JPS6229315Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229315Y2 JPS6229315Y2 JP1980148795U JP14879580U JPS6229315Y2 JP S6229315 Y2 JPS6229315 Y2 JP S6229315Y2 JP 1980148795 U JP1980148795 U JP 1980148795U JP 14879580 U JP14879580 U JP 14879580U JP S6229315 Y2 JPS6229315 Y2 JP S6229315Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- frame
- upper half
- link
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本案は自動車の前照灯即ちヘツドランプのカバ
ーの開閉機構に関する。
ーの開閉機構に関する。
近来、自動車のヘツドランプにカバーを付設す
ることにより、ランプの投光をしないで車両が走
行中このカバーを閉鎖して自動車車体前方のフロ
ントマスクの受ける空気抵抗を減ずるとともに、
またフロントマスクのデザイン上の美化がはから
れ、ランプの前面ガラスの汚れの防止がなされて
いる。
ることにより、ランプの投光をしないで車両が走
行中このカバーを閉鎖して自動車車体前方のフロ
ントマスクの受ける空気抵抗を減ずるとともに、
またフロントマスクのデザイン上の美化がはから
れ、ランプの前面ガラスの汚れの防止がなされて
いる。
然しながら、フロントマスクの箇所にはデザイ
ン上の条件と、利用空間の条件がある。そのため
カバーの開閉機能を保ちかつこれらの条件を充た
すためのカバー開閉機構が各種考案されつつあ
る。
ン上の条件と、利用空間の条件がある。そのため
カバーの開閉機能を保ちかつこれらの条件を充た
すためのカバー開閉機構が各種考案されつつあ
る。
本案は上記の各条件を充たすたわめのヘツドラ
ンプカバーの開閉機構を提供するものである。以
下図について本案の各実施例を説明する。
ンプカバーの開閉機構を提供するものである。以
下図について本案の各実施例を説明する。
第1図は自動車車体の前面のフロントマスクの
一部を示す。同図はヘツドランプカバーが開いて
いる状態を示し、1はヘツドランプの前面ガラ
ス、2はラジエータグリル、3はフエンダミラ
ー、4はバンパをそれぞれ示す。5は本案のヘツ
ドランプカバーのフレームを示し、このフレーム
に以下説明するカバー及びその開閉機構が付設さ
れている。
一部を示す。同図はヘツドランプカバーが開いて
いる状態を示し、1はヘツドランプの前面ガラ
ス、2はラジエータグリル、3はフエンダミラ
ー、4はバンパをそれぞれ示す。5は本案のヘツ
ドランプカバーのフレームを示し、このフレーム
に以下説明するカバー及びその開閉機構が付設さ
れている。
フレーム5は第2図に示すように薄板材料にて
形成されている。両側の三角形状の側板6及び7
には斜めの上縁に沿い案内溝8及び9がある。1
0は下底板11は上板をそれぞれ示し、12は窓
であつて、この窓12から第4図に示すランプ2
9の前面ガラス1が露呈する。
形成されている。両側の三角形状の側板6及び7
には斜めの上縁に沿い案内溝8及び9がある。1
0は下底板11は上板をそれぞれ示し、12は窓
であつて、この窓12から第4図に示すランプ2
9の前面ガラス1が露呈する。
第2図の13はカバー、14はそのカバーの開
閉駆動装置をそれぞれ示す。カバー13は上半部
15と下半部16とからなる。上半部15と下半
部16とは両側縁にて短いリンク17,18によ
り連結されている。上半部15の両側の上端には
ピン20と21が突出していて、これが、第1図
のフレーム5の案内溝9及8にそれぞれ滑動可能
にはまる。下半部16はその下縁両側のピン3
0,31がフレーム5の両側板7,6の孔32,
33にはまり、枢着されている。
閉駆動装置をそれぞれ示す。カバー13は上半部
15と下半部16とからなる。上半部15と下半
部16とは両側縁にて短いリンク17,18によ
り連結されている。上半部15の両側の上端には
ピン20と21が突出していて、これが、第1図
のフレーム5の案内溝9及8にそれぞれ滑動可能
にはまる。下半部16はその下縁両側のピン3
0,31がフレーム5の両側板7,6の孔32,
33にはまり、枢着されている。
第2図に戻り、上半部15の一側縁の中間位置
には別のピン22が突出していて、これにリンク
23の一端が枢着されている。リンク23の他端
はアーム4の一端に枢着ピン35にて枢着されて
いる。アーム24の他端は駆動装置14の駆動軸
25に固着されている。27は電動モータを示
す。26はボデーへの取付けブラケツトを示す。
には別のピン22が突出していて、これにリンク
23の一端が枢着されている。リンク23の他端
はアーム4の一端に枢着ピン35にて枢着されて
いる。アーム24の他端は駆動装置14の駆動軸
25に固着されている。27は電動モータを示
す。26はボデーへの取付けブラケツトを示す。
なお駆動装置14はフレーム5(第1図)の下
底板10の前方の窓28の中の一側方に偏して、
リンク23が側板6にほとんど接する状態にして
設けられる。34(第3図)は突起であつて後述
するようにカバーの開扉時に下半部16を受け
る。
