JPH02299925A - 自動車のドア構造 - Google Patents
自動車のドア構造Info
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- JPH02299925A JPH02299925A JP12254689A JP12254689A JPH02299925A JP H02299925 A JPH02299925 A JP H02299925A JP 12254689 A JP12254689 A JP 12254689A JP 12254689 A JP12254689 A JP 12254689A JP H02299925 A JPH02299925 A JP H02299925A
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- Japan
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- door
- hinge
- doors
- automobile
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- Pending
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000516 effect on sexuality Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、自動車のウィングタイプドアのドア構造に
関する。
関する。
[従来の技術]
従来より、自動車用ドアとして、通常のように前後方向
に回動させるのではなく、上下方向に回動させて開閉操
作を行うようにしたウィングタイプのドアは一般に良く
知られている。このウィングタイプドアのドア構造とし
て、例えば、実開昭63−37324号公報に示される
ように、フロントピラーとルーフとにヒンジを設け、フ
ロントピラーに略沿って斜め方向に延びるヒンジ軸線を
中心にして回動させるようにしたもの(以下、これを従
来技術Iという)、あるいは、車体ルーフにヒンジを設
け、前後方向に延びるヒンジ軸線を中心にして回動させ
るようにしたもの(以下、これを従来技術2という)が
知られている。
に回動させるのではなく、上下方向に回動させて開閉操
作を行うようにしたウィングタイプのドアは一般に良く
知られている。このウィングタイプドアのドア構造とし
て、例えば、実開昭63−37324号公報に示される
ように、フロントピラーとルーフとにヒンジを設け、フ
ロントピラーに略沿って斜め方向に延びるヒンジ軸線を
中心にして回動させるようにしたもの(以下、これを従
来技術Iという)、あるいは、車体ルーフにヒンジを設
け、前後方向に延びるヒンジ軸線を中心にして回動させ
るようにしたもの(以下、これを従来技術2という)が
知られている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記従来技術■のウィングドアでは、ドアは
斜め前方に向かって開かれることになるので、ドア開時
にドアパネルによって前方の視界がさえぎられ、乗降時
の安全性に悪影響を及ぼすという問題がある。
斜め前方に向かって開かれることになるので、ドア開時
にドアパネルによって前方の視界がさえぎられ、乗降時
の安全性に悪影響を及ぼすという問題がある。
また、上記従来技術2のウィングドアでは、通常、ヒン
ジ軸線が車体前後方向の中心線に平行に延びるようにヒ
ンジが設けられているので、ドア開時にドアパネルは車
体上方で略水平姿勢に維持されることになる。このため
、降雨時には雨滴がドアの前後両側に流れ落ち、乗降性
が悪くなるという難点があった。
ジ軸線が車体前後方向の中心線に平行に延びるようにヒ
ンジが設けられているので、ドア開時にドアパネルは車
体上方で略水平姿勢に維持されることになる。このため
、降雨時には雨滴がドアの前後両側に流れ落ち、乗降性
が悪くなるという難点があった。
