためのサーフェスローラ回転量検出装置)から
の巻き上げ完了信号に基づいて表示部40への巻き上げ
完了の表示を指令する0作業者は巻き上げ完了表示の確
認のもとに織機を停止し、クロスロール搬送車2を呼び
出すための織機IA上の移載用呼び出しボタン39をO
N掻作する。
呼び出しボタン39のON操作による移載指令に応答し
て織機制御コンピュータCa1は“クロス搬送車呼び出
しモード”及び登録フレームCの設定を行なう。登録フ
レームCはり白スデータ及び識別指標の登録未確定状態
を表すものである。
中継機9のスキャンがあると、織機制御コンピュータC
alはこのスキャンに応答して“Mデータ”を中継機9
に送信する。“Mデータ”には“クロス搬送車呼び出し
モード”設定及び登録フレームC設定の情報が含まれて
いる。中′m機9は“Mデータ”中の“クロス搬送車呼
び出しモード”及び登録フレームCの設定有無を検索し
、“クロス搬送車呼び出しモード”が設定されていれば
“クロス搬送車呼び出し”をクロスロール搬送車制御盤
11に送信し、登録フレームCが設定されていれば管理
コンピュータCに対する“クロス搬送車呼び出し”の送
信に備える。
管理コンピュータCからの“コマンド要求”の送信があ
ると、中継機9は“クロス搬送車呼び出し”を管理コン
ピュータCに送信する。管理コンピュータCは“クロス
搬送車呼び出し”の受信に基づいて識別指標を作成し、
経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス等の情報を含む“クロ
スデータ”に識別指標を加えた情報“識別指標+クロス
データ”を中継機9に送信する。中継機9は受信した“
識別指標+クロスデータ”を直ちに呼び出し織機IAの
織機制御コンピュータCa1に送信し、織機制御コ、ン
ピュータCa1は“識別指標+クロスデータ”の受信に
基づいて識別指標及びクロスデータを表示部40に表示
する。
°クロス搬送車呼び出し”には呼び出し織機IAの番号
が含まれており、クロスロール搬送車制御盤11は“ク
ロス搬送車呼び出し”の受信に基づいて第2図に示す織
機番号表示ランプ群11aのうちの呼び出し織機IAに
対応する表示ランプの点灯を指令すると共に、中継機9
へ“発進報告C”を送信する。中継機9は“発進報告C
”受信に基づいて“発進報告S”を織機制御コンピュー
タCa1へ送信し、織機制御コンピュータCa1は“発
進報告S”受信に応答して“発進報告応答”を中継機9
に送信すると共に、織機列の先頭側(第1図において準
備室R3側)の隣の減速停止指令ボスト12の減速指令
発信器12bのONを指令する− 中継機9は“発進報告応答”受信に基づいて“クロス搬
送車呼び出しモード”をクロスロール搬送車制御盤11
に送信する。クロスロール搬送車制御盤11は“クロス
搬送車呼び出しモード”受信に基づいてホームステーシ
ョン14に待機中のクロスロール搬送車2の搬送車制御
コンピュータC2に対して光通信器14aを介して“発
進命令”を送信する。これによりホームステーション1
4に待機中のクロスロール搬送車2が呼び出し織機IA
に向けて発進する。“発進命令”には誘導線ピックアッ
プ指令データ及び呼び出し織機番号が含まれており、搬
送車制御コンピュータC2はこの誘導線ピックアップ指
令データ及び呼び出し織機番号に基づいて誘導vAL3
をピックアップしてゆく。
クロスロール搬送車2は呼び出し織機IAの手前の点灯
状態の減速指令発信器12bの点灯光を受信することに
よって減速し、呼び出し織機IAの停止指令発信器12
cの点灯光を受信することによって呼び出し織機IAの
前方の移載作業位置に停止する。この停止位置ではクロ
スロール搬送車2の光通信器2aと減速停止指令ボスト
12の光通信器12aとが対向して情報授受可能、かつ
停止指令受信器2Cと停止指令発信器12cとの光軸が
一致状態にある。
織機停止後、作業者は巻き上げ完了したクロスロール3
6をカットし、第4図に鎖線で示す切り卸し待機位置に
ある仮置台車25上に載せる。そして、前進用及び後進
用指令ボタン37.38のON操作によって仮置台車2
5が移載待機位置に停止した後、織機の運転が再開され
る。
織機運転再開後、作業者は表示部40に表示された識別
指標及びクロスデータに基づいてクロスロール36の検
反要あるいは検反不要を決定し、行き先ストッカ番号を
入力操作部42の操作によって織機制御コンピュータC
