JPH02293453A - 織機におけるクロスロール搬送制御方法 - Google Patents

織機におけるクロスロール搬送制御方法

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JPH02293453A
JPH02293453A JP11544289A JP11544289A JPH02293453A JP H02293453 A JPH02293453 A JP H02293453A JP 11544289 A JP11544289 A JP 11544289A JP 11544289 A JP11544289 A JP 11544289A JP H02293453 A JPH02293453 A JP H02293453A
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roll
carrier
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Toshiharu Miwa
三輪 敏治
Akio Arakawa
荒川 明生
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は織機におけるクロスロールを搬送するための制
御方法に関するものである. [従来の技術] この種の制御システムが特開昭62−215403号公
報に開示されており、織機から切り卸されたクロスロー
ルが自動制御によって分類整理されてスト7カに格納さ
れるようになっている.又、特開昭64−52851号
公報及び特開昭64−52852号公軸にもこの種の制
御システムが開示されている.この制御システムでは搬
送車減速及び停止指令、クロスロールの識別指標及びス
トックアドレスの伝達、移載作業完了等の伝達が行われ
、呼び出し織機への搬送車の到着、移載作業の遂行、呼
び出し織機からストッカへの発進、行き先ストッカへの
到着等の搬送及び移載の自動化が図られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、特開昭62−215403号公報では所
定長の布が織り上げられた時点でクロスロール搬送車呼
び出しが掛けられるため、織機側での移載準備が整って
いるか否かに関わりなくクロスロール搬送車が呼び出し
織機の所まできてしまう.そのため、織機側での移載準
備が整っていない場合には移載準備が整うまでクロスロ
ール搬送車が呼び出し織機の所で待機することになり、
搬送効率の低下が避けられない. 特開昭64−52851号公報及び特開昭64−528
52号公報では搬送車の呼び出しには作業者による呼び
出しボタンのON操作方式を採用しており、呼び出し操
作が所定時期に行われれば上記のような搬送車の停滞は
避けられる.しかしながら、このような手動操作の介入
では呼び出し忘れあるいは操作ミスによって不要な時に
呼び出しを掛けてしまうおそれもあり、呼び出しボタン
の存在は効率の良い搬送システム構築のための形態とは
成り得ない。
本発明は、搬送車呼び出し忘れ、不要な搬送車呼び出し
のない効率の良い搬送制御方法を提供することを目的と
するものである. [課題を解決するための手段] そのために本発明では、織機側のクロスロール切り卸し
位置又はクロスロールを搬送及び移載する搬送車に対し
て設定された移載待機位置上のクロスロールの有無をク
ロスロール検出手段で検出し、所定場所に待機するクロ
スロール搬送車を織機まで呼び寄せるための呼び出し信
号としてクロスロール有の検出信号を用いるようにした
[作用] 織機上の巻き上げ完了したクロスールが切り卸し位置又
は移載待機位置に配置されると、クロスロール検出手段
がクロスロール有を検出する。このクロスロール有検出
信号に基づいて所定場所に待機する搬送車に対する呼び
出しが行われ、搬送車がクロスロールを切り卸された織
機に向けて発進する.従って、呼び出し忘れ、不要な呼
び出しが生ずることはなく、効率のよい搬送制御が可能
となる. [実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように製織室R1内には多数の織機1.1
Aが配列設置されており、機台前側の織機列間及び織機
列の端部の床上にはクロスロール搬送車2の搬送を誘導
する誘導線Ll,L2が敷設されている.誘導線Ll,
L2はクロスロールストック室R2内の積み込み位置に
対応する誘導線L3に接続しており、クロスロール搬送
車2により誘導線L3へ搬送されたクロスロールが移動
チェーン及び同チェーンに配列された多数の吊下ストッ
ク単位からなるスト7カ3,4.5のいずれかに移載吊
下されるようになっている.ストツカ3.4の後側には
検反解反機6,7が設置されていると共に、ストッカ5
の後側には解反機8が設置されている。
各織機1.1Aには織機制御コンピュータcl.Cal
が各々設置されており、各織機制御コンピュータC1.
