JP2604297Y2 - 車体カバー - Google Patents
車体カバーInfo
- Publication number
- JP2604297Y2 JP2604297Y2 JP1992091720U JP9172092U JP2604297Y2 JP 2604297 Y2 JP2604297 Y2 JP 2604297Y2 JP 1992091720 U JP1992091720 U JP 1992091720U JP 9172092 U JP9172092 U JP 9172092U JP 2604297 Y2 JP2604297 Y2 JP 2604297Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body cover
- vehicle
- main body
- ground
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は車体カバーに関す
る。さらに詳しくは、自動車を雨や日差しから保護する
ための簡易な車庫として利用しうる車体カバーに関す
る。
る。さらに詳しくは、自動車を雨や日差しから保護する
ための簡易な車庫として利用しうる車体カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より折りたたみ式ないし蛇腹式の簡
易車庫やテント式の車体カバーが提案されている。前者
は門型のフレーム(骨組)を多数立設し、それぞれ下端
を自動車の前後方向に移動可能に地面に取り付けると共
に、シートで覆って構成する。また自動車の前後端を閉
じるように、何本かのフレームを前後に倒せるにしたも
のもある(実開昭62−43927号、実開昭64−1
1255号、実開平1−68470号、実開平1−15
4766号の各公報参照)。また出入口を直立した軸ま
わりに回動する扉形式にしたもの(実開昭57−169
136号公報)、門型の分割パネルを重ねるようにスラ
イドさせるようにしたもの(実開平2−125415号
公報)も知られている。他方、前記のテント式の車体カ
バーとしては、出入口となる垂れ蓋をマグネットで本体
に固定するものが提案されている(実開昭62−132
816号公報)。
易車庫やテント式の車体カバーが提案されている。前者
は門型のフレーム(骨組)を多数立設し、それぞれ下端
を自動車の前後方向に移動可能に地面に取り付けると共
に、シートで覆って構成する。また自動車の前後端を閉
じるように、何本かのフレームを前後に倒せるにしたも
のもある(実開昭62−43927号、実開昭64−1
1255号、実開平1−68470号、実開平1−15
4766号の各公報参照)。また出入口を直立した軸ま
わりに回動する扉形式にしたもの(実開昭57−169
136号公報)、門型の分割パネルを重ねるようにスラ
イドさせるようにしたもの(実開平2−125415号
公報)も知られている。他方、前記のテント式の車体カ
バーとしては、出入口となる垂れ蓋をマグネットで本体
に固定するものが提案されている(実開昭62−132
816号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記折りたたみ式の簡
易車庫は自動車を所定位置で止めた後、その後端側(ま
たは前端側)から順次門型のフレームまたはピースで覆
っていくので、駐車作業は比較的楽である。しかしなが
ら部品点数、稼動部分、ヒンジなどの数が多いため、組
立作業がきわめて煩雑で高価になり、また故障しやすい
という問題がある。他方、テント式の駐車場カバーは構
造が簡単で動く部分もほとんどなく、そのため故障しに
くい利点がある。しかし自動車を開口部から進入させる
手間がきわめて厄介であり、しかも運転者の乗り降りも
面倒であるという問題がある。本考案は構造が簡単で動
く部分が少なく、しかも駐車作業及び乗り降りが簡単な
車体カバーを提供することを技術課題としている。
易車庫は自動車を所定位置で止めた後、その後端側(ま
たは前端側)から順次門型のフレームまたはピースで覆
っていくので、駐車作業は比較的楽である。しかしなが
ら部品点数、稼動部分、ヒンジなどの数が多いため、組
立作業がきわめて煩雑で高価になり、また故障しやすい
という問題がある。他方、テント式の駐車場カバーは構
造が簡単で動く部分もほとんどなく、そのため故障しに
くい利点がある。しかし自動車を開口部から進入させる
手間がきわめて厄介であり、しかも運転者の乗り降りも
面倒であるという問題がある。本考案は構造が簡単で動
く部分が少なく、しかも駐車作業及び乗り降りが簡単な
車体カバーを提供することを技術課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の車体カバーは、
自動車が出入りできる開口部を下面に備え自動車を上か
ら覆う本体と、前記本体の前端側が地面に対し少なくと
も自動車の高さよりも高い位置まで持ち上がるように前
