JPH0314661B2 - - Google Patents

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JPH0314661B2
JPH0314661B2 JP59181890A JP18189084A JPH0314661B2 JP H0314661 B2 JPH0314661 B2 JP H0314661B2 JP 59181890 A JP59181890 A JP 59181890A JP 18189084 A JP18189084 A JP 18189084A JP H0314661 B2 JPH0314661 B2 JP H0314661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
pinion gear
sliding door
movable step
rack gear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59181890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6160339A (ja
Inventor
Yoshimi Oono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP18189084A priority Critical patent/JPS6160339A/ja
Publication of JPS6160339A publication Critical patent/JPS6160339A/ja
Publication of JPH0314661B2 publication Critical patent/JPH0314661B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R3/00Arrangements of steps or ladders facilitating access to or on the vehicle, e.g. running-boards
    • B60R3/02Retractable steps or ladders, e.g. movable under shock

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用ステツプ、詳細にはワンボツ
クス車等に設けられたスライドドアに連動して出
し入れさせる車両用ステツプに関する。
(従来の技術) 従来、車両用ステツプとしては、例えば、実公
昭56−40195号公報に開示されているものが知ら
れている。
この従来の車両用ステツプは、スライドドアの
下方位置に回動自在に枢着されたステツププレー
ト(可動ステツプ)と、車体に枢着されスライド
ドアのスライド方向に回動自在なベルクランク形
の作動レバーと、この作動レバーの一端部に設け
られ前記ステツププレートと連結され作動レバー
の回動に伴なつてステツププレートを水平・起立
作動される連結ロツドと、作動レバーの他端部に
枢着されスライドドアに設けたピンと係合する方
向に付勢され、スライドドアの全閉時にピンと係
合してステツププレートの起立方向に作動レバー
を回動させるフツクとを備えている。
従つて、スライドドアの開閉に連動してステツ
ププレートが起立した格納状態とステツプとして
使用する水平な使用状態とに回動する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来構造では以下に列記す
るような問題点がある。
(1) スライドドアのスライドをステツププレート
の回動に変換する作動変換手段が、フツク、作
動レバー、ロツドによるリンク機構により構成
しているため、機構が複雑となるし、各部材の
回動ストロークを確保する必要があり、設置ス
ペースが大きくなる。
(2) 上述のように、作動変換手段となるリンク機
構の設置スペースが大きくなるため、この機構
を乗降の邪魔とならないように車室内側に設け
ることができず、車体開口部の下方位置の床下
面に設けており、このため、汚水対策や凍結対
策が必要となり、その分だけ構成部品が多くな
る。
(3) スライドドア閉時は、スライドドアとステツ
ププレートとの間に分割線が生じて風切り音の
原因となるし、見栄えも悪い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる従来の問題点を解決するため
に発明されたもので、その技術的手段として本発
明の車両用ステツプは、車体に設けられた車体開
口部と、該車体開口部をスライドにより開閉可能
に車体に設けられたスライドドアと、前記車体開
口部の下部の車体内側に設けられて垂直な格納状
態から水平な使用状態まで回動可能に車体にヒン
ジ結合された可動ステツプと、前記スライドドア
のスライドを可動ステツプの回動に変換する作動
変換手段とを備え、前記作動変換手段が、スライ
ドドアに車体内側へ突設された作動ブラケツトの
先端部に設けられたラツクギヤと、該ラツクギヤ
と噛合可能に車体に配設されて前記スライドドア
のスライド時にラツクギヤが噛合して回転される
第1のピニオンギヤと、該第1のピニオンギヤと
連動回転可能に連結されて車体内側に配設された
第2のピニオンギヤと、該第2のピニオンギヤと
噛合されて前記可動ステツプに取り付けられ、可
動ステツプの回動中心を半径として円弧状にギヤ
が配列された円弧状ラツクギヤとで構成されてい
る手段とした。
(作用) スライドドアを開閉すると、ラツクギヤが第1
のピニオンギヤと噛合し、第1のピニオンギヤが
回転する。そして、第1のピニオンギヤが回転す
ると、このピニオンギヤに連結された車室内側の
第2のピニオンギヤも回転し、さらに、この第2
のピニオンギヤと噛合した円弧状ラツクギヤが移
動する。この円弧状ラツクギヤは、車体に回動可
能に設けられた可動ステツプに取り付けられてい
るから、円弧状ラツクギヤの移動に伴ない可動ス
テツプが回動するもので、円弧状ラツクギヤは可