Ca1は、経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス、緯入れ回
数の製織情報、及び機仕掛け作業(新たなりープビーム
を織機に装着して織布側に経糸を通す作業)、クロス切
り卸し等に伴う機台停止等の情報を取り込み記憶す・る
.この取り込まれた情報はモニタリングシステムを構成
するスキャン機能を備えたマルチプレクサ型の中継機9
を介して管理コンピュータCに取り込まれ、管理コンピ
ュータCはこの取り込まれた情報〔以下、M(モニタリ
ング)データという〕のプリントアウトをプリンタ10
に定期的に指令すると共に、織りきず発生のおそれのあ
る経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス等の情報に識別指標
を割り付け登録する.なお、13はディスプレイ用のC
RTである。
中継機9は多数台の織機のうち特定のm機1の織機制御
コンピュータC1と管理コンピュータCとを接続するモ
ニタリング信号線l上に介在されていると共に、中継機
9にはクロスロール搬送車制御盤1lが接続されており
、特定の織機Iの織機制御コンピュータC.と他の織機
の織機制御コンピュータCl,Calとがモニタリング
信号線l1により直列接続されている。
第1.3図に示すように各織機1,IAの前側、即ち誘
導線Llの敷設側には減速停止指令ボストl2が設置さ
れており、減速停止指令ボスト12には光通信器12a
,光電スイッチからなる減速指令発信器12b及び常時
ON状態にある停止指令発信器12cが並設されている
。光通信器1 2a、減速指令発信器12b及び停止指
令発信器12cはクロスロール搬送車2の光通信器2a
、光電センサからなる減速指令受信器2b及び光電セン
サからなる停止指令受信器2Cとそれぞれ対向可能であ
る。クロスロール搬送車2の搬送車制御コンピュータC
2は、減速指令発信器12bから発せられる光を減速指
令受信器2bで受信することによってクロスロール搬送
車2の減速制御を行い、減速指令発信位置の織機の隣の
織機の停止指令発信器12cと停止指令受信器2Cとの
光軸一致に基づいてこの織機と対向するようにクロスロ
ール搬送車2の停止制御を行なう。
クロスロールストック室R2の出口にはホームステーシ
シン14が設置されている。第2図に示すようにホーム
ステーションl4は光通信器1 4a及び光電スイッチ
形式の停止指令発信器14bからなり、クロスロール搬
送車制御盤11とクロスロール搬送車2との間の情報授
受を仲介する.ホームステーション14及び中継機9と
接続するクロスロール搬送車制御allはストツカ3.
4.5の停止指令機能及び通信機能を備えた通信ボスト
15に並列接続されている。
織機の後側における織機列間の床上にはクロスロール搬
送車2の搬送を誘導する誘導線L4が敷設されている。
誘導線L4は準備室R3内の誘導線t.oに接続してお
り、誘導線t,oに沿ってホームステーション16、帰
着ステーション17、空ワープビーム搬送専用のワープ
ビーム搬送車18Aの待機ステーシッン19、フルワー
ブビーム搬送専用のワープビーム搬送車18Bの待機ス
テーション20及びメインテナンスステーション21(
これら各ステーションは光通信指令器及び停止指令発信
器から構成されている)が設定されていると共に、空ワ
ープビーム支持専用の受台22A及びフルワープビーム
支持保管専用の受台22Bが設置されている. 中継機9にはワープビーム搬送車制御盤23が接続され
ており、各織機1,IAの後側、即ち誘導線L4の敷設
側には減速停止指令ボスト12と同様の減速停止指令ボ
スト24が設置されている。
ワーブビーム搬送車18A,1313はこの減速停止指
令ボスト24を介してクロスロール搬送車2と同様に情
tI!授受を行ない、かつ減速停止制御を受ける。ホー
ムステーションl6は光通信器及び光電スイッチ形式の
停止指令発信器からなり、ワープビーム搬送車制′a盤
23の指令操作によりその指令情報がホームステーショ
ンl6から発信されるようになっている。ホームステー
ションl6及び中継機9と接続するワープビーム搬送車
制御盤23は帰着ステーションl7、待機ステーション
19,20、メインテナンスステーション21及び受台
22A,22Bの通信ボス}22aに並列接続されてお
り、ワープビームtgll}送車tsA,18Bの搬送
制御が中継機9、ワープビーム搬送車制御盤23及び織
機制御コンピュータC 1 ,Ca 1からなるシステ
ムによって行われる。
第3図に示すように織機1,IAの前側には仮置台車2
5が設置されている。第5,6図に示すように仮置台車
25の車軸26の両端には駆動輪27が止着されており
、車軸26には正逆転可能なモータ28がウォーム機構
を介して作動連結されている。従って、モータ28の正
逆駆動により駆動輪27が正逆回転し、仮置台車25が
前後進する.vaIllAの両サイドフレームla,l
b間に架設された連結バー29の中央部下面には支持板
30が止着されており、支持板30下面の4隅にはガイ
ドローラ31が仮置台車25のガイドバー32を扶持可
能に取付けられている。これにょり仮置台車25が織機
1,IAの前後方向へのみ前後進可能である。
支持仮30の下面には3つのリミントスイッチ1,s1
,Ls2.Ls3が左右方向に並んで設置されており、
ガイドバ−32には3つの位置決め}’グ33.34.