記本体の下端を回動自在に支持する支持部材と、からな
る車体カバーであって、前記支持部材は、地面と前記本
体の下端とを連結する非平行4節リンク機構からなるこ
とを特徴とする。
自動車が出入りできる開口部を下面に備え自動車を上か
ら覆う本体と、前記本体の前端側が地面に対し少なくと
も自動車の高さよりも高い位置まで持ち上がるように前
記本体の下端を回動自在に支持する支持部材と、からな
る車体カバーであって、前記支持部材は、地面と前記本
体の下端とを連結する非平行4節リンク機構からなるこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案の車体カバーは、その全体が地面に対し
て一体的に回動する。そのため相対的に動く部分がほと
んどなく、構造がきわめて簡素であり、強度も高くしう
る。自動車を出入りさせるときは、支持部材を中心とし
てその前端側を持ち上げる。その場合、前方は大きく開
いて自動車の出入りに充分な広さの開口が確保される。
すなわち本考案の車体カバーは、自動車の出入りに必要
な部分を大きく開閉させ、開く必要のない部分はできる
だけ開けないようにしたことによって簡易な構成とし、
しかも乗り降りが容易という2つの要求を共に満たした
ものである。
て一体的に回動する。そのため相対的に動く部分がほと
んどなく、構造がきわめて簡素であり、強度も高くしう
る。自動車を出入りさせるときは、支持部材を中心とし
てその前端側を持ち上げる。その場合、前方は大きく開
いて自動車の出入りに充分な広さの開口が確保される。
すなわち本考案の車体カバーは、自動車の出入りに必要
な部分を大きく開閉させ、開く必要のない部分はできる
だけ開けないようにしたことによって簡易な構成とし、
しかも乗り降りが容易という2つの要求を共に満たした
ものである。
【0006】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本考案の車体カバ
ーを説明する。図1は本考案の車体カバーの実施例を示
す側面図である。
ーを説明する。図1は本考案の車体カバーの実施例を示
す側面図である。
【0007】図1に示す車体カバーCは、金属パイプな
どからなるカゴ状のフレームと、そのフレームの下面を
除く内面または外面に張られたシートとからなる。フレ
ームは下端部の大きい枠状のベースフレームと、左右の
側部外周の側部フレームと、左右の側部フレームの上部
のコーナ同士を結合するタイフレームとを有する。なお
車体カバーCではそれらの間に補強材が設けられてい
る。
どからなるカゴ状のフレームと、そのフレームの下面を
除く内面または外面に張られたシートとからなる。フレ
ームは下端部の大きい枠状のベースフレームと、左右の
側部外周の側部フレームと、左右の側部フレームの上部
のコーナ同士を結合するタイフレームとを有する。なお
車体カバーCではそれらの間に補強材が設けられてい
る。
【0008】車体カバー本体の下端を構成するベースフ
レームの後部側に寄った位置には、左右に回動自在に本
体を支持する支持部材である回転軸が設けられており、
非平行4節リンク機構によってその固定側は地面11に
連結されている。
レームの後部側に寄った位置には、左右に回動自在に本
体を支持する支持部材である回転軸が設けられており、
非平行4節リンク機構によってその固定側は地面11に
連結されている。
【0009】前記フレームは、金属パイプ、合成樹脂パ
イプなどで構成されるのが好ましく、またパイプではな
く棒材などでもよい。また前記シートは合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布地シートなど、耐候性や防水性を備
えた強度のあるものであればいずれも採用しうる。また
柔軟性を有するシートでもよく、ポリカーボネートなど
の合成樹脂パネルなどの剛性を有するものであってもよ
い。
イプなどで構成されるのが好ましく、またパイプではな
く棒材などでもよい。また前記シートは合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布地シートなど、耐候性や防水性を備
えた強度のあるものであればいずれも採用しうる。また
柔軟性を有するシートでもよく、ポリカーボネートなど
の合成樹脂パネルなどの剛性を有するものであってもよ
い。
【0011】いずれの場合も左右の側壁ないし前方に
は、透明ないし半透明の部位ないし窓を設けるのが好ま
しく、それにより子供などが誤って閉じ込められたとき
にも不安感が少なくなる。前述のごとく構成される車体
カバーCは、非平行4節リンク機構20によって地面1
1と連結されているので、図1に示すように前端側を上
方に開くことができる(矢印)。その状態で自動車16
を後退(または前進)させながら収容し、再び車体カバ
ーCを地面11に被せれば、自動車16を格納すること
ができる。
は、透明ないし半透明の部位ないし窓を設けるのが好ま