この発明は、上記諸問題に鑑みてなされたもので、乗降
時の安全性を確保し、かつ、降雨時の乗降性を向上させ
ることかできるウィングタイプドアのドア構造を提供す
ることを目的とする。
時の安全性を確保し、かつ、降雨時の乗降性を向上させ
ることかできるウィングタイプドアのドア構造を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
このため、この発明は、車体ルーフに設けられたヒンジ
を介して車体に支持され、車体前後方向Iこ延びるヒン
ジ軸線を中心として上下方向に回動させて開閉操作を行
うウィングタイプのドアを備えた自動車において、上記
ヒンジ軸線は、側面視で水平線に対して重下がりに傾斜
させられているようにしたものである。
を介して車体に支持され、車体前後方向Iこ延びるヒン
ジ軸線を中心として上下方向に回動させて開閉操作を行
うウィングタイプのドアを備えた自動車において、上記
ヒンジ軸線は、側面視で水平線に対して重下がりに傾斜
させられているようにしたものである。
[発明の効果コ
この発明によれば、上記ウィングタイプドアのヒンジ軸
線を、側面視で水平線に対して前下がりに傾斜させるよ
うにしたので、ドア開時には、上記ウィングドアは、乗
員が乗降する後側部分が前側部分よりも高く持ち上げら
れて前傾させられる。
線を、側面視で水平線に対して前下がりに傾斜させるよ
うにしたので、ドア開時には、上記ウィングドアは、乗
員が乗降する後側部分が前側部分よりも高く持ち上げら
れて前傾させられる。
その結果、車両の乗降性が向上し、特に、降雨時にドア
を開いた際にはドア表面の雨滴は乗降時に乗員が通らな
いドアの前側に流れ落ちるので、降雨時の乗降性が改善
される。また、上記ウィングドアは、上記ヒンジ軸線を
中心にして上方に回動されて開かれるので、ドア開時に
前方視野をさえぎることはなぐ、乗降時の安全性を確保
することができる。
を開いた際にはドア表面の雨滴は乗降時に乗員が通らな
いドアの前側に流れ落ちるので、降雨時の乗降性が改善
される。また、上記ウィングドアは、上記ヒンジ軸線を
中心にして上方に回動されて開かれるので、ドア開時に
前方視野をさえぎることはなぐ、乗降時の安全性を確保
することができる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を、添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図乃至第4図に示すように、本実施例に係る自動車
lでは、車室3の上方に、左右のフロントピラー6.6
の上端部どうしを連結して車幅方向に延びるフロントヘ
ッダ7と、左右のりャピラ−8,8の上端部どうしを連
結して車幅方向に延びるリヤヘッダ9と、これらフロン
ト及びリヤのヘッダ7.9の中央部どうしを連結して車
体前後方向に延びるバールーフ4とが配設され、このバ
ールーフ4の左右側縁部に、それぞれ、前後のヒンジI
lf、llrを介してウィングタイプのドア5の上端部
が回動可能に支持されている。
lでは、車室3の上方に、左右のフロントピラー6.6
の上端部どうしを連結して車幅方向に延びるフロントヘ
ッダ7と、左右のりャピラ−8,8の上端部どうしを連
結して車幅方向に延びるリヤヘッダ9と、これらフロン
ト及びリヤのヘッダ7.9の中央部どうしを連結して車
体前後方向に延びるバールーフ4とが配設され、このバ
ールーフ4の左右側縁部に、それぞれ、前後のヒンジI
lf、llrを介してウィングタイプのドア5の上端部
が回動可能に支持されている。
すなわち、左側のドア5の前側のヒンジ部I!rを例に
とって説明すれば、第5図に示すように、上記バール−
74は、ルーフアウタパネル4aとルーフインナパネル
4bとルーフレインフォースメント4cと上記ルーフア
ウタパネル4aの上方を覆うルーフガーニッシュ4gと
で構成され、その側縁部には上記ヒンジI!rの固定ベ
ース!2が締結固定されている。一方、上記ドア5のフ
レームは、ドアアウタパネル5aとドアインナパネル5