35が前後方向に見てリミットスイッチLsl ,La
2.i,s3と対応するように取付けられている.位置
決めドグ33,34.35は前後方向に所定間隔をおい
て設定されており、仮置台車25の前後進位置の違いに
応じてリミットスイッチ[,sl ,LS2 ,Lsa
を別々にONする. 第5図に示すようにクロスロール36はそのベアリング
36aを介して織機1,IAの両サイドフレームla,
lb内側の軸受部1c,ld間に回転可能に支持される
ようになっている.仮置台車25のスタンド部25a.
25bの上端縁には支持凹部25C.25dが凹設され
ており、両支持凹部25C.25dにはクロスロール3
6のベアリング36aが嵌入可能である。一方のスタン
ド部25aの先端部内側にはリミットスイッチLs4が
取付けられており、支持凹部25c,25dにクロスロ
ール36のベアリング36aがはまり込み支持されるこ
とによりリミットスイッチLs4がONされる.リミッ
トスイッチLs4のON信号は織機制御コンピュータC
I,Calに取りこまれるが、リミットスイッチLs4
のON状態ではリミットスイッチLSIのON信号が無
効化される.織機制御コンピュータcl.ca.は前進
用指令ボタン37及び後進用指令ボタン38のON操作
に基づいてモータ28の正逆作動を指令し、この指令に
より仮置台車25が前後進する.この前後進によりリミ
ットスイッチLS1,LS2,Ls3が位置決めドグ3
3.34.35との出金いによりONL,、モータ28
の作動が停止する.第12図は管理コンピュータC、中
継機9、織機1.1A,クロスロール搬送車制御盤1l
及びクロスロール搬送車2の各機能動作及び相互間の関
係を示すフローチャートであり、第11図は織18 I
I lコンピュータCI.Ca1、クロスロール搬送車
制御盤1l及び搬送車制御コンピュータC2における移
載制御プログラムを表すフローチャートであり、以下、
両フローチャートに従ってクロスロールの搬送及び移載
制御を説明する。なお、第11.12図及び以下の説明
における記号“内の文章は各制御部(9.1 1,C,
CI,Ca1,C2,C3)に予め設定又は各制御部(
9,11.C.CI.Ca1.C2.C3)内にて生成
される情報を表す. さて、中継機9は各織機を順次スキャンして織機制御コ
ンピエータcl.ca.内に取り込まれている経糸切れ
、緯糸切れ、緯入れミス等の織りきず発生に関連する機
台停止あるいは緯入れ回数等の“Mデータ”を一旦格納
し、次いで管理コンピエータCに転送する. ある織機(例えばIA)にてクロスロール36が巻き上
げ完了状態になると、織機制御コンピュータCa1は図
示しないクロスカウンタ(クロスロール巻き上げ量を検
出するためのサーフェスローラ回転量検出装置)からの
巻き上げ完了信号に基づいて表示部40への巻き上げ完
了の表示を指令する.作業者は巻き上げ完了表示の確認
のもとに織機を停止する.織機停止後、作業者は巻き上
げ完了したクロスロール36をカブトし、第6図に示す
切り卸し待機位置にある仮置台車25のスタンド部25
a,25b上に載せる。そして、前記したクロスカウン
タをリセットする。
クロスロール36が仮置台車25側へ移されると、リミ
ットスイッチLS4がONする.Il機制御コンピュー
タCalはこのON信号に基づいてリミットスイッチL
SIのON信号を無効化し、モータ28が作動可能とな
る。なお、Ls4がOFFの状態でもモータ28を作動
可能に構成することも可能である.後進用指令ボタン3
8のON操作によって仮置台車25が第7図の退避位置
にくると、リミットスイッチLs3が位置決めドグ35
によりONされ、仮置台車25が退避位置に停止する.