a1に入力する。織機制御コンピュータCa1は入力さ
れた行き先ストッカ番号を識別指標の一部として取り入
れ、“Mデータ”の変更を行なう。
第4図に示すようにクロスロール搬送車2が呼び出し織
機IAに到着停止すると、搬送車制御コンピュータC2
は呼び出し織機IAの織機制御コンピュータCa1に対
して“到着報告”を送信する。“到着報告”には呼び出
し織機IAの織機番号が含まれており、織機制御コンピ
ュータCalは“到着報告”受信に基づいて織機番号の
照合を行なう、一致していればクロスロール搬送車2の
搬送車制御コンピュータC2に“照合一致”を送信し、
−敗しなければ警報を行なう。そして、織機制御コンピ
ュータCa1は減速指令発信器12bの消灯指令及び“
クロス搬送車呼び出しモード”クリアを行ない、クロス
ロール搬送車制御盤11は織機制御コンピュータCal
からの“移載準備”の送信に備える。
“移載準備”は、仮置台車25上のクロスロール36の
有無、仮置台車25の位置、搬送車呼び出しキャンセル
有無からなる織機側の状態データを表し、織機制御コン
ピュータCalは“移載準備”の変化毎に“移載準備”
を送信する。“移載準備”は移載許可及び移載禁止のい
ずれかを表し、搬送車制御コンピュータC2は“移載準
備゛受信に基づいてクロスロール移載の遂行を選択する
そして、“移載準備゛が移載許可を表すものであれば移
載遂行を指令し、クロスロール36がクロスロール搬送
車2の移載アーム44及び移載ハンド45の連係動作に
よって移載ハンド45上に移載される。“移載準備”が
移載禁止を表すものであれば搬送車制御コンピュータC
2は移載動作を禁止すると共に、警報を行なう。
クロスロール36がクロスロール111送車2 側ニ移
載されると、搬送車制御コンビエータC2は織機制御コ
ンピュータCalに“移載完了”を送信し、織機制御コ
ンピュータCa1は“移載完了”受信に基づいて登録フ
レームCを登録フレームRに変更設定する、登録フレー
ムRはクロスデータ及び識別指標の登録確定状態を表す
ものである。
次いで、織機制御コンピュータCa1は作業者の入力操
作によって入力設定された行き先ストンカ番号を含む“
発進許可”を搬送車制御コンピュータC2に送信し、搬
送車制御コンピュータC2は“発進許可”受信に基づい
て行き先スト7カ番号を確認記憶して発進を指令する。
これによりクロ。
スロール搬送車2が指定されたストッカ(3,4あるい
は5)に向けて発進する。そして、登録フレームRを含
む“Mデータ”のスキャン、“コマンド要求”送受信、
織機IAの織機番号及び行き先ストッカ番号を含む“ク
ロス登録モード”の送受信、最終識別指標の登録及び記
憶が行われる。
呼び出し織機IAからの呼び出しに基づいてホームステ
ーション14を出発したクロスロール搬送車2が織機の
前に到着停止した後、この織機の織機制御コンピュータ
C1の記憶する織機番号と搬送車制御コンピュータC2
の記憶する織機番号とが織機制御コンピュータC1で照
合される。従って、クロスロール搬送車2が呼び出し織
機lAとは別の織機の所に到着停止してしまった場合に
も、クロスロールがクロスロール搬送車2側へ移載され
てしまうことはない、これによりクロスロール搬送車2
がこの搬送車2に呼び出しを掛けたI機IAのクロスロ
ール36以外のクロスロールを搬送することはなく、織
機IAのクロスロール36は呼び出しを掛けられたクロ
スロール搬送車2によってのみ搬送されることになる。
クロスロール搬送車2は呼び出しを掛けた織機IAのク
ロスロール36を移載した後に指定されたストッカ(3
,4あるいは5)へ向かうが、クロスロール36を搭載
したクロスロール搬送車2が織機IAから発進するのは
織機制御コンピュータCalから“発進許可”を受信し
た後である。
“発進許可”には行き先ストッカ番号が含まれており、
搬送車制御コンピュータC2は搭載したクロスロール3
6の送り先を“発進許可”受信によって把握する。“発
進許可”の送信はクロスロール36の移載が完了した後
に行われるため、例えば移載開始キャンセルあるいは移
載動作異常による移載禁止といった事態が生じた場合に
は、行き先ストッカ番号を含む“発進許可”が搬送車制
御コンピュータC2に送信されることはない。従って、
クロスロール搬送車2がクロスロールを搭載することな
くスト7カ(3,4あるいは5)に向かうことはなく、