底板10の前方の窓28の中の一側方に偏して、
リンク23が側板6にほとんど接する状態にして
設けられる。34(第3図)は突起であつて後述
するようにカバーの開扉時に下半部16を受け
る。
次に第3図と第4図について本案カバーの作動
を説明する。第3図はカバー13を閉じた状態を
示し、第4図は開いた状態を示す。第3図の状態
にて駆動装置14の軸25を駆動させると、アー
ム24とリンク23は図示の一直線の状態から、
枢着ピン35の箇所で「く」の字状に折れ始め
る。最後に第4図のようにアーム24及びリンク
23が重なつた時に、駆動装置14の回転が止
る。このとき、カバー13の上半部15と下半部
16とは、折りたたまれた状態となる。この作動
の間には、上半部15のピン20,21は案内溝
9,8内をそれぞれ滑動する。このようにしてカ
バー13が開扉される。閉扉の作動は自明である
から説明を省略する。
を説明する。第3図はカバー13を閉じた状態を
示し、第4図は開いた状態を示す。第3図の状態
にて駆動装置14の軸25を駆動させると、アー
ム24とリンク23は図示の一直線の状態から、
枢着ピン35の箇所で「く」の字状に折れ始め
る。最後に第4図のようにアーム24及びリンク
23が重なつた時に、駆動装置14の回転が止
る。このとき、カバー13の上半部15と下半部
16とは、折りたたまれた状態となる。この作動
の間には、上半部15のピン20,21は案内溝
9,8内をそれぞれ滑動する。このようにしてカ
バー13が開扉される。閉扉の作動は自明である
から説明を省略する。
第5〜8図には第2実施例を示す。第1〜4図
の第1実施例の各部に付した引照符号に100を加
えた符号を使用して図示することによつて説明の
重複を省略した。第2実施例が第1実施例と異な
る点は、第6図下方に示すようにカバー113の
上半部115と下半部116とが下半部116の
両側上端のピン40,41によつて上半部115
と枢着されていることである。また、案内溝10
8,109が、第6図に示すように縦方向に向い
ていることである。その結果カバー113が第7
図の閉じた状態から第8図の開いた状態に変る
と、カバー113はV字状に変る。この状態で第
5図のようにヘツドランプ129が露呈される。
なおこの第2実施例のフレーム105には第1実
施例の下底板10に相当するものがない。
の第1実施例の各部に付した引照符号に100を加
えた符号を使用して図示することによつて説明の
重複を省略した。第2実施例が第1実施例と異な
る点は、第6図下方に示すようにカバー113の
上半部115と下半部116とが下半部116の
両側上端のピン40,41によつて上半部115
と枢着されていることである。また、案内溝10
8,109が、第6図に示すように縦方向に向い
ていることである。その結果カバー113が第7
図の閉じた状態から第8図の開いた状態に変る
と、カバー113はV字状に変る。この状態で第
5図のようにヘツドランプ129が露呈される。
なおこの第2実施例のフレーム105には第1実
施例の下底板10に相当するものがない。
第9〜11図には第3実施例を示す。第1実施
例の図示符号に200を加えた符号を用いて図示す
ることにより、重複説明を省略する。ただし符号
241のみは第2実施例の符号41に200を加え
たものを用い、上半部215と下半部216との
枢着用ピンを示す。
例の図示符号に200を加えた符号を用いて図示す
ることにより、重複説明を省略する。ただし符号
241のみは第2実施例の符号41に200を加え
たものを用い、上半部215と下半部216との
枢着用ピンを示す。
本実施例が第2実施例と異なる主要な点はカバ
ー213の下半部216がフレーム205に対し
て枢着でない点である。即ちフレーム205の側
板207の有する他の案内溝42に下半部216
の両側下端のピン44(図には1方の側のピンの
みが表われている)が滑動可能にはまり案内され
ている点である。なお、案内溝42と同形のもの
がフレーム205の他の側板にもあるが、図には
表われていない。
ー213の下半部216がフレーム205に対し
て枢着でない点である。即ちフレーム205の側
板207の有する他の案内溝42に下半部216
の両側下端のピン44(図には1方の側のピンの
みが表われている)が滑動可能にはまり案内され
ている点である。なお、案内溝42と同形のもの
がフレーム205の他の側板にもあるが、図には
表われていない。
第10図のカバー213の開扉状態から、閉扉
状態(第11図及び第9b図)に変る作動とその
反対の作動は自明であるから省略する。
状態(第11図及び第9b図)に変る作動とその
反対の作動は自明であるから省略する。
以上説明のように、本案は互いに枢動可能に連
結された上半部及び下半部の2部分よりなるヘツ
ドランプカバーの上半部を、その両側に突出する
ピンをフレームの案内溝に滑動させ、下半部は、
上半部に随動させることにより、カバーの開閉を
円滑に確実になし得るほか、小形にして然も完全
にヘツドランプを閉鎖し得る簡単な機構を提供で
きるものである。
結された上半部及び下半部の2部分よりなるヘツ
ドランプカバーの上半部を、その両側に突出する
ピンをフレームの案内溝に滑動させ、下半部は、
上半部に随動させることにより、カバーの開閉を
円滑に確実になし得るほか、小形にして然も完全
にヘツドランプを閉鎖し得る簡単な機構を提供で
きるものである。
本考案では、カバーがフレーム内に組込まれ、