bとドアレインフォースメント5cとで構成され、その
上端部にはヒンジINの可動プレート13が締結固定さ
れている。該可動プレート13は、ヒンジ軸14を介し
て上記固定ベース12に対して回動可能に取り付けられ
ている。
とって説明すれば、第5図に示すように、上記バール−
74は、ルーフアウタパネル4aとルーフインナパネル
4bとルーフレインフォースメント4cと上記ルーフア
ウタパネル4aの上方を覆うルーフガーニッシュ4gと
で構成され、その側縁部には上記ヒンジI!rの固定ベ
ース!2が締結固定されている。一方、上記ドア5のフ
レームは、ドアアウタパネル5aとドアインナパネル5
bとドアレインフォースメント5cとで構成され、その
上端部にはヒンジINの可動プレート13が締結固定さ
れている。該可動プレート13は、ヒンジ軸14を介し
て上記固定ベース12に対して回動可能に取り付けられ
ている。
また、後側のヒンジ部11rについても上記前側ヒンジ
Iffと同様に構成されており、ドア5は、これら前後
のヒンジIff、llrを結んで車体前後方向に延びる
ヒンジ軸線121を中心にして、第3図及び第4図に示
す閉位置と第1図及び第2図に示す開位置との間を上下
方向に回動させることができるようになっている。
Iffと同様に構成されており、ドア5は、これら前後
のヒンジIff、llrを結んで車体前後方向に延びる
ヒンジ軸線121を中心にして、第3図及び第4図に示
す閉位置と第1図及び第2図に示す開位置との間を上下
方向に回動させることができるようになっている。
本実施例では、上記バールーフ4は、ドア開時初期など
におけるドア5と車体側との干渉を避けるために、フロ
ント側からリヤ側に向かってやや幅広がりに形成される
一方、前後のヒンジII「。
におけるドア5と車体側との干渉を避けるために、フロ
ント側からリヤ側に向かってやや幅広がりに形成される
一方、前後のヒンジII「。
11rは、左右ともに、車体2の前後方向中心線Lb、
からの平面視における距離が等しくなるようにその取付
位置が設定されており、従って、上記ヒンジ軸線c、、
+2.は、平面視において車体2の前後方向中心線Lb
、に対して平行に延びている(第1図及び第3図参照)
。
からの平面視における距離が等しくなるようにその取付
位置が設定されており、従って、上記ヒンジ軸線c、、
+2.は、平面視において車体2の前後方向中心線Lb
、に対して平行に延びている(第1図及び第3図参照)
。
尚、上記バールーフ4の側縁部のヒンジ取付部の外方に
は、ルーフアウタパネル4aとルーフインナパネル4b
とを曲折させてレインレール!5が形成されており、更
に、このレインレール15の外方に位置するルーフイン
チパネル4bの端部には、シール部材16が装着されて
いる(第5図参照)。また、第6図及び第7図にそれぞ
れ示すように、フロントヘッダ7及びリヤヘッダ9との
取合部では、ンール部材17および18はそれぞれヘッ
ダ7及び9側に装着されている。
は、ルーフアウタパネル4aとルーフインナパネル4b
とを曲折させてレインレール!5が形成されており、更
に、このレインレール15の外方に位置するルーフイン
チパネル4bの端部には、シール部材16が装着されて
いる(第5図参照)。また、第6図及び第7図にそれぞ
れ示すように、フロントヘッダ7及びリヤヘッダ9との
取合部では、ンール部材17および18はそれぞれヘッ
ダ7及び9側に装着されている。
上記リヤヘッダ9の後部にはヒンジ19を介してバック
ドア20が取り付けられる一方、下部にはウィングドア
5とリヤヘッダ9との取合部を覆うトリム部材21が設
けられている。該トリム部l1t21は、第8図及び第
9図に示すように、上記リヤヘッダ9からリヤピラー8
の内面に沿って延設されており、より好ましくは、この
トリム部材21とリヤピラー8とで画成された空間22
内に、ウィングドア5の開閉操作をアシストするステー
ダンパ23が収納されている。該ステーダンパ23は、
その一端が自在継手(不図示)を介して車体側に取り付
けられる一方、他端は自在継手(不図示)を介してドア