無駄な搬送が回避される。クロスロールを搭載すること
なくクロスロール搬送車2を織機IAから発進させる場
合にはホームステーション14へ向かわせることにすれ
ば他の織機からの呼び出しに対して効率良く対応するこ
とができ、搬送効率を向上することができる。
なお、呼び出しキャンセル時には呼び出し織機IAの所
で移載を行なうことなく“移載完了”の送受信及び“発
進許可”の送受信を行なってクロスロール搬送車2をス
トフカに向かわせ、ストッカの所で移載を行なうことな
く“移載完了”の送受信及び”帰着許可”の送受信を行
なうようにしてもよい、この場合にはロスタイムの発生
はあるが、呼び出し織機からホームステーション14へ
の走行ルートを設定しなくともよいという利点がある。
第5図に示すようにクロスロール搬送車2が行き先スト
7カ(図示の場合には4)に到着停止後、ストッカ(3
,4あるいは5)のストッカ制御コンピュータC3とク
ロスロール搬送車2との間の“到着合図”の送受信、“
移載準備”送受信、“移載完了”送受信、“帰着許可”
送受信に基づいてクロスロール搬送車2が移載を行なっ
てホームステーション14に帰着する。そして、クロス
ロール搬送車2がホームステーション14に帰着後、“
帰着報告”がクロスロール搬送車制御盤11に対して送
信され、クロスロール搬送車制御盤11は“帰着報告”
受信に基づいて点灯状態の織機番号表示ランプllaの
消灯を指令する。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば巻き上げ完了したクロスロールのクロスデータ
に基づいて行われる行き先ストッカ番号の決定を管理コ
ンピュータで行い、このように決定された行き先ストッ
カ情報を“発進許可”に含ませるようりした実施例も可
能である。
又、クロスデータ及び識別指標を織機側j1コンピュー
タで作成するようにした実施例も可能である。
(発明の効果] 以上詳述したように本発明は、織機制御コンビュータで
収集されるクロスデータに基づいて決定される巻き上げ
完了状態のクロスロールの行き先情報を発進許可情報に
含ませると共に、織機制御コンピュータから搬送車制御
コンピュータへ前記発進許可情報を転送するようにした
ので、クロスロールを本来の行き先に間違えることなく
搬送することができ、これにより無駄な搬送のない制御
システムを構築し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はク
ロスロール搬送車及びワープビーム搬送車の搬送システ
ム図、第2図はクロスロール搬送車制御盤及びクロスロ
ール搬送車の側面図、第3図はクロスロール搬送車が呼
び出し織機の所に停止している状態を示す搬送システム
図、第4図はクロスロール搬送車が呼び出し織機の所に
到着停止した状態を示す側面図、第5図はクロスロール
搬送者が行き先ストッカの所に停止している状態を示す
搬送システム図、第6図(a)〜(e)は搬送車に対す
る行き光指示プログラムを表すフローチャート、第7図
(a)〜(d)は織機、中継機、管理コンピュータ、ク
ロスロール搬送車制御盤及びクロスロール搬送車の各機
能動作及び相互間の関係を示すフローチャートである。 呼び出し織機IA、通信手段としての光通信器2a、1
2a、クロスロール搬送車2、中継機9、表示部40、
織機制御コンピュータCa1、搬送車制御コンピュータ
C2゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 織機に対する到着停止位置に存在するクロスロール
    搬送車の搬送車制御コンピュータと織機制御コンピュー
    タとの間に通信手段を介在し、織機制御コンピュータで
    収集されるクロスデータに基づいて決定される巻き上げ
    完了状態のクロスロールの行き先情報を発進許可情報に
    含ませると共に、前記通信手段を介して織機制御コンピ
    ュータから搬送車制御コンピュータへ前記発進許可情報
    を転送するようにした織機におけるクロスロール搬送制
    御方法。
JP1115445A 1989-05-09 1989-05-09 織機におけるクロスロール搬送制御方法 Expired - Fee Related JPH0796738B2 (ja)

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