この状態で作業者が仮置台車25と織機IAとの間に入
り、空クロスロール4lを織機IAの軸受部1c,ld
に装着する。
織機IA側の織布Wの切断端部を空クロスロールに接続
後、前進用指令ボタン37のON操作によって仮置台車
25が第8図に示す移載待機位置にくると、リミットス
イッチLs2が位置決めドグ34によりONされ、仮置
台車25が移載待機位置に停止する。そして、織機の運
転が再開される。
織機制御コンビエータCa1は前進用指令ボタン37の
ON信号及びリミットスイッチLs4,1,s2のON
信号入力に基づいて“クロス搬送車呼び出しモード”及
び登録フレームCの設定を行なう.登録フレームCはク
ロスデータ及び識別指標の登録未確定状態を表すもので
ある。中継機9のスキャンがあると、織機制御コンピュ
ータCa1はこのスキャンに応答して“.Mデータ”を
中継機9に送信する。“Mデータ”には“クロス搬送車
呼び出しモード゛設定及び登録フレームC設定の情報が
含まれている.中継機9は″Mデータ”中の“クロス搬
送車呼び出しモード”及び登録フレームCの設定有無を
検索し、“クロス搬送車呼び出しモード”が設定されて
いれば“クロス搬送車呼び出し”をクロスロール搬送車
制御盤11に送信し、登録フレームCが設定されていれ
ば管理コンピエータCに対する“クロス搬送車呼び出し
モード”の送信に備える。
管理コンピュータCからの“コマンド要求”の送信があ
ると、中継機9は“クロス搬送車呼び出し”を管理コン
ピュータCに送信する.管理コンピュータCは“クロス
搬送車呼び出し”の受信に基づいて識別指標を作成し、
経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス等の情報を含む“クロ
スデータ”に識別指標を加えた情報“識別指標+クロス
データ”を中継機9に送信する.中継機9は受信した“
識別指標+クロスデータ゛を直ちに呼び出し織機lAの
織機制御コンピュータCalに送信し、織機制御コンピ
ュータCa1は“識別指標+クロスデータ“の受{εに
基づいて識別指標及びクロスデータを表示部40に表示
する。
“クロス搬送車呼び出し゛には呼び出し織機IAの番号
が含まれており、クロスロール搬送車制御盤11は“ク
ロス搬送車呼び出し”の受信に基づいて第2図に示す織
機番号表示ランプ群11aのうちの呼び出し織機IAに
対応する表示ランプの点灯を指令すると共に、中継機9
へ“発進報告C”を送信する.中継機9は“発進報告C
“受信に基づいて“発進報告S”を織機制御コンピュー
タCa1へ送信し、織機制御コンピュータCalは“発
進報告S“受信に応答して“発進報告応答”を中継機9
に送信すると共に、織機列の先頭側(第1図において準
備室R3側)の隣の減速停止指令ボスト12の減速指令
発信器12bのONを指令する。
中継機9は“発進報告応答”受信に基づいて“クロス搬
送車呼び出しモードゝをクロスロール搬送車制御盤l1
に送信する.クロスロール搬送車制御盤1lは“クロス
搬送車呼び出しモード”受信に基づいてホームステーシ
ョン14に待機中のクロスロール搬送車2の搬送車制御
コンピュータC2に対して光通信器14aを介して“発
進命令”を送信する。これによりホームステーション1
4に待機中のクロスロール搬送車2が呼び出し織機IA
に向けて発進する。“発進命令゛には誘導線ピックアッ
プ指令データ及び呼び出し織機番号が含まれており、搬
送車制御コンピュータC2ほこの誘導線ピックアップ指
令データに基づいて誘導線L2,Llをピックアップし
てゆく。
このようにホームステーシッンl4に待機するクロスロ
ール搬送車2に対する呼び出しは、前進用指令ボタン3
7のON信号入力後に呼び出し織機IAにおける仮置台
車25上の一対のリミットスイッチL34,L32が共
にON状態になったときに行われる.即ち、両リミット
スイッチLs4,Ls2のON信号及び前進用指令ボタ
ン37のON信号が呼び出し信号として用いられ、クロ
スロール36を載せた仮置台車25を移載待機位置に移
動配置することによってホームステーション14に待機
するクロスロール搬送車2が自動的に呼び出しを受ける
。従って、作業者がクロスロール搬送車2を呼び出すた