5の裏面側に取り付けられており、ドア5が開かれる際
には、上記トリム部材2!の内部空間22内で揺動しな
がら斜め上方に向かって伸長し、その傾斜状態が、第7
図及び第8図において一点鎖線で示す収納状態から二点
鎖線で示す作動状態に変わるようになっている。
ドア20が取り付けられる一方、下部にはウィングドア
5とリヤヘッダ9との取合部を覆うトリム部材21が設
けられている。該トリム部l1t21は、第8図及び第
9図に示すように、上記リヤヘッダ9からリヤピラー8
の内面に沿って延設されており、より好ましくは、この
トリム部材21とリヤピラー8とで画成された空間22
内に、ウィングドア5の開閉操作をアシストするステー
ダンパ23が収納されている。該ステーダンパ23は、
その一端が自在継手(不図示)を介して車体側に取り付
けられる一方、他端は自在継手(不図示)を介してドア
5の裏面側に取り付けられており、ドア5が開かれる際
には、上記トリム部材2!の内部空間22内で揺動しな
がら斜め上方に向かって伸長し、その傾斜状態が、第7
図及び第8図において一点鎖線で示す収納状態から二点
鎖線で示す作動状態に変わるようになっている。
ところで、本実施例では、バールーフ4は略水平に配設
される一方、前後のヒンジlIr、lIrは、左右とも
に、前側のヒンジIfrが後側のヒンジIlrよりも下
方に位置するように設けられており、従って、左右のヒ
ンジ軸線ρ1.ハは共に、平面視においては、前記した
ように車体2の前後方向中心線Lb、に対して平行に延
び(第1図及び第3図参照)、かつ、側面視においては
、水平線Lh、に対して前側がやや下方に向かって延び
るように傾斜させられている(第2図及び第4図参照)
。
される一方、前後のヒンジlIr、lIrは、左右とも
に、前側のヒンジIfrが後側のヒンジIlrよりも下
方に位置するように設けられており、従って、左右のヒ
ンジ軸線ρ1.ハは共に、平面視においては、前記した
ように車体2の前後方向中心線Lb、に対して平行に延
び(第1図及び第3図参照)、かつ、側面視においては
、水平線Lh、に対して前側がやや下方に向かって延び
るように傾斜させられている(第2図及び第4図参照)
。
このため、ウィングドア5,5は、ドア開時には後側部
分が前側部分よりも高く持ち上げられて前傾するように
なっている(第2図参照)。
分が前側部分よりも高く持ち上げられて前傾するように
なっている(第2図参照)。
その結果、ドア5.5を開いた際には、通常、乗員が乗
降するドア5.5の後側部分がより高く持ち上げられる
ので車両の乗降性が向上し、特に、降雨時にドア5.5
を開いた際には、ドア表面の雨滴は乗降時に乗員が通ら
ないドアの前側に流れ落ちるので、降雨時の乗降性が改
善される。また、上記ウィングドア5.5は、上記ヒン
ジ軸線色、ρ1を中心にして上方に回動されて開かれる
ので、ドア開時に前方視野をさえぎることはなく、乗降
時の安全性を確保することができるのである。
降するドア5.5の後側部分がより高く持ち上げられる
ので車両の乗降性が向上し、特に、降雨時にドア5.5
を開いた際には、ドア表面の雨滴は乗降時に乗員が通ら
ないドアの前側に流れ落ちるので、降雨時の乗降性が改
善される。また、上記ウィングドア5.5は、上記ヒン
ジ軸線色、ρ1を中心にして上方に回動されて開かれる
ので、ドア開時に前方視野をさえぎることはなく、乗降
時の安全性を確保することができるのである。
更に、上記ヒンジ軸線σ1.a1を傾斜させたことによ
り、走行風の風圧がドア5.5を閉じる方向に作用する
ことになるので走行時の安全性を向上させることができ
る、ドア5.5の重心のヒンジ軸線12.、(、に対す
るオフセット量を小さくすることができるのでドア5.
5の開閉時の操作力を小さくすることができるなどのメ
リットが生じる。
り、走行風の風圧がドア5.5を閉じる方向に作用する
ことになるので走行時の安全性を向上させることができ
る、ドア5.5の重心のヒンジ軸線12.、(、に対す
るオフセット量を小さくすることができるのでドア5.