動ステツプの回動中心を半径として円弧状に形成
されているから、可動ステツプが回動しても、第
2のピニオンギヤとの噛合状態を保つことができ
る。
従つて、スライドドアのスライドに連動して、
可動ステツプは、垂直な格納状態と水平な使用状
態との間で回動作動する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に示して説明す
る。尚、本実施例では、車体のサイドステツプ内
を可動ステツプの格納部とした場合を例にとつて
説明する。
図において、1は可動ステツプで、車体開口部
2を覆つてスライド可能に設けられたスライドド
ア3の内側の車体、即ち車体のサイドステツプ4
の外側縁5に基端縁6がヒンジ7,7により連結
されて、垂直な格納状態(第3図仮想線位置)か
ら水平な使用状態(第3図実線位置)まで上下方
向に回動可能に設けられている。
次に、8,9はブラケツトで、前記サイドステ
ツプ4内において可動ステツプ1の前後位置に立
設され、後側ブラケツト9の内面外側縁にはピニ
オンブラケツト10が固着されるとともに、該ピ
ニオンブラケツト10に垂直軸11が軸支され、
該垂直軸11の下端には下側ピニオンギヤ(第1
のピニオンギヤ)12が設けられている。
13は、スライドドア3の下端部前端に車体内
側に向けて突設されたロアブラケツトで、このロ
アブラケツト13には、車体開口部2の下縁に沿
つて延設したロアガイドレール14内に摺動自在
に嵌合されるガイドローラ15,16が設けられ
るとともに、該ロアブラケツト13を前記可動ス
テツプ1の作動ブラケツトとして共用して、この
ロアブラケツト13の先端にラツクギヤ17が取
付けられ、該ラツクギヤ17は、スライドドア3
の開閉作動に伴い、スライドドア3が全開状態と
なる直前から全開状態となるまでの範囲で前記下
側ピニオンギヤ12と噛合して該下側ピニオンギ
ヤ12を回転させるようになつている。
20は、前記可動ステツプ1を水平な使用状態
に位置決めするもので、この場合、前記前側ブラ
ケツト8に形成した横長孔19にフロントステー
20の一端が摺動自在に嵌合されるとともに、該
フロントステー20の他端が可動ステツプ1の前
縁に枢着21され、かつ可動ステツプ1の後縁に
は、後側ブラケツト9に設けたステーサポート2
2にガイドされるリヤステー23が固定されると
ともに、該リヤステー23には可動ステツプ1の
回動中心を半径として円弧状にギヤが配列された
円弧状ラツクギヤ24が形成され、かつ該円弧状
ラツクギヤ24に噛合された上側ピニオンギヤ2
5が前記垂直軸11の上端に取付けられ、そし
て、前記下側ピニオンギヤ12の回転に伴なう上
側ピニオンギヤ(第2のピニオンギヤ)25の回
転で、該上側ピニオンギヤ25に噛合した円弧状
ラツクギヤ24を介してリヤステー23を回動さ
せながら可動ステツプ1を回動作動させるように
構成されている。尚、該可動ステツプ1の水平な
使用状態は、フロントステー20の一端が横長孔
19の端面に当接するとともに、リヤステー23
に突設したストツパー26がステーサポート22
に当接することによつて位置決めされる。
18は、前記スライドドア3のスライドを可動
ステツプ1の回動を変換する作動変換手段で、前
記ラツクギヤ17と前記下側ピニオンギヤ12と
前記上側ピニオンギヤ25と前記円弧状ラツクギ
ヤ24とで構成されている。
尚、図中27で示すものは補助スプリングで、
可動ステツプ1を格納方向に付勢している。又、
28は延長荷台で、車体のサイドステツプ4を被
覆するように取付けられ、これは、可動ステツプ
1を設けると、車体のサイドステツプ4は必ずし
も必要でなくなることから、該サイドステツプ4
を延長荷台28で被覆して、その分だけ荷台スペ
ースを広くとるようにしたものであり、又、該延
長荷台28を設けない場合には、可動ステツプ1
とサイドステツプ4とでステツプスペースを広く
とることができる。
従つて、本実施例では、スライドドア3を開放
していくと、その全開状態の直前位置でロアブラ
ケツト13に設けたラツクギヤ17が下側ピニオ
ンギヤ12に噛合し、該下側ピニオンギヤ12が
回転し始める。この下側ピニオンギヤ12の回転
により変換手段18を介して可動ステツプ1が垂
直な格納状態から補助スプリング27に抗して下
向きに回動し、スライドドア3の全開状態で水平
な使用状態に保持されることになる。又、スライ
ドドア3を閉鎖していくと、ラツクギヤ17に噛
合した下側ピニオンギヤ12が逆方向に回転し、
変換手段18を介して可動ステツプ1が使用状態
から格納状態まで補助スプリング27により補助
されて上向きに回動し、この時点でラツクギヤ1
7が下側ピニオンギヤ12から外れて、該可動ス
テツプ1はその格納状態の保持され、以後はこの
状態のままスライドドア3が閉鎖されることにな
る。
尚、第4図は他例を示しており、この場合、下
側ピニオンギヤ12aと上側ピニオンギヤ25a
との連結をラツクベルト29により行つている点
が前記実施例とは異なつている。
以上、本発明の実施例を図面により説明した
が、本発明の具体的な構成は前記した実施例に限
定されるものではない。
例えば、実施例では可動ステツプの格納部とし
て車体のサイドステツプを利用したが、これに限
ることはなく、車体開口部の下縁の車体又は車体
開口部の下縁より下のスライドドア下部が覆う車
体に格納部を形成してもよい。
又、可動ステツプの枢着手段としては、ヒンジ
以外に、例えば可動ステツプの前後縁の基端に支
軸を突設し、この支軸をブラケツトに枢着するよ
うにもできる。
又、可動ステツプの幅(車体前後方向)や取付
け位置、ラツクギヤとピニオンギヤとの噛合位置
は、適宜に設定できるものであり、例えば可動ス
テツプの幅を短くして、スライドドアが中程位置
まで開いた時点でラツクギヤとピニオンギヤとが
噛合して可動ステツプが回動作動するようにもで
きる。
又、ラツクギヤの取付け部材として、本実施例
ではロアガイドローラ用のロアブラケツトを共用
したが、これに限らず独自のブラケツトを設けて
もよい。ただロアブラケツトを共用すると、それ