めの手動操作の介入を行なう必要はなく、クロスロール
搬送車2の呼び出し忘れのおそれはない.又、仮置台車
25上にクロスロール36が載せられていない場合、仮
置台車25が移載待機位置に移動配置されていないよう
な場合、あるいは呼び出し不要な時にクロスロール搬送
車2の呼び出しを行なってしまうおそれもなく、効率の
良い搬送制御が可能となる. さらにはmsのメインテナンスを行なうために巻き上げ
完了前のクロスロールを切り卸し位置にある仮置台車2
5上に一時的に載せておくことも行われる場合があるが
、本実施例の呼び出し方式によればこのようなメインテ
ナンスの場合にもクロスロール搬送車2に対する呼び出
しは掛からない。
クロスロール搬送車2は呼び出し織機IAO手前の点灯
状態の減速指令発信器12bの点灯光を受信することに
よって減速し、呼び出し織機IAの停止指令発信器12
cの点灯光を受信することによって呼び出し織機IAの
前方の移載作業位置に停止する。この停止位置ではクロ
スロール搬送車2め光通信器2aと減速停止指令ボスト
12の光通信器12aとが対向して情報授受可能、かつ
停止指令受信器2cと停止指令発信器12cとの光軸が
一敗状態にある. 作業者は表示部40に表示された識別指標及びクロスデ
ータに基づいてクロスロール36の検反要あるいは検反
不要を決定し、行き先ストッカ番号を入力操作部42の
操作によって織機制御コンピュータCalに入力する.
織機制御コンピュータCa1は入力された行き先ストソ
カ番号を識別指標の一部として取り入れ、“Mデータ”
の変更を行なう。
クロスロール搬送車2が呼び出し織機IAに到着停止す
ると、搬送車制御コンピュータC2は呼び出し織機IA
の織機制御コンピュータCa1に対して“到着報告”を
送信する。“到着報告”には呼び出し織機IAのvP7
L機番号が含まれており、織機制御コンピュータCal
は“到着報告”受信に基づいて織機番号の照合を行なう
。一敗していればクロスロール搬送車2の搬送車制御コ
ンピュータC2に“照合一致”を送信し、一致しなけれ
ば警報を行なう。そして、織機制御コンピュータCal
は減速指令発信器12bの消灯指令及び“クロス搬送車
呼び出し”クリアを行なう。搬送車制御コンピュータC
2は“照合一致”受信に基づいて織機制御コンピュータ
Calからの“移載準備”の送信に備える。
“移載準備”は、仮置台車25上のクロスロール36の
有無、仮置台車25の位置、搬送車呼び出しキャンセル
有無からなる織機側の状態データを表す.織機制御コン
ピュータC a 1は“照合一致”送信後にそのときの
“移載準備”を搬送車制御コンピュータC2に送信し、
以後、“移載準備”の変化毎に搬送車制御コンピュータ
C2に変化した“移載準備”を送信する。そして、搬送
車制御コンピュータC2は“移載準備”の受信毎に移載
の遂行選択を行なう。
第10図に実線で示すようにクロスロール36がクロス
ロール搬送車2側に移載されると、搬送車制御コンビエ
ータC2は織機制御コンピュータCa1に“移載完了”
を送信し、織機制御コンピュータCalは“移載完了”
受信に基づいて登録フレームCを登録フレームRに変更
設定する.登録フレームRはクロスデータ及び識別指標
の登録確定状態を表すものである。次いで、織機制御コ
ンピュータC a 1は行き先ストソカ番号を含む“発
進許可”を搬送車制御コンピュータC2に送信し、搬送
車制御コンピュータC2は“発進許可”受信に基づいて
行き先スト7カ番号を確認記憶して発進を指令する。こ
れによりクロスロール搬送車2が指定されたストツカ(
3、4あるいは5)に向けて発進する.そして、登録フ
レームRを含む“Mデータ“のスキャン、“コマンド要
求”送受信、織機IAの織機番号及び行き先ストソカ番
号を含む“クロス登録モード”の送受信、最終識別指標
の登録及び記憶が行われる。
以後、クロスロール搬送車2が行き先ストッカ(3、4
あるいは5)に到着停止後、ストッカ(3、4あるいは
5)のストツカ制御コンピュータC3とクロスロール搬
送車2との間の“到着合図”の送受信、“移載準備”送
受信、“移載完了゜送受信、“帰着許可”送受信に基づ
いてクロスロール搬送車2が移載を行なってホームステ
ーションl4に帰着する.そして、クロスロール搬送車