5の開閉時の操作力を小さくすることができるなどのメ
リットが生じる。
また、上記ウィングドア5,5を、ドア開時に前傾姿勢
に保つことにより、スポーツカーなどにおいては精成な
印象を与え見映えが向上する、子供や背の低い人は前側
の低いドア部分を手掛かりとすることができドアの操作
性が向上する、ドア全開時にドアミラーが最上位置に位
置することがないので天井が低い駐車場などでのドアミ
ラーの破損を防止できるなどのメリットが生じる。
に保つことにより、スポーツカーなどにおいては精成な
印象を与え見映えが向上する、子供や背の低い人は前側
の低いドア部分を手掛かりとすることができドアの操作
性が向上する、ドア全開時にドアミラーが最上位置に位
置することがないので天井が低い駐車場などでのドアミ
ラーの破損を防止できるなどのメリットが生じる。
尚、上記実施例(以下、第1実施例という)は、バール
ーフ4を水平に維持した状態でヒンジ軸線g、、Q、、
を前傾させるようにしたものであったが、車両の外観デ
ザインに応じてバールーフ自体に自然な傾斜を与え、こ
のバールーフの傾斜に沿ってヒンジ軸線を前傾させるよ
うにしても良い。
ーフ4を水平に維持した状態でヒンジ軸線g、、Q、、
を前傾させるようにしたものであったが、車両の外観デ
ザインに応じてバールーフ自体に自然な傾斜を与え、こ
のバールーフの傾斜に沿ってヒンジ軸線を前傾させるよ
うにしても良い。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
第10図及至第13図に示すように、本実施例に係る自
動車3Iは、車体32の後側上部(バックドア33部分
)がリフトアップした外形形状にデザインされ、バール
ーフ34は、この外形形状にマツチしてなだらかにリヤ
ヘッダ36及びフロントヘッダ38に接続されるように
、前下がりに傾斜させられている。そして、ウィングド
ア35を支持する前後のヒンジ37f、37rは、左右
と乙に、上記バールーフ34の傾斜に沿って前側のヒン
ジ37rが後側のヒンジ37rよりも下方に位置するよ
うに取り付けられており、従って、第1実施例の場合と
同様に、ヒンジ軸SC,,12,は、側面視において水
平線Lh、に対して前傾させられている〜 尚、本実施例では、上記ヒンジ軸線σ、、e、はバール
ーフ34自体の傾斜に沿って傾斜しているので、ドア開
時初期などにおけるドア35.35と車体側との干渉の
おそれが少なくなる。従って、バールーフ34の幅を車
体前後方向について変化させる必要がなくなり、該バー
ルーフ34とドア35.35とのパーティングラインを
車体32の前後方向中心線Lbtと平行に保つことがで
き、第1実施例の場合に比べて、ドア35.35を閉じ
た状態での車体ルーフ部分の見映えを向上させることが
できる。
動車3Iは、車体32の後側上部(バックドア33部分
)がリフトアップした外形形状にデザインされ、バール
ーフ34は、この外形形状にマツチしてなだらかにリヤ
ヘッダ36及びフロントヘッダ38に接続されるように
、前下がりに傾斜させられている。そして、ウィングド
ア35を支持する前後のヒンジ37f、37rは、左右
と乙に、上記バールーフ34の傾斜に沿って前側のヒン
ジ37rが後側のヒンジ37rよりも下方に位置するよ
うに取り付けられており、従って、第1実施例の場合と
同様に、ヒンジ軸SC,,12,は、側面視において水
平線Lh、に対して前傾させられている〜 尚、本実施例では、上記ヒンジ軸線σ、、e、はバール
ーフ34自体の傾斜に沿って傾斜しているので、ドア開
時初期などにおけるドア35.35と車体側との干渉の
おそれが少なくなる。従って、バールーフ34の幅を車
体前後方向について変化させる必要がなくなり、該バー
ルーフ34とドア35.35とのパーティングラインを
車体32の前後方向中心線Lbtと平行に保つことがで
き、第1実施例の場合に比べて、ドア35.35を閉じ
た状態での車体ルーフ部分の見映えを向上させることが
できる。
また、上記実施例はいずれも、ヒンジ軸線が、ウィング
ドアの開閉状態にかかわらず固定的に、側面視で水平線
に対して前傾しているようにしたものであったが、本発
明は、上記の場合に限らず、ドアの開動作に連動して後
側のヒンジ部を持ち上げるヒンジ駆動機構を設けるなど
して、ドア開時における後側ヒンジ部の上下方向位置を
前側ヒンジ部よりも相対的に高くすることにより、ドア
閉時にはヒンジ軸線を水平に保つ一方、ドア開時のみに
、ヒンジ軸線を側面視で水平線に対して前下がりに傾斜
させる場合にも適用することができる。
ドアの開閉状態にかかわらず固定的に、側面視で水平線
に対して前傾しているようにしたものであったが、本発
明は、上記の場合に限らず、ドアの開動作に連動して後
側のヒンジ部を持ち上げるヒンジ駆動機構を設けるなど
して、ドア開時における後側ヒンジ部の上下方向位置を
前側ヒンジ部よりも相対的に高くすることにより、ドア