だけ部品数を減少できる点で好ましい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明によれば、以
下に列記するような効果がある。
(1) スライドドアのスライドを可動ステツプの回
動に変換する作動変換手段を、ラツクギヤと第
1のピニオンギヤと第2のピニオンギヤと円弧
状ラツクギヤとで構成したため、構造が単純と
なり、また、設置スペースも少なくて済む。
(2) 上述のように、設置スペースが少なくて済む
ため、第2のピニオンギヤ、円弧状ラツクギヤ
を乗降の邪魔になることがないようにしながら
室内側に配置することが可能となり、従つて、
可動ステツプも室内側に配置でき、それによ
り、汚水対策、凍結対策が不要となり、構成を
単純化できる。
(3) 可動ステツプを室内側に格納するため、スラ
イドドア閉時に、スライドドアにステツプとの
分割線が生じることがなく、風切り音の発生防
止及び見栄えの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の車両用ステツプを示す
斜視図、第2図は第1図M−M矢視図、第3図は
第2図N−N矢視図、第4図は実施他例を示す斜
視図である。 1…可動ステツプ、2…車体開口部、3…スラ
イドドア、12…下側ピニオンギヤ(第1のピニ
オンギヤ)、13…ロアブラケツト(作動ブラケ
ツト)、17…ラツクギヤ、24…円弧状ラツク
ギヤ、25…上側ピニオンギヤ(第2のピニオン
ギヤ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体に設けられた車体開口部と、 該車体開口部をスライドにより開閉可能に車体
    に設けられたスライドドアと、 前記車体開口部の下部の車体内側に設けられて
    垂直な格納状態から水平な使用状態まで回動可能
    に車体にヒンジ結合された可動ステツプと、 前記スライドドアのスライドを可動ステツプの
    回動に変換する作動変換手段とを備え、 前記作動変換手段が、スライドドアに車体内側
    へ突設された作動ブラケツトの先端部に設けられ
    たラツクギヤと、該ラツクギヤと噛合可能に車体
    に配設されて前記スライドドアのスライド時にラ
    ツクギヤが噛合して回転される第1のピニオンギ
    ヤと、該第1のピニオンギヤと連動回転可能に連
    結されて車体内側に配設された第2のピニオンギ
    ヤと、該第2のピニオンギヤと噛合されて前記可
    動ステツプに取り付けられ、可動ステツプの回動
    中心を半径として円弧状にギヤが配列された円弧
    状ラツクギヤとで構成されていることを特徴とす
    る車両用ステツプ。
JP18189084A 1984-08-31 1984-08-31 車両用ステツプ Granted JPS6160339A (ja)

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JP18189084A JPS6160339A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両用ステツプ

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JP18189084A JPS6160339A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両用ステツプ

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JPS6160339A JPS6160339A (ja) 1986-03-28
JPH0314661B2 true JPH0314661B2 (ja) 1991-02-27

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JP18189084A Granted JPS6160339A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 車両用ステツプ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2764253B1 (fr) * 1997-06-09 1999-08-27 Peugeot Dispositif de marchepied mobile pour un vehicule automobile
FR2764254B1 (fr) * 1997-06-09 1999-08-27 Peugeot Dispositif de marchepied mobile pour un vehicule automobile
FR2880842B1 (fr) * 2005-01-14 2010-05-28 Renault Sas Porte laterale coulissante de vehicule automobile pourvue d'un marchepied embarque sur des moyens de support mobiles.
JP2015189463A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 株式会社オーテックジャパン 車両の乗降用ステップ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640195U (ja) * 1979-09-04 1981-04-14

Patent Citations (1)

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JPS5640195U (ja) * 1979-09-04 1981-04-14

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JPS6160339A (ja) 1986-03-28

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