且つフレーム内でその開閉動作が成されるので、
カバーの寸法管理が容易である。又、カバーの開
閉を行うリンクや駆動装置がフレームの外部に配
されるので、これらによるカバーの動きへの干渉
はない。さらには、本考案では、カバーをその閉
位置にする際、カバーの上半部をリンクで引張り
上げ、且つ上半部のピンを案内溝に沿わせている
ので、全閉時のカバーとボデーとの一致(段差が
ないようにする)が得やすい。
且つフレーム内でその開閉動作が成されるので、
カバーの寸法管理が容易である。又、カバーの開
閉を行うリンクや駆動装置がフレームの外部に配
されるので、これらによるカバーの動きへの干渉
はない。さらには、本考案では、カバーをその閉
位置にする際、カバーの上半部をリンクで引張り
上げ、且つ上半部のピンを案内溝に沿わせている
ので、全閉時のカバーとボデーとの一致(段差が
ないようにする)が得やすい。
第1図は本案ヘツドランプカバーを装備した自
動車体前部の一部を示す斜視図、第2図はその分
解斜視図、第3図と第4図は、その作動状態を示
す縦断面図、第5図は第2実施例を装備する自動
車前部の一部の斜視図、第6図はその分解斜視
図、第7図と第8図は、その作動を示す縦断面
図、第9a図は第3実施例のカバー開扉時の第1
図同様の図、第9b図は同閉扉時の第1図同様の
図、第10図と第11図は、それぞれ作動を示す
同実施例の縦断面図である。 1……ヘツドランプの前面カバー、5……フレ
ーム、6,7……側板、8,9……案内溝、10
……下底板、11……上板、12……窓、13…
…カバー、14……駆動装置、15……上半部、
16……下半部、17,18……リンク、20,
21,22,30,31,35……ピン、23…
…リンク、24……アーム。
動車体前部の一部を示す斜視図、第2図はその分
解斜視図、第3図と第4図は、その作動状態を示
す縦断面図、第5図は第2実施例を装備する自動
車前部の一部の斜視図、第6図はその分解斜視
図、第7図と第8図は、その作動を示す縦断面
図、第9a図は第3実施例のカバー開扉時の第1
図同様の図、第9b図は同閉扉時の第1図同様の
図、第10図と第11図は、それぞれ作動を示す
同実施例の縦断面図である。 1……ヘツドランプの前面カバー、5……フレ
ーム、6,7……側板、8,9……案内溝、10
……下底板、11……上板、12……窓、13…
…カバー、14……駆動装置、15……上半部、
16……下半部、17,18……リンク、20,
21,22,30,31,35……ピン、23…
…リンク、24……アーム。
Claims (1)
- 直立して互いに平行な平板状の2枚の側板を有
するフレーム、互いに枢動可能に一辺にて連結さ
れた方形の上半部及び下半部よりなり且つ上記フ
レーム内に組込まれたカバー、上半部の上部の両
側に突出するピン、このピンが滑動可能にそれぞ
れはまる上記両側板にそれぞれ設けた上方から下
方に延在する案内溝、上半部の一側において上記
ピンに近接し且つ上記側板を介して枢着されたリ
ンク、同リンクの他端に連結され且つ上記フレー
ムの外部に位置する駆動装置、下半部の下部の両
側方に突出するピンの支持手段をフレームに設け
てなる自動車のヘツドランプカバーの開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980148795U JPS6229315Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980148795U JPS6229315Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770941U JPS5770941U (ja) | 1982-04-30 |
JPS6229315Y2 true JPS6229315Y2 (ja) | 1987-07-28 |
Family
ID=29508214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980148795U Expired JPS6229315Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229315Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023000933A1 (de) * | 2023-03-13 | 2024-09-19 | Mercedes-Benz Group AG | Scheinwerferanordnung für ein Fahrzeug |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831544A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-25 |
-
1980
- 1980-10-18 JP JP1980148795U patent/JPS6229315Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831544A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770941U (ja) | 1982-04-30 |
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