2がホームステーション14に帰着後、“帰着報告”が
クロスロール搬送車制御盤llに対して送信され、クロ
スロール搬送車制御盤11は“帰着報告”受信に基づい
て点灯状態の織機番号表示ランプllaの消灯を指令す
る. 本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば巻き上げ完了したクロスロールが仮置台車25
上に載せられた状態であってせきしたクロスカウンタの
リセット操作が行われたとき、即ちリミットスイッチL
s4のON信号及び前記のクロスカウンタのリセント信
号を呼び出し信号として用いたり、巻き上げ完了したク
ロスロールが仮置台車25上に載せられたときのリミッ
トスイッチL34のON{8号のみによってクロスロー
ル搬送車の呼び出しを行なうようにしてもよい。
又、織機1,IAの軸受部1c,ld上のクロスロール
の有無を検出するためのクロスロール有無検出器(リミ
ソトスイッチあるいは近接スイッチ)を一方の軸受部I
C (又はld)に取付けておき、リミソトスイッチL
54のON(8号及び織機側のクロスロール有無検出器
のクロスロール有検出信号が共に得られたときにクロス
ロール搬送車呼び出しを行なうようにしてもよい。即ち
、巻き上げ完了したクロスロール36が仮置台車25上
に移された後に空クロスロール4lが織機側に装着され
た時点で呼び出し条件が成立するようにしてもよく、こ
のようにすれば織機のメインテナンスを行なうために巻
き上げ完了前のクロスロールを切り卸し位置にある仮置
台車25上に一時的に載せておく場合の呼び出し誤動作
が解消される.[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、織機側のクロスロール切
り卸し位置又はクロスロールを搬送及び移載する搬送車
に対して設定された移載待機位置上のクロスロールの有
無をクロスロール検出手段で検出し、所定場所に待機す
るクロスロール搬送車を織機まで呼び寄せるための呼び
出し信号としてクロスロール有の検出信号を用いるよう
にしたので、作業車の手動操作による呼び出し方式にお
ける呼び出し忘れ、不要な呼び出しといった不都合がな
くなり、これにより効率のよい搬送制御を行ない得る載
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はク
ロスロール搬送車及びワープビーム搬送車の搬送システ
ム図、第2図はクロスロール搬送車制御盤及びクロスロ
ール搬送車の側面図、第3図は織機及び仮置台車の側面
図、第4図は仮置台車の斜視図、第5図は仮置台車及び
織機の要部正面図、第6図はクロスロールを仮置台車に
移載した状態を示す側面図、第7図は仮置台車を退避位
置に移動配置した状態を示す側面図、第8図は仮置台車
を移載待機位置に移動配置した状態を示す側面図、第9
図はクロスロール搬送車が呼び出し織機の所に停止して
いる状態を示す搬送システム図、第10図はクロスロー
ル搬送車及び織機の側面図、第11図(a),  (b
)はクロスロール呼び出し方法を説明するためのフロー
チャート、第12図(a)〜(d)は織機、中継機、管
理コンピュータ、クロスロール搬送車制御盤及びクロス
ロール搬送車の各機能動作及び相互間の関係を示すフロ
ーチャートである。 呼び出し織機IA、クロスロール搬送車2、中継機9、
クロスロール搬送車制御盤11,ili機制御コンピュ
ータCa1、搬送車制御コンピュータC2、クロスロー
ル有無検出手段としてのリミットスイッチL S 4 

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 織機側のクロスロール切り卸し位置又はクロスロー
    ルを搬送及び移載する搬送車に対して設定された移載待
    機位置上のクロスロールの有無をクロスロール検出手段
    で検出し、所定場所に待機するクロスロール搬送車を織
    機まで呼び寄せるための呼び出し信号としてクロスロー
    ル有の検出信号を用いるようにした織機におけるクロス
    ロール搬送制御方法。
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