しく、それにより子供などが誤って閉じ込められたとき
にも不安感が少なくなる。前述のごとく構成される車体
カバーCは、非平行4節リンク機構20によって地面1
1と連結されているので、図1に示すように前端側を上
方に開くことができる(矢印)。その状態で自動車16
を後退(または前進)させながら収容し、再び車体カバ
ーCを地面11に被せれば、自動車16を格納すること
ができる。
【0012】図1の車体カバーCは、単に上下に開閉す
るだけでなく、上昇しながら後退し、前進しながら下降
する。そのため自動車16を奥の方まで進めなくてもよ
いので楽である。前記説明は手動操作で開閉する車体カ
バーを示したが、もちろんそれらにモータなどの駆動装
置を設け、動力で開閉するようにすることもできる。
るだけでなく、上昇しながら後退し、前進しながら下降
する。そのため自動車16を奥の方まで進めなくてもよ
いので楽である。前記説明は手動操作で開閉する車体カ
バーを示したが、もちろんそれらにモータなどの駆動装
置を設け、動力で開閉するようにすることもできる。
【0013】
【考案の効果】本考案の車体カバーは、相互に可動する
部分が少なく、故障しにくい。しかも前方が大きく開く
ので、自動車の出入りが容易である。
部分が少なく、故障しにくい。しかも前方が大きく開く
ので、自動車の出入りが容易である。
【図1】本考案の車体カバーの一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
C・・・車体カバー 11・・・地面 20・・・非平行4節リンク機構
Claims (1)
- 【請求項1】自動車が出入りできる開口部を下面に備え
自動車を上から覆う本体と、 前記本体の前端側が地面に対し少なくとも自動車の高さ
よりも高い位置まで持ち上がるように前記本体の下端を
回動自在に支持する支持部材と、からなる車体カバーで
あって、 前記支持部材は、地面と前記本体の下端とを連結する非
平行4節リンク機構からなることを特徴とする車体カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992091720U JP2604297Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 車体カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992091720U JP2604297Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 車体カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649661U JPH0649661U (ja) | 1994-07-08 |
JP2604297Y2 true JP2604297Y2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=14034348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992091720U Expired - Lifetime JP2604297Y2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 車体カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604297Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS471019U (ja) * | 1971-01-07 | 1972-08-10 | ||
JPS5181442A (ja) * | 1975-01-11 | 1976-07-16 | Token Kogyo Kk | Jidoshayoshako |
JPS5630562U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-24 | ||
JPS6488753A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-03 | Toshiba Corp | Program debugging system |
JP3029666U (ja) * | 1996-04-01 | 1996-10-01 | 株式会社アメニテック | 自動閉鎖蝶番い |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP1992091720U patent/JP2604297Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649661U (ja) | 1994-07-08 |
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