閉時にはヒンジ軸線を水平に保つ一方、ドア開時のみに
、ヒンジ軸線を側面視で水平線に対して前下がりに傾斜
させる場合にも適用することができる。
図面はいずれも本発明の詳細な説明するためのもので、
第1図は第1実施例に係る自動車のドア開時における平
面図、第2図は上記自動車のドア開時における側面図、
第3図は上記自動車のドア閉時jこおける平面図、第4
図は上記自動車のドア閉時における側面図、第5図は第
3図のA−A方向の断面説明図、第6図は第3図のB−
B方向の断面説明図、第7図は第3図のC−C方向の断
面説明図、第8図は第4図のD−D方向の断面説明図、
第9図は第4図のE−E方向の断面説明図、第10図は
第2実施例に係る自動車のドア開時における平面図、第
11図は上記第2実施例に係る自動車のドア開時におけ
る側面図、第12図は第2実施例に係る自動車のドア閉
時における平面図、第13図は第2実施例に係る自動車
のドア閉時における側面図である。 1.3!・・・自動車、2.32・・・車体、4.34
・・・バールーフ、5.35・・・ウィングドア、If
f、11r、37f、37r−ヒンジ、Lh、、Lh*
−・・水平線、C,、C,・・・ヒンジ軸線。
第1図は第1実施例に係る自動車のドア開時における平
面図、第2図は上記自動車のドア開時における側面図、
第3図は上記自動車のドア閉時jこおける平面図、第4
図は上記自動車のドア閉時における側面図、第5図は第
3図のA−A方向の断面説明図、第6図は第3図のB−
B方向の断面説明図、第7図は第3図のC−C方向の断
面説明図、第8図は第4図のD−D方向の断面説明図、
第9図は第4図のE−E方向の断面説明図、第10図は
第2実施例に係る自動車のドア開時における平面図、第
11図は上記第2実施例に係る自動車のドア開時におけ
る側面図、第12図は第2実施例に係る自動車のドア閉
時における平面図、第13図は第2実施例に係る自動車
のドア閉時における側面図である。 1.3!・・・自動車、2.32・・・車体、4.34
・・・バールーフ、5.35・・・ウィングドア、If
f、11r、37f、37r−ヒンジ、Lh、、Lh*
−・・水平線、C,、C,・・・ヒンジ軸線。
Claims (1)
- (1)車体ルーフに設けられたヒンジを介して車体に支
持され、車体前後方向に延びるヒンジ軸線を中心として
上下方向に回動させて開閉操作を行うウイングタイプの
ドアを備えた自動車において、上記ヒンジ軸線は、側面
視で水平線に対して前下がりに傾斜させられていること
を特徴とする自動車のドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12254689A JPH02299925A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 自動車のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12254689A JPH02299925A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 自動車のドア構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299925A true JPH02299925A (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=14838552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12254689A Pending JPH02299925A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 自動車のドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02299925A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016078616A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 株式会社やまびこ | 乗用管理機 |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP12254689A patent/JPH02299925A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016078616A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | 株式会社やまびこ | 乗用管理機 |
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